JP2022121177A - 制御装置、車両、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Hirotaka Katayama
竹美 塚田
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Abstract

Figure 2022121177000001
【課題】車線変更を計画するための計画基準の設定を変更することにより、計画基準の設定が変更されていない状態で自動運転システムの制御において計画される基準となる車線変更の回数を変更すること。
【解決手段】車両の制御装置は、車両の走行環境を認識する認識部と、走行環境に基づいて、目的地までの経路に沿った走行計画を生成する生成部と、走行計画に基づいて、車両の走行制御を行う制御部と、制御部が車線変更を計画するための計画基準の設定を変更する設定変更部と、を備える。制御部は、設定変更部による設定に基づいて、第1態様及び第2態様における計画基準の設定がそれぞれ変更されることにより、設定変更部による設定がされていない場合に第1態様及び第2態様において計画する基準となる車線変更の回数を変更する。
【選択図】図5

Description

本発明は、制御装置、車両、制御方法及びプログラムに関する。
車両の自動運転及び運転支援の1つの機能として、運転者の操作によらず車両が車線変更を行う機能が提供されている。特許文献1には、運転者によるウィンカーレバーの操作に基づいて車線変更支援の開始要求を検出し、ウィンカーレバーの逆方向への操作に基づいて車線変更支援の中止要求を検出することが記載されている。
特開2018-103767号公報
車両の走行環境によっては、自動運転システムの制御により計画される車線変更より車線変更が頻繁に行なわれ、計画した車線変更を実行するために運転者の承認操作が必要とされる場合がある。頻繁に実行される車線変更や承認操作は運転者の負荷となり得る場合もあり、運転者の意図や状態に応じて車線変更の回数を変更することが必要とされる場合もある。
本発明は、車線変更を計画するための計画基準の設定を変更することにより、計画基準の設定が変更されていない状態で自動運転システムの制御において計画される基準となる車線変更の回数を変更することが可能な技術を提供する。
本発明の一態様の車両の制御装置は、車両の制御装置であって、
前記車両の走行環境を認識する認識手段と、
前記走行環境に基づいて、目的地までの経路に沿った走行計画を生成する生成手段と、
前記走行計画に基づいて、前記車両の走行制御を行う制御手段と、
前記制御手段が車線変更を計画するための計画基準の設定を変更する設定変更手段と、を備え、
前記制御手段は、前記車両が走行する自車走行車線から隣接車線へ前記車線変更を行う場合に、
前記車両の運転者による関与の度合いが異なる複数の車線変更態様から1つの車線変更態様を選択し、
前記選択された車線変更態様に従って前記走行制御を行い、
前記複数の車線変更態様は、
前記制御手段が前記走行環境及び前記走行計画に基づいて前記車線変更を計画し、前記制御手段が前記計画した車線変更を開始する第1態様と、
前記制御手段が前記走行環境及び前記走行計画に基づいて前記車線変更を計画し、当該計画を提示し、前記車両の運転者が前記提示に対応して車線変更の開始を指示する第2態様と、を含み、
前記制御手段は、
前記設定変更手段による設定に基づいて、前記第1態様及び第2態様における前記計画基準の設定がそれぞれ変更されることにより、前記設定変更手段による設定がされていない場合に前記第1態様及び第2態様において計画する基準となる車線変更の回数を変更することを特徴する。
本発明によれば、車線変更を計画するための計画基準の設定を変更することにより、計画基準の設定が変更されていない状態で自動運転システムの制御において計画される基準となる車線変更の回数を変更することが可能になる。
実施形態に係る車両の構成例を説明するブロック図。 実施形態に係るウィンカーレバーの構成例を説明する模式図。 実施形態に係る車線変更動作に関する制御方法を説明する概要図。 実施形態に係る車線変更動作に関する制御方法を説明する図。 実施形態に係る車線変更の計画基準を変更する処理の流れを説明する図。 実施形態に係る車線変更の計画基準を変更する処理を説明する図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴うち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
車両1は、車両1を制御する車両用制御装置2(以下、単に制御装置2と呼ぶ)を含む。制御装置2は車内ネットワークにより通信可能に接続された複数のECU20~29を含む。各ECUは、CPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等のメモリ、外部デバイスとのインタフェース等を含む。メモリにはプロセッサが実行するプログラムやプロセッサが処理に使用するデータ等が格納される。各ECUはプロセッサ、メモリおよびインタフェース等を複数備えていてもよい。例えば、ECU20は、プロセッサ20aとメモリ20bとを備える。メモリ20bに格納されたプログラムが含む命令をプロセッサ20aが実行することによって、ECU20による処理が実行される。これに代えて、ECU20は、ECU20による処理を実行するためのASIC等の専用の集積回路を備えてもよい。他のECUについても同様である。
以下、各ECU20~29が担当する機能等について説明する。なお、ECUの数や、担当する機能については適宜設計可能であり、本実施形態よりも細分化したり、統合したりすることが可能である。
ECU20は、車両1の自動運転に関わる制御を実行する。自動運転においては、車両1の操舵と、加減速の少なくともいずれか一方を自動制御する。後述する制御例では、操舵と加減速の双方を自動制御する。
ECU21は、電動パワーステアリング装置3を制御する。電動パワーステアリング装置3は、ステアリングホイール31に対する運転者の運転操作(操舵操作)に応じて前輪を操舵する機構を含む。また、電動パワーステアリング装置3は操舵操作をアシストしたり、前輪を自動操舵したりするための駆動力を発揮するモータや、操舵角を検知するセンサ等を含む。車両1の運転状態が自動運転の場合、ECU21は、ECU20からの指示に対応して電動パワーステアリング装置3を自動制御し、車両1の進行方向を制御する。
ECU22および23は、車両の外界の状況を検知する検知ユニット41~43の制御および検知結果の情報処理を行う。検知ユニット41は、車両1の前方を撮影するカメラであり(以下、カメラ41と表記する場合がある。)、本実施形態の場合、車両1のルーフ前部でフロントウィンドウの車室内側に取り付けられる。カメラ41が撮影した画像の解析により、物標の輪郭抽出や、道路上の車線の区画線(白線等)を抽出可能である。
検知ユニット42は、ライダ(Light Detection and Ranging)であり(以下、ライダ42と表記する場合がある)、車両1の周囲の物標を検知したり、物標との距離を測距したりする。本実施形態の場合、ライダ42は5つ設けられており、車両1の前部の各隅部に1つずつ、後部中央に1つ、後部各側方に1つずつ設けられている。検知ユニット43は、ミリ波レーダであり(以下、レーダ43と表記する場合がある)、車両1の周囲の物標を検知したり、物標との距離を測距したりする。本実施形態の場合、レーダ43は5つ設けられており、車両1の前部中央に1つ、前部各隅部に1つずつ、後部各隅部に一つずつ設けられている。
ECU22は、一方のカメラ41と、各ライダ42の制御および検知結果の情報処理を行う。ECU23は、他方のカメラ41と、各レーダ43の制御および検知結果の情報処理を行う。車両の周囲状況を検知する装置を二組備えたことで、検知結果の信頼性を向上でき、また、カメラ、ライダ、レーダといった種類の異なる検知ユニットを備えたことで、車両の周辺環境の解析を多面的に行うことができる。
ECU24は、ジャイロセンサ5、GPSセンサ24b、通信装置24cの制御および検知結果あるいは通信結果の情報処理を行う。ジャイロセンサ5は車両1の回転運動を検知する。ジャイロセンサ5の検知結果や、車輪速等により車両1の進路を判定することができる。GPSセンサ24bは、車両1の現在位置を検知する。通信装置24cは、地図情報や交通情報を提供するサーバと無線通信を行い、これらの情報を取得する。ECU24は、メモリに構築された地図情報のデータベース24aにアクセス可能であり、ECU24は現在地から目的地へのルート探索等を行う。ECU24、地図データベース24a、GPSセンサ24bは、いわゆるナビゲーション装置を構成している。
ECU25は、車車間通信、路車間通信、またはスマートフォン等の情報処理装置と通信可能な通信装置25aを備える。例えば、通信装置25aは、周辺の他車両と無線通信を行い、車両間での情報交換を行ったり、外部の情報処理装置等との無線通信により情報交換を行うことが可能である。
ECU26は、パワープラント6を制御する。パワープラント6は車両1の駆動輪を回転させる駆動力を出力する機構であり、例えば、エンジンと変速機とを含む。ECU26は、例えば、アクセルペダル7Aに設けた操作検知センサ7aにより検知した運転者の運転操作(アクセル操作あるいは加速操作)に対応してエンジンの出力を制御したり、車速センサ7cが検知した車速等の情報に基づいて変速機の変速段を切り替えたりする。車両1の運転状態が自動運転の場合、ECU26は、ECU20からの指示に対応してパワープラント6を自動制御し、車両1の加減速を制御する。
ECU27は、方向指示器(ウィンカー)を含む照明装置8(ヘッドライト、テールライト等の灯火器)を制御する。図1の例の場合、照明装置8は車両1の前部、ドアミラーおよび後部に設けられている。ECU27はさらに、クラクションのホーンを含む、車外に向けた音響装置11を制御する。照明装置8、音響装置11又はその組み合わせは、車両1の外界に対して情報を提供する機能を有する。
ECU28は、入出力装置9の制御を行う。入出力装置9は運転者に対する情報の出力と、運転者からの情報の入力の受け付けを行う。音出力装置91は運転者に対して音声により情報を報知する。表示装置92は運転者に対して画像の表示により情報を報知する。表示装置92は例えば運転席表面に配置され、インストルメントパネル等を構成する。なお、ここでは、音声と表示を例示したが振動や光により情報を報知してもよい。また、音声、表示、振動または光のうちの複数を組み合わせて情報を報知してもよい。更に、報知すべき情報のレベル(例えば緊急度)に応じて、組み合わせを異ならせたり、報知態様を異ならせたりしてもよい。入力装置93は運転者が操作可能な位置に配置され、車両1に対する指示を行うスイッチ群であるが、音入力装置も含まれてもよい。ECU28は、ECU20の走行制御に関する案内を実施可能である。案内の詳細については後述する。入力装置93は、ECU20による走行制御の動作を制御するために用いられるスイッチを含んでもよい。入力装置93は、運転者の視線方向を検知するためのカメラを含んでもよい。
ECU29は、ブレーキ装置10やパーキングブレーキ(不図示)を制御する。ブレーキ装置10は例えばディスクブレーキ装置であり、車両1の各車輪に設けられ、車輪の回転に抵抗を加えることで車両1を減速あるいは停止させる。ECU29は、例えば、ブレーキペダル7Bに設けた操作検知センサ7bにより検知した運転者の運転操作(ブレーキ操作)に対応してブレーキ装置10の作動を制御する。車両1の運転状態が自動運転の場合、ECU29は、ECU20からの指示に対応してブレーキ装置10を自動制御し、車両1の減速および停止を制御する。ブレーキ装置10やパーキングブレーキは車両1の停止状態を維持するために作動することもできる。また、パワープラント6の変速機がパーキングロック機構を備える場合、これを車両1の停止状態を維持するために作動することもできる。
図2を参照して、車両1のウィンカーレバー200の構成例について説明する。ウィンカーレバー200は、ステアリングホイール31の付近(例えば、右側後方)に取り付けられており、運転者がウィンカーの点滅・消灯を車両1に指示するために用いられる。また、後述するように、ウィンカーレバー200は、運転者が車両1に対して車線変更動作の開始要求及び中止要求を行うためにも用いられる。運転者によるウィンカーレバー200の操作は、例えばECU27によって検出される。
ウィンカーレバー200が移動可能な方向は、軸205を中心とした時計回り方向204R及び反時計回り方向204Lを含む。時計回り方向204R及び反時計回り方向204Lは、互いに異なる2つの方向の一例である。ウィンカーレバー200が移動可能な方向は、運転者に対して手前方向及び奥方向を含んでもよい。
ウィンカーレバー200が移動可能な位置は、中立位置201と、中間位置202R、202Lと、終端位置203R、203Lとを含む。中立位置201は、運転者が車両1に対して指示を行わない場合にウィンカーレバー200が置かれる位置である。
中間位置202Rは、中立位置201に対して時計回り方向204Rにある位置である。中間位置202Lは、中立位置201に対して反時計回り方向204Lにある位置である。中間位置202R及び202Lにあるウィンカーレバー200は、運転者による操作力がない場合に、物理的な付勢機構によって中立位置201に戻る。中間位置202R及び202Lは、ハーフ位置とも呼ばれうる。中間位置202R及び202Lは、図2に示すように、所定の幅を有する位置であってもよい。
終端位置203Rは、中立位置201に対して時計回り方向204Rにある位置である。終端位置203Lは、中立位置201に対して反時計回り方向204Lにある位置である。終端位置203R及び203Lにあるウィンカーレバー200は、運転者による操作力がない場合に、物理的なロック機構によって位置を維持可能である。終端位置203R及び203Lは、突き当て位置とも呼ばれうる。
中立位置201から終端位置203Rまでの移動量は、中立位置201から中間位置202Rまでの移動量よりも大きい。言い換えると、中間位置202Rは、中立位置201と終端位置203Rとの間にある。中間位置202Rと中立位置201との間に遊びが存在してもよい。すなわち、ECU27は、ウィンカーレバー200が中立位置201から所定の移動量以内にある場合に、中間位置202Rにないとみなしてもよい。中間位置202Rと終端位置203Rとの間にも同様に遊びが存在してもよい。中立位置201、中間位置202L及び終端位置203Lの関係も、中立位置201、中間位置202R及び終端位置203Rの上述の関係と同様である。
運転者は、車両1の右側のウィンカーを点滅したい場合に、ウィンカーレバー200を終端位置203Rまで操作する。この操作に応じて、ECU27は、車両1の右側のウィンカーを点滅させる。一方、運転者は、車両1の左側のウィンカーを点滅したい場合に、ウィンカーレバー200を終端位置203Lまで操作する。この操作に応じて、ECU27は、車両1の左側のウィンカーを点滅させる。
図3を参照して、ECU20が実行する車線変更の概要について説明する。車両1は、車線300を走行中である。すなわち、車線300が走行車線である。車線300は、左側の区画線301(例えば、車道左側線)と、右側の区画線302(例えば、車線境界線)とによって規定される。車線300の右側に車線303が隣接しており、車線303の右側に車線304が隣接している。車線300、303、304には、車両1以外の他車両310、311、312が走行している。
ECU20は、検知ユニット41~43が認識した車両1の走行環境に基づいて、目的地までの経路に沿った走行計画を生成し、その走行計画を実現するために、主体的に又は運転者からの指示に従って車線変更を実行する。例えば、この車線変更は、車両1を車線300(自車走行車線)から車線303(隣接車線)に移動する動作である。ECU20は、車線変更を実行するために、車両1の加減速及び操舵の両方を含む走行制御を行ってもよい。
ECU20により計画される車線変更の回数を変更する設定変更部120を備えており、設定変更部120の設定に基づいて、ECU20は車線変更を制御する。ここで、設定変更部120は、ECU20が車線変更を計画するための計画基準の設定を変更する。車両1の走行環境(車間距離、経路における車線減少または車線増加、工事や故障車が存在する場合の相対距離)や走行計画(目的地に向かう経路の分岐、渋滞情報に基づいた経路変更など)の条件が計画基準のレベルを満たすことにより、ECU20は車線変更を計画する。設定変更部120の設定により計画基準の設定を変更することにより、車線変更の回数(頻度)を変更(制御)することができる。
車両1が走行する自車走行車線から隣接車線へ車線変更を行う場合に、ECU20は、車両1の運転者による関与の度合いが異なる複数の車線変更態様から1つの車線変更態様を変更し、この車線変更態様に従って走行制御を行う。以下、車線変更態様を単に変更態様と呼ぶ。車両1の運転者による関与の度合いが異なる複数の変更態様とは、自動化レベルが異なる複数の変更態様ということもできる。運転者による関与の度合いが小さいほど、自動化レベルが高く、運転者による関与の度合いが大きいほど、自動化レベルが低い。
例えば、車両1の運転者による関与の度合いが異なる複数の変更態様には、以下の3つの変更態様が含まれる。
一つ目の変更態様は、ECU20が走行環境及び走行計画に基づいて車線変更を計画し、ECU20が計画した車線変更を開始する第1態様(第1変更態様)である。第1態様で計画される車線変更は、走行計画に基づいて、目的地に到達するための車線変更である。この第1変更態様において、ECU20は、走行状況や目的地への経路を考慮して、車線変更すべきであるかどうかを判定する。ECU20は、車線変更すべきである場合に、走行状況を考慮して、車線変更を実行可能なタイミングで車線変更を開始する。
2つ目の変更態様は、ECU20が走行環境及び走行計画に基づいて車線変更を計画し、当該計画を提示し、車両の運転者が提示に対応して車線変更の開始を指示する第2態様(第2変更態様)である。この第2変更態様において、ECU20は、車両1の周辺交通環境や車両1の走行状況や目的地への経路を考慮して、車線変更すべきであるかどうかを判定する。ECU20は、車線変更すべきと判定した場合には、車線変更の計画を運転者に提示して、運転者の指示に基づいて車線変更を開始する。
第1態様及び第2態様において計画される車線変更の回数は、例えば、車両1の車内に設けられた設定変更部120による設定(操作入力)に基づいて、変更することが可能である。
図6は、実施形態に係る車線変更の回数設定を変更する処理を説明する模式図であり、横軸は設定変更部120の設定を示し、縦軸は車線変更の計画基準のレベルを示している。車両1の走行環境や走行計画の条件が計画基準のレベルを満たすことにより、ECU20は車線変更を計画する。設定変更部120の設定により計画基準の設定を変更することにより、車線変更の回数(頻度)を変更(制御)することができる。
図6において、計画基準レベル610は、設定変更部120の設定がされていない場合の初期設定の計画基準レベルである。設定変更部120による設定がされていない場合に第1態様及び第2態様において計画される車線変更の回数は、基準となる車線変更の回数(例えば、N1)となる。
図6において、計画基準レベル620は、設定変更部120の設定(回数増加の設定)がされている場合の計画基準レベルである。この場合の計画基準レベル620は、初期設定の計画基準レベル610に比べて低い計画基準となる。すなわち、計画基準レベル620は、初期設定の計画基準レベル610に比べて、車線変更を計画し易くする低い計画基準に設定変更されている。
例えば、走行環境の一例として、図3に示す車間距離を例にすると、図3の車線300を走行中の車両1(自車両)が、車線300に隣接している車線303に車線変更する場合に、初期設定の計画基準レベル610では、縦方向(走行方向に沿った距離)の車間距離L1が必要とされるものとする。
一方、計画基準レベル620のように、初期設定の計画基準レベル610に比べて低い計画基準レベル(例えば、L2:L2<L1)が設定されると、初期設定の計画基準レベル610では車線変更の条件を満たさないような場合であっても、計画基準レベル620のレベルでは、車線変更の条件を満たすことになる。すなわち、計画基準レベル620のように、初期設定の計画基準レベル610に比べて低い計画基準が設定されることにより、車両1の走行環境や走行計画の条件が計画基準のレベルを満たし易くなる。この場合、ECU20は、設定変更された計画基準レベル620に基づいて、基準となる車線変更の回数(N1)が増加するように車線変更を計画(制御)する。
図6において、計画基準レベル630は、設定変更部120の設定(回数減少の設定)がされている場合の計画基準レベルである。この場合の計画基準レベル630は、初期設定の計画基準レベル610に比べて高い計画基準となる。すなわち、計画基準レベル630は、初期設定の計画基準レベル610に比べて、車線変更を計画し難くする高い計画基準に設定変更されている。
例えば、図3の車線300を走行中の車両1(自車両)が、車線300に隣接している車線303に車線変更する場合に、初期設定の計画基準レベル610では、縦方向の車間距離L1が必要とされるものとする。一方、計画基準レベル630のように、初期設定の計画基準レベル610(L1)に比べて高い計画基準レベル(例えば、L3:L1<3)が設定されると、初期設定の計画基準レベル610では車線変更の条件を満たすような場合であっても、計画基準レベル630のレベルでは、車線変更の条件を満たさないことになる。すなわち、計画基準レベル630のように、初期設定の計画基準レベル610に比べて高い計画基準が設定されることにより、車両1の走行環境や走行計画の条件が計画基準のレベルを満たし難くなる。この場合、ECU20は、設定変更された計画基準レベル630に基づいて、基準となる車線変更の回数(N1)を低減(減少)するように車線変更を計画(制御)する。
計画基準レベル630が設定された場合に、例えば、第1態様の車線変更では、車両1(自車両)の走行環境や他車両311との間の車車間通信により計画基準レベル630が満たされることにより、例えば、図3の車線300の走行車線から隣接する車線303に車線変更が行われる。初期設定の計画基準レベル610では、車線変更前の車線300(ベースレーン)に戻る車線変更が行われるが、初期設定の計画基準レベル610に比べて高い計画基準レベル630が設定された場合に、車線303から車線変更前の車線300(ベースレーン)に戻る車線変更は抑制される。これにより車線変更回数(頻度)は低減される。
設定変更部120は、第1態様及び第2態様の夫々に計画基準の設定を行うことが可能であり、これにより、各態様における車線変更の回数(頻度)を運転者の設定に応じて調整することができる。
例えば、ECU20が、設定変更部120による設定がされていない場合に、走行環境及び走行計画が同一の条件で第1態様及び第2態様において同一回数の車線変更を計画するものとする。ここで、設定変更部120が、第1態様の計画基準の設定値に比べて小さい値の設定値を第2態様の計画基準に設定した場合、ECU20は、設定変更部120による設定に基づいて、第1態様で計画される車線変更の回数(例えば、M1)に比べて第2態様で計画される車線変更の回数が少なくなるように(例えば、M2<M1)、車線変更を計画(制御)する。
設定変更部120の構成としては、例えば、トグルスイッチや押しボタン式の機械的なスイッチや、ナビゲーション装置の表示部に表示されるユーザインタフェースを設定変更部120として用いることが可能である。これらの構成に限られず、運転者の操作入力を受け付けることが可能な構成であればよい。この他、設定変更部120の設定は、双方向の通信が可能な路車間通信(V2I)、車両同士で通信行う車車間通信(V2V)、車両間やインフラやクラウド等と通信を行う相互連携通信(V2X通信)、スマートフォンなどの携帯型情報処理端末との通信など、通信装置25aを用いた外部通信により取得される情報に基づいて設定可能である。設定変更部120の設定により、計画基準レベル610(初期設定)を設定変更することができる。
計画基準(計画基準レベル610)の設定変更は、設定変更部120による設定の他、運転者の運転状態情報を取得する複数の情報取得部により取得される情報に基づいて設定変更を行うことも可能である。
設定変更部120は、複数の情報取得手段により取得される各情報をポイント化した積算結果と閾値との比較に基づいて、計画基準(計画基準レベル610)の設定を変更する。
設定変更部120は、各情報をポイント化した積算結果が閾値以上になる場合に、初期設定の計画基準(計画基準レベル610)に比べて、車線変更を計画し易くする低い計画基準(計画基準レベル620)に設定変更する。この場合、ECU20は、設定変更された計画基準(計画基準レベル620)に基づいて、基準となる車線変更の回数(N1)が増加するように車線変更を計画(制御)する。
一方、設定変更部120は、各情報をポイント化した積算結果が閾値未満になる場合に、初期設定の計画基準(計画基準レベル610)に比べて、車線変更を計画し難くする高い計画基準(計画基準レベル630)に設定変更する。この場合、ECU20は、変更された計画基準(計画基準レベル630)に基づいて、基準となる車線変更の回数(N1)を低減するように車線変更を計画(制御)する。
ここで、運転者の運転状態情報(ドライバ特性)には、以下に示す情報が含まれる。例えば、運転者の視線の向きや運転者の顔の角度、運転者の体の傾き角度等を含む運転者の運転姿勢情報、運転者の瞼の開き度等から推定される運転者の覚醒情報、運転者の緊張や苛立ちを示す心拍情報や血圧情報、車両1が設定された経路を走行する際の運転者の走行履歴情報(初めて走行する経路か否か)、運転者の発話状態を示す情報や車内で聴かれている音楽の曲調に関する情報などの音声情報などが運転状態情報に含まれる。
設定変更部120は、運転者の運転状態情報(複数の情報が含まれる場合は各情報)をポイント化し、各情報をポイント化した積算結果と閾値との比較に基づいて、計画基準の設定を変更する。そして、ECU20は、設定変更された計画基準に基づいて車線変更を計画し、車線変更を制御する。
ここで、運転者の運転姿勢情報や運転者の覚醒情報に関しては、車両1の車内に配置された撮像部(カメラ:DMC)により撮影された画像を処理することにより、ECU20は、運転者の運転姿勢を示す情報(運転姿勢情報)や覚醒情報を推定するための情報を取得することができる。例えば、運転者の視線の向きや運転者の顔の角度が車両1の前方を向き、運転者の体の傾き角度が運転姿勢を示す許容角度の範囲内にあり、運転者の瞼の開き度が正常な範囲であれば、ECU20は、運転者による積極的な運転状態として、車線変更を計画し易くする(車線変更の計画を促進する)ためにプラスのポイントを設定する。
一方、運転姿勢情報や覚醒情報が上記の条件を満たさない場合、ECU20は、運転者がリラックスした運転状態として、車線変更を計画し難くする(車線変更の計画を抑制する)ためにマイナスのポイントを設定する。
また、運転者の心拍情報や血圧情報に関しては、例えば、ステアリングホイール31に設けられた生体情報検出部(センサ)等の検出結果により、ECU20は、運転者の生体情報(例えば、心拍情報や血圧情報など)を取得することができる。例えば、心拍情報(脈拍の回数)が標準とされる回数に比べて多い場合は、運転者の苛立ちなど運転者による積極的な運転状態として、車線変更を計画し易くする(車線変更の計画を促進する)ためにECU20は、プラスのポイントを設定する。
一方、検出された脈拍の回数が標準とされる回数に比べて少ない場合に、ECU20は、運転者がリラックスした運転状態として、車線変更を計画し難くする(車線変更の計画を抑制する)ためにマイナスのポイントを設定する。
また、運転者の走行履歴情報に関しては、地図情報およびナビゲーション装置の走行履歴の情報に基づいて、ECU20は走行履歴情報を取得することができる。設定された経路の走行履歴(走行頻度)が複数回(所定回数以上)の場合には、その経路を走行する運転者の経験や熟練性を運転に反映することが可能であり、ECU20は、運転者による積極的な運転状態として、車線変更を計画し易くする(車線変更の計画を促進する)ためにプラスのポイントを設定する。
一方、初めて走行するような経路に関しては、運転者がリラックスな運転状態を維持するため、ECU20は、車線変更を計画し難くする(車線変更の計画を抑制する)ためにマイナスのポイントを設定する。
更に、音声情報に関しては、車両1の車内に配置されたマイクにより集音された情報に基づいて、ECU20は、運転者の発話状態を示す情報や車内で聴かれている音楽の曲調に関する情報などの音声情報を取得することができる。例えば、運転者が発話しておらず、基準となる曲調に比べて速い曲調の音楽が車内で聴かれている場合など、ECU20は、運転者による積極的な運転状態として、車線変更を計画し易くする(車線変更の計画を促進する)ためにプラスのポイントを設定する。
一方、運転者の発話状態が一定時間継続していたり、車内で聴かれている音楽の曲調が基準となる曲調に比べて遅い場合など、運転者におけるリラックスな運転状態として、車線変更を計画し難くする(車線変更の計画を抑制する)ためにマイナスのポイントを設定する。
設定変更部120は、運転者の運転状態情報(複数の情報が含まれる場合は各情報)をポイント化し、各情報をポイント化した積算結果と閾値との比較に基づいて、計画基準の設定を変更し、ECU20は、設定変更された計画基準に基づいて車線変更を計画し、車線変更を制御する。
以上説明したように、ECU20は、1つ目の変更態様(第1態様)において、ECU20が設定変更された計画基準に基づいて車線変更を計画し、ECU20が計画した車線変更を開始する。2つ目の変更態様(第2態様)において、ECU20が設定変更された計画基準に基づいて車線変更を計画し、当該計画を提示し、車両の運転者が提示に対応して車線変更の開始を指示する。
更に、3つ目の変更態様は、車両1の運転者が車線変更を計画し、車両1の運転者が車線変更の開始を指示する第3態様(変更態様)である。この変更態様において、車両1の運転者は、車両1の周辺交通環境、車両1の走行状況や目的地への経路を考慮して、車線変更すべきであるかどうかを判定する。そして、車両1の運転者は、車線変更すべきと判定する場合に、走行状況を考慮して、車線変更を実行可能なタイミングで、車両1に対して車線変更の開始の指示を与える。ECU20は、この指示に応じて車線変更を開始する。ECU20は、第3態様の車線変更の開始が指示された場合、第1態様及び第2態様の車線変更に優先して、第3態様の車線変更を実行する。
上述の3つの変更態様では、1つ目の変更態様の自動化レベルが一番高く(すなわち、運転者の関与の度合いが小さい)、3つ目の変更態様の自動化レベルが一番低い(すなわち、運転者の関与の度合いが大きく)。ECU20が選択可能な変更態様は、上述の3つの変更態様に限られない。例えば、ECU20は、車両1の運転者が車線変更を計画し、ECU20が車線変更の開始を決定する態様を選択してもよい。さらに、上述の3つの変更態様のうちの一部が選択不能であってもよい。例えば、ECU20は、1つ目の変更態様と2つ目の変更態様から1つの変更態様を選択してもよいし、2つ目の変更態様と3つ目の変更態様から1つの変更態様を選択してもよい。
図4を参照して、車線変更動作を行うための車両1の制御方法について説明する。この制御方法において、車両1の制御装置(具体的には、ECU20)は、複数の変更態様から1つの変更態様を選択し、選択された変更態様に従って車線変更を行うための走行制御を行う。図4の制御方法は、ECU20のプロセッサ20aがメモリ20bに格納されたプログラムを実行することによって行われてもよい。これに代えて、方法の一部又は全部の工程が、ASIC(特定用途向け集積回路)のような専用回路で実行されてもよい。前者の場合に、プロセッサ20aが特定の動作のための構成要素となり、後者の場合に、専用回路が特定の動作のための構成要素となる。図4の制御方法は、ECU20が自動走行による走行制御を実行中に反復して実行される。
ステップS401で、ECU20は、検知ユニット41~43によって認識された車両1の現在の走行環境を取得する。この走行環境は、車両1の状態(速度等)と、周辺環境(区画線301の状態等)と、周辺の車両の状態(周辺車両の速度や位置等)を含んでもよい。図4の例では、ステップS401において現在の走行環境を取得するが、現在の走行環境の取得は図4の制御方法の実行中に繰り返し行われる。本ステップにおいて、ECU20は、走行環境に基づいて、目的地までの経路に沿った走行計画を生成する。
ステップS402で、ECU20は、ステップS401で取得された現在の走行環境における車線変更の難易度を決定する。以下、車線変更の難易度を単に変更難易度と呼ぶ。変更難易度は、車両1の状態(車速など)や、車線変更に関連する車線の状態、車両1の周辺を走行する他の車両の状態などに基づいて決定される。
ステップS403で、ECU20は、ステップS402で決定された変更難易度に基づいて、複数の変更態様から1つの変更態様を選択する。上述のように、ECU20は、変更難易度が高いほど運転者の関与の度合いが大きい(すなわち、自動化レベルが低い)変更態様を選択し、変更難易度が低いほど運転者の関与の度合いが小さい(すなわち、自動化レベルが高い)変更態様を選択する。ECU20は、現在の走行制御の自動化レベルを考慮して変更態様を選択してもよい。
例えば、ECU20は、走行環境が通常の状態の場合に、ステアリングホイール31の把持義務が課される自動化レベルであれば上述の3つ目の変更態様を選択し、ステアリングホイール31の把持義務が課されず、周辺監視義務が課される自動化レベルであれば上述の2つ目の変更態様を選択する。そして、ECU20は、走行環境が良ければ、ステアリングホイール31の把持義務が課される自動化レベルであったとしても、上述の2つ目の変更態様を選択してもよい。また、ECU20は、走行環境が悪ければ、ステアリングホイール31の把持義務が課されず、周辺監視義務が課される自動化レベルであったとしても、上述の3つ目の変更態様を選択してもよい。
ステップS404で、ECU20は、ステップS403で選択された変更態様が、運転者が車線変更を計画する変更態様であるどうかを判定する。ECU20は、運転者が車線変更を計画する変更態様(第3態様)である場合(ステップS404でYES)に処理をステップS405に遷移し、それ以外の場合、すなわち、第1態様または第2態様の場合(ステップS404でNO)に処理をステップS406に遷移する。
ステップS405で、ECU20は、車線変更の開始指示の受付処理を実行する。ステップS405は、車両1の運転者が車線変更を計画する変更態様(上述の3つ目の変更態様(第3態様))の場合に行われる。この変更態様では、車両1の運転者が車線変更の開始を指示する。そのため、ECU20は、この処理において、運転者が車線変更の開始を指示するためにウィンカーレバー200を操作するのを待機し、操作内容に応じて車線変更の開始が指示されたかどうかを判定する。ECU20は、ウィンカーレバー200が中間位置202R又は202Lに操作されたかどうかを判定する。ECU20は、ウィンカーレバー200が中間位置202R又は202Lに操作された場合に、車線変更を開始する指示が運転者から入力されたと判定する。
一方、ステップS406で、ECU20は、現在の走行環境に基づいて、車線変更を行うべきかどうかを判定する。本ステップで、ECU20は、車線変更の回数設定を変更するか否かを判定する。図5は、実施形態に係る車線変更の計画基準を変更する処理の流れを説明する図である。
ステップS501において、ECU20は、設定変更部120による設定の有無を判定し、設定変更部120による設定がされていない場合(ステップS501でNO)、処理をステップS506に遷移し、初期設定の計画基準レベルを維持する(図6の計画基準レベル610)。設定変更部120による設定がされていない場合に第1態様及び第2態様において計画される車線変更の回数を、基準となる車線変更の回数として、N1とする。
一方、ステップS501において、設定変更部120による設定がされている場合(ステップS501でYES)、処理をステップS502に遷移し、運転者の運転状態情報を取得する。なお、設定変更部120により具体的な設定値が入力されている場合、入力された設定値と閾値の大小関係に基づいて、以下に説明するステップS504、ステップS505と同様の処理を行ってもよい。
ステップS503において、設定変更部120は、取得した運転者の運転状態情報をポイント化した積算結果と閾値との比較に基づいて、計画基準(図6の計画基準レベル610)の設定を変更する。設定変更部120は、ポイント化した積算結果が閾値以上になる場合に(ステップS503でYES)、初期設定の計画基準(計画基準レベル610)に比べて、車線変更を計画し易くする低い計画基準(計画基準レベル620)に設定変更する(ステップS504)。
一方、ポイント化した積算結果が閾値未満になる場合に(ステップS503でNO)、初期設定の計画基準(計画基準レベル610)に比べて、車線変更を計画し難くする高い計画基準(計画基準レベル630)に設定変更する(ステップS505)。
ECU20は、図5の処理により設定された計画基準(図6の計画基準レベル610~630)に基づいて、車線変更を計画(制御)する。
ECU20は、設定された計画基準に基づいて、車線変更を行うべきである場合(ステップS406でYES)に処理をステップS407に遷移し、それ以外の場合(ステップS406でNO)にステップS406を繰り返す。ステップS406は、ECU20が車線変更を計画する変更態様(上述の2つ目の変更態様又は1つ目の変更態様)の場合に行われる。そのため、ECU20は、走行状況(例えば、車両1(自車両)が先行車を追い越す場合)や、走行計画において設定された目的地への経路を考慮して、車線変更を行うべき状況になるまで待機する。
車線変更すべき状態に該当する場合(初期設定の計画基準レベル610を満たす場合)であっても、計画基準レベル630のように初期設定の計画基準レベル610に比べて高い計画基準が設定(図5のステップS505)されることにより車線変更の計画が抑制される(車線変更の回数低減)。また、計画基準レベル620のように、初期設定の計画基準レベル610に比べて低い計画基準が設定されることにより(図5のステップS504)、車線変更の計画が促進される(車線変更の回数増加)。
ステップS407で、ECU20は、ステップS403で選択された変更態様が、運転者が車線変更の開始を指示する変更態様であるかどうかを判定する。ECU20は、運転者が車線変更の開始を指示する変更態様(第2態様)である場合(ステップS407でYES)に処理をステップS408に遷移し、それ以外の場合(ステップS407でNO)に処理をステップS409に遷移する。
ステップS408で、ECU20は、運転者に対して車線変更を提案する。ステップS408は、ECU20が車線変更を計画し、車両1の運転者が車線変更の開始を指示する変更態様(上述の2つ目の変更態様)の場合に行われる。そのため、ECU20は、運転手から車線変更の指示を取得するために、運転者に対して車線変更を提案する。その後、上述のステップS405を実行することによって、ECU20は運転者からの指示が入力されるまで待機する。
ステップS409で、ECU20は、現在の走行環境に基づいて、車線変更を実行可能であるかどうかを判定する。ECU20は、車線変更を実行可能である場合(ステップS409でYES)に処理をステップS410に遷移し、それ以外の場合(ステップS409でNO)にステップS409を繰り返す。ステップS409は、上述の1つ目から3つ目の変更態様の何れの場合にも行われる。
ステップS410で、ECU20は、車線変更を開始する。ステップS410は、ステップS405で運転者から車線変更の開始を指示された場合又はステップ409でECU20が車線変更を実行可能であると判定した場合に実行される。
ステップS411で、ECU20は、車線変更処理を実行する。ECU20は、車線変更を完了するか、車線変更が中止されると、このステップを終了する。
<実施形態のまとめ>
<構成1>
車両(1)の制御装置(2)であって、
前記車両の走行環境を認識する認識手段(41~43)と、
前記走行環境に基づいて、目的地までの経路に沿った走行計画を生成する生成手段(20)と、
前記走行計画に基づいて、前記車両の走行制御を行う制御手段(20)と、
前記制御手段(20)が車線変更を計画するための計画基準の設定を変更する設定変更手段(120)と、を備え、
前記制御手段は、前記車両が走行する自車走行車線から隣接車線へ前記車線変更を行う場合に、
前記車両の運転者による関与の度合いが異なる複数の車線変更態様から1つの車線変更態様を選択し、
前記選択された車線変更態様に従って前記走行制御を行い、
前記複数の車線変更態様は、
前記制御手段(20)が前記走行環境及び前記走行計画に基づいて前記車線変更を計画し、前記制御手段(20)が前記計画した車線変更を開始する第1態様と、
前記制御手段(20)が前記走行環境及び前記走行計画に基づいて前記車線変更を計画し、当該計画を提示し、前記車両の運転者が前記提示に対応して車線変更の開始を指示する第2態様と、を含み、
前記制御手段(20)は、
前記設定変更手段(120)による設定に基づいて、前記第1態様及び第2態様における前記計画基準の設定がそれぞれ変更されることにより、前記設定変更手段による設定がされていない場合に前記第1態様及び第2態様において計画する基準となる車線変更の回数を変更する。
この構成によれば、車線変更を計画するための計画基準の設定を変更することにより、計画基準の設定が変更されていない状態で自動運転システムの制御において計画される基準となる車線変更の回数を変更することが可能になる。
<構成2>
前記制御手段(20)が、前記設定変更手段による設定がされていない場合に、前記走行環境及び前記走行計画が同一の条件で前記第1態様及び第2態様において同一回数の車線変更を計画し、かつ、
前記設定変更手段(120)が前記第1態様の計画基準の設定値に比べて小さい値の設定値を前記第2態様の計画基準に設定した場合に、
前記制御手段(20)は、
前記設定変更手段(120)による設定に基づいて、前記第1態様で計画される前記車線変更の回数に比べて前記第2態様で計画される車線変更の回数が少なくなるように前記車線変更の回数を制御する。
この構成によれば、第1態様で計画される車線変更の回数に比べて第2態様で計画される車線変更の回数が少なくなるため、運転者が提示に対応して車線変更の開始を指示する操作の煩雑さを低減することができる。
<構成3>
前記運転者の運転状態情報を取得する複数の情報取得手段を更に備え、
前記設定変更手段(120)は、
前記複数の情報取得手段により取得される各情報をポイント化した積算結果と閾値との比較に基づいて、前記計画基準の設定を変更する。
この構成によれば、車線変更を計画するための計画基準の設定を、運転者の運転状態情報の取得結果に基づいて変更することができる。
<構成4>
前記設定変更手段(120)は、前記積算結果が閾値以上になる場合に、初期設定の前記計画基準に比べて、車線変更を計画し易くする低い計画基準に設定変更し、
前記制御手段(20)は、
前記設定変更された前記計画基準に基づいて、前記基準となる車線変更の回数が増加するように前記車線変更を計画する。
この構成によれば、運転者の運転状態情報の取得結果により、運転者による積極的な運転状態である場合には、運転者の運転状態に合わせて、基準となる車線変更の回数が増加するように車線変更を計画することができる。
<構成5>
前記設定変更手段(120)は、前記積算結果が閾値未満になる場合に、初期設定の前記計画基準に比べて、車線変更を計画し難くする高い計画基準に設定変更し、
前記制御手段(20)は、
前記変更された計画基準に基づいて、前記基準となる車線変更の回数を低減するように前記車線変更を計画する。
この構成によれば、運転者の運転状態情報の取得結果により、運転者がリラックスした運転状態である場合には、運転者の運転状態に合わせて、基準となる車線変更の回数が減少するように車線変更を計画することができる。
<構成6>
前記複数の情報取得手段には、前記車両の車内に配置された撮像手段が含まれ、
前記設定変更手段(120)は、前記撮像手段により撮像された画像を処理することにより取得される、前記運転者の運転姿勢を示す情報を前記運転状態情報として取得する。
この構成によれば、運転状態情報として取得した運転者の運転姿勢を示す情報を、車線変更を計画するための計画基準の設定変更に反映することができる。
<構成7>
前記複数の情報取得手段には、前記車両の車内に配置された生体情報検出手段が含まれ、
前記設定変更手段(120)は、前記生体情報検出手段により検出される前記運転者の心拍情報または血圧情報を前記運転状態情報として取得する。
この構成によれば、運転状態情報として取得した運転者の心拍情報または血圧情報を、車線変更を計画するための計画基準の設定変更に反映することができる。
<構成8>
前記複数の情報取得手段には、通信手段およびナビゲーション装置の記憶手段が含まれ、
前記設定変更手段(120)は、前記通信手段を介して取得した地図情報および前記ナビゲーション装置から取得した走行履歴の情報に基づいて、前記目的地までの経路における前記運転者の走行履歴情報を前記運転状態情報として取得する。
この構成によれば、運転状態情報として取得した運転者の走行履歴情報を、車線変更を計画するための計画基準の設定変更に反映することができる。
<構成9>
前記複数の情報取得手段には、前記車両の車内に配置された集音手段が含まれ、
前記設定変更手段(120)は、前記集音手段により取得された前記運転者の音声情報を前記運転状態情報として取得する。
この構成によれば、運転状態情報として取得した運転者の音声情報を、車線変更を計画するための計画基準の設定変更に反映することができる。
<構成10>
前記複数の車線変更態様は、前記車両の運転者が車線変更を計画し、前記車両の運転者が車線変更の開始を指示する第3態様を更に含み、
前記制御手段(20)は、
前記第3態様の車線変更の開始が指示された場合、前記第1態様及び前記第2態様の車線変更に優先して、前記第3態様の車線変更を実行する。
この構成によれば、複数の態様における車線変更のうち、車線変更の計画及び車線変更の開始の指示において、運転者の意図を反映した第3態様の車線変更を、第1態様及び第2態様の車線変更に優先して実行することができる。
<構成11>
前記設定変更手段前記設定変更手段(120)は、通信手段から取得した情報に基づいて、前記計画基準の設定を変更する。
この構成によれば、外部装置車両の加減速又は操舵のための操作子の操作量を切り替えることによって、車線変更に関して自動化レベルに応じた指示が可能になる。
<構成12>
前記第1態様で計画される前記車線変更は、前記走行計画に基づいて、前記目的地に到達するための車線変更である。
<構成13>
構成1乃至12の何れか1つの構成に記載の制御装置(2)を備えることを特徴とする車両(1)。
この構成によれば、上述の制御装置を有する車両を提供できる。
<構成14>
車両(1)の制御方法であって、
前記車両の走行環境を認識する認識工程(S401)と、
前記走行環境に基づいて、目的地までの経路に沿った走行計画を生成する生成工程(S401)と、
前記走行計画に基づいて、前記車両の走行制御を行う制御工程(S402~S411)と、
前記制御工程で車線変更を計画するための計画基準の設定を変更する設定変更工程(S406、S501~S505)と、を有し、
前記制御工程(S402~S411)では、前記車両が走行する自車走行車線から隣接車線へ前記車線変更を行う場合に、
前記車両の運転者による関与の度合いが異なる複数の車線変更態様から1つの車線変更態様を選択し、
前記選択された車線変更態様に従って前記走行制御を行い、
前記複数の車線変更態様は、
前記車両が備える制御手段(20)が前記走行環境及び前記走行計画に基づいて前記車線変更を計画し、前記制御手段(20)が前記計画した車線変更を開始する第1態様と、
前記制御手段(20)が前記走行環境及び前記走行計画に基づいて前記車線変更を計画し、当該計画を提示し、前記車両の運転者が前記提示に対応して車線変更の開始を指示する第2態様と、を含み、
前記制御工程(S402~S411)では、
前記設定変更工程(S406、S501~S505)での設定に基づいて、前記第1態様及び第2態様における前記計画基準の設定がそれぞれ変更されることにより、前記設定変更工程で設定がされていない場合に前記第1態様及び第2態様において計画する基準となる車線変更の回数を変更する。
この構成によれば、車線変更を計画するための計画基準の設定を変更することにより、計画基準の設定が変更されていない状態で自動運転システムの制御において計画される基準となる車線変更の回数を変更することが可能になる。
<構成15>
コンピュータを構成1乃至12の何れか1つの構成に記載の制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
この構成によれば、上述の制御装置を生成するためのプログラムを提供できる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1:車両、2:制御装置、20~29:ECU、120:設定変更部

Claims (15)

  1. 車両の制御装置であって、
    前記車両の走行環境を認識する認識手段と、
    前記走行環境に基づいて、目的地までの経路に沿った走行計画を生成する生成手段と、
    前記走行計画に基づいて、前記車両の走行制御を行う制御手段と、
    前記制御手段が車線変更を計画するための計画基準の設定を変更する設定変更手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記車両が走行する自車走行車線から隣接車線へ前記車線変更を行う場合に、
    前記車両の運転者による関与の度合いが異なる複数の車線変更態様から1つの車線変更態様を選択し、
    前記選択された車線変更態様に従って前記走行制御を行い、
    前記複数の車線変更態様は、
    前記制御手段が前記走行環境及び前記走行計画に基づいて前記車線変更を計画し、前記制御手段が前記計画した車線変更を開始する第1態様と、
    前記制御手段が前記走行環境及び前記走行計画に基づいて前記車線変更を計画し、当該計画を提示し、前記車両の運転者が前記提示に対応して車線変更の開始を指示する第2態様と、を含み、
    前記制御手段は、
    前記設定変更手段による設定に基づいて、前記第1態様及び第2態様における前記計画基準の設定がそれぞれ変更されることにより、前記設定変更手段による設定がされていない場合に前記第1態様及び第2態様において計画する基準となる車線変更の回数を変更する
    ことを特徴する制御装置。
  2. 前記制御手段が、前記設定変更手段による設定がされていない場合に、前記走行環境及び前記走行計画が同一の条件で前記第1態様及び第2態様において同一回数の車線変更を計画し、かつ、
    前記設定変更手段が前記第1態様の計画基準の設定値に比べて小さい値の設定値を前記第2態様の計画基準に設定した場合に、
    前記制御手段は、
    前記設定変更手段による設定に基づいて、前記第1態様で計画される前記車線変更の回数に比べて前記第2態様で計画される車線変更の回数が少なくなるように前記車線変更の回数を制御することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記運転者の運転状態情報を取得する複数の情報取得手段を更に備え、
    前記設定変更手段は、
    前記複数の情報取得手段により取得される各情報をポイント化した積算結果と閾値との比較に基づいて、前記計画基準の設定を変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記設定変更手段は、前記積算結果が閾値以上になる場合に、初期設定の前記計画基準に比べて、車線変更を計画し易くする低い計画基準に設定変更し、
    前記制御手段は、
    前記設定変更された前記計画基準に基づいて、前記基準となる車線変更の回数が増加するように前記車線変更を計画することを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記設定変更手段は、前記積算結果が閾値未満になる場合に、初期設定の前記計画基準に比べて、車線変更を計画し難くする高い計画基準に設定変更し、
    前記制御手段は、
    前記変更された計画基準に基づいて、前記基準となる車線変更の回数を低減するように前記車線変更を計画することを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  6. 前記複数の情報取得手段には、前記車両の車内に配置された撮像手段が含まれ、
    前記設定変更手段は、前記撮像手段により撮像された画像を処理することにより取得される、前記運転者の運転姿勢を示す情報を前記運転状態情報として取得することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記複数の情報取得手段には、前記車両の車内に配置された生体情報検出手段が含まれ、
    前記設定変更手段は、前記生体情報検出手段により検出される前記運転者の心拍情報または血圧情報を前記運転状態情報として取得することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記複数の情報取得手段には、通信手段およびナビゲーション装置の記憶手段が含まれ、
    前記設定変更手段は、前記通信手段を介して取得した地図情報および前記ナビゲーション装置から取得した走行履歴の情報に基づいて、前記目的地までの経路における前記運転者の走行履歴情報を前記運転状態情報として取得することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 前記複数の情報取得手段には、前記車両の車内に配置された集音手段が含まれ、
    前記設定変更手段は、前記集音手段により取得された前記運転者の音声情報を前記運転状態情報として取得することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の制御装置。
  10. 前記複数の車線変更態様は、前記車両の運転者が車線変更を計画し、前記車両の運転者が車線変更の開始を指示する第3態様を更に含み、
    前記制御手段は、
    前記第3態様の車線変更の開始が指示された場合、前記第1態様及び前記第2態様の車線変更に優先して、前記第3態様の車線変更を実行することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の制御装置。
  11. 前記設定変更手段は、通信手段から取得した情報に基づいて、前記計画基準の設定を変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  12. 前記第1態様で計画される前記車線変更は、前記走行計画に基づいて、前記目的地に到達するための車線変更であることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  13. 請求項1乃至12の何れか1項に記載の制御装置を備えることを特徴とする車両。
  14. 車両の制御方法であって、
    前記車両の走行環境を認識する認識工程と、
    前記走行環境に基づいて、目的地までの経路に沿った走行計画を生成する生成工程と、
    前記走行計画に基づいて、前記車両の走行制御を行う制御工程と、
    前記制御工程で車線変更を計画するための計画基準の設定を変更する設定変更工程と、を有し、
    前記制御工程では、前記車両が走行する自車走行車線から隣接車線へ前記車線変更を行う場合に、
    前記車両の運転者による関与の度合いが異なる複数の車線変更態様から1つの車線変更態様を選択し、
    前記選択された車線変更態様に従って前記走行制御を行い、
    前記複数の車線変更態様は、
    前記車両が備える制御手段が前記走行環境及び前記走行計画に基づいて前記車線変更を計画し、前記制御手段が前記計画した車線変更を開始する第1態様と、
    前記制御手段が前記走行環境及び前記走行計画に基づいて前記車線変更を計画し、当該計画を提示し、前記車両の運転者が前記提示に対応して車線変更の開始を指示する第2態様と、を含み、
    前記制御工程では、
    前記設定変更工程での設定に基づいて、前記第1態様及び第2態様における前記計画基準の設定がそれぞれ変更されることにより、前記設定変更工程で設定がされていない場合に前記第1態様及び第2態様において計画する基準となる車線変更の回数を変更する
    ことを特徴する制御方法。
  15. コンピュータを請求項1乃至12の何れか1項に記載の制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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