JP2004171482A - テレマティクスシステム、リスクサーバ、及びプログラム - Google Patents

テレマティクスシステム、リスクサーバ、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004171482A
JP2004171482A JP2002339585A JP2002339585A JP2004171482A JP 2004171482 A JP2004171482 A JP 2004171482A JP 2002339585 A JP2002339585 A JP 2002339585A JP 2002339585 A JP2002339585 A JP 2002339585A JP 2004171482 A JP2004171482 A JP 2004171482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
risk
route
drive
server
vehicle device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002339585A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4216050B2 (ja
Inventor
Terushi Okada
照志 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd filed Critical Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd
Priority to JP2002339585A priority Critical patent/JP4216050B2/ja
Publication of JP2004171482A publication Critical patent/JP2004171482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4216050B2 publication Critical patent/JP4216050B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

【課題】ルートによって変化する事故率及び保険料を定量的に運転者に提示するテレマティクスシステムの提供。
【解決手段】リスクサーバ50は、地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納するリスクデータベース32と、車載装置10からルートを受信してリスクデータベース32を参照し、受信したルートに含まれる位置に対応付けて格納された位置リスクに基づいて、ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、算出したルートリスクを車載装置10に送信するリスク算出部30とを有する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレマティクスシステム、リスクサーバ、及びプログラムに関する。特に本発明は、ドライブルート毎の事故のリスク又は保険料を運転者に提示するテレマティクスシステム、リスクサーバ、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車運転の事故のリスクは加入者及び車両の属性に基づいて判断され、その判断に基づいて保険料が算出されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
上山道生著「保険入門[第2版]」中央経済社、平成14年3月20日、p.163−170ページ
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際の運転においては、同一の運転者が同一の車両を運転してもルートによって事故のリスクが変化する。従来、運転者は、ルートによって変化する事故のリスクを定量的に把握することができなかった。また、保険会社は、ルートによって変化する事故のリスクを適切に保険料に反映することができなかった。
【0005】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできるテレマティクスシステム、リスクサーバ、及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、リスクサーバと車載装置を備え、ドライブに関する情報を提供するテレマティクスシステムにおいて、車載装置は、地図データを参照してドライブのルートを選択し、選択したルートをリスクサーバに送信するルート選択部と、ドライブに関する情報をリスクサーバから受信して表示する表示部とを有し、リスクサーバは、地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納するリスクデータベースと、車載装置からルートを受信してリスクデータベースを参照し、受信したルートに含まれる位置に対応付けて格納された位置リスクに基づいて、ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、算出したルートリスクを車載装置に送信するリスク算出部とを有し、表示部は、ドライブに関する情報として、リスク積算部が算出したルートリスクを、リスクサーバから受信して表示する。
【0007】
ルート選択部は、ドライブ開始前にルートを選択してもよい。また、車載装置は、ドライブの目的地を入力する入力部を更に有し、ルート選択部は、入力された目的地に基づいてルートを選択してもよい。
【0008】
ルート選択部は、複数のルートを選択してリスクサーバに送信し、リスク算出部は、受信した複数のルートのそれぞれに基づいて、リスクデータベースを参照し、それぞれのルートに含まれる位置に対応付けて格納された位置リスクに基づいて、それぞれのルートのルートリスクを算出し、算出したそれぞれのルートのルートリスクを車載装置に送信し、表示部は、複数のルートのそれぞれのルートリスクを表示し、複数のルートのうちでルートリスクが最も低いルートを更に強調して表示してもよい。
【0009】
本発明の第2の形態によれば、リスクサーバと車載装置を備え、ドライブに関する情報を提供するテレマティクスシステムにおいて、車載装置は、地図データを参照してドライブのルートを選択し、選択したルートをリスクサーバに送信するルート選択部と、ドライブに関する情報をリスクサーバから受信して表示する表示部とを有し、リスクサーバは、地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納するリスクデータベースと、車載装置からルートを受信してリスクデータベースを参照し、受信したルートに含まれる位置に対応付けて格納された位置リスクに基づいて、ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、ドライブに対する自動車保険の保険料を、算出したルートリスクに基づいて算出して車載装置に送信するリスク算出部とを有し、表示部は、ドライブに関する情報として、リスク算出部が算出した保険料を、リスクサーバから受信して表示する。
【0010】
ルート選択部は、ドライブ開始前にルートを選択してもよい。また、車載装置は、ドライブの目的地を入力する入力部を更に有し、ルート選択部は、入力された目的地に基づいてルートを選択してもよい。
【0011】
ルート選択部は、複数のルートを選択してリスクサーバに送信し、リスク算出部は、受信した複数のルートのそれぞれに基づいて、リスクデータベースを参照し、それぞれのルートに含まれる位置に対応付けて格納された位置リスクに基づいて、それぞれのルートのルートリスクを算出し、算出したそれぞれのルートのルートリスクに応じた自動車保険の保険料を算出して車載装置に送信し、表示部は、複数のルートのそれぞれの保険料を表示し、複数のルートのうちで保険料が最も安いルートを更に強調して表示してもよい。
【0012】
本発明の第1及び第2の形態において、ルート選択部は、ドライブ中に実際に走行した経路をルートとして選択してもよい。
【0013】
本発明の第1及び第2の形態において、リスクデータベースは、地図上の位置に、自動車が自らの走行を制御するオートドライブによって位置を走行した場合の位置リスクと、運転者が自ら自動車を運転するマニュアルドライブによって位置を走行した場合の位置リスクとを対応付けて格納し、車載装置は、ドライブ毎にオートドライブ及びマニュアルドライブのいずれが選択されたかを検知して、検知結果をリスクサーバに送信するドライブモード検知部を更に有し、リスク算出部は、オートドライブが選択された旨をドライブモード検知部から受信すると、リスクデータベースを参照して、受信したルートに含まれる位置に対応付けて格納されたオートドライブ時の位置リスクに基づいて、ルートリスクを算出し、マニュアルドライブが選択された旨をドライブモード検知部から受信すると、リスクデータベースを参照して、受信したルートに含まれる位置に対応付けて格納されたマニュアルドライブ時の位置リスクに基づいて、ルートリスクを算出してもよい。
【0014】
本発明の第1及び第2の形態において、自動車毎の安全性能の情報を提供する情報提供サーバを更に備え、リスクサーバは、車載装置が搭載された自動車の安全性能を情報提供サーバから取得してリスク算出部に出力する安全性能取得部を更に有し、リスク算出部は、入力された安全性能に更に基づいて、ルートリスクを算出してもよい。
【0015】
本発明の第1及び第2の形態において、安全性能取得部は、自動車の安全性能として自動車が自らの走行を制御するオートドライブの事故回避性能を取得してリスク算出部に出力し、リスク算出部は、入力された事故回避性能に更に基づいて、ルートリスクを算出してもよい。
【0016】
本発明の第1及び第2の形態において、運転者毎の運転適性の情報を提供する情報提供サーバを更に備え、リスクサーバは、車載装置が搭載された自動車を運転する運転者の運転適性を情報提供サーバから取得してリスク算出部に出力する運転適性取得部を更に有し、リスク算出部は、入力された運転適性に更に基づいて、ルートリスクを算出してもよい。
【0017】
本発明の第1及び第2の形態において、ドライブルート上の気象情報を提供する情報提供サーバを更に備え、リスクサーバは、車載装置から受信したルート上の気象情報を情報提供サーバから取得してリスク算出部に出力する気象情報取得部を更に有し、リスク算出部は、入力された気象情報に更に基づいて、ルートリスクを算出してもよい。
【0018】
本発明の第1及び第2の形態において、ドライブルート上の交通情報を提供する情報提供サーバを更に備え、リスクサーバは、車載装置から受信したルート上の交通情報を情報提供サーバから取得してリスク算出部に出力する交通情報取得部を更に有し、リスク算出部は、入力された交通情報に更に基づいて、ルートリスクを算出してもよい。
【0019】
本発明の第1及び第2の形態において、リスク算出部は、受信したルートに含まれる右左折回数に更に基づいて、ルートリスクを算出してもよい。
【0020】
本発明の第3の形態によれば、ドライブのリスクを算出するリスクサーバは、地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納するリスクデータベースと、自動車に搭載された車載装置から自動車によるドライブのルートを受信してリスクデータベースを参照し、受信したルートに含まれる位置に対応付けて格納された位置リスクに基づいて、ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、算出したルートリスクを車載装置に送信するリスク算出部とを備える。
【0021】
本発明の第4の形態によれば、ドライブのリスクを算出するリスクサーバは、地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納するリスクデータベースと、自動車に搭載された車載装置から自動車によるドライブのルートを受信してリスクデータベースを参照し、受信したルートに含まれる位置に対応付けて格納された位置リスクに基づいて、ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、ドライブに対する自動車保険の保険料を、算出したルートリスクに基づいて算出して車載装置に送信するリスク算出部とを備える。
【0022】
本発明の第5の形態によれば、ドライブのリスクを算出するコンピュータ用のプログラムは、地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて管理するリスク管理機能と、自動車に搭載された車載装置から自動車によるドライブのルートを受信して、受信したルートに含まれる位置に対応付けて管理された位置リスクに基づいて、ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、算出したルートリスクを車載装置に送信するリスク算出機能とをコンピュータに実現させる。
【0023】
本発明の第6の形態によれば、ドライブのリスクを算出するコンピュータ用のプログラムは、地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて管理するリスク管理機能と、自動車に搭載された車載装置から自動車によるドライブのルートを受信して、受信したルートに含まれる位置に対応付けて管理された位置リスクに基づいて、ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、ドライブに対する自動車保険の保険料を、算出したルートリスクに基づいて算出して車載装置に送信するリスク算出部とをコンピュータに実現させる。
【0024】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0026】
図1は、本実施形態に係るテレマティクスシステム100の構成を示す。テレマティクスシステム100は、自動車200に搭載され、運転に関する各種情報を自動車200の運転者に提供する車載装置10と、ドライブに関わるリスクの情報をネットワーク80を介して車載装置10に提供するリスクサーバ50と、ドライブのリスクに関連する情報をネットワーク80を介してリスクサーバ50に提供する情報提供サーバ90とを備える。車載装置10のネットワーク80へのアクセスは、携帯電話網を利用してもよいし、例えば準天頂衛星などの通信衛星70を利用してもよい。リスクサーバ50及び情報提供サーバ90は、一例として自動車保険の保険会社によって運用される。
【0027】
自動車200に対する自動車保険の可否は、予め保険会社によって判断されており、引き受けが可能な場合には、保険会社は、自動車200又は契約者に対して、保険の引き受けが承認された旨を示す承認IDを付与する。車載装置10は、承認IDを保有している場合に、リスクサーバ50との接続が許可される。
【0028】
情報提供サーバ90は、局地的な気象情報及び交通情報情報を位置に対応付けて提供する。また、情報提供サーバ90は、自動車毎の安全性能に関する情報を自動車を識別する情報に対応付けて提供する。さらに情報提供サーバ90は、保険会社の顧客毎の自動車運転の運転適性の情報を顧客に対応付けて提供する。
【0029】
本実施形態に係るテレマティクスシステム100において、車載装置10は、運転者の操作に基づいてドライブルートを選択してリスクサーバ50に送信する。リスクサーバ50は、受信したドライブルートにおける事故のリスクを算出して車載装置10に送信する。リスクサーバ50は、車載装置10から承認IDを受信した場合には、更に保険料を算出する。そして車載装置10は、リスクサーバ50から受信した事故のリスク及び/又は保険料を運転者に表示する。これにより、運転者は、表示されるリスク及び/又は保険料を確認してリスク及び保険料がより低いルートを選択する等、ドライブの計画を見直すことができる。
【0030】
図2は、車載装置10の構成を示す。前記車載装置は、地図データを格納する地図データ格納部14と、地図データ格納部14に格納された地図データを参照してドライブのルートを選択し、選択したルートをリスクサーバ50に送信するルート選択部16と、ルート選択部16がルートを選択するための、目的地、経由地、及び利用道路等の情報を入力する入力部12と、ドライブに関する情報をリスクサーバ50から受信して表示する表示部20とを備える。
【0031】
なお、本実施形態に係る自動車200は、自動車200が自らの走行を制御するオートドライブの機能を有し、運転者は、運転者が自ら自動車200を運転するマニュアルドライブと、オートドライブのどちらで走行するかを選択することができる。そして、車載装置10は、ドライブ毎にオートドライブ及びマニュアルドライブのいずれが選択されたかを検知して、検知結果をリスクサーバに送信するドライブモード検知部18を更に備える。
【0032】
記録媒体60は、車載装置10に入力部12、地図データ格納部14、ルート選択部16、ドライブモード検知部18、及び表示部20の動作を行わせるプログラムを格納する。他の方法として、車載装置10は、そのようなプログラムを通信回線を介して取得してもよい。
【0033】
図3は、リスクサーバ50の構成を示す。リスクサーバ50は、地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納するリスクデータベース32と、車載装置10からルートを受信してリスクデータベース32を参照し、受信したルートに含まれる位置に対応付けて格納された位置リスクに基づいて、ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、算出したルートリスクを車載装置10に送信するリスク算出部30とを備える。
【0034】
本実施形態において、リスク算出部30は、ルートリスクとして、ルートに含まれる位置のいずれかにおいて事故が発生する確率を算出する。すなわち、ルートに含まれた複数の位置のそれぞれに対応付けてリスクデータベース32に格納された複数の位置リスクをr1、r2、r3、・・rn、ルートリスクをRとすると、リスク算出部30は、以下の式(1)に基づいてRを算出する。
R=1−{(1−r1)×(1−r2)×(1−r3)×・・・(1−rn)}・・・・式(1)
リスクサーバ50は、式(1)に基づいて算出したルートリスクを車載装置10に送信する。そして、図2で説明した車載装置10は、リスクサーバ50から受信するルートリスクを運転者に提示することができる。したがって、運転者は、ドライブルートにおけるリスクを確認した上で、ルートを変更する等、運転計画を見直すことができる。
【0035】
なお、別の実施例において、リスク算出部30は、位置リスクr1、r2、r3、・・rnの和をとった積算値をルートリスクとして算出してもよい。これによりリスク算出部30は、計算を簡略化し、ルートリスクの概算値を簡便に算出することができる。
【0036】
リスクサーバ50は、自動車保険契約毎の補償内容を、保険の対象である自動車を識別する自動車識別情報に対応付けて格納する契約データベース42を更に有する。自動車識別情報は、例えば車台番号、自動車登録番号、及び証券番号等である。補償内容とは、保険の担保範囲及び保険金の最高額である。リスク算出部30は、自動車識別情報を車載装置10から取得して契約データベース42を参照することにより、自動車200に対する補償内容を抽出する。
【0037】
さらにリスクサーバ50は、車載装置10が搭載された自動車の安全性能を情報提供サーバ90から取得してリスク算出部30に出力する安全性能取得部34を更に有し、リスク算出部30は、入力された安全性能に更に基づいて、ルートリスクを算出する。
【0038】
さらにリスクサーバ50は、車載装置が搭載された自動車を運転する運転者の運転適性を情報提供サーバ90から取得してリスク算出部30に出力する運転適性取得部90を更に有し、リスク算出部30は、入力された運転適性に更に基づいて、ルートリスクを算出する。
【0039】
さらにリスクサーバ50は、車載装置10から受信したルート上の気象情報を情報提供サーバ90から取得してリスク算出部30に出力する気象情報取得部38を更に有し、リスク算出部30は、入力された気象情報に更に基づいて、ルートリスクを算出する。
【0040】
さらにリスクサーバ50は、車載装置10から受信したルート上の交通情報を情報提供サーバ90から取得してリスク算出部30に出力する交通情報取得部40を更に有し、リスク算出部30は、入力された交通情報に更に基づいて、ルートリスクを算出する。
【0041】
図4は、リスクデータベース32のデータフォーマットの一例を示す。リスクデータベース32は、地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納する。本発明に係る位置は、住所、緯度・経度、交差点名、地名、及び道路名を含む。事故の発生率は、例えば0.003が0.3%に相当する。リスクデータベース32は、それぞれの位置における過去の事故の発生率に基づいて作成される。本実施例において、リスクデータベース32は、それぞれの位置をオートドライブで走行した場合の位置リスクと、マニュアルドライブで走行した場合の位置リスクとを、当該位置に対応付けて格納する。例えば、歩行者がおらず、居眠りや不注意が事故の主原因である首都高速に対しては、マニュアルドライブ時の位置リスクよりもオートドライブ時の位置リスクの方が低いリスクとして対応付けられている。一方で、子供の飛び出しなど、歩行者との接触が事故の主原因となる住宅地の道路においては、歩行者の行動予測が苦手なオートドライブ時の位置リスクよりも、運転者が自ら運転するマニュアルドライブ時の位置リスクの方が低いリスクとして対応付けられている。
【0042】
リスクデータベース32の他の例は、マニュアルドライブ及びオートドライブのいずれか一方の位置リスクと、一方を基準にした場合の他方の補正係数とを地図上の位置に対応付けて格納してもよい。
【0043】
このようなリスクデータベース32を参照することにより、リスクサーバ50は、ルートに含まれる位置に対応する位置リスクを簡便に抽出することができる。
【0044】
図5は、テレマティクスシステム100がドライブ毎のルートリスク及び保険料を算出する動作の一例を示す。
【0045】
まず、リスクサーバ50は、リスクデータベース32において、地図上の位置に、オートドライブによって当該位置を走行した場合の位置リスクと、マニュアルドライブによって当該位置を走行した場合の位置リスクとを対応付けて管理する(S100)。さらにリスクサーバ50は、契約データベース42において、自動車保険の補償内容を、当該自動車保険の補償の対象である自動車を識別する自動車識別情報に対応付けて管理する(S101)。
【0046】
次に、車載装置10の入力部12は、ドライブ開始前に、ルート選択部16がルートを決定するためのルート決定基礎情報、例えば目的地、経由地、及び利用道路等の情報を、ユーザの操作に基づいて入力する(S102)。ルート選択部16は、入力部12から入力されたルート決定基礎情報に基づき、地図データ格納部14に格納された地図データを参照してドライブのルートを選択する(S103)。ステップ103において、ルート選択部16は、所要時間優先、道程距離優先、リスクの低さ優先、高速道路優先、及び交差点数の少なさ優先等、複数の異なる判断基準に基づいて複数のルートを選択してもよい。
【0047】
次にドライブモード検知部18は、ドライブの度に、オートドライブ及びマニュアルドライブのいずれのドライブモードが選択されたかを検知する(S104)。そしてルート選択部16は、ステップ103で選択したルートと、車載装置10が搭載された自動車を識別する自動車識別情報とをリスクサーバ50に送信する。ドライブモード検知部18は、ステップ104においてオートドライブ及びマニュアルドライブのいずれが選択されたかをリスクサーバ50に送信する(S106)。
【0048】
次に、リスクサーバ50は、車載装置10から受信するルート、ドライブモード、自動車識別情報、及び承認IDに基づいて、ドライブのルートリスク及び保険料を算出し、算出結果を車載装置10に送信する(S20)。リスクサーバ50は、ステップ20において複数のルートを受信すると、当該複数ルートのそれぞれに関するルートリスク及び保険料を算出して車載装置10に送信する。ステップ20の詳細は、図6で後述する。
【0049】
車載装置10は、リスクサーバ50が算出したルートリスク及び保険料を受信すると(S108)、表示部20は、リスクサーバ50が算出したルートリスク及び保険料をモニタに表示する(S110)。
【0050】
ステップ110において、リスクサーバ50から複数ルートのそれぞれに関するルートリスク及び保険料を受信した場合、表示部20は、当該複数ルートのそれぞれに関するルートリスク及び保険料をモニタに表示し、当該複数のルートのうちでルートリスク及び保険料が最も低いルートを、例えば他よりも目立つ色で表示したり、他のルートよりも上に表示したりすることによって、更に強調して表示してもよい。
【0051】
入力部12からの入力によりルートが変更された場合には、テレマティクスシステム100は、ステップ103からステップ110を繰り返す。
【0052】
運転者は、車載装置10に表示される保険料に同意する場合には、その旨をリスクサーバ50に送信して保険の適用を申請する。保険会社は、申請された保険契約の蓄積に基づいて、例えば1年毎などの一定期間毎に保険料を請求する。
【0053】
以上のような動作により、テレマティクスシステム100は、ドライブのルートに応じたルートリスク及び保険料を運転者に提示することができる。したがって、運転者は、確認したルートリスク及び保険料に基づいてドライブの計画を見直すことができる。
【0054】
なお、ステップ103において、ルート選択部16は、ドライブ中に実際に走行した経路をルートとして選択してもよい。そして、車載装置10は、実際に走行した経路に基づいてリスクサーバ50が算出するルートリスクと保険料とを受信して運転者に表示する。
【0055】
これにより、運転者は、実際に走行した経路のルートリスク及び保険料を確認することができる。運転者は、確認したルートリスク及び保険料に基づいて、その後のドライブ計画を見直すことができる。また、保険料をドライブ後に事後精算することもできる。
【0056】
図6は、図5におけるステップ20の詳細を示す。まず、リスクサーバ50は、車載装置10から、ルート選択部16が選択したドライブのルートと、オートドライブ及びマニュアルドライブのいずれのドライブモードが選択されたかのドライブモード検知部18による検知結果と、車載装置10が搭載された自動車を識別する自動車識別情報とを受信する(S202)。
【0057】
次に安全性能取得部34は、ステップ202において受信された自動車識別情報に基づいて情報提供サーバ90を参照することにより、車載装置10が搭載された自動車の安全性能に関する情報を取得し、リスク算出部30に出力する。また、気象情報取得部38は、ステップ202において受信されたルートに基づいて情報提供サーバ90を参照することにより、ルート上の気象情報を取得し、リスク算出部30に出力する。また、交通情報取得部40は、ステップ202において受信されたルートに基づいて情報提供サーバ90を参照することにより、ルート上の交通情報を取得し、リスク算出部30に出力する(S204)。
【0058】
次にリスク算出部30は、ステップ202において、オートドライブ及びマニュアルドライブのいずれのドライブモードが選択されたかの検知結果を判断する(S206)。ステップ206において、オートドライブが選択された旨の検知結果が受信されたと判断した場合(S206:オートドライブ)、リスク算出部30は、リスクデータベース32を参照して、受信したルートに含まれる位置に対応付けて格納された、オートドライブ時の位置リスクを抽出する。そしてリスク算出部30は、抽出したオートドライブ時の位置リスクを用いて、図3で説明した式(1)に基づきルートリスクを算出する(S208)。
【0059】
次に、リスク算出部30は、安全性能取得部34が取得したオートドライブの事故回避性能に基づいて、ルートリスクを補正する(S210)。ステップ210において、オートドライブの事故回避性能は、安全性能取得部34が取得する自動車の安全性能に関する情報の一例であり、例えば事故回避性能が低いレベル1から高いレベル5までの5段階などに程度分けされる。そして、リスク算出部30は、オートドライブの事故回避性能のレベルに応じて、ステップ208で算出したルートリスクを補正する。
【0060】
すなわち、リスク算出部30は、オートドライブの事故回避性能が所定の基準より高ければ、ルートリスクを低く補正する。リスク算出部30は、オートドライブの事故回避性能が所定の基準より低ければ、ルートリスクを高く補正してもよい。
【0061】
例えば、リスク算出部30は、オートドライブの事故回避性能の基準であるレベル3よりも事故回避性能がレベル4、レベル5と高くなるにつれて、ルートリスクを0.9倍、0.8倍と小さく補正する。逆に、レベル3よりも事故回避性能がレベル2、レベル1と低くなるにつれて、ルートリスクを1.1倍、1.2倍と大きく補正する。
【0062】
ステップ206において、マニュアルドライブが選択された旨の検知結果が受信されたと判断した場合(S206:マニュアルドライブ)、リスク算出部30は、リスクデータベース32を参照して、受信したルートに含まれる位置に対応付けて格納された、マニュアルドライブ時の位置リスクを抽出する。そしてリスク算出部30は、抽出したマニュアルドライブ時の位置リスクを用いて、図3で説明した式(1)に基づきルートリスクを算出する(S212)。
【0063】
次に、運転適性取得部36は、運転者を識別する運転者識別情報を車載装置10から取得し、運転者識別情報に基づいて、情報提供サーバ90を参照することにより、運転者の運転適性を取得し(S214)、リスク算出部30に出力する。
【0064】
リスク算出部30は、運転適性取得部36が取得した運転者の運転適性に基づいて、ルートリスクを補正する(S216)。運転者の運転適性は、例えば運転適性が低いレベル1から高いレベル5までの5段階などに程度分けされる。リスク算出部30は、運転者の運転適性のレベルに応じて、ステップ212で算出したルートリスクを補正する。
【0065】
すなわち、リスク算出部30は、運転者の運転適性が所定の基準より高ければ、ルートリスクを低く補正する。リスク算出部30は、運転者の運転適性が所定の基準より低ければ、ルートリスクを高く補正してもよい。
【0066】
例えば、リスク算出部30は、レベル4、レベル5と、運転者の運転適性の標準値であるレベル3よりも高くなるにつれて、ルートリスクを0.9倍、0.8倍と小さく補正する。逆に、レベル2、レベル1と、標準値であるレベル3よりも低くなるにつれて、ルートリスクを1.1倍、1.2倍と大きく補正する。
【0067】
なお、運転者の運転適性は、運転者の事故回避能力を試験するシミュレーションの結果や、運転者の事故歴等に基づいて、保険会社又は公的機関が診断する。情報提供サーバ90は、診断結果である運転適性を運転者を識別する運転者識別情報に対応付けて管理する。
【0068】
次に、リスク算出部30は、ステップ204において安全性能取得部34が取得した自動車の安全性能に関する情報に基づいて、ルートリスクを補正する(S218)。自動車の安全性能の一例は、例えばレベル1からレベル5の5段階などに程度分けされたブレーキ性能である。ブレーキ性能は、例えば時速60kmで急ブレーキを踏んだ場合に自動車が停止するまでの制動距離によって程度分けする。たとえば、制動距離が最も長い、つまりブレーキ性能が最も低いレベルをレベル1とし、制動距離が短くなるにつれてレベルを高くし、制動距離が最も短い、つまりブレーキ性能が最も高いレベルをレベル5とする。
【0069】
リスク算出部30は、自動車の安全性能の程度に応じて、ステップ216で補正したルートリスクを更に補正する(S218)。すなわち、リスク算出部30は、自動車の安全性能の程度が所定の基準より高ければ、ルートリスクを低く補正する。リスク算出部30は、自動車の安全性能の程度が所定の基準より低ければ、ルートリスクを高く補正してもよい。
【0070】
例えば、リスク算出部30は、自動車の安全性能の例であるブレーキ性能のレベルがレベル4、レベル5と、ブレーキ性能の標準値であるレベル3よりも高くなるにつれて、ルートリスクを0.9倍、0.8倍と小さく補正する。逆に、レベル2、レベル1と、ブレーキ性能の標準値であるレベル3よりも低くなるにつれて、ルートリスクを1.1倍、1.2倍と大きく補正する。
【0071】
次に、リスク算出部30は、ステップ204において入力されたルート上の気象情報、及び交通情報に基づいて、ステップ210又はステップ218で補正されたルートリスクをさらに補正する(S220)。
【0072】
ステップ220において、リスク算出部30は、例えば、入力された気象情報が示すルート上の気象が、事故の危険性を高める気象である場合、ルートリスクを大きく補正する。リスク算出部30は、ルート上の気象が例えば雪である場合、ルートリスクを2倍等に補正する。
【0073】
また、ステップ220において、リスク算出部30は、入力された交通情報が示すルート上の交通状況が、事故の危険性を高める交通状況である場合、ルートリスクを大きく補正する。リスク算出部30は、ルート上の交通状況が例えば渋滞中である場合、ルートリスクを1.5倍などに補正する。
【0074】
リスク算出部30は、ルートに含まれる右左折の回数に更に基づいて、ルートリスクを補正してもよい。例えば、ルートに含まれる右左折の回数が増加するほど、ルートリスクを大きく補正する。
【0075】
次にリスク算出部30は、契約データベース42を参照することにより、ステップ202で取得した自動車識別情報対応付けて管理された自動車保険の補償内容を抽出する(S221)。補償内容とは、保険の担保範囲及び保険金の最高額である。そして、リスク算出部30は、ステップ220で補正されたルートリスク、及びステップ221で抽出された補償内容に基づいて、当該ルートのドライブに対する保険料を算出する(S222)。
【0076】
最後に、リスク算出部30は、ステップ220で補正されたルートリスク、及びステップ222で算出された保険料を車載装置10に送信する(S224)。以上で本フローは終了する。
【0077】
以上の動作例によれば、リスクサーバ50は、車載装置10から入力されたルートのルートリスク及び保険料を精度よく算出して車載装置10に出力することができる。
【0078】
なお、本実施例において、リスク算出部30は、気象情報及び交通情報に基づいてルートリスクを補正したが、これに代えて、ルートに含まれる位置毎の気象情報及び交通情報に基づいて、位置リスクを個別に補正し、補正した位置リスクからルートリスクを算出してもよい。これにより、リスク算出部30は、ルート上の気象条件や交通状況が局地的に変化する場合でも、ルートリスクを精度よく算出することができる。
【0079】
また、リスクサーバ50は、車載装置10から複数のルートを受信した場合、複数のルートのそれぞれに関して上記ステップ206からステップ222の動作を行うことにより、それぞれのルートのルートリスク及び保険料を算出し、車載装置10に送信する。これにより、車載装置10は、複数ルートのそれぞれに関するルートリスク及び保険料を運転者に提示することができる。したがって、運転者は、ルートリスク及び保険料を判断基準にして、複数のルートから所望のルートを選択することができる。
【0080】
また、テレマティクスシステム100は、オートドライブ及びマニュアルドライブのいずれでドライブされるかの情報を用いて、ルートリスクをより精度よく算出することができる。
【0081】
なお記録媒体62は、上記のステップ202からステップ224の動作をリスクサーバ50に行わせるプログラムを格納する。リスクサーバ50は、記録媒体62からこれらのプログラムを読みとって実行する。
【0082】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0083】
上記説明から明らかなように、本実施形態によれば、テレマティクスシステム100は、ルートによって変化する事故率及び保険料を定量的に運転者に提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るテレマティクスシステム100の構成図である。
【図2】車載装置10の構成を示すブロック図である。
【図3】リスクサーバ50の構成を示すブロック図である。
【図4】リスクデータベース32のデータフォーマットの一例である。
【図5】テレマティクスシステム100がドライブ毎のルートリスク及び保険料を算出する動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】図5におけるステップ20の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 車載装置
12 入力部
14 地図データ格納部
16 ルート選択部
18 ドライブモード検知部
20 表示部
30 リスク算出部
32 リスクデータベース
34 安全性能取得部
36 運転適性取得部
38 気象情報取得部
40 交通情報取得部
42 契約データベース
50 リスクサーバ
60、62 記録媒体
70 通信衛星
80 ネットワーク
90 情報提供サーバ
100 テレマティクスシステム
200 自動車

Claims (20)

  1. リスクサーバと車載装置を備え、ドライブに関する情報を提供するテレマティクスシステムであって、
    前記車載装置は、
    地図データを参照してドライブのルートを選択し、選択した前記ルートを前記リスクサーバに送信するルート選択部と、
    ドライブに関する情報を前記リスクサーバから受信して表示する表示部と
    を有し、
    前記リスクサーバは、
    地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納するリスクデータベースと、
    前記車載装置から前記ルートを受信して前記リスクデータベースを参照し、受信した前記ルートに含まれる位置に対応付けて格納された前記位置リスクに基づいて、前記ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、算出した前記ルートリスクを前記車載装置に送信するリスク算出部とを有し、
    前記表示部は、前記ドライブに関する情報として、前記リスク積算部が算出した前記ルートリスクを、前記リスクサーバから受信して表示することを特徴とするテレマティクスシステム。
  2. 前記ルート選択部は、ドライブ開始前に前記ルートを選択することを特徴とする請求項1に記載のテレマティクスシステム。
  3. 前記車載装置は、ドライブの目的地を入力する入力部を更に有し、
    前記ルート選択部は、入力された目的地に基づいて前記ルートを選択することを特徴とする請求項2に記載のテレマティクスシステム。
  4. 前記ルート選択部は、複数の前記ルートを選択して前記リスクサーバに送信し、
    前記リスク算出部は、受信した前記複数のルートのそれぞれに基づいて、前記リスクデータベースを参照し、前記それぞれのルートに含まれる位置に対応付けて格納された前記位置リスクに基づいて、前記それぞれのルートの前記ルートリスクを算出し、算出した前記それぞれのルートの前記ルートリスクを前記車載装置に送信し、
    前記表示部は、前記複数のルートのそれぞれの前記ルートリスクを表示し、前記複数のルートのうちで前記ルートリスクが最も低いルートを更に強調して表示することを特徴とする請求項3に記載のテレマティクスシステム。
  5. リスクサーバと車載装置を備え、ドライブに関する情報を提供するテレマティクスシステムであって、
    前記車載装置は、
    地図データを参照してドライブのルートを選択し、選択した前記ルートを前記リスクサーバに送信するルート選択部と、
    ドライブに関する情報を前記リスクサーバから受信して表示する表示部と
    を有し、
    前記リスクサーバは、
    地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納するリスクデータベースと、
    前記車載装置から前記ルートを受信して前記リスクデータベースを参照し、受信した前記ルートに含まれる位置に対応付けて格納された前記位置リスクに基づいて、前記ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、前記ドライブに対する自動車保険の保険料を、前記算出したルートリスクに基づいて算出して前記車載装置に送信するリスク算出部とを有し、
    前記表示部は、前記ドライブに関する情報として、前記リスク算出部が算出した前記保険料を、前記リスクサーバから受信して表示することを特徴とするテレマティクスシステム。
  6. 前記ルート選択部は、ドライブ開始前に前記ルートを選択することを特徴とする請求項5に記載のテレマティクスシステム。
  7. 前記車載装置は、ドライブの目的地を入力する入力部を更に有し、
    前記ルート選択部は、入力された目的地に基づいて前記ルートを選択することを特徴とする請求項6に記載のテレマティクスシステム。
  8. 前記ルート選択部は、複数の前記ルートを選択して前記リスクサーバに送信し、
    前記リスク算出部は、受信した前記複数のルートのそれぞれに基づいて、前記リスクデータベースを参照し、前記それぞれのルートに含まれる位置に対応付けて格納された前記位置リスクに基づいて、前記それぞれのルートの前記ルートリスクを算出し、算出した前記それぞれのルートの前記ルートリスクに応じた自動車保険の保険料を算出して前記車載装置に送信し、
    前記表示部は、前記複数のルートのそれぞれの前記保険料を表示し、前記複数のルートのうちで前記保険料が最も安いルートを更に強調して表示することを特徴とする請求項7に記載のテレマティクスシステム。
  9. 前記ルート選択部は、ドライブ中に実際に走行した経路を前記ルートとして選択することを特徴とする請求項1又は請求項5に記載のテレマティクスシステム。
  10. 前記リスクデータベースは、前記地図上の位置に、自動車が自らの走行を制御するオートドライブによって前記位置を走行した場合の前記位置リスクと、運転者が自ら自動車を運転するマニュアルドライブによって前記位置を走行した場合の前記位置リスクとを対応付けて格納し、
    前記車載装置は、ドライブ毎に前記オートドライブ及び前記マニュアルドライブのいずれが選択されたかを検知して、検知結果を前記リスクサーバに送信するドライブモード検知部を更に有し、
    前記リスク算出部は、オートドライブが選択された旨を前記ドライブモード検知部から受信すると、前記リスクデータベースを参照して、受信した前記ルートに含まれる位置に対応付けて格納された前記オートドライブ時の前記位置リスクに基づいて、前記ルートリスクを算出し、マニュアルドライブが選択された旨を前記ドライブモード検知部から受信すると、前記リスクデータベースを参照して、受信した前記ルートに含まれる位置に対応付けて格納された前記マニュアルドライブ時の前記位置リスクに基づいて、前記ルートリスクを算出することを特徴とする請求項1又は請求項5に記載のテレマティクスシステム。
  11. 自動車毎の安全性能の情報を提供する情報提供サーバを更に備え、
    前記リスクサーバは、前記車載装置が搭載された自動車の安全性能を前記情報提供サーバから取得して前記リスク算出部に出力する安全性能取得部を更に有し、
    リスク算出部は、入力された前記安全性能に更に基づいて、前記ルートリスクを算出することを特徴とする請求項1又は請求項5に記載のテレマティクスシステム。
  12. 前記安全性能取得部は、前記自動車の前記安全性能として自動車が自らの走行を制御するオートドライブの事故回避性能を取得してリスク算出部に出力し、
    リスク算出部は、入力された前記事故回避性能に更に基づいて、前記ルートリスクを算出することを特徴とする請求項11に記載のテレマティクスシステム。
  13. 運転者毎の運転適性の情報を提供する情報提供サーバを更に備え、
    前記リスクサーバは、前記車載装置が搭載された自動車を運転する運転者の運転適性を前記情報提供サーバから取得してリスク算出部に出力する運転適性取得部を更に有し、
    リスク算出部は、入力された前記運転適性に更に基づいて、前記ルートリスクを算出することを特徴とする請求項1又は請求項5に記載のテレマティクスシステム。
  14. ドライブルート上の気象情報を提供する情報提供サーバを更に備え、
    前記リスクサーバは、前記車載装置から受信した前記ルート上の気象情報を前記情報提供サーバから取得してリスク算出部に出力する気象情報取得部を更に有し、
    リスク算出部は、入力された前記気象情報に更に基づいて、前記ルートリスクを算出することを特徴とする請求項1又は請求項5に記載のテレマティクスシステム。
  15. ドライブルート上の交通情報を提供する情報提供サーバを更に備え、
    前記リスクサーバは、前記車載装置から受信した前記ルート上の交通情報を前記情報提供サーバから取得してリスク算出部に出力する交通情報取得部を更に有し、
    リスク算出部は、入力された前記交通情報に更に基づいて、前記ルートリスクを算出することを特徴とする請求項1又は請求項5に記載のテレマティクスシステム。
  16. 前記リスク算出部は、受信した前記ルートに含まれる右左折回数に更に基づいて、前記ルートリスクを算出することを特徴とする請求項1又は請求項5に記載のテレマティクスシステム。
  17. ドライブのリスクを算出するリスクサーバであって、
    地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納するリスクデータベースと、
    自動車に搭載された車載装置から前記自動車によるドライブのルートを受信して前記リスクデータベースを参照し、受信した前記ルートに含まれる位置に対応付けて格納された前記位置リスクに基づいて、前記ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、算出した前記ルートリスクを前記車載装置に送信するリスク算出部と
    を備えることを特徴とするリスクサーバ。
  18. ドライブのリスクを算出するリスクサーバであって、
    地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて格納するリスクデータベースと、
    自動車に搭載された車載装置から前記自動車によるドライブのルートを受信して前記リスクデータベースを参照し、受信した前記ルートに含まれる位置に対応付けて格納された前記位置リスクに基づいて、前記ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、前記ドライブに対する自動車保険の保険料を、前記算出したルートリスクに基づいて算出して前記車載装置に送信するリスク算出部と
    を備えることを特徴とするリスクサーバ。
  19. ドライブのリスクを算出するコンピュータ用のプログラムであって、
    地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて管理するリスク管理機能と、
    自動車に搭載された車載装置から前記自動車によるドライブのルートを受信して、受信した前記ルートに含まれる位置に対応付けて管理された前記位置リスクに基づいて、前記ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、算出した前記ルートリスクを前記車載装置に送信するリスク算出機能と
    を前記コンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
  20. ドライブのリスクを算出するコンピュータ用のプログラムであって、
    地図上の位置に、位置毎の事故の発生率である位置リスクを対応付けて管理するリスク管理機能と、
    自動車に搭載された車載装置から前記自動車によるドライブのルートを受信して、受信した前記ルートに含まれる位置に対応付けて管理された前記位置リスクに基づいて、前記ルートをドライブした場合の事故の発生率であるルートリスクを算出し、前記ドライブに対する自動車保険の保険料を、前記算出したルートリスクに基づいて算出して前記車載装置に送信するリスク算出部と
    を前記コンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
JP2002339585A 2002-11-22 2002-11-22 テレマティクスシステム、リスクサーバ、及びプログラム Expired - Lifetime JP4216050B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002339585A JP4216050B2 (ja) 2002-11-22 2002-11-22 テレマティクスシステム、リスクサーバ、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002339585A JP4216050B2 (ja) 2002-11-22 2002-11-22 テレマティクスシステム、リスクサーバ、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004171482A true JP2004171482A (ja) 2004-06-17
JP4216050B2 JP4216050B2 (ja) 2009-01-28

Family

ID=32702506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002339585A Expired - Lifetime JP4216050B2 (ja) 2002-11-22 2002-11-22 テレマティクスシステム、リスクサーバ、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4216050B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209416A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Xanavi Informatics Corp 渋滞緩和支援システム、渋滞緩和支援方法、渋滞緩和支援サーバ、および車載端末
GB2427498A (en) * 2005-06-20 2006-12-27 Denso Corp Car navigation apparatus with insurance premium calculation means.
JP2009019920A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Toyota Central R&D Labs Inc 経路探索装置、交通シミュレーション装置、歩行者挙動予測装置、及びプログラム
KR101548716B1 (ko) * 2014-05-20 2015-09-01 주식회사 소디스 복수의 카메라를 이용하는 차량 통합 제어 장치 및 차량 통합 제어 방법
JP2015215775A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 株式会社日立ソリューションズ 設定装置および設定プログラム
JP2017167944A (ja) * 2016-03-17 2017-09-21 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2017167945A (ja) * 2016-03-17 2017-09-21 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2017226399A (ja) * 2016-06-25 2017-12-28 ダイハツ工業株式会社 テレマティクスサービス
JP2018060247A (ja) * 2016-09-30 2018-04-12 本田技研工業株式会社 移動体保険料算出方法、移動体保険料算出装置、移動体保険料算出プログラム及び移動体
CN109421736A (zh) * 2017-08-23 2019-03-05 松下电器(美国)知识产权公司 驾驶管理系统、车辆以及信息处理方法
JP2019040588A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 運転管理システム、車両、及び、情報処理方法
JP2019512792A (ja) * 2016-03-17 2019-05-16 スイス リインシュランス カンパニー リミテッド テレマティクスシステム及びその対応する方法
WO2019181644A1 (ja) * 2018-03-23 2019-09-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援装置
JP2020034374A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 パイオニア株式会社 自律走行制御装置、自律走行制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2021002146A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 ヤフー株式会社 算出装置、算出方法及び算出プログラム
CN113196354A (zh) * 2019-03-28 2021-07-30 松下电器(美国)知识产权公司 信息处理方法以及信息处理系统
JP2022009112A (ja) * 2016-03-29 2022-01-14 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム
JP7036968B1 (ja) 2021-03-08 2022-03-15 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209416A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Xanavi Informatics Corp 渋滞緩和支援システム、渋滞緩和支援方法、渋滞緩和支援サーバ、および車載端末
JP4625335B2 (ja) * 2005-01-27 2011-02-02 クラリオン株式会社 渋滞緩和支援システムおよび車載端末
GB2427498A (en) * 2005-06-20 2006-12-27 Denso Corp Car navigation apparatus with insurance premium calculation means.
JP2009019920A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Toyota Central R&D Labs Inc 経路探索装置、交通シミュレーション装置、歩行者挙動予測装置、及びプログラム
JP2015215775A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 株式会社日立ソリューションズ 設定装置および設定プログラム
KR101548716B1 (ko) * 2014-05-20 2015-09-01 주식회사 소디스 복수의 카메라를 이용하는 차량 통합 제어 장치 및 차량 통합 제어 방법
JP2019512792A (ja) * 2016-03-17 2019-05-16 スイス リインシュランス カンパニー リミテッド テレマティクスシステム及びその対応する方法
JP2017167944A (ja) * 2016-03-17 2017-09-21 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2017167945A (ja) * 2016-03-17 2017-09-21 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2022009112A (ja) * 2016-03-29 2022-01-14 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、端末装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム
US11568492B2 (en) 2016-03-29 2023-01-31 Sony Corporation Information processing apparatus, information processing method, program, and system
JP2017226399A (ja) * 2016-06-25 2017-12-28 ダイハツ工業株式会社 テレマティクスサービス
JP2018060247A (ja) * 2016-09-30 2018-04-12 本田技研工業株式会社 移動体保険料算出方法、移動体保険料算出装置、移動体保険料算出プログラム及び移動体
CN109421736A (zh) * 2017-08-23 2019-03-05 松下电器(美国)知识产权公司 驾驶管理系统、车辆以及信息处理方法
JP2019040588A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 運転管理システム、車両、及び、情報処理方法
US11861951B2 (en) 2017-08-23 2024-01-02 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Driving management system, vehicle, and information processing method
WO2019181644A1 (ja) * 2018-03-23 2019-09-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援装置
JP2019168986A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 運転支援装置
JP2020034374A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 パイオニア株式会社 自律走行制御装置、自律走行制御方法、プログラム及び記憶媒体
CN113196354A (zh) * 2019-03-28 2021-07-30 松下电器(美国)知识产权公司 信息处理方法以及信息处理系统
CN113196354B (zh) * 2019-03-28 2023-10-20 松下电器(美国)知识产权公司 信息处理方法以及信息处理系统
JP2021002146A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 ヤフー株式会社 算出装置、算出方法及び算出プログラム
JP7036968B1 (ja) 2021-03-08 2022-03-15 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2022136902A (ja) * 2021-03-08 2022-09-21 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4216050B2 (ja) 2009-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4216050B2 (ja) テレマティクスシステム、リスクサーバ、及びプログラム
US20240020706A1 (en) Assistance on the Go
US11847667B2 (en) Road segment safety rating system
US11067404B2 (en) Vehicle usage-based pricing alerts
US11037107B1 (en) Automatic determination of rental car term associated with a vehicle collision repair incident
US10782143B2 (en) Data processing system communicating with a map data processing system to generate a display of one or more segments of one or more vehicle routes
US8612139B2 (en) Systems and methods for planning vehicle routes based on safety factors
US9932033B2 (en) Route risk mitigation
US8504284B2 (en) Navigation system for determining and utilizing monetary cost information
US9073554B2 (en) Systems and methods for providing selective control of a vehicle operational mode
US8326485B2 (en) Selective control system for vehicle operating parameters
US8751059B2 (en) Selective implementation of an optional vehicle mode
US20100153193A1 (en) Variable-rate transport fees based on hazardous travel conditions
US8825269B2 (en) Process for the monitoring of vehicles of a motor vehicle fleet
US8452532B2 (en) Selective control of an optional vehicle mode
US8571791B2 (en) Remote processing of selected vehicle operating parameters
US20110029356A1 (en) Selective control of an optional vehicle mode
JP4249995B2 (ja) 車輌の運行状況監視システム及びその構成装置、運行状況監視方法及びコンピュータプログラム
WO2014168556A1 (en) Navigation in accordance with permitted driving times
US20110029192A1 (en) Selective implementation of an optional vehicle mode
US20220067838A1 (en) Technology for Analyzing Previous Vehicle Usage to Identify Customer Opportunities
Bertini et al. Technology considerations for the implementation of a statewide road user fee system
JP2006036132A5 (ja)
Graham Driven by information revisited
CH710908A2 (fr) Dispositif combiné pour le contrôle du traffic routier.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4216050

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term