JP2022123256A - クッションパッド - Google Patents
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Abstract
Description
ただ、ビーズ発泡成形体は発泡成形で成形収縮が発生し、寸法精度にバラツキが生じる。クッションパッドの製造では、車両設置状態とは上下逆になるクッションパッド用キャビティを有する発泡成形型を用いて行われる(図10参照)。ビーズ発泡成形体を上型にセットしようとしても、該ビーズ発泡成形体がつかえてセット困難になったり、またセットできてもすぐに脱落したりする不具合が生じ易かった。
そこで、不具合対策の発明がいくつか提案されている(例えば特許文献1、2)。
特許文献2は、段落0017に記載のように「第一発泡成形体3を車幅方向で分離し、複数に分けると、第一発泡成形体3に係る両端間長さの成形収縮による寸法誤差が小さくなる」というメリットがある。しかし、特許文献2は、図13に示す二つの左右第一発泡成形体m、nにすると、分けたことによって上型へ取付けるセット工数が二倍になる問題がある。また、左側第一発泡成形体mと右側第一発泡成形体nに分かれて小さくなった分、脱型で、クッションパッドを取り出そうとして曲げ応力が加わった時に、例えば右側第一発泡成形体nが、図14のごとく軟質ポリウレタン発泡成形体fの裏面fbから剥離する恐れがあった。軟質ポリウレタン発泡成形体fとビーズ発泡成形体の第一発泡成形体との接合はさほど強くない。軟質ポリウレタン発泡成形体fが、ビーズ発泡成形体の第一発泡成形体を覆って積層一体成形されても、右側第一発泡成形体nのように小さくなると、多少の曲げ応力で剥がれてしまうのである。図中、符号faは車両設置時におけるポリウレタン発泡成形体の上面を示す。
ビーズ発泡成形体を分割して小さくした図13のクッション体は、脱型時だけでなく、ハンドリングやクッション体の車体への組付けでもポリウレタン発泡成形体fからビーズ発泡成形体が剥離してしまう不具合を招く虞がある。
クッションパッドPは、組付け芯パッド1と表層パッド6とを具備する。
第一芯パッド2と第二芯パッド3を嵌合してなる組付け芯パッド1は、クッションパッドPの下面側に配され、第一芯パッド下面2b,第二芯パッド下面3bが露出して、クッションパッドPの下層になる。本発明で「下面」とは、車両に取付け姿態にある図2のクッションパッドPで、紙面に隠れている「下方側の面」をいい、「上面」は着座乗員が座る上方側の面をいう。本発明の「前後方向」とは図2の車両後方及び車両前方の矢印方向を指す。
凸部5は、例えば図5の第一芯パッド2に係る対向側面231に、櫛歯状の歯になる四角柱形凸部として突出形成され、該凸部5に対向する第二芯パッド3の対向側面331に凹部4が形成される。組付け芯パッド1は、図5(イ)の第一芯パッド2又は第二芯パッド3を水平横移動等させて、図5(ロ)のように該凹部4に前記凸部5を嵌合させてできる。図5(ロ)でいえば、凹部4と凸部5とが嵌合することによって、第一芯パッド2と第二芯パッド3の紙面上下方向(車両前後方向)への動きが互いに規制し合って制止され、組付け芯パッド1の一体化が図られる。
本実施形態は、さらに一歩進めて、凹部4を平面視で上下方向に貫通したアリ溝状の溝4Aにし、凸部5が該アリ溝状の溝4Aに嵌合する凸状部5Aになっている(図1~図4)。
尚、凸部5が嵌合する凹部4を複数設ける場合は、第二芯パッド3の対向側面331で車両の前後方向に凹部4を複数設けるのに限らず、図8のように、第一芯パッド2の対向側面231で、車両の上下方向に凹部4を複数設けるものであってよい。また、両者を含めた車両の前後方向及び車両の上下方向に凹部4を複数設けてもよい。
組付け芯パッド1の下面、すなわち第一芯パッド下面2b及び第二芯パッド下面3bを露出させ、残りの組付け芯パッド1の上面及び外周側面が表層パッド6で覆われる。組付け芯パッド1をインサート品にして、この上面に着座面部分61を含む上層が積層し、また前記外周側面に側周層62が積層して、組付け芯パッド1に裏面6bが当接する表層パッド6が発泡成形されている。組付け芯パッド1を形成する第一芯パッド2と第二芯パッド3とが嵌合する凹部4と凸部5間や対向側面231,331間にある隙間は、表層パッド6の発泡成形で、着座面部分61,側周層62とともに、該隙間へもポリウレタン原料gが浸入して、該隙間が軟質ポリウレタン発泡成形体で埋められる。
寸法精度を上げるべく分割された第一,第二芯パッド2,3であっても、凹部4と凸部5を設けて嵌合した組付け芯パッド1をインサート品にして、表層パッド6が発泡成形されることによって、第一芯パッド2,第二芯パッド3の剥離が抑制された所望のクッションパッドPに仕上がっている。
符号6dは表層パッドの側面、符号6Aはメイン部、符号6Bはサイド部、符号6Eはバックレストとの合せ部、符号69は吊溝を示す。
次に、この組付け芯パッド1の下面側を発泡成形型7の上型キャビティ面81に当てて該組付け芯パッド1を上型8にセットする(図9)。組付け芯パッド1を発泡成形型7へセットした後、下型キャビティ面91上に、注入ノズルNL等を使用して表層パッド6用のポリウレタン原料gを所定量注入する。
所定時間が経過すると、裏面6b側が組付け芯パッド1の上面及び外周側面に当接して、着座面部分61を含む上層と共に、組付け芯パッド1の外周側面に積層される側周層62を有する表層パッド6を発泡成形した図12ごとくの所望のクッションパッドPが得られる。
符号96は吊溝用突条部、符号99,89は型合せ面を示す。
そして、組付け芯パッド1は、第一芯パッド2と第二芯パッド3の対向側面231,331の一方に凹部4を形成し、他方に凸部5を形成して、凹部4に凸部5を嵌合させた組付け芯パッド1とし、この上面及び外周側面を表層パッド6が覆って積層しているので、該嵌合によって第一芯パッド2と第二芯パッド3が互いの動きを規制して表層パッド6からの剥離が抑制される。また、第一芯パッド1と第二芯パッド2とが一体化してひと塊として動くので、脱型やハンドリングにおいて、第一芯パッド1や第二芯パッド2が表層パッド6から剥離するのを大幅に抑制できる。
これに対し、本発明では、ループ状ワイヤが加わることによって、組付け芯パッド1がひと塊の一体品により近づくようになり、上型8へのセット作業が円滑に進む。
すなわち、アリ溝の溝4Aに係る溝壁42と凸状部5Aの凸状側面52は、図3のごとく車両上下方向に長さがある面になっているので、第一芯パッド2がその右端側を図14のように持ち上げ傾けようとしても、溝壁42と凸状側面52がぶつかって、傾くこと自体が阻止される。その結果、本クッションパッドPは、第一芯パッド2と第二芯パッド3とが一緒になって図4の紙面上方向に剥れないと、剥離できなくなる。
そして、第一芯パッド2と第二芯パッド3とが一緒になれば、軟質ポリウレタン発泡成形体とビーズ発泡成形体との接合はさほど強くないといっても、表層パッド6との接合面が倍になるので、よほどの外力でないと剥離できなくなる。よって、組付け芯パッド1にして寸法誤差を小さくしながら、軟質ポリウレタン発泡成形体の表層パッド6から、ビーズ発泡成形体の第一芯パッド2や第二芯パッド3が剥離することをより確実に抑制でき、品質維持,作業性向上,歩留り向上等に貢献する優れたクッションパッドPになる。
2 第一芯パッド(芯パッド)
231 対向側面
3 第二芯パッド(芯パッド)
4 凹部
4A 溝(アリ溝)
5 凸部
5A 凸状部
6 表層パッド
611 着座面
Claims (6)
- ブロック状ビーズ発泡成形体の芯パッドが分割構成された、第一芯パッドと第二芯パッドを有し、且つ該第一芯パッドと該第二芯パッドとの対向側面の一方に凹部が他方に凸部が形成され、該凹部に該凸部が嵌合してなる組付け芯パッドと、
着座面を形成し、且つ前記組付け芯パッドの上面及び外周側面を覆って積層されている軟質ポリウレタン発泡成形体の表層パッドと、を具備することを特徴とするクッションパッド。 - 前記凹部が凹み穴であり、前記凸部が該凹み穴に嵌る突起部である請求項1記載のクッションパッド。
- 前記凹部が前記第一芯パッド又は前記第二芯パッドの対向側面から凹んだ溝であり、前記凸部が該溝に嵌る凸状部である請求項1記載のクッションパッド。
- 前記凹部が平面視で上下方向に貫通したアリ溝状の凹部であり、前記凸部が該アリ溝状の凹部に嵌合する凸状部である請求項3に記載のクッションパッド。
- 前記凹部と前記凸部とが複数設けられ、それぞれの該凹部と該凸部とがかみ合うように嵌合して前記組付け芯パッドが形成される請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクッションパッド。
- 前記凹部と前記凸部とが前後方向に複数設けられる請求項1乃至5のいずれか1項に記載のクッションパッド。
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