JP2010244227A - 会計入力保存装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】会計処理における複式簿記では借方、貸方区分及び仕訳方法が難しく理解しにくく、記帳にも手間がかかるという課題、クラウドサーバー上の会計伝票、元帳、帳票の法定保存期間までの保存の保証方法の取決めがないという課題がある。
【解決手段】本発明は複式簿記の相手勘定を現金とした仕訳に展開し、現金でない勘定科目に関してのみ会計伝票に入力する方式により、借方、貸方の区分及び仕訳方法の知識を必要としないわかりやすい会計処理を可能とし、クラウドサーバー上の会計伝票、元帳、帳票をクライアントPCの外部記憶装置に同期を取ってXMLフォーム形式による記憶保存を行い、電子帳簿保存法へに対応とを可能とする。
【選択図】図4

Description

本発明は電子情報処理装置による会計処理における複式簿記により仕訳された伝票入力をわかりやすく行える手段と、XMLフォーム形式によりわかりやすく簡単な会計処理プログラムの開発と、わかりやすい会計処理の操作を可能とし、さらに電子帳簿保存法に対応した会計処理に使用する伝票、元帳、帳票の保存手段を提供するものである。
背景技術として、XMLファイル形式のフォームを定義し、フォーム上の項目を定義した電子フォームと電子フォームに入力したデータを組合せいつでも、どこでも閲覧でき、永続使用と監査可能な電子帳簿、電子伝票システムが知られている。
特開2008−140349号公報
前記特許公開広報は電子フォームの項目属性をデータベースにidをコードとして登録しておき、それらの登録済項目属性をidにて参照し使用することにより、属性定義を行わない電子フォームの定義を可能としているが、演算処理に関しての定義はなく演算処理に関してのプログラミングが必要になる課題がある。
会計処理における複式簿記では借方、貸方区分及び仕訳方法が難しく理解しにくく、記帳に手間がかかるという課題、処理費用節約のためにクラウドコンピューティングによる会計処理を行う場合に、クラウドサーバー上の会計伝票、元帳、帳票の法定保存期間までの保存の保証方法の取決めがないという課題がある。
本発明は複式簿記の取引を原因と結果の2つに分けて記帳する仕訳処理方式を、取引を原因と結果それぞれに分解し相手勘定を現金とした仕訳に展開し、現金でない勘定科目に関してのみ会計伝票に入力する方式により、借方、貸方の区分及び仕訳方法の知識を必要とせず、単に会計取引額の増減だけで借方、貸方区分を行う方式により、わかりやすい会計処理を可能にする。
本発明はXMLフォームの項目毎の演算処理属性(入力データ検査、四則演算、依存性処理、マスター参照、送受信等)もデータベースにidをコードとして演算処理属性として登録しておき、フォームに項目を配置するフォーム定義がフォーム処理プログラミング、販売管理、仕入管理等の他のシステムとのインターフェイスも兼ね、スタイルシート、プログラミング要素を一切排除したXMLフォームをプログラミングソースとしてXMLフォームプロセッサーに読込むだけでさまざまな処理が可能となる、わかりやすい会計処理システムの開発が可能となる。
クラウドサーバー上の会計伝票、元帳、帳票の法定保存期間までの保存のために、クライアントPCの外部記憶装置にクラウドサーバーと同期を取って会計伝票、元帳、帳票のXMLフォーム形式による記憶保存を行い、電子帳簿保存法への対応を可能とする。
本発明の会計入力保存処理装置の会計処理において、複式簿記の借方、貸方の区分け及び取引の仕訳を不用とし、各勘定科目の取引が増えたか減ったかのみを判断して会計伝票に入力するだけで、わかりやすく容易な処理が可能となり、スタイルシート、プログラミング要素を排除したXMLフォームにより独自での会計処理システムの開発も可能となり、XMLフォームを会計処理以外の販売、仕入管理等のアプリケーションのインターフェイスとして使用することにより、他のアプリケーションとの連携も可能となり、電子帳簿保存法に対応し、記帳の手間、紙による保存に係る費用の削減が可能となる。
電子情報処理装置の構成図(実施例1)(実施例4) クラウドコンピューティングにおけるクラウドサーバーとクライアントPCの構成図(実施例2)(実施例3)(実施例4) XMLフォームの会計伝票、総勘定元帳、合計残高試算表をXML形式で記述したテキスト 図3の会計伝票XMLフォームをクライアントPC画面で表示した時の表示画面 1段目は伝票形式による一件の仕訳の複式簿記記述方式であり、これを分解し2段目は伝票形式による借方科目と相手勘定を現金とし、3段目は伝票形式による貸方科目と相手勘定を現金とし、二件の仕訳に展開した複式簿記記述方式 帳票形式による総勘定元帳の表示方式 帳票形式による合計残高試算表の表示方式 データベースの勘定科目変換テーブルの構成図 帳票形式による普通預金通帳の印刷方式 単一命令言語の記述方式
本発明における字句の解釈は次のとおりである。
「複式簿記」とは会計取引を原因と結果の2つに分けて記帳する仕訳処理を行う簿記であり、電話料金10、000円を普通預金より支払った場合は、原因として電話料金が発生し、結果として普通預金の減少があり、この取引を、(借方)通信費10,000円、(貸方)普通預金10,000円として仕訳する処理方式を言う。
「財務管理、販売管理、仕入管理、顧客管理の処理を行うクラウドサーバーSaaS」のクラウドサーバーSaaSとは、従来の「ライセンシング」という形のパッケージソフトではなく、財務管理等を「サービス」という個別アプリケーション処理単位に分割し、必要となる「サービス」のみを選択組合せてクラウドサーバー用アプリケーションとして提供する方式であり、個々の「サービス」としては財務管理では伝票入力、元帳更新、財務諸表印刷等があり、販売管理では顧客台帳管理、売掛金処理、売上統計等があり、仕入管理では仕入先台帳管理、買掛金処理、仕入統計等があり、顧客管理では顧客情報登録、受注処理、問合せ処理、メール配信等がある。
「合計残高試算表」「財務諸表」の合計残高試算表は会計期間を区切って、その期間の勘定科目別の合計金額と残高及び損益を表にしたもので、総勘定元帳より転記されて作成され、合計残高試算表により財務諸表を作成する。財務諸表とは貸借対照表、損益計算書、販売費及び一般管理費内訳書、利益処分/損失処理案を言う。
「会計処理フロー」とは会計伝票の入力処理から、総勘定元帳、合計残高試算表への転記処理、総勘定元帳から月次科目別集計表への転記処理と表示/印刷処理、合計残高試算表から財務諸表への転記処理と表示/印刷処理、販売管理、仕入れ管理データより会計伝票への入力処理のような個別アプリケーションを連携させた処理手順を表す。
「電子帳簿保存法」とは「電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律」であり指定帳簿類の法定保存期間までの保存、見読可能装置の設置、検索可能性の確保、必要な機器の提供等が必要要件となっている。
「データセンターの情報開示指針」は平成21年2月度に発表された総務省の指針であり開示は義務ではなく、開示する主な情報は事業者、財務状況、建物・設備、ネットワーク、サービス内容、サポート体制、高付加価値サービス等のホスティング情報を開示するよう求めている。
「XML」とは構造化データを項目毎に要素としてマークアップしテキスト形式で記述し、要素例として<金額>の開始タグ10,000円の内容</金額>終了タグで構成される。
「XMLフォーム」とは伝票形式をXML要素の組合せで記述し、図3が電子情報処理装置で会計処理を行うための伝票、元帳、帳票類のXMLフォームであり、フォーム記述の先頭にxmlタグを設けXMLにより記述すること、UTF−8コードを使用することを宣言し、フォームを親として、項目を子とした2階層よりなる構造をとり、フォーム、フォーム上の項目の項目属性、演算処理属性をデータベースに持ち、フォーム定義、項目定義での項目属性定義、スタイルシート、スクリプト言語を不用とし、XMLフォーム仕様がプログラミング言語となり、XMLフォームはXMLフォームプロセッサーへのプログラムソースとなる。入力されたデータは要素タグ間に<金額>10,000円</金額>のようにセットする。
XMLフォームの「コントロール」とは「ビュー」とも言い、フォームへデータを入力する入力欄、あるいはデータを選択するためのリストのような入力/選択手段を言い、代表的なものとしては入力欄としてはテキストボックス、エディットテキスト、ボタン、リストとしてはリストボックス、リストビューがある。
「XML文章」とは国際標準の構造化文書の技術であり、文章の論理的な構造(段落など)や見栄え(フォントサイズなど)に関する指定を、文章とともにテキストファイルに記述するための言語仕様である。
「XMLフォームプロセッサー」とは演算処理装置に記憶して使用するXMLフォームをプログラムソースとして使用するインタープリターであり、XMLフォームを読込みさまざまな処理を行うものであり、本発明のXMLフォームはフォーム定義と同時にフォーム作成プログラミング言語であり、XMLフォームプロセッサーはXMLフォームを読込み、単一のXMLフォームプロセッサーのみでXMLフォームを代えることによりまざまな処理を可能とする機能を持つ。
「インターフェイス」とは会計処理のみではなく、販売管理、仕入管理の処理でも本発明のXMLフォームを使用することにより、売掛金処理よりの売上取引をXMLフォームプロセッサーで会計伝票フォームへの入力として使用することを可能とする、XMLフォームを電子情報処理装置による処理プログラムへの入出力処理の統一規格とすることを言う。
「単一命令言語」とはXMLフォームの項目の演算処理属性で使用するプログラミング言語で加算(add)減算(sub)掛算(mul)比較(cmp)等のニーモニック命令の列単位でプログラムを記述するものであり、演算子、項目1、項目2、結果の4項目よりなり、掛算の場合は「mul、数量項目id、単価項目id、金額項目id」のよに記述し数量×単価の計算を行い結果を金額へ代入する。単一命令言語では制御命令を必要とせず、どのイベント発生でもすべての演算処理を行っても結果に影響しない再入可能な処理を可能とする。
「クラウドコンピューティング」とはクラウド(インターネット上のサーバー)にサーバー、OS、データべース、処理プログラム等の全てのリソースを持ち、ユーザーはクライアントPCの入出力機能のみを使用し、データを送信するとクラウド内でデータの蓄積とこのデータを使用し各種アプリケーションを組合せた処理を行い、その処理結果を受信する、クラウドサーバーとクライアントPCとの組合せによる処理を言う。
「タッチパネル」とは、物体との接触に応じて接触座標に係るデータを出力する接触センサで一例として、抵抗膜方式のセンサ、光走査方式のセンサなどを電子機器ディスプレイの表面に重ねて設置した装置で、ディスプレイ表面を人の指、専用ペンにてタッチ、タッチしながら移動させる手段により文字、数字の入力及びアクションの指示を行なう装置である。
「OCR処理」とは手書き文字や印字された文字を光学的に読み取り、前もって記憶されたパターンとの照合により文字を特定し、文字データを作成する処理を言う。
「2次元バーコード」とは横方向にしか情報を持たない一次元バーコードに対し、水平方向と垂直方向に情報を持つ表示方式のバーコードのことで、より多くの情報をコード化でき、また印字面積を小さくできるコードのことを言う。
本発明は外部記憶装置、演算処理装置、入出力装置を備えた図1電子情報処理装置により、演算処理装置に配置記憶したXMLフォームプロセッサー2がデータベース1に記憶してあるXMLフォームを読取り、表示装置6に会計伝票フォームを表示し、キーボード3により入力し、データベース1に入力済会計伝票12を記憶保存し、会計伝票12からデータベース1上の総勘定元帳13、合計残高試算表14への転記処理はXMLフォーム形式の伝票、元帳、帳票をインターフェイスとした処理フローにより処理を行い、印刷装置7により会計伝票12、総勘定元帳13、合計残高試算表14の会計帳簿の印刷を行う会計入力保存装置である。
XMLフォームとして図3の会計伝票12があり、XMLフォームプロセッサー2がこのフォームを読込んで表示し入力を行うときの画面が図4会計伝票フォームである。
図3の会計伝票12はデータベース1上のフォームテーブルにフォーム属性、項目テーブルに項目の項目属性と演算処理属性をidをキーとして記憶保存する。図3会計伝票12のフォーム属性の例としてフォームコード、フォーム名、用途別分類コード、行桁数があり、項目属性は項目コード、項目名、コントロール種類、文字コード種類、文字桁数がある。
図3の会計伝票12の項目の演算処理属性は入力データ検査、四則演算、依存性処理(クレジット支払いの場合はクレジット会社名、カードコード、有効期限の情報を要求する)、マスター参照、送受信等がある。演算処理属性は図10のような単一命令言語仕様により属性として項目テーブルに記憶保存するもので、例として図3会計伝票12の金額項目の演算処理属性として「add, id106,(id102),(id300) id307」のように定義する。これは会計伝票の金額(id106)を取引日付(id102)により総勘定元帳(id300)の借方金額(id307)に加算(add)する演算を行う。
図4会計伝票フォームは図3会計伝票12の項目属性と演算処理属性により次のような表示と入力との処理を行う。1 伝票番号は連番で自動設定、2 取引日付は当日日付を自動設定、3 原票番号はあればキーで入力する、4 勘定科目はリストより選択する、5 貸借区分は勘定科目のidで総勘定元帳を検索し、検索結果を自動設定する、6 金額はキーで入力する、7 増減区分は規定値が+(増加)で、金額欄でマイナス記号入力を行わない方式の負の金額の場合に−(減少)を選択する、8 摘要はキーで入力する。会計伝票フォーム入力完了後、演算処理属性により金額と取引日付により、総勘定科目13の該当する勘定科目の該当月次の金額欄への足し込みを行い会計伝票処理を完了させる。
図4会計伝票フォームへの勘定科目と金額の入力は以下のような複式簿記方式にて行う。例として図5の1段目は電話代10,000円を普通預金より引落しで支払った取引の仕訳であり、この仕訳をさらに相手勘定を現金として、図5の2段目、3段目の仕訳に分解し、現金科目を追加して2件の仕訳に展開する。この2件の取引を入力するときは仕訳と借方貸方の区分は必要なく、2段目の仕訳の場合は通信費10,000円の増加だけを、3段目の仕訳の場合は普通預金10,000円の減少だけを、それぞれを図4会計伝票フォームに入力することにより図5の会計取引の入力は完了する。図5の2段目、3段目のそれぞれの現金は総勘定元帳13に転記しても同日に貸借同額の金額になり相殺されることにより総勘定元帳13への転記は不用になる。会計取引の証跡が必要な場合は会計伝票フォームの摘要欄への入力を行いこれら取引の証跡として使用する。これらにより会計取引の仕訳及び借方貸方区分が不用になりわかりやすい会計処理を可能する。
本発明では図5のように、借方と貸方の区分の代わりに、電話代が発生したときは電話代が「増加」した、電話会社より過払い等の理由で電話代の一部が返還されたときは電話代が「減少」したとし、普通預金に預け入れた場合は普通預金が「増加」した、支払われた場合は普通預金が「減少」したとして図4会計伝票フォームに入力することができ、取引の実情に沿った直感的でわかりやすい入力が可能となる。
本発明をクラウドコンピューティングで使用する場合は、 図2の外部記憶装置、演算処理装置、通信装置を備えたクラウドサーバー10と外部記憶装置、演算処理装置、入出力装置、通信装置を備えたクライアントPC11を組合せて使用し、それぞれの通信装置の送信/受信機能8によりインターネットにより通信を行い、クラウドサーバー10のXMLフォームプロセッサー2により会計伝票XMLフォームをクライアントPC11に送信し、表示装置6に会計伝票フォームを表示しキーボード3により入力し、入力済会計伝票をクラウドサーバー10に返信し、クラウドサーバー10上のデータベース1に記憶保存し、データベース1上の総勘定元帳13へ会計伝票12の転記処理を行う会計入力保存装置である。
クラウドコンピューティングでクラウドサーバー10とインターネットにより通信するクライアントで図2クライアントPC11のスキャナー4、印刷装置7を持たず、タッチパネルを供えた携帯電話を含む携帯端末により、実施例2と同等な会計処理を行なう場合は、携帯端末の演算処理装置に配置記憶するXMLフォームプロセッサー2には携帯端末用のものを使用し、図4会計伝票フォームへキーボード3又はタッチパネルにより入力して使用する。
クラウドコンピューティングではXMLフォームを財務管理、販売管理、仕入管理、顧客管理の処理を行うクラウドサーバーSaaSインターフェイスとしても使用し、それぞれの処理の中の会計取引データはXMLフォームとしデータベース1に記憶保存し、XMLフォームプロセッサー2により図4会計伝票フォームへ入力する処理で使用する。
クラウドサーバー10上の会計伝票、元帳、帳票の法定保存期間までの保存を保証するためのバックアップとして、クライアントPC11で入力済会計伝票フォームをクラウドサーバー10に返信し、その後XMLフォーム形式に変換された入力済会計伝票フォームをクラウドサーバー10より受信し、クライアントPC11の外部記憶装置のデータベース1に記憶保存し、さらにクラウドサーバー10より定められた期間ごとにクラウドサーバー10上のデータベース1より記憶保存されている会計伝票、元帳、帳票の送信を受け、クライアントPC11の外部記憶装置のデータベース1にXMLフォーム形式による記憶保存する機能を備える。
図2クラウドコンピューティングで会計処理を行う場合は、クラウドサーバー10上の外部記憶装置のデータベースに記憶保存されたXMLフォーム形式のデータ入力済みの伝票、元帳、帳票の保存方法に関して、電子帳簿保存法の要件を満たすために、クラウドサーバー運営者より、総務省の「データセンターの情報開示指針」に従った開示情報、見読可能手段、検索可能手段、必要な機器の提供手段、クラウドサーバー10の指定帳簿類の法定保存期間までの保存方法を文章化し、クラウドサーバー運営者が電子署名したXML保証書とXML文章による運用仕様書を保存義務期限までクライアントPCの11外部記憶装置に記憶保存することにより、電子情報処理装置による適法な会計処理を可能とする機能を備える。
XMLフォーム及びXMLフォームプロセッサーのシステム供給事業者はこのシステムの不正使用防止のために、個々のユーザーが使用するこのシステムのXMLフォーム及びXMLフォームプロセッサーにシステム供給事業者が設定したユーザー別、XMLフォーム別、XMLフォームプロセッサー別の個別認証コードをそれぞれに記憶保存させ、ユーザーがこのシステムを使用するとき正当な使用であるかの検証を可能とする機能を備える。
入力をキー入力ではなく、図1電子情報処理装置あるいは図2クラウドサーバー10での販売管理、仕入管理により作成された帳票類、あるいはその他の帳票類を送信/受信機能8によりインターネットにより取引先よりダウンロードする、スキャナー4によりOCR処理する、カメラ5により記載されている2次元バーコードを読取る処理により作成された伝票、元帳、帳簿を勘定科目コードの変換が必要な場合は図8勘定科目変換テーブルを使用して変換し、データベース1にXMLフォーム形式で記憶保存する。XMLフォーム形式に変換するデータには、売掛金データ、買掛金データ、図9普通預金口座よりの取引明細及び取引先よりの取引明細ダウンロードデータ、預金通帳、領収書、レシート等がある。これらのXMLフォームをXMLフォームプロセッサーによる会計処理へのインターフェイスとして使用し、キー入力以外で作成し記憶保存されているデータを図4会計伝票フォームに入力する処理を行う、請求項1と同等の会計処理を行う請求項1記載の会計入力保存処理装置。
以上のように、本発明の会計入力保存処理装置では法人、個人自身の電子情報処理装置またはクラウドコンピューティングでの会計処理において、複式簿記の借方、貸方の区分け及び取引の仕訳を不用とし、各勘定科目の取引が増加したか減少したかのみを判断して会計伝票に入力するだけで、わかりやすく直感的な処理を行えることにより、いままで難しくて電子情報処理装置による会計処理を行っていなかった法人、個人でも導入が可能となり、スタイルシート、プログラミング要素を排除したXMLフォームにより外注ではなく独自での会計処理システムの開発も可能となり、XMLフォームを会計処理以外の販売、仕入管理等のアプリケーションのインターフェイスとして使用することにより、他のアプリケーションとの連携、顧客管理等他のアプリケーションの開発、わかりやすいアプリケーションシステムとその操作を可能とし、電子帳簿保存法に対応し、記帳の手間、紙による保存に係る費用の削減を可能とすることが可能となる。
1 外部記憶装置に記憶保存されるデータベース
2 演算処理装置に記憶されるXMLフォームプロセッサー・アプリケーションプログラム
3 入出力装置であるキーボード
4 入出力装置であるスキャナー
5 入出力装置であるカメラ
6 入出力装置である表示装置
7 入出力装置である印刷装置
8 送信及び受信装置
9 送信装置及び受信装置によるデータの送受信処理の関連図
10 クラウドコンピューティングにおけるクラウドサーバー
11 クラウドコンピューティングにおけるクライアントPC
12 XMLフォームの会計伝票
13 XMLフォームの総勘定元帳
14 XMLフォームの合計残高試算表

Claims (4)

  1. 外部記憶装置にXMLフォーム形式の伝票、元帳、帳票のフォーム定義とこれらのフォーム上の各項目の表示入力用項目属性と演算処理属性の定義を行ったデータベースを記憶保存し、演算処理装置にXMLフォームプロセッサーを配置記憶した電子情報処理装置を使用した会計処理において、複式簿記の借方、貸方に記帳されている勘定科目をさらに相手勘定を現金とした複式簿記に展開し、展開したそれぞれの複式簿記の現金以外の勘定科目に関して、データベース上の会計伝票フォームに入力装置により勘定科目、金額を入力し、入力済み会計伝票をデータベースにXMLフォーム形式で記憶保存し、会計伝票から総勘定元帳、合計残高試算表への転記処理はXMLフォーム形式の伝票、元帳、帳票をインターフェイスとした処理フローを構築して使用することにより、わかりやすく正確な会計処理操作を可能とすることを特徴とする会計入力保存処理装置。
  2. 請求項1のデータベースとXMLフォームプロセッサーをクラウドサーバー上の外部記憶装置、演算処理装置にそれぞれ配置し、クライアントPCと相互に備える通信装置によりインターネットで接続し、XMLフォームを財務管理、販売管理、仕入管理、顧客管理の処理を行うクラウドサーバーSaaSインターフェイスとしても使用し、クライアントPCの入力装置によりクラウドサーバー上の会計伝票フォームに入力し、請求項1と同等の会計処理をクラウドサーバー上で行う請求項1記載の会計入力保存処理装置。
  3. 請求項2の処理によりクラウドサーバー上の外部記憶装置のデータベースに記憶保存されたXMLフォーム形式のデータ入力済みの伝票、元帳、帳票の保存方法に関して、クラウドサーバー及び運営者の開示情報と日本国内法に基く保存義務期限までの保存と閲覧の保証手段、保証方法を文章化しクラウドサーバー運営者が電子署名したXML保証書とXML文章による運用仕様書、及びこのデータベースに記憶保存されている伝票、元帳、帳票をクライアント側で保存義務期限まで記憶保存する機能、不正使用防止のためにユーザー別個々のXMLフォーム及びXMLフォームプロセッサーに個別認証コードを記憶保存させる機能を備えた請求項2記載の会計入力保存処理装置。
  4. 入力をキー入力ではなく、販売管理、仕入管理により作成された帳票類、あるいはその他の帳票類を取引先よりインターネットを使用してダウンロードする、OCR処理する、帳票類の2次元バーコードを読取る処理により作成された伝票、元帳、帳簿を会計処理へのインターフェイスになるようにXMLフォーム形式で請求項1のデータベースに記憶保存し、これらのXMLフォームをXMLフォームプロセッサーにより処理し、読込んだデータを会計伝票フォームに入力する処理を行う、請求項1と同等の会計処理を行う請求項1記載の会計入力保存処理装置。
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