JP2022099992A - 作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブーム及びアームを水平方向に伸ばした場合の安定性を確保すると共に、掘削深さを大きくすることのできる作業機を提供する。【解決手段】作業機は、機体と、機体に上下揺動可能に枢支されるブームと、ブームに、ブームから離れるアームダンプ方向及びブームに近づくアームクラウド方向に揺動可能に枢支されるアームと、アームの先端部が、機体からの距離が所定の制限距離にある制限位置からアームダンプ方向に移動しないように、アームのアームダンプ方向の揺動を制限するアームダンプ制限部と、アームダンプ制限部による制限をオペレータが解除する手動解除スイッチと、を備えている。【選択図】図9

Description

本発明は、バックホー等の作業機に関する。
従来、特許文献1に開示された作業機が知られている。
特許文献1に開示された作業機は、機体の前部に設けられた作業装置を有している。作業装置は、機体に上下揺動可能に枢支されたブームと、ブームに枢支されたアームとを有している。アームは、ブームから離れるアームダンプ方向及びブームに近づくアームクラウド方向に揺動可能である。
特開2018-69867号公報
ところで、ブーム及びアームを備えた作業機において、ブーム及びアームを掘削方向へ伸ばした場合の掘削深さを大きく設定すると、ブーム及びアームを水平方向に伸ばした場合に、機体からアームの先端部までのリーチが大きくなり、機体安定性が悪化するという問題が生じる。一方で、機体安定性を重視してブーム及びアームの動作範囲を制限すると、掘削深さ(あるいは作業半径)が小さくなって作業性が低下してしまう場合がある。
本発明は、前記問題点に鑑み、ブーム及びアームを水平方向に伸ばした場合の安定性を確保すると共に、必要に応じて掘削深さを大きくすることのできる作業機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る作業機は、機体と、前記機体に上下揺動可能に枢支されるブームと、前記ブームに、前記ブームから離れるアームダンプ方向及び前記ブームに近づくアームクラウド方向に揺動可能に枢支されるアームと、前記アームの先端部が、前記機体からの距離が所定の制限距離にある制限位置から前記アームダンプ方向に移動しないように、前記アームのアームダンプ方向の揺動を制限するアームダンプ制限部と、前記アームダンプ制限部による前記制限をオペレータが解除する手動解除スイッチと、を備えている。
上記の作業機によれば、アームダンプ制限部によって、アームのアームダンプ方向の揺動を制限することで、ブーム及びアームを水平方向に伸ばした場合の安定性を確保することができる。また、オペレータが手動解除スイッチを操作してアームダンプ制限部による制限を解除することで、ブーム及びアームを掘削方向へ伸ばした場合の掘削深さを大きくすることができる。
作業機の側面図である。 作業機の平面図である。 油圧システムの概略図である。 制御システムの概略図である。 操作部材の斜視図である。 ブーム角センサの取付部分の側面図である。 アーム角センサの取付部分の側面図である。 制御システムの簡略図である。 ブーム及びアームの動作を示す側面図である。 ブーム及びアームの動作を示す側面図である。 制御バルブ等の他の形態を示す構成図である。 制御バルブ等のさらに他の形態を示す構成図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る作業機1の全体構成を示す概略側面図である。図2は、作業機1の概略平面図である。本実施形態では、作業機1として、旋回作業機であるバックホーが例示されている。
図1、図2に示すように、作業機1は、機体(旋回台)2と、走行装置3と、作業装置4とを備えている。機体2にはキャビン5が搭載されている。キャビン5の室内には、オペレータ(運転者)が着座する運転席6が設けられている。
本実施形態においては、作業機1の運転席6に着座したオペレータの前側に向かう方向(図1、図2の矢印A1方向)を前方(機体前方)、オペレータの後側に向かう方向(図1、図2の矢印A2方向)を後方(機体後方)、図1、図2の矢印K1方向を前後方向として説明する。また、オペレータの左側に向かう方向(図1の手前側、図2の矢印A3方向)を左方、オペレータの右側に向かう方向(図1の奥側、図2の矢印A4方向)を右方として説明する。
また、前後方向(機体前後方向)K1に直交する方向である水平方向を機体幅方向K2(図2参照)として説明する。機体2の幅方向の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を機体幅方向外方として説明する。つまり、機体幅方向外方は、機体2の幅方向の中心から機体幅方向K2に離れる方向である。機体幅方向外方とは反対の方向を、機体幅方向内方として説明する。つまり、機体幅方向内方は、機体幅方向K2において機体2の幅方向の中心に近づく方向である。
図1、図2に示すように、走行装置3は、機体2を走行可能に支持する装置である。この走行装置3は、走行フレーム3Aと、走行フレーム3Aの左側に設けられた第1走行装置3Lと、走行フレーム3Aの右側に設けられた第2走行装置3Rとを有する。第1走行装置3L及び第2走行装置3Rは、クローラ式の走行装置である。走行装置3は、油圧モータ(油圧アクチュエータ)によって構成された走行モータM1によって駆動される。詳しくは、走行モータM1は、第1走行装置3Lを駆動する第1走行モータMLと、第2走行装置3Rを駆動する第2走行モータMRとを含む。
走行装置3の前部には、ドーザ装置7が装着されている。ドーザ装置7は、ドーザシリンダC1によって駆動される。詳しくは、ドーザシリンダC1は、油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)によって構成され、ドーザシリンダC1を伸縮することによりドーザ装置7のブレード7Aが上げ下げされる。
図1に示すように、機体2は、走行装置3(走行フレーム3A)上に旋回ベアリング8を介して旋回軸心X1回りに旋回可能に支持されている。旋回軸心X1は、旋回ベアリング8の中心を通る上下方向に延伸する軸心(縦軸)である。
図2に示すように、キャビン5は、機体2の幅方向K2の一側部(左側部)に搭載されている。このキャビン5は、旋回軸心X1を通り且つ前後方向K1に延伸する中央線Y1より機体幅方向K2の一側部(左側部)寄りに配置されている。
図2に示すように、機体2の幅方向K2の他側部(右側部)には、原動機E1が搭載されている。原動機E1は、機体2に縦置きに搭載されている。縦置きとは、原動機E1のクランク軸の軸心が前後方向K1に延伸する状態に配置されることである。原動機E1は、ディーゼルエンジンである。なお、原動機E1は、ガソリンエンジン、電動モータであってもよいし、エンジン及び電動モータを有するハイブリッド型であってもよい。
原動機E1の後部には、圧油供給ユニット18が設けられている。圧油供給ユニット18は、原動機E1の動力によって駆動されて油圧駆動部に使用される作動油を加圧して吐出する。油圧駆動部は、例えば、作業機1に装備された油圧アクチュエータ等である。原動機E1の前方には、ラジエータR1、オイルクーラO1及びコンデンサCDが配置されて機体2に搭載されている。ラジエータR1は、原動機E1の冷却水(流体)を冷却する冷却機器であり、オイルクーラO1は、作動油(流体)を冷却する冷却機器である。また、コンデンサCDは、作業機1に装備された空調装置(エアコンディショナ)の冷媒(流体)を冷却する冷却機器(凝縮器)である。
ラジエータR1と原動機E1との間には、原動機E1を冷却する冷却風を発生させる冷
却ファンF1が設けられている。冷却ファンF1は、原動機E1の動力によって駆動されて前方から後方に流れる冷却風を発生させる。
図1に示すように、機体2は、旋回軸心X1回りに旋回する基板(以下、旋回基板という)9を有する。旋回基板9は、鋼板等から形成されており、機体2の底部を構成する。旋回基板9の上面には、補強部材である縦リブ9Aが前部から後部にわたって設けられている。また、旋回基板9に、縦リブ9Aの他、機体2に搭載される機器等の搭載物を支持する部材等が設けられることにより、機体2の骨格となる旋回フレームが構成される。旋回フレームの水平方向の周囲は、旋回カバーによって覆われる。
機体2の後部には、ウエイト10が設けられている。ウエイト10は、機体2の後部に配置されて下部が旋回基板9に取り付けられている。
図2に示すように、機体2の後部には、機体幅方向K2に沿って並べて配置された燃料タンクT1及び作動油タンクT2が搭載されている。燃料タンクT1は、原動機E1の燃料を貯留するタンクである。作動油タンクT2は、作動油を貯留するタンクである。
図2に示すように、旋回基板9(機体2)の前部且つ機体幅方向K2の中央部には、旋回モータMTが配置されている。この旋回モータMTによって旋回基板9が旋回軸心X1回りに旋回駆動される。旋回モータMTは、油圧モータ(油圧アクチュエータ)である。旋回軸心X1位置には、スイベルジョイントSJが設けられている。スイベルジョイントSJは、作動油を流通させる油圧機器であって、機体2側の油圧機器と走行装置3側の油圧機器との間で作動油を流通させる回転継手(ロータリジョイント)である。スイベルジョイントSJの後方にコントロールバルブCVが配置されている。コントロールバルブCVは、上下方向に積み重ねて結合された複数の制御バルブを有するセクショナルタイプの複合制御弁である。キャビン5の下方には、制御装置U1が設けられている。
キャビン5内には、作業機1を操縦する操縦装置1Bが設けられている。操縦装置1Bは、運転席6の前方に設置されている。運転席6と操縦装置1Bとで運転部1Cが構成されている。
図2に示すように、機体2は、機体幅方向K2の中央のやや右寄りの前部に支持ブラケット13を有している。支持ブラケット13は、縦リブ9Aの前部に固定され、機体2から前方に突出して設けられている。
図1、図2に示すように、支持ブラケット13の前部(機体2から突出した部分)には、スイング軸14Aを介してスイングブラケット14がスイング軸心X2回りに揺動可能に取り付けられている。スイング軸心X2は、上下方向に延伸する軸心である。したがって、スイングブラケット14は、機体幅方向K2に(スイング軸14Aを中心として水平方向に)回動可能である。
図1に示すように、スイングブラケット14(機体2)には、作業装置4が支持されている。したがって、作業装置4は、機体2に、スイング軸心X2回りにスイング可能に装着されている。
作業装置4は、機体2に上下揺動可能(上下方向に揺動可能)に支持されたブーム15と、ブーム15に揺動可能に枢支連結されたアーム16と、アーム16に揺動可能に枢支連結された作業具(バケット)17とを有している。
ブーム15は、基部15aがブーム枢軸15bを介してスイングブラケット14の上部に枢支されている。詳しくは、ブーム枢軸15bは、水平方向に延伸する軸心(横軸)を有しており、ブーム15の基部15aは、ブーム15が機体正面方向を向く状態において、スイングブラケット14の上部に横軸(機体幅方向K2に延伸する軸心)回りに回動可能に枢着されている。これによって、ブーム15がブーム枢軸15b回りに上下方向に揺動可能(上下揺動可能)とされている。したがって、ブーム枢軸15bは、ブーム15の揺動支点である。
アーム16は、基端側16aがブーム12の先端側15cにアーム枢軸16bを介して枢支されている。詳しくは、アーム枢軸16bは、ブーム枢軸15bと平行な軸心を有しており、アーム16は、ブーム15が機体正面方向を向く状態において、該ブーム15に横軸回りに回動可能に枢着されている。これによって、アーム16は、ブーム15に、該
ブーム15に近づく方向であるアームクラウド方向D1及びブーム15から遠ざかる方向であるアームダンプ方向D2に揺動可能に支持されている。
作業具17は、アーム16の先端側16cに枢軸17aを介して枢支されている。詳しくは、作業具17は、ブーム15が機体正面方向を向く状態において、アーム16に横軸回りに回動可能に枢着されている。これによって、作業具17は、アーム16に対して近づく方向であるバケットクラウド方向D4及びアーム16に対して離反する方向であるバケットダンプ方向D3に揺動可能である。また、作業具17としてのバケットは、アーム16に、スクイ動作及びダンプ動作可能に設けられている。スクイ動作とは、作業具17をブーム15に近づける方向(バケットクラウド方向D4)に揺動させる動作であり、例えば、土砂等を掬う場合の動作である。また、ダンプ動作とは、作業具17をブーム15から遠ざける方向(バケットダンプ方向D3)に揺動させる動作であり、例えば、掬った土砂等を落下(排出)させる場合の動作である。
作業機1は、バケット24に代えて或いは加えて、油圧アクチュエータにより駆動可能な他の作業具(作業装置4に装着される油圧アタッチメントAUX(図3参照))を装着することが可能である。他の作業具としては、サム(thumb)、油圧ブレーカ、油圧圧砕機、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノウブロア等が例示できる。
スイングブラケット14は、機体2内に備えられたスイングシリンダC2の伸縮によって揺動可能である。ブーム15は、ブームシリンダC3の伸縮によって上下揺動可能である。アーム16は、アームシリンダC4の伸縮によってアームクラウド方向D1及びアームダンプ方向D2に揺動可能である。作業具17は、作業具シリンダ(バケットシリンダ)C5の伸縮によってバケットクラウド方向D4及びバケットダンプ方向D3に揺動可能である。スイングシリンダC2、ブームシリンダC3、アームシリンダC4、作業具シリンダC5は、複動型の油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)によって構成されている。油圧シリンダは、シリンダチューブと、シリンダチューブから突出及び縮退可能なピストンロッドとを有して伸縮可能に構成されている。この油圧シリンダは、ピストンロッドがシリンダチューブから突出することで伸長し、ピストンロッドをシリンダチューブに対して縮退させることで収縮する。
図1に示すように、本実施形態では、ブームシリンダC3は、ブーム15の下部の前方側に配置されている。ブームシリンダC3は、シリンダチューブC3aのボトム側がスイングブラケット14の前部に横軸回りに回動可能に枢支されている。ブームシリンダC3のピストンロッドC3bは、ブーム15の長手方向の中途部に固定された第1ステー部15dに横軸回りに回動可能に枢支されている。したがって、ブームシリンダC3を伸長(ブーム15を上方揺動させる上げ方向に作動)させると、ブーム15が上方揺動し、ブームシリンダC3を収縮(ブーム15を下方揺動させる下げ方向に作動)させると、ブーム15が下方揺動する。
また、本実施形態では、アームシリンダC4は、ブーム15の上部の上方側に配置されている。アームシリンダC4は、シリンダチューブC4aのボトム側がブーム15の長手方向の中途部に固定された第2ステー部15eに横軸回りに回動可能に枢支されている。アームシリンダC4のピストンロッドC4bは、アーム16の上部に固定されたブラケット部材16dに横軸回りに回動可能に枢支されている。したがって、アームシリンダC4を伸長させるとアーム16がアームクラウド方向D1に揺動し、アームシリンダC4を収縮させると、アーム16がアームダンプ方向D2に揺動する。
図3に示すように、コントロールバルブCVは、各種油圧アクチュエータML,MR,MT,C1~C7を制御する制御バルブV1~V11、圧油取入れ用のインレットブロックB2、圧油排出用の一対のアウトレットブロックB1,B3を一方向に配置して集約して構成されている。詳しくは、コントロールバルブCVは、本実施形態では、第1アウトレットブロックB1、作業具シリンダC5を制御する作業具制御バルブV1、ブームシリンダC3を制御するブーム制御バルブV2、ドーザシリンダC1を制御するドーザ用第1制御バルブV3、第2走行装置3Rの走行モータMRを制御する第2走行制御バルブV4
、インレットブロックB2、第1走行装置3Lの走行モータMLを制御する第1走行制御バルブV5、ドーザシリンダC1を制御するドーザ用第2制御バルブV6、アームシリンダC4を制御するアーム制御バルブV7、旋回モータMTを制御する旋回制御バルブV8、スイングシリンダC2を制御するスイング制御バルブV9、第1アタッチメントアクチュエータC6を制御する第1SP制御バルブV10、第2アタッチメントアクチュエータC7を制御する第2SP制御バルブV11、第2アウトレットブロックB3を、順に配置(図3においては右から順に配置)すると共にこれらを相互に連結して構成されている。
図3に示すように、第1アタッチメントアクチュエータC6、第2アタッチメントアクチュエータC7は、バケット24に代えて或いは加えて、装着される油圧アタッチメントAUXに装備される油圧アクチュエータである。油圧アタッチメントAUXは、第1油圧アタッチメントAUX1、第2油圧アタッチメントAUX2を含む。第1アタッチメントアクチュエータC6は第1油圧アタッチメントAUX1に装備され、第2アタッチメントアクチュエータC7は第2油圧アタッチメントAUX2に装備される。
図3に示すように、コントロールバルブCVに対する圧油供給源としての油圧ポンプは、油圧アクチュエータML,MR,MT,C1~C7を作動させる作動油の供給用の第1ポンプ21と、パイロット制御圧や検出信号等の信号圧油(作動油)の供給用の第2ポンプ22とが装備されている。これら第1ポンプ21と第2ポンプ22とは、圧油供給ユニット18に備えられ、原動機E1によって駆動される。
第1ポンプ21は、吐出ポートを2つ有し、第1吐出ポートP1は第1吐出路aを介してインレットブロックB2に接続され、第2吐出ポートP2は第2吐出路bを介してインレットブロックB2に接続されている。インレットブロックB2に供給された圧油(作動油)が各制御バルブV1~V11に供給される。
図4に示すように、各制御バルブV1~V11は、直動スプール形切換弁によって構成されている。また、各制御バルブV1~V11は、制御装置U1によって電気的に制御される制御弁である。詳しくは、各制御バルブV1~V11は、例えば、パイロット式の比例電磁弁が採用される。パイロット式の比例電磁弁は、比例ソレノイドによって制御されるパイロット制御圧によりスプールを動かして作動油の流れの方向及び流量を制御する弁である。詳しくは、パイロット式の比例電磁弁は、2個の比例ソレノイドを有する比例電磁式減圧弁をパイロット部に採用した二段形の方向・流量制御弁で、流量は比例ソレノイドへの入力電流を変えることにより、また、方向は2個のうちのどちらかの比例ソレノイドに電流を加えるかにより制御する。
図4に示すように、各制御バルブV1~V11の比例ソレノイドso1~so11は、制御装置U1に接続されている。制御装置U1は、例えば、CPU(Central Processing
Unit)やEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などを備えたマイクロコンピュータを利用して構成される。各制御バルブV1~V11は、制御装置U1から比例ソレノイドso1~so11に送信される制御信号(比例ソレノイドso1~so11に供給される電流値)に応じたパイロット制御圧により、制御対象となる油圧アクチュエータML,MR,MT,C1~C7に対する作動油の流れの方向及び流量が制御されるようにパイロット操作される。つまり、各制御バルブV1~V11は、制御装置U1から送信される制御信号によって制御されるパイロット制御圧によってパイロット操作される。言い換えると、各制御バルブV1~V11は、制御装置U1が供給する電流値に応じて制御される。
図4に示すように、制御装置U1には、各制御バルブV1~V9を操作する操作部材41(第1操作具41A~第5操作具41E)が接続されている。制御装置U1は、操作部材41の操作量に応じた電流値(制御信号)を操作対象の制御バルブV1~V9の比例ソレノイドso1~so9に供給(送信)する。
第1操作具41A、第2操作具41Bは、操縦装置1Bに設けられ、例えば、運転席6に着座したオペレータが把持して操作するハンドルによって構成される。第1操作具41Aは、該第1操作具41Aの操作方向及び操作量を検出するセンサ42(第1センサ42A)を有している。第1センサ42Aは、制御装置U1に接続されている。第2操作具4
1Bは、該第2操作具41Bの操作方向及び操作量を検出するセンサ42(第2センサ42B)を有している。第2センサ42Bは、制御装置U1に接続されている。
図5に示すように、第1操作具41Aと第2操作具41Bとは、例えば、機体幅方向K2に(左右に)並べて配置される。第1操作具41Aは、オペレータが左手で把持する操作部材である。第2操作具41Bは、オペレータが右手で把持する操作部材である。
図5に示すように、第1操作具41A及び第2操作具41Bは、上下方向の中途部にオペレータが把持する(掌を載せる)把持部32を有すると共に、把持部32から上方に突出するレバー部33を有している。第1操作具41Aは、レバー部33に設けられた、第1スイッチ34Aと、第2スイッチ35Aと、第3スイッチ(手動解除スイッチ)36Aとを有している。第2操作具41Bは、レバー部33に設けられた、第1スイッチ34Bと、第2スイッチ35Bと、第3スイッチ36Bと、第4スイッチ37とを有している。
第1スイッチ34A及び第1スイッチ34Bは、レバー部33の背面上部に設けられ、例えば、左右にスライド操作可能なスライドスイッチによって構成されている。第1スイッチ34A及び第1スイッチ34Bは、親指で操作可能である。なお、第1スイッチ34A及び第1スイッチ34Bは、左右に揺動操作可能なスイッチ、例えば、シーソースイッチ等であってもよい。
第2スイッチ35A及び第2スイッチ35Bは、レバー部33の前部に設けられている。第2スイッチ35A及び第2スイッチ35Bは、人差し指や中指等によって押し操作可能なスイッチ、例えば、トリガスイッチによって構成されている。
第3スイッチ36A及び第3スイッチ36Bは、レバー部33の背面における第1スイッチ34A、34Bの下方に設けられ、例えば、押しボタンスイッチによって構成され、親指で操作可能である。
第4スイッチ37は、第2操作具41Bのレバー部33の背面における第1スイッチ34Bの下方に設けられ、例えば、押しボタンスイッチによって構成され、親指で操作可能である。
図4に示すように、第1スイッチ34A、34B、第2スイッチ35A、35B、第3スイッチ36A、36B、第4スイッチ37は、制御装置U1に接続されている。制御装置U1は、第1スイッチ34A、34B、第2スイッチ35A、35B、第3スイッチ36A、36B、第4スイッチ37から送信される指令信号を取得可能である。
第1スイッチ34Aと第1スイッチ34Bとのうちの、一方のスイッチで第1SP制御バルブV10を操作可能(第1アタッチメントアクチュエータC6を操作可能)であり、他方のスイッチで第2SP制御バルブV11を操作可能(第2アタッチメントアクチュエータC7を操作可能)である。また、第1スイッチ34Aでスイング制御バルブV9(スイングブラケット14)を選択的に操作可能である。つまり、第1スイッチ34A及び第1スイッチ34Bは、第1SP制御バルブV10、第2SP制御バルブV11、スイング制御バルブV9を操作する操作部材である。第1スイッチ34Aでスイング制御バルブV9を操作可能なモードと、第1スイッチ34Aで第1SP制御バルブV10または第2SP制御バルブV11を操作可能なモードとの切り換えは、第1操作具41Aの第2スイッチ35Aで行うことができる。また、第2操作具41Bの第2スイッチ35Bの操作によって油圧アタッチメントAUXの動作をロックすることができる。また、第1操作具41Aの第3スイッチ36Aの押し操作によって、後述するアームダンプ制限部Ubによるアーム16のアームダンプ方向D2の制限の解除を行うことができる。また、第2操作具41Bの第3スイッチ36Bの押し操作によってホーンを鳴らすことができる。また、第2操作具41Bの第4スイッチ37の押し操作によって油圧アタッチメントAUXを起動させることができる。
図5に示すように、第1操作具41A及び第2操作具41Bは、前及び後(前後)と、左及び右(左右)とに傾動操作可能である。第1操作具41A及び第2操作具41Bは、前後左右に傾動操作することで、それぞれ作業機1に装備された2つの操作対象を操作可能である。具体的には、第1操作具41A及び第2操作具41Bは、作業具制御バルブV1、ブーム制御バルブV2、アーム制御バルブV7、旋回制御バルブV8を操作可能であ
る。
制御装置U1は、第1センサ42A、第2センサ42Bからの検出信号に基づいて、作業具制御バルブV1(作業具17が揺動する動作である揺動動作)、ブーム制御バルブV2(ブーム15が揺動する動作である揺動動作)、アーム制御バルブV7(アーム16が揺動する動作である揺動動作)、旋回制御バルブV8(機体2が旋回する動作である旋回動作)を制御する。
第1操作具41A及び第2操作具41Bの操作パターンを一例をあげて具体的に説明すると、第1操作具41Aの前後の傾動操作でアーム16が揺動動作し、第1操作具41Aの左右の傾動操作で機体2が旋回動作する。また、第2操作具41Bの前後の傾動操作でブーム15が揺動動作し、第2操作具41Bの左右の傾動操作でバケット17が揺動動作する。
第3操作具41Cは、操縦装置1Bに設けられ、例えば、レバーによって構成される。第3操作具41Cは、ドーザ用第1制御バルブV3及びドーザ用第2制御バルブV6(ドーザシリンダC1)を操作可能(ドーザ装置7を操作可能)である。また、第3操作具41Cは、該第3操作具41Cの操作方向及び操作量を検出するセンサ42(第3センサ42C)を有している。第3センサ42Cは、制御装置U1に接続されている。制御装置U1は、第3センサ42Cからの検出信号に基づいて、ドーザ用第1制御バルブV3及びドーザ用第2制御バルブV6(ドーザ装置7)を制御する。
第4操作具41D及び第5操作具41Eは、例えば、運転席6の前方の床部に設けられ、オペレータの踏み操作によって操作されるペダルによって構成される。第4操作具41Dは、第1走行制御バルブV5(第1走行モータML)を操作可能(第1走行装置3Lを操作可能)である。また、第4操作具41Dは、該第4操作具41Dの操作方向及び操作量を検出するセンサ42(第4センサ42D)を有している。第4センサ42Dは、制御装置U1に接続されている。制御装置U1は、第4センサ42Dからの検出信号に基づいて、第1走行制御バルブV5(第1走行装置3L)を制御する。
第5操作具41Eは、第2走行制御バルブV4(第2走行モータMR)を操作可能(第2走行装置3Rを操作可能)である。また、第5操作具41Eは、該第5操作具41E操作方向及び操作量を検出するセンサ42(第5センサ42E)を有している。第5センサ42Eは、制御装置U1に接続されている。制御装置U1は、第5センサ42Eからの検出信号に基づいて、第2走行制御バルブV4(第2走行装置3R)を制御する。
センサ42(第1センサ42A~第5センサ42E)の構成は特に限定されるものではないが、例えば、ポテンショメータ等を用いることができる。
各制御バルブV1~V11のスプールは、該各制御バルブV1~V11を操作する各操作部材41、34A、34Bの操作量に比例して動かされ、各制御バルブV1~V11が動かされた量に比例する量の作動油を制御対象の油圧アクチュエータML,MR,MT,C1~C7に供給するように構成されている。つまり、各操作部材41、34A、34Bの操作量に比例して操作対象(制御対象)の作動速度が変速可能とされている。
以上のように、操作部材41、34A、34Bの操作によって各制御バルブV1~V11が操作され、それによって、対応する油圧アクチュエータML,MR,MT,C1~C7が操作される。そして、油圧アクチュエータML,MR,MT,C1~C6によって駆動部位(機体2、走行装置3(スイングブラケット14)、ドーザ装置7、ブーム15、アーム16、作業具17、第1油圧アタッチメントAUX1、第2油圧アタッチメントAUX2)が駆動される。
図6に示すように、スイングブラケット14には、機体2に対するブーム15の角度(ブーム角)を検出するブーム角センサ26が取り付けられている。ブーム角センサ26は、例えば、ポテンショメータによって形成されている。ブーム角センサ26は、第1連動リンク27によってブーム15に連動連結されている。ブーム角センサ26は、ブーム枢軸15b回りのブーム15の回転角度を検出し、これによって、機体2に対するブーム15の角度を検出する。
図7に示すように、ブラケット部材16dには、ブーム15に対するアーム16の角度
(アーム角)を検出するアーム角センサ28が取り付けられている。アーム角センサ28は、例えば、ポテンショメータによって形成されている。アーム角センサ28は、第2連動リンク29によってアームシリンダC4のピストンロッドC4bに連動連結されている。詳しくは、第2連動リンク29は、アーム枢軸16bに連結されるピストンロッドC4bのボス部C4cに連結されている。したがって、アーム角センサ28は、アームシリンダC4のストロークを検出することによりアーム枢軸16b回りのアーム16の回転角度を検出し、これによって、ブーム15に対するアーム16の角度を検出する。なお、アーム角センサ28は、アーム枢軸16b回りのアーム16の回転角度を、直接検出するものであってもよい。
ここで、図8を参照して、アーム制御バルブV7に関して詳細に説明する。
図8に示すように、アーム制御バルブV7は、中立位置31aと、第1位置31bと、第2位置31cとに切り換え可能であり、制御装置U1は、アーム制御バルブV7を中立位置31aから第1位置31b又は第2位置31cに切り換え可能である。アーム制御バルブV7は、供給油路30Aを介して第1ポンプ21に接続されると共にドレン油路30Bを介して作動油タンクT2に接続されている。また、アーム制御バルブV7は、第1シリンダ油路30C及び第2シリンダ油路30Dを介してアームシリンダC4のシリンダチューブC4aに接続されている。詳しくは、第1シリンダ油路30CはシリンダチューブC4aのヘッド側(ピストンロッドC4bが突出する側)に接続され、第2シリンダ油路30DはシリンダチューブC4aのボトム側に接続される。アーム制御バルブV7が第1位置31bに切り換えられると、アームシリンダC4が収縮してアーム16はアームダンプ方向D2に揺動する。また、アーム制御バルブV7が第2位置31cに切り換えられると、アームシリンダC4が伸長してアーム16はアームクラウド方向D1に揺動する。アーム制御バルブV7が中立位置31aに戻ると、アームシリンダC4の伸縮が停止する。つまり、アーム16の動作が停止する。
また、アームシリンダC4がストロークエンドに近づくと、作動油の供給量を調整してピストンロッドC4bを減速させるクッション制御を行う電子クッションを備えていてもよい。
図8に示すように、制御装置U1には、ブーム角センサ26とアーム角センサ28とが接続されている。制御装置U1は、ブーム角センサ26及びアーム角センサ28の検出値を取得可能である。また、制御装置U1は、算出部36を有する。算出部36は、ブーム角センサ26とアーム角センサ28の検出値に基づいてアーム16の先端部16e(アーム先端部という。図9、図10参照)の位置を算出する。
また、制御装置U1は、アームダンプ制限部Ubを有している。アームダンプ制限部Ubは、アーム16のアームダンプ方向D2の揺動を制限する。言い換えると、アームダンプ制限部Ubは、アームシリンダC4のアームダンプ方向D2のストロークを制限する。
次に、図9、図10を参照して、アームダンプ制限部Ubによるアーム16のアームダンプ方向D2の揺動の制限(アームダンプ制限)及びアームシリンダC4のアームダンプ方向D2のストローク制限(アームダンプ制限)について説明する。
図9、図10において、仮想線PAは、アームシリンダC4をアームダンプ方向D2のストロークエンドSE1に収縮させたアーム16の状態(第1状態)を示している。実線PBは、ブーム15を最上げ位置に上方揺動させたブーム15の位置(ブームシリンダC3を上げ方向のストロークエンドSE2まで伸張させたブーム15の位置)を示している。図10において、実線PCは、ブーム15を最下げ位置に下方揺動させたブーム15の位置(ブームシリンダC3を下げ方向のストロークエンドSE3まで収縮させたブーム15の位置)を示している。
図9、図10に示すように、アームダンプ制限(アームシリンダC4のアームダンプ方向D2のストローク制限)をするためのアーム先端部16eの位置である制限位置PDを決めるには、先ず、制限したいアーム先端部16eの旋回軸心X1(機体2)からの所定の制限距離39を決める。言い換えると、安定性の面から制限するアーム先端部16eのブーム枢軸15b回りの最大半径を決定する。
このアーム先端部16eの制限距離39にある場合の制限位置PDは、ブーム枢軸15bを通る水平線40と、第1状態PAにおけるアーム先端部16eがブーム枢軸15bを中心として描く第1軌跡Lo1とが交わる点38よりも後方である。より具体的には、制限距離39におけるアーム先端部16eの制限位置PDは、第1軌跡Lo1と、ブーム15の先端部15fがブーム枢軸15bを中心として描く第2軌跡Lo2との間の範囲である。言い換えると、制限位置PDにあるアーム先端部16eがブーム枢軸15bを中心として描く第3軌跡Lo3は、第1軌跡Lo1と第2軌跡Lo2との間の範囲に位置する。
そして、アームダンプ制限を行う場合、アームダンプ制限部Ub(制御装置U1)は、アーム先端部16eが、制限位置PDからアームダンプ方向D2に移動しないように、ブーム15の最上げ位置PBと最下げ位置PCとの間の揺動範囲ARの全域においてアーム16のアームダンプ方向D2の揺動を制限する。別の言い方をすると、アームダンプ制限部Ubは、アーム先端部16eが第1軌跡Lo1と第3軌跡Lo3との間に侵入しないように、ブーム15の機体2に対する角度にかかわらず、アーム16のアームダンプ方向D2の揺動を制限する。さらに言い換えると、アーム先端部16eが制限距離39にある場合におけるアームシリンダC4のストロークをS1とすると、アームダンプ制限部Ub(制御装置U1)は、アーム16をアームシリンダC4がストロークS1であるときよりもアームダンプ方向D2に揺動させないように、ブーム15の揺動範囲ARの全域において(機体2に対するブーム15の角度(ブーム角)にかかわらず)アームシリンダC4のアームダンプ方向D2のストロークを制限する。さらに詳しくは、操作部材35を、アーム16がアームダンプ方向D2に揺動する方向に操作しつづけた場合、アームダンプ制限部Ub(制御装置U1)は、アームシリンダC4をアームダンプ方向D2のストロークエンドSE1まで収縮させるようにアーム制御バルブV7を制御することなく、アームシリンダC4がストロークS1までしか収縮しないようにアームシリンダC4のストロークを制限する。つまり、アームダンプ制限部Ubは、アームシリンダC4が収縮してストロークS1までくると、アームシリンダC4の収縮動作(アーム16)を停止させる。本実施形態では、アーム制御バルブV7を制御するパイロット制御圧(アームダンプパイロット2次圧)を減圧することで、アームシリンダC4のストローク制限を行う。また、本実施形態では、アームダンプ制限部Ubは、アームシリンダC4が収縮してアームシリンダC4がストロークS1に近づくと、電子クッションによってピストンロッドC4bの速度を減速させ、アームシリンダC4がストロークS1までくるとアーム16を自動停止する。なお、アーム16のアームダンプ方向D2の揺動の制限を、ブーム15が揺動範囲ARのうちの所定範囲にある場合にのみ行うようにしてもよい。
図8に示すように、制御装置U1は、解除部Ucを有している。解除部Ucは、アームダンプ制限部Ubによるアームダンプ制限の解除を行う。具体的には、解除部Ucは、第1操作具41Aの第3スイッチ36Aの指示によってアームダンプ制限の解除を行う。即ち、第3スイッチ36A(手動解除スイッチ)をオペレータが押し操作すると、制御装置U1は第3スイッチ36Aからの指令信号を取得し、制御装置U1が第3スイッチ36Aからの指令信号を取得すると、解除部Ucは、アームダンプ制限の解除を行う。したがって、第3スイッチ36Aは、アームダンプ制限をオペレータが解除するための手動解除スイッチである。
アームダンプ制限部Ubによるアームダンプ制限が解除されると、図10に示すように、アーム先端部16eを制限位置PDよりもアームダンプ方向D2に移動させることができるように、アーム16をアームダンプ方向D2に揺動させることができる(アームシリンダC4をストロークエンドSE1まで収縮させることができる)。これにより、ブーム15及びアーム16を掘削方向へ伸ばした場合の掘削深さを大きくすることができる。また、ブーム15の揺動範囲ARの全域においてアーム16のアームダンプ方向D2の揺動を制限し、必要なときにオペレータの意志でアーム16のアームダンプ方向D2の揺動の制限を解除するようにすることで、アーム16の制御を簡素化することができる。つまり、アーム16を制御するソフト(ソフトウェア)の製作が容易であり、該ソフトの信頼性の向上が図れ、オペレータにわかりやすい機能となる。また、必要時に作業範囲を拡大す
るので、走行移動が抑制され、足場を荒らしにくいという効果も奏する。
また、限定されることはないが、本実施形態では、第3スイッチ36Aによるアームダンプ制限の解除は、第1操作具41Aをアーム16がアームダンプ方向D2に揺動する方向に操作している状態で第3スイッチ36A押し操作することにより行われる。つまり、アームダンプ制限部Ubがアームダンプ制限をしている状態で、オペレータがアーム16をアームダンプ方向D2に操作しながら第3スイッチ36A(手動解除スイッチ)を操作した場合に、アームダンプ制限が解除される。これにより、オペレータの意志でアーム16のダンプ制限を解除することが明確になり、誤操作を抑制することができる。
また、第3スイッチ36A(手動解除スイッチ)は、アームダンプ制限の解除後、アーム先端部16eが制限位置PDに戻るまで、アームダンプ制限を一時的に解除するものである。詳しくは、第3スイッチ36Aを一回押すと、アームダンプ制限が解除されてアーム先端部16eを制限位置PDからアームダンプ方向D2に移動させることができ、アーム先端部16eが制限位置PDからアームダンプ方向D2に移動した位置から制限位置PDに戻ると、第3スイッチ36Aの指示が解除され、再びアームダンプ制限が行われる。
アームダンプ制限を解除する手動解除スイッチは、押しボタンスイッチのほかロータリースイッチなどの物理的に操作されるハードウェアスイッチでも構成されていてもよいし、スイッチのオン・オフ切り替えをソフトウェアで行うソフトウェアスイッチで構成されていてもよい。ハードウェアスイッチは、例えば、運転席6の前方の操縦装置1Bの操作部材41以外の部位に設けてもよい。ソフトウェアスイッチは、例えば、運転席6の前方に設けられるメータパネルやモニタ等の表示部(画面)に表示される。
本実施形態では、第3スイッチ36A(手動解除スイッチ)を、オペレータが把持する操作部材41(第1操作具41A)に設けることで、オペレータは、アームダンプ制限の解除を手元操作(手元スイッチ)で行うことができ、これにより、アームダンプ制限の解除を行う操作の操作性を向上させることができる。また、第3スイッチ36A(手動解除スイッチ)を、アーム16を操作する第1操作具41Aに設けられた押しボタンスイッチによって構成することで、アーム16をアームダンプ方向D2に操作しながら第3スイッチ36A(手動解除スイッチ)を操作する場合の操作性を向上させることができる。
図8に示すように、制御装置U1には、アームダンプ制限を解除する手動解除スイッチ(第3スイッチ36A)とは異なる他の解除スイッチである第5スイッチ43が接続されている。第5スイッチ43は、アームダンプ制限部Ubによるアームダンプ制限を常時解除するものである。詳しくは、第5スイッチ43は、一回押すと、アームダンプ制限がされる状態に復帰させる復帰操作をするまで、アームダンプ制限が解除される。解除部Ucは、第5スイッチ43によって指示された場合は、アームダンプ制限を常時解除する。詳しくは、第5スイッチ43が操作されると、制御装置U1は第5スイッチ43から送信される指令信号を取得し、制御装置U1が第5スイッチ43からの指令信号を取得すると、解除部Ucはアームダンプ制限を常時解除する。また、第5スイッチ43を押してアームダンプ制限を解除した後、再び、アームダンプ制限がされる状態に戻すには、復帰操作が必要であるが、この復帰操作としては、例えば、第5スイッチ43をもう一度押すことで行うことができる。また、アームダンプ制限に戻す復帰スイッチを別途設けてもよい。また、例えば、原動機E1の駆動を停止すると、アームダンプ制限の解除をリセットするようにしてもよい。この場合、原動機E1を始動したときには、アームダンプ制限が行われる。
また、作業具17として、狭幅バケットを装着した時には安定性に余裕がでるので、このようなときには、アームダンプ制限を常時解除することで、安定性を確保しながら、より大きな最大掘削半径で作業をすることができる。
図8に示すように、制御装置U1は、警告部Udを有している。
警告部Udは、アームシリンダC4がストロークS1よりもアームダンプ方向D2のストローク(本実施形態では、ストロークS1よりも小さいストローク)である場合に警告を行う。警告部Udは、報知部45に警告信号を出力する。報知部45は、ランプ又は警告音を発するブザー等によって構成され、警告部Udからの警告信号によって作動する。
警告部Udは、図示しない解除操作スイッチの操作(指示)によって、報知部45による警告を解除する。
以上の本実施形態にあっては、通常はアームダンプ制限を行い、必要なときにオペレータの意志でアームダンプ制限を解除するようにすることで、必要なバケット底高さ(バケットの底面の地面GLからの高さ)及び必要な掘削深さに届くようにブーム15及びアーム16の長さを設定しても、ブーム15及びアーム16を前方に伸ばした場合の安定性を確保することができる。即ち、バケット底高さ及び掘削深さを大きく設定しつつ、ブーム15及びアーム16を水平方向に伸ばした場合の安定性を確保することができる(バケット底高さ及び掘削深さと安定性とを共立できる)。また、アーム16の制御を簡素化することができる。
また、ブーム15及びアーム16を従来より長くし、掘削深さを深く設定してもバケット底高さと安定性を確保できるので、ダンプ積み込みなど上方への土砂の移動が効率よく行え、また狭所作業性がよい。
また、作業具17として、安定性に余裕がでる狭幅バケットを装着した時には、第5スイッチ43(他の解除スイッチ)によってアームダンプ制限を解除することで、安定性を確保しながら、より大きな最大掘削半径で作業ができる。
なお、本実施形態では、ブームシリンダC3を伸長させることでブーム15を上方揺動し、ブームシリンダC3を収縮させることでブーム15を下方揺動させる構成としたが、ブームシリンダC3を収縮させることでブーム15を上方揺動し、ブームシリンダC3を伸長させることでブーム15を下方揺動させる構成としてもよい。また、アームシリンダC4を伸長させることでアーム16をアームクラウド方向D1に揺動し、アームシリンダC4を収縮させることでアーム16をアームダンプ方向D2に揺動させる構成としたが、アームシリンダC4を収縮させることでアーム16をアームクラウド方向D1に揺動し、アームシリンダC4を伸長させることでアーム16をアームダンプ方向D2に揺動させる構成としてもよい。
また、本実施形態では、ブームシリンダC3をブーム15の下面側に配置しているが、これに限らず、ブーム15の上面側に配置してもよい。この場合、ブームシリンダC3のストロークが増すほどブーム15は下方へ揺動する。
また、スイング式の作業機1の場合、スイングブラケット14が機体前部に設けられるため、ブーム15及びアーム16を前方に水平に伸ばした場合の機体安定性が特に低下しやすいが、本実施形態では、ブーム15及びアーム16を水平方向に伸ばした場合のアームシリンダ20のアームダンプ方向D1のストロークを制限することにより、スイング式の作業機1でブーム15及びアーム16の長さを長くした場合であっても安定性を確保することができる。
上記実施形態では、各制御バルブV1~V11をパイロット式の比例電磁弁で構成し、制御装置U1が各制御バルブV1~V11に供給する電流値を制御することでパイロット制御圧を制御して、各制御バルブV1~V11を制御する構成としたが、これに限定されることはない。
例えば、図11に示すように、各制御バルブV1~V11を、一対のパイロット受圧部Va1,Va2に作用するパイロット制御圧によってパイロット操作されるパイロット操作切換弁によって構成すると共に、制御装置U1によって制御される一対の比例電磁弁V21,V22を設け、一方の比例電磁弁V21から一方のパイロット受圧部Va1にパイロット制御圧が供給されると共に、他方の比例電磁弁V22から他方のパイロット受圧部Va2にパイロット制御圧が供給される構成とすることで、油圧アクチュエータMT,ML,MR,C1~C7に対する作動油の流れの方向及び流量を制御するように構成してもよい。
また、図12に示すように、各制御バルブV1~V11を、制御装置U1から電流が供給される比例ソレノイドso12でスプールを直接駆動する比例電磁式の方向・流量制御バルブによって構成してもよい。
上記作業機1は、機体2と、機体2に上下揺動可能に枢支されるブーム15と、ブーム
15に、ブーム15から離れるアームダンプ方向D2及びブーム15に近づくアームクラウド方向D1に揺動可能に枢支されるアーム16と、アーム16の先端部16eが、機体2からの距離が所定の制限距離39にある制限位置PDからアームダンプ方向D2に移動しないように、アーム16のアームダンプ方向D2の揺動を制限するアームダンプ制限部Ubと、アームダンプ制限部Ubによる制限をオペレータが解除する手動解除スイッチ(第3スイッチ36A)と、を備えている。
この構成によれば、アームダンプ制限部Ubが、アーム16のアームダンプ方向D2の揺動を制限することで、ブーム15及びアーム16を水平方向に伸ばした場合の安定性を確保することができる。また、オペレータが手動解除スイッチ36Aを操作してアームダンプ制限部Ubによる制限を解除することで、ブーム15及びアーム16を掘削方向へ伸ばした場合の掘削深さを大きくすることができる。
また、アームダンプ制限部Ubが制限をしている状態で、アーム16をアームダンプ方向D2に操作しながら手動解除スイッチ36Aを操作した場合に、制限が解除される。
この構成によれば、オペレータの意志でアーム16のダンプ制限を解除することが明確になり、誤操作を抑制することができる。
また、アーム16を揺動操作する操作部材(第1操作具41A)であって、オペレータが把持して操作する操作部材41Aを備え、操作部材41Aは手動解除スイッチ36Aを有している。
この構成によれば、アーム16を操作しながら手動解除スイッチ36Aを操作する場合の操作性を向上させることができる。
また、手動解除スイッチ36Aによって制限を解除した後に、アーム16の先端部16eが制限位置PDに戻ると、アームダンプ制限部Ubが再びアームダンプ方向D2の揺動の制限を行う。
この構成によれば、手動解除スイッチ36Aによるアームダンプ制限の解除後の復帰操作を行わなくてもよく、至便である。
また、手動解除スイッチ36Aとは異なる他の解除スイッチ(第5スイッチ43)を備え、手動解除スイッチ36Aは、制限の解除後、アーム16の先端部16eが制限位置PDに戻るまで、制限を一時的に解除するものであり、他の解除スイッチ43は、アームダンプ制限部Ubによる制限を常時解除するものである。
この構成によれば、例えば、深堀り作業を短時間行う場合には、手動解除スイッチ36Aを使ってアームダンプ制限の解除後、自動復帰するようにし、また、安定性に余裕がでる狭幅バケットを装着した時には、アームダンプ制限を常時解除することで、安定性を確保しながら、より大きな最大掘削半径で作業ができるなど、状況に応じてアームダンプ制限の解除の方法を使い分けることができる。
また、アーム16を揺動させるアームシリンダC4を備え、アーム16の先端部16eの機体2からの距離が所定の制限距離39にある場合におけるアームシリンダC4のストロークをS1とすると、アームダンプ制限部Ubは、アーム16をアームシリンダC4がストロークS1であるときよりもアームダンプ方向D2に揺動させないように、アームシリンダC4のアームダンプ方向D2のストロークを制限する。
この構成によれば、アームシリンダC4のアームダンプ方向D2のストロークを制限することで、容易にアームダンプ制限を行える。
また、ブーム15の揺動支点であるブーム枢軸15bを備え、制限距離39にある場合におけるアーム16の先端部16eの制限位置PDは、アームシリンダC4がアームダンプ方向D2のストロークエンドSE1にある状態でアーム16の先端部16eがブーム枢軸15bを中心として描く第1軌跡Lo1と、ブーム15の先端部15fがブーム枢軸15bを中心として描く第2軌跡Lo2との間の位置である。
この構成によっても、安定性を確保しながら大きな掘削半径で掘削作業をすることができる。
また、機体2に対するブーム15の角度を検出するブーム角センサ26と、ブーム15に対するアーム16の角度を検出するアーム角センサ28と、ブーム角センサ26とアー
ム角センサ28の検出値に基づいてアーム16の先端部16eの位置を算出する算出部Uaと、を備えている。
この構成によれば、算出部Uaが算出して得られたアーム16の先端部16eの位置に基づいてアームダンプ制限を行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 機体
15 ブーム
15b ブーム枢軸
16 アーム
16e 先端部
26 ブーム角センサ
28 アーム角センサ
36A 手動解除スイッチ(第3スイッチ)
39 制限距離
41A 操作部材(第1操作具)
43 他の解除スイッチ(第5スイッチ)
AR 揺動範囲
C4 アームシリンダ
D1 アームクラウド方向
D2 アームダンプ方向
Lo1 第1軌跡
Lo2 第2軌跡
PD 制限位置
S1 ストローク
SE1 ストロークエンド
Ua 算出部
Ub アームダンプ制限部

Claims (8)

  1. 機体と、
    前記機体に上下揺動可能に枢支されるブームと、
    前記ブームに、前記ブームから離れるアームダンプ方向及び前記ブームに近づくアームクラウド方向に揺動可能に枢支されるアームと、
    前記アームの先端部が、前記機体からの距離が所定の制限距離にある制限位置から前記アームダンプ方向に移動しないように、前記アームのアームダンプ方向の揺動を制限するアームダンプ制限部と、
    前記アームダンプ制限部による前記制限をオペレータが解除する手動解除スイッチと、
    を備えている作業機。
  2. 前記アームダンプ制限部が前記制限をしている状態で、前記アームをアームダンプ方向に操作しながら前記手動解除スイッチを操作した場合に、前記制限が解除される請求項1に記載の作業機。
  3. 前記アームを揺動操作する操作部材であって、オペレータが把持して操作する操作部材を備え、
    前記操作部材は前記手動解除スイッチを有している請求項1または2に記載の作業機。
  4. 前記手動解除スイッチによって前記制限を解除した後に、前記アームの先端部が前記制限位置に戻ると、前記アームダンプ制限部が再びアームダンプ方向の揺動の制限を行う請求項1~3のいずれか1項に記載の作業機。
  5. 前記手動解除スイッチとは異なる他の解除スイッチを備え、
    前記手動解除スイッチは、前記制限の解除後、前記アームの先端部が前記制限位置に戻るまで、前記制限を一時的に解除するものであり、
    前記他の解除スイッチは、前記アームダンプ制限部による前記制限を常時解除するものである請求項1~3のいずれか1項に記載の作業機。
  6. 前記アームを揺動させるアームシリンダを備え、
    前記アームの先端部の前記機体からの距離が前記制限距離にある場合における前記アームシリンダのストロークをS1とすると、
    前記アームダンプ制限部は、前記アームを前記アームシリンダが前記ストロークS1であるときよりもアームダンプ方向に揺動させないように、前記アームシリンダのアームダンプ方向のストロークを制限する請求項1~5のいずれか1項に記載の作業機。
  7. 前記ブームの揺動支点であるブーム枢軸を備え、
    前記制限距離にある場合における前記アームの先端部の制限位置は、前記アームシリンダがアームダンプ方向のストロークエンドにある状態で前記アームの先端部が前記ブーム枢軸を中心として描く第1軌跡と、前記ブームの先端部が前記ブーム枢軸を中心として描く第2軌跡との間の位置である請求項6に記載の作業機。
  8. 前記機体に対する前記ブームの角度を検出するブーム角センサと、
    前記ブームに対する前記アームの角度を検出するアーム角センサと、
    前記ブーム角センサと前記アーム角センサの検出値に基づいて前記アームの先端部の位置を算出する算出部と、
    を備えている請求項1~7のいずれか1項に記載の作業機。
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