JP2022131125A - 異種金属材の接合方法 - Google Patents

異種金属材の接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】抵抗溶接時の加圧通電時に、指定の高電流を流すことができる異種金属材の接合方法を提供する。【解決手段】異種金属材の接合方法は、リベット11と、複数の金属部材23と、それぞれシャンク16,17とシャンク16,17の先端に設けられた電極部18,19と、を用意する用意工程と、リベット11および複数の金属部材23を、第1電極18と第2電極19とにより挟む挟み込み工程と、第1電極18と第2電極19とにより加圧通電し、リベット11を金属部材23に対して埋入させる埋入工程と、を備える。用意工程は、第1電極18および第2電極19として、第1電極18の電気抵抗値および第2電極19の電気抵抗値が、接合される複数の金属部材23の電気抵抗値とリベット11の電気抵抗値との合計値以下である条件を満たす2つの電極18,19を用意する工程を含む。【選択図】図2

Description

本開示は、リベットを用いて、材質が異なる複数の金属部材を抵抗溶接により接合する異種金属材の接合方法に関する。
従来から、例えば特許文献1に記載されるように、頭部と軸部とを備える金属製のリベットを用いて、異種金属材を抵抗溶接により接合する抵抗溶接方法が知られている。こうした抵抗溶接方法では、例えば、頭部、軸部、アルミニウム板、鉄板の順で並ぶように、リベット、アルミニウム板および鉄板を2つの電極により挟み、これらを加圧通電することにより、アルミニウム板を貫通した軸部と鉄板との間にナゲットを生成し、頭部と鉄板との間にアルミニウム板を挟むことで、アルミニウム板と鉄板とを接合する。電極は、電極部と、電極部に電気を伝え且つ電極部を保持するシャンクとを有している。
特開2020-69499号公報
上記のようにリベットを用いて異種金属材を接合する場合、アルミを溶融し素早くリベットを貫通させるには、加圧通電時に高電流が必要とされる。しかし、電極の電気抵抗が大きいと、トランスの定格値オーバーにより、高電流を流すことができないという問題が生じていた。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、異種金属材の接合方法が提供される。この異種金属材の接合方法は、リベットを用いて、材質が異なる複数の金属部材を抵抗溶接により接合する異種金属材の接合方法であって、前記リベットと、複数の前記金属部材と、それぞれシャンクと前記シャンクの先端に設けられた電極部と、を用意する用意工程と、前記リベットおよび複数の前記金属部材を、前記第1電極と前記第2電極とにより挟む挟み込み工程と、前記第1電極と前記第2電極とにより加圧通電することにより、前記リベットを前記金属部材に対して埋入させる埋入工程と、を備え、前記用意工程は、前記第1電極および前記第2電極として、前記第1電極の電気抵抗値および前記第2電極の電気抵抗値が、接合される複数の前記金属部材の電気抵抗値と前記リベットの電気抵抗値との合計値以下である条件を満たす2つの電極を用意する工程を含む。
この形態によれば、第1電極と第2電極の電気抵抗値を低く抑えることで、第1電極および第2電極に加えてリベットと複数の金属部材とを含む接合を行うための構成全体の電気抵抗値を小さくできる。このため、第1電極の電気抵抗値および第2電極の電気抵抗値が、接合される複数の金属部材の電気抵抗値とリベットの電気抵抗値との合計値以下である条件を満たさない場合と比較すると、同じ電圧であっても構成全体に流れる電流量を増加でき、抵抗溶接時の加圧通電時に、指定の高電流を流すことができる。
(2)上記形態において、前記第1電極および前記第2電極は、クロムを含有する銅合金で形成されていてもよい。この形態によれば、第1電極および第2電極が、比較的電気抵抗率の低いクロムを含有する銅合金で形成されるため、装置構成を大型化することなく上記接合を行うための構成全体の電気抵抗値を小さくする条件を容易に実施できる。
本開示の第1実施形態としての異種金属材の接合方法を示す工程図である。 挟み込み工程の実施状況を模式的に示す断面図である。 異種金属材の接合方法における通電パターンの一例を模式的に説明する図である。
A.第1実施形態:
本開示の第1実施形態における異種金属材の接合方法について、図1~図3を参照して説明する。図1は、本開示の第1実施形態としての異種金属材の接合方法を示す工程図である。図2は、後述する挟み込み工程の実施状況を模式的に示す断面図である。図2では、各部材の中心軸を通る断面を表している。第1実施形態の異種金属材の接合方法では、リベット11を用いて、材質が異なる複数(本実施形態では2つ)の金属部材を抵抗溶接により接合する。本実施形態では、複数の金属部材として、鉄板13とアルミニウム板12とを接合する。
異種金属材の接合方法は、図1に示すように、用意工程P10と、挟み込み工程P20と、埋入工程P30と、を備えている。以下、各工程について順に説明する。まず、用意工程P10では、リベット11と、アルミニウム板12と、鉄板13と、第1電極14と、第2電極15とを用意する。第1電極14および第2電極15は、図示しない周知の抵抗スポット溶接機が備える一対の電極である。なお、抵抗スポット溶接機は、図示しない加圧通電部、電源部、電力制御部および接続用のケーブル等から構成されている。
第1電極14は、第1シャンク16と第1電極部18とを有している。第2電極15は、第2シャンク17と第2電極部19とを有している。各電極14,15において、接合される金属板12,13に対向する電極部18,19は、切頭円錐形状をなしている。各電極部18,19は、シャンク16,17から先端に行くほど徐々に径が小さくなっている。なお、先端面は平面でもよいし、Rが付いた曲面であってもよい。各シャンク16,17は各電極部18,19に電気を伝え且つ各電極部18,19を保持する部位である。
各電極14,15は、クロムを含有する銅合金(以下、「Cr銅」という)で形成されている。つまり、各シャンク16,17と各電極部18,19とのいずれもがクロム銅により形成されている。なお、上記各電極14,15は、各シャンク16,17と各電極部18,19とが一体化して成る「一体型」でもよいし、各電極部18,19を取り替えることができる「キャップ型」であってもよい。
リベット11は、鉄製であり、頭部21と軸部22とを有している。頭部21は円盤形状をなしている。軸部22は、略円柱状に形成されており、頭部21の中央部から一方側に突出している。軸部22は、突出側の先端に行くほど徐々に径が小さくなっている。
次に、電気抵抗値について説明する。本実施形態では、第1電極14の電気抵抗値R1および第2電極15の電気抵抗値R2は、共に0.1mΩ程度である。なお、各電極14,15の電気抵抗値R1,R2は、シャンク16,17の電気抵抗値と電極部18,19の電気抵抗値との合計値である。リベット11の電気抵抗値R3は、0.15mΩ程度である。アルミニウム板12と鉄板13とが積層された被溶接積層体23の電気抵抗値R4は、0.08mΩ程度である。
なお、電気抵抗値は、例えば、図示しない周知の抵抗測定器により計測される。被溶接積層体23の電気抵抗値R4は、抵抗測定器が有する一方の端子と他方の端子を、通電方向に位置が一致するように当てて計測される。リベット11の電気抵抗値R3は、電極部18と接触予定の部位に一方の端子を当て、アルミニウム板12に接触予定の部位に他方の端子を当てて計測される。
本実施形態において、各電極14,15の電気抵抗値R1,R2は、リベット11の電気抵抗値R3と被溶接積層体23の電気抵抗値R4との合計値以下である。すなわち、以下の式(i)および式(ii)の関係性を満たしている。つまり、用意工程P10では、予めリベット11の電気抵抗値R3と被溶接積層体23の電気抵抗値R4が分かっている状況で、各電極14、15として、下記式(i)および式(ii)を満たす2つの電極が用意される。
R1≦R3+R4 ・・・式(i)
R2≦R3+R4 ・・・式(ii)
用意工程P10の後に実行される挟み込み工程P20では、図2に示すように、頭部21、軸部22、アルミニウム板12および鉄板13の順で並ぶように、各部材を配置する。換言すると、鉄板13に重ねられたアルミニウム板12に対して直交するようにリベット11の軸部22を当てた状態で、リベット11、アルミニウム板12および鉄板13を、第1電極14と第2電極15とにより挟む。このとき、リベット11の頭部21側に第1電極部18を当て、鉄板13側に第2電極部19を当てる。
挟み込み工程P20の後に実行される埋入工程P30では、リベット11、アルミニウム板12および鉄板13を加圧通電して、リベット11の軸部22をアルミニウム板12に対して埋入させる。より詳細には、第1電極14と第2電極15を相互に接近させ、リベット11の頭部21と鉄板13とに加圧力を作用させるとともに各電極14,15間に電流を印加して、リベット11、アルミニウム板12および鉄板13を加圧通電し、発生するジュール熱でアルミニウム板12を溶融させながら軸部22をアルミニウム板12に貫通させる。
そして、埋入工程P30後のナゲット生成工程P40では、通電を継続し、貫通した軸部22と鉄板13との間にナゲットを生成し、頭部21と鉄板13との間にアルミニウム板12を挟むことで、アルミニウム板12と鉄板13とを接合する。
図3は、本実施形態における通電パターンの一例を模式的に説明する図である。図3において、通電時における指令電流値を破線Lで示し、実際に流れる電流の実測値を実線Mで示し、比較形態における電流の実測値を一点鎖線Nで示している。図2に破線Lで示すように、上記埋入工程P30時には、ナゲット生成時に比べてより高い電流値が要求される。これは、より積極的にアルミニウム板12を溶融させて軸部22をアルミニウム板12に貫通させるためには、軸部22が貫通した後のナゲット生成時よりも大きい電流が必要なためである。
上記接合方法において、n枚(nは2以上の整数)の金属部材を接合する場合に、最も第1電極14側に位置する金属部材を第1金属部材とし、以下、第2電極15側へ重ねて配置される金属部材を、順に第2金属、…第n金属部材とする。埋入工程P30では、軸部22を第1金属部材~第n-1金属部材に貫通させる。そして、軸部22と第n金属部材との間にナゲットが生成される。
(1)上記第1実施形態の異種金属材の接合方法における用意工程P10では、第1電極14および第2電極15として、第1電極14の電気抵抗値R1および第2電極15の電気抵抗値R2が、被溶接積層体23の電気抵抗値R4とリベット11の電気抵抗値R3との合計値以下である条件を満たす2つの電極を用意している。
抵抗溶接時において、抵抗スポット溶接機の電圧Vと電流Iの関係は、各電気抵抗値を用いて以下の式(iii)で表される。
V=I×(R1+R2+R3+R4) ・・・式(iii)
本実施形態では、上記式(i)、(ii)に示すように、第1電極14と第2電極15の電気抵抗値R1,R2を低く抑えることで、第1電極14および第2電極15に加えて、リベット11、アルミニウム板12および鉄板13とを含む接合を行うための構成全体、すなわち抵抗スポット溶接機の電気抵抗値(R1+R2+R3+R4)を小さくできる。
このため、同じ電圧であっても抵抗スポット溶接機に流れる電流量を増加でき、抵抗溶接時の加圧通電時に、抵抗スポット溶接機が備えるトランスを大容量のものに変えることなく、指定の高電流を流すことができる。
特に、図3に実線Mで示すように、埋入工程P30において指令電流値が10kA~15kAの高電流帯において、指令電流値に応じた電流を流すことができる。ひいては、埋入工程P30において、確実に軸部22を、アルミニウム板12を貫通させて鉄板13まで到達させることができ、強い接合強度で2つの金属部材12,13を接合することができる。
(2)例えば、ベリリウムを含有する銅合金(以下、「Be銅」という)の電気抵抗率は、Cr銅の約6倍と大きい。比較形態として第1電極および第2電極を、第1実施形態の各電極14,15と同じ形状および大きさで、材質のみ異ならせてBe銅で形成した場合には上記関係式(i)、(ii)の条件を満たすことが比較的難しい。このため、比較形態では、図3において一点鎖線Nで示すように、埋入工程P30において指令電流値を出すことができない。
しかし、上記第1実施形態の異種金属材の接合方法では、第1電極14と第2電極15の材質をCr銅とすることで、第1電極14と第2電極15の電気抵抗値R1,R2を低く抑えることができ、上記式(i)、(ii)の条件が満たされる。このため、図3の実線Mに示すように、埋入工程P30時に指令電流値をおおよそ実現できる。
このため、接合を行うための構成全体の抵抗値を下げるために、シャンク16,17やリベット11の径を大きくする必要もなく、装置の大型化や、周辺機材との干渉といった問題が生じず、好適な実施形態にできる。
B.他の実施形態:
(B1)上記実施形態の異種金属材の接合方法では、各電極の材質をCr銅としたが、上記関係式(i)、(ii)の条件を満たしていれば、その他の材質であってもよい。例えば、電気抵抗率が大きい材質を電極に使用する場合には、シャンク16,17やリベット11の径を大きくすることで、構成全体の電気抵抗値を上記実施形態と同程度またはそれよりも低くしてもよい。また、第1電極14と第2電極15とは、互いに違う材質であってもよい。
(B2)上記実施形態の異種金属材の接合方法では、アルミニウム板12と鉄板13とを接合するものとして説明したが、その他の材質の異なる金属部材を接合するものに上記の異種金属材の接合方法を適用してもよい。また、金属部材の枚数についても、3つ以上の複数枚の金属部材を接合してもよい。この場合、少なくとも互いに異なる材質の金属部材を含むものとする。
(B3)上記実施形態の異種金属材の接合方法では、リベット11および第2電極15側の金属部材を共に鉄製としたが、必ずしもリベット11と第2電極15側の金属部材とは同じ材質でなくてもよい。また、リベット11の材質や形状についても適宜変更可能である。
(B4)上記実施形態の異種金属材の接合方法において、溶融したアルミニウムをエアで吹き飛ばしながら加圧通電してもよい。
(B5)上記実施形態の異種金属材の接合方法において記載した各電気抵抗値や電流値等は、例示であって、各部材の大きさや形状によって適宜変更可能である。例えば、通電の電流値は5kA~30kAの範囲であってよい。
本開示は、上記各実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する各実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
11…リベット、12…アルミニウム板(金属部材)、13…鉄板(金属部材)、14…第1電極、15…第2電極、16…第1シャンク、17…第2シャンク、18…第1電極部、19…第2電極部、21…頭部、22…軸部、23…被溶接積層体、P10…用意工程、P20…挟み込み工程、P30…埋入工程。

Claims (2)

  1. リベットを用いて、材質が異なる複数の金属部材を抵抗溶接により接合する異種金属材の接合方法であって、
    前記リベットと、複数の前記金属部材と、それぞれシャンクと前記シャンクの先端に設けられた電極部とを有する第1電極および第2電極と、を用意する用意工程と、
    前記リベットおよび複数の前記金属部材を、前記第1電極と前記第2電極とにより挟む挟み込み工程と、
    前記第1電極と前記第2電極とにより加圧通電することにより、前記リベットを前記金属部材に対して埋入させる埋入工程と、
    を備え、
    前記用意工程は、前記第1電極および前記第2電極として、前記第1電極の電気抵抗値および前記第2電極の電気抵抗値が、接合される複数の前記金属部材の電気抵抗値と前記リベットの電気抵抗値との合計値以下である条件を満たす2つの電極を用意する工程を含む、異種金属材の接合方法。
  2. 前記第1電極および前記第2電極は、クロムを含有する銅合金で形成されている請求項1に記載の異種金属材の接合方法。
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