JP7130606B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、バックホー等の作業機に関する。
従来、特許文献1に開示された作業機が知られている。
特許文献1に開示された作業機は、アームを有すると共に、アームの先端側に揺動可能に枢支されたバケット(作業具)を有している。バケットは、アームにシリンダ軸を介して枢支されたバケットシリンダ(作業具シリンダ)を伸縮させることでダンプ側及びクラウド側に揺動する。
特開2011-252338号公報
バケットシリンダを収縮させた状態から伸長させるとバケットはダンプ側からクラウド側へ揺動する。また、バケットシリンダは、伸縮させる際にシリンダ軸回りに揺動する。このバケットシリンダのシリンダ軸回りの揺動角度は、バケットシリンダをダンプ側のエンド位置まで収縮させた状態から伸長させて行くと、次第に大きくなると共に途中で反転して次第に小さくなる。
このため、バケットシリンダの揺動角度を検出する角度センサだけでは、バケットシリンダの揺動角度が最大となる位置(以下、中立位置という)に対してバケットがクラウド側にあるのかダンプ側にあるのかを特定することができない。
本発明は、前記問題点に鑑みて、角度センサが検出した作業具シリンダの揺動角度に基づいて作業具の揺動位置を適切に算出することのできる作業機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る作業機は、アームと、前記アームの先端側に揺動可能に枢支された作業具と、前記アームにシリンダ軸を介して枢支され、且つ伸縮することで前記作業具を揺動させる作業具シリンダと、前記作業具シリンダの前記シリンダ軸回りの揺動角度が最大になる中立位置に対して前記作業具がダンプ側に配置されるときの前記作業具シリンダの揺動角度及び前記中立位置に対して前記作業具がクラウド側に配置されるときの前記作業具シリンダの揺動角度を検出する角度センサと、前記作業具シリンダが前記中立位置よりも伸長側であるか縮退側であるかを示すON/OFF信号を検出する位置センサと、前記角度センサが検出した前記揺動角度と前記位置センサの検出結果とに基づいて、前記作業具の揺動位置を特定する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記作業具を前記ダンプ側から前記クラウド側に向かう第1方向に移動させたときに前記位置センサで検出されるON/OFF信号の第1検出パターン、及び、前記作業具を前記クラウド側から前記ダンプ側に向かう第2方向に移動させたときに前記位置センサで検出されるON/OFF信号の第2検出パターンに基づいて、前記作業具が前記ダンプ側にあるか前記クラウド側にあるかを判断する。
上記の構成によれば、角度センサが検出した作業具シリンダの揺動角度と位置センサの検出結果とに基づいて作業具の揺動位置を適切に算出することができる。
作業機の側面図である。 作業具シリンダの配置部分の側面図である。 作業具の動作を示す側面図である。 制御システムの概略図である。 作業具シリンダの揺動状態を示す側面図である。 検出装置の配置部分の側面断面図である。 検出装置の配置部分をアーム側からみた図である。 図6のZ1-Z1線矢視断面図である。 作業具シリンダの伸縮状態を示す側面図である。 検出パターンを説明する図である。 他の検出パターンを説明する図である。 他の検出パターンを説明する図である。 検出パターンの組み合わせを説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る作業機1の全体構成を示す概略側面図である。本実施形態では、作業機1として旋回作業機であるバックホーが例示されている。
図1に示すように、作業機1は、機体(旋回台)2と、走行装置3と、作業装置4とを備えている。機体2上にはキャビン5が搭載されている。キャビン5の室内には、運転者(オペレータ)が着座する運転席6が設けられている。
本実施形態においては、作業機1の運転席6に着座したオペレータの前側に向かう方向(図1の矢印A1方向)を前方、オペレータの後側に向かう方向(図1の矢印A2方向)を後方、オペレータの左側に向かう方向(図1の手前側の方向)を左方、オペレータの右側に向かう方向(図1の奥側の方向)を右方として説明する。また、図1に示す前後方向(機体前後方向)K1に直交する方向である水平方向を機体幅方向(機体2の幅方向)として説明する。また、機体2の幅方向の中央部から右方、或いは、左方へ向かう方向を機体幅方向外方として説明する。機体幅方向外方とは反対の方向を、機体幅方向内方として説明する。
図1に示すように、走行装置3は、機体2を走行可能に支持する。走行装置3は、走行フレーム3Aの左側に設けられた第1走行機構3Lと、走行フレーム3Aの右側に設けられた第2走行機構3Rとを有する。第1走行機構3L及び第2走行機構3Rは、クローラ式の走行機構であり、それぞれ走行モータM1によって駆動される。走行モータM1は、例えば、油圧モータ(油圧アクチュエータ)によって構成される。
走行装置3の前部には、ドーザ装置7が装着されている。ドーザ装置7は、ドーザシリンダ(油圧アクチュエータ)を伸縮することにより昇降(ブレードを上げ下げ)させることができる。
図1に示すように、機体2は、走行フレーム3A上に旋回ベアリング8を介して旋回軸心X1回りに旋回可能に支持されている。旋回軸心X1は、旋回ベアリング8の中心を通る上下方向に延伸する軸心である。機体2には、原動機が搭載されている。原動機は、ディーゼルエンジンである。なお、原動機は、ガソリンエンジン又は電動モータ或いはエンジン及び電動モータを有するハイブリッド型であってもよい。
図1に示すように、機体2は、旋回軸心X1回りに旋回する基旋回基板9を有する。旋回基板11は、鋼板等から形成され、機体2の底部を構成する。旋回基板11の上面の中央側には、補強部材である縦リブ9L,9Rが前部から後部にわたって設けられている。機体2の後部には、旋回基板11に立設されたウエイト10が設けられている。
機体2の前部には、作業装置4を支持する支持体20が設けられている。支持体20は、支持ブラケット20Aと、スイングブラケット20Bとを有している。支持ブラケット20Aは、縦リブ9L,9Rの前部に固定され、機体2から前方に突出状に設けられている。支持ブラケット20Aの前部(機体2から突出した部分)には、スイング軸26を介してスイングブラケット20Bが縦軸心(上下方向に延伸する軸心)回りに揺動可能に取り付けられている。したがって、スイングブラケット20Bは、機体幅方向に(スイング軸26を中心として水平方向に)回動可能である。
図1に示すように、スイングブラケット20Bに、作業装置4が取り付けられている。作業装置4は、ブーム22と、アーム23と、バケット(作業具)24とを有している。ブーム22の基部22Aは、ブーム軸27を介してスイングブラケット20Bの上部に枢支されている。ブーム軸27は、上下方向に直交する水平方向に延伸する軸心を有する。したがって、ブーム22は、機体正面方向を向く状態において、横軸心(機体幅方向に延伸する軸心)回りに回動可能である。また、ブーム22は、ブーム軸27回りに回動することで、上下方向に揺動する。
アーム23は、基端側23Aがブーム22の先端側22Bにアーム軸28を介して枢支されている。アーム軸28の軸心は、ブーム軸27の軸心と平行である。したがって、アーム23は、ブーム22が機体正面方向を向く状態において、横軸心回りに回動可能である。また、アーム23は、アーム軸28回りに回動することで、ブーム22に対して近接する方向(クラウド方向)及び離反する方向(ダンプ方向)に揺動する。
図1に示すように、バケット24は、基部24Aがアーム23の先端側23Bにバケット軸(作業具軸)29を介して枢支されている。バケット軸29の軸心は、アーム軸28の軸心と平行である。したがって、バケット24は、ブーム22が機体正面方向を向く状態において、横軸心回りに回動可能である。また、バケット24は、バケット軸29回りに回動することで、先端部24Bがアーム23に対して近接する方向(クラウド方向)及び離反する方向(ダンプ方向)に揺動する。言い換えると、バケット24は、スクイ動作及びダンプ動作可能である。スクイ動作とは、バケット24をブーム22に近づける方向(クラウド方向)に揺動させる動作であり、例えば、土砂等を掬う場合の動作である。また、ダンプ動作とは、バケット24をブーム22から遠ざける方向(ダンプ方向)に揺動させる動作であり、例えば、掬った土砂等を落下(排出)させる場合の動作である。
また、バケット24は、リンク機構30を介してアーム23に連結されている。リンク機構30は、第1リンク30Aと第2リンク30Bとを有する。第1リンク30Aは、一端が第1リンク軸31を介してアーム23に枢支されている。第2リンク30Bは、一端が第2リンク軸32を介してバケット24の基部24Aに枢支されている。第1リンク30Aと第2リンク30Bとの他端側は、連結軸33を介して相互に枢支連結されている。第1リンク軸31、第2リンク軸32及び連結軸33の軸心は、バケット軸29の軸心と平行である。
なお、作業機1は、バケット24に代えて或いは加えて、油圧アクチュエータにより駆動可能な他の作業具(油圧アタッチメント)を装着することが可能である。他の作業具としては、油圧ブレーカ、油圧圧砕機、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノウブロア等が例示できる。
スイングブラケット20Bは、機体2内に備えられたスイングシリンダC2の伸縮によって揺動可能である。ブーム22は、ブームシリンダC3の伸縮によって揺動可能である。アーム23は、アームシリンダC4の伸縮によって揺動可能である。バケット24は、作業具シリンダ(バケットシリンダという)C5の伸縮によって揺動可能である。スイングシリンダC2、ブームシリンダC3、アームシリンダC4、バケットシリンダC5は、複動型の油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)によって構成されている。
図1に示すように、バケットシリンダC5は、アーム23の前方側に配置されている。また、バケットシリンダC5は、アーム23に沿って配置され、一端側がアーム23の基端側23Aに枢支されている。詳しくは、バケットシリンダC5の一端側は、アーム23の基端側23Aに固定されたシリンダブラケット34にシリンダ軸35を介して枢支されている。シリンダ軸35の軸心は、アーム軸28の軸心と平行である。バケットシリンダC5の他端側は、第1リンク30A及び第2リンク30Bの他端側に連結軸33を介して枢支連結されている。
図2に示すように、バケットシリンダC5は、シリンダチューブ36と、該シリンダチューブ36に対して突出及び縮退するピストンロッド37を有して伸縮可能である。詳しくは、バケットシリンダC5は、シリンダチューブ36に軸心方向移動可能に収容されたピストン38を有し、このピストン38にピストンロッド37が連結されており、ピストン38の移動と共にピストンロッド37が軸心方向に移動することで伸長または収縮する。
図2に示すように、ピストン38は、シリンダチューブ36の内部をボトム側の第1圧力室36Aと、ロッド側の第2圧力室36Bとに区画する。シリンダチューブ36のボトム側とは、ピストンロッド37が出入りしない側のことである。シリンダチューブ36のロッド側とは、ボトム側の反対側であってピストンロッド37が出入りする側のことである。
ピストンロッド37の先端側(ピストン38に連結される部位とは反対側)には、ロッドヘッド37Aが設けられている。ロッドヘッド37Aは、シリンダ軸35を介してシリンダブラケット34に枢支されている。シリンダチューブ36のボトム側の端部には、取付部36Cが設けられている。取付部36Cは、連結軸33を介して第1リンク30A及び第2リンク30Bの他端側に枢支連結されている。
図3に示すように、バケットシリンダC5が伸縮すると、バケット24がバケット軸29回りに、ダンプ方向Y1又はクラウド方向Y2に揺動する。また、バケット24は、バケット軸29回りに揺動することで、実線で示すように、先端部24Bがアーム23から最も離れたダンプ位置(ダンプ側のエンド位置)P1と、2点鎖線で示すように、先端部24Bがアーム23に最も近づいたクラウド位置(クラウド側のエンド位置)P2との間を揺動する。ダンプ位置P1は、バケットシリンダC5を最も縮小させたとき(最縮状態)の位置である。クラウド位置P2は、バケットシリンダC5を最も伸長させたとき(最伸状態)の位置である。
図2に示すように、バケットシリンダC5は、ピストンロッド37に形成された油路(第1油路39A、第2油路39B)を流れる作動油によって伸縮動作する油圧シリンダで構成されている。即ち、バケットシリンダC5は、シリンダチューブ36の外側に油圧配管が設けられていない配管レスの油圧シリンダで構成されている。第1油路39Aは、第1圧力室36Aに連通し、第2油路39Bは第2圧力室36Bに連通している。ロッドヘッド37Aに、第1油路39Aが接続された第1ポート40Aと、第2油路39Bが接続された第2ポート40Bとが形成されている。第1ポート40A及び第2ポート40Bには、それぞれ油圧ホースが接続され、該油圧ホースを介して作動油が供給または排出される。第1ポート40Aに供給される作動油によってバケットシリンダC5が伸長し、第2ポート40Bに供給される作動油によってバケットシリンダC5が収縮する。
図4に示すように、作業機1は、バケット24の揺動を制御する制御装置71と、バケットシリンダC5を制御するバケット制御弁72とを有している。制御装置71は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などを備えたマイクロコンピュータを利用して構成される。
バケット制御弁72は、制御装置71によって電気的に制御される制御弁であり、例えば、電磁比例方向制御弁が採用される。この電磁比例方向制御弁は、ソレノイドによってメインスプールを動かして作動油の流れを制御する弁である。また、バケット制御弁72は、中立位置72aと、第1位置72bと、第2位置72cとに切り換え可能な3位置切換弁によって構成されている。バケット制御弁72は、第1ソレノイド72d及び第2ソレノイド72eを有している。第1ソレノイド72d及び第2ソレノイド72eは制御装置71に接続されていて、制御装置71から出力される指令信号によって励磁又は消磁される。第1ソレノイド72d及び第2ソレノイド72eを励磁又は消磁することによって、バケット制御弁72を中立位置72aから第1位置72b又は第2位置72cに切換可能である。
バケット制御弁72は、供給油路73Aを介して油圧ポンプ92に接続されると共にドレン油路73Bを介してタンク74に接続されている。また、バケット制御弁72は、第1シリンダ油路73C及び第2シリンダ油路73Dを介してバケットシリンダC5のピストンロッド37に接続されている。詳しくは、第1シリンダ油路73Cは第1油路39Aに接続され、第2シリンダ油路73Dは第2油路39Bに接続される。
図4に示すように、制御装置71には、バケット24を操作する操作部材75が接続されている。制御装置71は、操作部材75からの操作信号(電気信号)を取得可能である。操作部材75は、運転席6の近傍に設けられていて、オペレータが把持して操作可能なレバー76を有している。レバー76は、中立位置から一方向と、該一方向とは逆の他方向とに揺動可能である。例えば、レバー76を一方向に揺動させると第1ソレノイド72dが励磁されて、バケット制御弁72は第1位置72bに切り換えられる。バケット制御弁72が第1位置72bに切り換えられると、バケットシリンダC5が収縮してバケット24はダンプ方向Y1に揺動する。また、レバー76を他方向に揺動させると第2ソレノイド72eが励磁されて、バケット制御弁72は第2位置72cに切り換えられる。バケット制御弁72が第2位置72cに切り換えられると、バケットシリンダC5が伸長してバケット24はクラウド方向Y2に揺動する。レバー76を中立位置に戻すと、バケット制御弁72は中立位置72aに戻り、バケットシリンダC5の伸縮が停止する。つまり、バケット24の動作が停止する。
図5に示すように、バケットシリンダC5は、最縮状態77でアーム23に並行している。バケットシリンダC5を最縮状態77から最伸状態78まで伸長させると、バケットシリンダC5は、最初は、アーム23から離れていってバケットシリンダC5の揺動角度Gは大きくなるが、途中で反転してアーム23に近づいていってバケットシリンダC5の揺動角度Gは次第に小さくなる。図5に示す符号79は、伸縮途中でバケットシリンダC5の揺動角度Gの増減方向が反転する反転位置(揺動角度Gが最大になる位置)を示している。図3に符号P3で示すバケット24の位置は、バケットシリンダC5が反転位置79にあるときの位置である。バケットシリンダC5が反転位置79に位置し、バケット24が位置P3にあるときの状態を中立位置80として説明する。つまり、中立位置80は概念的なものである。図3に示すように、バケット24は、バケットシリンダC5の反転位置79に対応する中立位置80を境界としてダンプ側E1とクラウド側E2とに揺動する。
図5に示すように、シリンダブラケット34に、バケットシリンダC5のシリンダ軸35回りの揺動角度Gを検出する角度センサ81が取り付けられている。角度センサ81は、例えば、ポテンショメータで構成される。角度センサ81は、中立位置80からダンプ側E1の揺動角度G1及び中立位置80からクラウド側E2の揺動角度G2を検出する。角度センサ81は、連動リンク82によってバケットシリンダC5のロッドヘッド37Aに連動連結されている。したがって、角度センサ81は、連動リンク82を介してロッドヘッド37Aのシリンダ軸35回りの回動を検出し、これによって、バケットシリンダC5のシリンダ軸35回りの揺動角度Gを検出する。なお、角度センサ81は、バケットシリンダC5のシリンダ軸35回りの回動を直接検出するものであってもよい。
図4に示すように、角度センサ81は、制御装置71に接続されている。制御装置71は、角度センサ81の検出値(ポテンショ値)を取得可能である。また、制御装置71は、算出部83を有している。算出部83は、バケットシリンダC5の揺動角度G、即ちポテンショ値に基づいてバケット24の揺動位置を算出する。バケット24の揺動位置とは、バケット24がバケット軸29回りに揺動した各位置である。
しかしながら、上記構成のバケット24の作動機構にあっては、バケットシリンダC5が伸縮の途中で揺動角度Gが反転するため、検出される揺動角度Gが同じにもかかわらず、バケット24の揺動位置が中立位置80を境界とするダンプ側E1にある場合とクラウド側E2にある場合とが有り得る。
そこで、図3に示すように、バケット24が中立位置80を境界とするダンプ側E1とクラウド側E2とのどちらにあるかを判断するために位置センサ41が設けられている。即ち、算出部83(制御装置71)は、角度センサ81が検出した揺動角度Gと位置センサ41が検出した検出情報(位置センサ41の検出結果)とに基づいて、バケット24の揺動位置を算出(特定)する。
図6、図7に示すように、位置センサ41は、シリンダチューブ36に設けられた被検出部材42と、ピストンロッド37に設けられた検出器43とを有し、検出器43がピストンロッド37と同行移動しながら被検出部材42を検出する。位置センサ41は、バケットシリンダC5が伸縮したときのシリンダチューブ36に対するピストンロッド37の相対位置をON/OFFにより検出する。検出器43は、被検出部材42を検出すると、制御装置71に検出信号(ON信号であってもよいしOFF信号であってもよい)を出力する。なお、被検出部材42をピストンロッド37に設け、検出器43をシリンダチューブ36に設けてもよい。
図2に示すように、被検出部材42は、シリンダチューブ36に固定された取付板44に取り付けられている。取付板44は、シリンダチューブ36におけるロッド側に配置され且つシリンダチューブ36の外面のアーム23と対向する面に固定されている。
図6~図8に示すように、取付板44には、ガイド部材(第1ガイド部材45A、第2ガイド部材45B)が設けられている。第1ガイド部材45Aは、取付板44から左方に張り出す第1取着部44Aを覆うように該第1取着部44Aに嵌められている。第2ガイド部材45Bは、取付板44から右方に張り出す第2取着部44Bを覆うように該第2取着部44Bに嵌められている。第1取着部44A及び第2取着部44Bは、取付板44の一端(取付板44におけるシリンダチューブ36のロッド側の端部)寄りに設けられている。
図6、図7に示すように、被検出部材42は、第1被検出部材42Aと、第2被検出部材42Bとを含む。第1被検出部材42Aは、取付板44の左部に設けられ、第2被検出部材42Bは、取付板44の右部に設けられている。第1被検出部材42Aは、シリンダチューブ36の長さ方向に所定長さを有する。第1被検出部材42Aは、取付板44に取り付けられたケース体46Aと、ケース体46Aの内部に設けられた複数のマグネット47Aとを含む。なお、ケース体46Aは、一端から他端にわたる一体物であってもよいし、長さ方向において分割されていてもよい。
マグネット47Aは、ケース体46Aの一端側から他端側にわたって間隔をあけて並べて設けられている。なお、マグネットは連続状に形成されていてもよい。第2被検出部材42Bは、取付板44の一端側に設けられている。第2被検出部材42Bは、ケース体46Bと、単一のマグネット47Bとを含む。
図6、図7に示すように、検出器43は、第1センサ43A及び第2センサ43Bを含む。第1センサ43A及び第2センサ43Bは、近接センサであり且つ磁気を検出する磁気センサである。第1センサ43Aと第2センサ43Bとは、機体幅方向において間隔をあけて配置され且つシリンダチューブ36の長手方向において同じ位置に配置されている。
第1センサ43Aは、第1被検出部材42Aに対応していて、第1被検出部材42Aを検出する。具体的には、第1センサ43Aは、ピストンロッド37と一体移動する基部材48Aと、マグネット47Aを検出する検出素子49Aとを含み、基部材48Aがピストンロッド37と一体移動しながらマグネット47Aを検出することで、第1被検出部材42Aを一端側から他端側まで検出する。
第2センサ43Bは、第2被検出部材42Bに対応していて、第2被検出部材42Bを検出する。具体的には、第2センサ43Bは、ピストンロッド37と一体移動する基部材48Bと、マグネット47Bを検出する検出素子49Bとを含み、基部材48Bがピストンロッド37と一体移動することで、第2被検出部材42Bを一端側から他端側まで検出する。
図6、図7、図9の下段の図は、バケットシリンダC5が最縮状態77であるときを示す。このバケットシリンダC5の最縮状態77で検出器43は、第1被検出部材42Aの他端側の第1位置P4に位置している。また、検出器43は被検出部材42から離れており、第1センサ43Aは、第1被検出部材42Aを検出していないし、第2センサ43Bは、第2被検出部材42Bを検出していない。
バケットシリンダC5が最縮状態77から伸長すると、検出器43はピストンロッド37と同行移動し、先ず、第1センサ43Aが第1被検出部材42Aを検出し、図9の中段の図に示すように、検出器43が第1被検出部材42Aの一端側の第2位置P5に位置すると、第2センサ43Bが第2被検出部材42Bを検出する。この第1センサ43Aが第1被検出部材42Aを検出しており且つ第2センサ43Bが第2被検出部材42Bを検出する状態が中立位置80である。検出器43は、被検出部材42における第2被検出部材42B側の検出端において中立位置80を検出する。
なお、中立位置80を検出するにあたって、図例のように、第1センサ43Aで第1被検出部材42Aを検出し且つ第2センサ43Bで第2被検出部材42Bを検出することにより、位置センサ41の信頼性を高めることができるが、第2被検出部材42B及び第2センサ43Bは、省略してもよい。
バケットシリンダC5がさらに伸長して、検出器43が第2位置P5を通り過ぎて、図9の上段の図に示すバケットシリンダC5が最伸状態78なった第3位置P6に至るまで、検出器43は被検出部材42を検出しない。
図6~図8に示すように、検出器43をピストンロッド37に取り付ける取付構造体51は、検出器43が取り付けられる検出器取付部材52を有している。検出器取付部材52は、取付本体54と、取付本体54を取付板44に支持する支持体55と、被検出部材42をカバーするカバープレート56とを有する。
取付本体54は、バケットシリンダC5とアーム23との間に位置する基壁54aと、基壁54aの左端から延出された第1側壁54bと、基壁54aの右端から延出された第2側壁54cと、基壁54aの一端(基壁54aにおけるシリンダチューブ36のロッド側の端部)側に設けられた第1端壁54dと、他端(基壁54aにおけるシリンダチューブ36のボトム側の端部)側に設けられた第2端壁54eとを有する。
図6に示すように、基壁54aの他端側には、取付ブロック57が固定されている。図8に示すように、取付ブロック57の左側に第1センサ43Aが取り付けられ、取付ブロック57の右側に第2センサ43Bが取り付けられている。
図8に示すように、支持体55は、左側の第1スライド部材55Aと、右側の第2スライド部材55Bとを含む。第1スライド部材55Aは、右方に向けて開口する溝型に形成され、第1取着部44Aにシリンダチューブ36の長手方向に移動自在に嵌っている。第2スライド部材55Bは、左方に向けて開口する溝型に形成され、第2取着部44Bにシリンダチューブ36の長手方向に移動自在に嵌っている。第1スライド部材55Aは、第1側壁54bに固定され、第2スライド部材55Bは、第2側壁54cに固定されている。したがって、取付ブロック57は、取付板44に支持体55を介してシリンダチューブ36の長手方向に移動自在に支持されている。
図6に示すように、支持体55は、取付本体54からシリンダチューブ36のボトム側及びロッド側に突出している。取付本体54からボトム側に突出する支持体55の部位は、図9の下段の図に示すように、バケットシリンダC5の最縮時において、検出器取付部材52からグリスニップルを覆うカバー部材58の近傍にまで延びている。カバープレート56は、取付板44のバケットシリンダC5の配置側とは反対側に配置されていて、第1スライド部材55Aと第2スライド部材55Bとを連結している。図6に示すように、カバープレート56の一端は、取付本体54の第2端壁54eに固定されている。
図9に示すように、カバープレート56は、他端が支持体55の端部にまで延びており、バケットシリンダC5が伸長するのに伴ってピストンロッド37と同行移動し被検出部材42を覆う。
図6、図7に示すように、取付構造体51は、検出器取付部材52とピストンロッド37とを連結する連結機構53を有している。連結機構53は、第1連結片59と、第2連結片60と、連結ピン61とを有する。第1連結片59は、ロッドヘッド37Aに取り付けられた固定プレート62に固定されている。第2連結片60は、取付本体54の第1端壁54dに固定されていると共に第1スライド部材55Aと第2スライド部材55Bとを連結する第1部位60aと、第1部位60aからロッドヘッド37A側に延出する第2部位60bとを有する。連結ピン61は、第1連結片59と第2連結片60とに挿通されて両者を連結する。
図4に示すように、位置センサ41は、制御装置71に接続されている。制御装置71は、位置センサ41の検出情報を取得可能である。また、制御装置71は、判断部84を有している。判断部84は、位置センサ41が検出した検出情報を基にバケット24が中立位置80からダンプ側E1にいるのかクラウド側E2にいるのかを判断する。また、作業機1は、バケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを示すオペレータからの指示入力を受け付けるスイッチ(指示入力部)85を有している。スイッチ85は、運転席6の近傍に設けられる。スイッチ85は制御装置71に接続されている。制御装置71は、スイッチ85からの電気信号を取得可能である。また、制御装置71は、記憶部86を有している。
図10に示すように、位置センサ41は、中立位置80付近の所定の検出領域(所定範囲内)でバケット24がダンプ側E1とクラウド側E2とのどちらに位置しているのかが分かるように配置されている。つまり、位置センサ41は、中立位置80付近の領域において、バケット24が中立位置80からダンプ側E1にいるかクラウド側E2にいるかを判断するためのセンサである。本実施形態では、角度センサ81だけでは、バケット24の揺動位置の特定が難しいポテンショ値が反転する中立位置80付近の範囲において、位置センサ41の検出情報を用いてバケット24の揺動位置を特定する。
したがって、中立位置80付近以外の領域(所定範囲外)では、バケット24がダンプ側E1にあるのかクラウド側E2にあるのかを判断しない。このため、
バケット24の揺動位置検出処理の開始時に、中立位置80付近以外の領域でバケット24がダンプ側E1にあるのかクラウド側E2にあるのかを判断するための処理(初期位置の設定処理)である位置確定処理を行う。位置確定処理は、例えば、以下のようにして行う。
先ず、オペレータが、バケット24をダンプ側E1又はクラウド側E2に動作させる。ダンプ側E1に揺動させる場合、バケット24がダンプ位置P1に達すると、オペレータはスイッチ85を押して制御装置71にバケット24がダンプ位置P1(ダンプ側E1)にあることを教示する。クラウド側E2に動作させる場合は、バケット24がクラウド位置P2に達すると、スイッチ85を押して制御装置71にバケット24がクラウド位置P2(クラウド側E2)にあることを教示する。制御装置71は、教示されたバケット24の位置を記憶部86に記憶させる。
また、バケット24がダンプ側E1にいるかクラウド側E2にいるかを、制御装置71が自動で認識するようにしてもよい。詳しくは、バケット24をダンプ側E1又はクラウド側E2に動作させ、ダンプ位置P1又はクラウド位置P2で角度センサ81(ポテンショメータ)が一定時間動かなくなったことで、バケット24がダンプ位置P1又はクラウド位置P2にあることを制御装置71が自動で検知するようにしてもよい。制御装置71がバケット24の位置を自動で認識すると、制御装置71は、認識したバケット24の位置を記憶部86に記憶する。
次に、中立位置80付近においてバケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかの判断について説明する。
図10に示すように、本実施形態では、検出器43による被検出部材42の検出領域87は、中立位置80から該中立位置80とダンプ側E1のエンド位置との間の中途部までの範囲である。検出領域87で、例えば、位置センサ41がONであるとすると、検出領域87以外の領域(第1検出外領域88、第2検出外領域89)では、位置センサ41はOFFである。即ち、中立位置80を挟んでON領域とOFF領域とが存在する。中立位置80付近での角度センサ81の電圧は決まっているので、中立位置80付近での角度センサ81の電圧で位置センサ41がONであると、判断部84は、バケット24がダンプ側E1にあることを判断する。また、中立位置80付近での角度センサ81の電圧で位置センサ41がOFFであると、判断部84は、バケット24がクラウド側E2にあることを判断する。
検出器43が第1検出外領域88にある状態で、バケット24(ピストンロッド37)を、ダンプ側E1からクラウド側E2に向かう方向である第1方向D1に移動させた場合、検出器43が検出領域87に入るとONになり、さらに、バケット24(ピストンロッド37)を第1方向D1に移動させて、検出器43が検出領域87から第2検出外領域89へ抜けると、位置センサ41はOFFになる。これにより、判断部84は、バケット24がクラウド側E2にあることを判断する。したがって、バケット24(ピストンロッド37)を第1方向D1に移動させたときに位置センサ41で検出されるON/OFF信号の第1検出パターンは、OFF→ON→OFF(非検出→検出→非検出)である。この判断部84が判断した状態は記憶部86に記憶され、中立位置80付近でバケット24がクラウド側E2にいると判断されてから、さらにバケット24をクラウド側E2に揺動する(検出器43をクラウド側のエンド位置へ向けて移動させる)場合は、制御装置71は、記憶部86に記憶された判断(バケット24がクラウド側E2にあること)を保持する。
また、検出器43が第2検出外領域89にある状態で、バケット24(ピストンロッド37)をクラウド側E2からダンプ側E1に向かう第2方向D2に移動させた場合、中立位置80に至る手前までは、制御装置71は、記憶部86に記憶された判断(バケット24がクラウド側E2にあること)を保持する。検出器43が中立位置80を越えると、位置センサ41はOFFからONになり、判断部84は、バケット24がダンプ側E1にあることを判断する。したがって、バケット24(ピストンロッド37)を第2方向D2に移動させたときに位置センサ41で検出されるON/OFF信号の第2検出パターンは、OFF→ON(非検出→検出)である。そして、制御装置71は、バケット24がダンプ側E1にあることを記憶部86に記憶する。その後、制御装置71は、ピストンロッド37を第2方向D2に移動させている間、及び、検出器43が第1検出外領域88にいる状態で止めても記憶部86に記憶させた状態(バケット24がダンプ側E1にあること)を保持する。
検出器43が検出領域87にある状態でバケット24を止めた後、再びバケット24を動かす場合、検出領域87から第1検出外領域88に抜ける場合も、検出領域87から第2検出外領域89に抜ける場合もON→OFFなので、位置センサ41だけでは、どちらに抜けたかわからない。しかしながら、ピストンロッド37を第2方向D2に移動させて検出器43が検出領域87から第1検出外領域88に抜ける場合は、検出領域87の中立位置80における検出端87aとは反対側の検出端87bにおけるポテンショ値によって、第1検出外領域88に抜けたことを判断することができる。また、ピストンロッド37を第1方向D1に移動させて検出器43が検出領域87から第2検出外領域89に抜ける場合は、中立位置80側の検出端87aにおけるポテンショ値によって、第2検出外領域89に抜けたことを判断することができる。
なお、位置センサ41は、検出領域87でOFF、検出領域87以外の領域でONであってもよい。この場合のピストンロッド37を第1方向D1に移動させたときに位置センサ41で検出されるON/OFF信号の第1検出パターンは、ON→OFF→ON(非検出→検出→非検出)であり、ピストンロッド37を第2方向D2に移動させたときに位置センサ41で検出されるON/OFF信号の第2検出パターンは、ON→OFF(非検出→検出)である。
また、検出器43による被検出部材42の検出領域87は、中立位置80から該中立位置80とクラウド側E2のエンド位置との間の中途部までの範囲であってもよい。
以上のように、上記一実施形態では、位置センサ41は、バケットシリンダC5が中立位置80よりも伸長側であるか縮退側であるかを示すON/OFF信号を検出する。また、第1検出パターン及び第2検出パターンは、ONからOFFの切り換わり、OFFからONの切り換わりの組み合わせであり、且つこの組み合わせが第1検出パターンと第2検出パターンとで異なっている。
図4に示すように、作業機1は、表示部(メータパネル)90を有している。表示部90は、運転席6の近傍で且つオペレータが見やすい位置に設けられる。表示部90は、制御装置71に接続されている。表示部90にスイッチ85を設けてもよい。また、制御装置71は、指示部91を有している。
制御装置71は、バケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかをバケット24の作動終了時に記憶し、且つ、バケット24の再開開始時に作動終了時に記憶したバケット24の位置を初期位置とし、初期位置からバケットシリンダC5を伸縮(ピストンロッド37を第1方向D1又は第2方向D2に移動)させたときにバケット24が中立位置80に対してダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかの判断を行う。例えば、制御装置71は、キーOFF直前にバケット24の位置を記憶部86に記憶する。キーON後には、バケット24が中立位置80からダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを、記憶部86に記憶されたバケット24の位置で判断する。これにより、キーON後に、いちいち位置確定処理を行わなくてもよく、至便である。
また、キーOFF前とキーON後で角度センサ81の値がヒステリシス以上に変化している場合、バケット24がキーOFF前と同じ位置にいるかはわからない。そのときは、制御装置71は、オペレータにバケット位置不定の指示(バケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを判別する位置確定処理をオペレータに促す表示を表示部90に行わせる指示)を出す。具体的には、指示部91がバケット24をダンプ側E1又はクラウド側E2に動かす動作をオペレータに促す表示を行うことを表示部90に指令すると、表示部90は、バケット24をダンプ側E1又はクラウド側E2のいずれかに位置させて初期位置の登録を行う処理をオペレータに促す表示を行う。この場合、オペレータは、前述した位置確定処理を行えばよい。
図11は、他の実施形態を示している。
この図11に示す他の実施形態では、バケットシリンダC5の長さ方向に間隔をあけて配置される2つの被検出部材42を有している。一方の被検出部材42Lと他方の被検出部材42Rとは、中立位置80を挟んで離れた場所に設置される。一方の被検出部材42Lはダンプ側E1において検出され、他方の被検出部材42Rはクラウド側E2において検出される。つまり、中立位置80を挟んで2つの検出領域(第1検出領域87A、第2検出領域87B)が設定されている。第1検出領域87Aと中立位置80との間隔(距離)W1と、第2検出領域87Bと中立位置80との間隔(距離)W2とは異なる。また、角度センサ81は、バケットシリンダC5の揺動角度に応じた検出値(角度センサ値)を出力する。そこで、制御装置71は、位置センサ41の検出値のON/OFFが切り換わったときの角度センサ81の検出値に基づいてバケット24が中立位置80よりもダンプ側E1であるかクラウド側E2であるかの判断を行う 。
なお、図11では、一方の被検出部材42Lと他方の被検出部材42Rとが間隔を隔てて備えられている構成を記載したが、これに限るものではなく、位置センサ41の検出値がON/OFFする各位置における角度センサ81の検出値が異なっていればよい。
また、検出器43が第1検出領域87Aの中立位置80側の検出端87Aaから中立位置80に至るまでの時間t1と、検出器43が第2検出領域87Bの中立位置80側の検出端87Baから中立位置80に至るまでの時間t2とを用いて上記判断を行ってもよい。この場合、時間t1及び時間t2は、中立位置80からの距離W1、W2とバケット24の揺動速度とによって算定し、制御装置71に入力しておく。
この場合、ピストンロッド37を第1方向D1に移動させたときに位置センサ41で検出される第1検出パターンは、検出器43が被検出部材42Lを検出した場合に、例えば、位置センサ41がONであるとすると、OFF→ON→OFFと、時間t1である。この検出パターンによって、バケット24がダンプ側E1からクラウド側E2に移ったことを判断すること(バケット24がクラウド側E2にあること)が判断できる。
また、ピストンロッド37を第2方向D2に移動させたときに位置センサ41で検出される第2検出パターンは、OFF→ON→OFFと、時間t2である。この検出パターンによって、バケット24がクラウド側E2からダンプ側E1に移ったことを判断すること(バケット24がダンプ側E1にあること)が判断できる。
なお、被検出部材42L、42Rと中立位置80との間隔が小さい場合(時間t1、t2が短い場合)には、どちらかの被検出部材42L、42Rが検出されてから他の被検出部材42L、42Rが検出されるまでは、最後に検出された被検出部材42L、42Rの側にバケット24がいると判断するようにしてもよい。この他の実施形態にあっても、検出器43が被検出部材42L、42Rを検出した場合に、位置センサ41がOFFであってもよい。
以上のように、第1検出パターン及び第2検出パターンとして、ONからOFFの切り換わり、OFFからONの切り換わり、ONの時間、OFFの時間の組み合わせを用い、且つこの組み合わせを第1検出パターンと第2検出パターンとで異ならせてもよい。
図12は、図11とは異なる他の実施形態を示している。
この図12に示す他の実施形態では、被検出部材42を複数の分割体42a~42cに分割してバケットシリンダC5の長さ方向に相互に間隔をあけて配置している。
この図12に示す他の実施形態では、ピストンロッド37をダンプ側E1からクラウド側E2に向かう第1方向D1に移動させたときに位置センサ41で検出されるON/OFF信号の第1検出パターンは、OFF→ON→OFF→ON→OFF→ON→OFFである。この検出パターンによって、バケット24がダンプ側E1からクラウド側E2に移ったことを判断すること(バケット24がクラウド側E2にあること)が判断できる。
また、ピストンロッド37を第2方向D2に移動させたときに位置センサ41で検出されるON/OFF信号の第2検出パターンは、OFF→ONである。この検出パターンによって、バケット24がクラウド側E2からダンプ側E1に移ったことを判断すること(バケット24がダンプ側E1にあること)が判断できる。
その他の構成は、前記一実施形態と同様に構成される。
以上のように、本実施形態にあっては、第1検出パターン及び第2検出パターンは、ONからOFFの切り換わり、及びOFFからONの切り換わりの組み合わせであり、且つ第1検出パターンと第2検出パターンとは組み合わせが異なっていればよい。
また、第1検出パターン及び第2検出パターンとして、ONからOFFの切り換わり、OFFからONの切り換わり、ONの時間、及びOFFの時間のいずれかの組み合わせを用い、第1検出パターンと第2検出パターンの組み合わせを異ならせてもよい。つまり、図13に示す、第1方向D1における立ち上がり個数B1、立ち下がり個数B2、時間B3、時間B4の組み合わせと、第2方向D2における立ち上がり個数F1、立ち下がり個数F2、時間F3、時間F4の組み合わせとが異なっていればよい。
例えば、一例を挙げると、
第1方向D1:B1=2個、B2=2個、B3=2秒、B4=2秒
第2方向D2:F1=1個、F2=1個、F3=2秒、F4=4秒
である。
ここで、バケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを判断してバケット24の揺動位置を算出する他の例について説明する。
上述したように、バケットシリンダC5は、制御装置71から出力される電気信号によって作動するバケット制御弁72によって制御される。したがって、バケット24をダンプ側E1に動かしているかクラウド側E2に動かしているかを、制御装置71で把握することもできる。
角度センサ81(ポテンショメータ)の電圧が、バケット24の揺動範囲のエンド付近で低くなり、中立位置80付近で高くなるとすると、制御装置71が第1ソレノイド72dを励磁してバケット24をダンプ方向Y1に揺動させている場合に、角度センサ81の電圧が高くなる方向に変化していると、バケット24が中立位置80よりクラウド側E2に位置していることがわかり、角度センサ81の電圧が低くなる方向に変化していると、バケット24が中立位置80よりダンプ側E1に位置していることがわかる。また、制御装置71が第2ソレノイド72eを励磁してバケット24をクラウド方向Y2に揺動させている場合に、角度センサ81の電圧が高くなる方向に変化していると、バケット24が中立位置80よりダンプ側E1に位置していることがわかり、角度センサ81の電圧が低くなる方向に変化していると、バケット24が中立位置80よりクラウド側E2に位置していることがわかる。
以上のことから、角度センサ81の電圧とバケット制御弁72を作動させる電気信号とによってバケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを判断することができる。
また、変形例として、バケット24を操作する操作部材75を用いる方法もある。操作部材75から出力された電気信号は、制御装置71が取得するので、この電気信号に基づいてバケット24をダンプ側E1に動かしているかクラウド側E2に動かしているかは、制御装置71に把握させることができる。したがって、レバー76を一方向に操作してバケット24をダンプ方向Y1に揺動させている場合に、角度センサ81の電圧が高くなる方向に変化していると、バケット24が中立位置80よりクラウド側E2に位置していることがわかり、角度センサ81の電圧が低くなる方向に変化していると、バケット24が中立位置80よりダンプ側E1に位置していることがわかる。また、レバー76を他方向に操作してバケット24をクラウド方向Y2に揺動させている場合に、角度センサ81の電圧が高くなる方向に変化していると、バケット24が中立位置80よりダンプ側E1に位置していることがわかり、角度センサ81の電圧が低くなる方向に変化していると、バケット24が中立位置80よりクラウド側E2に位置していることがわかる。
以上のことから、角度センサ81の電圧と制御装置71が操作部材75から取得する電気信号とによってバケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを判断することができる。
これらの方法では、位置センサ41が必要でなく、安価に構成することができる。
本実施形態の作業機1は、アーム23と、アーム23の先端側に揺動可能に枢支されたバケット(作業具)24と、アーム23にシリンダ軸35を介して枢支され、且つ伸縮することでバケット24を揺動させるバケットシリンダ(作業具シリンダ)C5と、バケットシリンダC5のシリンダ軸35回りの揺動角度Gが最大になる中立位置80に対してバケット24がダンプ側E1に配置されるときのバケットシリンダC5の揺動角度G1及び中立位置80に対してバケット24がクラウド側E2に配置されるときのバケットシリンダC5の揺動角度G2を検出する角度センサ81と、バケットシリンダC5が中立位置80よりも伸長側であるか縮退側であるかを示すON/OFF信号を検出する位置センサ41と、角度センサ81が検出した揺動角度Gと位置センサ41の検出結果とに基づいて、バケット24の揺動位置を特定する制御装置71と、を備え、制御装置71は、バケット24をダンプ側E1からクラウド側E2に向かう第1方向D1に移動させたときに位置センサ41で検出されるON/OFF信号の第1検出パターン、及び、バケット24をクラウド側E2からダンプ側E1に向かう第2方向D2に移動させたときに位置センサ41で検出されるON/OFF信号の第2検出パターンに基づいて、バケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを判断する。
この構成によれば、角度センサ81が検出したバケットシリンダC5の揺動角度と位置センサ41の検出結果とに基づいて作業具24の揺動位置を適切に算出することができる。
また、制御装置71は、中立位置80付近の所定範囲内において、第1検出パターン及び第2検出パターンに基づいてバケット24が中立位置80に対してダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを判断する。
この構成によれば、角度センサ81だけではバケット24の位置特定が難しい揺動角度Gが反転する中立位置80付近の所定範囲内でのバケット24の位置を位置センサ41で特定することができる。
また、制御装置71は、前記所定範囲外では、所定範囲内での判断の結果を保持する。
この構成によれば、位置センサ41を中立位置80付近の所定範囲内のみを検出する構成とすることができる。
また、バケットシリンダC5は、シリンダチューブ36と、シリンダチューブ36に対して突出及び縮退するピストンロッド37とを有し、位置センサ41は、シリンダチューブ36又はピストンロッド37の一方に設けられた被検出部材42と、シリンダチューブ36又はピストンロッド37の他方に設けられていて被検出部材42を検出したか否かに応じてON/OFF信号を出力する検出器43とを有している。
この構成によれば、シリンダチューブ36に対するピストンロッド37の位置によってバケット24の位置を容易に特定することができる。
また、検出器43による被検出部材42の検出領域87は、中立位置80から該中立位置80とダンプ側E1のエンド位置との間の中途部までの範囲、または、中立位置80から該中立位置80とクラウド側E2のエンド位置との間の中途部までの範囲である。
この構成によれば、被検出部材42の長さを短くすることができ、位置センサ41をコンパクトに形成することができる。
また、第1検出パターン及び前記第2検出パターンは、ONからOFFの切り換わりと、OFFからONの切り換わりとの組み合わせであり、第1検出パターンと第2検出パターンとは組み合わせが異なっている。
この構成によれば、様々なバリエーションの位置センサを構築することができる。
また、制御装置71は、バケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかをバケット24の作動終了時に記憶し、且つ、バケット24の作動再開時に作動終了時に記憶したバケット24の位置を初期位置とし、初期位置からバケットシリンダC5を伸縮させたときに判断を行う。
この構成によれば、バケット24の作動を終了した後に、バケット24の作動再開を行うたびにバケット24の位置確認を行わなくてもよく、至便である。
また、制御装置71に接続された表示部90を備え、表示部90は、バケット24をダンプ側E1又はクラウド側E2のいずれかに位置させる操作をオペレータに促す表示を行うことを表示する。
この構成によれば、例えば、作業具24の位置が変化していることをオペレータに知らせることができる。
また、制御装置71は、位置センサ41の検出値のON/OFFが切り換わったときの角度センサ81の検出値に基づいて判断を行う。
この構成によれば、位置センサ41の検出値のON/OFFが切り換わったときの角度センサ81の検出値によってバケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを判断することができる。
また、制御装置71は、バケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを示す情報をバケット24の作動終了時に記憶し、且つ、バケット24の作動再開時に作動終了時に記憶した情報に基づいてバケット24の揺動位置を特定する。
この構成によれば、バケット24の作動を終了した後に、バケット24の作動再開を行うたびにバケット24の位置確認を行わなくてもよく、至便である。
また、バケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかを示すオペレータからの指示入力を受け付ける指示入力部(スイッチ85)を備えている。
この構成によれば、バケット24がダンプ側E1にあるかクラウド側E2にあるかをオペレータによって制御装置71に教示することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
23 アーム
24 バケット(作業具)
35 シリンダ軸
36 シリンダチューブ
37 ピストンロッド
41 位置センサ
42 被検出部材
43 検出器と
71 制御装置
80 中立位置
81 角度センサ
85 指示入力部(スイッチ)
86 記憶部
87 検出領域
90 表示部
C5 バケットシリンダ(作業具シリンダ)
D1 第1方向
D2 第2方向
E1 ダンプ側
E2 クラウド側
G 揺動角度
G1 ダンプ側の揺動角度
G2 クラウド側の揺動角度

Claims (11)

  1. アームと、
    前記アームの先端側に揺動可能に枢支された作業具と、
    前記アームにシリンダ軸を介して枢支され、且つ伸縮することで前記作業具を揺動させる作業具シリンダと、
    前記作業具シリンダの前記シリンダ軸回りの揺動角度が最大になる中立位置に対して前記作業具がダンプ側に配置されるときの前記作業具シリンダの揺動角度及び前記中立位置に対して前記作業具がクラウド側に配置されるときの前記作業具シリンダの揺動角度を検出する角度センサと、
    前記作業具シリンダが前記中立位置よりも伸長側であるか縮退側であるかを示すON/OFF信号を検出する位置センサと、
    前記角度センサが検出した前記揺動角度と前記位置センサの検出結果とに基づいて、前記作業具の揺動位置を特定する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記作業具を前記ダンプ側から前記クラウド側に向かう第1方向に移動させたときに前記位置センサで検出されるON/OFF信号の第1検出パターン、及び、前記作業具を前記クラウド側から前記ダンプ側に向かう第2方向に移動させたときに前記位置センサで検出されるON/OFF信号の第2検出パターンに基づいて、前記作業具が前記ダンプ側にあるか前記クラウド側にあるかを判断する作業機。
  2. 前記制御装置は、前記中立位置付近の所定範囲内において、前記第1検出パターン及び前記第2検出パターンに基づいて前記作業具が前記中立位置に対して前記ダンプ側にあるか前記クラウド側にあるかを判断する請求項1に記載の作業機。
  3. 前記制御装置は、前記所定範囲外では、前記所定範囲内での前記判断の結果を保持する請求項2に記載の作業機。
  4. 前記作業具シリンダは、シリンダチューブと、前記シリンダチューブに対して突出及び縮退するピストンロッドとを有し、
    前記位置センサは、前記シリンダチューブ又は前記ピストンロッドの一方に設けられた
    被検出部材と、前記シリンダチューブ又は前記ピストンロッドの他方に設けられていて前記被検出部材を検出したか否かに応じて前記ON/OFF信号を出力する検出器とを有している請求項1~3のいずれか1項に記載の作業機。
  5. 前記検出器による前記被検出部材の検出領域は、前記中立位置から該中立位置と前記ダンプ側のエンド位置との間の中途部までの範囲、または、前記中立位置から該中立位置と前記クラウド側のエンド位置との間の中途部までの範囲である請求項4に記載の作業機。
  6. 前記第1検出パターン及び前記第2検出パターンは、前記ONからOFFの切り換わりと、前記OFFからONの切り換わりとの組み合わせであり、
    前記第1検出パターンと前記第2検出パターンとは前記組み合わせが異なっている請求項1~5のいずれか1項に記載の作業機。
  7. 前記制御装置は、前記作業具が前記ダンプ側にあるか前記クラウド側にあるかを前記作業具の作動終了時に記憶し、且つ、前記作業具の作動再開時に前記作動終了時に記憶した前記作業具の位置を初期位置とし、前記初期位置から前記作業具シリンダを伸縮させたときに前記判断を行う請求項1~6のいずれか1項に記載の作業機。
  8. 前記制御装置に接続された表示部を備え、
    前記表示部は、前記作業具を前記ダンプ側又は前記クラウド側のいずれかに位置させる操作をオペレータに促す表示を行うことを表示する請求項1~7のいずれか1項に記載の作業機。
  9. 前記制御装置は、前記位置センサの検出値のON/OFFが切り換わったときの前記角度センサの検出値に基づいて前記判断を行う請求項1~8のいずれか1項に記載の作業機。
  10. 前記制御装置は、前記作業具が前記ダンプ側にあるか前記クラウド側にあるかを示す情報を前記作業具の作動終了時に記憶し、且つ、前記作業具の作動再開時に前記作動終了時に記憶した前記情報に基づいて前記作業具の揺動位置を特定する請求項1~9のいずれか1項に記載の作業機。
  11. 前記作業具が前記ダンプ側にあるか前記クラウド側にあるかを示すオペレータからの指示入力を受け付ける指示入力部を備えている請求項1~10のいずれか1項に記載の作業機。
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