JP2022119235A - 調整機構及び印刷装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022119235000001
【課題】移動体の向きを簡易に調整してずれのない高品質の印刷を実現することのできる調整機構及び印刷装置を提供する。
【解決手段】調整機構2が、第1方向であるY方向に平行して配置される一対の駆動ベルト471を連動させる連動軸470の少なくともいずれか一方の端部に設けられ、連動軸470の端部に取り付けられた調整板21と、調整板21を第1方向であるY方向に沿って移動させることが可能に構成された螺進式の調整部20と、を備え、一対の駆動ベルト471に両端部をそれぞれ固定される移動体410の向きを調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、調整機構及び印刷装置に関するものである。
印刷装置における印刷ヘッドを搭載するキャリッジ等の移動体が、一対の軸によって両側をガイドされながら移動する構成では、キャリッジが印刷対象に対して傾いた状態で組付けられた場合、印刷した際に印刷位置ずれを生じてしまう。
印刷位置ずれが生じると、例えばマルチパス印刷やシングリングで精緻な印刷を行おうとした場合に、各パスごとで印刷結果にずれが発生し、高精細な仕上がりとならない。
従来、キャリッジの移動は予め定められた原点位置を基準として制御されており、原点位置を検出する手法としては、キャリッジのストッパ部が所定の突当部分に突き当たった際の駆動モータの電流値の上昇を検知したり、このような駆動モータの電流値の変化と併せて印刷ヘッドを動作させるモータが所定の投入電力により駆動したことを検知することで原点位置を検出することが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
通常、組立時にはこうした原点位置等の基準位置に合わせてキャリッジ等の移動体を組み付ける。しかし実際の印刷時には、キャリッジのストッパ部が突き当たった位置が左右でずれてキャリッジが傾く場合があり得る。この場合、ストッパ部の突当部分にスペーサを設ける等により微調整を行い、傾き・ずれを修正することが考えられる。
特開2011-110841号公報
しかしながら、突当部分に設けるスペーサの厚み等を微調整しながらキャリッジの傾きを修正し、正しい向きに調整する作業は、調整しては試し印刷等を行うといった工程を何度も繰り返したり、スペーサの厚みを調整するため工数や労力を要する等、非常に手間がかかる。
また、突当部分の位置を調整するためのスペーサを別途用意する必要があるため、作業コストのみならず部品コストもかかってしまうという問題があった。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、移動体の向きを簡易に調整してずれのない高品質の印刷を実現することのできる調整機構及び印刷装置を提供することを利点とするものである。
前記課題を解決するために、本発明の調整装置は、
第1方向に平行して配置される一対の駆動ベルトを連動させる連動軸の少なくともいずれか一方の端部に設けられ、
前記連動軸の端部に取り付けられた調整板と、
前記調整板を前記第1方向に沿って移動させることが可能に構成された螺進式の調整部と、
を備え、
前記螺進式の調整部により前記調整板を移動させることにより、前記一対の駆動ベルトに両端部をそれぞれ固定される移動体の向きを調整することを特徴としている。
本発明によれば、移動体の向きを簡易に調整してずれのない高品質の印刷を実現することができる。
本実施形態における調整装置を備える印刷装置の要部を前方斜め上側から見た斜視図である。 図1に示す状態からキャリッジを装置前方に移動させた状態を示す印刷装置の斜視図である。 図2に示す状態にある印刷装置を上方向から見た平面図である。 (a)は、本実施形態の調整機構を上方向から見た模式的な平面図であり、(b)は、立設部の要部斜視図である。 キャリッジの左側が右側よりも装置後方に下がって傾いている状態を示す印刷装置の斜視図である。 図5に示す状態にある印刷装置を上方向から見た平面図である。 (a)は、本実施形態の調整機構を横方向から見た要部斜視図であり、(b)は、キャリッジの左側を装置前方に出して傾きを是正する様子を示す調整機構の要部斜視図である。 キャリッジの右側が左側よりも装置後方に下がって傾いている状態を示す印刷装置の斜視図である。 図8に示す状態にある印刷装置を上方向から見た平面図である。 (a)は、本実施形態の調整機構を横方向から見た要部斜視図であり、(b)は、キャリッジの左側を装置後方に引き寄せて傾きを是正する様子を示す調整機構の要部斜視図である。 本実施形態の一変形の調整機構を備える印刷装置の斜視図である。 図11に示す印刷装置を上方向から見た平面図である。
図1から図10(a)及び図10(b)を参照しつつ、本発明に係る調整機構及び印刷装置の一実施形態について説明する。
なお、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
また、以下の実施形態では、印刷装置100が人の手の爪等に印刷を施すネイルプリント装置であり、調整機構2がこのような印刷装置100に設けられる場合を例に説明するが、調整機構2が設けられる装置はネイルプリント装置のような印刷装置100に限定されない。
また、本実施形態では、印刷装置100が手の指の爪を印刷対象としてこれに印刷する場合を例とするが、本発明における印刷装置の印刷対象は手の指の爪に限るものではなく、例えば足の指の爪を印刷対象としてもよい。また、ネイルチップや各種アクセサリの表面等、爪以外のものを印刷対象としてもよい。
図1及び図2は、本実施形態における印刷装置を前方斜め上側から見た斜視図である。図1は、後述する印刷ヘッドを搭載したキャリッジが装置後方に配置されている状態を示し、図2は、キャリッジを装置前方に移動させた状態を示している。また、図3は、図2に示す状態の印刷装置を上方から見た平面図である。
なお、本明細書においては、上下、左右及び前後はそれぞれの図において示した向きを言うものとする。また、X方向、Y方向についても同様である。
また図1から図3等において、印刷装置100のX方向の中心線と平行の、Y方向(装置の前後方向、これを「第1方向」とする)に沿う線を縦線VLとし、縦線VLに直交する、X方向(装置の左右方向、これを「第2方向」とする)に沿う線を横線HL1として、それぞれ一点鎖線で示している。さらに、図1から図3等では移動体410の向きの基準となる線を線HL2として一点鎖線で示している。
図1から図3に示すように印刷装置100は、基台10と、基台10に設けられた指保持部6、基台10上に組付けられた基台枠体11、基台枠体11に設けられた調整機構2、調整機構2によって傾きを調整される移動体410を含む印刷部40等、を備えている。
なお、図示を省略しているが、印刷装置100は、図1から図3に示す基台10及びその上に配置される装置各部を覆うように収容する筐体(外装ケース)を備えている。なお、筐体の具体的な形状・構成は特に限定されない。
指保持部6は、本実施形態における印刷対象である爪を有する指(いずれも図示せず)を印刷に適した位置に保持するものである。
指保持部6は、基台10における装置前面側には左右方向(X方向)のほぼ中央部に配置され、装置前面側に開口部61を有している。また指保持部6の内部には、指固定部材62が設けられている。指固定部材62は、開口部61から挿入された指を下側から押し上げ支持するものであり、例えば柔軟性を有する樹脂等で形成されている。
指保持部6の上面であって装置手前側(Y方向前側)は指の浮き上がりを防止して指の上方向の位置を規制する指押え63となっている。
また、指保持部6の上面であって装置奥側(Y方向後側)は、開口した窓部64となっている。窓部64からは指保持部6内に挿入された指の爪が露出するようになっている。
指が下側から指固定部材62によって支持され、指の上側が指押え63によって押さえられることで、窓部64から露出する指の爪の表面(印刷対象面)の高さ方向の位置が後述の印刷部40による印刷を行うのに適した位置に位置決めされる。
本実施形態では、横線HL1に平行な位置合せ線RLが指押え63の表面(上面)に設けられている。位置合せ線RLは向き(傾き)を確認したい対象である移動体410(本実施形態ではキャリッジ451等)の向きが第1方向(Y方向)に直交する第2方向(X方向)に平行であるか否か(すなわち横線HL1と、移動体410の向きの基準となる線HL2との向きが一致しているか否か)を確認するための線である。
位置合せ線RLは印刷によって設けられたものでもよいし、罫書線等であってもよい。
なお、位置合せ線RLを設けることは必須ではない。例えば基台10上に設けられる各種の構成部の形状自体を横線HL1に平行な線(面)を有する構成とし、この線(面)と移動体410の基準となるHL2との向きを合わせるようにしてもよい。
基台10には、基台枠体11が組付けられている。
基台枠体11は、例えば板金等を適宜折り曲げ加工することで形成される枠状の構成部であり、ねじ等により基台10上に固定されている。基台枠体11には、後述するように、印刷部40や調整機構2等が組付けられている。
印刷部40は、印刷対象である爪に印刷を施すための構成部である。
印刷部40は、印刷動作を行う印刷動作部を含み、後述の調整機構2によってY方向(第1方向)に直交する向きとなるように傾きが調整される移動体410を備えている。
本実施形態では印刷部40は、印刷動作部としての印刷ヘッド41と、印刷ヘッド41を装置の左右方向(X方向、第2方向)に移動させるX方向移動機構45と、印刷ヘッド41を含む移動体410を装置の前後方向(Y方向、第1方向)に移動させるY方向移動機構47等を備えており、適宜印刷ヘッド41をXY方向に移動させて印刷を行うようになっている。
本実施形態の印刷ヘッド41は、基台10の表面に対向する面(下側の面)が、インクを吐出させる複数のノズル口を備えたインク吐出面(いずれも図示せず)となっており、インクを微滴化し、インク吐出面から爪表面に直接にインクを吹き付けて印刷を行うインクジェットヘッドである。本実施形態では、印刷ヘッド41は、例えばマルチパス方式の印刷やシングリング印刷を行うことが可能となっており、爪の表面等に繊細な印刷を施すことが可能に構成されている。
印刷ヘッド41の構成は特に限定されないが、例えばインク吐出面等の吐出機構部とインクを貯留するインクカートリッジとが一体となったカートリッジ一体型のヘッドである。
印刷ヘッド41は、例えば、シアン(C;CYAN)、マゼンタ(M;MAGENTA)、イエロー(Y;YELLOW)等の色インクを吐出可能となっている。なお、印刷ヘッド41の種類や数は特に限定はされない。例えば上記のような色インクを吐出する印刷ヘッドの他に、デザインを印刷する前に下地となる液剤を印刷する下地用の印刷ヘッド等を備えていてもよい。
X方向移動機構45は、キャリッジ451、X方向移動モータ46等を備え、印刷ヘッド41をX方向(第1方向であるY方向に直交する方向、第2方向)に移動させる。
具体的には印刷ヘッド41は、ホルダ42に支持された状態でX方向移動機構45のキャリッジ451に取り付けられている。
キャリッジ451は、装置の左右方向(X方向、第2方向)に亘って延在している。
キャリッジ451の内部であって延在方向の両端部には図示しないプーリが設けられている。
この一対のプーリには図示しない駆動ベルトが巻き掛けられている。これらのプーリのうちのいずれかには、X方向移動モータ46が接続されており、X方向移動モータ46が駆動することでプーリが回転し、プーリに巻き掛けられた駆動ベルトがX方向に沿って動作する。またキャリッジ451内には、駆動ベルトと平行して装置の左右方向(X方向)に亘って延在するガイド軸452が設けられている。
本実施形態では、前述のように、ガイド軸452の軸中心と平行な線が、キャリッジ451等の移動体410の向きの基準となる線HL2とされる。
なお、移動体410の向きの基準となる線HL2はガイド軸452の軸中心と平行な線に限定されない。例えば、後述する左右一対のベルトクリップ453のY方向における中心を通る線を移動体410の向きの基準となる線HL2としてもよい。
印刷ヘッド41は、ホルダ42を介して、ガイド軸452に支持された状態で駆動ベルトに係止されている。これにより、X方向移動モータ46が駆動して駆動ベルトが動作すると、これに応じて印刷ヘッド41が、ガイド軸452に案内されながら、横線HL1に沿う装置の左右方向(X方向)に移動する。
なお本実施形態では、キャリッジ451及びキャリッジ451内に設けられた一対のプーリに巻き掛けられた駆動ベルト、X方向移動モータ46、駆動ベルトと平行して設けられたガイド軸452等、を備えてX方向移動機構45が構成されている。
また、キャリッジ451は、延在方向(キャリッジ451の長手方向、本実施形態では装置の左右方向、X方向)の両側(本実施形態では両端部)に、それぞれベルトクリップ453と、軸挿通部454と、を備えている。
ベルトクリップ453は、第1方向であるY方向に平行して配置される一対の駆動ベルト471(後述)に係止される。これにより、キャリッジ451は両端部を駆動ベルト471にそれぞれ固定され、駆動ベルト471の駆動にしたがってY方向(第1方向)に沿って移動可能となる。
また、軸挿通部454は、装置の前後方向(第1方向であるY方向)に貫通する図示しない貫通孔を有しており、この貫通孔内に、後述するY方向移動機構47の一対のガイド軸472をそれぞれ挿通させる。
軸挿通部454における装置手前側の面は、突当部454aとなっている。キャリッジ451が装置前方に移動してきた際、キャリッジ451の両端に設けられた突当部454aが、基台枠体11の装置手前側に設けられた突当面111に突き当てられる。本実施形態では、この突き当て位置が、移動体410の位置の基準となる基点位置となり、基台枠体11の突当面111が、基点位置を規定する基点規定部として機能する。
このようにキャリッジ451は、一対の駆動ベルト471に両端部をそれぞれ固定されるものであり、印刷ヘッド41及びこれを搭載するキャリッジ451は、本実施形態において第1方向であるY方向に移動する移動体410を構成する。
正常な状態(すなわち、キャリッジ451が傾いていない状態)において、キャリッジ451及びキャリッジ451に設けられる駆動ベルト、ガイド軸452は、ガイド軸452の軸線と平行な線HL2が横線HL1に平行となるように配置され、この状態でY方向に沿って移動する(図1から図3参照)。
Y方向移動機構47は、基台10の左右にそれぞれ設けられた基台枠体11と、各基台枠体11における装置の前後方向(Y方向)に設けられた一対のプーリ473,474、プーリ473,474に掛け渡された駆動ベルト471、一対の駆動ベルト471を連動させる連動軸470、駆動ベルト471と平行して設けられたガイド軸472、Y方向駆動モータ48等、を備えている。
プーリ473,474のうち、いずれかはY方向駆動モータ48が接続されてモータの駆動に応じて正逆自在に回転する駆動プーリである。本実施形態では、装置の右側に設けられた基台枠体11の後方に取り付けられているプーリ473がY方向駆動モータ48と接続される駆動プーリとなっている。なお、Y方向駆動モータ48は、適宜調速ギア482(図2、図3等参照)を介して駆動プーリ(プーリ473)と接続されており、駆動プーリ(プーリ473)の回転速度が調整されるようになっている。
連動軸470は装置の左右方向(X方向)に亘って延在する軸である。連動軸470の右側端部には、装置の右側に設けられたプーリ473(駆動プーリ)が取り付けられている。また連動軸470の左側端部には、装置の左側に設けられたプーリ473が取り付けられている。
Y方向駆動モータ48の駆動により、駆動プーリであるプーリ473が回転動作すると、連動軸470を介して他方のプーリ473がこの動きに連動し、左右が同じタイミングで動作する。これにより、装置の左右の基台枠体11に設けられている駆動ベルト471が左右同期して動作する。
本実施形態において、左右一対の駆動ベルト471は、歯付ベルト(toothed belt、コグドベルト(cogged belt))であり、正確な動作制御が可能となっている。駆動ベルト471の歯ピッチは、例えば1mm等となっている。
本実施形態において、ガイド軸472は、移動体410である印刷ヘッド41及びキャリッジ451の移動方向(本実施形態では第1方向であるY方向)に延在して移動体410を案内するものである。本実施形態では、印刷装置100の左右に、駆動ベルト471と平行してそれぞれ設けられている。
移動体410を構成するキャリッジ451は、前述のようにベルトクリップ453によって駆動ベルト471に固定されており、駆動ベルト471の動作によって、ガイド軸472に案内されながら、縦線VLに沿う装置の前後方向(Y方向)に移動可能となっている。
本実施形態の印刷装置100は、このように印刷ヘッド41がX方向及びY方向に適宜移動しながら印刷を行う2軸の印刷装置であり、印刷ヘッド41が移動する際のX方向の軸とY方向の軸とが直交していないと精緻な印刷を行うことができない。
印刷ヘッド41を含む移動体410は、左右一対のガイド軸472に案内されて装置前後方向(Y方向、第1方向)に移動するが、移動体410が、このY方向(第1方向)に沿う縦線VLに対して傾いた状態で組付けられていると、移動体410が傾いた状態でY方向に移動し、印刷ヘッド41が移動する際のX方向(第2方向)の軸とY方向(第1方向)の軸とが直交しない。
このため、印刷装置100の動作精度を一定品質に保つためには、移動体410を、例えばガイド軸452の軸線と平行な線HL2が横線HL1に平行となるような向きで組付け、線HL2が縦線VLと直交するように調整する必要がある。
そこで本実施形態では、印刷装置100に、移動体410の向きを調整する調整機構2を設けている。
ここで、図4(a)及び図4(b)を参照しつつ、本実施形態における調整機構2の構成について説明する。
調整機構2は、第1方向であるY方向に平行して配置される一対の駆動ベルト471を連動させる連動軸470の少なくともいずれか一方の端部に設けられ、一対の駆動ベルト471に両端部をそれぞれ固定される移動体410の向きを調整するものである。
本実施形態では、連動軸470における、X方向の左側の端部にのみ調整機構2を備えている(図1から図3等参照)。
図4(a)は、調整機構2を上方向から見た要部平面図である。なお、図1から図3では、調整機構2の詳細な構成の図示を省略している。
図4(a)等に示すように、調整機構2は、連動軸470の端部に取り付けられた調整板21と、螺進式の調整部20と、を備えている。
基台枠体11の、調整機構2が設けられている側には、螺進式の調整部20を構成する後述の操作ねじ22を取り付けるための軸係止部112が設けられている。軸係止部112は、Y方向(第1方向)に延在する基台枠体11からY方向に直交するX方向(第2方向)に張り出すように立設されており、例えば基台枠体11を構成する板金を折り曲げ加工する等により形成されている。
調整板21は、板金を折り曲げ加工する等により形成されており、Y方向(第1方向)に延在する基台枠体11に対して取り付けられる係止板部211と、この係止板部211からX方向(第2方向)に張り出すように立設される立設部212とを有している。
係止板部211には、Y方向(第1方向)に長い長孔213が形成されており、係止板部211は、この長孔213に係止ねじ214を挿通させることで、長孔213を介して基台枠体11にねじ止めされている。
長孔213の数や配置、形状等は特に限定されない。本実施形態では、係止板部211の上下に2箇所ずつ、計4つの長孔213が設けられており、このうち、装置後方の上側1箇所、装置前方の下側1箇所(すなわち互い違いの位置に配置された2箇所)の長孔213に係止ねじ214を挿通させて、係止板部211(係止板部211を有する調整板21)を基台枠体11に係止している(図7(a)、図7(b)等参照)。
なお、全ての長孔213についてねじ止めしてもよいが、調整機構2による調整を行う際には一旦係止ねじ214を緩める必要があり、少ないねじ止めで対応することが好ましい。また、本実施形態のように上下2つずつ4つの長孔213が設けられている場合、少なくとも互い違いの位置にある2箇所の長孔213をねじ止めすることが、調整板21を安定して取り付けるために好ましい。
また、係止板部211には、連動軸470を回転可能な状態で挿通させる挿通孔218が形成されており、連動軸470を挿通孔218に挿通させることで調整板21を備える調整機構2が連動軸470に取り付けられる。
なお、調整板21は、螺進式の調整部20を動作させることで、連動軸470の端部とともに長孔213の長手方向(すなわち、第1方向であるY方向)に移動可能となっている。すなわち、調整時には、連動軸470(及び連動軸470の左側端部に取り付けられているプーリ473)が調整板21とともに移動する。このため、基台枠体11における連動軸470に対応する部分には、連動軸470が多少移動した場合にも干渉しないように、長孔213と同等以上の長さ(Y方向(第1方向)の長さ)を有する長孔や切り欠き部等が形成されている。
図4(a)に示すように、立設部212は、基台枠体11の軸係止部112と対向するように設けられている。
図4(b)は、立設部の要部斜視図である。
図4(b)に示すように、立設部212の先端側は、軸係止部112に向かって折り曲げ加工された突当部217となっている。
調整機構2による調整時には、螺進式の調整部20を動作させることで立設部212が軸係止部112に対して接離するが、所定以上接近すると突当部217が軸係止部112に突き当たってストッパとなり、立設部212が軸係止部112に接近し過ぎて衝突することが防止される。
螺進式の調整部20は、操作部221と操作部221から延出する軸部222とを有する操作ねじ22と、軸部222を挿通される挿通孔215とを有している。
操作ねじ22の操作部221側は基台枠体11(本実施形態では、軸係止部112)に取り付けられている。すなわち、軸係止部112には貫通孔112aが形成されており、操作ねじ22は装置後方から貫通孔112a内に挿入される。貫通孔112aは、軸部222の径より大きく、操作部221よりも小さい径となっている。このため、操作ねじ22を貫通孔112aに挿通させた際、操作部221が貫通孔112aの手前で突き当たり、通り抜けないことから、操作ねじ22が軸係止部112に係止され、抜け落ちないようになっている。
軸部222の外周には、雄ねじ部223が形成されている。
また挿通孔215は、調整板21に設けられている。図4(a)及び図4(b)に示すように、本実施形態では立設部212に挿通孔215が形成されている。
図4(b)に示すように、挿通孔215の内周には、操作ねじ22側に形成された雄ねじ部223と噛合う雌ねじ部216が形成されている。
螺進式の調整部20は、操作部221側が基台枠体11側の軸係止部112に係止され、軸部222の先端側が雄ねじ部223と雌ねじ部216とが噛合う状態で、挿通孔215内に挿通されることで構成されている。
そして、操作ねじ22を時計回り又は反時計回りに回転させることで、軸部222に取り付けられた調整板21をY方向(第1方向)に沿って移動させることが可能となっている。
操作ねじ22を軸周りに時計回り又は反時計回りのいずれに回転させた場合に、調整板21をY方向(第1方向)に沿うどちら側(装置前方又は装置後方)に移動するかは雄ねじ部223及び雌ねじ部216のねじ切り向きによる。
本実施形態では、操作ねじ22を反時計回りに回転させると操作ねじ22の軸部222が当該回転量に応じて立設部212を装置前方に押し出す場合を例示する。この場合、逆に操作ねじ22を時計回りに回転させると操作ねじ22の軸部222が当該回転量に応じて立設部212を装置後方に引き込む。これにより、立設部212ひいては調整板21及び調整板21に取り付けられた連動軸470の端部が、Y方向(第1方向)に沿って装置の前方又は後方に移動する。
本実施形態では、前述のように一対の駆動ベルト471は、所定の歯ピッチで歯が設けられた歯付ベルトであり、操作ねじ22における雄ねじ部223及び雌ねじ部216のねじ切りピッチは、操作ねじ22を1回転させたときの移動量が、一対の駆動ベルト471の歯ピッチよりも小さくなるように設定されている。
具体的には、例えば駆動ベルト471の歯ピッチが1mmである場合、操作ねじ22を1回転させたときの移動量が1mmとなるように操作ねじ22における雄ねじ部223及び雌ねじ部216のねじ切りピッチが設定される。この場合、操作ねじ22を1周回転させれば歯ピッチと同様の1mmの調整が行われることとなるが、操作ねじ22を1/4回転させた場合は、歯ピッチの1/4である0.25mm、1/2回転させた場合は、歯ピッチの1/2である0.5mmの調整を行うことが可能となる。
ネイルプリントを行う印刷装置等では、マルチパス印字やシングリング印刷等を行うことで、精緻なデザインを爪等に印刷することができる。このような精緻な印刷を行う印刷装置では、例えば、1mm程度印刷位置がずれた場合でも、印刷開始位置、印刷終了位置が不揃いとなり、印刷結果の品質が低下してしまう。
この点、本実施形態のように、駆動ベルト471の歯ピッチ以下の微細なずれも調整可能とした場合には、高品位な印刷を行うことができる。
また操作ねじ22の回転量と調整板21の移動量とは対応する。このため、例えば予め操作ねじ22の回転量と調整板21の移動量(調整可能な移動体410の傾き量、傾き角度)を対応付けて示しておくことで、移動体410のずれ量(傾き量)がどの程度であればどの程度操作ねじ22を回転させれば調整することができるかの目安が分かりやすく、何度も調整を繰り返したり、調整の度に試し刷りを行って調整結果を確認する等の手間を省くことができる。
次に、図5から図10(a)、図10(b)を参照しつつ、本実施形態の調整機構2及び印刷装置1の作用(すなわち、調整機構2を用いた移動体410の調整方法)について説明する。
なお、ここで説明する処理は、毎回の印刷ごとに行われるイニシャライズの際に想定されるものではなく、工場出荷時等に、印刷装置100の初期設定として行うことが想定される。なお、以下に示す調整処理は、印刷装置100を使用する一般ユーザにおいて印刷開始前等に行うことを排除するものではない。
まず、印刷部40を構成する移動体410を、キャリッジ451の左右に設けられた軸挿通部454の前端面である突当部454aがそれぞれ基点規定部である基台枠体11の突当面111に突き当たる位置まで移動体410を移動させる。
そして、左右の突当部454aが突当面111に突き当たっているか否かを確認する。この確認は目視でもよいし、接触センサ等の検知手段によるものでもよい。
また、印刷装置100には、前述のように横線HL1に平行な位置合せ線RLが指押え63の表面に設けられており、ユーザは、印刷装置100を真上から目視することで、移動体410の延在方向の軸(図5等における線HL2)が位置合せ線RLと一致しているか否かを確認する。
具体的には、例えばキャリッジ451内に設けられているガイド軸434の軸線が位置合せ線RLと一致しているか否かを確認する。なお、位置合せ線RLとの関係で位置合せに用いるのは、目視にて確認しやすい物であればよく、ガイド軸434の軸線に限定されない。
例えば、キャリッジ451の前端側の辺等が移動体410の延在方向の軸と一致する直線で形成されている場合には、キャリッジ451の前端側の辺と位置合せ線RLとの一致を確認してもよい。
目視にて確認した結果、移動体410の延在方向の軸と位置合せ線RLとが一致しない(すなわち、Y方向の縦線VLに対してずれている、傾いている)場合には、調整機構2による調整を行う。
なお、ずれ(傾き)が駆動ベルト471の歯ピッチ(例えば1mm)以上の大きなものである場合には、まず歯付ベルトである駆動ベルト471を調整することによってずれ(傾き)の是正を試みてもよい。
ずれ(傾き)が駆動ベルト471の歯ピッチ(例えば1mm)未満の微細なものである場合、駆動ベルト471による調整を行っても微細なずれが残る場合等には、それ以上の調整を駆動ベルト471によって行うことができない。この場合には、調整機構2を用いて移動体410の向きの微調整を行う。なお、傾きの程度に関わらず、調整機構2を用いて移動体410の向きを調整しても構わない。
調整機構2による調整は、具体的には例えば以下の手順による。
すなわちまず、調整板21を固定している係止ねじ214を緩めて、調整板21を移動可能な状態とする。その後、操作ねじ22の操作部221を時計回り又は反時計回りに回転させて、調整板21及び調整板21に取り付けられた連動軸470の端部をY方向(第1方向)に沿って移動させる。
移動体410の向きが正しい向き、すなわち、移動体410の延在方向の軸線(図5等における線HL2)が、第1方向であるY方向に直交する第2方向であるX方向の線(横線HL1)と平行である向きか否か(線HL2が位置合せ線RLと平行となっているかどうか)を確認し、移動体410の向きが正しい向きとなったら、当該位置で再び係止ねじ214を締め、調整板21を固定する。
例えば、図5及び図6は、キャリッジ451等の移動体410の左側が右側よりも少し装置後方に下がった状態(図5及び図6において白抜き矢印で示す。)で配置されている場合を例示している。
この場合、図5及び図6に示すように、キャリッジ451の右側に設けられた軸挿通部454の前端面である突当部454aは基点規定部である基台枠体11の突当面111に突き当たっているが、キャリッジ451の左側に設けられた軸挿通部454の前端面である突当部454aは基台枠体11の突当面111に突き当たらず、隙間が空いた状態となっている。
この場合には、移動体410の左側を右側と同等の位置まで装置前方に出す必要がある。
図7(a)は、調整動作前の調整機構の要部構成を示す斜視図であり、図7(b)は、調整機構による調整の様子を示す要部斜視図である。
本実施形態のように調整機構2が、装置のX方向左側に設けられている場合であって、移動体410の左側が右側よりも後方に下がっている場合には、調整機構2は、調整板21とともにこれに取り付けられた連動軸470の左側端部を装置前方に押し出すように調整機構2を動作させて移動体の向きを調整する。
すなわち、図7(b)に示すように、操作ねじ22の操作部221を例えば図7(b)において操作部221周りに示した白抜き矢印で示す方向(反時計回り方向)に回す。これにより、雄ねじ部223が設けられた軸部22が軸周りに反時計回りで回転し、これと噛合う雌ねじ部216を有する立設部212が軸部22の回転した分だけ装置前方(黒矢印で示す方向)に移動する。立設部212が移動する(押し出される)ことにより、調整板21に取り付けられた連動軸470の左側端部も同様に黒矢印で示す装置前方に移動する。
連動軸470の左側端部が移動することで、装置左側の駆動ベルト471を巻き掛けられているプーリ473が装置前方のプーリ474に近づく方向に移動する。
この点、装置前方のプーリ474等には図示しないコイルばね等の張力付与手段が設けられている。このため、プーリ473が装置前方のプーリ474に近づいても駆動ベルト471には一定のテンション(張力)が付与され、駆動ベルト471に撓み等が生じないように構成されている。
なお、駆動ベルト471にテンションをかける手段はコイルばねに限定されず、例えば駆動ベルト471に横方向等から張力付与手段を押し付けることで一定のテンション(張力)を付与する構成としてもよい。
このように駆動ベルト471に一定のテンション(張力)を付与する張力付与手段を備えた場合には、操作ねじ22を回転させて調整板21の調整を行う際に発生するバックラッシュを抑えることができる。
一方、図8及び図9は、キャリッジ451等の移動体410の右側が左側よりも少し装置後方に下がった状態(図8及び図9において白抜き矢印で示す。)で配置されている場合を例示している。
この場合、図8及び図9に示すように、キャリッジ451の左側に設けられた軸挿通部454の前端面である突当部454aは基点規定部である基台枠体11の突当面111に突き当たっているが、キャリッジ451の右側に設けられた軸挿通部454の前端面である突当部454aは基台枠体11の突当面111に突き当たらず、隙間が空いた状態となっている。
この場合には、移動体410の右側を左側と同等の位置に揃える必要がある。
図10(a)は、調整動作前の調整機構の要部構成を示す斜視図であり、図10(b)は、調整機構による調整の様子を示す要部斜視図である。
本実施形態のように調整機構2が、装置のX方向左側に設けられている場合であって、移動体410の右側が左側よりも後方に下がっている場合には、調整機構2は、調整板21とともにこれに取り付けられた連動軸470の左側端部を装置後方に引き込むように調整機構2を動作させて移動体410の向きを調整する。
すなわち、図10(b)に示すように、操作ねじ22の操作部221を例えば図10(b)において操作部221周りに示した白抜き矢印で示す方向(時計回り方向)に回す。これにより、雄ねじ部223が設けられた軸部22が軸周りに時計回りで回転し、これと噛合う雌ねじ部216を有する立設部212が軸部22の回転した分だけ装置後方(黒矢印で示す方向)に移動する。立設部212が移動する(軸係止部112に近づく方向に引き込まれる)ことにより、調整板21に取り付けられた連動軸470の左側端部も同様に黒矢印で示す装置後方に移動する。
連動軸470の左側端部が移動することで、装置左側の駆動ベルト471を巻き掛けられているプーリ473が装置前方のプーリ474から離れる方向に移動する。
この場合にも、コイルバネ等の張力付与手段が設けられていることで、駆動ベルト471にかかるテンション(張力)が一定に保たれる。
なお、本実施形態では、前述のように、操作ねじを1回転させたときの移動量が一対の駆動ベルト471の歯ピッチよりも小さくなるように雄ねじ部223及び雌ねじ部216のねじ切りピッチが設定されている。このため、調整板21を装置の前方向、後方向いずれの方向に移動させる場合にも、駆動ベルト471の歯ピッチを利用した調整を行う場合よりも微細なずれ(傾き)を高精度に調整することができる。
調整機構2を用いて調整を行った後の印刷装置100では、移動体410のガイド軸452の軸中心に平行する線HL2が横線HL1と平行となり、縦線VLに対して直交する。
これにより、印刷ヘッド41を含む移動体410がXY方向に正しく動作することのできる状態となり、高精度な印刷を行うことができる。
以上のように、本実施形態の調整装置2は、第1方向であるY方向に平行して配置される一対の駆動ベルト471を連動させる連動軸470の少なくともいずれか一方の端部(本実施形態では装置左側の端部)に設けられており、連動軸470の端部に取り付けられた調整板21と、調整板21をY方向(第1方向)に沿って移動させることが可能に構成された螺進式の調整部20と、を備え、一対の駆動ベルト471に両端部をそれぞれ固定される移動体410の向きを調整する。
これにより、調整板21と螺進式の調整部20という比較的簡易な構成で、移動体410を正しい向きに調整することができる。
このため、印刷装置100の移動体410を、印刷開始位置、印刷終了位置が正しい位置に揃った高品質な印刷を実現することができる状態とすることができる。
また、本実施形態の調整板21は、基台枠体11に対して、Y方向(第1方向)に長い長孔213を介してねじ止めされており、螺進式の調整部20を動作させることで、連動軸470の端部とともに長孔213の長手方向(すなわち、第1方向であるY方向)に移動可能となっている。
このように、調整板21の第1方向(Y方向)への移動を許容する構成を簡易な構造で実現することができる。
このため、部品点数の増加を抑えつつ、簡易に移動体410の向きの調整を行うことができる。
また、本実施形態の螺進式の調整部20は、操作部221と操作部221から延出する軸部222とを有し、操作部221側が基台枠体11に固定されるとともに軸部222周りに雄ねじ部223が形成された操作ねじ22と、調整板21に形成され、内周に雄ねじ部223と噛合う雌ねじ部216が形成された挿通孔215と、を備え、雄ねじ部223と雌ねじ部216とが噛合う状態で、軸部222の先端側が挿通孔215内に挿通されている。
これにより、比較的簡易な構成で正確に移動体410の向きの調整を行うことができる。
また操作ねじ22の回転量と調整板21の移動量とは対応する。このため、例えば予め操作ねじ22の回転量と調整板21の移動量(調整可能な移動体410の傾き量、傾き角度)を対応付けて示しておくことで、移動体410のずれ量(傾き量)がどの程度であればどの程度操作ねじ22を回転させれば調整することができるかの目安が分かりやすくなる。
このため何度も調整を繰り返したり、調整の度に試し刷りを行って調整結果を確認する等の手間を省いて効率よく移動体410の向きの調整を行うことができる。
また、本実施形態では、一対の駆動ベルト471は、歯付ベルトであり、操作ねじ22における雄ねじ部223及び雌ねじ部216のねじ切りピッチは、操作ねじ22を1回転させたときの移動量が一対の駆動ベルト471の歯ピッチよりも小さくなるように設定される。
歯付ベルトは、安定して動作させるために、ある程度の歯ピッチ(例えば1mm程度)を確保する必要がある。歯ピッチ以上のずれを調整する場合であれば、駆動ベルト471を調整することでも対応が可能である。
しかし、ネイルプリントを行う印刷装置等では、マルチパス印字やシングリング印刷等を行うことで、細かいデザインを爪等に精緻に印刷することが求められる。このような精緻な印刷を行う印刷装置では、例えば1mm程度の印刷位置ずれであっても、印刷開始位置、印刷終了位置が不揃いとなり、印刷結果に影響を与えてしまう。
この点、本実施形態のように、操作ねじ22を1回転させたときの移動量が駆動ベルト471の歯ピッチよりも小さくなるようにねじ切りピッチを設定した場合には、駆動ベルト471の歯ピッチ以下の微細なずれも調整することが可能となり、高品位な印刷を行うことができる状態に印刷装置100の移動体410を調整することができる。
これにより高精細なネイルプリントが可能となる。
また、本実施形態の印刷装置100は、上記のような調整機構2と、印刷動作を行う印刷動作部としての印刷ヘッド41を含み、第1方向であるY方向に平行して配置される一対の駆動ベルト471に両端部をそれぞれ固定され、調整機構2によってY方向(第1方向)に直交する向きに調整される移動体410と、を備えている。
これにより、印刷位置ずれを生じない高精細な印刷を行う印刷装置100を実現することができる。
このため、ネイルデザインのような細かいデザインを印刷する場合でも高品位な印刷結果を得ることができる。
また、本実施形態では、調整機構2が組付けられる基台枠体11を備え、基台枠体11は、移動体410の位置の基準となる基点位置を規定する基点規定部として突当面111を有している。
これにより、移動体410の基点位置(Y方向の原点位置)を容易に合わせることができ、高品位の印刷を可能とすることができる。
また、本実施形態では、移動体410の向きが第1方向であるY方向に直交する第2方向であるX方向に平行であるか否かを確認する位置合せ線RLが設けられている。
このため、移動体410の向きを目視にて容易に確認することができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、印刷動作を行う印刷動作部を含む移動体410が印刷動作部としての印刷ヘッド41、キャリッジ451等を備えて構成される場合を例示したが、移動体410の構成はこれに限定されない。
例えば、印刷ヘッド41が、移動方向であるY方向に直交するX方向に延在するものであり、キャリッジを備えず、移動体410として印刷ヘッド41がY方向に移動する構成としてもよい。
この場合には、印刷ヘッド41の前端面等、本来横線HL1と平行であるべき直線部分を線HL2とし、これを位置合せ線RLに合わせることで、移動体410が移動方向に対してずれていないかどうかの確認を行う。
また、本実施形態では、調整機構2が、連動軸470のX方向における左側端部にのみ設けられている場合を例示したが、調整機構2が、設けられる位置は、これに限定されない。
例えば図11及び図12に示すように、印刷装置100aの連動軸470の両側の端部に調整機構2を設けてもよい。
図11及び図12において、連動軸470のX方向における左側端部に設けられる調整機構2は、上記の実施形態で示したものと同様であるためその説明を省略する。
図11及び図12において、連動軸470のX方向における右側端部に設けられる調整機構2aは、連動軸470の左側端部に設けられる調整機構2と同様に、調整板21と螺進式の調整部20とを備えている。
装置の右側に設けられ連動軸470の右側端部に取り付けられるプーリ473は、Y方向駆動モータ48が接続されてモータの駆動に応じて正逆自在に回転する駆動プーリである。このため、当該プーリ473には、Y方向駆動モータ48の他、一又は複数の調速ギア482が連結されている。このため、連動軸470の右側端部に設けられる調整機構2aの調整板21には、連動軸470の右側端部が取り付けられる他、プーリ473及びプーリ473に接続されるY方向駆動モータ48、調速ギア482等も組付けられ、調整板21とともに連動軸470の端部がY方向に移動する際には、Y方向駆動モータ48、調速ギア482等もともに移動するようになっている。
なお、その他の構成は連動軸470の左側端部に設けられる調整機構2と同様であるため、その説明を省略する。
このように連動軸470の両側の端部に調整機構2を設けた場合には、移動体410の一方側(実施形態ではX方向の左側)のみをY方向に沿って装置の前方又は後方に移動させる場合と比較して、移動体410のXY方向の中心(例えば印刷ヘッド41や印刷ヘッド41を搭載するキャリッジ451のXY方向の中心)を基準として、左右両側から移動体410の傾きを調整することができる。
このため、実際の印刷ヘッド41やキャリッジ451のXY方向の中心で印刷位置中心にある印刷ヘッド41を中心とした微調整を行うことができる。
これにより、実際の印刷領域を基準とした調整が可能となり、印刷精度のさらなる向上が期待できる。
また、本実施形態では、位置合せ線RLが指保持部6の指押え63の表面(上面)に設けられている場合を例示したが、位置合せ線RLを設ける位置はこれに限定されない。位置合せ線RLは、後述する移動体410の向き(傾き)を確認する際に参照できる位置に設けられていればよく、例えば基台10の上面等に設けられてもよい。
なお、位置合せ線RLは、できるだけ傾きを確認したい対象である移動体410(本実施形態ではキャリッジ451)との高低差が少ない位置に設けられた方が、目視にて確認する際の精度が上がり、より容易かつ確実に位置合わせの確認を行うことができる。
このため、例えば、指保持部6の指押え63と同等の高さで、移動体410の下端が干渉しない程度の高さ位置の台を、指保持部6の奥側や、指保持部6の側部等を設けて、この台の上面等に位置合せ線RLを設けてもよい。
また基台枠体11の一部分等に位置合せ線RL等の目印や目盛等を設けて、目視にて位置合わせできるように構成してもよい。
また、本実施形態では、移動体410を移動させる一対の駆動ベルト471が装置の幅方向(X方向)の左右に配置され、移動体410が装置の前後方向(Y方向)に沿って移動する場合を例示したが、移動体410の移動方向はこれに限定されない。
例えば、移動体410を移動させる一対の駆動ベルト471が装置の奥行方向(Y方向)の前後に配置され、移動体410が装置の左右方向(X方向)に沿って移動する構成の場合にも本発明の構成を適用することができる。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
第1方向に平行して配置される一対の駆動ベルトを連動させる連動軸の少なくともいずれか一方の端部に設けられ、
前記連動軸の端部に取り付けられた調整板と、
前記調整板を前記第1方向に沿って移動させることが可能に構成された螺進式の調整部と、
を備え、
前記螺進式の調整部により前記調整板を移動させることにより、前記一対の駆動ベルトに両端部をそれぞれ固定される移動体の向きを調整することを特徴とする調整機構。
<請求項2>
前記調整板は、基台枠体に対して、前記第1方向に長い長孔を介してねじ止めされており、
螺進式の調整部を動作させることで、前記連動軸の端部とともに前記長孔の長手方向に移動可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の調整機構。
<請求項3>
前記螺進式の調整部は、
操作部と前記操作部から延出する軸部とを有し、前記操作部側が前記基台枠体に固定されるとともに前記軸部周りに雄ねじ部が形成された操作ねじと、
前記調整板に形成され、内周に前記雄ねじ部と噛合う雌ねじ部が形成された挿通孔と、
を備え、
前記雄ねじ部と前記雌ねじ部とが噛合う状態で、前記軸部の先端側が前記挿通孔内に挿通されていることを特徴とする請求項2に記載の調整機構。
<請求項4>
前記一対の駆動ベルトは、歯付ベルトであり、
前記操作ねじにおける前記雄ねじ部及び前記雌ねじ部のねじ切りピッチは、前記操作ねじを1回転させたときの移動量が前記一対の駆動ベルトの歯ピッチよりも小さくなるように設定されることを特徴とする請求項3に記載の調整機構。
<請求項5>
前記調整板及び前記螺進式の調整部は、前記連動軸の両側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の調整機構。
<請求項6>
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の調整機構と、
印刷動作を行う印刷動作部を含み、第1方向に平行して配置される一対の駆動ベルトに両端部をそれぞれ固定され、前記調整機構によって前記第1方向に直交する向きに調整される移動体と、
を備えていることを特徴とする印刷装置。
<請求項7>
前記調整機構が組付けられる基台枠体を備え、
前記基台枠体は、前記移動体の位置の基準となる基点位置を規定する基点規定部を有することを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
<請求項8>
前記移動体の向きが前記第1方向に直交する第2方向に平行であるか否かを確認する位置合せ線が設けられていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の印刷装置。
2 調整機構
10 基台
11 基台枠体
20 調整部
21 調整板
22 操作ねじ
40 印刷部
41 印刷ヘッド
45 X方向移動機構
47 Y方向移動機構
100 印刷装置
410 移動体
470 連動軸
471 駆動ベルト
RL 位置合せ線

Claims (8)

  1. 第1方向に平行して配置される一対の駆動ベルトを連動させる連動軸の少なくともいずれか一方の端部に設けられ、
    前記連動軸の端部に取り付けられた調整板と、
    前記調整板を前記第1方向に沿って移動させることが可能に構成された螺進式の調整部と、
    を備え、
    前記螺進式の調整部により前記調整板を移動させることにより、前記一対の駆動ベルトに両端部をそれぞれ固定される移動体の向きを調整することを特徴とする調整機構。
  2. 前記調整板は、基台枠体に対して、前記第1方向に長い長孔を介してねじ止めされており、
    螺進式の調整部を動作させることで、前記連動軸の端部とともに前記長孔の長手方向に移動可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の調整機構。
  3. 前記螺進式の調整部は、
    操作部と前記操作部から延出する軸部とを有し、前記操作部側が前記基台枠体に固定されるとともに前記軸部周りに雄ねじ部が形成された操作ねじと、
    前記調整板に形成され、内周に前記雄ねじ部と噛合う雌ねじ部が形成された挿通孔と、
    を備え、
    前記雄ねじ部と前記雌ねじ部とが噛合う状態で、前記軸部の先端側が前記挿通孔内に挿通されていることを特徴とする請求項2に記載の調整機構。
  4. 前記一対の駆動ベルトは、歯付ベルトであり、
    前記操作ねじにおける前記雄ねじ部及び前記雌ねじ部のねじ切りピッチは、前記操作ねじを1回転させたときの移動量が前記一対の駆動ベルトの歯ピッチよりも小さくなるように設定されることを特徴とする請求項3に記載の調整機構。
  5. 前記調整板及び前記螺進式の調整部は、前記連動軸の両側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の調整機構。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の調整機構と、
    印刷動作を行う印刷動作部を含み、第1方向に平行して配置される一対の駆動ベルトに両端部をそれぞれ固定され、前記調整機構によって前記第1方向に直交する向きに調整される移動体と、
    を備えていることを特徴とする印刷装置。
  7. 前記調整機構が組付けられる基台枠体を備え、
    前記基台枠体は、前記移動体の位置の基準となる基点位置を規定する基点規定部を有することを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 前記移動体の向きが前記第1方向に直交する第2方向に平行であるか否かを確認する位置合せ線が設けられていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の印刷装置。
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