JP2022116077A5 - - Google Patents

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以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. LASER DIRECT STRUCTURING(LDS)に用いるLDS用熱硬化性樹脂組成物であって、
(A)熱硬化性樹脂と、
(B)無機充填材と、
(C)活性エネルギー線の照射により金属核を形成する非導電性金属化合物と、
(D)カップリング剤と、を含み、
前記成分(A)が、エポキシ樹脂およびビスマレイミド樹脂からなる群から選択される1種以上を含み、
以下の条件1または条件2の少なくとも1つを満たす、LDS用熱硬化性樹脂組成物。
(条件1)前記成分(B)中、1μm以上20μm以下の粒径を有する粒子の割合が前記成分(B)の全体に対して40体積%以上95体積%以下である
(条件2)当該LDS用熱硬化性樹脂組成物が顆粒状であり、当該LDS用熱硬化性樹脂組成物の崩壊角が35°以下である
2. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物が前記条件1を満たす、1.に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
3. 前記成分(B)のd 10 粒径が0.05μm以上3μm以下である、2.に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
4. (E)硬化促進剤をさらに含む、2.または3.に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
5. 前記成分(B)がシリカを含む、2.乃至4.いずれか1つに記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
6. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物中の前記成分(B)および前記成分(C)の含有量の合計が、当該LDS用熱硬化性樹脂組成物全体に対して70質量%以上98質量%以下である、2.乃至5.いずれか1つに記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
7. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物が前記条件2を満たす、1.に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
8. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物の差角が5°以上である、7.に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
9. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物の平均粒径d 50 が1.0mm以下である、7.または8.に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
10. 前記成分(B)の平均粒径d 50 が10μm以下である、7.乃至9.いずれか1つに記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
11. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物中の前記成分(B)および前記成分(C)の含有量の合計が、当該LDS用熱硬化性樹脂組成物全体に対して80質量%以上98質量%以下である、7.乃至10.いずれか1つに記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
12. 半導体素子の表面を覆うように前記半導体素子をLDS(LASER DIRECT STRUCTURING)用熱硬化性樹脂組成物の硬化物により封止して封止材を形成する工程と、
前記封止材の表面の特定の部位に活性エネルギー線を照射する工程と、
前記封止材の前記表面を親水化処理する工程と、
前記封止材の前記表面の前記活性エネルギー線が照射された領域に金属層を選択的に形成する工程と、
を含み、
前記LDS用熱硬化性樹脂組成物が、1.乃至11.いずれか1つに記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物である、半導体装置の製造方法。
13. 半導体素子の表面を覆うように前記半導体素子をLDS(LASER DIRECT STRUCTURING)用熱硬化性樹脂組成物の硬化物により封止して封止材を形成する工程と、
前記封止材の表面の特定の部位に活性エネルギー線を照射する工程と、
前記封止材の前記表面を親水化処理する工程と、
前記封止材の前記表面の前記活性エネルギー線が照射された領域に金属層を選択的に形成する工程と、
を含み、
前記LDS用熱硬化性樹脂組成物が、
(A)熱硬化性樹脂と、
(B)無機充填材と、
(C)活性エネルギー線の照射により金属核を形成する非導電性金属化合物と、
(D)カップリング剤と、を含み、
前記成分(A)が、エポキシ樹脂およびビスマレイミド樹脂からなる群から選択される1種以上を含む、半導体装置の製造方法。
14. 前記封止材の表面を親水化処理する前記工程が、活性エネルギー線を照射する前記工程の後、前記封止材の表面の前記特定の部位を親水化する工程である、12.または13.に記載の半導体装置の製造方法。
15. 親水化処理する前記工程が、
前記封止材の前記表面に、グリコール系有機溶剤を含む処理液を適用する工程を含む、12.乃至14.いずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
16. 金属層を選択的に形成する前記工程が、
前記領域に金属を適用する工程と、
前記領域に前記金属のめっき層を成長させる工程と、
を含む、12.乃至15.いずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
17. 前記活性エネルギー線の波長が240nm以上1100nm以下である、12.乃至16.いずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。

Claims (15)

  1. LASER DIRECT STRUCTURING(LDS)に用いるLDS用熱硬化性樹脂組成物であって、
    (A)熱硬化性樹脂と、
    (B)無機充填材と、
    (C)活性エネルギー線の照射により金属核を形成する非導電性金属化合物と、
    (D)カップリング剤と、を含み、
    前記成分(A)が、エポキシ樹脂およびビスマレイミド樹脂からなる群から選択される1種以上を含み、
    前記成分(C)が、(i)スピネル型の金属酸化物から選択される1種以上であり、
    以下の条を満たす、LDS用熱硬化性樹脂組成物
    条件2)当該LDS用熱硬化性樹脂組成物が顆粒状であり、当該LDS用熱硬化性樹脂組成物の崩壊角が35°以下である
  2. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物が以下の条件1をさらに満たす、請求項1に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
    (条件1)前記成分(B)中、1μm以上20μm以下の粒径を有する粒子の割合が前記成分(B)の全体に対して40体積%以上95体積%以下である
  3. 前記成分(B)のd10粒径が0.05μm以上3μm以下である、請求項2に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
  4. (E)硬化促進剤をさらに含む、請求項2または3に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
  5. 前記成分(B)がシリカを含む、請求項2乃至4いずれか1項に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
  6. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物中の前記成分(B)および前記成分(C)の含有量の合計が、当該LDS用熱硬化性樹脂組成物全体に対して70質量%以上98質量%以下である、請求項2乃至5いずれか1項に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
  7. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物の差角が5°以上である、請求項1乃至6いずれか1項に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
  8. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物の平均粒径d50が1.0mm以下である、請求項1乃至7いずれか1項に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
  9. 前記成分(B)の平均粒径d50が10μm以下である、請求項乃至いずれか1項に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
  10. 当該LDS用熱硬化性樹脂組成物中の前記成分(B)および前記成分(C)の含有量の合計が、当該LDS用熱硬化性樹脂組成物全体に対して80質量%以上98質量%以下である、請求項乃至いずれか1項に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物。
  11. 半導体素子の表面を覆うように前記半導体素子をLDS(LASER DIRECT STRUCTURING)用熱硬化性樹脂組成物の硬化物により封止して封止材を形成する工程と、
    前記封止材の表面の特定の部位に活性エネルギー線を照射する工程と、
    前記封止材の前記活性エネルギー線が照射される領域を含む前記表面を親水化処理する工程と、
    前記封止材の前記表面の前記活性エネルギー線が照射された領域に金属層を選択的に形成する工程と、
    を含み、
    前記LDS用熱硬化性樹脂組成物が、請求項1乃至10いずれか1項に記載のLDS用熱硬化性樹脂組成物である、半導体装置の製造方法。
  12. 前記封止材の表面を親水化処理する前記工程が、活性エネルギー線を照射する前記工程の後、前記封止材の表面の前記特定の部位を親水化する工程である、請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 親水化処理する前記工程が、
    前記封止材の前記表面に、グリコール類およびグリコールエーテルアセテート類からなる群から選択される一または二以上のグリコール系有機溶剤を含む処理液を適用する工程を含む、請求項11または12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 金属層を選択的に形成する前記工程が、
    前記領域に金属を適用する工程と、
    前記領域に前記金属のめっき層を成長させる工程と、
    を含む、請求項11乃至13いずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記活性エネルギー線の波長が240nm以上1100nm以下である、請求項11乃至14いずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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