JP2022112990A - 運転姿勢可変システム - Google Patents

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哲也 一柳
Tetsuya Ichiyanagi
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【課題】自動運転モードにおいて、運転者がよりリラックスした状態に置かれることが可能な技術が必要とされている。【解決手段】運転姿勢可変システムは、リクライニング角度調整機構と、ペダルの操作時に運転者の踵が載置される載置板の位置を調整するように構成されているペダル位置調整機構と、前記リクライニング角度調整機構と前記ペダル位置調整機構を制御するように構成されている制御部と、を備えている。前記制御部は、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、前記運転席の前記シートバックの前記リクライニング角度が大きくなるように前記リクライニング角度調整機構を制御するとともに、アクセルペダルとブレーキペダルと前記載置板の位置が車両上方へ移動するように前記ペダル位置調整機構を制御する。【選択図】図3

Description

本明細書が開示する技術は、運転姿勢可変システムに関する。
特許文献1は、手動運転モードと自動運転モードを切り換えて走行することが可能な車両を開示する。特許文献1には、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、運転席のシートバックのリクライニング角度が大きくするように制御する技術が開示されている。このような制御が実行されるにより、自動運転モードにおいて運転者がリラックスした状態に置かれることができる。
国際公開第2015/011866号公報
自動運転モードにおいて、運転者がよりリラックスした状態に置かれる技術が必要とされている。
本明細書が開示する運転姿勢可変システムの一実施形態は、リクライニング角度調整機構と、ペダル位置調整機構と、制御部と、を備えることができる。前記リクライニング角度調整機構は、運転席のシートバックのリクライニング角度を調整するように構成されている。前記ペダル位置調整機構は、アクセルペダル、ブレーキペダル、及び、これらペダルの操作時に運転者の踵が載置される載置板の位置を調整するように構成されている。前記制御部は、前記リクライニング角度調整部と前記ペダル位置調整部を制御するように構成されている。前記制御部は、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、前記運転席の前記シートバックの前記リクライニング角度が大きくなるように前記リクライニング角度調整機構を制御するとともに、前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルと前記載置板の位置が車両上方へ移動するように前記ペダル位置調整機構を制御することができる。
上記実施形態の運転姿勢可変システムでは、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記運転席の前記シートバックの前記リクライニング角度が大きくなるのに加えて、運転者の踵が載置される前記載置板が車両上方に移動する。前記載置板が車両上方に移動することにより、運転者はよりリラックスした状態に置かれることができる。
運転姿勢可変システムの機能ブロック図を示す。 手動運転姿勢における車両の運転席の側面図を示す。 自動運転姿勢における車両の運転席の側面図を示す。 運転姿勢可変システムの制御部が実行する運転姿勢可変手順を示すフローチャートを示す。
以下、図1~3を参照し、手動運転モードと自動運転モードを切り換えて走行することが可能な車両100に搭載される運転姿勢可変システム1について説明する。図1に示されるように、運転姿勢可変システム1は、制御部10と、各種の調整機構21-26と、を備えている。図2が手動運転モードにおける手動運転姿勢を示しており、図3が自動運転モードにおける自動運転姿勢を示している。運転姿勢可変システム1は、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、図2の手動運転姿勢から図3の自動運転姿勢となるように、各種の調整機構21-26を駆動するように構成されている。
図2及び図3に示されるように、車両100は、シートバック31と、シートクッション32と、ペダル33と、ステアリングホイール34と、ルームミラー35と、サイドミラー36と、を備えている。
シートバック31は、運転者の上体を支持するためのものであり、シートクッション32の車両後方側の端部に取り付けられている。シートバック31は、シートクッション32の車両後方側の端部において車両左右方向に伸びる揺動軸を中心に揺動可能(即ち、リクライニング可能)となるように構成されている。シートバック31のリクライニング角度θ1は、車両上下方向に伸びる鉛直軸から車両後方へのシートバック31の傾斜角度として定義される。シートバック31は、モータ等を含むリクライニング角度調整機構21が作動することで、そのリクライニング角度θ1が調整されるように構成されている。
シートクッション32は、運転者の臀部を支持するためのものであり、シートクッション32を車両前後方向にスライドさせるシートレールを介してフロア40に取り付けられている。シートクッション32は、座面の車両前方側の部分が車両上下方向に移動又は収縮することによって座面角度θ2が調整可能となるように構成されている。シートクッション32の座面角度θ2は、車両前後方向に伸びる水平軸から車両上方へのシートクッション32の座面の傾斜角度として定義される。シートクッション32は、モータ等を含む座面角度調整機構22が作動することで、その座面角度θ2が調整されるように構成されている。
ペダル33は、アクセルペダル及びブレーキペダルを含んでおり、ペダル33の操作時に運転者の踵が載置される載置板42に取り付けられている。載置板42は、フロア40から分離された部材であり、モータ等を含むペダル位置調整機構23が作動することで、フロア40からの高さが調整される。載置板42に取り付けられているペダル33も、載置板42の移動に伴ってフロア40からの高さが調整されるように構成されている。なお、ペダル位置調整機構23が作動したときのアクセルペダル、ブレーキペダル及び載置板42の各々の移動量は、同一であってもよく、異なっていてもよい。例えば、アクセルペダル及びブレーキペダルの移動量に比して、載置板42の移動量が大きくてもよい。
ステアリングホイール34は、車輪を操舵するためのものであり、運転席の車両前方に配置されている。ステアリングホイール34は、ステアリングシャフト等を介して車輪を操舵可能に構成されている。ステアリングホイール34は、モータ等を含むステアリングホイール位置調整機構24が作動することで、少なくともその車両前後方向の位置が調整されるように構成されている。
ルームミラー35は、運転者が車両中央後方の景色を視認するためのものであり、運転席と助手席の間であって天井の車両前方の部分に取り付けられている。ルームミラー35は、車両左右方向に伸びる揺動軸を中心に揺動可能に構成されている。ルームミラー35のルームミラー角度θ3は、車両上下方向に伸びる鉛直軸から車両後方へのルームミラー35の傾斜角度として定義される。ルームミラー35は、モータ等を含むルームミラー角度調整機構25が作動することで、そのルームミラー角度θ3が調整されるように構成されている。
サイドミラー36は、運転者が車両左右後方の景色を視認するためのものであり、右サイドミラー及び左サイドミラーを含んでいる。右サイドミラーは運転席側のフロントドアの車両前方側の部分に取り付けられており、左サイドミラーは助手席側のフロントドアの車両前方側の部分に取り付けられている。サイドミラー36は、車両左右方向に伸びる揺動軸を中心に揺動可能に構成されている。サイドミラー36のサイドミラー角度θ4は、車両上下方向に伸びる鉛直軸から車両後方へのサイドミラー36の傾斜角度として定義される。サイドミラー36は、モータ等を含むサイドミラー角度調整機構26が作動することで、そのサイドミラー角度θ4が調整されるように構成されている。
図4に、運転姿勢可変システム1の制御部10が実行する運転姿勢可変手順を示すフローチャートを示す。この運転姿勢可変手順は、手動運転モードで車両が操作されているときに実行される処理である。なお、手動運転モードにおける手動運転姿勢(図2参照)は、運転者が乗車時に自ら調整した運転姿勢であってもよく、又は、運転者が自ら調整した運転姿勢から制御部10が補正した運転姿勢、例えば、運転者の体格パラメータに基づいて制御部10が補正した運転姿勢であってもよい。
ステップS1において、制御部10は、自動運転モードに移行したか否かを判定する。制御部10は、運転者が手動運転モードから自動運転モードへの切り換えを指示するスイッチ等を操作したことを検知したときに、自動運転モードに移行したと判定する。
ステップS2において、制御部10は、各種の調整機構21-26を駆動し、図2の手動運転姿勢から図3の自動運転姿勢へと切り換える。
ステップS2において、制御部10のリクライニング角度制御部11は、シートバック31のリクライニング角度θ1が大きくなるようにリクライニング角度調整機構21を制御する。自動運転姿勢におけるリクライニング角度θ1は、予め設定された固定値であってもよい。あるいは、自動運転姿勢におけるリクライニング角度θ1は、手動運転姿勢における各種データ、例えば、手動運転姿勢にけるリクライニング角度θ1及びシートスライド量等から演算される演算値(例えば、推定される運転者の体格パラメータ)に基づいて設定されてもよい。
このように、運転姿勢可変システム1では、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、シートバック31のリクライニング角度θ1が大きくなるように制御されるので、運転者はリラックスした状態の運転姿勢に置かれることができる。
ステップS2において、制御部10の座面角度制御部12は、シートクッション32の座面角度θ2が大きくなるように座面角度調整機構22を制御する。自動運転姿勢における座面角度θ2は、予め設定された固定値であってもよい。あるいは、自動運転姿勢における座面角度θ2は、手動運転姿勢における各種データ、例えば、手動運転姿勢にけるリクライニング角度θ1及びシートスライド量等から演算される演算値(例えば、推定される運転者の体格パラメータ)に基づいて設定されてもよい。
このように、運転姿勢可変システム1では、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、シートバック31のリクライニング角度θ1が大きくなるのに加えて、シートクッション32の座面角度θ2が大きくなる。リクライニング角度θ1と座面角度θ2が同時に大きくなることにより、運転者はよりリラックスした状態に置かれることができる。
ステップS2において、制御部10のペダル位置制御部13は、載置板42の位置が車両上方へ移動するようにペダル位置調整機構23を制御する。載置板42に取り付けられているペダル33の位置も、載置板42の上昇に伴って車両上方に移動する。自動運転姿勢におけるフロア40からの載置板42の高さは、予め設定された固定値であってもよい。あるいは、自動運転姿勢における載置板42の高さは、手動運転姿勢における各種データ、例えば、手動運転姿勢にけるリクライニング角度θ1及びシートスライド量等から演算される演算値(例えば、推定される運転者の体格パラメータ)に基づいて設定されてもよい。
このように、運転姿勢可変システム1では、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、シートバック31のリクライニング角度θ1が大きくなるのに加えて、運転者の踵が載置される載置板42が車両上方に移動する。載置板42が車両上方に移動することにより、運転者はよりリラックスした状態に置かれることができる。さらに、載置板42が車両上方への移動とシートクッション32の座面角度θ2の増大が同時に実行されることにより、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったとしても、運転者の膝からペダル33までの距離が一定に維持される。このため、自動運転モードにおいて急に運転者が手動で運転しなければならない状態に移行しても、運転者はペダル33を容易に操作することができる。
ステップS2において、制御部10のステアリングホイール位置制御部14は、ステアリングホイール34の位置を車両後方へ移動するようにステアリングホイール位置調整機構24を制御する。自動運転姿勢におけるステアリングホイール34の位置は、予め設定された固定位置であってもよい。あるいは、自動運転姿勢におけるステアリングホイール34の位置は、手動運転姿勢における各種データ、例えば、手動運転姿勢にけるリクライニング角度θ1及びシートスライド量等から演算される演算値(例えば、推定される運転者の体格パラメータ)に基づいて設定されてもよい。
このように、運転姿勢可変システム1では、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、ステアリングホイール34の位置が車両後方に移動するように制御される。ステアリングホイール34の位置移動とシートバック31のリクライニング角度θ1の増大が同時に実行されることにより、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったとしても、運転者の肩からステアリングホイール34までの距離が略一定に維持される。このため、自動運転モードにおいて急に運転者が手動で運転しなければならない状態に移行しても、運転者はステアリングホイール34を容易に操作することができる。
ステップS2において、制御部10のルームミラー角度制御部15は、ルームミラー角度θ3が大きくなるように、即ち、ルームミラー35が車両下向きとなるようにルームミラー角度調整機構25を制御する。自動運転姿勢におけるルームミラー角度θ3は、手動運転姿勢におけるルームミラー角度θ3から推定される運転者の後方視界が概ね維持されるように設定される。
このように、運転姿勢可変システム1では、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、ルームミラー角度θ3が大きくなるように制御される。ルームミラー35のルームミラー角度θ3の増大とシートバック31のリクライニング角度θ1の増大が同時に実行されることにより、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったとしても、運転者の後方視界が概ね維持される。このため、自動運転モードにおいて急に運転者が手動で運転しなければならない状態に移行しても、運転者は後方を良好に確認しながら車両100を運転することができる。
ステップS2において、制御部10のサイドミラー角度制御部16は、サイドミラー角度θ4が大きくなるように、即ち、サイドミラー36が車両下向きとなるようにサイドミラー角度調整機構26を制御する。自動運転姿勢におけるサイドミラー角度θ4は、手動運転姿勢におけるサイドミラー角度θ4から推定される運転者の後方視界が概ね維持されるように設定される。
このように、運転姿勢可変システム1では、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、サイドミラー角度θ4が大きくなるように制御される。サイドミラー36のサイドミラー角度θ4の増大とシートバック31のリクライニング角度θ1の増大が同時に実行されることにより、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったとしても、運転者の後方視界が概ね維持される。このため、自動運転モードにおいて急に運転者が手動で運転しなければならない状態に移行しても、運転者は後方を良好に確認しながら車両100を運転することができる。
上記したように、運転姿勢可変システム1は、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、運転者がよりリラックスした状態に置かれるようにするだけでなく、自動運転モードにおいて急に運転者が手動で運転しなければならない状態に移行しても、運転者がより安全に運転するようにすることができる。
以下、本明細書で開示される技術の特徴を整理する。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
(1)本明細書が開示する運転姿勢可変システムの一実施形態は、リクライニング角度調整機構と、ペダル位置調整機構と、制御部と、を備えることができる。前記リクライニング角度調整機構は、運転席のシートバックのリクライニング角度を調整するように構成されている。前記ペダル位置調整機構は、アクセルペダル、ブレーキペダル、及び、これらペダルの操作時に運転者の踵が載置される載置板の位置を調整するように構成されている。前記制御部は、前記リクライニング角度調整部と前記ペダル位置調整部を制御するように構成されている。前記制御部は、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、前記運転席の前記シートバックの前記リクライニング角度が大きくなるように前記リクライニング角度調整機構を制御するとともに、前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルと前記踵載置板の位置が車両上方へ移動するように前記ペダル位置調整機構を制御することができる。上記実施形態の運転姿勢可変システムでは、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記運転席の前記シートバックの前記リクライニング角度が大きくなるのに加えて、運転者の踵が載置される前記載置板が車両上方に移動する。前記載置板が車両上方に移動することにより、運転者はよりリラックスした状態に置かれることができる。
(2)上記実施形態の運転姿勢可変システムはさらに、前記運転席のシートクッションの座面角度を調整するように構成されている座面角度調整機構を備えていてもよい。この場合、前記制御部は、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記運転席の前記シートクッションの前記座面角度が大きくなるように前記座面角度調整機構を制御してもよい。この運転姿勢可変システムでは、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記運転席のシートクッションの座面角度が大きくなるように制御される。前記運転席のシートクッションの座面角度が大きくなることにより、運転者はよりリラックスした状態に置かれることができる。さらに、前記運転席のシートクッションの座面角度が大きくなることにより、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったとしても、運転者の膝から前記アクセルペダル及び前記ブレーキペダルまでの距離が一定に維持される。このため、前記自動運転モードにおいて急に運転者が手動で運転しなければならない状態に移行しても、運転者は前記アクセルペダル及び前記ブレーキペダルを容易に操作することができる。
(3)上記実施形態の運転姿勢可変システムはさらに、ステアリングホイールの位置を調整するように構成されているステアリングホイール位置調整機構を備えていてもよい。この場合、前記制御部は、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記ステアリングホイールの位置を車両後方に移動するように前記ステアリングホイール位置調整機構を制御してもよい。この運転姿勢可変システムでは、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記ステアリングホイールの位置が車両後方へ移動するように制御される。前記ステアリングホイールの位置が車両後方に移動することにより、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったとしても、運転者の肩から前記ステアリングホイールまでの距離が略一定に維持される。このため、前記自動運転モードにおいて急に運転者が手動で運転しなければならない状態に移行しても、運転者は前記ステアリングホイールを容易に操作することができる。
(4)上記実施形態の運転姿勢可変システムはさらに、ルームミラーの角度を調整するように構成されているルームミラー角度調整機構を備えていてもよい。この場合、前記制御部は、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記ルームミラーが下向きとなるように前記ルームミラー角度調整機構を制御してもよい。この運転姿勢可変システムでは、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記ルームミラーが下向きとなるように制御される。前記ルームミラーが下向きとなることにより、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったとしても、運転者の後方視界が概ね維持される。このため、前記自動運転モードにおいて急に運転者が手動で運転しなければならない状態に移行しても、運転者は後方を良好に確認しながら車両を運転することができる。
(5)上記実施形態の運転姿勢可変システムはさらに、サイドミラーの角度を調整するように構成されているサイドミラー角度調整機構を備えていてもよい。この場合、前記制御部は、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記サイドミラーが下向きとなるように前記サイドミラー角度調整機構を制御してもよい。この運転姿勢可変システムでは、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記サイドミラーが下向きとなるように制御される。前記サイドミラーが下向きとなることにより、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったとしても、運転者の後方視界が概ね維持される。このため、前記自動運転モードにおいて急に運転者が手動で運転しなければならない状態に移行しても、運転者は後方を良好に確認しながら車両を運転することができる。
以上、いくつかの具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、異常に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは組み合わせによって技術的有用性を発揮するものである。
1:運転姿勢可変システム
10:制御部
11:リクライニング角度制御部
12:座面角度制御部
13:ペダル位置制御部
14:ステアリングホイール位置制御部
15:ルームミラー角度制御部
16:サイドミラー角度制御部
21:リクライニング角度調整機構
22:座面角度調整機構
23:ペダル位置調整機構
24:ステアリングホイール位置調整機構
25:ルームミラー角度調整機構
26:サイドミラー角度調整機構
31:シートバック
32:シートクッション
33:ペダル
34:ステアリングホイール
35:ルームミラー
36:サイドミラー
40:フロア
42:載置板
100:車両

Claims (3)

  1. 運転姿勢可変システムであって、
    運転席のシートバックのリクライニング角度を調整するように構成されているリクライニング角度調整機構と、
    アクセルペダル、ブレーキペダル、及び、これらペダルの操作時に運転者の踵が載置される載置板の位置を調整するように構成されているペダル位置調整機構と、
    前記リクライニング角度調整機構と前記ペダル位置調整機構を制御するように構成されている制御部と、を備えており、
    前記制御部は、手動運転モードから自動運転モードに切り換わったときに、前記運転席の前記シートバックの前記リクライニング角度が大きくなるように前記リクライニング角度調整機構を制御するとともに、前記アクセルペダルと前記ブレーキペダルと前記載置板の位置が車両上方へ移動するように前記ペダル位置調整機構を制御する、運転姿勢可変システム。
  2. 前記運転席のシートクッションの座面角度を調整するように構成されている座面角度調整機構、をさらに備えており、
    前記制御部は、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記運転席の前記シートクッションの前記座面角度が大きくなるように前記座面角度調整機構を制御する、請求項1に記載の運転姿勢可変システム。
  3. ステアリングホイールの位置を調整するように構成されているステアリングホイール位置調整機構、をさらに備えており、
    前記制御部は、前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り換わったときに、前記ステアリングホイールの位置を車両後方へ移動するように前記ステアリングホイール位置調整機構を制御する、請求項1又は2に記載の運転姿勢可変システム。
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