JP2022129935A - エレベータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗場にいる乗客の状態に応じて乗車制限を変更することで、乗客間の感染リスクを抑える。【解決手段】一実施形態に係るエレベータシステムは、撮像手段と、解析手段と、防疫手段とを備える。上記撮像手段は、乗りかご内に設置され、上記乗りかごから乗場に向けて撮影する。上記解析手段は、上記乗りかごの戸開中に上記撮像手段によって撮影された画像から上記乗場の乗客の状態を解析して、その解析結果から感染リスクに関わる情報を抽出する、上記防疫手段は、上記解析手段によって抽出された上記感染リスクに関わる情報に基づいて、上記乗りかごの積載荷重に対する満員判定の閾値を定格荷重よりも低い値に切り替える。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータシステムに関する。
近年、感染力の高いウィルスの流行に伴い、密集を避けて行動する機会が増えてきた。ここで、エレベータの乗りかご内は密閉空間になるため、できるだけ、少人数で間隔を空けて乗車することが求められる。しかしながら、乗車の判断は乗客に委ねられるため、乗りかごが到着すると、定員まで乗り込んでしまうことが現状である。
特開2014-240313号公報 特開2012-62163号公報
感染リスクを低減するため、例えば定員30名の乗りかごに対し、15名で満員とするように、乗りかごに乗車可能な人数を通常よりも制限して運行する方法が考えられる。しかしながら、乗車可能な人数を通常よりも制限すると、運行効率が著しく低下してしまい、逆に乗場が混雑して密状態になる可能性がある。
本発明が解決しようとする課題は、乗場にいる乗客の状態に応じて乗車制限を変更することで、乗客間の感染リスクを抑えることのできるエレベータシステムを提供することである。
一実施形態に係るエレベータシステムは、撮像手段と、解析手段と、防疫手段とを備える。上記撮像手段は、乗りかご内に設置され、上記乗りかごから乗場に向けて撮影する。上記解析手段は、上記乗りかごの戸開中に上記撮像手段によって撮影された画像から上記乗場の乗客の状態を解析して、その解析結果から感染リスクに関わる情報を抽出する、上記防疫手段は、上記解析手段によって抽出された上記感染リスクに関わる情報に基づいて、上記乗りかごの積載荷重に対する満員判定の閾値を定格荷重よりも低い値に切り替える。
図1は一実施形態に係るエレベータシステムの構成を示す図である。 図2は同実施形態における乗りかご内の出入口周辺部分の構成を示す図である。 図3は同実施形態における乗場の構成を示す図である。 図4は同実施形態におけるカメラの撮影画像上でマスク着用の有無を検出する方法を説明するための図である。 図5は同実施形態におけるカメラの撮影画像上で咳またはくしゃみをした乗客を検出する方法を説明するための図である。 図6は同実施形態における感染リスクと満員判定の閾値との関係を示す図である。 図7は同実施形態における乗りかごの積載荷重と満員判定の閾値との関係を示す図である。 図8は同実施形態におけるエレベータシステムの処理動作を説明するためのフローチャートである。 図9は図8のステップS104で実行される解析処理を示すフローチャートである。 図10は図8のステップS105で実行される防疫処理を示すフローチャートである。 図11は変形例として乗りかごの換気運転の処理を示すフローチャートである。 図12は上記換気運転の具体例を示す図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
図1は一実施形態に係るエレベータシステムの構成を示す図である。なお、ここでは、1台の乗りかごを例にして説明するが、複数台の乗りかごでも同様の構成である。
乗りかご11の出入口上部にカメラ12が設置されている。具体的には、カメラ12は、乗りかご11の出入口上部を覆う幕板11aの中にレンズ部分を直下方向、もしくは、乗場15側あるいは乗りかご11内部側に所定の角度だけ傾けて設置される。
カメラ12は、例えば車載カメラ等の小型の監視用カメラであり、広角レンズもしくは魚眼レンズを有し、1秒間に数コマ(例えば30コマ/秒)の画像を連続的に撮影可能である。カメラ12は、例えば乗りかご11が各階の乗場15に到着したときに起動され、かごドア13付近と乗場15を含めて撮影する。なお、カメラ12は、乗りかご11の運転時に常時動作中であっても良い。
このときの撮影範囲はL1+L2に調整されている(L1≫L2)。L1は乗場側の撮影範囲であり、かごドア13から乗場15に向けて所定の距離を有する。L2はかご側の撮影範囲であり、かごドア13からかご背面に向けて所定の距離を有する。なお、L1,L2は奥行き方向の範囲であり、幅方向(奥行き方向と直交する方向)の範囲については少なくとも乗りかご11の横幅(間口の幅)より少し大きいものとする。
各階の乗場15において、乗りかご11の到着口には乗場ドア14が開閉自在に設置されている。乗場ドア14は、乗りかご11の到着時にかごドア13に係合して開閉動作する。なお、動力源(ドアモータ)は乗りかご11側にあり、乗場ドア14はかごドア13に追従して開閉するだけである。以下の説明においては、かごドア13を戸開している時には乗場ドア14も戸開しており、かごドア13が戸閉している時には乗場ドア14も戸閉しているものとする。
カメラ12によって連続的に撮影された各画像(映像)は、画像処理装置20によってリアルタイムに解析処理される。なお、図1では、便宜的に画像処理装置20を乗りかご11から取り出して示しているが、実際には、画像処理装置20はカメラ12と共に幕板11aの中に収納されている。
画像処理装置20には、記憶部21と解析部22とが備えられている。記憶部21は、例えばRAM等のメモリデバイスからなる。記憶部21は、カメラ12によって撮影された画像を逐次保存すると共に、解析部22の処理に必要なデータを一時的に保存しておくためのバッファエリアを有する。なお、記憶部21には、撮影画像に対する前処理として、歪み補正や拡大縮小、一部切り取り等の処理が施された画像が保存されるとしても良い。
解析部22は、例えばマイクロプロセッサからなり、乗りかご11の戸開中にカメラ12によって撮影された画像から乗場15の乗客の状態を解析して、その解析結果から感染リスクに関わる情報を抽出する。ここで言う「感染リスク」とは、何らかのウィルスに感染する可能性のことである。「感染リスクに関わる情報」には、少なくとも、乗場15でマスクを着けている乗客の割合を示すマスク着用率と、乗場15で咳またはくしゃみの動作(以下、特定動作と称す)をした乗客の割合を示す特定動作検出率が含まれる。この感染リスクに関わる情報は、エレベータ制御装置30に送られる。なお、画像処理装置20の一部あるいは全部の機能をエレベータ制御装置30に持たせることでも良い。
また、乗りかご11の底部には、乗りかご11の積載荷重を検知するための荷重センサ16が設置されている。乗りかご11の戸開時に、荷重センサ16によって検知された乗りかご11の積載荷重を示す情報はエレベータ制御装置30に与えられる。
エレベータ制御装置30は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータからなり、エレベータ全体の制御を行う。本実施形態において、このエレベータ制御装置30には、防疫機能部31、運転制御部32が備えられている。
防疫機能部31は、乗場15の乗客の状態に応じて乗車制限を変更することで、乗客間の感染を防ぐ機能を有する。詳しくは、防疫機能部31は、感染リスクに関わる情報として得られるマスク着用率と特定動作検出率とに基づいて感染リスクのレベルを設定し、そのレベルに応じて乗りかご11の積載荷重に対する満員判定の閾値を乗りかご11の定格荷重を基準にして段階的に切り替える。
運転制御部32は、乗場呼び/かご呼びを記憶するための記憶部32aを有し、この記憶部32aに記憶された乗場呼び/かご呼びに基づいて、乗りかご11を各階に移動させるなどの運転制御を行う。なお、「乗場呼び」とは、各階の乗場に設置された乗場呼びボタン18a(図3参照)の操作により登録される呼びの信号のことであり、登録階と行先方向の情報を含む。「かご呼び」とは、かご室内に設けられた行先階ボタン44(図2参照)の操作により登録される呼びの信号のことであり、行先階の情報を含む。また、運転制御部32は、防疫機能部31によって変更された閾値に基づいて、乗りかご11が満員状態であるか否かを判定し、乗りかご11が満員状態である場合には、乗りかご11を戸開状態で停止させる機能を有する。
図2は乗りかご11内の出入口周辺部分の構成を示す図である。
乗りかご11の出入口にかごドア13が開閉自在に設けられている。図2の例では両開きタイプのかごドア13が示されており、かごドア13を構成する2枚のドアパネル13a,13bが間口方向(水平方向)に沿って互いに逆方向に開閉動作する。なお、「間口」とは、乗りかご11の出入口と同じである。
乗りかご11の出入口の両側に入口柱41a,41bが設けられており、幕板11aと共に乗りかご11の出入口を囲っている。「入口柱」は、正面柱とも言い、裏側にはかごドア13を収納するための戸袋が設けられているのが一般的である。図2の例では、かごドア13が戸開したときに、一方のドアパネル13aが入口柱41aの裏側に設けられた戸袋42aに収納され、他方のドアパネル13bが入口柱41bの裏側に設けられた戸袋42bに収納される。入口柱41a,41bの一方あるいは両方に表示器43や、行先階ボタン44などが配設された操作盤45、スピーカ46が設置されている。図2の例では、入口柱41aにスピーカ46、入口柱41bに表示器43、操作盤45が設置されている。
カメラ12は、乗りかご11の出入口上部に水平方向に配設された幕板11aの中に設けられる。ここで、乗場15の乗客を戸閉直前まで検知するため、かごドア13の戸閉位置に合わせてカメラ12が取り付けられている。具体的には、かごドア13が両開きタイプであれば、幕板11aの中央部にカメラ12が取り付けられる。
図3は乗場15の構成を示す図である。
乗りかご11の到着口に、乗場ドア14とその乗場ドア14を囲む三方枠17が設けられている。また、三方枠17の両側の一方に乗場呼びボタン18aを有する操作盤18が設けられている。乗場ドア14は、乗りかご11が乗場15に到着したときに、かごドア13と共に開閉動作する。
ここで、乗りかご11が任意の階の乗場15に到着して戸開中にあるとき(かごドア13と乗場ドア14が開いているとき)、乗りかご11内に設置されたカメラ12によって、乗場15にいる乗客が撮影され、その撮影画像が図1に示した画像処理装置20に送られる。図3の例では、乗場15に3人の乗客が待機しており、その3人の乗客を含んだ撮影画像が画像処理装置20に送られることになる。なお、図1で説明したように、カメラ12の乗場側の撮影範囲は、かごドア13から乗場15に向けて所定の距離L1である。幅方向の範囲については、乗りかご11の横幅(間口の幅)より少し大きい。
図4はカメラ12の撮影画像上でマスク着用の有無を検出する方法を説明するための図である。
乗りかご11が任意の階で戸開すると、カメラ12によって乗りかご11内から乗場15に向けて撮影した画像が得られる。この撮影画像から乗場15にいる乗客の顔部分の画像を抽出し、予め用意された各種マスクのパターン画像を照合すれば、当該乗客がマスク51を着けているか否かを判定することができる。
図5はカメラ12の撮影画像上で咳またはくしゃみをした乗客を検出する方法を説明するための図である。
乗りかご11が任意の階で戸開すると、カメラ12によって乗りかご11内から乗場15に向けて撮影した画像が得られる。この撮影画像から乗場15にいる乗客の顔部分の画像を抽出し、目の位置52の動きを検出する。この場合、目の位置52が上下方向に所定量D以上動いた場合に、咳またはくしゃみをしたときの動き(特定動作)として検出することができる。
図6は感染リスクと満員判定の閾値との関係を示す図である。
乗場15の画像から感染リスクに関わる情報として得られるマスク着用率と特定動作検出率とに基づいて、感染リスクのレベルがR1~R3の間で設定される(R1<R2<R3)。具体的には、乗場15の乗客のマスク着用率が100%に近い場合(例えば80~100%)には、感染リスクが低いと考えられるので、第1のレベルR1に設定される。一方、マスク着用率が0%に近い場合(例えば0~20%)には、感染リスクが高いと考えられるので、第3のレベルR3に設定される。マスク着用率が上記以外の場合には第2のレベルR2に設定される。
また、乗場15の乗客が咳またはくしゃみをしたときの特定動作検出率が100%に近い場合(例えば80~100%)には、感染リスクが高いと考えられるので、第3のレベルR3に設定される。一方、特定動作検出率が0%に近い場合(例えば0~20%)には、感染リスクが低いと考えられるので、第1のレベルR1に設定される。特定動作検出率が上記以外の場合には第2のレベルR2に設定される。
なお、同じ乗場15でマスク着用率によって求められる感染リスクのレベルと、特定動作検出率によって求められる感染リスクのレベルが違っていた場合には、レベルの高い方が優先的に設定される。例えば、マスク着用率によって求められる感染リスクが第3のレベルR3、特定動作検出率によって求められるレベルが第1のレベルR1であった場合には、マスク着用率が優先され、感染リスクは第3のレベルR3に設定される。
なお、マスク着用率によって求められる感染リスクと、特定動作検出率によって求められるレベルが両方とも中間レベルである第2のレベルR2であった場合には、1段階上げて第3のレベルR3に設定することでも良い。要するに、乗場15における乗客のマスク着用率と特定動作検出率を総合的に分析して、乗場15の乗客の状態に対応したレベルを設定すれば良い。
このようにして、感染リスクのレベルが設定されると、その設定されたレベルに応じて乗りかご11の積載荷重に対する満員判定の閾値がTH1~TH3の間で段階的に変更される。図6の例では、感染リスクが第1のレベルR1のときに第1の閾値TH1、第2のレベルR2のときに第2の閾値TH2、第3のレベルR3のときに第3の閾値TH3に変更されることを示している(TH1>TH2>TH3)。
図7は乗りかご11の積載荷重と満員判定の閾値との関係を示す図である。
第1の閾値TH1は、満員判定の標準値として、乗りかご11の定格荷重に合わせて設定されている。例えば、乗りかご11の定格荷重が650kgであるとすると、閾値TH1=650kgである。第2の閾値TH2は、第1の閾値TH1よりも低く設定されている。第3の閾値TH3は、第1の閾値TH1,第2の閾値TH2よりも低く設定されている。図7の例では、閾値TH2=定格荷重の1/2(325kg)、閾値TH3=定格荷重の1/5(130kg)である。
例えば、乗客1人の平均荷重を65kgとすると、感染リスクが第1のレベルR1の場合には、10人を超えたときに満員と判定されることになる。また、感染リスクが第2のレベルR2の場合には、5人を超えたときに満員と判定される。感染リスクが第3のレベルR3の場合には、2人を超えたときに満員と判定される。つまり、感染リスクのレベルが上がるに従って、乗りかご11に乗車可能な人数が制限されることになる。なお、実際には乗客によって重量が異なり、荷物などの重量も加わるため、レベルR1~R3に対応した乗車可能人数には多少の誤差が含まれる。
次に、本システムの動作について説明する。
図8は本システムの処理動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートで示される処理は、画像処理装置20とエレベータ制御装置30によって実行される。
乗りかご11が任意の階の乗場15に到着すると(ステップS101のYes)、エレベータ制御装置30は、乗りかご11の戸開動作を開始する(ステップS102)。このとき、乗りかご11の出入口上部に設置されたカメラ12によって乗場側の所定範囲(L1)とかご内の所定範囲(L2)が所定のフレームレート(例えば30コマ/秒)で撮影される。なお、カメラ12の撮影は、乗りかご11が戸閉した状態から連続的に行われていても良い。
画像処理装置20は、カメラ12で撮影された画像を時系列で取得し、これらの画像を記憶部21に逐次保存しながら(ステップS103)、以下のような解析処理をリアルタイムで実行する(ステップS104)。なお、解析処理は、解析部22が記憶部21に記憶された撮影画像を読み込むことにより実行される。その際、撮影画像に対する前処理として、歪み補正や、拡大縮小、画像の一部の切り取りなどを行っても良い。
図9に上記ステップS104で実行される解析処理を示す。
解析部22は、カメラ12の撮影画像を解析処理し、乗場15でマスクを着用している乗客を検出すると共に、該当する乗客の割合を示すマスク着用率を求める(ステップS201-S202)。図4で説明したように、マスク着用の有無は、撮影画像から抽出された乗客の顔部分の画像と予め用意された各種マスクのパターン画像との照合によって判定される。ここで、例えば10人の乗客が検出され、その中でマスク51を着けている乗客が9人いた場合には、マスク着用率=90%として求められる。
また、解析部22は、カメラ12の撮影画像を解析処理し、乗場15で咳またはくしゃみした乗客を検出すると共に、該当する乗客の割合を示す特定動作検出率を求める(ステップS203-S204)。図5で説明したように、咳またはくしゃみの動作は、撮影画像から抽出された乗客の顔部分の目の位置の動きから判定できる。ここで、例えば10人の乗客が検出され、その中で咳またはくしゃみの動作をしている乗客が1人いた場合には、特定動作検出率=10%として求められる。
このようにして、撮影画像から得られた乗場15における乗客のマスク着用率と咳またはくしゃみの特定動作検出率は、感染リスクに関わる情報としてエレベータ制御装置30に送られる。エレベータ制御装置30は、感染リスクに関わる情報を受信すると、防疫機能部31を起動して、以下のような防疫処理を実行する。
図10に上記ステップS105で実行される防疫処理を示す。
防疫機能部31は、感染リスクに関わる情報として得られたマスク着用率と咳またはくしゃみの特定動作検出率とに基づいて、感染リスクのレベルを設定する(ステップS301)。この場合、防疫機能部31は、マスク着用率から求められる感染リスクのレベルと、特定動作検出率から求められる感染リスクのレベルとを比較してレベルの高い方を優先するなど、乗場15における乗客のマスク着用率と特定動作検出率を総合的に分析して、乗場15の乗客の状態を反映させたレベルを設定する。
ここで、図6に示したように、感染リスクが第1のレベルR1であった場合(ステップS302のYes)、防疫機能部31は、乗りかご11の積載荷重に対する満員判定の閾値を第1の閾値TH1とする(ステップS303)。つまり、例えば乗場15の乗客のマスク着用率が100%近くであり、咳・くしゃみの動作検出率が0%近くであれば、感染リスクは低いので、第1のレベルR1が設定される。この場合、乗りかご11の定格荷重に合わせた第1の閾値TH1が満員判定条件として用いられる。
一方、感染リスクが第2のレベルR2であった場合(ステップS303のYes)、防疫機能部31は、乗りかご11の積載荷重に対する満員判定の閾値を第2の閾値TH2に切り替える(ステップS304)。つまり、例えば乗場15の乗客のマスク着用率が50%程度で、咳・くしゃみ咳・くしゃみの動作検出率が0%~50%の範囲であれば、感染リスクはやや高くなるので、第2のレベルR2が設定される。この場合、乗りかご11の定格荷重よりも1段階上げた第2の閾値TH2に切り替えられる。
また、感染リスクが第3のレベルR3であった場合(ステップS303のNo)、防疫機能部31は、乗りかご11の積載荷重に対する満員判定の閾値を第3の閾値TH3に切り替える(ステップS305)。つまり、例えば乗場15の乗客のマスク着用率が0%近くであり、咳・くしゃみ咳・くしゃみの動作検出率が0%~100%の範囲であれば、感染リスクは高くなるので、第3のレベルR3が設定される。この場合、乗りかご11の定格荷重よりも2段階上げた第3の閾値TH3に切り替えられる。
図8のフローチャートに戻って、乗りかご11の積載荷重に対する満員判定の閾値がTH1~TH3の間で切り替えられると、エレベータ制御装置30の運転制御部32は、現在切り替えられている閾値(THnとする)を用いて以下のような処理を実行する。
すなわち、乗りかご11の戸開に伴い、乗場15の乗客が乗りかご11に乗車する。このとき、乗りかご11の底部に設置された荷重センサ16によって乗りかご11の積載荷重が検知される。運転制御部32は、荷重センサ16によって検知された積載荷重と閾値THnとを比較し、満員状態になったか否かを判定する(ステップS106)。図7に示したように、閾値THn=TH1であれば、乗りかご11が通常の定格荷重(例えば650kg)まで乗車可能である。
一方、閾値THn=TH2あるいはTH3であれば、定格荷重よりも少ない値で満員状態が判定されるので、乗客可能人数が制限されることになる。ここで、乗りかご11の積載荷重が閾値THnを超えると(ステップS106のYes)、運転制御部32は、満員状態と判定して、乗りかご11内の乗客に対して警告を発する(ステップS107)。警告方法としては、例えばブザー音を鳴らす方法や、満員状態である旨を音声メッセージで伝える方法などがある。また、運転制御部32は、満員状態が解除されるまでの間、乗りかご11を戸開状態で停止させておく(ステップS108)。乗りかご11の積載荷重が閾値THn以内であれば(ステップS106のNo)、運転制御部32は、乗りかご11を戸開してから一定時間経過後に戸閉し、乗客の行先階に向けて出発する(ステップS109)。
このように本実施形態によれば、例えば乗場15の乗客のマスク着用率が低い場合や、咳またはくしゃみをしている乗客が多い場合など、感染リスクが高い状況の場合には、通常の定格荷重よりも下げた乗車制限によって乗場15内に空きスペースを作って乗客間の感染リスクを抑えることができる。一方、乗場15の乗客のマスク着用率が高い場合や、咳またはくしゃみをしている乗客が少ない場合など、感染リスクが低い状況の場合には、通常の定格荷重で乗車制限を行うことで、運行効率の低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態では、マスク着用率と、咳またはくしゃみの特定動作検出率の2つの情報から感染リスクのレベルを判定したが、どちらか一方の情報だけで感染リスクのレベルを判定する構成としても良い。また、マスク着用率、咳またはくしゃみの特定動作検査率以外にも、感染リスクに関連した情報があれば、その情報を考慮して感染リスクのレベルを判定することでも良い。
(変形例1)
上記実施形態の方法により、乗りかご11の乗客可能人数を制限したとしても、感染リスクを有する乗客が乗りかご11に乗車した場合には換気を行うことが好ましい。以下では、乗りかご11の換気運転について説明する。
図11は変形例1として乗りかご11の換気運転の処理を示すフローチャートである。図8のステップS109で乗りかご11が戸閉・出発すると、運転制御部32の記憶部32aに記憶されている乗場呼び/かご呼びの情報に基づいて、各階を移動する(ステップS400)。
ここで、運転制御部32は、感染リスクを有する乗客が乗りかご11に乗車しているか否かを判断する(ステップS401)。「感染リスクを有する乗客」とは、マスクを着用していない乗客、あるいは、咳またはくしゃみをしている乗客を含み、上述したように乗りかご11の戸開時にカメラ12の撮影画像から検出される。画像処理装置20の解析部22は、カメラ12の撮影画像を解析し、乗場15の中で上記感染リスクを有する乗客を検出すると、当該乗客の動きを追跡して、当該乗客が乗りかご11に乗車した場合にその旨をエレベータ制御装置30に知らせる。
感染リスクを有する乗客が乗りかご11に乗車していた場合(ステップS401のYes)、運転制御部32は、所定のタイミングで換気運転に切り替える。「所定のタイミング」とは、乗りかご11が無方向待機状態になったときを含む。「無方向待機状態」とは、記憶部32aに記憶された既登録済みの呼び情報(乗場呼び,かご呼び)に対する運転サービスを終了して、次の呼び登録があるまでの間、乗りかご11が上方向にも下方向にも移動せずに停止している状態である。このとき、乗りかご11内は無人である。
乗りかご11が無方向待機状態になったとき(ステップS402のYes)、運転制御部32は、乗りかご11を特定の階まで移動し(ステップS403)、そこで一定時間Tの間、戸開して換気を行う(ステップS404)。
ここで、「特定の階」は、例えば屋上階や運転サービス外の階など、換気に適している階に設定されている。「一定時間T」は、乗りかご11のサイズなどを考慮して任意に設定される。戸開により換気している間、例えば「ただいま換気中です。乗車できません」といったような音声メッセージを流すなどしても良い。戸開による換気を行っている間、新たな呼び(乗場呼び/かご呼び)の登録は禁止されている。一定時間Tが経過すると、乗りかご11は通常運転に復帰し、新たな呼び(乗場呼び/かご呼び)に応答して移動する(ステップS405)。
図12に換気運転の具体例を示す。
例えば、1階で二人の乗客P1,P2が乗りかご11に乗車し、そのうちの一人の乗客P2が感染リスクを有する乗客であったとする。乗客P1が登録したかご呼びの行先階が3階、乗客P2が登録したかご呼びの行先階が5階であった場合、乗りかご11は戸閉後に上方向に出発し、3階と5階に移動する。なお、ここでは説明を簡単にするため、各階の乗場呼びが登録されていないものとする。
3階で乗客P1が降車し、5階で乗客P2が降車すると、乗りかご11が無方向待機状態で停止する。ここで、例えば10階が換気用の特定階とした場合、乗りかご11が5階から10階に移動し、そこで一定時間Tの間、戸開による換気が行われる。
このように、例えばマスクを着用していない乗客や、咳・くしゃみをしている乗客など、感染リスクを有する乗客が乗りかご11に乗車していた場合に、所定のタイミングで、特定の階に移動して戸開による換気を行うことで、感染リスクを低減することができる。
(変形例2)
上記変形例1では、乗りかご11が無方向待機状態、つまり、乗場呼びもかご呼びも登録されていない場合に換気運転に切り替える構成としたが、例えばかご呼びの登録状態だけで換気運転に切り替えることでも良い。
具体的には、図11のステップS402において、既登録済みのかご呼びに対する運転サービスを終了したか否かを判断する処理に代えれば良い。既登録済みのかご呼びに対する運転サービスが終了したとき、つまり、乗りかご11内のすべての乗客をかご呼びとして登録された行先階には運び終えたときに、換気運転に切り替えて、特定の階で戸開による換気を行う。
なお、任意の階で乗場呼びが登録されていれば、特定の階での換気が終了した後に当該乗場呼びに対する運転サービスを行うものとする。図12の例で言えば、乗りかご11が5階で乗客P2を降車させた時点で、8階で上方向あるいは下方向の乗場呼びが登録されている場合に、10階まで移動して戸開による換気を終えた後に8階の乗場呼びに応答するように運転制御する。8階で乗客を待たせることになるが、換気後のクリーンな乗りかご11を8階に向かわせることができる。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、乗場にいる乗客の状態に応じて乗車制限を変更することで、乗客間の感染リスクを抑えることのできるエレベータシステムを提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…乗りかご、11a…幕板、12…カメラ、13…かごドア、13a,13b…ドアパネル、14…乗場ドア、15…乗場、16…荷重センサ、17…三方枠、18…操作盤、18a…乗場呼びボタン、20…画像処理装置、21…記憶部、22…解析部、30…エレベータ制御装置、31…防疫機能部、32…運転制御部、32a…記憶部、41a,41b…入口柱、42a,42b…戸袋、43…表示器、44…行先階ボタン、45…操作盤、46…スピーカ。

Claims (11)

  1. 乗りかご内に設置され、上記乗りかごから乗場に向けて撮影可能な撮像手段と、
    上記乗りかごの戸開中に上記撮像手段によって撮影された画像から上記乗場の乗客の状態を解析して、その解析結果から感染リスクに関わる情報を抽出する解析手段と、
    上記解析手段によって抽出された上記感染リスクに関わる情報に基づいて、上記乗りかごの積載荷重に対する満員判定の閾値を定格荷重よりも低い値に切り替える防疫手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータシステム。
  2. 上記感染リスクに関わる情報は、上記乗場でマスクを着用している割合を示すマスク着用率を含み、
    上記防疫手段は、
    上記マスク着用率に基づいて上記感染リスクのレベルを設定し、上記感染リスクのレベルに応じて上記閾値を段階的に切り替えることを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
  3. 上記感染リスクに関わる情報は、上記乗場で咳またはくしゃみをしている乗客の割合を示す特定動作検出率を含み、
    上記防疫手段は、
    上記特定動作検出率に基づいて上記感染リスクのレベルを設定し、上記感染リスクのレベルに応じて上記閾値を段階的に切り替えることを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
  4. 上記感染リスクに関わる情報は、マスク着用率と、咳またはくしゃみの特定動作検出率を含み、
    上記防疫手段は、
    上記マスク着用率と上記特定動作検出率とに基づいて上記感染リスクのレベルを設定し、上記感染リスクのレベルに応じて上記閾値を段階的に切り替えることを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
  5. 上記防疫手段は、
    上記マスク着用率から求められる上記感染リスクのレベルと上記特定動作検出率から求められる上記感染リスクのレベルのうち、レベルの高い方を優先することを特徴とする請求項4記載のエレベータシステム。
  6. 上記防疫手段は、
    上記マスク着用率から求められる上記感染リスクのレベルと上記特定動作検出率から求められる上記感染リスクのレベルを総合的に分析して、上記乗場の乗客の状態に対応したレベルを設定することを特徴とする請求項4記載のエレベータシステム。
  7. 上記防疫手段によって変更された上記閾値に基づいて、上記乗りかごが満員状態であるか否かを判定し、上記乗りかごが満員状態である場合には、上記乗りかごを戸開状態で停止させる運転制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。
  8. 上記運転制御手段は、
    上記乗りかごに上記感染リスクを有する乗客が乗車した場合に、所定のタイミングで換気運転に切り替え、上記乗りかごを特定の階に移動させ、一定時間戸開することを特徴とする請求項7記載のエレベータシステム。
  9. 上記感染リスクを有する乗客は、マスクを着用していない乗客、あるいは、咳またはくしゃみをしている乗客を含むことを特徴とする請求項8記載のエレベータシステム。
  10. 上記運転制御手段は、
    上記乗りかごが無方向待機状態になったときに、上記換気運転を実行することを特徴とする請求項8記載のエレベータシステム。
  11. 上記運転制御手段は、
    上記乗りかご内のすべての乗客をかご呼びとして登録された行先階に運び終えたときに、上記換気運転を実行することを特徴とする請求項8記載のエレベータシステム。
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