JP2022113351A - 車両用フロア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】インシュレータおよびフロアカーペットをフロアパネルに2層に設けるために必要な部材を減らすことができる車両用フロア構造を提供する。【解決手段】車両用フロア構造20は、車両Veのフロアにインシュレータ37が配置され、かつインシュレータの上にフロアカーペット38が配置されている。この車両用フロア構造は、インシュレータを車体側に固定する第1取付部材40および第2取付部材を備える。第1取付部材および第2取付部材は、フロアカーペットを固定する固定部66を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、車両用フロア構造に関する。
車両用フロア構造として、フロアパネルに制振材シート(以下、インシュレータという)が設けられ、インシュレータにフロアカーペットが設けられることにより2層に敷設されたものが知られている。この車両用フロア構造によれば、フロアパネルの凸状壁面部にステーが設けられ、ステーと凸状壁面部との間に差込溝が形成されている。差込溝にインシュレータの縁部が差し込まれることにより、インシュレータがフロアパネルに対して位置決めされた状態に保持(固定)されている。
また、フロアパネルのうち車幅方向外側のサイドシル側には突起が形成され、突起にフロアカーペットのフックが係合されている。フロアカーペットのフックにはサイドシルスカッフが嵌合されることにより、フロアカーペットがインシュレータに対して位置決めされた状態に保持(固定)されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5-86673号公報
ここで、特許文献1の車両用フロア構造は、フロアパネルにインシュレータおよびフロアカーペットを2層に敷設するために、ステーおよびサイドシルスカッフなどの2つの部材をそれぞれ必要としている。このため、保持(固定)用の部材が多くなりこの観点から改良の余地が残されていた。
本発明は、インシュレータおよびフロアカーペットをフロアパネルに2層に設けるために必要な部材を減らすことができる車両用フロア構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明に係る車両用フロア構造は、車両(例えば、実施形態の車両Ve)のフロアにインシュレータ(例えば、実施形態のインシュレータ37)が配置され、かつ前記インシュレータの上にフロアカーペット(例えば、実施形態のフロアカーペット38)が配置された車両用フロア構造(例えば、実施形態の車両用フロア構造20)において、前記インシュレータを車体側に固定する取付部材(例えば、実施形態の第1取付部材40、第2取付部材41)を備え、前記取付部材は、前記フロアカーペットを固定する固定部(例えば、実施形態の固定部66,88)を有している。
この構成によれば、インシュレータを車体側に固定する取付部材を備え、この取付部材に固定部を形成し、固定部でフロアカーペットを固定するようにした。このように、取付部材に固定部を形成することにより、一つの取付部材によりインシュレータとフロアカーペットとを2層に固定できる。これにより、例えば、インシュレータおよびフロアカーペットをフロアパネルにおいて2層に設けるために必要な部材を減らすことができる。
(2)前記取付部材は、ワイヤハーネス(例えば、実施形態のワイヤハーネス85)を保護するハーネス保護部(例えば、実施形態のハーネス保護部67)を有してもよい。
この構成によれば、取付部材にハーネス保護部を形成し、ハーネス保護部によりワイヤハーネスを保護するようにした。よって、取付部材は、ワイヤハーネスの保護部材を兼ねている。これにより、例えば、ワイヤハーネスを保護するために、従来必要とするコルゲートチューブなどの専用部材を省くことができる。
(3)前記取付部材は、前記フロアカーペットの位置を規制する規制部(例えば、実施形態の規制部68)を有してもよい。
この構成によれば、取付部材に規制部を形成し、規制部によりフロアカーペットの位置を規制するようにした。これにより、例えば、フロアカーペットが乗員に踏まれて多少ずれようとするときでも、規制部によりフロアカーペットの移動(ずれ)を規制できる。
本発明によれば、インシュレータを車体側に固定する取付部材を備え、取付部材の固定部でフロアカーペットを固定するようにした。これにより、インシュレータおよびフロアカーペットをフロアパネルに2層に設けるために必要な部材を減らすことができる。
本発明に係る一実施形態の車両用フロア構造を備えた車両を車室側からみた斜視図である。 図1の車両を矢視A方向からみた断面図である。 一実施形態の車両用フロア構造を示す断面図である。 一実施形態のインシュレータおよびフロアカーペットを分解した分解斜視図である。 図1のV-V線に沿う断面図である。 図4のVIを拡大した斜視図である。 一実施形態の第1取付部材にフロアカーペットが固定される例を説明する斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて車両用フロア構造20を説明する。なお、図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を示す。車両Veおよび車両用フロア構造20は概ね左右対称の構成であり、左右の構成部材に同じ符号を付して右側の構成部材について詳しく説明する。
<車両Ve>
図1は、実施形態の車両用フロア構造20を備えた車両Veを車室側からみた斜視図である。図2は、図1の車両Veを矢視A方向からみた断面図である。図3は、実施形態の車両用フロア構造20を示す断面図である。
図1に示すように、車両Veは、例えば、サイドシル12と、ステップガーニッシュ14と、フロアパネル16と、車両用フロア構造20と、を備えている。
サイドシル12は、車幅方向において左右の外側に配置され、車体前後方向に延設されている。サイドシル12は、例えば、サイドシル側壁12aと、サイドシル底部12bと、を有する。サイドシル12は、例えば、サイドシル側壁12aおよびサイドシル底部12bにより断面L字状に形成されている。サイドシル12にステップガーニッシュ14が取り付けられている。
ステップガーニッシュ14は、ステップ部22と、ステップ取付部23と、を有する。ステップ部22は、サイドシル12の上方に沿って車体前後方向に延び、水平に配置されている。ステップ部22は、第1突出部22aと、第2突出部22bと、リブ22cと、を有する。第1突出部22aは、ステップ部22の外辺を形成する部位で、下方に向けて突出されている。第2突出部22bは、ステップ部22の内辺を形成する部位で、下方に向けて突出されている。リブ22cは、第2突出部22bの車幅方向外側において第2突出部22bに沿って形成され、下方に向けて突出されている。
ステップ取付部23は、ステップ部22から下方へ向けてサイドシル12のサイドシル底部12bまで突出されている。ステップ取付部23は、底部23aがサイドシル底部12bに上方から接触された状態でステップクリップ(締結部材)25により固定されている。これにより、ステップ部22がサイドシル12の上方に配置され、サイドシル12に沿って車体前後方向に延びた状態で保持されている。すなわち、サイドシル12は、上方がステップ部22で覆われている。
ステップ部22の前端部22dにはフロントピラーガーニッシュ27が一体に形成されている。フロントピラーガーニッシュ27は、ステップ部22の前端部22dから立ち上げられてフロントピラー(図示せず)を車室28側から覆う部位である。ステップガーニッシュ14およびフロントピラーガーニッシュ27などで形成されるサイド開口部31がフロントサイドドア32で覆われている。サイドシル底部12bにはフロアパネル16の外辺16aが設けられている。
フロアパネル16は、例えば、車両Veの床部を形成する鋼製の板部材であり、パネル側壁35と、パネル底部36と、を有する。パネル側壁35は、傾斜部35aと、鉛直部35bと、を有する。傾斜部35aは、サイドシル底部12bの内辺から下方に向うに従って車幅方向内側に傾斜されている。鉛直部35bは、傾斜部35aの下辺から下方へ向けて延びている。傾斜部35aおよび鉛直部35bにより車両のフロア(床部)の縦壁が形成されている。
パネル底部36は、鉛直部35bの下辺から車幅方向内側に延びている。パネル底部により車両Veの床部の底部が形成されている。車両Veの床部(すなわち、フロアパネル16)には、車両用フロア構造20が敷設されている。
<車両用フロア構造20>
図4は、実施形態のインシュレータ37およびフロアカーペット38を分解した分解斜視図である。図5は、図1のV-V線に沿う断面図である。
図4、図5に示すように、車両用フロア構造20は、例えば、インシュレータ37と、フロアカーペット38と、第1取付部材(取付部材)40と、第2取付部材(取付部材)41と、を備えている。
(インシュレータ37)
インシュレータ37は、例えば、車両のフロアの略全域に敷設されている。具体的には、インシュレータ37は、例えば、フロアパネル16のパネル側壁35およびパネル底部36や、フロアトンネル(図示せず)に沿って敷かれた状態に配置されている。インシュレータ37は、例えば、反毛をシート状に圧縮した不織布で形成された防振、防音用の遮断材である。
また、インシュレータ37は、車幅方向外側の縦壁45の上辺に一体に形成されたインシュレータ取付部46を有する。インシュレータ取付部46は、例えば、取付傾斜部51と、取付水平部52と、を有する。
取付傾斜部51は、例えば、車幅方向外側の縦壁45の上辺から上方に向うに従って車幅方向外側に向けて傾斜されている。取付傾斜部51は、例えば、パネル側壁35の傾斜部35a(すなわち、車体側)に接触するように配置されている。
取付水平部52は、例えば、取付傾斜部51の上辺から車幅方向外側に向けて張り出されている。取付水平部52は、例えば、サイドシル底部12b(すなわち、車体側)に接触するように配置されている。
すなわち、インシュレータ取付部46は、例えば、傾斜部35aおよびサイドシル底部12bに接触するように配置され、後述する第1取付部材40および第1取付部材40により傾斜部35aおよびサイドシル底部12b(すなわち、車体側)に固定されている。
(フロアカーペット38)
インシュレータ37のうち上方や内側方の表面(すなわち、インシュレータ37の上)には、フロアカーペット38がインシュレータ37の全域に重ねられた状態で、インシュレータ37に沿って敷設(配置)されている。フロアカーペット38は、実施形態では、一般に自動車のフロアカーペットに使用されている、毛足が表皮に設けられた敷物を例示するが、フロアカーペットはこれに限らない。フロアカーペットには、例えば、一般に使用されているフロアマット54(図1参照)が敷設されている。
フロアカーペット38は、カーペット本体55と、ループ部56と、第1嵌合部57と、第2嵌合部58と、を有する。
図2、図4に示すように、カーペット本体55は、フロアパネル16のパネル側壁35およびパネル底部36や、フロアトンネル(図示せず)に相当する部位において、インシュレータ37に重ねられた状態で敷くように配置されている。
ループ部56は、例えば、カーペット本体55のうち車幅方向外側の縦壁55aの上辺から車幅方向外側に向けて張り出されている。
第1嵌合部57は、ループ部56のうち前端部56a寄りの部位において、ループ部56の外辺から車幅方向外側に向けて突出されている。第1嵌合部57は、上下方向に貫通する嵌合開口部61を有する。嵌合開口部61は、例えば、長手方向が車体前後方向に延びる矩形(長方形)に形成されている。
第2嵌合部58は、ループ部56のうち後端部56b寄りの部位において、ループ部56の外辺から車幅方向外側に向けて突出されている。第2嵌合部58は、上下方向に貫通する嵌合開口部62を有する。嵌合開口部62は、例えば、長手方向が車体前後方向に延びる矩形(長方形)に形成されている。
第2嵌合部58は、第1嵌合部57と概ね同様に形成されており、詳しい説明を省略する。
(第1取付部材40)
図6は、図4のVIを拡大した斜視図である。
図3、図5、図6に示すように、第1取付部材40は、例えば、樹脂材を用いて射出成型により形成されている。第1取付部材40は、例えば、取付ベース65と、固定部66と、ハーネス保護部67と、規制部68と、を有する。
取付ベース65は、インシュレータ取付部46(すなわち、取付傾斜部51および取付水平部52)に押し付けられた状態で接触され、車体前後方向に延びている。取付ベース65は、ベース傾斜部71と、ベース平坦部72と、を有する。
ベース傾斜部71は、取付傾斜部51(すなわち、傾斜部35a)に沿って傾斜状に配置され、取付傾斜部51に車幅方向内側の斜め上方から押し付けられた状態で接触されている。ベース傾斜部71の上辺からベース平坦部72が車幅方向外側に張り出されている。
よって、ベース傾斜部71およびベース平坦部72は断面V字状に形成されている。
ベース平坦部72は、取付水平部52(すなわち、サイドシル底部12b)に沿って水平に配置され、取付水平部52に上方から押し付けられた状態で接触されている。ベース平坦部72は、車体前後方向において間隔をあけて一対の開口部74が上下方向において貫通するように形成されている。一対の開口部74にはステップ取付部23が上方から貫通され、ステップ取付部23の底部23aがステップクリップ25でサイドシル底部12bに接触された状態で固定されている。
また、ベース平坦部72(すなわち、取付ベース65)は、例えば、一対のベースクリップ76でサイドシル底部12bに固定されている。一対のベースクリップ76は、例えば、車体前後方向に間隔をあけて設けられ、インシュレータ取付部46の取付水平部52を貫通してサイドシル底部12bに係止されている。
この状態において、ベース平坦部72およびサイドシル底部12bにインシュレータ取付部46の取付水平部52が挟持された状態においてサイドシル底部12b(車体側)に固定されている。また、ベース傾斜部71および傾斜部35aにインシュレータ取付部46の取付傾斜部51が挟持された状態において傾斜部35a(車体側)に固定されている。
また、例えば、インシュレータ取付部46の取付水平部52には一対のベースクリップ76が貫通されている。よって、例えば、インシュレータ37が乗員に踏まれて、多少ずれたときでも、ベースクリップ76によりインシュレータ37の移動を規制できる。
図7は、実施形態の第1取付部材40にフロアカーペット38が固定される例を説明する斜視図である。
図5、図7に示すように、ベース傾斜部71の上辺およびベース平坦部72の内辺(すなわち、ベース平坦部72およびベース傾斜部71の折曲部)から保護傾斜部77が上方に向うに従って車幅方向内側に傾斜するように延びている。保護傾斜部77は車体前後方向に延びている。保護傾斜部77の上辺のうち概ね中央の部位から車幅方向外側に向けて固定部66が突出されている。固定部66は、例えば、長手方向が車体前後方向に延びる矩形(長方形)に形成されている。
ここで、固定部66にループ部56の第1嵌合部57を固定(係止)する際には、例えば、第1嵌合部57が矢印Aの如く下方に折り曲げられる。第1嵌合部57が折り曲げられた状態で、第1嵌合部57の嵌合開口部61が固定部66に矢印Bの如く嵌合される。よって、ループ部56の第1嵌合部57が固定部66に固定(係止)される。これにより、第1取付部材40にフロアカーペット38が固定されている。
この状態において、フロアカーペット38のループ部56が第1取付部材40の庇部78に載置されている。庇部78は、保護傾斜部77の上辺から車幅方向内側に突出され、車体前後方向に延びている。保護傾斜部77および庇部78は、断面L字状に形成されている。ループ部56が庇部78に載置された状態において、ループ部56には、例えばステップガーニッシュ14の第2突出部22b(具体的には、第2突出部22bの下辺)が当接されている。
ここで、保護傾斜部77およびベース傾斜部71は、断面V字状に形成されている。保護傾斜部77、庇部78、およびベース傾斜部71によりハーネス保護部67が形成されている。
ハーネス保護部67は、ベース平坦部72の内辺(すなわち、車幅方向内側)に設けられ、車体前後方向に延びている。ハーネス保護部67の車幅方向内側の配策空間81において、ワイヤハーネス85がハーネス保護部67に沿って車体前後方向に配策されている。ワイヤハーネス85は、例えば、複数の電線を束にしたもので、車両Veのバッテリを電装部品などに接続する車内配線に使用される。
ワイヤハーネス85は、配策空間81に配策されることにより、ハーネス保護部67でワイヤハーネス85の上方、ワイヤハーネス85の車幅方向外側、およびワイヤハーネス85の下方が覆われている。すなわち、ワイヤハーネス85は、ハーネス保護部67により上方、車幅方向外側、および下方が保護されている。よって、第1取付部材40は、ワイヤハーネス85の保護部材を兼ねている。これにより、例えば、ワイヤハーネス85を保護するために、従来必要とするコルゲートチューブなどの専用部材を省くことができる。
図3、図6に示すように、取付ベース65の一対の開口部74には規制部68がそれぞれ設けられている。規制部68は、開口部74の周縁74aのうち車幅方向外側の部位74bから車幅方向内側に向けて突出されている。規制部68は、例えば、第1取付部材40が車幅方向内側に多少ずれようとするときに、ステップガーニッシュ14のステップ取付部23に当接する。これにより、第1取付部材40の車幅方向内側への移動を規制部68により規制できる。
(第2取付部材41)
図4に示すように、第2取付部材41は、第1取付部材40に対して概ね同様に構成され、取付ベース87と、固定部88と、などを有する。取付ベース87は、第1取付部材40と同様に、例えば、一対のベースクリップ(図示せず)でサイドシル底部12bに固定されている。また、固定部88には、第1取付部材40と同様に、ループ部56の第2嵌合部58(具体的には、嵌合開口部62)が嵌合され、ループ部56の第2嵌合部58が固定部88に固定(係止)される。
なお、第2取付部材41は、第1取付部材40と同様な構成であり、以下、第1取付部材40について説明して第2取付部材41の説明を省略する。
以上説明したように、実施形態の車両用フロア構造20によれば、図5、図7に示すように、インシュレータ37を車体側(具体的には、サイドシル12)に固定する第1取付部材40を備え、第1取付部材40に固定部66を形成した。よって、第1取付部材40の固定部66に、第1嵌合部57の嵌合開口部61が矢印Aの如く嵌合されることにより、固定部66によりフロアカーペット38のループ部56が固定される。
このように、第1取付部材40に固定部66を形成することにより、一つの第1取付部材40によりインシュレータ37とフロアカーペット38とを2層に敷設した状態で車体側に固定できる。これにより、例えば、インシュレータ37およびフロアカーペット38をフロアパネル16において2層に敷設するために必要な部材を減らすことができる。
また、図3、図5に示すように、第1取付部材40に規制部68を形成した。よって、例えば、第1取付部材40が車幅方向内側に多少ずれようとするときに、規制部68をステップガーニッシュ14のステップ取付部23に当接させることができる。これにより、第1取付部材40の車幅方向内側への移動を規制部68により規制できる。第1取付部材40の固定部66には、フロアカーペット38のループ部56が固定されている。
よって、フロアカーペット38の位置を規制部68により規制できる。これにより、例えば、フロアカーペット38が乗員に踏まれて矢印C方向に多少ずれようとするときでも、規制部68をステップ取付部23に当接させて、フロアカーペット38の矢印C方向への移動(ずれ)を規制部68により規制できる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、取付部材として第1取付部材40、第2取付部材41を備えた例について説明したが、これに限らない。その他の例として、例えば、取付部材の個数を任意に選択してもよい。
また、前記実施形態では、第1取付部材40や第2取付部材41に固定部66、88を1つずつ形成した形成した例について説明したが、これに限らない。その他の例として、例えば、第1取付部材40や第2取付部材41に固定部の個数を任意に選択してもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
Ve 車両
20 車両用フロア構造
37 インシュレータ
38 フロアカーペット
40,41 第1、第2の取付部材(取付部材)
66,88 固定部
67 ハーネス保護部
68 規制部
85 ワイヤハーネス

Claims (3)

  1. 車両のフロアにインシュレータが配置され、かつ前記インシュレータの上にフロアカーペットが配置された車両用フロア構造において、
    前記インシュレータを車体側に固定する取付部材を備え、
    前記取付部材は、前記フロアカーペットを固定する固定部を有する、
    ことを特徴とする車両用フロア構造。
  2. 前記取付部材は、ワイヤハーネスを保護するハーネス保護部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用フロア構造。
  3. 前記取付部材は、前記フロアカーペットの位置を規制する規制部を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用フロア構造。
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