JP2022093466A - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機器のいずれかの部位に対応する情報を利用者に通知する。【解決手段】取得部111は、端末2から画像を示す画像データを取得する。解析部112は、取得した画像データを用いてこの画像データが示す画像の解析をする。特定部113は、解析部112による解析の結果に基づいて、画像に含まれる機器Jの部位等を特定する。抽出部114は、特定部113によって特定された部位等に対応する説明を、説明DB124から抽出する。通知部115は、抽出部114により抽出された説明を端末2に通知する。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
機器の操作に不慣れな利用者に対し、その機器の操作に関する情報を通知する仕組みが開発されている。
特許文献1には、機器に付与されたコードシンボルを用いて、その機器に関する情報をカメラ機能付き携帯端末に配信する情報配信装置が開示されている。
特許文献2には、複数の機能を有する電子機器の一部を撮影した撮影画像を基に、電子機器の機能を特定し、その機能に対応する操作画面を表示し、入力された操作内容を取得して、その操作内容に基づいて、機能の動作を設定する設定指示情報を電子機器に送信する機器操作装置が開示されている。
特開2012-212223号公報 特開2016-76746号公報
本発明は、機器のいずれかの部位に対応する情報を利用者に通知することを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、利用者が操作する機器のいずれかの部位を撮像した画像を取得する取得部と、取得した前記画像に撮像された前記部位の輪郭に基づいて前記部位を特定する特定部と、特定された前記部位に対応する説明の情報を通知する通知部と、を有する情報処理装置である。
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、請求項1に記載の態様において、前記機器の部位ごとに該部位に対応する説明の情報を対応付けて記憶した記憶部を有し、前記通知部は、前記特定部が特定した前記部位が前記記憶部に記憶されているか否かを判断し、該部位が該記憶部に記憶されている場合に、該部位に対応する前記説明の情報を抽出して通知することを特徴とする情報処理装置である。
本発明の請求項3に係る情報処理装置は、請求項1又は2に記載の態様において、前記通知部は、前記画像とともに該画像から特定された前記部位に対応する前記説明の情報を表示部に表示することで通知することを特徴とする情報処理装置である。
本発明の請求項4に係る情報処理装置は、請求項3に記載の態様において、前記特定部は、取得した前記画像に含まれる前記部位の輪郭を示す輪郭線を検出し、該輪郭線を構成する特徴点を特定して、該特徴点に基づいて前記部位を特定することを特徴とする情報処理装置である。
本発明の請求項5に係る情報処理システムは、情報処理装置と、該情報処理装置と通信回線を経由して通信可能に接続する端末と、を有し、前記情報処理装置、及び前記端末のいずれかは、利用者が操作する機器のいずれかの部位を撮像した画像を取得する取得部と、取得した前記画像に撮像された前記部位の輪郭に基づいて前記部位を特定する特定部と、特定された前記部位に対応する説明の情報を通知する通知部と、を有する情報処理システムである。
本発明の請求項6に係るプログラムは、コンピュータを、利用者が操作する機器のいずれかの部位を撮像した画像を取得する取得部と、取得した前記画像に撮像された前記部位の輪郭に基づいて前記部位を特定する特定部と、特定された前記部位に対応する説明の情報を通知する通知部、として機能させるためのプログラムである。
請求項1から6に係る発明によれば、機器のいずれかの部位に対応する情報を利用者に通知することができる。
本実施形態に係る情報処理システム9の構成を示す図。 端末2の構成の一例を示す図。 端末2により機器Jを撮像する様子を示す図。 サーバ装置1の構成を示す図。 記憶部12が記憶するデータベースを示す図。 サーバ装置1の機能的構成を示す図。 画像の解析を説明するための図。 サーバ装置1の動作の流れを示すフロー図。 端末2の表示部24に表示されるメインメニューの例を示す図。 案内処理及び通知処理の動作の流れを示すフロー図。 端末2が説明を表示する画面の例を示す図。 変形例における通知の動作を説明するフロー図。
<実施形態>
<情報処理システムの全体構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システム9の構成を示す図である。情報処理システム9は、サーバ装置1と、端末2と、これらを通信可能に接続する通信回線3とを有する。
サーバ装置1は、利用者の端末2から送られる画像を用いて利用者が操作する機器のいずれかの部位に対応する情報を端末2に通知する情報処理装置である。
通信回線3は、例えばインターネット、移動通信網等である。端末2は、利用者が操作する機器のいずれかの部位を撮像し、得られた画像を、通信回線3を介してサーバ装置1に送信して、その部位に対応する情報をサーバ装置1から得て利用者に知らせる端末装置である。情報処理システム9は、サーバ装置1及び端末2を複数有していてもよい。また、情報処理システム9は、通信回線3を複数有していてもよい。
<端末の構成>
図2は、端末2の構成の一例を示す図である。端末2は、制御部21、記憶部22、通信部23、表示部24、操作部25、及び撮像部26を有する。また、端末2は、制御部21の制御の下で音を放出する放音部27を有していてもよい。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を有し、CPUがROM及び記憶部22に記憶されているコンピュータプログラム(以下、単にプログラムという)を読み出して実行することにより端末2の各部を制御する。
通信部23は、無線により通信回線3に接続する通信回路である。端末2は、通信部23により通信回線3に接続されたサーバ装置1と情報をやり取りする。
操作部25は、各種の指示をするための操作ボタン、キーボード、タッチパネル等の操作子を備えており、利用者による操作を受付けてその操作内容に応じた信号を制御部21に送る。
表示部24は、液晶ディスプレイ等の表示画面を有しており、制御部21の制御の下、画像を表示する。表示画面の上には、操作部25の透明のタッチパネルが重ねて配置されてもよい。
記憶部22は、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ等の大容量の記憶手段であり、制御部21のCPUに読み込まれる各種のプログラム、データ等を記憶する。
撮像部26は、撮像素子と、この撮像素子の受光面上に物体の光学像を形成するためのレンズ、反射鏡等の光学系とを備えている。この撮像素子とは、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサや、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等である。
利用者が操作部25を操作して、利用者が操作する機器のいずれかの部位に撮像部26のレンズを向けてこの部位を撮像する指示をすると、制御部21は、この指示を受付けて撮像部26に制御信号を送る。撮像部26は、制御信号に従って上記の部位を撮像し、撮像素子において生成された画像を示す画像データを制御部21に供給する。制御部21は、通信部23及び通信回線3を介してこの画像データをサーバ装置1に送信する。
なお、撮像部26は、利用者の頭部に装着され、利用者の視線の方向を撮像するカメラを備えたメガネ型等のウェアラブル装置であってもよい。
図3は、端末2により機器Jを撮像する様子を示す図である。機器Jは利用者が操作する機器の一例であり、画像形成装置である。
機器Jは、原稿を読取ってその内容を示す画像データを生成する読取り機能や、画像データに示される画像を用紙等の媒体上に形成する画像形成機能、電話回線を用いて他の装置と接続し画像データをやり取りするファクシミリ機能、通信回線を用いて他の装置に画像データを含むメール等をやり取りする通信機能等を有する。
機器Jは複数の部位を有する。機器Jのうち、部位R1はいわゆる自動給紙装置(ADF:Automatic Document Feeder)であり、部位R2は操作パネルであり、部位R3は媒体収容器であり、部位R4は排出口であり、部位R5は刻印用プレートである。
ADFは、複数枚の原稿の束から1枚ずつ原稿を取り出して読取り装置に供給する装置である。操作パネルは、各種の指示をするための操作ボタン、キーボード、透明のタッチパネル等の操作子と、この透明のタッチパネルの下に重ねて配置されている液晶ディスプレイ等の表示画面とを備えている。利用者は、操作パネルの表示画面に表示される操作画面を見て操作子に対して操作を行う。操作パネルは、利用者による操作を受付けてその操作内容に応じた制御信号を機器Jの制御部に送る。
媒体収容器は、表面に画像が形成される樹脂製のシートや用紙等の媒体を収容する容器である。排出口は、画像が形成された媒体を排出する開口部である。刻印用プレートは、例えばアルミニウム等の金属板であり、機器Jの製造元のロゴマーク、機種名、型番、製造番号等の識別情報が刻印される。
利用者は、機器Jについて説明を受けたい場合に、その説明の内容に応じて機器Jを撮像し、得られた画像データをサーバ装置1に送る。すなわち、利用者は、機器Jの全体に関する説明を受けたい場合に、端末2を操作して機器Jの全体を撮像してサーバ装置1に送る。また、利用者は、機器Jのうちいずれかの部位に関する説明を受けたい場合に、端末2を操作してその部位を撮像してサーバ装置1に送る。サーバ装置1は、送られた画像に含まれる物体が何であるかを解析して特定し、その物体に応じた説明を端末2に通知する。
なお上述した態様において、利用者が、説明を受けたい部位を撮像範囲に収め、それ以外の部位を撮像範囲から除外することにより、サーバ装置1は、取得した画像から利用者が説明を受けたい部位を特定するが、他の方法でこの部位を特定してもよい。
例えば、利用者は、機器Jの全体を撮像するとともに、撮像された画像を表示部24に表示させ、操作部25を操作することで、その画像に含まれる領域を指定してもよい。この場合、端末2の制御部21は、機器Jの全体を示す撮像された画像から、指定された領域を切り抜いて、その領域内の画像を示す画像データをサーバ装置1に送ってもよい。サーバ装置1は、端末2において切り抜かれた画像に基づいて、利用者が説明を受けた部位を特定する。
また、端末2の制御部21は、機器Jの全体を示す撮像された画像を示す画像データとともに、利用者によって指定された領域を示すデータをサーバ装置1に送ってもよい。この場合、サーバ装置1は、機器Jの全体を示す画像のうち、利用者が指定する領域に基づいて、利用者が説明を受けた部位を特定する。
なお、利用者が指定する領域は、操作部25によって受付けられたものに限られない。例えば、端末2が利用者の視線を検知する検知部を備えたメガネ型のウェアラブル機器である場合、サーバ装置1は、その視線に対応する領域を、上述した「利用者が指定する領域」として受付けてもよい。また、サーバ装置1は、取得した画像のうち、ピントが合っているように見える領域を、上述した「利用者が指定する領域」として受付けてもよい。
<サーバ装置の構成>
図4は、サーバ装置1の構成を示す図である。サーバ装置1は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を有する。
制御部11は、CPU、ROM、RAMを有し、CPUがROM及び記憶部12に記憶されているプログラムを読み出して実行することによりサーバ装置1の各部を制御する。
通信部13は、無線又は有線により通信回線3に接続する通信回路である。サーバ装置1は、通信部13により通信回線3に接続された端末2と情報をやり取りする。
記憶部12は、ハードディスクドライブ等の大容量の記憶手段であり、制御部11のCPUに読み込まれる各種のプログラムを記憶する。
また、記憶部12は、部位DB121、画面DB122、状態DB123、説明DB124、履歴DB125、及び案内DB126を記憶する。
図5は、記憶部12が記憶するデータベースを示す図である。部位DB121は、機器Jの外観の特徴を部位ごとに記憶するデータベースである。図5(a)に示す部位DB121は、機器Jの部位を識別する識別情報である部位IDと、その部位の外観の特徴を示す特徴情報とを対応付けて記憶する。
例えばサーバ装置1は、取得した画像を解析して得られた特徴量と、部位DB121に記憶されている特徴情報との類似度を算出して、その類似度が閾値を超えた場合にその特徴情報に対応付けられている部位IDにより、利用者が説明を受けようとしている部位を特定する。
画面DB122は、操作パネルの表示画面に表示される操作画面の情報を操作のカテゴリー(種類)ごとに記憶するデータベースである。図5(b)に示す画面DB122は、操作画面のカテゴリーを識別する識別情報である画面IDと、そのカテゴリーにおける操作画面の特徴を示すカテゴリー特徴情報とを対応付けて記憶する。ここでカテゴリーとは、機器に対して行われる操作の分類のことである。カテゴリーの例としては、上述した読取り機能に関する操作、画像形成機能に関する操作、ファクシミリ機能に関する操作、通信機能に関する操作、カートリッジの交換、トレイへの紙の補充等が挙げられる。
例えばサーバ装置1は、取得した画像から、利用者が説明を受けようとしている部位を特定し、その部位が操作パネルである場合に、画面DB122を参照して、この操作パネルの表示画面に表示される操作画面を特定する。
状態DB123は、利用者による機器Jの操作の状態ごとに、その状態の情報を記憶するデータベースである。図5(c)に示す状態DB123は、操作画面や部位の形状等によって示される利用者の操作の状態の識別情報である状態IDと、その状態に由来する形状や操作画面の内容等を示す操作特徴情報とを対応付けて記憶する。
例えばサーバ装置1は、取得した画像に含まれる操作パネルの表示画面に表示される操作画面を特定した場合に、操作画面のカテゴリーに応じて状態DB123を参照し、この操作画面の状態を特定する。操作画面の状態とは、例えば「利用者による記入を受付ける枠である記入フォームが未記入(空欄)であるか否か」や、「発生したエラーの種別を通知するエラーコードが表示されているか否か」、「エラーコードが表示されている場合にどのエラーコードが表示されているか」等である。
説明DB124は、機器Jの部位、部位と画面のカテゴリーとの組、又は部位と画面のカテゴリーと操作の状態との組ごとに、それらに対応する説明を記憶するデータベースである。図5(d)に示す説明DB124は、部位を識別する部位ID、画面のカテゴリーを識別する画面ID、操作の状態を識別する状態IDと、説明とを対応付けて記憶する。説明の内容の一例としては、特定した操作の時に行われる操作又は特定した操作の後に行われる操作に関するものである。より具体的には、例えば、操作画面において「利用者による記入を受付ける枠である記入フォームが未記入(空欄)である」という操作状態が存在する場合に、「未記入(空欄)に入力する方法を説明する情報」が説明の内容に該当する。また、説明DB124には、説明と、その説明の重要度とが対応付けて記憶されている。
この説明とは、少なくとも機器Jのいずれかの部位を説明する情報であり、例えば、部位の名称や構成、操作方法等を表した情報である。この説明は、部位が例えば操作画面を含む操作パネルである場合には、操作画面のカテゴリーを説明する情報であり、また、操作画面のカテゴリーによっては、操作画面の状態を説明する情報である。
例えば図5(d)に示す説明DB124において、No.1及びNo.2のレコードには、部位IDと説明とが対応付けられている。これらのレコードでは、画面ID及び状態IDの欄に、これらが不要であることを示す「-」が記述されている。
また、No.3のレコードには、部位IDと画面IDとの組に対して1つの説明が対応付けられている。このレコードでは、状態IDの欄に、これが不要であることを示す「-」が記述されている。
また、No.4及びNo.5のレコードには、部位IDと画面IDと状態IDとの組に対して1つの説明が対応付けられている。このレコードでは、画面ID及び状態IDの欄のいずれにも、不要であることを示す「-」が記述されていない。
また、No.6及びNo.7のレコードには、部位IDと画面IDと状態IDとの組に対して2つの説明「X1」「X2」が対応付けられている。部位IDと画面IDと状態IDとの組に対して複数の説明が対応付けられている場合、それぞれの説明に対応する重要度に応じて、説明が抽出される。
この説明は、説明の内容そのものを表す文字で構成されていてもよいし、URI(Uniform Resource Identifier)等、説明が格納されている資源の識別子を表す文字で構成されていてもよい。また、この説明は、文字で構成されるもののほか、画像、動画、音声等や、これらの組合せで構成されるものであってもよい。
履歴DB125は、端末2から受付けた利用者の要求の履歴や、端末2に通知した説明の履歴を記憶するデータベースである。図5(e)に示す履歴DB125は、利用者が端末2によってサーバ装置1に要求し、この要求に応答するサーバ装置1から通知された内容を、その要求の日時と対応付けて記憶する。すなわち、履歴DB125を記憶する記憶部12は、通知部による過去の通知の履歴を記憶する記憶部の一例である。
案内DB126は、部位の特定が失敗したときの案内を記憶するデータベースである。図5(f)に示す案内DB126は、部位の特定が失敗した原因を識別する失敗IDと、その失敗が生じたときに端末2の利用者に案内すべき内容とを対応付けて記憶する。
部位の特定が失敗する場合とは、例えば「明るさが不十分である」「部位が画像内に収まっていない」「機器の機種が不明である」「特定した部位において、行うべき操作が存在しない」等である。案内DB126には、これらの失敗に対応付けて、例えば「明るくして撮像し直して下さい」「説明が必要な部位を撮像し直して下さい」「追加で刻印用プレートを撮像して下さい」「必要な操作はありません」等といった情報が記憶されている。
<サーバ装置の機能的構成>
図6は、サーバ装置1の機能的構成を示す図である。サーバ装置1の制御部11は、記憶部12に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、取得部111、解析部112,特定部113、抽出部114、及び通知部115として機能する。なお、図6において、通信回線3及び通信部13を省略する。
取得部111は、端末2から画像を示す画像データを取得する。この画像データが示す画像は、利用者の操作する機器Jのいずれかの部位を撮像した画像であり、端末2の撮像部26によって撮像された画像である。
解析部112は、取得した画像データを用いてこの画像データが示す画像の解析をする。解析部112は、例えば、アフィン変換等のアルゴリズムを用いて、撮像方向による画像の歪みを補正する。また、解析部112は、例えば、Hilditchの細線化アルゴリズム等のアルゴリズムを用いて、画像に含まれる機器の部位の輪郭線を検出する。
また、解析部112は、検出したこれらの輪郭線を構成する特徴点を予め決められた規則に従って特定する。また、解析部112は、画像に含まれる記入フォーム、タイトルを示す文字、エラーコードを示す文字等、操作画面の特徴となる要素又は操作が必要となる部分の要素を特定する。操作画面の要素を特定する際に、解析部112は、画像データの階調補正、二値化、文字認識処理等を行ってもよい。
図7は、画像の解析を説明するための図である。図7(a)に示す画像は利用者が図3に示す部位R3を撮像した画像であり、収容器の外観が含まれている。また、図7(b)に示す画像は利用者が図3に示す部位R2を撮像した画像であり、操作パネルの外観が含まれている。解析部112は、収容器の輪郭線を検出し、これらの輪郭線を構成する特徴点Pを特定する。
上述した特徴点の特定には、例えば、BRIEF(Binary Robust Independent Elementary Features)、FAST(Features from Accelerated Segment Test)、ORB(Oriented FAST and rotated BRIEF)、SIFT(Scale-invariant feature transform)、SURF(Speed-Upped Robust Feature)等のアルゴリズムが用いられる。また、解析部112は、画像の特徴量を算出するHOG(Histogram of Oriented Gradient)等のアルゴリズムを用いて解析をしてもよい。
また、図7(c)に示す画像は、利用者が操作パネルを撮像した場合に、取得した画像から歪みの補正等を行って、その操作パネルの液晶画面に表示される操作画面を再構成した画像である。解析部112は、例えば再構成されたこの画像に含まれる線や文字等から、タイトル文字を示す領域C1、エラー番号を示す領域C2、記入フォームを示す領域C3を特定する。
特定部113は、解析部112による解析の結果に基づいて、画像に含まれる機器Jの部位を特定する。この場合、特定部113は、部位DB121を参照する。
また、特定部113は、特定した部位が操作パネルである場合、上述した解析の結果に基づいて、この操作パネルに含まれる操作画面のカテゴリーを特定する。この場合、特定部113は、部位DB121のほか、画面DB122を参照する。
また、特定部113は、操作画面のカテゴリーが決められたカテゴリーである場合、上述した解析の結果に基づいて、この操作画面の状態を特定する。この場合、特定部113は、部位DB121のほか、状態DB123を参照する。
抽出部114は、特定部113によって特定された部位等に対応する説明を、説明DB124から抽出する。
また抽出部114は、特定部113によって特定された部位等に対応する説明が複数ある場合に、その説明のそれぞれに重み付けをする。
例えば、図5(d)に示す説明DB124のNo.6及びNo.7のレコードは、部位ID「P03」、画面ID「M12」、状態ID「T23」の組に対して2つの説明「X1」「X2」が対応付けられていることを示している。
例えば、部位ID「P03」によって識別される部位は操作パネルであり、画面ID「M12」で識別される操作画面のカテゴリーは画像の読取り(以下「スキャン」ともいう)を行わせるためのスキャン画面である。このスキャン画面で利用者は、読取られた画像を示す画像データを記憶する記憶装置と、その画像データが記憶され複数の利用者間で共有される記憶領域とを、記憶装置名と共有名との組によって設定する。
この場合、例えば、状態ID「T21」は、記憶装置名のみが未記入である状態を示しており、これに対応する説明には記憶装置名の設定方法を示す文言等が記述されている。また、状態ID「T22」は、共有名のみが未記入である状態を示しており、これに対応する説明には共有名の設定方法を示す文言等が記述されている。部位ID「P03」及び画面ID「M12」が特定されているときに、これらの状態ID「T21」及び「T22」が特定されると、それぞれに対応する1つの説明が特定される。
一方、状態ID「T23」は、記憶装置名及び共有名の両方が未記入である状態を示している。部位ID「P03」及び画面ID「M12」が特定されているときに、この状態ID「T23」が特定されると、記憶装置名の設定方法を示す文言等が記述されている説明「X1」と、共有名の設定方法を示す文言等が記述されている説明「X2」とが特定される。
抽出部114は、特定された部位、操作画面のカテゴリー、及び操作の状態に、複数の説明が対応している場合に、これらの説明を、例えば、それぞれに対応する重要度に応じて重み付けをする。図5(d)に示す説明DB124では、重要度「L1」が重要度「L2」よりも重要であると決められているため、説明「X1」が説明「X2」よりも優先される。
通知部115は、抽出部114により抽出された説明を端末2に通知する。通知部115は、説明が複数ある場合に、それぞれの説明を、付された重み付けに応じて通知する。
重み付けに応じた通知には様々な態様が含まれる。例えば通知部115は、特定された部位、操作画面のカテゴリー、及び操作の状態に、複数の説明が対応している場合に、これらの説明を、それぞれの説明に付された重み付けの順に通知してもよい。
例えば、上述したスキャン画面は記憶装置名及び共有名を利用者に要求するが、利用者が利用する記憶装置の記憶装置名が特定されると共有名の名前空間が限定され、かつ、共有名が先に特定されても記憶装置名が限定されない場合がある。
この場合、利用者が共有名を先に記入しても、記憶装置名を絞り込む案内を表示させることはできない。しかし、利用者が記憶装置名を先に記入すれば、共有名を絞り込む案内を操作パネルに表示させることが可能である。
したがって、上述したスキャン画面に対して推奨される操作の手順は、記憶装置名を記入してから共有名を記入する順序である。この例に示す通り、説明DB124では、抽出される説明が複数ある場合に、それらの説明の重要度が推奨される操作の手順に応じて定められていてもよい。すなわち、抽出部114は、説明が複数ある場合に、特定された部位に対する操作の手順に応じて、説明のそれぞれに重み付けをすればよい。これにより、利用者による記入の効率が上がる
<サーバ装置の動作>
図8は、サーバ装置1の動作の流れを示すフロー図である。また、図9は、端末2の表示部24に表示されるメインメニューの例を示す図である。図9に示すメインメニューは、6つのメニューに区画されており、利用者がそれぞれのメニューを指で触れることでそのメニューを選択すると、端末2は選択されたそのメニューに対応する処理を実行する。例えば利用者が「よくある質問」というメニューを選択すると、端末2は質問のリストを記憶部22等から読み出して表示し、利用者がさらに表示されたリストの中からいずれかの質問を選択すると、端末2はその質問に対する回答を表示する。端末2はサーバ装置1にその質問の回答を要求してもよい。
また、例えば利用者が「プリントについて」というメニューを選択すると媒体に画像を形成するプリント機能についての説明が、「スキャンについて」というメニューを選択すると原稿を読取るスキャン機能についての説明が、「ファックスについて」というメニューを選択すると読取った画像を電話回線経由で送信するファックス機能についての説明が、それぞれ表示される。また、「宛先表について」というメニューを選択すると送信する宛先を記述した宛先表の使い方についての説明が表示される。
図9のメインメニューにおいて利用者が「カメラで探す」というメニューを選択すると、操作部25でこの操作を受付けた端末2は撮像部26を起動する。そして端末2は、利用者の操作に応じて機器Jのいずれかの部位を撮像して、得られた画像を示す画像データをサーバ装置1に送信する。
サーバ装置1の制御部11は、端末2から送信された画像データを取得すると(ステップS101)、その画像データが示す画像を解析する(ステップS102)。制御部11は、解析の結果に基づいて、その画像から利用者が説明を受けようとしている機器Jの部位の特定を試み、その特定が成功したか否かを判断する(ステップS103)。
部位の特定が成功しなかったと判断する場合(ステップS103;NO)、制御部11は、端末2に異常を通知し(ステップS104)、後述する案内処理を行って(ステップS200)、処理を終了する。
図10は、案内処理及び通知処理の動作の流れを示すフロー図である。図10(a)には、上述したステップS200で制御部11が実行する案内処理が示されている。制御部11は、特定が成功しなかった、すなわち失敗した原因を特定し(ステップS201)、案内DB126を参照して、その原因に対応する案内を抽出する(ステップS202)。制御部11は、抽出した案内を端末2に通知する(ステップS203)。
一方、部位の特定が成功したと判断する場合(ステップS103;YES)、制御部11は、特定した部位が操作画面を含む部位であるか否かを判断する(ステップS105)。
特定した部位が操作画面を含む部位であると判断する場合(ステップS105;YES)、制御部11は、解析の結果に基づいて、操作画面のカテゴリー(種類)を特定する(ステップS106)。なお、この操作画面のカテゴリーの特定は、上述したステップS102において、制御部11が画像データにより示される画像を解析したときに行っていてもよい。そして、制御部11は、特定した操作画面のカテゴリーから説明を特定するために、画面の状態が必要であるか否かを判断する(ステップS107)。
ステップS107において、画面の状態が必要であると判断する場合(ステップS107;YES)、制御部11は、解析の結果に基づいて、画面の状態を特定して(ステップS108)、ステップS109に進める。
一方、ステップS107において、画面の状態が必要でないと判断する場合(ステップS107;NO)、制御部11は、ステップS108を実行せずに処理をステップS109に進める。
制御部11は、特定した部位等に対応する説明を抽出し(ステップS109)、抽出した説明を端末2に通知する(ステップS300)。
ステップS105において特定した部位が操作画面を含まない部位であると判断する場合(ステップS105;NO)、制御部11は、特定したその部位が説明DB124に登録されている部位であるか否かを判断する(ステップS110)。
特定した部位が登録されている部位であると判断する場合(ステップS110;YES)、制御部11は、説明DB124からその部位に対応付けて記憶されている説明を抽出し(ステップS111)、抽出したその説明を端末2に通知する(ステップS300)。
一方、特定した部位が登録されている部位でないと判断する場合(ステップS110;NO)、制御部11は、記憶部12から一般的な情報を抽出し(ステップS111)、抽出したその情報を端末2に通知する(ステップS300)。
図10(b)には、上述したステップS300で制御部11が実行する通知処理が示されている。制御部11は、図8に示すステップS109、ステップS111、又はステップS112でそれぞれ抽出された説明が複数であるか否か判断する(ステップS301)。
抽出された説明が複数であると判断する場合(ステップS301;YES)、制御部11は、それらの説明を、それぞれに対応付けられている重要度に応じて並べ替える(ステップS302)。そして制御部11は、並べ替えられた説明を端末2に通知する(ステップS303)。一方、抽出された説明が複数でないと判断する場合(ステップS301;YES)、制御部11は、ステップS302の処理を実行せずに、抽出された説明を端末2に通知する(ステップS303)。
サーバ装置1により説明が通知されると、端末2は、その通知された説明に応じた画面を表示部24に表示させ、又はその説明に応じた音声を放音部27に放出させる。図11は、端末2が説明を表示する画面の例を示す図である。図11に示す通り、利用者が「カメラで探す」というメニューを選択し、図3に示す機器Jの部位R2を撮像して画像データをサーバ装置1に送った場合、サーバ装置1の制御部11は、この画像に含まれる部位R2が操作パネルであることを特定する。制御部11は、利用者が説明を受けようとしている部位が操作パネルであると特定した場合に、画像に含まれる操作画面を特定する。そして、この操作画面のカテゴリーがスキャン画面であると特定されると、制御部11は、このときの操作の状態を特定する。
このときの操作の状態は、図7(c)で示した通り、記憶装置名及び共有名の両方が未記入である状態であるため、制御部11は、図5(d)に示した2つの説明「X1」「X2」を抽出する。説明「X1」は、記憶装置名の設定方法を示す説明であり、説明「X2」は、共有名の設定方法を示す説明である。上述した通り、それぞれに対応付けられた重要度「L1」「L2」により、説明「X1」が説明「X2」よりも優先される。
これにより図11に示した通り、表示部24の操作画面の領域A1には利用者が撮像した画像が表示され、この領域A1の下の領域A2にはこの画像に基づいて抽出された説明が表示される。領域A2の右側にはスクロールバーを示す領域A3が表示されている。領域A3に示すスクロールバーを操作すると、その操作に応じて領域A2に表示された内容がスクロールされる。
領域A2は、領域A21と、領域A21の下に続いて配置される領域A22とを含む。領域A21は、領域A22よりも目立つ位置であるため、重要度の高い説明「X1」が記述される。これらの説明を受けた利用者は領域A4に表示されたアイコン等を操作して端末2に次の指示をする。
以上の動作により、利用者は操作する機器Jのいずれかの部位を端末2で撮像するだけで、その部位に対応する説明を得る。そして、この説明を得るために、機器Jと端末2とが通信する必要はない。また、撮像した部位が操作画面を含むか否かによって画像から特定される内容と、通知される説明の内容とが変化するが、利用者はこれらを意識する必要がない。
また、以上の動作により、利用者が撮像した画像に含まれる部位について説明が複数ある場合には、それらの説明に割当てられた重要度に応じて説明の表示される順序が決められるため、利用者は、重要な説明をより受取り易くなる。
<変形例>
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組合せてもよい。
<変形例1>
上述した実施形態において、抽出部114は、特定された部位等に対応する情報が複数ある場合に、それらの情報のそれぞれに重み付けをしていたが、重み付けを行わなくてもよい。
<変形例2>
上述した実施形態において、説明DB124では、抽出される説明が複数ある場合に、それらの説明の重要度が推奨される操作の手順に応じて定められていたが、これに限られない。複数の説明の重要度は、例えば、その説明の分類に応じて定められていてもよい。ここでいう説明の分類とは、その説明が警告を示すものであるか、操作を進行させるために必須の情報であるか、操作の進行に必須ではないが推薦される情報であるか、といった、それぞれの内容が属するカテゴリーを示すものである。
この構成によれば、例えば、排出口についての説明が複数ある場合、「熱いので触れないで下さい」といった警告の説明が、「詰まっている紙を引き抜いて下さい」といった操作手順の説明よりも高い重要度に対応付けられる。
また、スキャンした画像を示す画像データを保存する際に、その画像データをメールでも指定した宛先に送ることができることを示した説明や、スキャンを行った日時で画像データを仕分けすることができることを示した説明等は、操作に必須ではないが推薦される内容であるため、操作に必須な事項を示した説明よりも重要度が低く設定される。
<変形例3>
上述した実施形態において、制御部11は、抽出された複数の説明を、それぞれに対応付けられている重要度に応じて並べ替えていたが、重要度に応じて分類してもよい。図12は、複数の説明が抽出されたときの変形例における通知の動作を説明するフロー図である。
図12(a)に示す通り、制御部11は、抽出された説明が複数であるか否か判断する(ステップS311)。そして、抽出された説明が複数であると判断する場合(ステップS311;YES)、制御部11は、これら複数の説明に対して、それぞれに対応付けられている重要度が閾値を超えるか否かに応じて足切りを行う(ステップS312)。
足切りとは、抽出した説明のうち、その重要度が閾値を超えるもののみを残し、閾値を超えないものを除外する処理である。制御部11は、足切りによって残された説明のみを通知する(ステップS313)。
抽出された説明が複数でないと判断する場合(ステップS311;NO)、制御部11は、上述した足切りを行わずに説明を通知する(ステップS313)。
また、抽出部114は、抽出された説明が複数ある場合に、それらの説明を、そのそれぞれに対応付けられた重要度により重み付けをしていたが、履歴DB125に記憶された履歴に応じてこの重み付けをしてもよい。
図12(b)に示す通り、制御部11は、抽出された説明が複数であるか否か判断する(ステップS321)。そして、抽出された説明が複数であると判断する場合(ステップS321;YES)、制御部11は、履歴DB125を参照し(ステップS322)、複数の説明のうち、既に通知した説明を除外することで、これらの説明の中から通知の対象とする説明を選択する(ステップS323)。制御部11は、ステップS323によって選択された説明のみを通知する(ステップS324)。
抽出された説明が複数でないと判断する場合(ステップS321;NO)、制御部11は、上述した選択を行わずに説明を通知する(ステップS324)。
なお、ステップS323において、制御部11は、複数の説明のうち、既に通知した説明の日時に応じて、それらに重み付けをしてもよい。例えば、制御部11は、過去の履歴で新しいものほど対応する説明の重要度を下げるように重み付けをしてもよい。
また、複数の説明に対する重み付けに利用しない場合、記憶部12は、履歴DB125を記憶しなくてもよい。
この構成によれば、利用者に通知した情報の履歴を用いることにより、利用者が必要としている蓋然性が高い情報が優先して通知される。
<変形例4>
上述した実施形態において、サーバ装置1の制御部11は、取得部111、解析部112,特定部113、抽出部114、及び通知部115として機能していたが、これらの機能は端末2の制御部21によって実現されてもよい。この場合、端末2の記憶部22は、部位DB121、画面DB122、状態DB123、説明DB124、履歴DB125、及び案内DB126に相当するデータベースを記憶していればよい。そして、この場合、端末2はサーバ装置1と通信する必要はなく、情報処理システム9はサーバ装置1を有しなくてもよい。
この場合の端末2は、利用者が操作する機器のいずれかの部位を撮像した画像を取得する取得部と、取得した前記画像の解析をする解析部と、前記解析の結果に基づいて前記部位を特定する特定部と、特定された前記部位に対応する情報を抽出する抽出部と、抽出された前記情報を通知する通知部と、を有する情報処理装置として機能する。
なお、端末2の記憶部22は、サーバ装置1の記憶部12が記憶するデータベースのうち、一部分のみを記憶してもよい。この一部分とは、例えば、1人又は複数の利用者が要求する頻度が高いもの等である。端末2の制御部21は、端末2だけで利用者の要求する情報を抽出できない場合に、撮像した画像を示す画像データをサーバ装置1に送ってそのサーバ装置1に情報の通知を求めてもよい。
<変形例5>
サーバ装置1の制御部11又は端末2の制御部21によって実行されるプログラムは、磁気テープ及び磁気ディスク等の磁気記録媒体、光ディスク等の光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリ等の、コンピュータ装置が読取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネット等の通信回線経由でダウンロードさせることも可能である。なお、上述した制御部11又は制御部21によって例示した制御手段としてはCPU以外にも種々の装置が適用される場合があり、例えば、専用のプロセッサ等が用いられる。
1…サーバ装置、11…制御部、111…取得部、112…解析部、113…特定部、114…抽出部、115…通知部、12…記憶部、121…部位DB、122…画面DB、123…状態DB、124…説明DB、125…履歴DB、126…案内DB、13…通信部、2…端末、21…制御部、22…記憶部、23…通信部、24…表示部、25…操作部、26…撮像部、27…放音部、3…通信回線、9…情報処理システム、A1…領域、A2…領域、A21…領域、A22…領域、A3…領域、A4…領域、C1…領域、C2…領域、C3…領域、J…機器、P…特徴点、R1…部位、R2…部位、R3…部位、R4…部位、R5…部位。

Claims (6)

  1. 利用者が操作する機器のいずれかの部位を撮像した画像を取得する取得部と、
    取得した前記画像に撮像された前記部位の輪郭に基づいて前記部位を特定する特定部と、
    特定された前記部位に対応する説明の情報を通知する通知部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記機器の部位ごとに該部位に対応する説明の情報を対応付けて記憶した記憶部を有し、
    前記通知部は、前記特定部が特定した前記部位が前記記憶部に記憶されているか否かを判断し、該部位が該記憶部に記憶されている場合に、該部位に対応する前記説明の情報を抽出して通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知部は、前記画像とともに該画像から特定された前記部位に対応する前記説明の情報を表示部に表示することで通知する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定部は、取得した前記画像に含まれる前記部位の輪郭を示す輪郭線を検出し、該輪郭線を構成する特徴点を特定して、該特徴点に基づいて前記部位を特定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置と、該情報処理装置と通信回線を経由して通信可能に接続する端末と、を有し、前記情報処理装置、及び前記端末のいずれかは、
    利用者が操作する機器のいずれかの部位を撮像した画像を取得する取得部と、
    取得した前記画像に撮像された前記部位の輪郭に基づいて前記部位を特定する特定部と、
    特定された前記部位に対応する説明の情報を通知する通知部と、
    を有する情報処理システム。
  6. コンピュータを、
    利用者が操作する機器のいずれかの部位を撮像した画像を取得する取得部と、
    取得した前記画像に撮像された前記部位の輪郭に基づいて前記部位を特定する特定部と、
    特定された前記部位に対応する説明の情報を通知する通知部、
    として機能させるためのプログラム。
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