JP7342195B1 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】人数の経時的変化の可視化に関する新たなサービスを提供すること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、利用者から地域の指定を受け付ける入力部と、前記利用者により指定された地域の将来の気象に関する予測情報に基づいて推定される将来の各日時における人口を日付と時間とを軸とした行列形式で表現した人口マトリクスとして画面に表示する表示制御部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
地図上において顧客等の対象者の分布をヒートマップとして表示する技術が開示されている。
特開2012-079037号公報
しかしながら、従来技術では、ヒートマップとして場所ごとの対象者の分布を視覚的に比較することはできるが、その場所での日付や時間ごとの対象者の人数の変化(経時的変化)を視覚的に比較することは容易ではなかった。
また、人数の経時的変化を視認可能な形式で表示する場合、人数の経時的変化の可視化に伴い新たなサービスを提供することが求めらている。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、人数の経時的変化の可視化に伴う新たなサービスを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、利用者から地域の指定を受け付ける入力部と、前記利用者により指定された地域の将来の気象に関する予測情報に基づいて推定される将来の各日時における人口を日付と時間とを軸とした行列形式で表現した人口マトリクスとして画面に表示する表示制御部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、人数の経時的変化の可視化に関する新たなサービスを提供することを目的とする。
図1Aは、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。 図1Bは、人口マトリクスの選択操作の例を示す説明図である。 図1Cは、人口マトリクスの選択項目に関するグラフに関する説明図である。 図2は、人口マトリクスに関するサービスの一例を示す図である。 図3は、人口マトリクスに関するサービスの一例を示す図である。 図4Aは、人口マトリクスの仕様を示す説明図である。 図4Bは、横選択「A:日単位」が選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。 図4Cは、横選択「B:時間指定」が選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。 図4Dは、横選択「A:日単位」と縦選択「C:月間平均」とが選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。 図4Eは、横選択「B:時間指定」と縦選択「C:月間平均」とが選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。 図4Fは、横選択「A:日単位」と縦選択「D:日付指定」とが選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。 図4Gは、横選択「A:日単位」と縦選択「D:日付指定」とが選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。 図5は、地図上での地域の選択の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図9は、利用者情報データベースの一例を示す図である。 図10は、履歴情報データベースの一例を示す図である。 図11は、人口情報データベースの一例を示す図である。 図12は、気象情報データベースの一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る情報提供装置の処理手順を示すフローチャートである。 図14は、実施形態に係る端末装置の処理手順を示すフローチャートである。 図15は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理方法の概要〕
まず、図1Aを参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1Aは、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1Aでは、指定された地域の人口を、日時を基準としたマトリックス形式で表示する場合を例に挙げて説明する。
図1Aに示すように、情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。端末装置10と情報提供装置100とは、それぞれネットワークN(図6参照)を介して有線又は無線で互いに通信可能に接続される。本実施形態では、端末装置10は、情報提供装置100と連携する。
端末装置10は、利用者U(ユーザ)により使用されるスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、4G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置10は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、利用者Uから指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、コンテンツ等の表示データに対する各種の操作を受付ける。なお、画面のうち、コンテンツが表示されている領域上で行われた操作を、コンテンツに対する操作としてもよい。また、端末装置10は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。
本実施形態では、端末装置10は、情報提供装置100と連携し、利用者Uにより指定された地域の人口マトリクスを表示する。人口マトリクスとは、利用者Uにより指定された地域の日付や時間ごとの人口が、日付と時間とを項目軸としたL型マトリックスの形式(行列形式)で表現された表(マトリックス表)である。ここでは、図1Aに示すように、人口マトリクスとして、利用者Uにより指定された地域の人口を、1か月単位で、時間を行、日付を列とした行列形式で表現する。なお、日付や時間の代わりに、曜日や時間帯を用いてもよい。また、人口マトリクスの表示対象となる月は、利用者Uが指定可能である。初期設定(デフォルト)では当月(今月)としてもよい。また、複数の月を期間選択して、1か月単位ではなく、数か月単位の人口マトリクスを表示するようにしてもよい。
人口マトリクスでは、表のセル(マス目)の表示態様の違いにより、利用者Uにより指定された地域の日付や時間ごとの人口の違いを表現する。例えば、表のセルの色の濃淡やグラデーション等を複数の段階(例えば、10段階)に分けて、人口規模に応じて色の濃淡やグラデーションを変えることにより、その地域の日付や時間ごとの人口をヒートマップで表現する。これにより、利用者Uは、人口マトリクスにおいて、他の日付や時間の人口と比較することで、その地域の日付や時間ごとの人口の変化(増減)や大小関係を一目で知ることができる。
情報提供装置100は、各利用者Uの端末装置10と連携し、各利用者Uの端末装置10に対して、各種アプリケーション(以下、アプリ)等に対するAPI(Application Programming Interface)サービス等と、各種データを提供する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
また、情報提供装置100は、各利用者Uの端末装置10に対して、オンラインで何らかのWebサービスを提供する情報処理装置であってもよい。例えば、情報提供装置100は、Webサービスとして、インターネット接続、検索サービス、SNS(Social Networking Service)、電子商取引、電子決済、オンラインゲーム、オンラインバンキング、オンライントレーディング、宿泊・チケット予約、動画・音楽配信等のサービスを提供してもよい。実際には、情報提供装置100は、上記のようなWebサービスを提供する各種サーバと連携し、Webサービスを仲介してもよい。
なお、情報提供装置100は、利用者Uに関する利用者情報を取得可能である。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの性別、年代、居住地域といった利用者Uの属性に関する情報を取得する。そして、情報提供装置100は、利用者Uを示す識別情報(利用者ID等)とともに利用者Uの属性に関する情報を記憶して管理する。
また、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10から、あるいは利用者ID等に基づいて各種サーバ等から、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得する。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの位置や日時の履歴である位置履歴を端末装置10から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を検索サーバ(検索エンジン)から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴をコンテンツサーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uの商品購入や決済処理の履歴である購入履歴を電子商取引サーバや決済処理サーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uのマーケットプレイスへの出品の履歴である出品履歴や販売履歴を電子商取引サーバや決済サーバから取得してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uの投稿の履歴である投稿履歴を口コミの投稿サービスを提供する投稿サーバやSNSサーバから取得する。
〔1-1.基本動作〕
例えば、図1Aに示すように、情報提供装置100は、日常的に、地域ごとの人口を計測する(ステップS1)。例えば、情報提供装置100は、常時又は周期的(例えば、1時間おき)に、各利用者Uの位置情報や履歴情報等を収集し、地域ごとに分けて集計することで、地域ごとの人口を計測する。
続いて、利用者Uは、端末装置10を用いて、対象となる地域を指定する(ステップS2)。すなわち、端末装置10は、利用者Uから、対象となる地域の指定を受け付ける。例えば、利用者Uは、地図上で、対象となる地域を指定する。なお、地図は、人口の分布をヒートマップで示した地図であってもよい。また、地図上での地域の指定は、メッシュ単位であってもよい。あるいは、利用者Uは、地域名や住所等、地域に関するキーワードを入力して、対象となる地域を指定する。このとき、利用者Uは、検索エンジン等に検索クエリとして地域に関するキーワードを入力して、対象となる地域を検索してもよい。
続いて、情報提供装置100は、利用者Uにより指定された地域の人口マトリクスを生成する(ステップS3)。例えば、情報提供装置100は、利用者Uにより指定された地域に関して、計測された人口に基づいて、当該地域の人口マトリクスを生成する。このとき、情報提供装置100は、当該地域の人口マトリクスを端末装置10に表示するために必要な情報を生成する。
続いて、情報提供装置100は、対象となる地域を指定した利用者Uの端末装置10に対して、指定された地域の人口マトリクスに関する情報を提供する(ステップS4)。このとき、情報提供装置100は、当該地域の人口マトリクスを端末装置10に表示するために必要な情報を提供する。例えば、情報提供装置100は、人口マトリクスのレイアウトや各項目、表のセルの表示態様、人口の内訳等に関する情報を提供する。
続いて、端末装置10は、情報提供装置100から提供された情報に基づいて、利用者Uにより指定された地域の人口マトリクスを表示する(ステップS5)。ここでは、図1Aに示すように、端末装置10は、人口マトリクスとして、利用者Uにより指定された地域の人口を、1か月単位で、時間を行、日付を列とした行列形式で表示する。日付は曜日とともに表示され、時間は0:00から23:00までの間で1時間おきの時間が表示される。
また、図1Aに示すように、端末装置10は、表のセルの表示態様の違いにより、利用者Uにより指定された地域の日付や時間ごとの人口の違いを表現する。例えば、表のセルの色の濃淡やグラデーション等を10段階に分けて、人口規模に応じて色の濃淡やグラデーションを変えることにより、その地域の日付や時間ごとの人口をヒートマップで表現する。なお、実際には、人口規模に応じて表のセルの色を変化させてもよい。例えば、人口規模が大きいほど暖色系の色に近づけ、人口規模が大きいほど寒色系の色に近づけるようにしてもよい。
また、図1Aに示すように、端末装置10は、人口マトリクスの日付の項目軸に最も近い行(行列の上端の行)に、日単位(その日の全時間)の人口の平均D_AVEを表示する。また、人口マトリクスの時間の項目軸に最も近い列(行列の左端の列)に、時間単位の人口の月間平均T_AVEを表示する。そして、人口マトリクスの日付の項目軸に最も近い行と、時間の項目軸に最も近い列とが交差する位置(行列の左上端のセル)に、日単位の人口の月間平均M_AVEを表示する。
続いて、図1Bに示すように、利用者Uは、端末装置10を用いて、人口マトリクスのセルや項目(日付、時間)を選択する(ステップS6)。すなわち、端末装置10は、利用者Uから、人口マトリクスのセルや項目の選択を受け付ける。図1Bは、人口マトリクスの選択操作の例を示す説明図である。選択されたセルは色付きの太枠等で表示され、利用者Uにより選択されたことを示す。日付が選択された場合は、その日付に対応する列全体が色付きの太枠等で表示され、利用者Uにより選択されたことを示す。時間が選択された場合は、その時間に対応する行全体が色付きの太枠等で表示され、利用者Uにより選択されたことを示す。なお、利用者Uは、同時に複数のセルや項目(日付、時間)を選択することができる。ここでは、利用者Uは、端末装置10を用いて、時間選択TCと、第1の日付選択DC1と、第2の日付選択DC2とを行う。図1Bに示す例では、利用者Uは、時間選択TCとして時間「13:00」を選択する。また、第1の日付選択DC1として日付「2(水)」を選択し、第2の日付選択DC2として「9(水)」を選択する。
続いて、図1Cに示すように、端末装置10は、利用者Uにより選択された人口マトリクスの項目(日付、時間)に関するグラフを表示する(ステップS7)。図1Cは、人口マトリクスの選択項目に関するグラフに関する説明図である。図1Cに示す例では、端末装置10は、人口推移を示す折れ線グラフLGを画面の中段(人口マトリクスの下側)に表示し、人口割合を示す積み上げ横棒グラフBGを画面の下段(折れ線グラフLGの下側)に表示する。
本実施形態では、第1の日付選択DC1として日付「2(水)」が選択され、第2の日付選択DC2として「9(水)」が選択されているため、図1Cに示すように、端末装置10は、折れ線グラフLGとして、第1の日付選択DC1に対応する日付「2(水)」の1日における各時間の人口推移を示す折れ線グラフと、第2の日付選択DC2に対応する日付「9(水)」の1日における各時間の人口推移を示す折れ線グラフとを表示する。また、時間選択TCとして時間「13:00」が選択されているため、それぞれの折れ線グラフにおいて、時間選択TCに対応する時間「13:00」を強調する。
なお、ステップS6において、第1の日付選択DC1及び第2の日付選択DC2が行われず、時間選択TCのみが行われた場合、端末装置10は、1か月間の時間「13:00」における日ごとの人口の推移を示す折れ線グラフを表示する。
すなわち、本実施形態では、人口マトリクスにおいて、時間選択が行われ、日付選択が行われなかった場合には、折れ線グラフの対象として、選択された時間における日単位の人口を採用し、時間選択が行われず、日付選択が行われた場合には、折れ線グラフの対象として、選択された日付における時間単位の人口を採用する。
また、時間選択TCとして時間「13:00」が選択され、第1の日付選択DC1として日付「2(水)」が選択され、第2の日付選択DC2として「9(水)」が選択されているため、図1Cに示すように、端末装置10は、積み上げ横棒グラフBGとして、第1の日付選択DC1に対応する日付「2(水)」の時間選択TCに対応する時間「13:00」における人口割合を示す積み上げ横棒グラフと、第2の日付選択DC2に対応する日付「9(水)」の時間選択TCに対応する時間「13:00」における人口割合を示す積み上げ横棒グラフとを表示する。
本実施形態では、図1Cに示すように、端末装置10は、第1の日付選択DC1に対応する日付「2(水)」と、第2の日付選択DC2に対応する日付「9(水)」とのそれぞれについて、性別で分類した人口割合を示す積み上げ横棒グラフと、年代別で分類した人口割合を示す積み上げ横棒グラフとの2つの積み上げ横棒グラフを表示する。図1Cに示す例では、上下に示した2つの積み上げ横棒グラフのうち、上側のグラフ(UG1、UG2)が性別で分類した人口割合を示す積み上げ横棒グラフであり、下側のグラフ(LG1、LG2)が年代別で分類した人口割合を示す積み上げ横棒グラフである。性別は、男性か女性か(又は不明)で分類する。年代別は、10代以下、20代、30代、40代、50代、60代、70代以上で分類する。また、分類ごとの人数の内訳を表示する。
なお、ステップS6において、第1の日付選択DC1が行われ、時間選択TCが行われなかった場合、端末装置10は、1か月間の日単位の人口の平均における人口割合を示す積み上げ横棒グラフを表示する。
すなわち、本実施形態では、人口マトリクスにおいて、時間選択が行われ、日付選択が行われなかった場合には、積み上げ横棒グラフの対象として、選択された時間における人口の月間平均を採用し、時間選択が行われず、日付選択が行われた場合には、積み上げ横棒グラフの対象として、選択された日付における人口の平均を採用する。
また、端末装置10は、性別や年代によって人口マトリクスの対象となる地域の人口の絞り込みを行うこともできる。例えば、端末装置10は、利用者Uが「女性」、「20代」といった性別や年代の指定を行った場合、対象となる地域の人口のうち、「女性」、「20代」に該当する人口に関する人口マトリクス及びグラフを表示する。
〔1-2.人口マトリックスに関するサービス〕
次に、図2および図3を参照して、本実施形態に係る人口マトリックスに関するサービスについて説明する。図2および図3は、人口マトリックスに関するサービスの一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態において人口マトリックスに関するサービスは、利用者Uによって指定された地域の将来の人口を推定し、人口マトリクスとして表示するサービスである。そのため、利用者Uは、人口マトリクスから将来の人口推移を把握することができる。例えば、このようなサービスは、店舗における仕入れの調整や、従業員のシフトの調整に活用することができる。例えば、推定された将来の人口が少ない場合には、店舗への需要が低くなることが想定されるので、仕入れの量を予め減らす、あるいは、シフトに入る従業員を少なくするなどといった対応を行うことが可能となる。
例えば、図2に示すように、月単位で人口マトリクスを表示する場合、人口の計測が行わられていない日時については空白となる。図2に示す例では12月16日までの人口が表示され、12月17日以降の人口が空白となっていることを示す。
また、図2に示すように、人口マトリクスには各日付の気象情報を示す気象アイコンIが各日時に表示される。なお、12月17日以降の気象アイコンIは、気象予報に基づいて、表示されているものとする。
例えば、情報提供装置100は、気象情報と人口との関係性を地域別に学習し、地域別にモデルを生成し、当該モデルに対して気象予報を入力することで、将来の人口を日時単位で推定する。なお、本実施形態において、気象とは、天候、気温、気圧、紫外線量、風速、風向き、花粉、大気汚染(例えば、PM2.5など)、火山灰等の大気に関する各種情報が含まれる。
そして、図3に示すように、端末装置10は、情報提供装置100によって推定された将来の日時単位の人口を人口マトリクスとして表示する。図3に示す破線で囲った推定範囲EDに含まれる各セルは、情報提供装置100によって推定された人口に基づいて表示される。例えば、推定範囲ED内のセルは、他のセルと同様にセルに対応する日時の人口に応じて、表示対応が変更されて表示され、例えば、他のセルと同様に人口に応じて濃淡が変更される。
また、例えば、推定範囲ED内のセルが選択されると、端末装置10にはウインドウWが表示され、ウインドウWには、当該セルに対応する日時、天気、気温、気温の前日差が表示され、当該日時の人口の推定理由がテキスト表示される。図3に示す例では、推定理由が「雨と気温低下の予報のため、一時的に人口が減少する可能性があります」であり、例えば、人口マトリクスの平均人口と、対応するセルの人口の比較に基づいて、人口の増減は決定されるが、その前後の人口との比較に基づいて、人口の増減を決定するようにしてもよい。
このため、利用者Uは、推定範囲ED内のセルの表示対応によって、将来の人口の推移を容易に把握することができ、さらには、その人口の推移の理由(推定理由)を理解することができる。
このように、実施形態に係る人口マトリクスは、推定された将来の人口を表示することによって、利用者Uに対して付加価値の高いサービスを提供することができる。なお、推定範囲ED外のセルが選択された場合にも、人口の増減理由を表示するようにしてもよい。なお、例えば、気象予報の時間粒度に応じてセルを統合するようにしてもよい。例えば、1時間単位の気象予報であれば、1時間を1つのセルで表現し、6時間単位の気象予報であれば、6時間を一つのセルとなるように対応するセルを統合するようにしてもよい。また、通常、気象予報は、近い将来ほど精度が高く、遠い将来ほど精度が劣るので、遠い将来ほど人口の推定に幅を持たせるようにしてもよい。
〔1-3.人口マトリクスの仕様〕
次に、図4A~図4Gを参照して、本実施形態に係る人口マトリクスの仕様について説明する。図4Aは、人口マトリクスの仕様を示す説明図である。なお、人口マトリクス及びグラフ等は端末装置10に表示される。選択等の操作は利用者Uが行う。
図4Aに示すように、人口マトリクスは、横軸(行)を日付、縦軸(列)を時間とする行列形式で表現され、各セルには、その日付のその時間における選択地域の人口が、その人口規模に応じた表示態様で表示される。本実施形態では、選択地域の人口規模に応じて、表のセルの色の濃淡やグラデーション等を変える。また、上端の行は、日単位の人口の平均を示す。左端の列は、人口の月間平均(時間単位)を示す。上端の行と左端の列とが交差する左上橋のセルは、人口の月間平均(日単位)を示す。
図4Aに示す例では、行列の行の選択である横選択の例として、「A:日単位」と「B:時間指定」とを示す。また、行列の列の選択である縦選択の例として、「C:月間平均」と「D:日付指定」とを示す。「A:日単位」は、日単位の人口の平均を示す上端の行の選択を示す。「B:時間指定」は、縦軸(列)の時間の選択を示す。「C:月間平均」は、人口の月間平均(時間単位)を示す左端の列の選択を示す。「D:日付指定」は、横軸(行)の日付の選択を示す。
図4Bは、横選択「A:日単位」が選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。図4Cは、横選択「B:時間指定」が選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。図4Dは、横選択「A:日単位」と縦選択「C:月間平均」とが選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。図4Eは、横選択「B:時間指定」と縦選択「C:月間平均」とが選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。図4Fは、横選択「A:日単位」と縦選択「D:日付指定」とが選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。図4Gは、横選択「A:日単位」と縦選択「D:日付指定」とが選択された場合のグラフや人口割合を示す図である。
図4Aに示した人口マトリクスにおいて、横選択「A:日単位」や「B:時間指定」のみが選択された場合、図4Bや図4Cに示した日付軸の折れ線グラフが表示され、一番左のセルの月間平均の人口が人口割合に表示される。例えば、横選択「A:日単位」が選択された場合には、図4Bに示すように、月間平均(日単位)の人口が人口割合に表示され、グラフ上に平均線MLとして表示される。また、横選択「B:時間指定」が選択された場合には、図4Cに示すように、月間平均(時間単位)の人口が人口割合に表示され、グラフ上に平均線MLとして表示される。
本実施形態では、横選択をベースとして、必ず横選択が一つ以上選択されている状態で、初期設定(デフォルト)では横選択「A:日単位」とする。なお、セルの選択も横選択の一種とみなすが、セル選択モード時はビジュアル上では横選択は表示されない。
横選択のみの場合は人口割合に月間平均の事項が表示されるため、一番左のセルが選択されていることがわかるように色付きの枠等で強調する。
横選択「A:日単位」と「B:時間指定」とでは集計単位が異なるため、横選択「A:日単位」と「B:時間指定」とは同時に選択できない。横選択「B:時間指定」同士は同時に選択できる。すなわち、横選択「B:時間指定」は複数指定できる。横選択「B:時間指定」が複数指定された場合には、平均線MLとして、指定された複数の時間の平均月間人口が表示される。また、時間を1~3時など範囲指定して選択範囲時間延べ人数でグラフ及び人口割合を表示することもできる。
横選択「A:日単位」や「B:時間指定」に加えて縦選択「C:月間平均」や「D:日付指定」が選択された場合、図4D、図4E、図4F、図4Gに示した時間軸の折れ線グラフが表示され、横選択と縦選択とのクロス部分(交差して重複する部分)のセルの人口が人口割合に表示される。また、図4Eや図4Gに示すように、折れ線グラフ上において、横選択と縦選択とのクロス部分のセルの人口CPを強調して表示する。
縦選択「C:月間平均」と「D:日付指定」とは同時に選択できる。また、縦選択「D:日付指定」は複数指定できる。なお、縦選択「C:月間平均」と「D:日付指定」とを同時に選択すると、月間平均と指定日付の人口比較ができる。
人口マトリクスのセルを選択した場合には、セル選択モードに変更となり、対象セルが色付きの枠等で強調され、横選択や縦選択がされた状態と同様のグラフ及び人口割合が表示される。
人口マトリクスのセルは複数選択できるが、横選択の場合と同様に、横選択「A:日単位」上のセルと「B:時間指定」上のセルは同時に選択できない。横選択「A:日単位」上のセル同士は同時に選択できる。また、横選択「B:時間指定」上のセル同士は同時に選択できる。
このように、本願に係る端末装置10は、利用者Uから地域の指定を受け付け、利用者Uにより指定された地域の人口を月単位で日付と時間とを軸とした行列形式で表現した人口マトリクスを画面に表示する。
また、端末装置10は、人口マトリクスのセルに対応する日時の人口に応じて、人口マトリクスのセルの表示態様を変更する。例えば、端末装置10は、人口マトリクスのセルに対応する日時の人口に応じて、人口マトリクスのセルの色の濃淡を変更する。
また、端末装置10は、人口マトリクスの項目のうち時間が選択された場合、選択された時間の人口に関し、横軸を日付、縦軸を人口とする折れ線グラフを表示する。このとき、端末装置10は、複数の時間が選択された場合、選択された複数の時間のそれぞれの人口に関する折れ線グラフを同時に表示する。
また、端末装置10は、人口マトリクスの項目のうち日付が選択された場合、選択された日付の人口に関し、横軸を時間、縦軸を人口とする折れ線グラフを表示する。このとき、端末装置10は、複数の日付が選択された場合、選択された複数の日付のそれぞれの人口に関する折れ線グラフを同時に表示する。
また、端末装置10は、人口マトリクスの項目のうち日付と時間とがそれぞれ選択された場合、選択された日付の人口に関し、横軸を時間、縦軸を人口とする折れ線グラフを表示し、選択された時間の人口を強調表示する。
また、端末装置10は、人口マトリクスの上端の行に、日単位の人口の平均を示すセルを配置する。また、端末装置10は、人口マトリクスの左端の列に、時間単位の人口の月間平均を示すセルを配置する。また、端末装置10は、人口マトリクスの左上端のセルに、日単位の人口の月間平均を示すセルを配置する。
〔1-4.地図上での地域の選択〕
次に、図5を参照して、本実施形態に係る地図上での地域の選択について説明する。図5は、地図上での地域の選択の一例を示す図である。なお、地図は、人口の分布をヒートマップで示した地図であってもよい。
図5に示すように、端末装置10はメッシュ単位で区切られた地図MPを表示し、利用者Uは任意のメッシュを選択することで、人口マトリクスの対象となる地域を指定する。すなわち、地図上で利用者Uにより選択されたメッシュの範囲が、人口マトリクスの対象となる地域となる。利用者Uは、1つのメッシュに限らず、複数のメッシュを選択することができる。図5に示す例では、地図上で利用者Uにより選択されたメッシュを選択メッシュMCとして示す。端末装置10は、この選択メッシュMCに対応する地域の人口に関する人口マトリクスを表示する。
地図上のメッシュは、標準地域メッシュであってもよいし、任意に設定したメッシュであってもよい。標準地域メッシュである場合、第一次メッシュ、第二次メッシュ、第三次メッシュのいずれでもよい。また、分割地域メッシュであってもよい。分割地域メッシュである場合、2分の1地域メッシュ、4分の1地域メッシュ、8分の1地域メッシュのいずれでもよい。
このように、本願に係る端末装置10は、利用者Uから地図上のメッシュ単位で地域の指定を受け付ける。例えば、利用者Uは、端末装置10を用いて、人口の分布をヒートマップで示した地図上の任意のメッシュを指定することで、月単位で、指定されたメッシュに対応する地域の日付や時間ごとの人口をヒートマップで示した人口マトリクスを見ることができる。なお、利用者Uが指定可能なメッシュの数及び範囲は任意である。実際には、端末装置10は、利用者Uが指定可能なメッシュの数及び範囲の上限を設定してもよい。
また、利用者Uは、メッシュ単位に限らず、都道府県や市区町村といった行政区単位で、人口マトリクスの対象となる地域を指定してもよい。また、利用者Uは、店舗単位/施設単位で、人口マトリクスの対象となる地域を指定してもよい。また、利用者Uは、特定のサービスの名称等を指定することで、そのサービスが提供される対象地域を、人口マトリクスの対象となる地域として指定してもよい。
〔2.情報処理システムの構成例〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る情報提供装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図6は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図6に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
また、図6に示す情報処理システム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、図6では、図示の簡略化のため、端末装置10を1台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、2台以上であってもよい。
端末装置10は、利用者Uによって使用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイス、フィーチャーフォン、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、通信機能を備えたゲーム機、カーナビゲーションシステム、スマートウォッチやヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブルデバイス(Wearable Device)、スマートグラス等である。
また、かかる端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)等の無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報提供装置100と通信することができる。
情報提供装置100は、例えばPCやサーバ装置、あるいはメインフレーム又はワークステーション等である。なお、情報提供装置100は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよい。
〔3.端末装置の構成例〕
次に、図7を用いて、端末装置10の構成について説明する。図7は、端末装置10の構成例を示す図である。図7に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、測位部14と、センサ部20と、制御部30(コントローラ)と、記憶部40とを備える。
(通信部11)
通信部11は、ネットワークN(図6参照)と有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報提供装置100との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
(表示部12)
表示部12は、位置情報等の各種情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)である。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。本実施形態では、表示部12は、利用者Uにより指定された地域の人口マトリクスを表示する。また、表示部12は、利用者Uが地域を指定するための地図を表示する。なお、表示部12は、利用者Uが地域を検索するための検索窓(検索ボックス)を含む画面を表示してもよい。
(入力部13)
入力部13は、利用者Uから各種操作を受け付ける入力デバイスである。また、入力部13は、例えば、文字や数字等を入力するためのボタン等を有する。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。なお、入力部13は、利用者Uから音声入力を受け付けるマイク等であってもよい。マイクはワイヤレスであってもよい。本実施形態では、入力部13は、利用者Uから地域の指定を受け付ける。例えば、入力部13は、利用者Uから地図上のメッシュ単位で地域の指定を受け付ける。また、入力部13は、表示部12に表示された画面の検索窓(検索ボックス)に入力されたキーワードを受け付けてもよい。
(測位部14)
測位部14は、GPS(Global Positioning System)の衛星から送出される信号(電波)を受信し、受信した信号に基づいて、自装置である端末装置10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度及び経度)を取得する。すなわち、測位部14は、端末装置10の位置を測位する。なお、GPSは、GNSS(Global Navigation Satellite System)の一例に過ぎない。
また、測位部14は、GPS以外にも、種々の手法により位置を測位することができる。例えば、測位部14は、位置補正等のための補助的な測位手段として、下記のように、端末装置10の様々な通信機能を利用して位置を測位してもよい。
(Wi-Fi測位)
例えば、測位部14は、端末装置10のWi-Fi(登録商標)通信機能や、各通信会社が備える通信網を利用して、端末装置10の位置を測位する。具体的には、測位部14は、Wi-Fi通信等を行い、付近の基地局やアクセスポイントとの距離を測位することにより、端末装置10の位置を測位する。
(ビーコン測位)
また、測位部14は、端末装置10のBluetooth(登録商標)機能を利用して位置を測位してもよい。例えば、測位部14は、Bluetooth(登録商標)機能によって接続されるビーコン(beacon)発信機と接続することにより、端末装置10の位置を測位する。
(地磁気測位)
また、測位部14は、予め測定された構造物の地磁気のパターンと、端末装置10が備える地磁気センサとに基づいて、端末装置10の位置を測位する。
(RFID測位)
また、例えば、端末装置10が駅改札や店舗等で使用される非接触型ICカードと同等のRFID(Radio Frequency Identification)タグの機能を備えている場合、もしくはRFIDタグを読み取る機能を備えている場合、端末装置10によって決済等が行われた情報とともに、使用された位置が記録される。測位部14は、かかる情報を取得することで、端末装置10の位置を測位してもよい。また、位置は、端末装置10が備える光学式センサや、赤外線センサ等によって測位されてもよい。
測位部14は、必要に応じて、上述した測位手段の一つ又は組合せを用いて、端末装置10の位置を測位してもよい。
(センサ部20)
センサ部20は、端末装置10に搭載又は接続される各種のセンサを含む。なお、接続は、有線接続、無線接続を問わない。例えば、センサ類は、ウェアラブルデバイスやワイヤレスデバイス等、端末装置10以外の検知装置であってもよい。図7に示す例では、センサ部20は、加速度センサ21と、ジャイロセンサ22と、気圧センサ23と、気温センサ24と、音センサ25と、光センサ26と、磁気センサ27と、画像センサ(カメラ)28とを備える。
なお、上記した各センサ21~28は、あくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、センサ部20は、各センサ21~28のうちの一部を備える構成であってもよいし、各センサ21~28に加えてあるいは代えて、湿度センサ等その他のセンサを備えてもよい。
加速度センサ21は、例えば、3軸加速度センサであり、端末装置10の移動方向、速度、及び、加速度等の端末装置10の物理的な動きを検知する。ジャイロセンサ22は、端末装置10の角速度等に基づいて3軸方向の傾き等の端末装置10の物理的な動きを検知する。気圧センサ23は、例えば端末装置10の周囲の気圧を検知する。
端末装置10は、上記した加速度センサ21やジャイロセンサ22、気圧センサ23等を備えることから、これらの各センサ21~23等を利用した歩行者自律航法(PDR:Pedestrian Dead-Reckoning)等の技術を用いて端末装置10の位置を測位することが可能になる。これにより、GPS等の測位システムでは取得することが困難な屋内での位置情報を取得することが可能になる。
例えば、加速度センサ21を利用した歩数計により、歩数や歩くスピード、歩いた距離を算出することができる。また、ジャイロセンサ22を利用して、利用者Uの進行方向や視線の方向、体の傾きを知ることができる。また、気圧センサ23で検知した気圧から、利用者Uの端末装置10が存在する高度やフロアの階数を知ることもできる。
気温センサ24は、例えば端末装置10の周囲の気温を検知する。音センサ25は、例えば端末装置10の周囲の音を検知する。光センサ26は、端末装置10の周囲の照度を検知する。磁気センサ27は、例えば端末装置10の周囲の地磁気を検知する。画像センサ28は、端末装置10の周囲の画像を撮像する。
上記した気圧センサ23、気温センサ24、音センサ25、光センサ26及び画像センサ28は、それぞれ気圧、気温、音、照度を検知したり、周囲の画像を撮像したりすることで、端末装置10の周囲の環境や状況等を検知することができる。また、端末装置10の周囲の環境や状況等から、端末装置10の位置情報の精度を向上させることが可能になる。
(制御部30)
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部30は、送信部31と、受信部32と、処理部33と、表示制御部34とを備える。
(送信部31)
送信部31は、例えば入力部13を用いて利用者Uにより入力された各種情報や、端末装置10に搭載又は接続された各センサ21~28によって検知された各種情報、測位部14によって測位された端末装置10の位置情報等を、通信部11を介して情報提供装置100へ送信することができる。本実施形態では、送信部31は、利用者Uにより指定された地域に関する情報を、通信部11を介して情報提供装置100に送信する。
(受信部32)
受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100から提供される各種情報や、情報提供装置100からの各種情報の要求を受信することができる。本実施形態では、受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100から、利用者Uにより指定された地域の人口マトリクスに関する情報を受信する。
(処理部33)
処理部33は、表示部12等を含め、端末装置10全体を制御する。例えば、処理部33は、送信部31によって送信される各種情報や、受信部32によって受信された情報提供装置100からの各種情報を表示部12へ出力して表示させることができる。
(表示制御部34)
表示制御部34は、利用者Uにより指定された地域の人口を月単位で日付と時間とを軸とした行列形式で表現した人口マトリクスを画面(表示部12)に表示する。
また、表示制御部34は、人口マトリクスのセルに対応する日時の人口に応じて、人口マトリクスのセルの表示態様を変更する。例えば、表示制御部34は、人口マトリクスのセルに対応する日時の人口に応じて、人口マトリクスのセルの色の濃淡を変更する。
また、表示制御部34は、人口マトリクスの項目のうち時間が選択された場合、選択された時間の人口に関し、横軸を日付、縦軸を人口とする折れ線グラフを表示する。このとき、表示制御部34は、複数の時間が選択された場合、選択された複数の時間のそれぞれの人口に関する折れ線グラフを同時に表示する。
また、表示制御部34は、人口マトリクスの項目のうち日付が選択された場合、選択された日付の人口に関し、横軸を時間、縦軸を人口とする折れ線グラフを表示する。このとき、表示制御部34は、複数の日付が選択された場合、選択された複数の日付のそれぞれの人口に関する折れ線グラフを同時に表示する。
また、表示制御部34は、人口マトリクスの項目のうち日付と時間とがそれぞれ選択された場合、選択された日付の人口に関し、横軸を時間、縦軸を人口とする折れ線グラフを表示し、選択された時間の人口を強調表示する。
また、表示制御部34は、人口マトリクスの上端の行に、日単位の人口の平均を示すセルを配置する。また、表示制御部34は、人口マトリクスの左端の列に、時間単位の人口の月間平均を示すセルを配置する。また、表示制御部34は、人口マトリクスの左上端のセルに、日単位の人口の月間平均を示すセルを配置する。人口マトリクスの左上端のセルとは、人口マトリクスの上端の行と左端の列とのクロス部分のセルである。
また、表示制御部34は、人口マトリクスに気象アイコンIを重畳して表示する。具体的には、例えば、表示制御部34は、図2に示したように、人口マトリクスの各日付に対応する気象アイコンIを重畳表示する。
また、表示制御部34は、人口マトリクスに将来の日時に関するセルが表示される場合に、当該セルについては気象予報に基づいて推定された人口に関する情報を表示する。また、表示制御部34は、人口マトリクスのセルが選択された場合には、ウインドウWを表示し、ウインドウW内に人口、天気、気温、気温の前日差や、人口の推定理由を表示する。
(記憶部40)
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部40には、各種プログラムや各種データ等が記憶される。
〔4.情報処理装置の構成例〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る情報提供装置100の構成について説明する。図8は、実施形態に係る情報提供装置100の構成例を示す図である。図8に示すように、情報提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークN(図6参照)と有線又は無線で接続される。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図8に示すように、記憶部120は、利用者情報データベース121と、履歴情報データベース122と、人口情報データベース123と、気象情報データベース124を有する。
(利用者情報データベース121)
利用者情報データベース121は、利用者Uに関する利用者情報を記憶する。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの属性等の種々の情報を記憶する。図9は、利用者情報データベース121の一例を示す図である。図9に示した例では、利用者情報データベース121は、「利用者ID(Identifier)」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「興味」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「年齢」は、利用者IDにより識別される利用者Uの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、利用者IDにより識別される利用者Uの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、利用者IDにより識別される利用者Uの性別を示す。
また、「自宅」は、利用者IDにより識別される利用者Uの自宅の位置情報を示す。なお、図9に示す例では、「自宅」は、「LC11」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「自宅」は、地域名や住所であってもよい。
また、「勤務地」は、利用者IDにより識別される利用者Uの勤務地(学生の場合は学校)の位置情報を示す。なお、図9に示す例では、「勤務地」は、「LC12」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「勤務地」は、地域名や住所であってもよい。
また、「興味」は、利用者IDにより識別される利用者Uの興味を示す。すなわち、「興味」は、利用者IDにより識別される利用者Uが関心の高い対象を示す。例えば、「興味」は、利用者Uが検索エンジンに入力して検索した検索クエリ(キーワード)等であってもよい。なお、図9に示す例では、「興味」は、各利用者Uに1つずつ図示するが、複数であってもよい。
例えば、図9に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uの年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、自宅が「LC11」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、勤務地が「LC12」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「スポーツ」に興味があることを示す。
ここで、図9に示す例では、「U1」、「LC11」及び「LC12」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「LC11」及び「LC12」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な値を図示する場合がある。
なお、利用者情報データベース121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの端末装置10に関する各種情報を記憶してもよい。また、利用者情報データベース121は、利用者Uのデモグラフィック(人口統計学的属性)、サイコグラフィック(心理学的属性)、ジオグラフィック(地理学的属性)、ベヘイビオラル(行動学的属性)等の属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、氏名、家族構成、出身地(地元)、職業、職位、収入、資格、居住形態(戸建、マンション等)、車の有無、通学・通勤時間、通学・通勤経路、定期券区間(駅、路線等)、利用頻度の高い駅(自宅・勤務地の最寄駅以外)、習い事(場所、時間等)、趣味、興味、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(履歴情報データベース122)
履歴情報データベース122は、利用者Uの行動を示す履歴情報(ログデータ)に関する各種情報を記憶する。図10は、履歴情報データベース122の一例を示す図である。図10に示した例では、履歴情報データベース122は、「利用者ID」、「位置履歴」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購買履歴」、「投稿履歴」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「位置履歴」は、利用者Uの位置や移動の履歴である位置履歴を示す。また、「検索履歴」は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を示す。また、「閲覧履歴」は、利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴を示す。また、「購買履歴」は、利用者Uによる購買の履歴である購買履歴を示す。また、「投稿履歴」は、利用者Uによる投稿の履歴である投稿履歴を示す。なお、「投稿履歴」は、利用者Uの所有物に関する質問を含んでいてもよい。
例えば、図10に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「位置履歴#1」の通りに移動し、「検索履歴#1」の通りに検索し、「閲覧履歴#1」の通りにコンテンツを閲覧し、「購買履歴#1」の通りに所定の店舗等で所定の商品等を購入し、「投稿履歴」の通りに投稿したことを示す。
ここで、図10に示す例では、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購買履歴#1」及び「投稿履歴#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購買履歴#1」及び「投稿履歴#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、履歴情報データベース122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、履歴情報データベース122は、利用者Uの所定のサービスの利用履歴等を記憶してもよい。また、履歴情報データベース122は、利用者Uの実店舗の来店履歴又は施設の訪問履歴等を記憶してもよい。また、履歴情報データベース122は、利用者Uの電子決済での決済履歴等を記憶してもよい。
(人口情報データベース123)
人口情報データベース123は、地域ごとの人口を計測した結果に関する各種情報を記憶する。図11は、人口情報データベース123の一例を示す図である。図11に示した例では、人口情報データベース123は、「メッシュID」、「年」、「月」、「時間」、「月間平均」、「日付」といった項目を有する。
「メッシュID」は、地図上の個々のメッシュを識別するための識別情報を示す。例えば、メッシュIDは、メッシュコードであってもよい。地図上の個々のメッシュは、利用者Uが地域を指定するために使用される。「年」は、地域ごとの人口を計測した年を示す。ここでは、年の一例として、2020年を示す。「月」は、地域ごとの人口を計測した月を示す。ここでは、月の一例として、11月を示す。「時間」は、地域ごとの人口を計測した時間を示す。ここでは、時間の一例として、0時から23時までの24時間を1時間おきに示す。「月間平均」は、地域ごとの人口の月間平均を示す。ここでは、月間平均「日付」は、地域ごとの人口を計測した日付を示す。ここでは、日付の一例として、2020年11月の1日から30日までの30日間を1日おきに示す。
例えば、図11に示す例において、メッシュID「メッシュ#A」により識別されるメッシュに対応する地域の人口は、「2020年」の「11月」の「日単位」での月間平均は「11月月間平均」であり、日付「1」日における人口は「11/1人口」であり、日付「30」日における人口は「11/30人口」であることを示す。また、「0」時での月間平均は「0時台月間平均」であり、日付「1」日における人口は「11/1」の「0時台人口」であり、日付「30」日における人口は「11/30」の「0時台人口」であることを示す。
ここで、図11に示す例では、「メッシュ#A」、「11月月間平均」、「11/1人口」、「11/30人口」、「0時台月間平均」及び「0時台人口」といった抽象的な値を用いて図示するが、「メッシュ#A」、「11月月間平均」、「11/1人口」、「11/30人口」、「0時台月間平均」及び「0時台人口」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、人口情報データベース123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、人口情報データベース123は、人口マトリクスのセルの色の濃淡やグラデーション等に関する情報を記憶してもよい。また、人口情報データベース123は、日単位の人口の最大値、時間単位の人口の月間の最大値、及び日単位の人口の月間の最大値に関する情報を記憶してもよい。
(気象情報データベース124)
気象情報データベース124は、地域ごとの気象情報に関する各種情報を記憶する。図12は、気象情報データベース124の一例を示す図である。図12に示した例では、気象情報データベース124は、「メッシュID」、「年」、「月」、「時間」、「月間平均」、「日付」といった項目を有する。なお、ここでは、説明を簡略化するため、気象情報が気温である場合について説明する。
「メッシュID」は、地図上の個々のメッシュを識別するための識別情報を示す。例えば、メッシュIDは、メッシュコードであってもよい。地図上の個々のメッシュは、利用者Uが地域を指定するために使用される。「年」は、地域ごとの気温が観測された年を示す。ここでは、年の一例として、2020年を示す。「月」は、地域ごとの気温が観測された月を示す。ここでは、月の一例として、11月を示す。「時間」は、地域ごとの気温が観測された時間を示す。ここでは、時間の一例として、0時から23時までの24時間を1時間おきに示す。「月間平均」は、地域ごとの気温の月間平均を示す。ここでは、月間平均「日付」は、地域ごとの気温が観測された日付を示す。ここでは、日付の一例として、2020年11月の1日から30日までの30日間を1日おきに示す。
例えば、図12に示す例において、メッシュID「メッシュ#A」により識別されるメッシュに対応する地域の気温は、「2020年」の「11月」の「日単位」での月間平均は「11月月間平均」であり、日付「1」日における気温は「11/1気温」であり、日付「30」日における気温は「11/30気温」であることを示す。また、「0」時での月間平均は「0時台月間平均」であり、日付「1」日における気温は「11/1」の「0時台気温」であり、日付「30」日における気温は「11/30」の「0時台気温」であることを示す。
ここで、図12に示す例では、「メッシュ#A」、「11月月間平均」、「11/1気温」、「11/30気温」、「0時台月間平均」及び「0時台気温」といった抽象的な値を用いて図示するが、「メッシュ#A」、「11月月間平均」、「11/1気温」、「11/30気温」、「0時台月間平均」及び「0時台気温」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
また、気象情報データベース124は、各日時に対応する気温のみならず、天候、降水量、気圧、などといった各種項目の情報を記憶する。
(制御部130)
図8に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報提供装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図8に示す例では、制御部130は、取得部131と、計測部132と、学習部133と、生成部134と、提供部135とを有する。
(取得部131)
取得部131は、通信部110を介して、利用者Uに関する利用者情報を取得する。例えば、取得部131は、利用者Uの端末装置10から、利用者Uを示す識別情報(利用者ID等)や、利用者Uの位置情報、利用者Uの属性情報等を取得する。また、取得部131は、利用者Uのユーザ登録時に、利用者Uを示す識別情報や、利用者Uの属性情報等を取得してもよい。そして、取得部131は、利用者情報を、記憶部120の利用者情報データベース121に登録する。
また、取得部131は、通信部110を介して、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得する。例えば、取得部131は、利用者Uの端末装置10から、あるいは利用者ID等に基づいて各種サーバ等から、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報を取得する。そして、取得部131は、各種の履歴情報を、記憶部120の履歴情報データベース122に登録する。
本実施形態では、取得部131は、通信部110を介して、端末装置10から、日常的に、各利用者Uの位置情報や履歴情報等を取得する。例えば、取得部131は、常時又は周期的(例えば、1時間おき)に、各利用者Uの位置情報や履歴情報等を収集する。
また、取得部131は、通信部110を介して、端末装置10から、利用者Uにより指定された地域に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、メッシュ単位で区切られた地図上で利用者Uにより指定されたメッシュに関する情報を取得する。また、取得部131は、都道府県や市区町村といった行政区単位で、利用者Uにより指定された地域に関する情報を取得してもよい。また、利用者Uは、店舗単位/施設単位で、利用者Uにより指定された地域に関する情報を取得してもよい。
また、取得部131は、通信部110を介して、端末装置10から、利用者Uにより入力された検索クエリを取得する。例えば、取得部131は、利用者Uが検索エンジン等に検索クエリを入力してキーワード検索を行った際に、通信部110を介して、当該検索クエリを取得する。
(計測部132)
計測部132は、各利用者Uの位置情報や履歴情報等に基づいて、地域ごとの人口を計測する。例えば、計測部132は、各利用者Uの位置情報や履歴情報等を地域ごとに分けて集計することで、地域ごとの人口を計測する。なお、地域は、地図上のメッシュ単位である。また、地域は、都道府県や市区町村といった行政区単位であってもよいし、店舗単位/施設単位であってもよい。
本実施形態では、計測部132は、地域ごとの人口を日時ごとに計測する。例えば、計測部132は、地域ごとの人口を、月単位で日付や時間ごとに分けて集計することで、月単位で各地域の日単位や時間単位の人口を計測する。このとき、計測部132は、各地域の日ごとの人口を計測する。また、計測部132は、各地域の1時間ごとの人口を計測する。また、計測部132は、各地域の日単位の人口の月間平均や、時間単位の人口の月間平均等を計測する。
(学習部133)
学習部133は、過去の人口と気象情報との関係性を地域別に学習し、地域別にモデルを生成する。例えば、学習部133は、人口マトリクスの生成に関し計測した過去の各日時の人口と、対応する日時の過去の気象情報とを学習データとして各種機械学習を行うことで、地域別にモデルを生成する。なお、上述のように、学習部133により生成されたモデルは、対応する地域の気象予報が入力された場合に、対応する地域における各日時の人口を出力するモデルである。
(生成部134)
生成部134は、利用者Uにより指定された地域の人口マトリクスを生成する。例えば、生成部134は、利用者Uにより指定された地域に関して、計測された人口に基づいて、当該地域の人口マトリクスを生成する。このとき、生成部134は、当該地域の人口マトリクスを端末装置10に表示するために必要な情報を生成する。
人口マトリクスを端末装置10に表示するために必要な情報として、生成部134は、学習部133による学習結果に基づき、気象予報を用いて、将来の人口を推定する。また、生成部134は、推定した人口に応じて、人口の増減、あるいは、人口の推定理由に関する情報を生成する。
たとえば、生成部134は、予め設定されたルールに沿って人口の推定理由に関する情報を生成するが、これに限定されず、たとえば、機械学習など各種アルゴリズムを用いて、任意の手法により人口の推定理由を生成するようにしてもよい。
(提供部135)
提供部135は、通信部110を介して、対象となる地域を指定した利用者Uの端末装置10に対して、指定された地域の人口マトリクスに関する情報を提供する。このとき、提供部135は、当該地域の人口マトリクスを端末装置10に表示するために必要な情報を提供する。例えば、提供部135は、人口マトリクスのレイアウトや各項目、表のセルの表示態様、人口の内訳等に関する情報を提供する。また、提供部135は、人口マトリクスを端末装置10に表示するための情報として気象情報を提供する。
また、提供部135は、通信部110を介して、各利用者Uの端末装置10と連携し、各利用者Uの端末装置10に対して、各種アプリケーション(以下、アプリ)等に対するAPI(Application Programming Interface)サービス等と、各種データを提供する。また、提供部135は、通信部110を介して、各利用者Uの端末装置10に対して、オンラインで何らかのWebサービスを提供してもよい。
〔5.処理手順〕
〔5-1.サーバ側の処理手順〕
次に、図13を用いて実施形態に係る情報提供装置100による処理手順について説明する。図13は、実施形態に係る情報提供装置100の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報提供装置100の制御部130によって繰り返し実行される。
図13に示すように、情報提供装置100は、通信部110を介して、端末装置10から、日常的に、各利用者Uの位置情報や履歴情報等を取得する(ステップS101)。例えば、取得部131は、常時又は周期的(例えば、1時間おき)に、各利用者Uの位置情報や履歴情報等を収集する。
続いて、情報提供装置100の計測部132は、各利用者Uの位置情報や履歴情報等に基づいて、地域ごとの人口を日時ごとに計測する(ステップS102)。例えば、計測部132は、各利用者Uの位置情報や履歴情報等を、地域ごとに分け、さらに月単位で日付や時間ごとに分けて集計することで、月単位で各地域の日単位や時間単位の人口を計測する。
続いて、情報提供装置100の学習部133は、地域の日時ごとの人口と気象との関係性を学習する(ステップS103)。例えば、情報提供装置100の学習部133は、計測部132によって計測された人口と、外部サーバから取得した気象に関する情報とを用いた機械学習によって地域の日時ごとの人口と気象との関係性を地域別に学習する。
続いて、情報提供装置100の取得部131は、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10から、対象となる地域の指定を受け付ける(ステップS104)。このとき、取得部131は、通信部110を介して、端末装置10から、利用者Uにより指定された地域に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、メッシュ単位で区切られた地図上で利用者Uにより指定されたメッシュに関する情報を取得する。
続いて、情報提供装置100の生成部134は、対象地域の気象予報から人口マトリクスの各セルに対応する日時の人口を推定する(ステップS105)。例えば、情報提供装置100の生成部134は、学習部133により生成された対象地域のモデルに、対象地域の気象予報に関する情報を入力することで、将来の人口を日時毎に推定する。
続いて、情報提供装置100の生成部134は、対象地域の人口マトリクスを生成する(ステップS106)。例えば、生成部134は、利用者Uにより指定された地域に関して、計測された人口および気象情報に基づいて、当該地域の人口マトリクスを生成する。このとき、生成部134は、当該地域の人口マトリクスを端末装置10に表示するために必要な情報を生成する。
続いて、情報提供装置100の提供部135は、通信部110を介して、対象となる地域を指定した利用者Uの端末装置10に対して、指定された地域の人口マトリクスに関する情報を提供する(ステップS107)。このとき、提供部135は、当該地域の人口マトリクスを端末装置10に表示するために必要な情報を提供する。例えば、提供部135は、人口マトリクスのレイアウトや各項目、表のセルの表示態様、人口の内訳等に関する情報、人口マトリクスに表示するために必要となる気象情報を提供する。
〔5-2.端末側の処理手順〕
次に、図14を用いて実施形態に係る端末装置10による処理手順について説明する。図14は、実施形態に係る端末装置10の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、端末装置10の制御部30によって繰り返し実行される。
図14に示すように、端末装置10の処理部33は、利用者Uから、対象となる地域の指定を受け付ける(ステップS201)。例えば、処理部33は、表示部12にメッシュ単位で区切られた地図を表示し、利用者Uが入力部13を用いて指定した任意のメッシュを、人口マトリクスの対象となる地域として受け付ける。そして、端末装置10の送信部31は、通信部11を介して、情報提供装置100に対して、指定された地域に関する情報を送信する。
続いて、端末装置10の表示制御部34は、表示部12に、対象となる地域の人口マトリクスと各日付に気象を示すアイコンを表示する(ステップS202)。例えば、端末装置10の受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100から、利用者Uにより指定された地域の人口マトリクスに関する情報を受信する。表示制御部34は、情報提供装置100からの人口マトリクスに関する情報に基づいて、表示部12に、利用者Uにより指定された地域の人口マトリクスを表示する。
続いて、端末装置10の表示制御部34は、表示部12に表示された人口マトリクスに対するセルの指定を受け付ける(ステップS203)。つづいて、端末装置10の表示制御部34は、指定されたセルに対応する日時における人口の推定理由を表示する(ステップS204)。端末装置10の表示制御部34は、例えば、ウインドウを表示し、ウインドウ内に指定された日時の人口、温度、天気、および、人口の推定理由などといった情報を表示する。
〔6.変形例〕
上述した端末装置10及び情報提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上記の実施形態において、情報提供装置100が実行している処理の一部又は全部は、実際には、端末装置10が実行してもよい。例えば、スタンドアローン(Stand-alone)で(端末装置10単体で)処理が完結してもよい。この場合、端末装置10に、上記の実施形態における情報提供装置100の機能が備わっているものとする。また、上記の実施形態では、端末装置10は情報提供装置100と連携しているため、利用者Uから見れば、情報提供装置100の処理も端末装置10が実行しているように見える。すなわち、他の観点では、端末装置10は、情報提供装置100を備えているともいえる。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの履歴情報のうち、実店舗での決済履歴や、鉄道の利用履歴等に基づいて、地域ごとの人口を計測してもよい。このとき、情報提供装置100は、実店舗や駅改札の位置を、利用者Uの位置と判断してもよい。
また、上記の実施形態において、端末装置10は、人口マトリクスの日付の項目軸に最も近い行(行列の上端の行)に、日単位(その日の全時間)の人口の平均ではなく、日単位の人口の中央値又は最大値を表示してもよい。また、人口マトリクスの時間の項目軸に最も近い列(行列の左端の列)に、時間単位の人口の月間平均ではなく、時間単位の人口の月間の中央値又は最大値を表示してもよい。そして、人口マトリクスの日付の項目軸に最も近い行と、時間の項目軸に最も近い列とが交差する位置(行列の左上端のセル)に、日単位の人口の月間平均ではなく、日単位の人口の月間の中央値又は最大値を表示してもよい。
あるいは、上記の実施形態において、端末装置10は、人口マトリクスの下端の行に、日単位の人口の最大値を表示してもよい。また、人口マトリクスの右端の列に、時間単位の人口の月間の最大値を表示してもよい。そして、人口マトリクスの下端の行と、人口マトリクスの右端の列とが交差する位置(行列の右下端のセル)に、日単位の人口の月間平均ではなく、日単位の人口の月間の最大値を表示してもよい。
〔7.効果〕
上述してきたように、本願に係る情報処理装置(端末装置10及び情報提供装置100)は、利用者Uから地域の指定を受け付ける入力部13と、利用者Uにより指定された地域の将来の気象に関する予測情報に基づいて推定される将来の各日時のおける人口を日付と時間とを軸とした行列形式で表現した人口マトリクスとして画面に表示する表示制御部34と、を備える。
また、表示制御部34は、人口マトリクスのセルに対応する日時の人口に応じて、人口マトリクスのセルの表示態様を変更する。例えば、表示制御部34は、人口マトリクスのセルに対応する日時の人口に応じて、人口マトリクスのセルの色の濃淡を変更する。
また、表示制御部34は、気象予報に基づいて推定される人口を前記人口マトリクスとして表示する。また、表示制御部34は、利用者によって指定された地域の気象予報に基づいて推定される人口を人口マトリクスとして表示する。
また、表示制御部34は、人口マトリクスのセルが利用者によって指定された場合に、当該セルに対応する日時における人口の推定理由を表示する。また、表示制御部34は、利用者によって選択されたセルの周辺の日時との気象の違いに基づいて推定される人口の増減理由を表示する。
上述した各処理のいずれかもしくは組合せにより、本願に係る情報処理装置は、人数の経時的変化を視認化に関する新たなサービスを提供することができる。
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る端末装置10や情報提供装置100は、例えば図15に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置100を例に挙げて説明する。図15は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。演算装置1030は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現される。
一次記憶装置1040は、RAM(Random Access Memory)等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。二次記憶装置1050は、内蔵ストレージであってもよいし、外付けストレージであってもよい。また、二次記憶装置1050は、USBメモリやSD(Secure Digital)メモリカード等の取り外し可能な記憶媒体であってもよい。また、二次記憶装置1050は、クラウドストレージ(オンラインストレージ)やNAS(Network Attached Storage)、ファイルサーバ等であってもよい。
出力I/F1060は、ディスプレイ、プロジェクタ、及びプリンタ等といった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力I/F1070は、マウス、キーボード、キーパッド、ボタン、及びスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、例えば、USB等により実現される。
また、出力I/F1060及び入力I/F1070はそれぞれ出力装置1010及び入力装置1020と無線で接続してもよい。すなわち、出力装置1010及び入力装置1020は、ワイヤレス機器であってもよい。
また、出力装置1010及び入力装置1020は、タッチパネルのように一体化していてもよい。この場合、出力I/F1060及び入力I/F1070も、入出力I/Fとして一体化していてもよい。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。
ネットワークI/F1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力I/F1060や入力I/F1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器から取得したプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行してもよい。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器と連携し、プログラムの機能やデータ等を他の機器の他のプログラムから呼び出して利用してもよい。
〔9.その他〕
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報提供装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
12 表示部
13 入力部
34 表示制御部
100 情報提供装置
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報データベース
122 履歴情報データベース
123 人口情報データベース
124 気象情報データベース
130 制御部
131 取得部
132 計測部
133 学習部
134 生成部
135 提供部

Claims (5)

  1. 利用者から地域の指定を受け付ける入力部と、
    前記利用者により指定された地域の将来の気象に関する予測情報に基づいて推定される将来の各日時における人口を日付と時間とを軸とした行列形式で表現した人口マトリクスとして画面に表示する表示制御部と、
    を備え
    前記表示制御部は、
    前記人口マトリクスのセルが前記利用者によって指定された場合に、当該セルに対応する日時における人口の推定理由を表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、
    前記人口マトリクスのセルに対応する日時の人口に応じて、前記人口マトリクスのセルの表示態様を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記利用者によって指定された地域の気象予報に基づいて推定される人口を前記人口マトリクスとして表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    利用者から地域の指定を受け付ける入力工程と、
    前記利用者により指定された地域の将来の気象に関する予測情報に基づいて推定される将来の各日時における人口を日付と時間とを軸とした行列形式で表現した人口マトリクスとして画面に表示する表示制御工程と、
    を含み、
    前記表示制御工程は、
    前記人口マトリクスのセルが前記利用者によって指定された場合に、当該セルに対応する日時における人口の推定理由を表示する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  5. 利用者から地域の指定を受け付ける入力手順と、
    前記利用者により指定された地域の将来の気象に関する予測情報に基づいて推定される将来の各日時における人口を日付と時間とを軸とした行列形式で表現した人口マトリクスとして画面に表示する表示制御手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記表示制御手順は、
    前記人口マトリクスのセルが前記利用者によって指定された場合に、当該セルに対応する日時における人口の推定理由を表示する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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