JP2022135330A - データ生成装置、データ生成方法および、データ生成プログラム - Google Patents

データ生成装置、データ生成方法および、データ生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】収支に関する会計データの生成を支援するデータ生成装置、データ生成方法および、データ生成プログラムを提供する。【解決手段】データ生成システム100において、収支に関する会計データを生成するデータ生成装置1は、機能構成要素として、収支に関するタスクを示すタスク内容と、収支種別と、当該タスク内容の発生時期と、を少なくとも含む収支データの入力を受け付ける収支データ入力受付手段101と、収支データ入力受付手段101により入力を受け付けたタスク内容に基づいて収支データに対する仕訳処理を実行する仕訳手段102と、仕訳手段102による仕訳結果に応じて会計データを生成するデータ生成手段103と、会計データに基づいてデータを出力する出力手段104と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、収支に関する会計データを生成するデータ生成装置、データ生成方法および、データ生成プログラムに関する。
会計・経理を含むバックオフィス運営に係る業務は、受注、納品、請求、入金のような流れに沿って発生する収入または支出を管理する必要がある。このような業務は、各種収支の発生時期において適切な処理を漏れなく行うことは、十分な知識を持たない担当者にとって困難であった。
特許文献1では、企業の入力担当者などが収支表にその収支を入力し、もっとも困難な収支の勘定科目への仕訳については、それらの知識を有する者(例えば税理士など)が的確に行い、それを収支表のシステムに記憶させた後、それらを会計ソフトウェアで取り込み可能な形式でデータとして出力することによって、会計ソフトウェアへの困難な入力を行わずとも済む会計支援システムが、開示されている。
特開第2008-129982号公報
特許文献1に記載の技術は、会計処理において不慣れな担当者であっても、会計ソフトウェアへの適切な入力が可能となるものの、困難な仕訳については、税理士などが行う必要がある点に課題があった。
本発明は、上述したような実情に鑑みてなされたものであって、十分な会計・経理知識がない業務担当者に好適である、収支に関する会計データを生成するデータ生成装置、データ生成方法および、データ生成プログラムを提供することを解決すべき課題とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、収支に関する会計データを生成するデータ生成装置であって、収支に関するタスクを示すタスク内容と、収支種別と、前記タスク内容の発生時期と、を含む収支データの入力を受け付ける収支データ入力受付手段と、前記タスク内容に基づいて収支データに対する仕訳処理を実行する仕訳手段と、前記仕訳処理による仕訳結果に基づいて、会計データを生成するデータ生成手段と、を備える。
このような構成とすることで、十分な会計経理知識を持たない担当者(ユーザ)であっても、収支に関するタスク内容を入力することで、仕訳処理が実行され、簡単に会計データを生成することができる。
本発明の好ましい形態では、タスク内容を識別するタスク内容IDをキーとし、1又は複数の仕訳IDを有するタスクデータと、前記仕訳IDをキーとし、1又は複数の勘定科目を有する仕訳データと、を格納する記憶部を備え、前記仕訳手段は、前記タスク内容に含まれるタスク内容IDに基づいて前記仕訳データを参照し、前記勘定科目に応じた仕訳処理を実行する。
このような構成とすることで、タスク内容に対応する適切な仕訳データが参照され、勘定科目に応じた仕訳処理を実行できる。
本発明の好ましい形態では、収支種別は、収入および支出と、前記収入および前記支出の予定を示す収入予定および支出予定と、を有し、前記仕訳手段は、前記収支種別として前記収入予定又は前記支出予定が含まれる前記収支データに対して少なくとも未確定データを含む仕訳処理を実行し、前記データ生成手段は、前記未確定データに含まれる前記発生時期に応じた確定処理を実行することで、収入又は支出に関する会計データを生成する。
このような構成とすることで、十分な会計経理知識を持たない担当者であっても、発生時期に応じた適切な会計データを生成することができる。
本発明の好ましい形態では、タスクデータは、手数料に関する手数料フラグを有し、前記仕訳手段は、前記手数料フラグに応じて仕訳処理を実行する。
このような構成とすることで、タスク内容に手数料に関する会計処理が含まれる場合、当該会計処理に係る会計データを自動生成することができる。
本発明の好ましい形態では、タスクデータは、預り金に関する預り金フラグを有し、前記仕訳手段は、前記預り金フラグに応じて仕訳処理を実行する。
このような構成とすることで、タスク内容に預り金に関する会計処理が含まれる場合、当該会計処理に係る会計データを自動生成することができる。
本発明の好ましい形態では、前記収支データ入力受付手段は、ユーザの業種及び/又は会計データ履歴に基づいて推定される前記タスク内容を提示し、前記タスク内容を含む前記タスクデータの入力を受け付ける。
このような構成とすることで、業種や会計データ履歴に基づいて、好適なタスク内容が提示され、入力に係る手間を更に削減することができる。
本発明の好ましい形態では、収支データ入力受付手段は、画像データ又は音声データに含まれるテキストデータに対してテキスト認識処理を実行することで決定される前記タスク内容を含む前記収支データの入力を受け付ける。
このような構成とすることで、テキストデータに基づいてタスク内容が決定され、ユーザは勘定科目に関する知識を必要とせず収支データの仕訳を行うことができる。
本発明は、収支に関する会計データを生成するデータ生成方法であって、収支に関するタスクを示すタスク内容と、収支種別と、前記タスク内容の発生時期と、を含む収支データの入力を受け付ける収支データ入力受付ステップと、前記タスク内容に基づいて収支データに対する仕訳処理を実行する仕訳ステップと、前記仕訳処理による仕訳結果に基づいて、会計データを生成するデータ生成ステップと、をコンピュータが実行する。
本発明は、収支に関する会計データを生成するデータ生成プログラムであって、コンピュータを、収支に関するタスクを示すタスク内容と、収支種別と、前記タスク内容の発生時期と、を含む収支データの入力を受け付ける収支データ入力受付手段と、前記タスク内容に基づいて収支データに対する仕訳処理を実行する仕訳手段と、前記仕訳処理による仕訳結果に基づいて、会計データを生成するデータ生成手段と、として機能させる。
本発明によれば、十分な会計・経理知識がない業務担当者に好適である、収支に関する会計データを生成するデータ生成装置、データ生成方法および、データ生成プログラムを提供することを解決すべき課題とする。
本発明の実施形態における、データ生成システムのブロック図を示す。 本発明の実施形態における、データ生成装置のハードウェア構成図を示す。 本発明の実施形態における、ユーザ端末のハードウェア構成図を示す。 本発明の実施形態における、データ生成装置におけるデータ生成の処理フローチャートを示す。 本実施形態における、各種データの対応関係を示す。 異なる実施形態における、データ生成システムのブロック図を示す。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態に関するデータ生成システムについて説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではなく、様々な構成を採用することもできる。
本実施形態では、データ生成システム、データ生成装置の構成、動作等について説明するが、同様の構成の方法、コンピュータのプログラムおよび当該プログラムを記録したプログラム記録媒体等も、同様の作用効果を奏する。プログラム記録媒体を用いれば、例えば、コンピュータに当該プログラムをインストールすることができる。以下で説明する本実施形態にかかる一連の処理は、コンピュータで実行可能なプログラムとして提供され、CD-ROMやフレキシブルディスクなどの非一過性コンピュータ可読記録媒体、更には通信回線を経て提供可能である。
データ生成システムおよびデータ生成装置の各手段と、データ生成方法の各ステップと、は同様の作用効果を実現する。データ生成システム、データ生成装置、データ生成プログラムおよびデータ生成プログラム記録媒体のそれぞれにおける各手段は、CPU等の演算装置によって実現される。また、データ生成方法の各ステップも同様に演算装置により実現される。
本実施形態において、会計データは、法人や個人事業主において帳簿として記録される電子データであって、収入および支出に関するデータを示す。また、会計データは、後に会計ソフト等に入力されることで、帳簿として管理される電子データであってもよい。
<実施形態1>
図1は、実施形態1におけるデータ生成システムの機能ブロック図を示す。本実施形態に係るデータ生成システムは、図1において、データ生成システム100として具体化される。データ生成システム100は、収支に関する会計データを生成するデータ生成装置1と、データ生成装置1に対して収支データの入力を行うためのユーザ端末2と、データベースとしての記憶部3と、を備える。データ生成システム100の各構成は、通信ネットワークNWを介して通信可能に構成されている。通信ネットワークNWは、インターネットなどのIP網や専用回線などにより構成される。なお、以下の説明において、不明確にならない限り通信ネットワークNWの介在を省略する。
データ生成装置1は、機能構成要素として、収支に関するタスクを示すタスク内容と、収支種別と、当該タスク内容の発生時期と、を少なくとも含む収支データの入力を受け付ける収支データ入力受付手段101と、収支データ入力受付手段101により入力を受け付けたタスク内容に基づいて収支データに対する仕訳処理を実行する仕訳手段102と、仕訳手段102による仕訳結果に応じて会計データを生成するデータ生成手段103と、会計データに基づいてデータを出力する出力手段104と、を備える。
ユーザ端末2は、機能構成要素として、収支データを含むデータ入力を受け付ける入力手段201と、データ生成装置1による処理結果を画面表示等として出力する出力手段202と、データ通信を行うための通信手段203と、を備える。
記憶部3は、データ生成装置1の内部または外部に設置され、データ生成装置1とデータ通信可能に構成される。記憶部3は、ユーザ端末2を介して入力される収支データを格納する収支データDB31と、収支データに含まれるタスク内容に関するタスクデータを格納するタスクデータDB32と、タスク内容に基づく仕訳処理を実行するための仕訳データを格納する仕訳データDB33と、仕訳結果に応じた会計データを格納する会計データDB34と、ユーザ端末2を介して登録されるユーザに関するユーザデータを格納するユーザデータDB35と、を備える。
図2は、本実施形態におけるデータ生成装置1におけるハードウェア構成図を示す。データ生成装置1は、ハードウェア構成要素として、演算装置(CPU)11と、作業用メモリとしての主記憶装置(RAM)12と、HDDやSSD、フラッシュメモリ等の補助記憶装置13と、外部の装置と通信するための通信装置14と、各構成部をそれぞれ接続するバス15などとを備える。また、補助記憶装置13は、オペレーティングシステム(OS)16と、OS16と協働してその機能を発揮するデータ生成プログラム17と、各種情報(データを含む)などとを記憶している。データ生成装置1は、データ生成プログラム17がCPU11により実行されることで、上述した機能構成要素(101―104)を実現する。
図3は、ユーザ端末2におけるハードウェア構成図を示す。ユーザ端末2は、通信機能を備えたPC(Personal Computer)やスマートフォン、タブレット端末等により構成される端末装置であり、ハードウェア構成要素として、演算装置(CPU)21と、主記憶装置(RAM)22と、補助記憶装置23と、通信装置24と、キーボードやマウス、タッチパネル等のデータ入力のための入力装置25と、ディスプレイやスピーカ等の出力装置26と、各構成部を接続するバス27と、OS28と、アプリケーションプログラム29と、を備える。ユーザ端末2は、アプリケーションプログラム29がCPU21により実行されることで、各種機能構成要素(201-203)を実現する。なお、入力装置25は、カメラなどによる画像データ入力のための撮像装置と、音声データ入力のためのマイクロフォンと、を含む構成とするのが好ましい。
以下、図1乃至図4を参酌しながら、データ生成システム100におけるデータ生成処理の流れを説明する。図4は、本実施形態におけるデータ生成処理の流れに関するフローチャートを示す。
ユーザ端末2は、アプリケーションプログラム29を起動することで、データ生成システム100にアクセス可能に構成される。また、ユーザ端末2は、ウェブアプリケーションとして構成されるデータ生成システム100にアクセスする構成であってもよい。
ユーザデータDB35は、ユーザ端末2を介して予めユーザデータの登録を受け付ける。ユーザデータは、ユーザID、企業名、業種、従業員数、各種税金の納期に関する特例などを含む。
はじめに、ユーザ端末2の入力手段201は、収支データの入力を受け付ける。入力手段201は、例えば、入力画面を介して収支データの各項目に関するテキストデータの入力を受け付ける。本実施形態において、収支データは、収支種別を示す収支種別IDと、会計経理業務に関するタスクを示すタスク内容と、収支金額と、当該タスクの発生時期と、を少なくとも備える。通信手段203は、入力手段201を介して入力された収支データにユーザIDを紐づけ、データ生成装置1に送信する。
入力手段201は、音声データを音声認識によりテキストデータに変換し、収支データにおける任意のデータ項目の入力を受け付けることができる。また、入力手段201は、領収書や請求書、発注書、受注書、明細書などの画像データを光学文字認識(OCR: Optical Character Recognition)によりテキストデータに変換し、収支データにおける任意のデータ項目の入力を受け付けることができる。入力手段201は、直接テキストデータの入力を受け付けてもよい。なお、入力手段201による音声データおよび画像データのテキストデータ変換処理は、後の収支データ入力受付手段101により実行されてもよい。
収支データ入力受付手段101は、ユーザ端末2により送信された収支データを受信し、収支データの入力を受け付ける(ステップS11)。収支データ入力受付手段101は、入力を受け付けた収支データを収支データDB31に格納する。また、収支データ入力受付手段101は、収支データと併せて受信したユーザIDを参照することで、各種ユーザデータを参照可能に構成されている。
ステップS11において、収支データ入力受付手段101は、ユーザの業種及び/又は会計データ履歴に基づいて、当該ユーザにより入力される可能性の高いタスク内容を入力画面において提示し、提示した中から選択されるタスク内容を含む収支データの入力を受け付けることができる。なお、収支データは、当該タスクデータを識別可能なタスク内容IDをタスク内容として有し、タスク内容IDを参照することでタスクデータDB32に格納されるタスク内容を示すテキストデータを入力画面において表示する。会計データ履歴は、ユーザが過去に入力した収支種別に応じたタスク内容の入力回数などを示し、ユーザIDに紐づけてユーザデータDB35に格納されている。
ステップS11において、収支データ入力受付手段101は、画像データ又は音声データに含まれるテキストデータに基づいてテキスト解析処理を実行することで、タスクデータDB32を参照し取得されるタスク内容を含む収支データの入力を受け付ける。収支データ入力受付手段101は、例えば、タスク内容として入力されたテキストデータに含まれるキーワードに基づいて、該当するキーワードを紐づけて格納するタスクデータを特定し、当該タスクデータに対応するタスク内容IDを取得し、収支データにおけるタスク内容とすることができる。なお、テキスト解析にかえて言語モデルを用いた意味解析処理を実行することで、タスク内容IDを取得する構成であってもよい。テキスト解析処理および意味解析処理は、既存技術として知られる解析手法を適宜採用することができる。
タスクデータは、タスク内容IDと、タスク内容と、タスク内容に応じた仕訳IDと、を有し、更に、上述したテキスト解析または意味解析によるタスク内容を特定するためのキーワードに関するタスク内容判別データテーブルと紐づけられてタスクデータDB32に格納される。収支データ入力受付手段101は、入力を受け付けたタスク内容に対してテキスト解析処理または意味解析処理を実行し、上述のタスク内容判別データテーブルを参照することで、特定のキーワードを判別することができる。類似する複数のキーワードは、キーワード群としてタスク内容判別データテーブルに登録される。タスクデータは、キーワードまたはキーワード群に応じて、収支データを勘定科目に仕訳するための1または複数の仕訳IDを有する。
本実施形態において、キーワード群は、手数料に関するキーワード群と、預り金に関するキーワード群と、を少なくとも含む。手数料に関するキーワード群は、例えば、クレジットカード、振込、仲介などをキーワードとして含む。手数料に関するキーワード群は、商品やサービスの売上金などと別途手数料が発生する場合、手数料を含む収支データに関する仕訳処理を実行するために設定される。預り金に関するキーワード群は、例えば、支出データにおける支払い先が個人事業主である場合、タスク内容に応じて源泉所得税を預り金として仕訳する処理を実行するために設定される。預り金に関するキーワード群は、弁護士、税理士、事務所、デザイナー、ライター、小売店、飲食店、フリーランスなど、個人事業主であることを示すキーワードおよび、源泉徴収の対象となる給与や役員報酬などを示すキーワード、を少なくとも含む。
なお、上述したキーワードおよびキーワード群は、一例に過ぎず、手数料および預り金以外のキーワード群を設定することに何ら制限はない。例えば、収支種別を判別するためのキーワードまたはキーワード群や、売上、仕入、公共料金、給与、契約料などの勘定科目の仕訳に関するキーワードまたはキーワード群がタスク内容判別データテーブルに登録される。
上述したような各種手法によって、仕訳手段102は、収支データに含まれるタスク内容に対応するタスクデータを特定し、当該タスクデータに紐づけられる仕訳IDを取得する(ステップS12)。
仕訳手段102は、取得した仕訳IDに基づいて仕訳データDB33を参照することで、勘定科目を取得する(ステップS13)。
仕訳手段102は、取得した勘定科目に応じて、収支データに対して仕訳処理を実行する(ステップS14)。仕訳処理が実行されることで、各収支データに対して、勘定科目が付与される。勘定科目は、貸方勘定科目、借方勘定科目に分類され、より詳細な勘定科目が予め仕訳データDB33に登録されている。
データ生成手段103は、収支データに付与された勘定科目に応じて、会計データを生成する(ステップS15)。
出力手段104は、生成された会計データにおいて、収入または支出を収支種別として含むデータに基づいて、収入及び/又は支出に関する集計表を生成し、出力することができる。出力手段104は、生成された会計データにおいて、収入予定を収支種別として含むデータに基づいて、請求書データを生成し、出力することができる。出力手段104は、生成された会計データにおいて、支出予定を収支種別として含むデータに基づいて、振込データを生成し、出力することができる。出力手段104は、それぞれの出力結果をCSVファイルとして変換処理することができる。当該CSVファイルを、他の会計ソフトウェアや会計システムなどに入力することで、会計データの管理などに用いることができる。なお、出力手段104は、変換するファイルの形式に制限はなく、入力先となる会計ソフト等に応じたフォーマットに出力結果を変換することができる。
以下、本実施形態における、記憶部3の各種データベースが格納するデータ構造の詳細を説明する。
収支データDB31は、収支データを格納する。収支データは、収支種別に応じて、それぞれデータテーブルを備える。本実施形態において、収支種別は、収入、収入予定、支出、支出予定の4つに分類される。収支データDB31は、収支種別に応じた収入データと、支出データと、収入予定データと、支出予定データと、を含む収支データをそれぞれ格納する。
各種収支データは、共通するデータとして、収支IDをキーとして、タスク内容、収支金額、発生時期を少なくとも備える。収支IDは、それぞれの収支データを一意に識別するための識別情報であって、また、収支種別に応じた識別子を含んでいる。タスク内容は、収支に関するタスクを示すテキストデータとして格納される。また、タスク内容は、タスク内容を一意に識別するためのタスク内容IDと紐づけて格納されている。収支金額は、収入金額、支出金額、収入予定金額(売掛金)、支出予定金額(買掛金)を示す。発生時期は、タスク内容が示すタスクが発生する時期を示し、例えば、収入データであれば入金日、支出データであれば振込日などの収支の確定日を格納し、収入予定データであれば受注日及び/又は入金予定日、支出予定データであれば発注日及び/又は振込予定日など、を格納する。なお、収入予定データは、顧問料や継続契約など定期に発生する収入を示す定例フラグを更に備え、支出予定データは、給与や光熱費など定期に発生する支出を示す定例フラグを更に備えることができる。
本実施形態におけるタスク内容の詳細について説明する。本実施形態において、仕訳手段102は、タスク内容に紐づけられるタスクIDに基づいてタスクデータDB32を参照することで、当該タスク内容に応じた仕訳データを取得可能に構成される。図5は、収支データ、タスクデータおよび、仕訳データの対応関係を示す図である。
タスクデータDB32は、タスクデータを格納する。タスクデータは、タスク内容IDをキーとして、タスク内容(テキストデータ)、手数料フラグ、預り金フラグ、仕訳IDを有する。なお、仕訳IDは、1のタスク内容IDに対して1又は複数紐づけ可能である。
仕訳IDは、仕訳データDB33に格納される仕訳データを参照する際のキーとして用いられる。仕訳データは、仕訳IDをキーとして、仕訳キー名、借方勘定科目、貸方勘定科目、を備える。借方勘定科目および貸方勘定科目は、1の仕訳IDに対して1又は複数紐づけ可能である。
仕訳手段102は、入力を受け付けた収支データに含まれるタスク内容IDに基づいて、当該タスク内容IDに対応するタスクデータを参照し、当該タスクデータに含まれる仕訳IDに基づいて、当該仕訳IDに対応する仕訳データを参照し、各種勘定科目を取得することができる。仕訳手段102は、取得した勘定科目に応じて、収支データに含まれる収支金額を、借方勘定科目及び/又は貸方勘定科目に仕訳する仕訳処理を実行することができる。
仕訳データは、収支種別に応じた勘定科目を備える構成とすることが好ましい。例えば、収支種別が収入予定または支出予定であり、仕訳データは、入金または支払が未済であることを示す勘定科目を有し、仕訳手段102は、当該勘定科目に応じて、収支種別として収入予定または支出予定が含まれる収支データを未確定データとして仕訳処理を実行する。そして、データ生成手段103は、未確定データとして仕訳処理された収支データにおける発生時期に応じて確定処理を実行することで、当該未確定データを収入又は支出に関する会計データとして生成することができる。ここで、確定処理は、例えば、発生時期が近づくとユーザ端末2に表示される確定処理入力画面を介して入力されるデータに応じて実行される。
なお、収支データ入力受付手段101は、仕訳キー名を含む収支データの入力を受け付ける構成としてもよい。このような構成とすることで、一定の会計経理知識を持つユーザにより、直接に仕訳キーが入力されることで、仕訳手段102は、当該仕訳キーに対応する仕訳データを参照し、借方勘定科目及び/又は貸方勘定科目に仕訳する処理を実行することができる。
本実施形態において、タスクデータにおけるタスク内容、および、仕訳データにおける各種勘定科目は、ユーザによって入力手段201を介して設定入力を受け付けることで、新規のタスクデータおよび仕訳データが生成されてもよい。また、タスクデータと、仕訳データの対応関係は、同様に入力手段201を介した設定入力により紐づけされるよう構成されるのが好ましい。
手数料フラグは、タスク内容に応じて、手数料が発生する「1」または、手数料が発生しない「0」の何れかが紐づけられている。預り金フラグは、タスク内容に応じて、手数料が発生する「1」または、手数料が発生しない「0」の何れかが紐づけられている。手数料フラグおよび預り金フラグは、上述した特定のキーワードまたはキーワード群により特定されるタスクデータに対応付けて予め設定されるか、収支データに関する入力画面を介して入力を受け付けてもよい。手数料フラグまたは預り金フラグが「1」となる場合、手数料または預り金として仕訳処理するための仕訳IDが取得され、仕訳手段102は、当該仕訳IDを有する収支データを未確定データとして仕訳処理する。
<実施形態2>
図6は、実施形態2におけるデータ生成システムの機能ブロック図を示す。本実施形態に係るデータ生成システムは、図6においてデータ生成システム200として具体化されている。データ生成システム200は、データ入力を受け付け、収支に関する会計データを生成するデータ生成装置4と、データベースとしての記憶部5と、を備える。記憶部5は、データ生成装置4の内部又は外部に設けられ、データ生成装置4とデータ通信可能に構成されている。データ生成装置4と記憶部5は、無線通信または有線通信によって各種データを送受信する構成であってもよい。
データ生成装置4は、機能構成要素として、収支データ入力受付手段401と、仕訳手段402と、データ生成手段403と、出力手段404と、を備える。なお、データ生成装置4の機能構成要素が実現する機能は、実施形態1に係るデータ生成装置1の機能構成要素が実現する機能と同様である。
記憶部5は、収支データDB51と、タスクデータDB52と、仕訳データDB53と、会計データDB54と、ユーザデータDB55と、を備える。なお、記憶部5の各データベースが格納するデータは、実施形態1の記憶部3と同様である。
データ生成装置4は、データ通信機能を有するPC、スマートフォン、タブレット端末などにより構成されるコンピュータ端末であって、ハードウェア構成要素として、演算装置、主記憶装置、補助記憶装置、通信装置、入力装置、出力装置および、各構成部を接続するバスを備える。データ生成装置4における補助記憶装置は、OSと、データ生成プログラム41と、を記憶している。データ生成装置4は、データ生成プログラム41が演算装置により実行されることで、上述した機能構成要素(401-404)を実現する。データ生成装置4の入力装置は、画像データを取得するためのカメラ等の撮像装置と、音声データを取得するためのマイクロフォンと、を含む構成が好ましい。
収支データ入力受付手段401は、入力装置を介して収支データの入力を受け付け、仕訳手段402は、収支データ入力受付手段401により入力を受け付けた収支データに対して仕訳処理を実行し、データ生成手段403は、仕訳手段402による仕訳結果に応じて会計データを生成し、出力手段404は、会計データに基づいて収支表、請求データ、振込データなどを出力する。出力結果は、画面表示処理され、データ生成装置4のディスプレイに表示される。また、出力手段404は、それぞれの出力結果をCSVファイルとして変換処理し、当該CSVファイルを、他の会計ソフトウェアや会計システムなどに入力することで、会計データの管理などに用いることができる。なお、変換されるファイルの形式に制限はない。
1 データ生成装置
11 演算装置(CPU)
12 主記憶装置(RAM)
13 補助記憶装置
14 通信装置
15 バス
16 オペレーティングシステム(OS)
17 データ生成プログラム
101 収支データ入力受付手段
102 仕訳手段
103 データ生成手段
104 出力手段
2 ユーザ端末
21 演算装置(CPU)
22 主記憶装置(RAM)
23 補助記憶装置
24 通信装置
25 入力装置
26 出力装置
27 バス
28 オペレーティングシステム(OS)
29 アプリケーションプログラム
201 入力手段
202 出力手段
203 通信手段
3 記憶部
31 収支データDB
32 タスクデータDB
33 仕訳データDB
34 会計データDB
100 データ生成システム
4 データ生成装置
5 記憶部
200 データ生成システム

Claims (9)

  1. 収支に関する会計データを生成するデータ生成装置であって、
    収支に関するタスクを示すタスク内容と、収支種別と、前記タスク内容の発生時期と、を含む収支データの入力を受け付ける収支データ入力受付手段と、
    前記タスク内容に基づいて収支データに対する仕訳処理を実行する仕訳手段と、
    前記仕訳処理による仕訳結果に基づいて、会計データを生成するデータ生成手段と、を備える、データ生成装置。
  2. 前記タスク内容を識別するタスク内容IDをキーとし、1又は複数の仕訳IDを有するタスクデータと、前記仕訳IDをキーとし、1又は複数の勘定科目を有する仕訳データと、を格納する記憶部を備え、
    前記仕訳手段は、前記タスク内容に含まれるタスク内容IDに基づいて前記仕訳データを参照し、前記勘定科目に応じた仕訳処理を実行する、請求項1に記載のデータ生成装置。
  3. 前記収支種別は、収入および支出と、前記収入および前記支出の予定を示す収入予定および支出予定と、を有し、
    前記仕訳手段は、前記収支種別として前記収入予定又は前記支出予定が含まれる前記収支データに対して少なくとも未確定データを含む仕訳処理を実行し、
    前記データ生成手段は、前記未確定データに含まれる前記発生時期に応じた確定処理を実行することで、収入又は支出に関する会計データを生成する、請求項1又は請求項2に記載のデータ生成装置。
  4. 前記タスクデータは、手数料に関する手数料フラグを有し、
    前記仕訳手段は、前記手数料フラグに応じて仕訳処理を実行する、請求項2又は請求項3に記載のデータ生成装置。
  5. 前記タスクデータは、預り金に関する預り金フラグを有し、
    前記仕訳手段は、前記預り金フラグに応じて仕訳処理を実行する、請求項2~請求項4の何れかに記載のデータ生成装置。
  6. 前記収支データ入力受付手段は、ユーザの業種及び/又は会計データ履歴に基づいて推定される前記タスク内容を含む前記収支データの入力を受け付ける、請求項1~請求項5の何れかに記載のデータ生成装置。
  7. 前記収支データ入力受付手段は、画像データ又は音声データに含まれるテキストデータに対してテキスト認識処理を実行することで決定される前記タスク内容を含む前記収支データの入力を受け付ける、請求項1~請求項6の何れかに記載のデータ生成装置。
  8. 収支に関する会計データを生成するデータ生成方法であって、
    収支に関するタスクを示すタスク内容と、収支種別と、前記タスク内容の発生時期と、を含む収支データの入力を受け付ける収支データ入力受付ステップと、
    前記タスク内容に基づいて収支データに対する仕訳処理を実行する仕訳ステップと、
    前記仕訳処理による仕訳結果に基づいて、会計データを生成するデータ生成ステップと、をコンピュータが実行する、データ生成方法。
  9. 収支に関する会計データを生成するデータ生成プログラムであって、
    コンピュータを、収支に関するタスクを示すタスク内容と、収支種別と、前記タスク内容の発生時期と、を含む収支データの入力を受け付ける収支データ入力受付手段と、
    前記タスク内容に基づいて収支データに対する仕訳処理を実行する仕訳手段と、
    前記仕訳処理による仕訳結果に基づいて、会計データを生成するデータ生成手段と、として機能させる、データ生成プログラム。

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