JP2022084399A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、2番揚穀装置の2番揚穀ラセンの終端部上方近くで2番揚穀筒出口の対応部に2番処理物を脱粒処理する2番脱粒処理手段を設けることによって、穂切れや枝梗粒を低減し、還元する扱室内或いは処理胴室内での処理負荷軽減を図ることを目的とする。【解決手段】本発明は、脱穀部(3)の扱室(9)内で脱穀処理された処理物を揺動選別棚(17)上に受け入れて選別し、2番受樋(24)からの2番物を受け入れて扱室或いは処理胴室内へ還元する2番揚穀装置(27)を備えたコンバインにおいて、前記2番揚穀装置(27)の2番揚穀ラセン(28)の終端部の上方近くで2番揚穀筒出口(30)に対応する部位に揚上されてくる2番物を脱粒処理する2番脱粒処理手段(31)を設ける。【選択図】図4
Description
この発明は、コンバインの脱穀部における2番処理装置に関する。
一般に、扱室内で脱穀処理された処理物は、下方の揺動選別棚上に受けられて揺動選別される。そして、そのうちの2番物は2番揚穀装置によって扱室内或いは処理胴室内に還元されて再処理されるようになっている。
そこで、従来では、例えば、特許文献1のように、2番揚穀装置から2番処理胴室内に還元されるようになっており、2番処理胴によって脱粒処理されるようになっている。
本発明は、2番揚穀装置の2番揚穀ラセンの終端部上方近くで2番揚穀筒出口の対応部に2番処理物を脱粒処理する2番脱粒処理手段を設けることによって、穂切れや枝梗粒を低減し、還元する扱室内或いは処理胴室内での処理負荷軽減を図ることを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、脱穀部(3)の扱室(9)内で脱穀処理された処理物を揺動選別棚(17)上に受け入れて選別し、2番受樋(24)からの2番物を受け入れて扱室或いは処理胴室内へ還元する2番揚穀装置(27)を備えたコンバインにおいて、前記2番揚穀装置(27)の2番揚穀ラセン(28)の終端部の上方近くで2番揚穀筒出口(30)に対応する部位に揚上されてくる2番物を脱粒処理する2番脱粒処理手段(31)を備えてあることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1において、前記2番脱粒処理手段(31)は、揚穀ラセン軸(32)と一体に回転し、穀粒の通過する複数個の通過穴(33)又は切欠き穴(34)を穿設したプレート部材(35)と、処理物を揚穀筒出口(30)に向けて跳ね出す跳ね出し板(36)を備えてあることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2において、前記2番脱粒処理手段(31)は、ラセン軸(32)芯回りに回転する複数の棒状処理歯(37)からなる構成としてあることを特徴とする。
以上要するに、請求項1記載の本発明によれば、2番揚穀ラセンの終端部上方近くに2番脱粒処理手段を設けることで、穂切れや枝梗粒などの脱粒処理を行うことができ、2番処理胴室等へ還元される2番物処理の負担が軽減されることになり、脱粒処理効果を高めることができる。
請求項2記載の本発明によれば、請求項1記載の効果に加えて、2番脱粒処理手段は、複数の穀粒通過穴を有したプレート部材の回転によって揚穀搬送された2番物が衝突し、この衝撃によって脱粒され、特に、枝梗粒にあっては穴を通過するとき枝梗が除去され、穀粒通過穴を通過した穀粒には跳ね出し板によって揚穀筒出口に向けて確実に跳ね出される。
請求項3記載の本発明によれば、請求項1又は請求項2記載の効果に加えて、送られてきた2番物は、回転する棒状処理歯により扱き叩かれることで、効果的な脱粒処理が行える。
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、コンバインの側面図、図2及び図3は、脱穀部の側断面図及び平断面図を示すものであり、次のような構成になっている。
すなわち、コンバイン1は、前側に刈取部2、その後側には脱穀部(脱穀装置)3が機台上に搭載されている。刈取部2の横側には操作ボックス4及び運転席5などの運転操作部が装備され、その後側にはグレンタンク6が搭載されている。
グレンタンク6内に貯留される穀粒が満杯になると、排出オーガ7によって機外に排出されるようになっている。
脱穀部3は、刈取部2から引き継がれる脱穀フィードチエン8により株元を挟持しながら搬送される穀稈の穂先部を扱室9内で駆動回転する扱胴10によって脱穀処理するようになっている。扱室9の下半周部には受網11が張設されている。
扱室9の終端側には、多量のわら屑や未処理物を含む排塵処理物を下方に排出する排塵口12が設けられている。
前記扱室9の脱穀フィードチエン8側とは反対側一側には、扱室9下方の選別室からの2番物(穂切れなどの未処理物を含む)を受け入れて処理する2番処理胴13を内装する2番処理胴室14と、扱室終端の送塵口から排塵物を受け入れて排塵処理する排塵処理胴15を内装する排塵処理室16が扱胴軸と平行状に並設されている。
扱室9の下方から後方にわたる選別室内には、揺動選別棚17が設けられ、揺動クランク機構によって前後方向に揺動駆動されるようになっていて、脱穀処理後及び2番処理後の処理物を受け入れて揺動移送しながらふるい選別する構成になっている。
揺動選別棚17は、選別方向上手側から移送棚18、チャフシーブ19、ストロ-ラック20の順に配置し、且つ、前記チャフシーブ19の下方にグレンシ-ブ21を配置して設けた構成としている。
また、揺動選別棚17の下方には選別方向の上手側から順に、唐箕22、1番ラセン23aを内装する1番受樋23、2番ラセン24aを内装する2番受樋24が設けられ、その上方に吸引排塵フアン25が設けられている。
1番受樋23からの1番穀粒は、1番揚穀装置26を介してグレンタンク6に供給され、2番受樋24内に落下する2番物は、2番揚穀装置27を介して2番処理胴室14内に還元されるようになっている。
なお、扱室内で脱穀処理されて発生する藁屑などの排塵処理物は、終端の送塵路を経て排塵処理胴15の排塵処理室16内に送り込まれ処理されるようになっている。
次に、図4及び図5に示す実施例について説明すると、前記2番揚穀装置27には、2番揚穀ラセン28の終端部の上方近くで2番揚穀筒29の揚穀筒出口30に対応する部位に送上されてくる2番物を脱粒処理する2番脱粒処理手段31を備えた構成としている。
そして、前記2番脱粒処理手段31は、揚穀ラセン軸32と一体に回転し、穀粒の通過する複数個の通過穴33又は切欠き穴34を穿設したプレート部材35と、処理物を揚穀筒出口30に向けて跳ね出す跳ね出し板36とからなる構成としている。つまり、送上されてくる2番物はプレート部材35によって叩かれ、その衝撃によって脱粒処理される。
特に枝梗粒などは穀粒がプレート部材35の通過穴33を抜けるとき、その穴縁で枝梗が除去されることになり、抜けた穀粒は跳ね出し板36によって他の処理物ともに揚穀筒出口30から跳ね出される。
なお、切欠き穴34については、図6に示す通りになっており、回転外周側が開放されたスリット状構成になっている。なお、プレート部材は、回転方向に対して外周側が遅れる傾斜を有した構成になっている。
また、2番脱粒処理手段として、図7及び図8に示すように、ラセン軸芯周りに回転する複数の棒状処理歯37とからなるように構成している。これによれば送上される2番物は、その棒状処理歯によって扱くように叩かれ、脱粒処理が容易に行える。
図9及び図10では、2番脱粒手段として、ラセン軸から放射方向に突設して一体に回転する複数枚の板体からなり、上下方向に所定間隔をあけて平行に配設した脱粒片38を設けた構成としている。これによると、送上されてくる2番物に対し、複数枚平行に配置した脱粒片によって叩かれて脱粒処理され、脱粒片と脱粒片との間を通過した処理物を跳ね出し板で導くことで、枝梗粒にあっても枝梗が容易に除去できる。
また、この実施例において、脱粒片38の一枚、1枚が回転方向に対して位相がずれるように構成して段階的に作用させるようにしたり、図11及び図12に示すように、上下2枚を一対にして上ほど回転方向に対して遅れる方向に位相がずれるように構成することもできる。
なお、脱粒片の作用側に回転方向に対して後退角を設けておくとよい。また、脱粒片の作用側の外周側の角部をカットしておくこともできる。
以上のように、実施例に示すような一連の2番脱粒処理手段は、1番受樋からグレンタンクへ揚上搬送して供給する1番揚穀装置にも適用でき、特に、枝梗粒の枝梗除去に有効である。
3 脱穀部(脱穀装置)
9 扱室
17 揺動選別棚
24 2番受樋
27 2番揚穀装置
28 2番揚穀ラセン
29 2番揚穀筒
30 揚穀筒出口
31 2番脱粒処理手段
32 揚穀ラセン軸
33 通過穴
34 切欠き穴
35 プレート部材
36 跳ね出し板
37 棒状処理歯
9 扱室
17 揺動選別棚
24 2番受樋
27 2番揚穀装置
28 2番揚穀ラセン
29 2番揚穀筒
30 揚穀筒出口
31 2番脱粒処理手段
32 揚穀ラセン軸
33 通過穴
34 切欠き穴
35 プレート部材
36 跳ね出し板
37 棒状処理歯
Claims (3)
- 脱穀部(3)の扱室(9)内で脱穀処理された処理物を揺動選別棚(17)上に受け入れて選別し、2番受樋(24)からの2番物を受け入れて扱室或いは処理胴室内へ還元する2番揚穀装置(27)を備えたコンバインにおいて、前記2番揚穀装置(27)の2番揚穀ラセン(28)の終端部の上方近くで2番揚穀筒出口(30)に対応する部位に揚上されてくる2番物を脱粒処理する2番脱粒処理手段(31)を備えてあることを特徴とするコンバイン。
- 前記2番脱粒処理手段(31)は、揚穀ラセン軸(32)と一体に回転し、穀粒の通過する複数個の通過穴(33)又は切欠き穴(34)を穿設したプレート部材(35)と、処理物を揚穀筒出口(30)に向けて跳ね出す跳ね出し板(36)を備えてあることを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
- 前記2番脱粒処理手段(31)は、ラセン軸(32)芯回りに回転する複数の棒状処理歯(37)からなる構成としてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020196255A JP2022084399A (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020196255A JP2022084399A (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | コンバイン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022084399A true JP2022084399A (ja) | 2022-06-07 |
Family
ID=81868210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020196255A Pending JP2022084399A (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022084399A (ja) |
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2020
- 2020-11-26 JP JP2020196255A patent/JP2022084399A/ja active Pending
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