JP2013151016A - 溶接方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を高めつつ接合強度を確保できるアルミニウム系材と鋼材との抵抗スポット溶接方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム系材10と鋼材20とを互いに重ね合わせた状態で一対の電極30a,30bにより挟持し当該電極30a,30bへの通電により抵抗スポット溶接する際に、複数のステップに分けて断続的に、かつ、前記電極30a,30bに供給された電流量を予め設定された基準期間積算した積算電流量が段階的に増加するように前記電極30a,30bに電流を供給する。各ステップでは、通電開始から所定の溶接電流値に至るまで電流値を徐々に増加させた後、当該溶接電流値を保ちながら所定時間だけ電極に電流を供給する。又は/及び、所定の溶接電流値を保ちながら所定時間だけ電極に電流を供給した後、電流値を徐々に減少させて通電を停止する。
【選択図】図8

Description

本発明は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるアルミニウム系材と鋼材との溶接方法に関する。
従来より、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるアルミニウム系材と鋼材とを接合する一つの方法として、これらを重ね合わせて一対の電極により挟持し、前記電極に電流を供給することでこれらを溶接する抵抗スポット溶接の研究が進められている。
ここで、アルミニウム系材と鋼材の溶接では、鋼材同士の抵抗スポット溶接に比べて、材料抵抗の低さから大電流が必要となる。そのため、これらを抵抗スポット溶接する場合、アルミニウム系材が過剰に加熱されてチリとなって滅失してしまうという問題がある。これに対して、例えば、特許文献1には、アルミニウム系材と鋼材とを抵抗スポット溶接する溶接方法であって、電極に、予め設定された規定の電流をそれぞれ所定時間ずつ断続的に供給して、電流が長時間にわたって連続して供給されないようにすることで、アルミニウム系材の過剰な加熱ひいてはチリの発生を抑制するようにした方法が開示されている。
特許第4425159号公報
本発明者らは、前記特許文献1に開示されている従来方法では、チリの発生を抑制してこの抑制に伴う接合強度の向上は実現できるものの、各ステップにおいて各材料、特に、アルミニウム系材が過剰に加熱されて、接合部分周辺のアルミニウム系材の変形量が大きくなるとともに電極にアルミニウム系材が凝着して以降の溶接に悪影響を及ぼすという事態が生じて生産性が悪化すること、および、アルミニウム系材の厚みが減少することを突き止めた。
本発明は、前記のような事情に鑑みてなされたものであり、生産性を高めつつ接合強度を確保することのできるアルミニウム系材と鋼材との抵抗スポット溶接方法の提供を目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるアルミニウム系材と鋼材とを互いに重ね合わせた状態で一対の電極により挟持するとともに当該電極への通電によりこれら材料どうしを抵抗スポット溶接する溶接方法であって、複数のステップに分けて断続的に、かつ、前記電極に供給された電流量を予め設定された基準期間積算した積算電流量が段階的に増加するように、前記電極に電流を供給するとともに、各ステップでは、通電開始から所定の溶接電流値に至るまで電流値を徐々に増加させた後、当該溶接電流値を保ちながら所定時間だけ電極に電流を供給するものである。
また、本発明は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるアルミニウム系材と鋼材とを互いに重ね合わせた状態で一対の電極により挟持するとともに当該電極への通電によりこれら材料どうしを抵抗スポット溶接する溶接方法であって、複数のステップに分けて断続的に、かつ、前記電極に供給された電流量を予め設定された基準期間積算した積算電流量が段階的に増加するように、前記電極に電流を供給するとともに、各ステップでは、所定の溶接電流値を保ちながら所定時間だけ電極に電流を供給した後、電流値を徐々に減少させて通電を停止するものである。
これらの方法によれば、電極に複数のステップに分けて断続的に電流を供給することで各材料が過剰に加熱されるのを回避しつつ、基準期間に電極に供給する積算電流量を段階的に増加させることで先のステップでのナゲット形成に伴う材料間の抵抗低下に対抗して各材料の加熱量を増大することができ、電流の供給に伴ってナゲットを適切に拡大させることができる。従って、これらの方法によれば、大電流の長時間通電を1ステップで行うことに伴い各材料、特にアルミニウム系材が過剰に加熱されることにより生じる、チリの発生、アルミニウム系材の変形、アルミニウム系材の厚みの減少およびアルミニウム系材の電極への凝着を抑制して生産性を高めつつ、ナゲット拡大に伴う接合強度の向上を実現することができる。また、各ステップでの電流の供給に関して、通電開始時に電流値を徐々に増加させる、又は通電停止時に電流値を徐々に減少させるようにしているため、通電開始、又は通電停止時に材料に急激な温度変化が生じることが抑制される。従って、このような急激な温度変化に起因する材料への悪影響が効果的に抑制される。
ここで、通電開始から所定の溶接電流値に至るまで電流値を徐々に増加させるとは、電流値を一定値ずつ段階的に増加させる方法であってもよいが、通電開始から前記溶接電流値に至るまで電流値を一定の割合で漸増させる方が好適である。
この方法によれば、電流制御が容易であり、また、電流値が一定の割合で漸増することで、特に材料の変形を抑制する上で効果的である。
また、電流値を徐々に減少させて通電を停止するとは、電流値を一定値ずつ段階的に減少させる方法であってもよいが、電流値を一定の割合で漸減させる方が好適である。
この方法によれば、電流制御が容易であり、また、電流値が一定の割合で漸減することで、特にナゲットの脆化を抑制する上で効果的である。
以上のように、本発明によれば、アルミニウム系材と鋼材との抵抗スポット溶接において生産性を高めつつこれらの接合強度を確保することができる。
溶接方法を説明するための図である。 抵抗スポット溶接方法を説明するための面図である。 従来の溶接方法における通電電流のタイムチャートである。 本発明の基礎となる溶接方法(第1基礎方法)における通電電流のタイムチャートである。 本発明の基礎となる溶接方法(第2基礎方法)における通電電流を示したタイムチャートである。 本発明の基礎となる溶接方法(第3基礎方法)における通電電流を示したタイムチャートである。 本発明の溶接方法にかかる通電電流(1ステップ分)を示したタイムチャートであり、(a)は第1実施形態、(b)は第2実施形態、(c)は第3実施形態にかかる通電電流を示す。 実施例1〜4の通電電流を示したタイムチャートである。 比較例1,2の通電電流を示したタイムチャートである。
以下、本発明の、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるアルミニウム系材と鋼材とを抵抗スポット溶接する溶接方法の好ましい実施形態について説明する。
まず、本発明の溶接方法について説明する前に、その基礎となる3つの溶接方法(以下、第1〜第3基礎方法という)について図1〜図6に基づいて説明し、その後、図7及び図8を用いて本発明の溶接方法について説明することにする。
まず、第1基礎方法の概要を説明する。ここでは、図1に示すように、板状のアルミニウム系材10と板状の鋼材20とを抵抗スポット溶接する場合について説明する。各板材10,20の具体的な材質は特に限定されないが、例えば、アルミニウム系材10としては、JIS6000系(Al−Mg−Si系合金)が用いられ、鋼材20としては、亜鉛メッキが施された鋼材が用いられる。
まず、アルミニウム系材10と鋼材20とを互いに重ね合わせて配置する。次に、これら板材10,20を一対の電極30a,30bにより挟持する。このとき、電極30a,30bを互いに近づく方向に押圧し、電極30a,30bを介して板材10,20を互いに近づく方向に加圧する。そして、板材10,20への加圧を維持した状態で、電極30a,30bに電流を供給する。
電極30a,30bへ電流が供給されると、アルミニウム系材10と鋼材20とは、自身の材料抵抗および板材10,20どうしの接触抵抗により、電極30a,30bとの接触部分を中心として発熱する。すなわち、電極30a,30bへの電流の供給に伴い、アルミニウム系材10と鋼材20とは加熱される。加熱されることで、図2に示すように、アルミニウム系材10は溶融して鋼材20にはりつき、これら各板材10,20間にナゲット40が形成されて、アルミニウム系材10と鋼材10とが接合される。
ここで、アルミニウム系材10と鋼材20との接合強度を高めるためには、アルミニウム系材10を十分に溶融させてナゲット径R(ナゲット40の板面方向の直径)が大きい方が好ましい。そして、このナゲット径Rを大きくするためには、電極30a,30bに供給する電流量を大きくする必要がある。
ところが、電極30a,30bに電流値一定の電流を連続して供給する方法を用い、この電流値を大きくした場合には、アルミニウム系材10が過剰に加熱されてチリとなって滅失するという問題、電極30a,30bの中心部分の加熱量が周囲部分に比べて過剰に大きくなりこの中心部分におけるアルミニウム系材10の板厚が減少するという問題、電極30a,30bの周囲部分におけるアルミニウム系材10が盛り上がる等してアルミニウム系材10が大きく変形するという問題、また、溶融したアルミニウム系材10が電極30aに凝着するという問題が生じる。
この問題に対して、図3に示すように、電極30a,30bに対して電流値一定の電流を供給する一方、これら電極30a,30bへの通電を瞬間的に停止させる方法がある。具体的には、この方法では、電極30a,30bに時間t1_bだけ電流値Ibの電流を供給した後、時間t2_b通電を停止させるというサイクルを複数回行う。本発明者らは、この方法を用いて各種試験を行った結果、この方法を用いればチリの発生をある程度抑制することができ、チリの抑制に伴って接合強度をある程度高めることができることを確認した。一方、本発明者らは、この方法、すなわち、電極30a,30bに対して電流値一定の電流を供給しつつ瞬間的にその通電を停止させる方法を用いても、接合強度のさらなる向上と、アルミニウム系材10の板厚の減少の抑制、アルミニウム系材10の変形の抑制、アルミニウム系材10の電極への凝着の抑制とを両立させることができないことを発見した。具体的には、電極30a,30bへ供給する電流値を大きくする場合、アルミニウム系材10の板厚の減少等の問題は避けられないことを発見した。
本発明者らは、この結果について鋭意研究した結果、前記のように瞬間的に通電を停止させつつ電流値一定の電流を電極30a,30bへ供給する方法、すなわち、単に複数のステップに分けて電極30a,30bを通電する方法では、各ステップでの加熱量が過剰となることで、アルミニウム系材10の変形量が大きくなる、アルミニウム系材10の板厚が減少する、アルミニウム系材10が電極30aに凝着するという問題が依然として生じることを突き止めた。
そして、この知見に基づき、本発明者らは、複数のステップに分けて十分な通電停止時間を設けながら断続的に、かつ、これら電極30a,30bに供給された電流量を予め設定された基準期間積算した積算電流量が段階的に増加するように、前記電極30a,30bに電流を供給するという方法(第1〜第3基礎方法)に従うことで、接合強度のさらなる向上と、アルミニウム系材10の板厚の減少の抑制、アルミニウム系材10の変形の抑制、アルミニウム系材10の電極への凝着の抑制との両立を実現した。なお、積算電流量は、電極30a,30bに供給される電流値と時間との積算値に相当する。
第1基礎方法は、図4に示すような波形(矩形波)の電流を電極30a,30bに供給することで、電極30a,30bに複数のステップに分けて断続的に電流を供給し、かつ、積算電流量を段階的に増加させる。すなわち、第1基礎方法では、一定時間t1の間、電極30a,30bに連続的に電流を供給するというステップを、一定の通電停止時間t2を挟んで複数回実施するとともに、各ステップでの電流値I(すなわち溶接電流値)を徐々に増加させる。
ここで、電極30a,30bに供給された電流量を予め設定された基準期間積算した積算電流量が段階的に増加するように前記電極30a,30bに電流を供給するとは、すなわち、先のステップでのナゲット形成に伴う板材10,20間の抵抗減少に対抗して次のステップにおいてこれら板材10,20間の発熱量を増大させるということであり、前記基準期間は、第1ステップS1の開始から第2ステップS2の開始までの時間以上の時間であって、全通電時間すなわち第1ステップS1の通電開始から最終ステップの通電終了までの時間を均等に複数に分けた時間である。例えば、第1実施形態では、通電時間t1と通電停止時間t2の和(t1+t2)の値を用いることができる。
図4に示す例では、電流供給ステップを4回実施しており、第1〜第4ステップS1〜S4における電流値I1〜I4を、I1<I2<I3<I4となるように設定している。例えば、各ステップS1、S2、S3、S4での電流値I1、I2、I3、I4は、順に15kA、15.5kA、16kA、16.5kAに設定される。
ここで、アルミニウム系材10の過剰な加熱を抑制するためには、通電停止時間t2を長くしてこの通電停止時間においてアルミニウム系材10の温度をより低下させるのが好ましい。そこで、この第1基礎方法では、通電停止時間t2を通電時間t1と同じ時間に設定して長く確保し、アルミニウム系材10の過剰な加熱を確実に抑制している。例えば、t1とt2とは同じ167ms程度に設定される。
また、前記電極30a,30bが、いわゆるR型であって先端面が曲面を呈するものでは、大電流を必要とし装置負荷が高くなる上、チリが発生しやすくなる。そこで、この実施形態では、前記電極30a,30bとして、先端面が平面を呈し各材と面接触するものを用いる。例えば、その先端面が直径5〜6mm(電極の直径は13〜16mm)のものを用いる。
以上のように、第1基礎方法では、一定の通電停止時間t2を挟んで断続的に一定の通電時間t1だけ電極30a,30bに通電し、かつ、電極30a、30bへの通電電流値をステップの増加に伴って徐々に増加させる。この方法によれば、断続的に電極30a,30bに通電されることでアルミニウム系材10が過剰に加熱されるのが回避され、チリの発生、アルミニウム系材の変形、ナゲットの厚みの減少およびアルミニウム系材10の電極への凝着を抑制することができるとともに、通電電流量ひいてはアルミニウム系材10の加熱量が段階的に増加することで先のステップでのナゲット形成に伴う材料間の抵抗低下に対抗して材料間の発熱量を確保して通電実施毎にナゲットを適切に拡大させていくことができ接合強度を高めることができる。特に、通電停止時間t2が長い時間確保されているため、前記過剰な加熱を回避することができる。
なお、図4および後述する図5、図6は、インバータ式電源を用いて電極30a,30bを通電した場合を示しているが、電源の種類はこれに限らない。例えば、単相交流式電源を用い、1/2サイクルの交流波の一部を通電停止状態とさせてもよい。
次に、第2基礎方法について説明する。この第2基礎方法は、電極30a,30bへの具体的な通電方法においてのみ第1基礎方法と異なる。そこで、ここでは、この通電方法についてのみ説明する。
第2基礎方法では、図5に示すような波形(矩形波)の電流を電極30a,30bに供給することで、電極30a,30bに複数のステップに分けて断続的に電流を供給し、かつ、積算電流量を段階的に増加させる。すなわち、第2基礎方法に係る接合方法では、電極30a,30bに溶接電流値として一定値I20の電流を連続的に供給するというステップを、一定の通電停止時間t20を挟んで複数回実施し、かつ、各ステップでの通電時間を徐々に増加させる。
図5に示す例では、電流供給ステップを4回実施しており、第1〜第4ステップS1〜S4において、電流値I20を一定に制御する一方、各ステップS1〜S4の通電時間t21〜t24を、t21<t22<t23<t24となるように制御する。例えば、各ステップS1〜S4での通電電流値I20が15.5kA一定とされ、通電停止時間t20が167ms一定とされ、各ステップS1〜S4での通電時間t21、t22、t23、t24が、順に167、200ms、233ms、266msに設定される。
この第2基礎方法においても、断続的に電極30a,30bが通電されつつ、各ステップでの通電時間が徐々に増加されることにより板材10,20の加熱量が段階的に増加される。そのため、アルミニウム系材10が過剰に加熱されるのを回避して、チリの発生、アルミニウム系材の変形、ナゲットの厚みの減少およびアルミニウム系材10の電極への凝着を抑制することができる上に、先のステップでのナゲット形成に伴う材料間の抵抗低下に対抗して材料間の発熱量を確保して通電実施毎にナゲットを適切に拡大させていくことができ接合強度を高めることができる。
次に、第3基礎方法について説明する。この第3基礎方法も、電極30a,30bへの具体的な通電方法においてのみ第1基礎方法と異なる。そこで、ここでは、この通電方法についてのみ説明する。
第3基礎方法では、図6に示すような波形(矩形波)の電流を電極30a,30bに供給することで、電極30a,30bに複数のステップに分けて断続的に電流を供給し、かつ、積算電流量を段階的に増加させる。すなわち、第3基礎方法では、電極30a,30bに溶接電流値として一定値I30の電流を一定時間t30連続的に供給するというステップを、所定の通電停止時間を挟んで複数回実施し、かつ、各ステップ間の通電停止時間を徐々に減少させる。
図6に示す例では、電流供給ステップを4回実施しており、第1〜第4ステップS1〜S4において電流値I30および通電時間t30を一定に制御する一方、第1ステップS1と第2ステップS2の間の第1通電停止時間t31と、第2ステップS2と第3ステップS3の間の第2通電停止時間t32と、第3ステップS3と第4ステップS4の間の第3通電停止時間t33とを、t31>t32>t33となるように設定制御する。例えば、各ステップS1〜S4での通電電流値I30が15.5kA、通電時間t30が167ms一定とされ、各通電停止時間t31、t32、t33が、順に167、125ms、83msに設定される。
この第3基礎方法においても、断続的に電極30a,30bが通電されつつ、通電停止時間(板材10,20の冷却時間)が徐々に短くなることで各ステップの通電初期の材料抵抗が徐々に上昇し、その結果、板材10,20の加熱量が段階的に増加される。そのため、アルミニウム系材10が過剰に加熱されるのを回避して、チリの発生、アルミニウム系材の変形、ナゲットの厚みの減少およびアルミニウム系材10の電極への凝着を抑制することができる上に、先のステップでのナゲット形成に伴う材料間の抵抗低下に対抗して材料間の発熱量を確保して通電実施毎にナゲットを適切に拡大させていくことができ接合強度を高めることができる。
次に、本発明の溶接方法について図7に基づいて詳細に説明する。
本発明の溶接方法は、上述した第1〜第3基礎方法の電流供給ステップS1〜S4各々について、通電を開始する際、又は通電を停止する際に、スロープ通電を実施するようにした、つまり電流値を漸次的に変化させるようにした。
具体的には、本発明の第1実施形態は、ステップS1〜S4各々について、図7(a)に示すように、通電開始から予め定められた溶接電流値Iに至るまで電流値を徐々に増加させる、詳しくは電流値を一定の割合で漸増させようにした。
また、第2実施形態は、ステップS1〜S4各々について、図7(b)に示すように、一定の溶接電流値Iで電流を供給した後、電流値を徐々に減少させて通電を停止する、詳しくは電流値を一定の割合で漸減させて通電を停止するようにした。
また、第3実施形態は、ステップS1〜S4各々について、図7(c)に示すように、通電開始から溶接電流値Iに至るまで電流値を一定の割合で漸増させ、一定の溶接電流値Iで電流を供給した後、電流値を一定の割合で漸減させて通電を停止するようにした。
上述した第1〜第3実施形態の方法によれば、通電開始に伴う電流値の立ち上がり、又は通電停止に伴う電流値の立下りが緩慢になるため板材10,20の急激な温度変化を効果的に抑制することができる。そのため、上述した各基礎方法の作用効果に加えて、当該急激な温度変化に起因する板材10,20への影響を効果的に抑制することが可能となる。
具体的には、第1、第3実施形態によれば、通電初期の急激な温度上昇に起因するアルミニウム系材10の変形が効果的に抑制される。従って、通電開始からピーク電流値(つまり、溶接電流値)の電流が供給される図4〜図6に示す各基礎方法に比べると、アルミニウム系材10の変形をより効果的に抑制することができる。また、このようにアルミニウム系材10の変形を抑制できることで、ステップS1〜S4各々のピーク電流値をより高い値に設定することが可能となり、ナゲット径Rを大きくすることに寄与するという利点もある。
また、第2、3実施形態によれば、通電停止時の急激な温度低下に起因するナゲット40の脆化が効果的に抑制される。従って、通電停止に伴い電流値がピーク電流値(溶接電流値)から0に低下する図4〜図6に示す各基礎方法に比べると、上記のようなナゲット40の脆化を抑制して、アルミニウム系材10と鋼材20との接合強度をより一層高めることができる。
次に、第1〜第3実施形態に係る溶接方法を用いてアルミニウム系材10と鋼材20とを抵抗スポット溶接した実施例1〜4の溶接結果と、電極30a,30bに電流値一定の電流を連続して所定時間供給することでアルミニウム系材10と鋼材20とを抵抗スポット溶接した比較例1、2の溶接結果とについて、表1を用いて説明する。
これら実施例1〜4および比較例1、2では、アルミニウム系材10として、板厚0.9mmの板状のJIS6000系(Al−Mg−Si系合金)材を用い、鋼材20として、板厚0.8mmの亜鉛メッキが施された板状の鋼材を用いた。また、溶接結果として、引張強度TSと、アルミニウム系材10の変形量と、チリの発生状況とを調べた。なお、表1において、引張強度TSにおけるN1、N2は、それぞれ、異なる試験片における値である。
実施例1〜4では、図8に示すように、電極に、電流値(溶接電流値)I_a,I_b,I_c,I_dの電流をそれぞれ,時間(溶接電流値の電流を供給する時間;以下、一定電流通電時間という)t_on_a,t_on_b,t_on_c,t_on_dずつ供給する第1〜第4の電流供給ステップS1〜S4を、それぞれ、通電停止時間t_off_a,t_off_b,t_off_cあけて実施した。また、各電流供給ステップS1〜S4では、通電開始から溶接電流値に至るまでの時間t_up、溶接電流値から通電停止に至るまでの時間t_downとして、適宜スロープ通電を実施した。
表1には、各実施例1〜4について、それぞれ、これら電流値と、通電時間(一定電流通電時間およびスロープ通電時間)と、通電停止時間の具体的値を示している。
実施例1、2は、第1基礎方法(図4参照)に基づく本発明の実施例である。つまり、通電時間(一定電流通電時間)および通電停止時間を一定として各ステップの電流値を段階的に増加させるとともにスロープ通電を実施した例である。
実施例3は、第2基礎方法(図5参照)に基づく本発明の実施例である。つまり、各ステップの電流値および通電停止時間を一定として各ステップの通電時間(一定電流通電時間)を段階的に増加させるとともにスロープ通電を実施した例である。
実施例4は、第3基礎方法(図6参照)に基づく本発明の実施例である。詳しくは、第2ステップの電流値が第1ステップの電流値よりも大きく設定され、その後の各ステップの電流値が一定、すなわち、第2ステップの電流値と同一とされ、各ステップの通電時間(一定電流通電時間)が一定で、かつ、各ステップ間の通電停止時間が段階的に減少されるようにした上で、スロープ通電を実施した例である。
なお、実施例1,2については各々、通電開始時のみスロープ通電を実施した場合(up)、通電停止時のみスロープ通電を実施した場合(down)、及び通電開始時と通電停止時の双方でスロープ通電を実施した場合(up+down)の結果をそれぞれ示しており、実施例2,3については各々、通電開始時のみスロープ通電を実施した場合(up)及び通電停止時のみスロープ通電を実施した場合(down)の結果をそれぞれ示している。
比較例1、2では、前述のように、また、図9に示すように、電極30a,30bに、電流値I_a一定の電流を連続して時間t_on_a供給した。表1には、比較例1、2について、これら電流値と、通電時間とを示している。
表1に示されるように、17.5kAと比較的高い電流が300ms連続的に供給された比較例2では、アルミニウム系材10の変形量が大きくなった上に、チリが生じ、2.5kN程度と低い引張強度しか得ることができなかった。一方、比較例2よりも供給電流が低く、16.5kAの電流が300ms連続的に供給された比較例1では、チリの発生を回避し、かつ、2.6kN程度の引っ張り強度を得ることができたものの、比較例2と同様に、アルミニウム系材10の変形量は大きく、適正な接合形状を得ることができなかった。
これに対して、実施例1〜4では、いずれの例においても、チリの発生を回避し、アルミニウム系材10の変形量を小程度以下に抑えつつ、2.6kN以上の高い引っ張り強度を得ることができた。特に、実施例1、2では、チリの発生を回避し、アルミニウム系材10の変形量をわずかな量に抑えつつ、略2.9kN以上の高い引っ張り強度を得ることができた。
なお、表1中の第3実施形態では、表1中のスロープ通電時間の欄に4つの時間が記載されているが、これは左側から順に各々ステップS1〜ステップS4のスロープ通電時間に対応している。すなわち、実施例3では、ステップS1〜ステップS4毎の通電時間t_on_a,t_on_b,t_on_c,t_on_dが異なるため、これに対応してスロープ通電時間についても差を持たせてある。
Figure 2013151016
以上のように、本発明に係る溶接方法によれば、チリの発生を回避し、かつ、アルミニウム系材10の変形、アルミニウム系材10の板厚の減少、アルミニウム系材10の電極への凝着を抑制しつつ、高い引張強度すなわち接合強度を得ることができる。特に、通電開始時に電流値を一定の割合で漸増する、又は通電停止時に電流値を一定の割合で漸減する、上記スロープ通電を実施するようにしているため、通電開始時、又は通電停止時に板材10,20に急激な温度変化が生じることが効果的に抑制される。従って、このような急激な温度変化に起因する板材10,20への影響、具体的には、アルミニウム系材10が変形したり、ナゲット40が脆化することを効果的に抑制することができ、その結果、より高い接合強度を得ることができる。
ここで、通電時間(一定電琉通電時間、スロープ通電時間)、通電停止時間、溶接電流値、電流供給ステップ数は前記に限らない。
ただし、アルミニウム系材10の過剰な加熱を確実に抑制するためには、通電停止時間を長くするのが好ましい。具体的には、通電停止時間を60〜500ms(60Hzにおいて4サイクル〜30サイクル)とすれば、アルミニウム系材10の過剰な加熱に伴うアルミニウム系材10の変形、アルミニウム系材10の厚みの減少、アルミニウム系材10の電極30a,30bへの凝着、チリの発生といった事態を回避して高い生産性を確保することができることが分かっている。
また、アルミニウム系材10の過剰な加熱を確実に抑制するためには、通電電流値をある程度低く抑えるのが好ましい。具体的には、通電電流値を20kA以下、より好ましくは17.5kA以下に抑えれば、アルミニウム系材10の過剰な加熱に伴うアルミニウム系材10の変形等を確実に抑えることができることが分かっている。
また、接合強度を確保するためには、電流供給ステップ数を3以上とすることが好ましい。
また、スロープ通電に関して、上記各実施形態では、スロープ通電時間内に電流値を一定の割合で変化させるようにしているが、例えば電流値を一定値ずつ段階的に変化させる(電流値が階段状に変化する)ようにしてもよい。要は、スロープ通電時間内に電流値を徐々に変化させるようにすればよい。
また、本発明は、複数のステップに分けて断続的に、かつ、前記電極に供給された電流量を予め設定された基準期間積算した積算電流量が段階的に増加するように、電極に電流を供給すればよく、その具体的な通電方法は、前記に限らない。例えば、前述の各実施形態に係る通電方法を組み合わせてもよい。
10 アルミニウム系材
20 鋼材
30a,30b 電極
40 ナゲット
R ナゲット径

Claims (4)

  1. アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるアルミニウム系材と鋼材とを互いに重ね合わせた状態で一対の電極により挟持するとともに当該電極への通電によりこれら材料どうしを抵抗スポット溶接する溶接方法であって、
    複数のステップに分けて断続的に、かつ、前記電極に供給された電流量を予め設定された基準期間積算した積算電流量が段階的に増加するように、前記電極に電流を供給するとともに、各ステップでは、通電開始から所定の溶接電流値に至るまで電流値を徐々に増加させた後、当該溶接電流値を保ちながら所定時間だけ電極に電流を供給することを特徴とする溶接方法。
  2. 請求項1に記載の溶接方法において、
    通電開始から前記溶接電流値に至るまで電流値を一定の割合で漸増させることを特徴とする溶接方法。
  3. アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるアルミニウム系材と鋼材とを互いに重ね合わせた状態で一対の電極により挟持するとともに当該電極への通電によりこれら材料どうしを抵抗スポット溶接する溶接方法であって、
    複数のステップに分けて断続的に、かつ、前記電極に供給された電流量を予め設定された基準期間積算した積算電流量が段階的に増加するように、前記電極に電流を供給するとともに、各ステップでは、所定の溶接電流値を保ちながら所定時間だけ電極に電流を供給した後、電流値を徐々に減少させて通電を停止することを特徴とする溶接方法。
  4. 請求項3に記載の溶接方法において、
    前記溶接電流値の電流を供給した後、電流値を一定の割合で漸減させることを特徴とする溶接方法。
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