JP2022136296A - 笠木 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、審美性の高い笠木を提供すること。【解決手段】笠木1Aは、躯体に設置される。この笠木1Aは、水平方向に沿って配置される第1水平部21と、第1水平部21から鉛直方向下方に沿って配置される第1右側垂直部(第1垂直部)22と、を有する第1部材2Aと、水平方向に沿って配置される第2水平部31と、第2水平部31から鉛直方向上方に沿って配置される第2垂直部32と、第2水平部31の第2垂直部32と反対側から鉛直方向下方に沿って配置される第3垂直部33と、を有する第2部材3Aと、を備え、第1部材2Aと第2部材3Aとは、第1右側垂直部22と第2垂直部32とを接合して組み立てられる。【選択図】図3

Description

本発明は、笠木に関する。
躯体には、例えば屋根や屋上等に笠木が設置されることがある。笠木としては、1枚の板部材を、当該笠木が設置される部分の外形形状に沿って折り曲げてなる笠木が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の笠木は、1枚の板部材を単に前記のように折り曲げて形成されたものであるため、簡単な構成となっているが、実際に躯体に設置してみると、審美性が乏しい感じがあった。
特開2002-227364号公報
本発明の目的は、簡単な構成で、審美性の高い笠木を提供することにある。
このような目的は、下記(1)および(2)の本発明により達成される。
(1) 躯体の出隅または入隅に設置される笠木であって、
水平方向に沿って配置される1枚の連続した板部材で構成され、水平方向のうちの交差する2方向に延在する第1延在部および第2延在部を有する水平部Aと、
前記第1延在部と平行に配置され、該第1延在部と同方向に延在する水平部Bと、
前記第1延在部と前記水平部Bとを連結し、鉛直方向に沿って配置される垂直部Cと、
前記水平部Bの前記垂直部Cと反対側から鉛直方に沿って配置される垂直部Dと、
前記第2延在部と平行に配置され、該第2延在部と同方向に延在する水平部Eと、
前記第2延在部と前記水平部Eとを連結し、鉛直方向に沿って配置される垂直部Fと、
前記水平部Eの前記垂直部Fと反対側から鉛直方向下方に沿って配置される垂直部Gと、を備えることを特徴とする笠木。
(2) 前記水平部A、前記水平部B、前記垂直部C、前記垂直部D、前記水平部E、前記垂直部F、前記垂直部Gのうちの少なくとも1つは、その一部もしくは全面を覆う防水シートを有する上記(1)に記載の笠木。
本発明によれば、簡単な構成で、審美性の高い笠木が得られる。
図1は、本発明の笠木の使用状態の一例を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示す笠木同士を連結する連結部材の使用状態の一例を示す分解斜視図である。 図3は、図1に示す笠木のうちの入隅用の笠木を示す分解斜視図である。 図4は、図3中のA-A線断面図である。 図5は、図3中のB-B線断面図である。 図6は、図1に示す笠木のうちの出隅用の笠木を示す分解斜視図である。 図7は、図1に示す笠木のうちの直線部用の笠木を示す分解斜視図である。
以下、本発明の笠木を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の笠木の使用状態の一例を示す分解斜視図である。図2は、図1に示す笠木同士を連結する連結部材の使用状態の一例を示す分解斜視図である。図3は、図1に示す笠木のうちの入隅用の笠木を示す分解斜視図である。図4は、図3中のA-A線断面図である。図5は、図3中のB-B線断面図である。図6は、図1に示す笠木のうちの出隅用の笠木を示す分解斜視図である。図7は、図1に示す笠木のうちの直線部用の笠木を示す分解斜視図である。
なお、以下では、説明の都合上、図1~図7中、互いに直交する3軸をx軸、y軸およびz軸とする。また、x軸とy軸を含むxy平面が水平となっており、z軸が鉛直となっている。また、x軸に平行な方向を「x軸方向」とも言い、y軸に平行な方向を「y軸方向」とも言い、z軸に平行な方向を「z軸方向」とも言う。また、各方向の矢印が向いた方向を「正」、その反対方向を「負」と言う。また、z軸方向正側を「上」または「上方」、z軸方向負側を「下」または「下方」と言うことがある。また、図1~図3、図6および図7中の笠木に向かって左側を「左」、右側を「右」と言うことがある。
図1に示すように、笠木1A、笠木1Bおよび笠木1Cは、それぞれ、躯体100に設置され、装飾性を有する部材である。なお、笠木1A、笠木1Bおよび笠木1Cは、それぞれ、躯体100に対して、ビス止めにより固定され、その補助として、両面テープ200が用いられる。また、躯体100に設置された笠木1A、笠木1Bおよび笠木1C上には、防水シート(図示せず)が敷設されているのが好ましい。
本実施形態では、躯体100は、入隅101と、出隅102と、入隅101と出隅102との間の直線状をなす直線部103と、を備えている。
笠木1Aは、入隅101に設置して用いられる。これにより、入隅101での審美性が向上する。笠木1Bは、出隅102に設置して用いられる。これにより、出隅102での審美性が向上する。笠木1Cは、直線部103に設置して用いられる。これにより、直線部103での審美性が向上する。その結果、躯体100上での審美性が全体として向上することとなる。
また、図2に示すように、躯体100に設置された笠木1Aと笠木1Cとの境界部には、ジョイント部材9が設置される。なお、図示は省略するが、ジョイント部材9は、躯体100に設置された笠木1Bと笠木1Cとの境界部にも設置される。
まず、笠木1Aについて説明する。
図3に示すように、笠木1Aは、連続した1枚の板部材を折り曲げてなる第1部材2Aと、連続した1枚の板部材を折り曲げてなる第2部材3Aと、を備え、これらの部材同士を接合した接合体である。
なお、第1部材2Aを構成する板部材と、第2部材3Aを構成する板部材とは、同じ厚さの板部材であるのが好ましいが、異なる厚さの板部材であってもよい。また、この板部材としては、例えば、ZAM鋼板、ステンレス鋼等の金属材料で構成された金属層を有する積層体であるのが好ましい。
また、第1部材2Aの表側の色と、第2部材3Aの表側の色とは、同じであるのが好ましいが、異なっていてもよい。
また、第1部材2Aおよび第2部材3Aのうちの少なくとも一方は、その表側に、一部もしくは全面を覆う防水シートを有するのが好ましい。これにより、雨水が内側に侵入するのを防止することができる。
第1部材2Aは、第1水平部21と、第1右側垂直部(第1垂直部)22と、第1左側垂直部23と、第1左側水平部24と、第2左側垂直部25と、突出部26と、を有している。
第1水平部21は、入隅101上で水平方向に沿って配置される。第1水平部21は、平面視で「L」字状をなし、水平方向のうちの交差する2方向に延在する2つの延在部、すなわち、本実施形態ではx軸方向に延在する第1延在部211と、y軸方向に延在する第2延在部212と、を有している。
第1延在部211には、第1部材2Aを躯体100に固定するビス(図示せず)が挿通する2つの挿通孔213が貫通して形成されている。これらの挿通孔213は、第1延在部211の外縁部215側に、x軸方向に離間して配置されている。
第2延在部212にも、第1部材2Aを躯体100に固定するビス(図示せず)が挿通する2つの挿通孔214が貫通して形成されている。これらの挿通孔214は、第2延在部212の外縁部216側に、y軸方向に離間して配置されている。
なお、第1延在部211のx軸方向に沿った長さ(全長)と、第2延在部212のy軸方向に沿った長さ(全長)とは、同じであるのが好ましいが、異なっていてもよい。また、第1延在部211のy軸方向に沿った長さ(幅)と、第2延在部212のx軸方向に沿った長さ(幅)とは、同じであるのが好ましいが、異なっていてもよい。
第1延在部211には、その内縁部217から鉛直方向下方に沿って第1右側垂直部22が配置されている。第1右側垂直部22は、x軸方向に沿った帯状をなす。なお、第1右側垂直部22のz軸方向に沿った長さ(幅)は、第1延在部211の幅よりも小さい。
また、第1右側垂直部22には、第1部材2Aと第2部材3Aとを接合するリベット300が挿通する2つの挿通孔221が貫通して形成されている。これらの挿通孔221は、x軸方向に離間して配置されている。
第2延在部212には、その内縁部218から鉛直方向下方に沿って第1左側垂直部23が配置されている。第1左側垂直部23は、y軸方向に沿った帯状をなす。なお、第1左側垂直部23のz軸方向に沿った長さ(幅)は、第1右側垂直部22の幅と同じであるのが好ましい。また、第1左側垂直部23のy軸方向に沿った長さ(全長)は、第1右側垂直部22のx軸方向に沿った長さ(全長)よりも長い。
第1左側垂直部23の下部には、そのx軸方向負側に第1左側水平部24が配置されている。第1左側水平部24は、y軸方向に沿った帯状をなす。なお、第1左側水平部24のx軸方向に沿った長さ(幅)は、第2延在部212の幅よりも小さい。
第1左側水平部24からは、鉛直方向下方に沿って第2左側垂直部25が配置されている。第2左側垂直部25は、y軸方向に沿った帯状をなす。なお、第2左側垂直部25のz軸方向に沿った長さ(幅)は、第1左側垂直部23の幅よりも大きい。
第2左側垂直部25の下部からは、突出部26が鉛直斜め上方に向かって突出している。突出部26は、y軸方向に沿った帯状をなす。また、突出部26は、躯体100側に突出しており、その突出長さは、特に限定されない。このような突出部26は、「水返し」と呼ばれる部分であり、上部から伝い落ちてくる雨水が内側に侵入するのを防止することができる。
第2部材3Aは、第2水平部31と、第2垂直部32と、第3垂直部33と、突出部34と、左側垂直部35と、を有している。
第2水平部31は、水平方向に沿って配置される。第2水平部31は、x軸方向に沿った帯状をなす。なお、第2水平部31のy軸方向に沿った長さ(幅)は、第1部材2Aの第1延在部211の幅よりも小さい。
第2水平部31には、その外縁部311から鉛直方向上方に沿って、第2垂直部32が配置されている。第2垂直部32も、第2水平部31と同様に、x軸方向に沿った帯状をなし、その長さ(全長)は、第1部材2Aの第1右側垂直部22の全長と同じであり、幅も第1右側垂直部22の幅と同じであるのが好ましい。
この第2垂直部32には、リベット300が挿通する2つの挿通孔321が貫通して形成されている。これらの挿通孔321は、x軸方向に離間して配置されており、その離間距離は、第1部材2Aの第1右側垂直部22に形成された2つの挿通孔221の離間距離と同じである。
また、第2水平部31には、第2垂直部32と反対側、すなわち、内縁部312から鉛直方向下方に沿って第3垂直部33が配置されている。第3垂直部33は、x軸方向に沿った帯状をなす。なお、第3垂直部33のz軸方向に沿った長さ(幅)は、第1部材2Aの第2左側垂直部25の幅と同じであるのが好ましい。
第3垂直部33の下部からは、突出部34が鉛直斜め上方に向かって突出している。突出部34は、x軸方向に沿った帯状をなす。また、突出部34は、躯体100側に突出しており、その突出長さは、第1部材2Aの突出部26と同じであるのが好ましい。このような突出部34は、突出部26と同様に、「水返し」と呼ばれる部分であり、上部から伝い落ちてくる雨水が内側に侵入するのを防止することができる。
第3垂直部33の左端部には、y軸方向負側に向かって突出した左側垂直部35が、鉛直方向に沿って配置されている。左側垂直部35は、第3垂直部33よりも小さい板片である。
以上のような構成の第1部材2Aと第2部材3Aとは、図3に示すように、第1部材2Aの第1右側垂直部22と、第2部材3Aの第2垂直部32とを接合して組み立てられる。その際、図4に示すように、第1右側垂直部22と第2垂直部32とは、互いに厚さ方向に重ねられた状態で、リベット300を介して接合される。これにより、組立状態の笠木1Aが得られる。
また、組立状態の笠木1Aでは、第1部材2Aの第2左側垂直部25の裏側(内側)から第2部材3Aの左側垂直部35が重なり、接合される。この接合方法としては、特に限定されず、例えば、接着(接着剤や溶媒による接着)による方法、融着(熱融着、高周波融着、超音波融着等)による方法等が挙げられる。
また、組立状態の笠木1Aでは、第1部材2Aと第2部材3Aとの境界部に、裏側から不定形シール材で構成された防水材等が塗布されるのが好ましい。
そして、図4、図5に示すように、この組立状態の笠木1Aは、水平部Aと、水平部Bと、垂直部Cと、垂直部Dと、水平部Eと、垂直部Fと、垂直部Gと、を備えたものであるということもできる。
水平部Aは、水平方向に沿って配置される1枚の連続した板部材で構成され、第1延在部211および第2延在部212を有する部分であり、第1水平部21に相当する。
水平部Bは、第1延在部211と平行に配置され、第1延在部211と同方向に延在する部分であり、第2水平部31に相当する。
垂直部Cは、第1延在部211と水平部Bとを連結し、鉛直方向に沿って配置される部分であり、第1右側垂直部22に相当する。
垂直部Dは、水平部Bの垂直部Cと反対側から鉛直方に沿って配置される部分であり、第3垂直部33に相当する。
水平部Eは、第2延在部212と平行に配置され、第2延在部212と同方向に延在する部分であり、第1左側水平部24に相当する。
垂直部Fは、第2延在部212と水平部Eとを連結し、鉛直方向に沿って配置される部分であり、第1左側垂直部23に相当する。
垂直部Gは、水平部Eの垂直部Fと反対側から鉛直方向下方に沿って配置される部分であり、第2左側垂直部25に相当する。
組立状態の笠木1Aの右側では、水平部A、水平部Bおよび垂直部Cによる出張り部4(図4参照)が形成され、左側では、水平部A、水平部Eおよび垂直部Fよる出張り部5(図5参照)が形成される。
そして、この組立状態の笠木1Aを躯体100の入隅101に設置、固定することができる。この場合、出張り部4および出張り部5により、日光の加減によっては、躯体100に陰影ができて、高級感がでる。
以上のように、入隅101に設置される笠木1Aを得ようとした場合、1枚の板部材をどのように加工しても、笠木1Aを得ることはできない。従って、笠木1Aを2つの板部材、すなわち、第1部材2Aと第2部材3Aとで構成することは、入隅101に設置される笠木1Aを迅速かつ簡単に得る上で有効な構成となっている。
また、笠木1Aが出張り部4および出張り部5を備えることにより、笠木1Aの見栄えがよくなり審美性が高くなるとともに、前記のように躯体100に高級感がでる。
また、水平部Aと、水平部Bと、垂直部Cと、垂直部Dと、水平部Eと、垂直部Fと、垂直部Gのうちの少なくとも1つは、その表側に、一部もしくは全面を覆う防水シートを有するのが好ましい。これにより、雨水が内側に侵入するのを防止することができる。
また、図4に示すように、組立状態の笠木1Aでは、第1右側垂直部22と第2垂直部32とのうち、第1右側垂直部22が外側に位置し、第2垂直部32が内側に位置する。
これに対し、第1右側垂直部22と第2垂直部32との位置関係が逆転している、すなわち、第2垂直部32が外側に位置し、第1右側垂直部22が内側に位置する場合、上から降ってくる雨水が、第1右側垂直部22と第2垂直部32との間から笠木1Aの内側に浸入するおそれがある。
しかしながら、第1右側垂直部22が外側に位置し、第2垂直部32が内側に位置するとことにより、第1右側垂直部22と第2垂直部32との間を第1水平部21が上側から覆うことができる。これにより、雨水が笠木1Aの内側に浸入するのを防止することができる。
また、笠木1Aは、例えばz軸方向の長さが異なる第2部材3Aが複数用意されていてもよい。この場合、入隅101の状態に応じて、複数の第2部材3Aの中から適当な第2部材3Aを1つ選択して用いることができる。
また、笠木1Aは、平面視で直角に屈曲したような形状をなしているが、これに限定されず、平面視で一部または全体が湾曲していてもよい。
次に、笠木1Bについて図6を参照して説明するが、前述した笠木1Aとの相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
図6に示すように、笠木1Bは、第1部材2Bと、第2部材3Bと、を備え、これらの部材同士を接合した接合体である。笠木1Bは、出隅102用のものである。従って、第1部材2Bは、第1延在部211の外縁部215に第1右側垂直部22が配置されている。そして、この第1右側垂直部22に、第2部材3Bの第2垂直部32が重なって接合される。なお、第2部材3Bは、左側垂直部35が内側に折れ曲って形成されている、すなわち、x軸方向負側に突出して形成されている。
また、笠木1Bも、笠木1Aと同様に、水平部Aと、水平部Bと、垂直部Cと、垂直部Dと、水平部Eと、垂直部Fと、垂直部Gと、を備えたものとなる。さらに、笠木1Bは、出張り部4および出張り部5が形成されたものとなる。
次に、笠木1Cについて図7を参照して説明するが、前述した笠木1Aとの相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
図7に示すように、笠木1Cは、第1部材2Cと、第2部材3Cと、を備え、これらの部材同士を接合した接合体である。笠木1Cは、直線部103用のものである。従って、第1部材2Cは、第1水平部21から第2延在部212が省略され、当該第2延在部212から一体的に形成された部分(例えば第1左側垂直部23等)も省略されている。また、第2部材3Cは、左側垂直部35が省略されている。笠木1Cも、出張り部4が形成されたものとなる。
次に、ジョイント部材9について図2を参照して説明する。
図2に示すように、ジョイント部材9は、連続した1枚の板部材を折り曲げてなり、水平部91と、垂直部92と、水平部93と、垂直部94と、を備えている。ジョイント部材9は、笠木1Aと笠木1Cとの境界部や、笠木1Bと笠木1Cとの境界部を上側から覆うように設置される。これにより、各境界部から雨水等が浸入するのが防水される。
水平部91は、水平方向に沿って配置される。水平部91には、ジョイント部材9を躯体100に固定するビス(図示せず)が挿通する2つの挿通孔911が貫通して形成されている。これらの挿通孔911は、y軸方向に離間して配置されている。
垂直部92は、水平部91に対し、鉛直方向下方に沿って配置されている。
水平部93は、垂直部92に対し、x軸方向負側に突出しており、水平方向に沿って配置される。
垂直部94は、水平部93に対し、鉛直方向下方に沿って配置されている。
このような構成のジョイント部材9は、水平部91、垂直部92および水平部93により、出張り部4や出張り部5と同様の形状をなす出張り部6が形成される。これにより、笠木1A、笠木1Bおよび笠木1Cと形状が揃い、見栄えがよくなる。
なお、ジョイント部材9の裏側には、樹脂シートが介挿されているのが好ましい。これにより、防水効果が向上する。
以上、本発明の笠木を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、笠木を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、各笠木は、2つの部材を接合した接合体であるが、これに限定されず、3つ以上の部材を接合した接合体であってもよい。
1A 笠木
1B 笠木
1C 笠木
2A 第1部材
2B 第1部材
2C 第1部材
21 第1水平部
211 第1延在部
212 第2延在部
213 挿通孔
214 挿通孔
215 外縁部
216 外縁部
217 内縁部
218 内縁部
22 第1右側垂直部(第1垂直部)
221 挿通孔
23 第1左側垂直部
24 第1左側水平部
25 第2左側垂直部
26 突出部
3A 第2部材
3B 第2部材
3C 第2部材
31 第2水平部
311 外縁部
312 内縁部
32 第2垂直部
321 挿通孔
33 第3垂直部
34 突出部
35 左側垂直部
4 出張り部
5 出張り部
6 出張り部
9 ジョイント部材
91 水平部
911 挿通孔
92 垂直部
93 水平部
94 垂直部
100 躯体
101 入隅
102 出隅
103 直線部
200 両面テープ
300 リベット
A 水平部
B 水平部
C 垂直部
D 垂直部
E 水平部
F 垂直部
G 垂直部

Claims (2)

  1. 躯体の出隅または入隅に設置される笠木であって、
    水平方向に沿って配置される1枚の連続した板部材で構成され、水平方向のうちの交差する2方向に延在する第1延在部および第2延在部を有する水平部Aと、
    前記第1延在部と平行に配置され、該第1延在部と同方向に延在する水平部Bと、
    前記第1延在部と前記水平部Bとを連結し、鉛直方向に沿って配置される垂直部Cと、
    前記水平部Bの前記垂直部Cと反対側から鉛直方に沿って配置される垂直部Dと、
    前記第2延在部と平行に配置され、該第2延在部と同方向に延在する水平部Eと、
    前記第2延在部と前記水平部Eとを連結し、鉛直方向に沿って配置される垂直部Fと、
    前記水平部Eの前記垂直部Fと反対側から鉛直方向下方に沿って配置される垂直部Gと、を備えることを特徴とする笠木。
  2. 前記水平部A、前記水平部B、前記垂直部C、前記垂直部D、前記水平部E、前記垂直部F、前記垂直部Gのうちの少なくとも1つは、その一部もしくは全面を覆う防水シートを有する請求項1に記載の笠木。
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