JP2022106037A - 制御装置、記憶装置、半導体装置、および制御方法 - Google Patents

制御装置、記憶装置、半導体装置、および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】書き込んだ情報の信頼度および情報の書き込み速度を向上させることができる制御装置、記憶装置、半導体装置、および制御方法を提供する。【解決手段】実施形態に係る制御装置は、初期書き込み命令部と、データ書き込み命令部とを有する。初期書き込み命令部は、抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子を備えた記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を記憶装置へ出力する。データ書き込み命令部は、書き込みリクエストを受け付けた場合に、記憶素子を書き込みリクエストに応じた第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を記憶装置へ出力する。【選択図】図3

Description

本開示は、制御装置、記憶装置、半導体装置、および制御方法に関する。
電流を流すことで抵抗状態を変化させ、抵抗状態の違いによって情報を記録する抵抗変化型の記憶素子(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)がある。MTJは、各記憶素子の抵抗値のばらつきや保持状態の温度ドリフトなどの要因で、一度のパルス印加のみではエラー率が高い場合がある。
このため、例えば、特許文献1に記載の磁気メモリの記録方法では、まず、高電圧もしくは十分に長い主パルスによって、全ての記憶素子に情報の書き込みを行う。続いて、副パルスによって全ての記憶素子に主パルスを印加したときと同じ情報を書き込み、主パルスによる書き込みにおいて発生したエラーを上書きすることによって、エラー率を低減している。
特許第5234106号明細書
しかしながら、上記の従来技術では、情報を書き込むために、同じ記憶素子に対して複数回パルスを印加する必要があるため、書き込んだ情報の信頼度と情報の書き込み速度とがトレードオフの関係になり、これらを両立させることができない。
そこで、本開示では、書き込んだ情報の信頼度および情報の書き込み速度を向上させることができる制御装置、記憶装置、半導体装置、および制御方法を提案する。
本開示によれば、制御装置が提供される。制御装置は、初期書き込み命令部と、データ書き込み命令部とを有する。初期書き込み命令部は、抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子を備えた記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、前記記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力する。データ書き込み命令部は、前記書き込みリクエストを受け付けた場合に、前記記憶素子を前記書き込みリクエストに応じた前記第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力する。
本開示の対比例に係る制御方法の説明図である。 本開示に係る制御方法の説明図である。 本開示に係る半導体装置の動作を示す第1シーケンス図である。 本開示に係る半導体装置の第1構成例を示すブロック図である。 本開示に係る半導体装置の第2構成例を示すブロック図である。 本開示に係る半導体装置の動作を示す第2シーケンス図である。 本開示に係る半導体装置の第3構成例を示すブロック図である。 本開示に係る半導体装置の動作を示す第3シーケンス図である。 本開示に係る半導体装置の第4構成例を示すブロック図である。 本開示に係る半導体装置の動作を示す第4シーケンス図である。 本開示に係る半導体装置の動作を示す第5シーケンス図である。 本開示に係る半導体制御装置および抵抗変化型半導体記憶装置の第1配置例を示すブロック図である。 本開示に係る半導体制御装置および抵抗変化型半導体記憶装置の第2配置例を示すブロック図である。 本開示に係る半導体制御装置および抵抗変化型半導体記憶装置の第3配置例を示すブロック図である。 本開示に係る記憶システムの第1構成例を示すブロック図である。 本開示に係る記憶システムの第2構成例を示すブロック図である。 本開示に係る電子デバイスの構成例を示すブロック図である。
以下に、本開示の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。以下では、まず、本開示の対比例に係る記憶装置の制御方法を説明した後に、本開示に係る制御装置、記憶装置、半導体装置、および制御方法について説明する。
[1.対比例に係る制御方法]
図1は、本開示の対比例に係る制御方法の説明図である。図1に示すように、対比例に係る制御方法では、メモリセルに含まれる全ての記憶素子は、記憶された情報が不定状態となっている。
その後、対比例に係る制御方法では、情報の書き込みリクエストが来てから0/1(0または1)の記憶装置に情報を書き込む。ここでは、例えば、記憶素子は、正方向の電流が流されて第1の抵抗状態になることによって、1という情報が書き込まれた状態(1状態)になるものとする。
また、記憶素子は、負方向の電流が流されて第2の抵抗状態になることによって、0という情報が書き込まれた状態(0状態)になるものとする。また、ここでは、記憶素子が1の抵抗状態(1状態)になりにくく、第2の抵抗状態(0状態)になりやすい場合を例に挙げて説明する。なお、第1の抵抗状態は、第2の抵抗状態よりも電気抵抗値が大きい抵抗状態であるものとする。
対比例に係る制御方法では、書き込んだ情報の信頼度を上げるために、まず主パルスによる情報の書き込みを行う。このとき、記憶素子は、0状態にはなりやすいが、1状態にはなりにくい。このため、1状態にするべき一部の記憶素子が書き込みエラーになることがある。そこで、対比例に係る制御方法では、主パルスによる情報の書き込みの後に、副パルスによって主パルスのときと同じ情報を再度記憶装置に書き込む。これにより、対比例に係る制御方法では、書き込んだ情報の信頼度が向上する。
しかしながら、対比例に係る制御方法では、情報の書き込みリクエストを受け付けてから情報の書き込みが完了するまでに、2回のパルスを印加する必要があるため、情報の書き込み速度が遅くなる。そこで、本開示に係る制御方法は、複数パルス印加による情報書き込み時間の増加を抑制しつつ、書き込んだ情報の信頼性を向上させる制御を行う。
[2.本開示に係る制御方法]
図2は、本開示に係る制御方法の説明図である。図2に示すように、本開示に係る制御方法では、情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、事前に全ての記憶素子を情報が書き込みにくい、つまりエラーが発生しやすい1状態に初期化(フォーマット)しておく(全面1書き)。
このとき、本開示に係る制御方法では、全ての記憶素子が確実に1状態になるように、比較的高電圧でパルス幅の長いパルスを記憶素子に印加する。なお、ここでは、全ての記憶素子を1状態にしたが、これは一例である。本開示に係る制御方法では、書き込まれる情報量や設定によって、一部の記憶素子しか情報の記憶に使用されない場合、記憶に使用される一部の記憶素子だけを全て事前に1状態にすることもできる。
その後、本開示に係る制御方法では、情報の書き込みリクエストが受けられた場合に、各記憶素子にパルスを印加して、書き込みリクエストに応じた0状態または1状態にする。本開示に係る制御方法によれば、書き込みリクエストを受け付けた後にパルスを印加する回数が1回で済むため、情報の書き込み時間の増加を抑制することができる。また、本開示に係る制御方法によれば、エラーが発生しやすい1状態にする記憶素子については、書き込みリクエストが受け付けられる前に、既に1状態にされているため、書き込んだ情報の信頼性を向上させることができる。
[3.第1シーケンス]
次に、図3を参照して、本開示に係る半導体装置において実行される処理の一例について説明する。図3は、本開示に係る半導体装置の動作を示す第1シーケンス図である。ここからは、本開示に係る半導体装置が撮像装置に搭載された場合の動作を例に挙げて説明するが、本開示に係る半導体装置は、情報を記憶する任意の電子機器に採用可能である。
図3に示すように、半導体装置は、制御装置と記憶装置とを含む。制御装置は、例えば、撮像装置によって撮像される画像の情報を記憶装置に記憶させるように記憶装置を制御する。記憶装置は、抵抗状態の違いによって情報を記録する複数の抵抗変化型の記憶素子(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)を備える。記憶素子には、各記憶素子を指定可能なアドレスが予め割り当てられる。
図3に示すように、ユーザによって撮像装置の電源が投入されると(ステップS101)、記憶素子を1状態にする書き込み命令を記憶装置へ出力する(ステップS201)。このとき、制御装置は、情報を書き込むアドレスとして全面(全ての記憶素子のアドレス)と、アドレスに対応する記憶素子を1状態にさせる、つまり、1を書き込ませるコマンドを含む書き込み命令を記憶装置へ出力する。これにより、記憶装置は、全ての記憶素子を1状態にする。つまり、記憶装置は、全ての記憶素子に1を書き込む(ステップS301)。
続いて、制御装置は、一定時間が経過したか否かを判定し(ステップS202)、一定時間が経過ないと判定した場合(ステップS202,No)、一定時間が経過するまでステップS202の判定を繰り返す。そして、制御装置は、一定時間が経過したと判定した場合(ステップS202,Yes)、撮影待機の状態になる(ステップS203)。
その後、ユーザによって撮像装置に対してシャッター操作を行うと、制御装置は、撮影を行う(ステップS204)。このとき、制御装置に入力されるシャッター操作が行われたことを示す信号は、情報の書き込みリクエストに相当する。
このため、制御装置は、撮影後、記憶素子を書き込みリクエストに応じた1状態または2状態にする書き込み命令を記憶装置へ出力する(ステップS205)。このとき、制御装置は、情報を書き込むアドレスとして所定(書き込みリクエストに応じたアドレス)と、アドレスに対応する記憶素子を1状態または0状態にさせる、つまり、1または0を書き込ませるコマンドを含む書き込み命令を記憶装置へ出力する。これにより、記憶装置は、各記憶素子に対して書き込みリクエストに応じた1または0の情報の書き込みを行う(ステップS302)。
その後、制御装置は、一定時間が経過したか否かを判定し(ステップS206)、一定時間が経過ないと判定した場合(ステップS206,No)、一定時間が経過するまでステップS206の判定を繰り返す。
そして、制御装置は、一定時間が経過したと判定した場合(ステップS206,Yes)、情報の読み出し命令を記憶装置へ出力する(ステップS207)。これにより、記憶装置は、各記憶素子から情報を読み出す(ステップS303)。制御装置は、記憶装置から読み出された情報である画像を出力し(ステップS208)、例えば、撮像装置のディスプレイに撮影結果を表示させる。
[4.半導体装置の第1構成例]
次に、図4を参照して、図3に示す動作を行う半導体装置100の第1構成例について説明する。図4は、本開示に係る半導体装置の第1構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、半導体装置100は、制御装置10と、記憶装置20とを有する。制御装置10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。制御装置10は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する初期書き込み命令部30と、データ書き込み命令部40とを備える。
なお、制御装置が備える初期書き込み命令部30およびデータ書き込み命令部40は、一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
制御装置が備える初期書き込み命令部30およびデータ書き込み命令部40は、それぞれ以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御装置の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
初期書き込み命令部30は、書き込み命令生成部31と、初期アドレス生成部32と、初期データ生成部33とを備える。書き込み命令生成部31は、情報の書き込みリクエストを受け付ける前、例えば、電源が投入された場合に、記憶素子のフォーマットを開始させるコマンドを含む書き込み命令を記憶装置20へ出力する。
初期アドレス生成部32は、情報の書き込みリクエストを受け付ける前、例えば、電源が投入された場合に、フォーマットする記憶素子のアドレスを含む書き込み命令を記憶装置20へ出力する。初期アドレス生成部32は、例えば、全ての記憶素子のアドレスを含む書き込み命令を記憶装置20へ出力する。
初期データ生成部33は、情報の書き込みリクエストを受け付ける前、例えば、電源が投入された場合に、フォーマットする記憶素子に書き込む情報を含む書き込み命令を記憶装置20へ出力する。例えば、全ての記憶素子が0状態にし易く、1状態にし難い記憶素子の場合、初期データ生成部33は、1という情報を含む書き込み命令を記憶装置20へ出力する。
記憶装置20は、書き込み回路21と、選択回路22と、メモリセルアレイ(記録部)23とを備える。書き込み回路21は、メモリセルアレイ23に情報を書き込むためのパルスを印加する回路である。選択回路22は、メモリセルアレイ23が備える複数の記憶素子から情報を書き込む記憶素子を選択する回路である。メモリセルアレイ23は、複数の記憶を備え、情報が書き込まれる記録部である。
選択回路22は、初期書き込み命令部30から入力される書き込み命令に含まれるアドレスの記憶素子を選択する。書き込み回路21は、選択回路22によって選択された記憶素子に、初期書き込み命令部30から入力される書き込み命令に含まれる情報を書き込む。これにより、記憶装置20には、全ての記憶素子に1が書き込まれる。つまり、全ての記憶素子が1状態になる。
データ書き込み命令部40は、書き込み命令生成部41と、アドレス生成部42と、データ生成部43とを備える。書き込み命令生成部41は、情報の書き込みリクエストを受け付けた場合に、記憶素子に書き込みリクエストに応じた情報の書き込みを開始させるコマンドを含む書き込み命令を記憶装置20へ出力する。
アドレス生成部42は、情報の書き込みリクエストを受け付けた場合に、書き込みリクエストに応じた情報を書き込む記憶素子のアドレスを含む書き込み命令を記憶装置20へ出力する。
データ生成部43は、情報の書き込みリクエストを受け付けた場合に、記憶素子に書き込む書き込みリクエストに応じた1または0の情報を書き込む書き込み命令を記憶装置20へ出力する。このとき、1を書き込むべき記憶素子には、既に1が書き込まれている。このため、データ生成部43は、1を書き込むべき記憶素子にパルスを印加しないことを指示するデータマスク情報を含む書き込み命令を記憶装置20へ出力してもよい。
選択回路22は、データ書き込み命令部40から入力される書き込み命令に含まれるアドレスの記憶素子を選択する。書き込み回路21は、選択回路22によって選択された記憶素子に、データ書き込み命令部40から入力される書き込み命令に含まれる情報を書き込む。これにより、記憶装置20には、書き込みリクエストに応じた1または0の情報が書き込まれる。
このように、半導体装置100では、記憶装置20には、制御装置10によって書き込みリクエストを受け付ける前に、事前に1の情報が書き込まれている。このため、記憶装置20は、書き込みリクエストが受け付けられた場合、書き込みやすい0の情報だけを書き込めればよいため、短時間で実データ書きを完了することができる。
[5.半導体装置の第2構成例]
次に、図5を参照して、図3に示す動作を行う半導体装置101の第2構成例について説明する。図5は、本開示に係る半導体装置の第2構成例を示すブロック図である。
図5に示すように、半導体装置101は、制御装置10aと、記憶装置20aとを備える。制御装置10aは、初期書き込み命令部30aと、データ書き込み命令部40aとを備える。初期書き込み命令部30aは、書き込み命令生成部31aがパリティ制御信号を含む書き込み命令を記憶装置20aへ出力する以外は、第1構成例の初期書き込み命令部30と同様の構成である。
初期書き込み命令部30aの書き込み命令生成部31aは、記憶装置20aに書き込まれる情報に挿入されるパリティを記憶する記憶素子を1状態にするパリティ制御信号を含む書き込み命令を記憶装置20aへ出力する。書き込み命令生成部31aは、情報の書き込みリクエストを受け付ける前、例えば、電源が投入された場合に、パリティ制御信号を含む書き込み命令を記憶装置20aへ出力する。
データ書き込み命令部40aは、パリティ生成部44を備える以外は、第1構成例のデータ書き込み命令部40と同様の構成である。パリティ生成部44は、記憶装置20aに書き込まれる情報に挿入されるパリティの情報を生成して記憶装置20aへ出力する。
記憶装置20aは、パリティ生成部44aと、マルチプレクサ51を備える以外は、第1構成例の記憶装置20と同様の構成である。記憶装置20aのパリティ生成部44aには、データ書き込み命令部40aのパリティ生成部44からパリティの情報が入力される。パリティ生成部44aは、入力されるパリティの情報をマルチプレクサ51へ出力する。また、マルチプレクサ51には、さらに1の情報が入力される。
マルチプレクサ51は、パリティ制御信号に応じてパリティの情報または1の情報のいずれか一方を書き込み回路21へ出力する。マルチプレクサ51は、パリティ制御信号が入力される場合、パリティ生成部44aから入力される情報が0であれば、もう一つの入力である1の情報を書き込み回路21へ出力する。
また、マルチプレクサ51は、パリティ制御信号が入力される場合、パリティ生成部44aから入力される情報が1であれば、パリティ生成部44aから入力される1の情報を書き込み回路21へ出力する。なお、マルチプレクサ51は、書き込みリクエストが受け付けられるまでは、常に1の情報を出力してもよい。書き込み回路21は、書き込みリクエストが受け付けられる前に、パリティが書き込まれる記憶素子に1を書込む。
また、マルチプレクサ51は、書き込みリクエストが受け付けられた場合には、パリティに応じた0または1の情報を書き込み回路21へ出力する。書き込み回路21は、パリティに応じた0または1の情報を記憶素子に書込む。
このように、半導体装置101では、パリティを書き込む記憶素子についても、事前に1状態にしておき、その後、書き込みリクエストが受け付けられた場合に、0のパリティを書き込むべき記憶素子を0状態にする。これにより、半導体装置101では、パリティを記憶する記憶素子についても、書き込んだパリティの信頼度およびパリティの書き込み速度を向上させることができる。
[6.第2シーケンス]
図6は、本開示に係る半導体装置の動作を示す第2シーケンス図である。図6に示すように、第2シーケンスは、ステップS201の処理に代えてステップS211の処理を行う以外は、第1シーケンスと同様である。制御装置は、ユーザによって撮像装置の電源が投入されると(ステップS101)、前面1書き命令を記憶装置へ出力する(ステップS211)。
このとき、制御装置は、記憶素子を指定するアドレスおよび記憶素子に記憶させる情報を記憶装置へ出力せず、フォーマット命令(前面1書き命令)を記憶装置へ出力する。記憶装置は、フォーマット命令が入力されると、全ての記憶素子に1を書き込む(ステップS301)。その後、制御装置および記憶装置は、第1シーケンスと同様の処理を行う。
このように、第2シーケンスでは、記憶装置は、既存の制御装置にフォーマット命令を出力させる機能が追加されるだけで、情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、予め全ての記憶素子を1状態にしておくことができる。
[7.半導体装置の第3構成例]
次に、図7を参照して、図6に示す動作を行う半導体装置103の第3構成例について説明する。図7は、本開示に係る半導体装置の第3構成例を示すブロック図である。
図7に示すように、半導体装置103は、制御装置10bと、記憶装置20bとを備える。制御装置10bは、初期書き込み命令部30bと、データ書き込み命令部40とを備える。初期書き込み命令部30bは、書き込み命令生成部31を備えるが、初期データ生成部33と、初期アドレス生成部32とを備えない。
その代り、記憶装置20bが初期データ生成部33と、初期アドレス生成部32とを備える。書き込み命令生成部31は、情報の書き込みリクエストを受け付ける前、例えば、電源が投入された場合に、フォーマット命令を記憶装置20bへ出力する。制御装置10bのデータ書き込み命令部40は、第1構成のデータ書き込み命令部40と同様の構成である。
記憶装置20bは、前述したように、初期データ生成部33と、初期アドレス生成部32とを備える。さらに、記憶装置20bは、マルチプレクサ52,53を備える。書き込み回路21、選択回路22、およびメモリセルアレイ23は、第1構成のものと同様の構成である。
マルチプレクサ52,53には、初期書き込み命令部30bの書き込み命令生成部31から、制御信号としてフォーマット命令が入力される。また、フォーマット命令は、書き込み回路21にも入力される。
また、マルチプレクサ52には、初期データ生成部33と、データ生成部43とから、記憶素子に書込む情報が入力される。初期データ生成部33は、1の情報を出力する。データ生成部43は、書き込みリクエストに応じた1または0の情報を出力する。
マルチプレクサ52は、フォーマット命令が入力されている場合には、初期データ生成部33から入力される情報を書き込み回路21へ出力する。マルチプレクサ52は、フォーマット命令が入力されていない場合には、データ生成部43から入力される情報を書き込み回路21へ出力する。
また、マルチプレクサ53には、初期アドレス生成部32と、アドレス生成部42とから情報を書き込む記憶素子のアドレスが入力される。初期アドレス生成部32は、全ての記憶素子のアドレスを出力する。アドレス生成部42は、書き込みリクエストに応じたアドレスを出力する。
マルチプレクサ53は、フォーマット命令が入力されている場合には、初期アドレス生成部32から入力されるアドレスを選択回路22へ出力する。マルチプレクサ53は、フォーマット命令が入力されていない場合には、アドレス生成部42から入力されるアドレスを選択回路22へ出力する。
これにより、書き込み回路21は、フォーマット命令が入力されている場合に、全ての記憶素子を1状態にしてフォーマットを行うことができる。そして、書き込み回路21は、フォーマット命令が入力されていない場合、つまり、書き込みリクエストが受け付けられた場合、書き込みリクエストに応じた情報を書き込むことができる。
[8.第3シーケンス]
図8は、本開示に係る半導体装置の動作を示す第3シーケンス図である。図8に示すように、第2シーケンスは、ステップS201の処理に代えてステップS221の処理、ステップS304の処理が追加される以外は、第1シーケンスと同様である。制御装置は、ユーザによって撮像装置の電源が投入されると(ステップS101)、起動を検出し(ステップS221,Yes)、処理をステップS301およびステップS202へ移す。制御装置は、起動を検出しない場合(ステップS221,No)、起動を検出するまでステップS221の判定を繰り返す。
制御装置は、第1シーケンスと同様の処理を行う。また、記憶装置は、第1シーケンスと同様のステップS301,S302,S303の処理を行い、その後、書き込み(全面:1)を行う(ステップS304)。
このように、記憶装置の書き込み回路は、制御装置の起動を検知した場合に、全ての記憶素子をフォーマットして1状態にする。これにより、記憶装置は、既存の制御装置が情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、予め記憶素子を第1の状態にしておくことができる。
また、制御装置は、全ての記憶素子から情報が読み出された場合に、全ての記憶素子をフォーマットして1状態にする。これにより、記憶装置は、情報が読み出されてから次の情報が書き込まれるまでの間に、記憶素子を毎回、1状態にしておくことができる。
[9.半導体装置の第4構成例]
次に、図9を参照して、図6に示す動作を行う半導体装置104の第4構成例について説明する。図9は、本開示に係る半導体装置の第4構成例を示すブロック図である。
図9に示すように、半導体装置104は、制御装置10cと、記憶装置20cとを備える。制御装置10cは、データ書き込み命令部40を備えるが、初期書き込み命令部30を備えない。さらに、制御装置10cは、読み出し命令生成部45を備える。
記憶装置20cは、第3構成例の記憶装置20bが備える構成に加えて、初期書き込み命令生成部31cと、マルチプレクサ54とを備える。マルチプレクサ54には、初期書き込み命令生成部31cと、書き込み命令生成部41とからコマンドが入力される。
初期書き込み命令生成部31cは、制御装置10cの電源が投入された場合に、記憶素子のフォーマットを開始させるコマンドを含む書き込み命令をマルチプレクサ54へ出力する。書き込み命令生成部41は、情報の書き込みリクエストを受け付けた場合に、記憶素子に書き込みリクエストに応じた情報の書き込みを開始させるコマンドを含む書き込み命令をマルチプレクサ54へ出力する。
また、読み出し命令生成部45は、記憶素子から情報を読み出す場合に、読み出し命令を初期書き込み命令生成部31cへ出力する。初期書き込み命令生成部31cは、読み出し命令が入力される場合には、記憶素子から情報が読み出された後に、記憶素子のフォーマットを開始させるコマンドを含む書き込み命令をマルチプレクサ54へ出力する。また、読み出し命令生成部45は、制御信号として、読み出し命令をマルチプレクサ54へ出力する。
マルチプレクサ54は、制御装置10cの電源投入が検知された場合と、制御信号として読み出し命令が入力される場合とに、初期書き込み命令生成部31cから入力されるコマンドをマルチプレクサ52,53へ出力する。マルチプレクサ54は、書き込み命令生成部41からコマンドが入力される場合に、書き込み命令生成部41からコマンドをマルチプレクサ52,53へ出力する。
これにより、書き込み回路21は、制御装置10cの電源投入が検知された場合と、記憶装置20cから情報が読み出された場合とに、全ての記憶素子をフォーマットして1状態にする。つまり、書き込み回路21は、全ての記憶素子に1の情報を書き込む。
また、書き込み回路21は、書き込み要求が受け付けられた場合に、記憶素子を書き込み要求に応じた1状態または2状態にする。つまり、書き込み回路21は、書き込み要求に応じて記憶素子に1または0の情報を書き込む。
なお、記憶装置20cは、内部タイマーを備えてもよい。この場合、書き込み回路21は、内部タイマーによって所定時間が計測された場合に、記憶素子を1状態にする。これにより、記憶装置20cは、制御装置10cの動作に左右されることなく、独自に記憶素子を1状態にしておくことができる。
[10.第4シーケンス]
図10は、本開示に係る半導体装置の動作を示す第4シーケンス図である。図10に示すように、第4シーケンスは、ステップS205の処理に代えてステップS215の処理を行う以外、第1シーケンスと同様である。
制御装置は、ステップS215において、書き込みリクエストに応じた情報を記憶素子に書込む書き込み命令を記憶装置へ出力する。このとき、記憶装置は、ステップS301において、既に全ての記憶素子に1の情報が書き込まれている。
このため、制御装置は、ステップS215では、書き込みリクエストに応じた情報のうち、0の情報を書き込むべき記憶素子に関してのみ書き込み命令を出力し、1の情報を書き込むべき記憶素子に関しては書き込み命令を出力しない。これにより、記憶装置は、ステップS302の処理において、0の情報を書き込まなくて済むため、消費電力を低減することができる。
[11.第5シーケンス]
図11は、本開示に係る半導体装置の動作を示す第5シーケンス図である。図11に示すように、第5シーケンスは、ステップS201の処理に代えてステップS231の処理を行い、ステップS301の処理に代えてステップS331の処理を行う以外、第1シーケンスと同様である。
記憶装置は、ステップS231において、全ての記憶素子に0の情報を書き込む書き込み命令を記憶装置へ出力する。これにより、記憶装置は、ステップS331において、全ての記憶素子に0の情報を書き込む。
これにより、例えば、全ての記憶素子が1状態になりやすく、全ての記憶素子が0状態になりにくい場合に、記憶素子は、情報の書き込みリクエストが受けつけられる前に、全ての記憶素子を0状態にフォーマットしておくことができる。これにより、書き込んだ情報の信頼度および情報の書き込み速度を向上させることができる。
[12.配置例]
次に、図12~図14を参照して、本開示に係る半導体制御装置および抵抗変化型半導体記憶装置の第1~3配置例について説明する。図12~図14は、本開示に係る半導体制御装置および抵抗変化型半導体記憶装置の第1~第3配置例を示すブロック図である。
ここでは、撮像装置300によって撮像される画像のデータ記憶する抵抗変化型半導体記憶装置200と、半導体制御装置110と、撮像装置300との配置について説明する。半導体制御装置110には、上記した制御装置10,10a,10b,10cのいずれか一つが含まれる。抵抗変化型半導体記憶装置200には、上記した制御装置10,10a,10b,10cに対応する記憶装置20,20a,20b,20cのいずれか一つが含まれる。
図12に示す第1配置例のように、半導体制御装置110、抵抗変化型半導体記憶装置200、および撮像装置300は、それぞれ個別に配置されてもよい。また、図13に示す第2配置例のように、半導体制御装置110および抵抗変化型半導体記憶装置200は、1つの半導体装置105として構成され、撮像装置300とは別に配置されてもよい。また、図14に示す第3配置例のように、半導体制御装置110、抵抗変化型半導体記憶装置200、および撮像装置300は、1つの半導体装置106として構成されてもよい。
[13.記憶システム]
次に、図15および図16を参照して、本開示に係る記憶システムの構成例について説明する。図15および図16は、本開示に係る記憶システムの第1~第2構成例を示すブロック図である。
図15および図16に示す信号処理回路111には、上記した制御装置10,10a,10b,10cのいずれか一つが含まれる。図15および図16に示す抵抗変化型半導体記憶装置200には、上記した制御装置10,10a,10b,10cに対応する記憶装置20,20a,20b,20cのいずれか一つが含まれる。
図15に示す第1構成例のように、本開示に係る記憶システム400は、半導体装置107に設けられる信号処理回路111と、半導体装置107とは別に設けられる複数の抵抗変化型半導体記憶装置200とによって構成されてもよい。また、図16に示す第2構成例のように、本開示に係る記憶システム401は、信号処理回路111と複数の抵抗変化型半導体記憶装置200とを備える一つの半導体装置108によって構成されてもよい。
[14.電子デバイス]
次に、図17を参照して、本開示に係る制御装置10,10a,10b,10cが搭載される電子デバイスについて説明する。図17は、本開示に係る電子デバイスの構成例を示すブロック図である。
図17に示すように、電子デバイス500は、例えば、スマートフォン等の多機能通信装置であり、システムインパッケージ510、記憶装置601、アンテナ602、スピーカ603、マイク604、表示装置605、入力装置606、センサ607、記憶装置608、および電源609を備える。
システムインパッケージ510は、プロセッサ511、記憶装置512、無線通信インターフェース513、記憶装置514、オーディオ回路515、および記憶装置516を備える。かかる電子デバイスの場合、上記した制御装置10,10a,10b,10cは、例えば、プロセッサ511、無線通信インターフェース513、オーディオ回路515、センサ607等、記憶装置512,514,516,601,608が接続される機器に搭載される。この場合、記憶装置512,514,516,601,608として、制御装置10,10a,10b,10cに対応する記憶装置20,20a,20b,20cが搭載される。
なお、メモリセルアレイ23は、1状態にする書き込み命令によって1状態になる第1の記憶素子と、1状態にする書き込み命令によって2状態になる第2の記憶素子とを備える場合がある。この場合、記憶装置20は、初期書き込み命令部から書き込み命令が入力された場合に、第2の記憶素子を1状態にする論物変換器を備える。これにより、記憶装置20は、書き込みリクエストに応じた情報を反転させて記憶する記憶素子を有する場合であっても、制御装置10によって情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、記憶素子を1状態にしておくことができる。
上述したように、本開示では、抵抗変化型メモリを、事前に書き込みにくい方向のデータで初期化しておき、書き込み命令を受けて実データ書きを行うように制御することによって、書き込み命令を受けた実データ書きを高速に行うことができ、従来の制御方法では両立が難しかった書き込みの高速化と、書き込みデータの高い信頼度を両立させることができる。
また、事前にフォーマット実行する際には高速に書き込む必要がないために書き込み電流を抑えることができることと、実データ書き時は書き込みが容易であるために短パルスであっても大電流を必要としないことから、書き込み時のピーク電流を削減することができる。
[15.効果]
実施形態に係る制御装置は、初期書き込み命令部と、データ書き込み命令部とを有する。初期書き込み命令部は、抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子を備えた記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を記憶装置へ出力する。データ書き込み命令部は、書き込みリクエストを受け付けた場合に、記憶素子を書き込みリクエストに応じた第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を記憶装置へ出力する。これにより、記憶装置は、例えば、記憶素子が第1の抵抗状態になりにくく、第2の抵抗状態になりやすい特性を有する場合、情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、記憶素子を第1の抵抗状態にしておくことができる。その後、記憶装置は、情報の書き込みリクエストが受け付けられた場合、書き込みリクエストに応じて第2の抵抗状態にすべき記憶素子を第2の抵抗状態にする。このため、記憶装置は、書き込みリクエストの受付後に、1回のパルス印加によって情報の書き込みが完了するので、情報の書き込み速度が向上する。また、記憶装置は、第1の抵抗状態になりにくい記憶素子を事前に第1の記憶状態しておくことによって、書き込んだ情報の信頼度を向上させることができる。
初期書き込み命令部は、第1の抵抗状態にする記憶素子を指定する記憶素子のアドレスと、アドレスに対応する記憶素子を第1の抵抗状態にさせるコマンドとを含む書き込み命令を記憶装置へ出力する。これにより、制御装置は、情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、既存の記憶装置が備える記憶素子を第1の抵抗状態にしておくことができる。
初期書き込み命令部は、情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、全ての記憶素子を第1の抵抗状態にする記憶素子として指定する。これにより、制御装置は、全ての記憶素子を第1の状態にフォーマットすることができる。
データ書き込み命令部は、第1の抵抗状態にする記憶素子を指定する記憶素子のアドレスと、アドレスに対応する記憶素子を第1の抵抗状態にさせるコマンドと、第2の抵抗状態にする記憶素子を指定する記憶素子のアドレスと、アドレスに対応する記憶素子を第2の抵抗状態にさせるコマンドとを含む書き込み命令を記憶装置へ出力する。これにより、制御装置は、第1の抵抗状態にする記憶素子に対しては、書き込みリクエストを受け付ける前および後に2度書き込み命令を出力することによって、確実に第1の状態にすることができる。これにより、記憶装置は、書き込んだ情報の信頼度をさらに向上させることができる。
データ書き込み命令部は、第2の抵抗状態にする記憶素子を指定する記憶素子のアドレスと、アドレスに対応する記憶素子を第2の抵抗状態にさせるコマンドとを含む書き込み命令を記憶装置へ出力する。これにより、制御装置は、情報の書き込みリクエストを受け付けた後には、第2の抵抗状態にすべき記憶素子に対してのみ、書き込み命令を出力すればよいので、情報の書き込み速度を向上させることができる。また、記憶素子は、情報の書き込みリクエストが受け付けられた後には、第2の抵抗状態にすべき記憶素子に対してのみ、情報を書き込めばよいので、情報の書き込みに要する電力を低減できる。
初期書き込み命令部は、記憶装置に書き込まれる情報に挿入されるパリティを記憶する記憶素子を第1の抵抗状態にするパリティ制御信号を含む書き込み命令を記憶装置へ出力する。これにより、制御装置は、パリティを記憶する記憶素子についても、書き込んだパリティの信頼度およびパリティの書き込み速度を向上させることができる。
本開示に係る記憶装置は、複数の抵抗変化型の記憶素子と、書き込み回路とを有する。複数の抵抗変化型の記憶素子は、抵抗状態の違いによって情報を記憶する。書き込み回路は、制御装置によって情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、記憶素子を第1の抵抗状態にし、情報の書き込みリクエストを受け付けた制御装置から情報の書き込み命令が入力された場合に、記憶素子を書き込みリクエストに応じた第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする。これにより、記憶装置は、例えば、記憶素子が第1の抵抗状態になりにくく、第2の抵抗状態になりやすい特性を有する場合、情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、記憶素子を第1の抵抗状態にしておくことができる。その後、記憶装置は、情報の書き込みリクエストが受け付けられた場合、書き込みリクエストに応じて第2の抵抗状態にすべき記憶素子を第2の抵抗状態にする。このため、記憶装置は、書き込みリクエストの受付後に、1回のパルス印加によって情報の書き込みが完了するので、情報の書き込み速度が向上する。また、記憶装置は、第1の抵抗状態になりにくい記憶素子を事前に第1の記憶状態しておくことによって、書き込んだ情報の信頼度を向上させることができる。
書き込み回路は、制御装置からフォーマット命令が入力された場合に、記憶素子を第1の抵抗状態にする。これにより、記憶装置は、既存の制御装置にフォーマット命令を出力させる機能が追加されるだけで、情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、予め記憶素子を第1の状態にしておくことができる。
書き込み回路は、制御装置の起動を検知した場合に、記憶素子を第1の抵抗状態にする。これにより、記憶装置は、既存の制御装置が情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、予め記憶素子を第1の状態にしておくことができる。
書き込み回路は、記憶素子から情報が読み出された場合に、記憶素子を第1の抵抗状態にする。これにより、記憶装置は、情報が読み出されてから次の情報が書き込まれるまでの間に、記憶素子を毎回、第1の状態にしておくことができる。
記憶装置は、内部タイマーを有する。書き込み回路は、内部タイマーによって所定時間が計測された場合に、記憶素子を第1の抵抗状態にする。これにより、記憶装置は、制御装置の動作に左右されることなく、独自に記憶素子を第1の状態にしておくことができる。
本開示に係る半導体装置は、記憶装置と、制御装置とを有する。記憶装置は、複数の抵抗変化型の記憶素子を備える。複数の抵抗変化型の記憶素子は、抵抗状態の違いによって情報を記憶する。制御装置は、初期書き込み命令部と、データ書き込み命令部とを備える。初期書き込み命令部は、記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を記憶装置へ出力する。データ書き込み命令部は、書き込みリクエストを受け付けた場合に、記憶素子を書き込みリクエストに応じた第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を記憶装置へ出力する。これにより、記憶装置は、例えば、記憶素子が第1の抵抗状態になりにくく、第2の抵抗状態になりやすい特性を有する場合、情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、記憶素子を第1の抵抗状態にしておくことができる。その後、記憶装置は、情報の書き込みリクエストが受け付けられた場合、書き込みリクエストに応じて第2の抵抗状態にすべき記憶素子を第2の抵抗状態にする。このため、記憶装置は、書き込みリクエストの受付後に、1回のパルス印加によって情報の書き込みが完了するので、情報の書き込み速度が向上する。また、記憶装置は、第1の抵抗状態になりにくい記憶素子を事前に第1の記憶状態しておくことによって、書き込んだ情報の信頼度を向上させることができる。
記憶装置は、第1の記憶素子と、第2の記憶素子と、論物変換器とを有する。第1の記憶素子は、第1の抵抗状態にする書き込み命令によって第1の抵抗状態になる。第2の記憶素子は、第1の抵抗状態にする書き込み命令によって第2の抵抗状態になる。論物変換器は、初期書き込み命令部から書き込み命令が入力された場合に、第2の記憶素子を第1の抵抗状態にする。これにより、記憶装置は、書き込みリクエストに応じた情報を反転させて記憶する記憶素子を有する場合であっても、制御装置によって情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、記憶素子を第1の状態にしておくことができる。
本開示に係る制御方法は、制御装置が、抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子を備えた記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を記憶装置へ出力し、書き込みリクエストを受け付けた場合に、記憶素子を書き込みリクエストに応じた第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を記憶装置へ出力することを含む。これにより、記憶装置は、例えば、記憶素子が第1の抵抗状態になりにくく、第2の抵抗状態になりやすい特性を有する場合、情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、記憶素子を第1の抵抗状態にしておくことができる。その後、記憶装置は、情報の書き込みリクエストが受け付けられた場合、書き込みリクエストに応じて第2の抵抗状態にすべき記憶素子を第2の抵抗状態にする。このため、記憶装置は、書き込みリクエストの受付後に、1回のパルス印加によって情報の書き込みが完了するので、情報の書き込み速度が向上する。また、記憶装置は、第1の抵抗状態になりにくい記憶素子を事前に第1の記憶状態しておくことによって、書き込んだ情報の信頼度を向上させることができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子を備えた記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、前記記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力する初期書き込み命令部と、
前記書き込みリクエストを受け付けた場合に、前記記憶素子を前記書き込みリクエストに応じた前記第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力するデータ書き込み命令部と
を有する制御装置。
(2)
前記初期書き込み命令部は、
前記第1の抵抗状態にする前記記憶素子を指定する前記記憶素子のアドレスと、前記アドレスに対応する前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にさせるコマンドとを含む前記書き込み命令を前記記憶装置へ出力する
前記(1)に記載の制御装置。
(3)
前記初期書き込み命令部は、
全ての前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にする前記記憶素子として指定する
前記(2)に記載の制御装置。
(4)
前記データ書き込み命令部は、
前記第1の抵抗状態にする前記記憶素子を指定する前記記憶素子のアドレスと、前記アドレスに対応する前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にさせるコマンドと、前記第2の抵抗状態にする前記記憶素子を指定する前記記憶素子のアドレスと、前記アドレスに対応する前記記憶素子を前記第2の抵抗状態にさせるコマンドとを含む前記書き込み命令を前記記憶装置へ出力する
前記(1)~(3)のいずれか一つに記載の制御装置。
(5)
前記データ書き込み命令部は、
前記第2の抵抗状態にする前記記憶素子を指定する前記記憶素子のアドレスと、前記アドレスに対応する前記記憶素子を前記第2の抵抗状態にさせるコマンドとを含む前記書き込み命令を前記記憶装置へ出力する
前記(1)~(3)のいずれか一つに記載の制御装置。
(6)
前記初期書き込み命令部は、
前記記憶装置に書き込まれる情報に挿入されるパリティを記憶する前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にするパリティ制御信号を含む前記書き込み命令を前記記憶装置へ出力する
前記(1)~(5)のいずれか一つに記載の制御装置。
(7)
抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子と、
制御装置によって情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、前記記憶素子を第1の抵抗状態にし、前記情報の書き込みリクエストを受け付けた前記制御装置から情報の書き込み命令が入力された場合に、前記記憶素子を前記書き込みリクエストに応じた前記第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み回路と
を有する記憶装置。
(8)
前記書き込み回路は、
前記制御装置からフォーマット命令が入力された場合に、前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にする
前記(7)に記載の記憶装置。
(9)
前記書き込み回路は、
前記制御装置の起動を検知した場合に、前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にする
前記(7)に記載の記憶装置。
(10)
前記書き込み回路は、
前記記憶素子から情報が読み出された場合に、前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にする
前記(7)に記載の記憶装置。
(11)
内部タイマーを有し、
前記書き込み回路は、
前記内部タイマーによって所定時間が計測された場合に、前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にする
(7)に記載の記憶装置。
(12)
抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子を備えた記憶装置と、
前記記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、前記記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力する初期書き込み命令部と、
前記書き込みリクエストを受け付けた場合に、前記記憶素子を前記書き込みリクエストに応じた前記第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力するデータ書き込み命令部と
を備えた制御装置と
を有する半導体装置。
(13)
前記記憶装置は、
前記第1の抵抗状態にする書き込み命令によって前記第1の抵抗状態になる第1の記憶素子と、
前記第1の抵抗状態にする書き込み命令によって前記第2の抵抗状態になる第2の記憶素子と、
前記初期書き込み命令部から前記書き込み命令が入力された場合に、前記第2の記憶素子を前記第1の抵抗状態にする論物変換器と
を有する前記(12)に記載の半導体装置。
(14)
制御装置が、
抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子を備えた記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、前記記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力し、
前記書き込みリクエストを受け付けた場合に、前記記憶素子を前記書き込みリクエストに応じた前記第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力する
ことを含む制御方法。
100,101,103,104,105,106,107,108 半導体装置
10,10a,10b,10c 制御装置
20,20a,20b,20c 記憶装置
21 書き込み回路
22 選択回路
23 メモリセルアレイ
30,30a,30b 初期書き込み命令部
31,31a 書き込み命令生成部
31c 初期書き込み命令生成部
32 初期アドレス生成部
33 初期データ生成部
40,40a データ書き込み命令部
41 書き込み命令生成部
42 アドレス生成部
43 データ生成部
44 パリティ生成部
45 読み出し命令生成部
51,52,53,54 マルチプレクサ
110 半導体制御装置
200 抵抗変化型半導体記憶装置
300 撮像装置
111 信号処理回路
400,401 記憶システム
500 電子デバイス
510 システムインパッケージ
512,514,516,601,608 記憶装置
513 無線通信インターフェース
515 オーディオ回路
602 アンテナ
603 スピーカ
604 マイク
606 入力装置
607 センサ
609 電源

Claims (14)

  1. 抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子を備えた記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、前記記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力する初期書き込み命令部と、
    前記書き込みリクエストを受け付けた場合に、前記記憶素子を前記書き込みリクエストに応じた前記第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力するデータ書き込み命令部と
    を有する制御装置。
  2. 前記初期書き込み命令部は、
    前記第1の抵抗状態にする前記記憶素子を指定する前記記憶素子のアドレスと、前記アドレスに対応する前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にさせるコマンドとを含む前記書き込み命令を前記記憶装置へ出力する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記初期書き込み命令部は、
    全ての前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にする前記記憶素子として指定する
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記データ書き込み命令部は、
    前記第1の抵抗状態にする前記記憶素子を指定する前記記憶素子のアドレスと、前記アドレスに対応する前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にさせるコマンドと、前記第2の抵抗状態にする前記記憶素子を指定する前記記憶素子のアドレスと、前記アドレスに対応する前記記憶素子を前記第2の抵抗状態にさせるコマンドとを含む前記書き込み命令を前記記憶装置へ出力する
    請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記データ書き込み命令部は、
    前記第2の抵抗状態にする前記記憶素子を指定する前記記憶素子のアドレスと、前記アドレスに対応する前記記憶素子を前記第2の抵抗状態にさせるコマンドとを含む前記書き込み命令を前記記憶装置へ出力する
    請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記初期書き込み命令部は、
    前記記憶装置に書き込まれる情報に挿入されるパリティを記憶する前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にするパリティ制御信号を含む前記書き込み命令を前記記憶装置へ出力する
    請求項1に記載の制御装置。
  7. 抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子と、
    制御装置によって情報の書き込みリクエストが受け付けられる前に、前記記憶素子を第1の抵抗状態にし、前記情報の書き込みリクエストを受け付けた前記制御装置から情報の書き込み命令が入力された場合に、前記記憶素子を前記書き込みリクエストに応じた前記第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み回路と
    を有する記憶装置。
  8. 前記書き込み回路は、
    前記制御装置からフォーマット命令が入力された場合に、前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にする
    請求項7に記載の記憶装置。
  9. 前記書き込み回路は、
    前記制御装置の起動を検知した場合に、前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にする
    請求項7に記載の記憶装置。
  10. 前記書き込み回路は、
    前記記憶素子から情報が読み出された場合に、前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にする
    請求項7に記載の記憶装置。
  11. 内部タイマーを有し、
    前記書き込み回路は、
    前記内部タイマーによって所定時間が計測された場合に、前記記憶素子を前記第1の抵抗状態にする
    請求項7に記載の記憶装置。
  12. 抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子を備えた記憶装置と、
    前記記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、前記記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力する初期書き込み命令部と、
    前記書き込みリクエストを受け付けた場合に、前記記憶素子を前記書き込みリクエストに応じた前記第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力するデータ書き込み命令部と
    を備えた制御装置と
    を有する半導体装置。
  13. 前記記憶装置は、
    前記第1の抵抗状態にする書き込み命令によって前記第1の抵抗状態になる第1の記憶素子と、
    前記第1の抵抗状態にする書き込み命令によって前記第2の抵抗状態になる第2の記憶素子と、
    前記初期書き込み命令部から前記書き込み命令が入力された場合に、前記第2の記憶素子を前記第1の抵抗状態にする論物変換器と
    を有する請求項12に記載の半導体装置。
  14. 制御装置が、
    抵抗状態の違いによって情報を記憶する複数の抵抗変化型の記憶素子を備えた記憶装置に対する情報の書き込みリクエストを受け付ける前に、前記記憶素子を第1の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力し、
    前記書き込みリクエストを受け付けた場合に、前記記憶素子を前記書き込みリクエストに応じた前記第1の抵抗状態または第2の抵抗状態にする書き込み命令を前記記憶装置へ出力する
    ことを含む制御方法。
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