JP6950107B1 - 会計データ作成装置、方法、およびプログラム - Google Patents

会計データ作成装置、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子インボイスから、会計データを自動的に作成することが可能な会計データ作成装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】会計データ作成装置10は、予め指定された項目毎に金額が入力されたXMLデータが格納された電子インボイスを受け取る受取プログラム21と、XMLデータにおける各項目と、会計データにおいて予め指定されている各項目との対応付け関係を定義した対応付情報TJを記憶した対応付情報記憶部31と、受取プログラム21によって受け取られた電子インボイスに格納されたXMLデータの各項目に入力されている金額をそれぞれ、対応付情報TJに基づいて、会計データにおける対応付けられた項目に転記することによって、会計データを作成する転記プログラム22と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、XMLデータが格納されたPDFファイルによって生成された請求書から、会計データを自動的に作成する会計データ作成装置、方法、およびプログラムに関するものである。
従来、請求書(インボイス)は紙媒体で作成されたものが主流であったが、近年では、電子媒体で作成されたものも増えて来ている。さらに、電子化を推進すべく、2023年10月1日から実施される予定である複数税率に対応した消費税の仕入税額控除の導入計画に向けて、電子インボイス推進協議会が設立され、電子インボイスに関する具体的な検討が始められている(非特許文献1)。
インボイスからは、仕訳データや支払データ等の会計データが作成されるが、従来、会計データを作成する際には、インボイスが紙媒体で作成されていても、あるいは電子媒体で作成されていても、経理や財務の担当者が、インボイスに記載されている金額、取引年月日、取引先名等を読み取り、会計データの対応する箇所に金額等を手入力により転記することによってなされている。
しかしながら、このような手入力作業は、担当者の負担になり、時間を要する上に、転記入力の際に誤謬が発生するリスクもあるという問題がある。
また、紙媒体で作成されたインボイスならともかく、電子媒体で作成されたインボイス、すなわち電子インボイスについても、手入力による転記をすることは、電子情報をまったく活用するものではなく、電子インボイスの効果的利用の観点からもほど遠いものとなっている。
https://www.csaj.jp/documents/Project/eipa/20200729_EIPA_pressrelease.pdf(令和2年12月11日検索)
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、電子インボイスから、会計データを自動的に作成することが可能な会計データ作成装置、方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
すなわち、請求項1の発明は、電子インボイスから会計データを作成する装置であって、予め指定された項目毎に金額が入力されたXMLデータが格納された電子情報である前記電子インボイスを受け取る受取部と、前記XMLデータにおける前記各項目と、前記会計伝票において予め指定されている各項目との対応付け関係を定義した対応付情報を記憶した対応付情報記憶部と、前記受取部によって受け取られた前記電子インボイスに格納された前記XMLデータの各項目に入力されている金額をそれぞれ、前記対応付情報に基づいて、前記会計データにおける対応付けられた項目に転記することによって、前記会計データを作成する転記部とを備える。
さらに、前記転記部は、前記作成した会計データと、前記受取部によって受け取られた電子インボイスとの紐付け関係を定義した紐付情報を生成す
請求項の発明は、前記紐付情報を記憶する紐付情報記憶部をさらに備えた、請求項に記載の会計データ作成装置である。
請求項の発明は、前記受取部によって受け取られた前記電子インボイスを記憶する電子インボイス記憶部と、前記転記部によって作成された前記会計データを記憶する会計データ記憶部と、前記会計データ記憶部に記憶された前記会計データのうちの何れかが指定されると、前記紐付情報に基づいて、前記指定された会計データに紐付けられた前記電子インボイスを、前記電子インボイス記憶部から検索する検索部とをさらに備えた、請求項に記載の会計データ作成装置である。
請求項の発明は、前記転記部によって作成された前記会計データを編集する編集部をさらに備えた、請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の会計データ作成装置である。
請求項の発明は、前記受取部は、前記電子インボイスのファイルがドロップされる受取エリアを表示画面から表示し、前記受取エリアに、前記ファイルがドロップされることによって、前記受取部によって、前記電子インボイスが受け取られる、請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の会計データ作成装置である。
請求項の発明は、電子インボイスから会計データを作成するために、1つまたは複数のプロセッサによって実現される方法であって、予め指定された項目毎に金額が入力されたXMLデータが格納された電子情報である前記電子インボイスを受け取るステップと、前記XMLデータにおける前記各項目と、前記会計データにおいて予め指定されている各項目との対応付け関係を定義した対応付情報を対応付情報記憶部に記憶するステップと、前記受け取られた前記電子インボイスに格納された前記XMLデータの各項目に入力されている金額をそれぞれ、前記対応付情報に基づいて、前記会計データにおける対応付けられた項目に転記することによって、前記会計データを作成するステップとを含む。
さらに、前記作成された会計データと、前記受け取られた電子インボイスとの紐付け関係を定義した紐付情報を生成するステップを含む。
請求項の発明は、前記紐付情報を紐付情報記憶部に記憶するステップをさらに含む、請求項に記載の会計データ作成方法である。
請求項の発明は、前記受け取るステップにおいて受け取られた前記電子インボイスを電子インボイス記憶部に記憶するステップと、前記作成するステップにおいて作成された前記会計データを会計データ記憶部に記憶するステップと、前記会計データ記憶部に記憶された前記会計データのうちの何れかが指定されると、前記紐付情報に基づいて、前記指定された会計データに紐付けられた前記電子インボイスを、前記電子インボイス記憶部から検索するステップとをさらに含む、請求項に記載の会計データ作成方法である。
請求項の発明は、前記作成するステップにおいて作成された前記会計データを編集するステップをさらに含む、請求項乃至のうちいずれか一項に記載の会計データ作成方法である。
請求項10の発明は、前記受け取るステップは、前記電子インボイスのファイルがドロップされる受取エリアを表示画面から表示するステップを含み、前記受取エリアに、前記ファイルがドロップされることによって、前記受け取るステップにおいて、前記電子インボイスが受け取られる、請求項乃至のうちいずれか一項に記載の会計データ作成方法である。
請求項11の発明は、電子インボイスから会計データを作成するためのプログラムであって、予め指定された項目毎に金額が入力されたXMLデータが格納された電子情報である前記電子インボイスを受け取る機能、前記XMLデータにおける前記各項目と、前記会計データにおいて予め指定されている各項目との対応付け関係を定義した対応付情報を対応付情報記憶部に記憶させる機能、前記受け取られた前記電子インボイスに格納された前記XMLデータの各項目に入力されている金額をそれぞれ、前記対応付情報に基づいて、前記会計データにおける対応付けられた項目に転記することによって、前記会計データを作成する機能、前記作成された会計データと、前記受け取られた電子インボイスとの紐付け関係を定義した紐付情報を生成する機能を1つまたは複数のプロセッサに実現させるためのプログラムである。
請求項12の発明は、前記紐付情報を紐付情報記憶部に記憶させる機能をさらに前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための、請求項11に記載のプログラムである。
請求項13の発明は、前記受け取られた前記電子インボイスを電子インボイス記憶部に記憶させる機能、前記作成された前記会計データを会計データ記憶部に記憶させる機能、
前記会計データ記憶部に記憶された前記会計データのうちの何れかが指定されると、前記紐付情報に基づいて、前記指定された会計データに紐付けられた前記電子インボイスを、前記電子インボイス記憶部から検索する機能、をさらに前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための、請求項12に記載のプログラムである。
請求項14の発明は、前記作成された前記会計データを編集可能とする機能、をさらに前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための、請求項11乃至13のうちいずれか一項に記載のプログラムである。
請求項15の発明は、前記電子インボイスのファイルがドロップされる受取エリアを表示画面から表示させる機能をさらに前記1つまたは複数のプロセッサに実現させ、前記受け取る機能は、前記受取エリアに、前記ファイルがドロップされることによって、前記電子インボイスを受け取る機能を含む、請求項11乃至14のうちいずれか一項に記載のプログラムである。
本発明によれば、電子インボイスから会計データを作成する際に、転記による手入力作業が排除されるので、担当者の負担を軽減できるのみならず、誤謬の可能性もなくなるので、正しい会計データを短時間で作成することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る会計データ作成方法が適用された会計データ作成装置の電子回路構成例を示すブロック図である。 図2は、表示画面から受取エリアが表示された状態の一例を示す模式図である。 図3は、受取エリアの隣に、電子インボイスファイルが表示された状態を例示する模式図である。 図4は、対応付情報の一例を示すデータ構造図である。 図5は、電子インボイスから会計データが作成されるまでのプロセスを概略的に示す図である。 図6は、会計データ作成装置による会計データ作成時の動作例を示すフローチャートである。 図7は、会計データ作成装置による原票照合時の動作例を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る会計データ作成方法が適用された会計データ作成装置の電子回路構成例を示すブロック図である。
会計データ作成装置10は、電子インボイスSから会計データを自動的に作成する装置であって、バス11によって互いに接続されたCPU12、記録媒体読取部14、通信部15、表示画面16、入力部17、メモリ20、および記憶装置30を備えている。
電子インボイスSは、XMLデータが格納されたPDFファイル形式またはXMLファイル形式で生成される。PDFファイルは、紙と同じ視認性を実現でき、かつ、XMLデータを、格納することができる。したがって、電子インボイスSは、外見としては紙媒体と同じようにすることができることに加えて、金額、取引年月日、取引先名等の電子情報を、XMLデータとして格納することができる。
表示画面16は、限定される訳ではないが、例えば、液晶ディスプレイのような公知のディスプレイとすることができる。
入力部17は、限定される訳ではないが、例えば、キーボードおよびマウスを含む。
メモリ20は、会計データKの元となる電子インボイスSを受け取るための受取プログラム21と、電子インボイスSのXMLデータとして含まれている金額、取引年月日、取引先名等を、会計データKにおける所定の項目(あるいは、場所)に転記することによって会計データKを作成する転記プログラム22と、作成された会計データKに対応する電子インボイスSを記憶装置30(具体的には、後述する電子インボイス記憶部33)から検索する検索プログラム23と、作成された会計データKを編集するための編集プログラム24とを記憶している。
これらプログラム21〜24は、メモリ20に予め記憶されていてもよいし、あるいはメモリカード等の外部記録媒体13から記録媒体読取部14を介してメモリ20に読み込まれて記憶されたものであってもよい。これらプログラム21〜24は、書き換えできないようになっている。
メモリ20には、このようなユーザ書き換え不可能なエリアの他に、書き換え可能なデータを記憶するエリアとして、書込可能データエリア29が確保されている。
CPU12は、コンピュータであって、メモリ20に記憶されている各プログラム21〜24に従い回路各部の動作を制御する。
記憶装置30は、例えばSSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)等からなり、対応付情報記憶部31、紐付情報記憶部32、電子インボイス記憶部33、および会計データ記憶部34を記憶している。
受取プログラム21は、会計データKの元となる電子インボイスSを受け取るためのプログラムであり、会計データKの元となる電子インボイスSを受け取るために、表示画面16から、受取エリアUEを表示させる。
図2は、表示画面から受取エリアが表示された状態の一例を示す模式図である。
受取エリアUEは、入力部17を介してなされるユーザからの要求に応じて、受取プログラム21が動作させることによって表示画面16から表示される。
図3は、受取エリアの隣に、電子インボイスファイルが表示された状態を例示する模式図である。
ユーザは、外部記録媒体13に記録されたPDF形式またはXML形式の電子インボイスSを、記録媒体読取部14によって読み取ることによって、あるいは、通信ネットワーク70から送られるPDF形式またはXML形式の電子インボイスSを、通信部15によって受信することによって、PDF形式またはXML形式の電子インボイスSを取得することができる。
そして、電子インボイスSから会計データKを作成する場合、電子インボイスSのファイルを、図3中の矢印に示すように、入力部17のマウス操作等により、受取エリアUEにドロップする。これによって、会計データKの元となる電子インボイスSは、受取プログラム21によって受け取られる。電子インボイスSのファイルには、予め指定された項目毎に金額、取引年月日、取引先名等が入力されたXMLデータが格納されているが、電子インボイスSのファイルは、受取エリアUEにドロップされることによって、XMLデータがメモリ20に展開され、電子インボイスSのファイルは、電子インボイス記憶部33に記憶される。
対応付情報記憶部31は、電子インボイスSのファイルにおけるXMLデータにおける各項目と、会計データKにおいて予め指定されている各項目との対応付け関係を定義した対応付情報TJを記憶している。
図4は、対応付情報の一例を示すデータ構造図である。
対応付情報TJは、一例として、図4に示すようなデータテーブルで構成することができる。
電子インボイスSに格納されたXMLデータが、例えば、電子インボイスの規格である「CEFACT/CII」に基づく場合、対応付情報TJのデータテーブルは、項目として、仕訳項目k1、行k2、ビジネスターム(CEFACT/CII)k3、参照優先順位k4、および値のセットk5を有している。各ビジネスタームk3(すなわち、「BT−2」、「BT−72」、・・・)は、会計データKにおける何れかの項目に対応付けられている。
転記プログラム22は、受取プログラム21によって受け取られた電子インボイスSに格納されたXMLデータの各項目に入力されている金額、取引年月日、取引先名等をそれぞれ、対応付情報TJに基づいて、会計データKにおける対応付けられた項目に転記することによって、会計データKを作成する。
例えば、対応付情報TJにおける仕訳項目k1が「取引年月日」である場合、参照優先順位k4が最高の「1」であるビジネスタームk3である「BT−72」に値があれば、値のセットk5に示されているように、その値を、会計データKにおいて対応付けられている項目に直接セットし、なければ参照優先順位k4が「2」であるビジネスタームk3である「BT−2」の値を、会計伝票Kにおいて対応付けられている項目に直接セットする。また、対応付情報TJにおける勘定科目コードk2の場合、値のセットk5において「過去取引から類推」と指定されている。このような場合、各ビジネスタームk3(この場合、「BT−30」、「BT−31」、「BT−38」、「BT−153」、「BT−157」)の値と同じ値の電子インボイスSから生成された過去の仕訳から類推し、類推した値を、会計データKにおいて対応付けられている項目にセットするという具合である。なお、電子インボイスSから生成された過去の仕訳は、後述するように、検索プログラム23を使って検索することができる。
このようにして、図5に示すように、XMLデータの各項目の値が、対応付情報TJに基づいて、会計データKの所定の項目(あるいは、場所)に転記され、会計データKが作成される。
図5は、電子インボイスから会計データが作成されるまでのプロセスを概略的に示す図である。
転記プログラム22は、会計データKを作成すると、会計データKの元となった電子インボイスSと、作成した会計データKとの1対1の紐付け関係を定義した紐付情報HJを作成し、作成した紐付情報HJを、紐付情報記憶部32に記憶させる。さらに、作成した会計データKを会計伝票記憶部34に記憶させる。
紐付情報記憶部32は、前述したように、紐付情報HJを記憶している。
電子インボイス記憶部33は、前述したように、受取プログラム21によって受け取られた電子インボイスSを記憶する。
会計データ記憶部34は、転記プログラム22によって作成された会計データKを記憶する。
検索プログラム23は、会計データ記憶部34に記憶された会計データKのうちの何れかが指定されると、紐付情報HJに基づいて、指定された会計データKに紐付けられた電子インボイスSを、電子インボイス記憶部33から検索する。これによって、会計データKと、その元となった電子インボイスSとのペアを、迅速かつ確実に検索することが可能となる。
また、このようにして検索された電子インボイスSと会計データKとのペアは、対応付情報TJの値のセットk5において「過去取引から類推」と指定されている項目の値を類推する際に、転記プログラム22によって使用される。
なお、「過去取引から類推」と指定されている項目の値を類推する際に、使用する候補が複数存在する場合(例えば、XMLデータ上の「発行者」名が同じでも、仕訳項目k1の「取引先コード」が異なる仕訳が過去に存在する等)は、複数の候補から選択させ、この項目の値を確定させるようにする。
編集プログラム24は、会計データ記憶部34に記憶された会計データKを任意に読み出して、編集する機能を有する。この編集機能を使って、ユーザは、会計データKに付記するなど、任意の情報を加えることができる。そして、編集後は、編集した会計データKを、会計データ記憶部34に記憶させる。これによって、会計データ記憶部34の内容を更新する。
次に、以上のように構成した本発明の実施形態に係る会計データ作成方法が適用された会計データ作成装置の動作例について説明する。
図6は、会計データ作成装置による会計データ作成時の動作例を示すフローチャートである。
会計データ作成装置10は、XMLデータが格納されたPDFファイル形式またはXMLファイル形式で生成された電子インボイスSから、会計データKを自動的に作成する。
まず、ユーザは、電子インボイスSから、会計データKを作成する場合、入力部17を操作することによって、受取プログラム21を動作させる。これによって、図2に示すように、表示画面16から受取エリアUEが表示される(S1)。
次に、ユーザは、図3に例示するように、入力部17のマウス等の操作によって、電子インボイスSのファイルを、図3中の矢印に示すように、入力部17のマウス操作等により、受取エリアUEにドロップする(S2)。これによって、会計データKの元となる電子インボイスSは、受取プログラム21によって受け取られる。
電子インボイスSには、予め指定された項目毎に金額、取引年月日、取引先名等が入力されたXMLデータが格納されているが、電子インボイスSは、受取エリアUEにドロップされることによって、XMLデータがメモリ20に展開され(S3)、電子インボイスSは、電子インボイス記憶部33に記憶される(S4)。
対応付情報記憶部31には、電子インボイスSにおけるXMLデータにおける各項目と、会計データKにおいて予め指定されている各項目との対応付け関係を定義した対応付情報TJが記憶されている。
メモリ20に展開されたXMLデータの各項目に入力されている金額、取引年月日、取引先名等は、転記プログラム22によって、対応付情報TJに基づいて、会計データKにおける対応付けられた項目に転記される(S5)。これによって、図5に示すように、会計データKが作成される(S6)。
このように会計データKが作成されると、転記プログラム22によってさらに、会計データKの元となった電子インボイスSと、作成した会計データKとの1対1の紐付け関係を定義した紐付情報HJが生成され、紐付情報記憶部32に記憶される(S7)。さらに、作成した会計データKも、転記プログラム22によって会計データ記憶部34に記憶される(S8)。
なお、編集プログラム24を使って、転記プログラム22によって作成された任意の会計データKを、会計データ記憶部34から読み出して、例えば、付記情報を加えるなどの編集をすることができる。そして、編集後の会計データKは、編集プログラム24によって、再び会計データ記憶部34に記憶され、会計データ記憶部34の内容が更新される。
次に、会計データKの原票(すなわち、会計データKの元として使用された電子インボイスS)を照合する際の会計データ作成装置の動作例について説明する。
図7は、会計データ作成装置による原票照合時の動作例を示すフローチャートである。
原票照合を行う場合、ユーザは、入力部17を操作することによって、検索プログラム23を動作させる。検索プログラム23が動作されると、会計データ記憶部34に記憶されている会計データKが一覧表示される(S11)。
ユーザは、一覧表示された中から、所望の会計データKの行またはアイコンを、入力部17のマウス等によってダブルクリックする等によって、所望の会計データKを指定することができる(S12)。
このようにして、会計データ記憶部34に記憶された会計データKのうちの何れかが指定されると、検索プログラム23によって、紐付情報HJに基づいて、指定された会計データKに紐付けられた電子インボイスSが、電子インボイス記憶部33から検索される(S13)。このようにして、会計データKと、その元となった電子インボイスSとのペアを、迅速かつ確実に検索することができる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る会計データ作成方法が適用された会計データ作成装置によれば、電子インボイスSから会計データKを作成する際に、転記による手入力作業が排除されるので、担当者の負担を軽減できるのみならず、誤謬の可能性もなくなるので、正しい会計データを短時間で作成することが可能となる。
また、電子インボイスSと、会計データKとを記憶し、保管するのみならず、電子インボイスSと会計データKとの紐付け関係も管理できるので、必要な場合には、会計データKから、対応する電子インボイスSに、容易にアクセスできる。
したがって、例えば、行政から、会計データKの原票(すなわち、会計データKの元として使用された電子インボイスS)の照合を要請された場合であっても、迅速かつ正確に応じることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、会計データ作成装置10が、単一のハードウェアで実現される構成例について説明した。しかしながら、本発明の実施形態に係る会計データ作成方法が適用された会計データ作成装置は、単一のハードウェアで実現される構成に限定されず、クラウドのように、複数のサーバを組み合わせて、すなわち、1つまたは複数のプロセッサを使って実現することもでき、このような構成もまた、本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10 会計データ作成装置
11 バス
12 CPU
13 外部記録媒体
14 記録媒体読取部
15 通信部
16 表示画面
17 入力部
20 メモリ
21 受取プログラム
22 転記プログラム
23 検索プログラム
24 編集プログラム
29 書込可能データエリア
30 記憶装置
31 対応付情報記憶部
32 紐付情報記憶部
33 電子インボイス記憶部
34 会計データ記憶部
70 通信ネットワーク

Claims (15)

  1. 電子インボイスから会計データを作成する装置であって、
    予め指定された項目毎に金額が入力されたXMLデータが格納された電子情報である前記電子インボイスを受け取る受取部と、
    前記XMLデータにおける前記各項目と、前記会計データにおいて予め指定されている各項目との対応付け関係を定義した対応付情報を記憶した対応付情報記憶部と、
    前記受取部によって受け取られた前記電子インボイスに格納された前記XMLデータの各項目に入力されている金額をそれぞれ、前記対応付情報に基づいて、前記会計データにおける対応付けられた項目に転記することによって、前記会計データを作成する転記部と
    を備え、
    前記転記部は、前記作成した会計データと、前記受取部によって受け取られた電子インボイスとの紐付け関係を定義した紐付情報を生成する、会計データ作成装置。
  2. 前記紐付情報を記憶する紐付情報記憶部をさらに備えた、請求項に記載の会計データ作成装置。
  3. 前記受取部によって受け取られた前記電子インボイスを記憶する電子インボイス記憶部と、
    前記転記部によって作成された前記会計データを記憶する会計データ記憶部と、
    前記会計データ記憶部に記憶された前記会計データのうちの何れかが指定されると、前記紐付情報に基づいて、前記指定された会計データに紐付けられた前記電子インボイスを、前記電子インボイス記憶部から検索する検索部とをさらに備えた、請求項に記載の会計データ作成装置。
  4. 前記転記部によって作成された前記会計データを編集する編集部をさらに備えた、請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の会計データ作成装置。
  5. 前記受取部は、前記電子インボイスのファイルがドロップされる受取エリアを表示画面から表示し、
    前記受取エリアに、前記ファイルがドロップされることによって、前記受取部によって、前記電子インボイスが受け取られる、請求項1乃至のうちいずれか一項に記載の会計データ作成装置。
  6. 電子インボイスから会計データを作成するために、1つまたは複数のプロセッサによって実現される方法であって、
    予め指定された項目毎に請求額が入力されたXMLデータが格納された電子情報である前記電子インボイスを受け取るステップと、
    前記XMLデータにおける前記各項目と、前記会計データにおいて予め指定されている各項目との対応付け関係を定義した対応付情報を対応付情報記憶部に記憶するステップと、
    前記受け取られた前記電子インボイスに格納された前記XMLデータの各項目に入力されている請求額をそれぞれ、前記対応付情報に基づいて、前記会計データにおける対応付けられた項目に転記することによって、前記会計データを作成するステップと、
    前記作成された会計データと、前記受け取られた電子インボイスとの紐付け関係を定義した紐付情報を生成するステップと、
    を含む会計データ作成方法。
  7. 前記紐付情報を紐付情報記憶部に記憶するステップをさらに含む、請求項に記載の会計データ作成方法。
  8. 前記受け取るステップにおいて受け取られた前記電子インボイスを電子インボイス記憶部に記憶するステップと、
    前記作成するステップにおいて作成された前記会計データを会計データ記憶部に記憶するステップと、
    前記会計データ記憶部に記憶された前記会計データのうちの何れかが指定されると、前記紐付情報に基づいて、前記指定された会計データに紐付けられた前記電子インボイスを、前記電子インボイス記憶部から検索するステップとをさらに含む、請求項に記載の会計データ作成方法。
  9. 前記作成するステップにおいて作成された前記会計データを編集するステップをさらに含む、請求項乃至のうちいずれか一項に記載の会計データ作成方法。
  10. 前記受け取るステップは、前記電子インボイスの表示イメージがドロップされる受取エリアを表示画面から表示するステップを含み、
    前記受取エリアに、前記電子インボイスの表示イメージがドロップされることによって、前記受け取るステップにおいて、前記電子インボイスが受け取られる、請求項乃至のうちいずれか一項に記載の会計データ作成方法。
  11. 電子インボイスから会計データを作成するためのプログラムであって、
    予め指定された項目毎に請求額が入力されたXMLデータが格納された電子情報である前記電子インボイスを受け取る機能、
    前記XMLデータにおける前記各項目と、前記会計データにおいて予め指定されている各項目との対応付け関係を定義した対応付情報を対応付情報記憶部に記憶させる機能、
    前記受け取られた前記電子インボイスに格納された前記XMLデータの各項目に入力されている請求額をそれぞれ、前記対応付情報に基づいて、前記会計データにおける対応付けられた項目に転記することによって、前記会計データを作成する機能
    前記作成された会計データと、前記受け取られた電子インボイスとの紐付け関係を定義した紐付情報を生成する機能
    を1つまたは複数のプロセッサに実現させるためのプログラム。
  12. 前記紐付情報を紐付情報記憶部に記憶させる機能
    をさらに前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための、請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記受け取られた前記電子インボイスを電子インボイス記憶部に記憶させる機能、
    前記作成された前記会計データを会計データ記憶部に記憶させる機能、
    前記会計データ記憶部に記憶された前記会計データのうちの何れかが指定されると、前記紐付情報に基づいて、前記指定された会計データに紐付けられた前記電子インボイスを、前記電子インボイス記憶部から検索する機能、
    をさらに前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための、請求項11に記載のプログラム。
  14. 前記作成された前記会計データを編集可能とする機能、
    をさらに前記1つまたは複数のプロセッサに実現させるための、請求項11乃至13のうちいずれか一項に記載のプログラム。
  15. 前記電子インボイスの表示イメージがドロップされる受取エリアを表示画面から表示させる機能をさらに前記1つまたは複数のプロセッサに実現させ、
    前記受け取る機能は、前記受取エリアに、前記電子インボイスの表示イメージがドロップされることによって、前記電子インボイスを受け取る機能を含む、
    請求項11乃至14のうちいずれか一項に記載のプログラム。
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