JP2022136902A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車での移動予定がある場合に、タイムリーに自動車保険への加入を提案する。【解決手段】情報処理装置は、利用者の前兆行動から、利用者の行動予定を判定する判定部と、利用者の行動予定に応じた保険への加入を提案する提供部と、を備える。例えば、判定部は、利用者の前兆行動から、車での移動予定があるか否かを判定する。そして、提供部は、車での移動予定があると判定された場合、利用者に自動車保険への加入を提案する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
自動車等の走行時における状況の変化に応じた適切な保険に、その場で加入することができる保険加入システム等を提供する技術が開示されている。
特開2003-122930号公報
しかしながら、上記の従来技術では、自動車等の走行時における状況の変化に応じた保険にその場で加入するため、保険の加入が車での移動を開始した後になってしまう。車での移動を最初から保障してもらうためには、車での移動を開始する前に自動車保険に加入することが必要である。しかしながら、保険の加入を失念してしまうことがあり、適切なタイミングでの保険提案が必要である。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、車での移動予定がある場合に、タイムリーに自動車保険への加入を提案することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、利用者の前兆行動から、前記利用者の行動予定を判定する判定部と、前記利用者の行動予定に応じた保険への加入を提案する提供部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、車での移動予定がある場合に、タイムリーに自動車保険への加入を提案することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図5は、利用者情報データベースの一例を示す図である。 図6は、履歴情報データベースの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理方法の概要〕
まず、図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1では、利用者の前兆行動から、利用者の行動予定を判定し、利用者の行動予定に応じた保険への加入を提案する場合を例に挙げて説明する場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。端末装置10と情報提供装置100とは、それぞれネットワークN(図2参照)を介して有線又は無線で互いに通信可能に接続される。本実施形態では、端末装置10は、情報提供装置100と連携する。
端末装置10は、利用者U(ユーザ)により使用されるスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、4G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置10は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、利用者Uから指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、コンテンツ等の表示データに対する各種の操作を受付ける。なお、画面のうち、コンテンツが表示されている領域上で行われた操作を、コンテンツに対する操作としてもよい。また、端末装置10は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。
情報提供装置100は、各利用者Uの端末装置10と連携し、各利用者Uの端末装置10に対して、各種アプリケーション(以下、アプリ)等に対するAPI(Application Programming Interface)サービス等と、各種データを提供する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
また、情報提供装置100は、各利用者Uの端末装置10に対して、オンラインで何らかのWebサービスを提供する情報処理装置であってもよい。例えば、情報提供装置100は、Webサービスとして、インターネット接続、検索サービス、SNS(Social Networking Service)、電子商取引、電子決済、オンラインゲーム、オンラインバンキング、オンライントレーディング、宿泊・チケット予約、動画・音楽配信等のサービスを提供してもよい。実際には、情報提供装置100は、上記のようなWebサービスを提供する各種サーバと連携し、Webサービスを仲介してもよいし、Webサービスの処理を担当してもよい。
なお、情報提供装置100は、利用者Uに関する利用者情報を取得可能である。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの性別、年代、居住地域といった利用者Uの属性に関する情報を取得する。そして、情報提供装置100は、利用者Uを示す識別情報(利用者ID等)とともに利用者Uの属性に関する情報を記憶して管理する。
また、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10から、あるいは利用者ID等に基づいて各種サーバ等から、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得する。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの位置や日時の履歴である位置履歴を端末装置10から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を検索サーバ(検索エンジン)から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴をコンテンツサーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uの商品購入や決済処理の履歴である購入履歴を電子商取引サーバや決済処理サーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uのマーケットプレイスへの出品の履歴である出品履歴や販売履歴を電子商取引サーバや決済サーバから取得してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uの投稿の履歴である投稿履歴を口コミの投稿サービスを提供する投稿サーバやSNSサーバから取得する。
そして、情報提供装置100は、利用者Uの前兆行動から、利用者Uの行動予定を判定し、利用者Uの行動予定に応じた保険への加入を提案する。本実施形態では、情報提供装置100は、利用者Uに車での移動予定(車の運転予定)がある場合に、タイムリーに自動車保険への加入を提案する。具体的には、情報提供装置100は、「これから出かけそう」という動作を利用者Uの行動情報から判定できた場合に、タイムリーに自動車保険への加入を提案する。なお、自動車は自動二輪車等であってもよい。
例えば、情報提供装置100は、利用者Uがカーナビゲーションシステム(カーナビ)で目的地を設定したり、ルートを検索したりした場合に自動車保険への加入を提案する。また、情報提供装置100は、利用者Uが地図で車での移動ルートを検索したり、施設情報を検索したりした場合に自動車保険への加入を提案する。なお、カーナビや地図は、Webサイトであってもよいし、アプリであってもよい。
すなわち、情報提供装置100は、利用者Uの行動から、車での移動予定があるか否かを判定し、車での移動予定があると判定した場合には、利用者Uに自動車保険への加入を提案する。
本実施形態では、特に、利用者Uがマイカー以外の車を運転する場合を想定している。マイカーとは、利用者Uが保有する車である。マイカー以外の車とは、例えば同居していない家族・親族の車や友人の車、又は少なくとも利用者Uが自動車保険の対象者の範囲に含まれていない車等である。情報提供装置100は、利用者Uに対して、自動車保険として1日自動車保険やドライバー保険への加入を提案する。
なお、同居の親の車のように利用者Uが利用可能であり自動車保険の対象者の範囲(家族限定特約等)に含まれている車等はマイカーに含めてもよい。但し、同居の親の車であっても、事故発生時に親の自動車保険を利用して等級を下げることが無いように、1日自動車保険への加入を希望するという需要はある。この場合は、同居の親の車であっても、マイカー以外の車と判断してもよい。
無論、情報提供装置100は、マイカーを運転する利用者Uに対して、通常の自動車保険への加入を提案することも可能である。例えば、情報提供装置100は、マイカーを運転する利用者Uの日常の行動や運転状況に合わせて、新しい自動車保険への加入(自動車保険の乗り換え)を提案してもよい。
〔1-1.基本動作〕
例えば、図1に示すように、利用者Uは、端末装置10を用いて、車での移動(車の運転)の前兆行動を取る(ステップS1)。車での移動の前兆行動とは、例えば、利用者Uがカーナビゲーションシステム(カーナビ)で目的地を設定したり、ルートを検索したりすることである。あるいは、利用者Uが地図で車での移動ルートを検索したり、施設情報を検索したりすることであってもよい。
続いて、情報提供装置100は、利用者Uが車での移動の前兆行動を取ったと判断した場合、利用者Uに車での移動の予定ありと判定する(ステップS2)。このとき、情報提供装置100は、例えば車での移動の前兆行動と実際に車での移動をした結果とをデータセットとして、RNN(Recurrent Neural Network)やLSTM(Long short-term memory)等を用いた機械学習を経て、車での移動を推定するための学習モデルを生成し、この学習モデルに車での移動の前兆行動を入力することで、車での移動を推定するようにしてもよい。なお、車での移動の前兆行動と実際に車での移動をした結果とは、各利用者Uの履歴情報から取得してもよい。また、車での移動の前兆行動と利用者Uの属性情報とを組み合わせて、車での移動を推定してもよい。
続いて、情報提供装置100は、利用者Uの車での移動の予定がマイカーでの移動であるか否かを判定する(ステップS3)。例えば、情報提供装置100は、利用者Uが運転免許証やマイカーを保有しているか否かを判定する。そして、利用者Uが運転免許証やマイカーを保有していない場合は、マイカーでの移動ではないと判定する。なお、実際には、情報提供装置100は、利用者Uの車での移動の前兆行動の判断と、マイカー判定とを、同時に行うようにしてもよい。
続いて、情報提供装置100は、利用者Uに対して、自動車保険への加入を提案する(ステップS4)。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの車での移動の予定がマイカーでの移動ではないと判定した場合には、自動車保険として1日自動車保険やドライバー保険への加入を提案する。また、情報提供装置100は、利用者Uの車での移動の予定がマイカーでの移動であると判定した場合には、新しい自動車保険への加入(自動車保険の乗り換え)を提案する。
〔1-2.自動車保険の提案方法〕
ここで、自動車保険の提案方法の詳細について説明する。
例えば、情報提供装置100は、利用者Uが端末装置10を用いて、カーナビの目的地選択画面A1で目的地検索し、目的地詳細画面A2で目的地詳細を確認した場合、利用者Uが車で移動しようとしていると判断して自動車保険への加入をリコメンドするメッセージM1を表示する。なお、実際には、情報提供装置100は、利用者Uがカーナビの目的地選択画面A1で目的地検索した時点で、利用者Uが車で移動しようとしていると判断して自動車保険への加入をリコメンドするメッセージM1を表示してもよい。
あるいは、情報提供装置100は、利用者Uが端末装置10を用いて、カーナビのルート検索画面Bでルート検索した場合、検索されたルートのナビゲーション(案内)を開始する直前に(又は開始するタイミングで)、自動車保険への加入をリコメンドするメッセージM2を表示する。例えば、情報提供装置100は、ルート案内の開始ボタンが押される前の画面に、自動車保険への加入をリコメンドするメッセージM2を表示する。
また、情報提供装置100は、利用者Uが端末装置10を用いて、地図サイトや地図アプリ等の地図表示画面Cで、移動手段として車を指定してルート検索した場合、利用者Uが車で移動しようとしていると判断して自動車保険への加入をリコメンドするメッセージM3を表示する。
なお、自動車保険への加入をリコメンドするメッセージM1、M2及びM3はそれぞれ、自動車保険の案内ページへのリンクとなっている。なお、メッセージM1、M2及びM3は、プッシュ通知であってもよいし、ポップアップやダイアログ等であってもよい。
また、実際には、情報提供装置100は、利用者UがメッセージM1、M2及びM3をタップ(又はクリック)した際に、利用者Uの属性情報や事前の入力情報等に基づいて、保険加入に必要な入力項目を埋めた状態のページを表示し、保険加入の申し込み又はキャンセル(「はい」又は「いいえ」)を利用者Uに選択させるだけとしてもよい。
また、タイミングとしては、カーナビでの目的地確認は、車での移動を開始する前や、事前の下調べであると推測される。また、カーナビのルート検索は、まさに車での移動の開始の直前であると推測される。また、地図サイトや地図アプリ等で車での移動を指定してのルート検索は、事前の下調べであると推測される。利用者Uが車での移動を予定しているタイミングで自動車保険への加入をリコメンドすることは、全く関係ないタイミングで自動車保険への加入をリコメンドするよりも、強い訴求効果があると期待される。
〔1-3.その他の車での移動の前兆行動〕
次に、上記以外の車での移動の前兆行動の例について説明する。
情報提供装置100は、利用者Uが地図上で検索した場所が車での移動以外で容易に到達可能ではない場合には、車での移動の前兆行動であると判断する。例えば、情報提供装置100は、利用者Uが地図上で検索した場所が山奥であったり、周辺に駅やバス停がなく公共交通機関で移動できない場所であったりする場合には、車での移動の前兆行動であると判断する。
また、情報提供装置100は、親元から離れて暮らす利用者Uが実家に帰省(里帰り)しようとしており、利用者Uの実家に家族の車が存在し、実家の所在地を出発予定地としてルート検索している場合や、過去に利用者Uが家族の車を運転した行動履歴がある場合は、車での移動の前兆行動であると判断してもよい。利用者Uの実家への帰省については、例えば鉄道や高速バス等の乗車券の予約・購入や利用者Uのスケジュール情報(又はカレンダー情報)等に基づいて判断してもよい。
また、情報提供装置100は、利用者Uが友人グループ等、複数人の集団で車での旅行等を計画している場合、車での移動の前兆行動であると判断してもよい。例えば、友人の車での移動であっても、途中で利用者Uが運転を交代する可能性がある。複数人の集団での車での移動の計画については、各利用者Uのスケジュール情報やSNS等に基づいて判断してもよい。
また、情報提供装置100は、利用者Uが検索エンジン等で道路交通情報(渋滞情報や規制情報等)を検索した場合や、1日自動車保険について検索した場合に、車での移動の前兆行動であると判断してもよい。
〔1-4.マイカー判定〕
次に、マイカー判定の例について説明する。
例えば、情報提供装置100は、利用者Uの属性情報に基づいて、利用者Uが自動車の運転免許証を保有しているか否かを判定する。なお、情報提供装置100は、利用者Uの属性情報に限らず、利用者Uの履歴情報に基づいて、利用者Uが自動車の運転免許証を保有しているか否かを判定してもよい。例えば、免許センターでの滞在を示す位置履歴や、運転免許合宿の参加及び運転免許証の交付を受けた旨を示すSNSの投稿履歴に基づいて、利用者Uが自動車の運転免許証を保有しているか否かを判定してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uが日常的に車を運転していることを示す行動履歴やSNSの投稿履歴に基づいて、利用者Uが自動車の運転免許証を保有しているか否かを判定してもよい。そして、利用者Uが運転免許証を保有していない場合は、マイカーでの移動ではないと判定する。この場合、自動車保険の加入の提案も行わない。
また、情報提供装置100は、利用者Uの属性情報に基づいて、利用者Uが車を保有しているか否かを判定する。なお、情報提供装置100は、利用者Uの属性情報に限らず、利用者Uの履歴情報に基づいて、利用者Uが車を保有しているか否かを判定してもよい。例えば、情報提供装置100は、利用者Uが車や車のパーツ等を購入した旨を示す購入履歴に基づいて、利用者Uが車を保有しているか否かを判定してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uが車を修理・改造した旨を示す決済履歴に基づいて、利用者Uが車を保有しているか否かを判定してもよい。そして、利用者Uが車を保有していない場合は、マイカーでの移動ではないと判定する。
また、情報提供装置100は、普段車を運転していない利用者Uがカーナビや地図でルート検索しているか否かを判定する。そして、普段車を運転していない利用者Uがカーナビや地図でルート検索している場合は、マイカーでの移動ではないと判定する。例えば、月に1、2回、又は年に数回程度しか車を運転していない利用者Uがカーナビや地図でルート検索している場合は、マイカーでの移動ではないと判定する。
また、情報提供装置100は、利用者Uの車での移動の出発予定地が利用者Uの居住地の周辺であるか否かを判定する。そして、利用者Uの車での移動の出発予定地が利用者Uの居住地の周辺ではない場合は、マイカーでの移動ではないと判定する。
また、情報提供装置100は、利用者Uの車での移動が業務としての車での移動であるか否かを判定する。そして、利用者Uの車での移動が業務としての車での移動である場合は、マイカーでの移動ではないと判定する。例えば、利用者Uが日常的に社用車(営業車等)を運転しており、利用者Uの車での移動が勤務時間内であったり、車での移動の出発予定地が利用者Uの勤務地の周辺であったりする場合には、マイカーでの移動ではないと判定する。
また、情報提供装置100は、利用者Uがレンタカーやカーシェアリングを予約しているか否かを判定する。そして、利用者Uがレンタカーやカーシェアリングを予約している場合は、マイカーでの移動ではないと判定する。レンタカーやカーシェアリングの場合には補償が予め利用料金の中に含まれていたり、オプションの保険があったりするので、自動車保険の加入の提案を行わない。
なお、情報提供装置100は、車での移動の予定ありと判定した利用者Uに対して、無条件で自動車保険への加入を提案する場合には、マイカーでの移動であるか否かを判定しなくてもよい。
〔1-5.追加の保険提案〕
次に、自動車保険への加入の提案とともに、又は自動車保険以外に、追加の保険への加入を提案する例について説明する。ここでは、1日単位で加入できる少額短期保険への加入を提案する例について説明する。
例えば、情報提供装置100は、利用者Uのルート検索の目的地がゴルフ場である場合や、ゴルフ場予約を行った場合に、ゴルフ保険(ゴルファー保険)への加入を提案してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uが車での移動の前兆行動とともに、ゴルフクラブの配送の手配を行った場合に、ゴルフ保険(ゴルファー保険)への加入を提案してもよい。
また、情報提供装置100は、利用者Uのルート検索の目的地が海や山、川、湖沼等である場合、レジャー保険への加入を提案してもよい。
すなわち、本実施形態では、情報提供装置100は、利用者Uが所定の行動の前兆となる行動(前兆行動)を取った場合に、利用者Uが当該所定の行動を取る予定であると判断し、当該所定の行動に関連する保険への加入を提案する。
近年、1日自動車保険の需要は増大しているが、1日自動車保険は加入の間口が意外と狭く、その他の保険商品と比べてシステムによる自動的な提案がし辛い保険商品でもある。例えば、ゴルフ保険やレジャー保険であれば、目的地となる場所や施設と紐づけて提案することも可能であるが、1日自動車保険の場合は、利用者が加入対象者であるか否かを認識することが容易ではなく、従来は利用者側からの自発的な加入に頼っていた。
本実施形態では、利用者が車で移動するか否か、マイカー以外の車での移動であるか否かを判断し、利用者に対して積極的に1日自動車保険への加入を提案することができる。
〔2.情報処理システムの構成例〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報提供装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
また、図2に示す情報処理システム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、図2では、図示の簡略化のため、端末装置10を1台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、2台以上であってもよい。
端末装置10は、利用者Uによって使用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイス、フィーチャーフォン、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、通信機能を備えたゲーム機、カーナビゲーションシステム、スマートウォッチやヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブルデバイス(Wearable Device)、スマートグラス等である。
また、かかる端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)等の無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報提供装置100と通信することができる。
情報提供装置100は、例えばPCやサーバ装置、あるいはメインフレーム又はワークステーション等である。なお、情報提供装置100は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよい。
〔3.端末装置の構成例〕
次に、図3を用いて、端末装置10の構成について説明する。図3は、端末装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、測位部14と、センサ部20と、制御部30(コントローラ)と、記憶部40とを備える。
(通信部11)
通信部11は、ネットワークN(図2参照)と有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報提供装置100との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
(表示部12)
表示部12は、位置情報等の各種情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)である。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。
(入力部13)
入力部13は、利用者Uから各種操作を受け付ける入力デバイスである。また、入力部13は、例えば、文字や数字等を入力するためのボタン等を有する。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。なお、入力部13は、利用者Uから音声入力を受け付けるマイク等であってもよい。マイクはワイヤレスであってもよい。
(測位部14)
測位部14は、GPS(Global Positioning System)の衛星から送出される信号(電波)を受信し、受信した信号に基づいて、自装置である端末装置10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度及び経度)を取得する。すなわち、測位部14は、端末装置10の位置を測位する。なお、GPSは、GNSS(Global Navigation Satellite System)の一例に過ぎない。
また、測位部14は、GPS以外にも、種々の手法により位置を測位することができる。例えば、測位部14は、位置補正等のための補助的な測位手段として、下記のように、端末装置10の様々な通信機能を利用して位置を測位してもよい。
(Wi-Fi測位)
例えば、測位部14は、端末装置10のWi-Fi(登録商標)通信機能や、各通信会社が備える通信網を利用して、端末装置10の位置を測位する。具体的には、測位部14は、Wi-Fi通信等を行い、付近の基地局やアクセスポイントとの距離を測位することにより、端末装置10の位置を測位する。
(ビーコン測位)
また、測位部14は、端末装置10のBluetooth(登録商標)機能を利用して位置を測位してもよい。例えば、測位部14は、Bluetooth(登録商標)機能によって接続されるビーコン(beacon)発信機と接続することにより、端末装置10の位置を測位する。
(地磁気測位)
また、測位部14は、予め測定された構造物の地磁気のパターンと、端末装置10が備える地磁気センサとに基づいて、端末装置10の位置を測位する。
(RFID測位)
また、例えば、端末装置10が駅改札や店舗等で使用される非接触型ICカードと同等のRFID(Radio Frequency Identification)タグの機能を備えている場合、もしくはRFIDタグを読み取る機能を備えている場合、端末装置10によって決済等が行われた情報とともに、使用された位置が記録される。測位部14は、かかる情報を取得することで、端末装置10の位置を測位してもよい。また、位置は、端末装置10が備える光学式センサや、赤外線センサ等によって測位されてもよい。
測位部14は、必要に応じて、上述した測位手段の一つ又は組合せを用いて、端末装置10の位置を測位してもよい。
(センサ部20)
センサ部20は、端末装置10に搭載又は接続される各種のセンサを含む。なお、接続は、有線接続、無線接続を問わない。例えば、センサ類は、ウェアラブルデバイスやワイヤレスデバイス等、端末装置10以外の検知装置であってもよい。図3に示す例では、センサ部20は、加速度センサ21と、ジャイロセンサ22と、気圧センサ23と、気温センサ24と、音センサ25と、光センサ26と、磁気センサ27と、画像センサ(カメラ)28とを備える。
なお、上記した各センサ21~28は、あくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、センサ部20は、各センサ21~28のうちの一部を備える構成であってもよいし、各センサ21~28に加えてあるいは代えて、湿度センサ等その他のセンサを備えてもよい。
加速度センサ21は、例えば、3軸加速度センサであり、端末装置10の移動方向、速度、及び、加速度等の端末装置10の物理的な動きを検知する。ジャイロセンサ22は、端末装置10の角速度等に基づいて3軸方向の傾き等の端末装置10の物理的な動きを検知する。気圧センサ23は、例えば端末装置10の周囲の気圧を検知する。
端末装置10は、上記した加速度センサ21やジャイロセンサ22、気圧センサ23等を備えることから、これらの各センサ21~23等を利用した歩行者自律航法(PDR:Pedestrian Dead-Reckoning)等の技術を用いて端末装置10の位置を測位することが可能になる。これにより、GPS等の測位システムでは取得することが困難な屋内での位置情報を取得することが可能になる。
例えば、加速度センサ21を利用した歩数計により、歩数や歩くスピード、歩いた距離を算出することができる。また、ジャイロセンサ22を利用して、利用者Uの進行方向や視線の方向、体の傾きを知ることができる。また、気圧センサ23で検知した気圧から、利用者Uの端末装置10が存在する高度やフロアの階数を知ることもできる。
気温センサ24は、例えば端末装置10の周囲の気温を検知する。音センサ25は、例えば端末装置10の周囲の音を検知する。光センサ26は、端末装置10の周囲の照度を検知する。磁気センサ27は、例えば端末装置10の周囲の地磁気を検知する。画像センサ28は、端末装置10の周囲の画像を撮像する。
上記した気圧センサ23、気温センサ24、音センサ25、光センサ26及び画像センサ28は、それぞれ気圧、気温、音、照度を検知したり、周囲の画像を撮像したりすることで、端末装置10の周囲の環境や状況等を検知することができる。また、端末装置10の周囲の環境や状況等から、端末装置10の位置情報の精度を向上させることが可能になる。
(制御部30)
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部30は、送信部31と、受信部32と、処理部33とを備える。
(送信部31)
送信部31は、例えば入力部13を用いて利用者Uにより入力された各種情報や、端末装置10に搭載又は接続された各センサ21~28によって検知された各種情報、測位部14によって測位された端末装置10の位置情報等を、通信部11を介して情報提供装置100へ送信することができる。
(受信部32)
受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100から提供される各種情報や、情報提供装置100からの各種情報の要求を受信することができる。
(処理部33)
処理部33は、表示部12等を含め、端末装置10全体を制御する。例えば、処理部33は、送信部31によって送信される各種情報や、受信部32によって受信された情報提供装置100からの各種情報を表示部12へ出力して表示させることができる。
(記憶部40)
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部40には、各種プログラムや各種データ等が記憶される。
〔4.情報処理装置の構成例〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る情報提供装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報提供装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、情報提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークN(図2参照)と有線又は無線で接続される。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図4に示すように、記憶部120は、利用者情報データベース121と、履歴情報データベース122とを有する。
(利用者情報データベース121)
利用者情報データベース121は、利用者Uに関する利用者情報を記憶する。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの属性等の種々の情報を記憶する。図5は、利用者情報データベース121の一例を示す図である。図5に示した例では、利用者情報データベース121は、「利用者ID(Identifier)」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「興味」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「年齢」は、利用者IDにより識別される利用者Uの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、利用者IDにより識別される利用者Uの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、利用者IDにより識別される利用者Uの性別を示す。
また、「自宅」は、利用者IDにより識別される利用者Uの自宅の位置情報を示す。なお、図5に示す例では、「自宅」は、「LC11」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「自宅」は、地域名や住所であってもよい。
また、「勤務地」は、利用者IDにより識別される利用者Uの勤務地(学生の場合は学校)の位置情報を示す。なお、図5に示す例では、「勤務地」は、「LC12」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「勤務地」は、地域名や住所であってもよい。
また、「興味」は、利用者IDにより識別される利用者Uの興味を示す。すなわち、「興味」は、利用者IDにより識別される利用者Uが関心の高い対象を示す。例えば、「興味」は、利用者Uが検索エンジンに入力して検索した検索クエリ(キーワード)等であってもよい。なお、図5に示す例では、「興味」は、各利用者Uに1つずつ図示するが、複数であってもよい。
例えば、図5に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uの年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、自宅が「LC11」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、勤務地が「LC12」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「スポーツ」に興味があることを示す。
ここで、図5に示す例では、「U1」、「LC11」及び「LC12」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「LC11」及び「LC12」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な値を図示する場合がある。
なお、利用者情報データベース121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの端末装置10に関する各種情報を記憶してもよい。また、利用者情報データベース121は、利用者Uのデモグラフィック(人口統計学的属性)、サイコグラフィック(心理学的属性)、ジオグラフィック(地理学的属性)、ベヘイビオラル(行動学的属性)等の属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、氏名、家族構成、出身地(地元)、職業、職位、収入、資格、居住形態(戸建、マンション等)、車の有無、通学・通勤時間、通学・通勤経路、定期券区間(駅、路線等)、利用頻度の高い駅(自宅・勤務地の最寄駅以外)、習い事(場所、時間帯等)、趣味、興味、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。また、利用者情報データベース121は、利用者Uの実家や友人の家の所在地に関する情報を記憶してもよい。
(履歴情報データベース122)
履歴情報データベース122は、利用者Uの行動を示す履歴情報(ログデータ)に関する各種情報を記憶する。図6は、履歴情報データベース122の一例を示す図である。図6に示した例では、履歴情報データベース122は、「利用者ID」、「位置履歴」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購買履歴」、「投稿履歴」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「位置履歴」は、利用者Uの位置や移動の履歴である位置履歴を示す。また、「検索履歴」は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を示す。また、「閲覧履歴」は、利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴を示す。また、「購買履歴」は、利用者Uによる購買の履歴である購買履歴を示す。また、「投稿履歴」は、利用者Uによる投稿の履歴である投稿履歴を示す。なお、「投稿履歴」は、利用者Uの所有物に関する質問を含んでいてもよい。
例えば、図6に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「位置履歴#1」の通りに移動し、「検索履歴#1」の通りに検索し、「閲覧履歴#1」の通りにコンテンツを閲覧し、「購買履歴#1」の通りに所定の店舗等で所定の商品等を購入し、「投稿履歴」の通りに投稿したことを示す。
ここで、図6に示す例では、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購買履歴#1」及び「投稿履歴#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購買履歴#1」及び「投稿履歴#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、履歴情報データベース122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、履歴情報データベース122は、利用者Uの所定のサービスの利用履歴等を記憶してもよい。また、履歴情報データベース122は、利用者Uの実店舗の来店履歴又は施設の訪問履歴等を記憶してもよい。また、履歴情報データベース122は、利用者Uの端末装置10を用いた決済(電子決済)での決済履歴等を記憶してもよい。
(制御部130)
図4に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報提供装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図4に示す例では、制御部130は、取得部131と、判定部132と、提供部133とを有する。
(取得部131)
取得部131は、通信部110を介して、日常的に、利用者Uの端末装置10の位置情報を取得する。例えば、取得部131は、通信部110を介して、常時又は周期的に、位置情報を取得する。また、取得部131は、利用者Uが端末装置10を用いて何らかのサイトやアプリを利用した際に、通信部110を介して、その時点での端末装置10の位置情報を取得する。
また、取得部131は、通信部110を介して、利用者Uに関する利用者情報を取得する。例えば、取得部131は、利用者Uの端末装置10から、利用者Uを示す識別情報(利用者ID等)や、利用者Uの位置情報、利用者Uの属性情報等を取得する。また、取得部131は、利用者Uのユーザ登録時に、利用者Uを示す識別情報や、利用者Uの属性情報等を取得してもよい。そして、取得部131は、利用者情報を、記憶部120の利用者情報データベース121に登録する。
また、取得部131は、通信部110を介して、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得する。例えば、取得部131は、利用者Uの端末装置10から、あるいは利用者ID等に基づいて各種サーバ等から、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報を取得する。そして、取得部131は、各種の履歴情報を、記憶部120の履歴情報データベース122に登録する。
(判定部132)
判定部132は、利用者Uの前兆行動から、利用者Uの行動予定を判定する。本実施形態では、判定部132は、利用者Uの前兆行動から、車での移動予定(車の運転予定)があるか否かを判定する。
例えば、判定部132は、利用者Uの前兆行動として、カーナビで目的地検索した際に、目的地詳細を確認した場合に、車での移動予定があると判定する。また、判定部132は、利用者Uの前兆行動として、カーナビでルート検索した場合に、車での移動予定があると判定する。また、判定部132は、利用者Uの前兆行動として、地図で車での移動ルートを検索した場合に、車での移動予定があると判定する。
このとき、判定部132は、例えば車での移動(車の運転)の前兆行動と実際に車での移動をした結果とをデータセットとして、RNN(Recurrent Neural Network)やLSTM(Long short-term memory)等を用いた機械学習を経て、車での移動を推定するための学習モデルを生成し、この学習モデルに車での移動の前兆行動を入力することで、車での移動を推定するようにしてもよい。なお、車での移動の前兆行動と実際に車での移動をした結果とは、各利用者Uの履歴情報から取得してもよい。また、車での移動の前兆行動と利用者Uの属性情報とを組み合わせて、車での移動を推定してもよい。すなわち、判定部132は、車での移動を推定する推定部であってもよい。
また、判定部132は、車での移動予定があると判定された利用者Uの車での移動の予定がマイカーでの移動であるか否かを判定する。例えば、判定部132は、利用者Uの属性情報や履歴情報等から、利用者Uの車での移動の予定がマイカーでの移動であるか否かを判定する。
また、判定部132は、利用者Uの前兆行動から、ゴルフの予定があるか否かを判定する。例えば、判定部132は、利用者Uがゴルフ場を目的地として目的地の詳細確認やルート検索をした場合や、ゴルフ場予約やゴルフクラブの配送の手配をした場合に、ゴルフの予定があると判定する。
また、判定部132は、利用者Uの前兆行動から、レジャーの予定があるか否かを判定する。例えば、判定部132は、利用者Uが海・山・川等やスキー場等を目的地として目的地の詳細確認やルート検索をした場合や、レジャー施設の予約等をした場合に、レジャーの予定があると判定する。
このとき、判定部132は、利用者Uの普段の行動や、現在の利用者Uの状況(コンテキスト)に合わせて、利用者Uに適した保険を判定してもよい。
(提供部133)
提供部133は、通信部110を介して、利用者Uの行動予定に応じた保険への加入を提案する。また、提供部133は、保険として、利用者Uの行動予定に応じた少額短期保険への加入を提案する。本実施形態では、提供部133は、車での移動予定があると判定された場合、利用者Uに自動車保険への加入を提案する。
また、提供部133は、カーナビでルート検索された場合、検索されたルートの案内の開始前に、利用者Uに自動車保険への加入を提案する。
提供部133は、利用者Uの車での移動の予定がマイカーでの移動であると判定された場合、利用者Uに自動車保険の乗り換えを提案する。反対に、提供部133は、利用者Uの車での移動の予定がマイカーでの移動ではないと判定された場合、利用者Uに1日自動車保険への加入を提案する。
また、提供部133は、ゴルフの予定があると判定された場合に、利用者Uにゴルフ保険への加入を提案する。また、提供部133は、レジャーの予定があると判定された場合に、利用者Uにレジャー保険への加入を提案する。
このとき、提供部133は、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10に、利用者Uの行動予定に応じた保険への加入を提案するメッセージを表示する。メッセージは、保険の案内ページへのリンクとなっている。なお、メッセージは、ポップアップやダイアログであってもよい。
〔5.処理手順〕
次に、図7を用いて実施形態に係る情報提供装置100による処理手順について説明する。図7は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報提供装置100の制御部130によって繰り返し実行される。
図7に示すように、情報提供装置100の取得部131は、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10から、所定の行動の前兆となる行動(前兆行動)に関する情報を取得する(ステップS101)。本実施形態では、所定の行動として車での移動を例に説明する。
続いて、情報提供装置100の判定部132は、利用者Uの前兆行動から、車での移動予定の有無を判定する(ステップS102)。例えば、判定部132は、利用者Uの前兆行動として、利用者Uがカーナビゲーションシステム(カーナビ)で目的地を設定したり、ルートを検索したりしたことを示す情報を取得した場合、あるいは、利用者Uが地図で車での移動ルートを検索したり、施設情報を検索したりすることを示す情報を取得した場合、利用者Uに車での移動予定ありと判定する。
続いて、情報提供装置100の判定部132は、利用者Uに車での移動予定ありと判定した場合(ステップS102;Yes)、利用者Uの車での移動予定がマイカーでの移動であるか否かを判定する(ステップS103)。例えば、判定部132は、利用者Uの属性情報や履歴情報等に基づいて、利用者Uの車での移動予定がマイカーでの移動であるか否かを判定する。
このとき、情報提供装置100の判定部132は、利用者Uの車での移動予定がマイカーでの移動であると判定した場合(ステップS103;Yes)、利用者Uに対して、新しい自動車保険への加入(自動車保険の乗り換え)を提案する(ステップS104)。
反対に、情報提供装置100の判定部132は、利用者Uの車での移動予定がマイカーでの移動ではないと判定した場合(ステップS103;No)、利用者Uに対して、1日自動車保険やドライバー保険への加入を提案する(ステップS105)。
なお、情報提供装置100の判定部132は、利用者Uに車での移動予定ありと判定しなかった場合(ステップS102;No)、上記の自動車保険への加入の提案に関する処理を行わない。
続いて、情報提供装置100の判定部132は、利用者Uの目的地が所定の目的地であるか否かを判定する(ステップS106)。例えば、判定部132は、利用者Uの目的地がゴルフ場やレジャーに関連する場所であるか否かを判定する。
情報提供装置100の判定部132は、利用者Uの目的地が所定の目的地であると判定した場合(ステップS106;Yes)、所定の目的地に応じた少額短期保険への加入を提案する(ステップS107)。例えば、判定部132は、利用者Uの目的地がゴルフ場であると判定した場合には、1日単位のゴルフ保険への加入を提案する。また、判定部132は、利用者Uの目的地がレジャーに関連する場所であると判定した場合には、1日単位のレジャー保険への加入を提案する。
〔6.変形例〕
上述した端末装置10及び情報提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上記の実施形態において、情報提供装置100が実行している処理の一部又は全部は、実際には、端末装置10が実行してもよい。例えば、スタンドアローン(Stand-alone)で(端末装置10単体で)処理が完結してもよい。この場合、端末装置10に、上記の実施形態における情報提供装置100の機能が備わっているものとする。また、上記の実施形態では、端末装置10は情報提供装置100と連携しているため、利用者Uから見れば、情報提供装置100の処理も端末装置10が実行しているように見える。すなわち、他の観点では、端末装置10は、情報提供装置100を備えているともいえる。
また、上記の実施形態において、利用者Uは、カーナビや地図上で出発予定地や目的地を、POI(Point of Interest)を用いて指定してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uに対して、POIに応じた保険商品を提案してもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、マイカー判定に加えて、利用者の利用予定の車が、友人から借りた車や、親から借りた車であるか判定してもよい。例えば、マイカーを保有していない利用者Uが実家に里帰りした際に、利用者Uの実家の周辺の場所でルート検索した場合、親から借りた車で移動しようとしていると判定してもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uが所定の行動を所定の期間内に起こしそうかを推定し、起こしそうな場合は、その行動と関連する保険への加入を提案してもよい。例えば、情報提供装置100は、利用者Uのスケジュール情報(又はカレンダー情報)やSNSに基づいて、利用者Uが所定の日時に車での移動予定があると判定した場合には、車での移動予定日の前日に、利用者Uに自動車保険への加入を提案する。あるいは、情報提供装置100は、利用者Uが毎週決められた曜日の決められた時間に他人の車を借りて運転している場合、その曜日のその時間の1時間前に、利用者Uに自動車保険への加入を提案する。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの一連の行動予定に応じて、それぞれの行動に応じた複数の保険への加入を一括して提案してもよい。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10に、複数の保険への加入を一括して提案するメッセージを表示し、利用者Uがそのメッセージをタップ(又はクリック)した際に、それぞれの行動に応じた複数の保険のリストと、一括申し込みボタンとが表示されたページに遷移するようにしてもよい。これにより、情報提供装置100は、利用者Uに対して、例えば自動車保険とゴルフ保険(又はレジャー保険)への加入を一括して提案することができる。さらに、情報提供装置100は、自動車保険等とともに、傷病に関する少額短期保険や旅行保険等への加入を提案してもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの前兆行動と、利用者Uに提案する保険とを紐づけて記憶し、利用者Uが前兆行動を取った場合に、その前兆行動に紐づけられた保険への加入を提案してもよい。
〔7.効果〕
上述してきたように、本願に係る情報処理装置(端末装置10及び情報提供装置100)は、利用者Uの前兆行動から、利用者Uの行動予定を判定する判定部132と、利用者Uの行動予定に応じた保険への加入を提案する提供部133と、を備える。
また、判定部132は、利用者Uの前兆行動から、車での移動予定があるか否かを判定する。そして、提供部133は、車での移動予定があると判定された場合、利用者Uに自動車保険への加入を提案する。
例えば、判定部132は、利用者Uの前兆行動として、カーナビで目的地検索した際に、車での移動予定があると判定する。
また、判定部132は、利用者Uの前兆行動として、カーナビでルート検索した場合に、車での移動予定があると判定する。そして、提供部133は、検索されたルートの案内の開始前に、利用者Uに自動車保険への加入を提案する。
また、判定部132は、利用者Uの前兆行動として、地図で車での移動ルートを検索した場合に、車での移動予定があると判定する。
また、判定部132は、利用者Uの車での移動の予定がマイカーでの移動であるか否かを判定する。そして、提供部133は、利用者Uの車での移動の予定がマイカーでの移動であると判定された場合、利用者Uに自動車保険の乗り換えを提案する。
また、提供部133は、利用者Uの車での移動の予定がマイカーでの移動ではないと判定された場合、利用者Uに1日自動車保険への加入を提案する。
また、判定部132は、利用者Uの前兆行動から、ゴルフの予定があるか否かを判定する。そして、提供部133は、ゴルフの予定があると判定された場合に、利用者Uにゴルフ保険への加入を提案する。
また、判定部132は、利用者Uの前兆行動から、レジャーの予定があるか否かを判定する。そして、提供部133は、レジャーの予定があると判定された場合に、利用者Uにレジャー保険への加入を提案する。
また、提供部133は、保険として、利用者Uの行動予定に応じた少額短期保険への加入を提案する。
上述した各処理のいずれかもしくは組合せにより、本願に係る情報処理装置は、車での移動予定がある場合に、タイムリーに自動車保険への加入を提案することができる。具体的には、「これから出かけそう」という動作を行動情報から判定できた場合に、タイムリーに自動車保険への加入を提案する。例えば、カーナビで目的地を設定したり、ルートを検索したりした場合に自動車保険への加入を提案する。また、地図で車での移動ルートを検索したり、施設情報を検索したりした場合に自動車保険への加入を提案する。
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る端末装置10や情報提供装置100は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置100を例に挙げて説明する。図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。演算装置1030は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現される。
一次記憶装置1040は、RAM(Random Access Memory)等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。二次記憶装置1050は、内蔵ストレージであってもよいし、外付けストレージであってもよい。また、二次記憶装置1050は、USBメモリやSD(Secure Digital)メモリカード等の取り外し可能な記憶媒体であってもよい。また、二次記憶装置1050は、クラウドストレージ(オンラインストレージ)やNAS(Network Attached Storage)、ファイルサーバ等であってもよい。
出力I/F1060は、ディスプレイ、プロジェクタ、及びプリンタ等といった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力I/F1070は、マウス、キーボード、キーパッド、ボタン、及びスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、例えば、USB等により実現される。
また、出力I/F1060及び入力I/F1070はそれぞれ出力装置1010及び入力装置1020と無線で接続してもよい。すなわち、出力装置1010及び入力装置1020は、ワイヤレス機器であってもよい。
また、出力装置1010及び入力装置1020は、タッチパネルのように一体化していてもよい。この場合、出力I/F1060及び入力I/F1070も、入出力I/Fとして一体化していてもよい。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。
ネットワークI/F1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力I/F1060や入力I/F1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器から取得したプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行してもよい。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器と連携し、プログラムの機能やデータ等を他の機器の他のプログラムから呼び出して利用してもよい。
〔9.その他〕
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報提供装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
100 情報提供装置
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報データベース
122 履歴情報データベース
130 制御部
131 取得部
132 判定部
133 提供部
本願に係る情報処理装置は、利用者の前兆行動から、前記利用者の行動予定を判定する判定部と、前記利用者の行動予定に応じた保険への加入を提案する提供部と、を備え、前記判定部は、前記利用者の前兆行動から、車での移動予定があるか否かを判定し、車での移動予定がある場合、前記利用者の属性情報又は履歴情報から、車での移動予定がマイカーでの移動予定であるか否かを判定し、前記提供部は、車での移動予定がマイカーでの移動予定ではないと判定された場合、前記利用者に1日自動車保険への加入を提案することを特徴とする。

Claims (12)

  1. 利用者の前兆行動から、前記利用者の行動予定を判定する判定部と、
    前記利用者の行動予定に応じた保険への加入を提案する提供部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定部は、前記利用者の前兆行動から、車での移動予定があるか否かを判定し、
    前記提供部は、車での移動予定があると判定された場合、前記利用者に自動車保険への加入を提案する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定部は、前記利用者の前兆行動として、カーナビで目的地検索した際に、車での移動予定があると判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定部は、前記利用者の前兆行動として、カーナビでルート検索した場合に、車での移動予定があると判定し、
    前記提供部は、検索されたルートの案内の開始前に、前記利用者に自動車保険への加入を提案する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定部は、前記利用者の前兆行動として、地図で車での移動ルートを検索した場合に、車での移動予定があると判定する
    ことを特徴とする請求項2~4のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、前記利用者の車での移動の予定がマイカーでの移動であるか否かを判定し、
    前記提供部は、前記利用者の車での移動の予定がマイカーでの移動であると判定された場合、前記利用者に自動車保険の乗り換えを提案する
    ことを特徴とする請求項2~4のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記提供部は、前記利用者の車での移動の予定がマイカーでの移動ではないと判定された場合、前記利用者に1日自動車保険への加入を提案する
    ことを特徴とする請求項2~4のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記判定部は、前記利用者の前兆行動から、ゴルフの予定があるか否かを判定し、
    前記提供部は、ゴルフの予定があると判定された場合に、前記利用者にゴルフ保険への加入を提案する
    ことを特徴とする請求項1~5のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記判定部は、前記利用者の前兆行動から、レジャーの予定があるか否かを判定し、
    前記提供部は、レジャーの予定があると判定された場合に、前記利用者にレジャー保険への加入を提案する
    ことを特徴とする請求項1~6のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記提供部は、前記保険として、前記利用者の行動予定に応じた少額短期保険への加入を提案する
    ことを特徴とする請求項1~9のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    利用者の前兆行動から、前記利用者の行動予定を判定する判定工程と、
    前記利用者の行動予定に応じた保険への加入を提案する提供工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  12. 利用者の前兆行動から、前記利用者の行動予定を判定する判定手順と、
    前記利用者の行動予定に応じた保険への加入を提案する提供手順と
    をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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