JP2022083030A - Pwm信号生成方法及び装置、並びにpwm信号生成装置を有する機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】2相変調方式における3相インバータにおけるコモンモード電圧の変動を低減する。【解決手段】相毎にスイッチング素子の対を有する3相インバータを制御する3つのPWM信号を生成するPWM信号生成方法は、3相の各々について、(A)当該相についての2相変調方式における基準レベルと、第1のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第1の処理、(B)当該相についての2相変調方式における基準レベルと、第1のキャリアと逆位相の第2のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第2の処理、及び(C)スイッチング素子の対のうち一方のスイッチング素子をオンに他方のスイッチング素子をオフに固定する第3のPWM信号を生成する第3の処理を、他の相と異なる処理を実行するように第1乃至第3の処理を切り替えながら実行するものである。【選択図】図1

Description

本発明は、PWM(Pulse Width Modulation)信号の生成技術に関する。
3相モータのPWM制御では、モータ電流が相電圧でなく、線間電圧により決定される。これを利用して、一定期間だけ、3相のうち1相の上アーム素子(すなわち上側のスイッチング素子)または下アーム素子(すなわち下側のスイッチング素子)を常時オンにして相電圧を固定し、残り2相をPWM信号で駆動することで線間電圧を確保する2相変調方式が用いられる。相電圧を固定した相は、スイッチング損失が発生しないので、2相変調方式は3相変調方式よりもスイッチング損失を少なくできる。2相変調方式は、π/3期間固定方式(例えば特許文献1)と2π/3期間固定方式(例えば特許文献2)がある。
三相インバータは、出力しようとする電圧の指令値と三角波や鋸波などのキャリアとを比較し、その比較結果に基づき各相のアーム素子のオンオフ信号を生成する。このとき、三相(UVW)の出力電圧の平均値を示すコモンモード電圧はゼロにならず、キャリアに同期して大きな電圧変動が発生する。このコモンモード電圧の変動は、モータのベアリングの金属表面の損傷につながり、静寂性能や寿命に影響を与える。また、コモンモード電圧の変動は、モータの浮遊容量などを介してアースへと流れる漏れ電流(高周波ノイズ)の原因となる。また、漏れ電流は他の機器に障害をもたらすなどの問題となる(例えば非特許文献1)。
このため、3相インバータのコモンモード電圧の変動を抑制する技術も存在している(例えば特許文献3)。この技術では、第1の相Uの相電圧指令と第1のキャリアとを比較して、第1の相Uの相電圧指令<第1のキャリアとなった場合には、第1の相Uの上アームをOFF、第1の相Uの下アームをONし、他の1つの相Vの上アームをON、当該他の1つの相Vの下アームをOFFする。第2の相Wの相電圧指令と第2のキャリア(第1のキャリアと逆相)とを比較して、第2の相Wの相電圧指令≧第2のキャリアとなった場合には、第2の相Wの上アームをON、第2の相Wの下アームをOFFし、他の1つの相Vの上アームをOFF、当該他の1つの相Vの下アームをONする。このように第1の相Uと第2の相Wとのスイッチング切り替えに応じて他の1つの相Vのスイッチングを切り替えることにより、コモンモード電圧の変動が原因で発生するコモンモードノイズを少なくするものである。しかしながら、他の1の相Vのスイッチングは、第1及び第2の相U及びWのスイッチングに依存する形となっているので、相電圧指令には制限があり、実際的にはスイッチングタイミングを同時にすることも出来ず、電力変換効率が悪いといった問題もある。なお、第1の相Uは常に第1のキャリアとの比較を行い、第2の相Wは常に第2のキャリアとの比較を行うようになっている。
特開平1-274668号公報 特開平11-262269号公報 特開2007-295786号公報
Toshiba Electronic Devices & Storage Corporation, "DC-AC Inverter Circuit Application Note", 2018-07-26
従って、本発明の目的は、一側面として、2相変調方式における3相インバータにおけるコモンモード電圧の変動を低減する新たな技術を提供することである。
本発明に係るPWM信号生成方法は、相毎にスイッチング素子の対を有する3相インバータを制御する3つのPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成するPWM信号生成方法であって、3相の各々について、(A)当該相についての2相変調方式における基準レベルと、第1のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第1の処理、(B)当該相についての2相変調方式における基準レベルと、第1のキャリアと逆位相の第2のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第2の処理、及び(C)スイッチング素子の対のうち一方のスイッチング素子をオンに他方のスイッチング素子をオフに固定する第3のPWM信号を生成する第3の処理を、他の相と異なる処理を実行するように第1乃至第3の処理を切り替えながら実行するものである。
一側面によれば、コモンモード電圧の変動を低減できるようになる。
図1は、本発明の実施の形態に係る全体装置の構成例を示す図である。 図2は、第1の実施の形態に係る信号の時間変化を表す図である。 図3は、第1の実施の形態に係るコモンモード電圧e0の周波数成分を表す図である。 図4は、第1の従来技術に係る信号の時間変化を表す図である。 図5は、第1の従来技術に係るコモンモード電圧e0の周波数成分を表す図である。 図6は、第2の実施の形態に係る信号の時間変化を表す図である。 図7は、第2の実施の形態に係るコモンモード電圧e0の周波数成分を表す図である。 図8は、第2の従来技術に係る信号の時間変化を表す図である。 図9は、第2の従来技術に係るコモンモード電圧e0の周波数成分を表す図である。 図10は、本実施の形態に係る処理フローを示す図である。
[実施の形態1]
図1に本実施の形態に係る3相モータ1、PWM信号生成装置100、3相インバータ200の構成例を示す。
PWM信号生成装置100は、基準レベル生成部21と、演算部41と、第1キャリア(例えば三角波)Caを生成する第1キャリア生成部22aと、第1のキャリアCaとは逆相の第2のキャリアCbを生成する第2キャリア生成部22bと、U相のキャリア切替部42aと、V相のキャリア切替部42bと、W相のキャリア切替部42cと、U相の比較部12aと、V相の比較部12bと、W相の比較部12cとを有する。
基準レベル生成部21は、U相の基準レベルU*と、V相の基準レベルV*と、W相の基準レベルW*とを生成する。例えば、以下のような信号を生成する。
U*=a・sin(θ)
V*=a・sin(θ-2π/3)
W*=a・sin(θ+2π/3)
ここでaは変調率であり、この値により、3相インバータ200の出力電圧の基本周波数の振幅を制御する。θは3相インバータ200の基本波位相である。
演算部41は、基準レベルの補正を行い且つキャリア切り替え指示を出力する。基準レベルの補正は、π/3期間固定方式では以下のような演算にて基準レベルU*、V*及びW*を、補正基準レベルU**、V**及びW**に変換する処理である。
1)(U*≧0)且つ(V*≧0)であれば、
W**=-1,U**=U*ーW*-1,V**=V*-W*-1
2)1)ではなく、(V*<0)且つ(W*<0)であれば、
U**=+1,V**=V*-U*+1,W**=W*-U*+1
3)1)でも2)ではなく、(W*≧0)且つ(U*≧0)であれば、
V**=-1,W**=W*ーV*-1,U**=U*-V*-1
4)1)乃至3)ではなく、(U*<0)且つ(V*<0)であれば、
W**=+1,U**=U*-W*+1,V**=V*-W*+1
5)1)乃至4)ではなく、(V*≧0)且つ(W*≧0)であれば、
U**=-1,V**=V*ーU*-1,W**=W*-U*-1
6)1)乃至5)ではなく、(W*<0)且つ(U*<0)であれば、
V**=+1,W**=W*ーV*+1,U**=U*-V*+1
なお、この補正基準レベルU**、V**及びW**は、2相変調方式におけるπ/3期間固定方式の基準レベルを表している。
演算部41は、さらに、基準レベルU**、V**及びW**に基づき、第2キャリアCbを出力する相の切り替えを制御するキャリア切替指示Sを以下の条件で生成して出力する。
1)(U*≧0)且つ(W*<0)であれば、S=2
2)1ではなく(V*<0)であれば、S=1
3)1)及び2)でなければ、S=3
U相のキャリア切替部42aは、S=1の場合に第2キャリア生成部22bが出力する第2キャリアCbを、S=2及び3の場合に第1キャリア生成部22aが出力する第1キャリアCaを、U相のキャリア出力Cuとして出力する。V相のキャリア切替部42bは、S=2の場合に第2キャリア生成部22bが出力する第2キャリアCbを、S=1及び3の場合に第1キャリア生成部22aが出力する第1キャリアCaを、V相のキャリア出力Cvとして出力する。W相のキャリア切替部42cは、S=3の場合に第2キャリア生成部22bが出力する第2キャリアCbを、S=1及び2の場合に第1キャリア生成部22aが出力する第1キャリアCaを、W相のキャリア出力Cwとして出力する。なお、キャリア出力Cu,Cv及びCwは、-1<Cu,Cv,Cw<1である。
U相の比較部12aは、補正基準レベルU**とU相のキャリア出力Cuとを比較して、U**≧Cuであれば+1そうでなければ-1となるオンオフ信号Gaを出力する。V相の比較部12bは、補正基準レベルV**とV相のキャリア出力Cvとを比較して、V**≧Cvであれば+1そうでなければ-1となるオンオフ信号Gcを出力する。W相の比較部12cは、補正基準レベルW**とW相のキャリア出力Cwとを比較してW**≧Cwであれば+1そうでなければ-1となるオンオフ信号Geを出力する。
3相インバータ200及びモータ1の構成は従来と同じであるから簡単に述べる。3相インバータ200は、U相用の上側スイッチング素子3a及び下側スイッチング素子3b、V相用の上側スイッチング素子3c及び下側スイッチング素子3d、W相用の上側スイッチング素子3e及び下側スイッチング素子3fと、上側スイッチング素子3a用のゲート信号発生器11aと、下側スイッチング素子3b用のゲート信号発生器11bと、オンオフ信号Gaに応じてこれを反転させたオンオフ信号Gbを出力する反転器13aと、上側スイッチング素子3c用のゲート信号発生器11cと、下側スイッチング素子3d用のゲート信号発生器11dと、オンオフ信号Gcに応じてこれを反転させたオンオフ信号Gdを出力する反転器13bと、上側スイッチング素子3e用のゲート信号発生器11eと、下側スイッチング素子3f用のゲート信号発生器11fと、オンオフ信号Geに応じてこれを反転させたオンオフ信号Gfを出力する反転器13cと、キャパシタ2a及び2bとを有する。ゲート信号発生器11a乃至11fは、+1を入力したときにオン、そうでなければオフとなる制御信号を、対応するスイッチング素子3a乃至3fのゲートに出力する。
これによって、上側スイッチング素子3aはオンオフ信号Gaに従ってスイッチングし、下側スイッチング素子3bはオンオフ信号Gaの反転信号であるオンオフ信号Gbに従ってスイッチングするので、オンオフ信号Gaが+1であればU相インバータ出力eUは+Ed/2に、そうでなければU相インバータ出力eUは-Ed/2になる。また、上側スイッチング素子3cはオンオフ信号Gcに従ってスイッチングし、下側スイッチング素子3dはオンオフ信号Gcの反転信号であるオンオフ信号Gdに従ってスイッチングするので、オンオフ信号Gcが+1であればV相インバータ出力eVは+Ed/2に、そうでなければV相インバータ出力eVは-Ed/2になる。さらに、上側スイッチング素子3eはオンオフ信号Geに従ってスイッチングし、下側スイッチング素子3fはオンオフ信号Geの反転信号であるオンオフ信号Gfに従ってスイッチングするので、オンオフ信号Geが+1であればW相インバータ出力eWは+Ed/2に、そうでなければW相インバータ出力eWは-Ed/2になる。
なお、モータ1内の3つのコイルが接続された点は中性点であり、中性点における電圧がコモンモード電圧e0である。コモンモード電圧e0=(eU+eV+eW)/3である。
次に、上で述べた各信号の時間変化の一例を図2に示す。図2(a)は、基準レベルU*を表しており、(b)は、基準レベルV*を表しており、(c)は、基準レベルW*を表している。これは、上で述べたように位相がずれたサイン波となっている。
図2(e)は、補正基準レベルU**及び三角波であるキャリア出力Cuを表しており、(f)は、補正基準レベルV**及び三角波であるキャリア出力Cvを表しており、(g)は、補正基準レベルW**及び三角波であるキャリア出力Cwを表している。なお、図2(d)は、キャリア切替指示Sを表しており、この例ではS=2を出力するサイクル(位相角2π/3)、S=1を出力するサイクル(位相角2π/3)、S=3を出力するサイクル(位相角2π/3)が時系列に並んでいる。そうすると、S=2を出力するサイクルでは、キャリア出力Cvが、点線で表される第2キャリアCbとなっており、それ以外のキャリア出力Cu及びCwは、第1キャリアCaとなっている。また、S=1を出力するサイクルでは、キャリア出力Cuが、点線で表される第2キャリアCbとなっており、それ以外のキャリア出力Cv及びCwは、第1キャリアCaとなっている。さらに、S=3を出力するサイクルでは、キャリア出力Cwが、点線で表される第2キャリアCbとなっており、それ以外のキャリア出力Cu及びCvは、第1キャリアCaとなっている。
U**、V**及びW**が+1になると、どのようなキャリア出力と比較しても、キャリア出力以上となるので、比較器12a乃至12cの出力は必ず+1になる。また、U**、V**及びW**が-1になると、どのようなキャリア出力と比較しても、キャリア出力未満となるので、比較器12a乃至12cの結果は必ず-1になる。それ以外であれば、キャリア出力と比較されて、U**,V**,W**≧キャリア出力であれば、比較器12a乃至12cの出力は+1に、そうでなければ-1になる。
π/3期間固定方式の場合には、U**、V**及びW**のいずれか1つが位相角π/3毎に-1、+1、-1、+1といった順に固定される。そうすると、-1であれば、上側スイッチング素子がオフとなり下側スイッチング素子がオンになる状態が固定される。一方、+1であれば、上側スイッチング素子がオンとなり下側スイッチング素子がオフになる状態が固定される。
図2(h)は、U相の3相インバータ出力eUを表しており、(i)は、V相の3相インバータ出力eVを表しており、(j)は、W相の3相インバータ出力eWを表している。上でも述べたように、補正基準レベルが-1又は+1でない場合にはキャリア出力と補正基準レベルとが比較されて、3相インバータ出力eU,eV及びeWは、-Ed/2と+Ed/2とが頻繁に切り替わり、補正基準レベルが-1又は+1に固定されれば、その間は-Ed/2又は+Ed/2に固定される。
図2(k)は、モータ1の中性点におけるコモンモード電圧e0の時間変化を表す。上でも述べたように、コモンモード電圧e0は、3相インバータ出力eU,eV及びeWの平均値となっている。補正基準レベルが-1又は+1でない場合にはキャリア出力と補正基準レベルとが比較されて、3つの3相インバータ出力のうち2つは、-Ed/2と+Ed/2とが頻繁に切り替わるが、比較の対象となるキャリア出力が互いに逆相となっているので、3相インバータ出力も極性が反転して互いに打ち消すことが多くなるので、コモンモード電圧e0の変動は低減し、コモンモード電流が小さくなる。
図3に、コモンモード電圧e0の周波数成分を表す。図3の横軸は周波数を表し、縦軸は、振幅をEd/2で除した値を表している。図3の例では、キャリア出力の周波数fc未満の低周波領域に比較的大きなピークはあるが、キャリア出力の周波数fcやその高調波には、小さなピークしかない。
図4に、第2キャリアCbを用いない従来のπ/3期間固定方式を採用した場合の各信号の変化を表す。図4(a)は、図2(a)と同じであり、図4(b)は、図2(b)と同じであり、図4(c)は、図2(c)と同じである。図4(d)は、第1キャリアCaであるキャリア出力Cuと、補正基準レベルU**とを表しており、図4(e)は、第1キャリアCaであるキャリア出力Cvと、補正基準レベルV**とを表しており、図4(f)は、第1キャリアCaであるキャリア出力Cwと、補正基準レベルW**とを表している。異なるのはどのキャリア出力も第2キャリアCbに切り替わらないだけである。
図4(g)は、U相のインバータ出力eUを表し、図4(h)は、V相のインバータ出力eVを表し、図4(i)は、W相のインバータ出力eWを表す。キャリア切替指示Sがなく第2キャリアCbへの切替がないため、3相共に常に補正基準レベルと第1キャリアとを比較することになる。補正基準レベルが-1又は+1でない場合にはキャリア出力と補正基準レベルとが比較されて、3つの3相インバータ出力のうち2つは、-Ed/2と+Ed/2とが頻繁に切り替わるが、比較の対象となるキャリア出力が同相なので、本実施の形態と比して、3相インバータ出力が互いに打ち消されることがあまりなく、コモンモード電圧e0の変動は大きくなる。これは、図4(j)に表れている。
図5に、この場合のコモンモード電圧e0の周波数成分を表す。図5の横軸は周波数を表し、縦軸は、振幅をEd/2で除した値を表している。図5を図3と比較すると、キャリア出力の周波数fc未満の低周波領域とfcを超えた周波数領域は図3とほぼ同様であるが、キャリア出力の周波数fcには大きなピークが現れている。このように、本実施の形態では、コモンモード電圧の変動が低減されていることがわかる。
このように本実施の形態によれば、コモンモード電圧の変動が小さいため、モータ1のベアリングの金属表面の損傷を抑えることができる。また、モータ1の浮遊容量などを介してアースへと流れる漏れ電流(高周波ノイズ)も小さくなるので、他の機器への障害が発生しづらくなる。
[実施の形態2]
次に、2π/3期間固定方式を採用した場合における構成について説明する。本実施の形態に係る3相モータ1、PWM信号生成装置100、3相インバータ200の構成も、基本的に図1に示したとおりである。但し、演算部41の処理は、π/3期間固定方式とは異なる。
具体的には、演算部41で行われる基準レベルの補正は、2π/3期間固定方式では以下のような演算にて基準レベルU*、V*及びW*を、補正基準レベルU**、V**及びW**に変換する処理である。
1)(W*<U*)且つ(W*<V*)であれば、
W**=-1,U**=U*ーW*-1,V**=V*-W*-1
2)1)ではなく、(V*<U*)であれば、
V**=-1,W**=W*ーV*-1,U**=U*-V*-1
3)1)及び2)ではない場合には、
U**=-1,V**=V*ーU*-1,W**=W*-U*-1
なお、この補正基準レベルU**、V**及びW**は、2相変調方式における2π/3期間固定方式の基準レベルを表している。
演算部41は、さらに、基準レベルU**、V**及びW**に基づき、第2キャリアCbを出力する相の切り替えを制御するキャリア切替指示Sを以下の条件で生成して出力する。
1)(W*<U*)且つ(W*<V*)であれば、S=2
2)1ではなく(V*<U*)であれば、S=1
3)1)及び2)でなければ、S=3
次に、図6に、本実施の形態に係る各信号の時間変化の一例を示す。図6(a)は、基準レベルU*を表しており、(b)は、基準レベルV*を表しており、(c)は、基準レベルW*を表している。これは、第1の実施の形態と同じであり、上で述べたように位相がずれたサイン波となっている。
図6(e)は、補正基準レベルU**及び三角波であるキャリア出力Cuを表しており、(f)は、補正基準レベルV**及び三角波であるキャリア出力Cvを表しており、(g)は、補正基準レベルW**及び三角波であるキャリア出力Cwを表している。なお、図6(d)は、キャリア切替指示Sを表しており、この例ではS=2を出力するサイクル(位相角2π/3)、S=1を出力するサイクル(位相角2π/3)、S=3を出力するサイクル(位相角2π/3)が時系列に並んでいる。そうすると、S=2を出力するサイクルでは、キャリア出力Cvが、点線で表される第2キャリアCbとなっており、それ以外のキャリア出力Cu及びCwは、第1キャリアCaとなっている。また、S=1を出力するサイクルでは、キャリア出力Cuが、点線で表される第2キャリアCbとなっており、それ以外のキャリア出力Cv及びCwは、第1キャリアCaとなっている。さらに、S=3を出力するサイクルでは、キャリア出力Cwが、点線で表される第2キャリアCbとなっており、それ以外のキャリア出力Cu及びCvは、第1キャリアCaとなっている。
U**、V**及びW**が+1になると、どのようなキャリア出力と比較しても、キャリア出力以上となるので、比較器12a乃至12cの出力は必ず+1になる。また、U**、V**及びW**が-1になると、どのようなキャリア出力と比較しても、キャリア出力未満となるので、比較器12a乃至12cの結果は必ず-1になる。それ以外であれば、キャリア出力と比較されて、U**,V**,W**≧キャリア出力であれば、比較器12a乃至12cの出力は+1に、そうでなければ-1になる。
2π/3期間固定方式の場合には、U**、V**及びW**のいずれか1つが位相角2π/3毎に-1に固定される。そうすると、上側スイッチング素子がオフとなり下側スイッチング素子がオンになる状態が固定される。2π/3期間固定方式の場合には、U**、V**及びW**のいずれも+1に固定されることはない。
図6(h)は、U相の3相インバータ出力eUを表しており、(i)は、V相の3相インバータ出力eVを表しており、(j)は、W相の3相インバータ出力eWを表している。2π/3期間固定方式では、補正基準レベルが-1でない場合にはキャリア出力と補正基準レベルとが比較されて、3相インバータ出力eU,eV及びeWは、-Ed/2と+Ed/2とが頻繁に切り替わり、補正基準レベルが-1に固定されれば、その間は-Ed/2に固定される。
図6(k)は、モータ1の中性点におけるコモンモード電圧e0の時間変化を表す。上でも述べたように、コモンモード電圧e0は、3相インバータ出力eU,eV及びeWの平均値となっている。補正基準レベルが-1でない場合にはキャリア出力と補正基準レベルとが比較されて、3つの3相インバータ出力のうち2つは、-Ed/2と+Ed/2とが頻繁に切り替わるが、比較の対象となるキャリア出力が互いに逆相となっているので、3相インバータ出力も極性が反転して互いに打ち消すことが多くなるので、コモンモード電圧e0の変動は低減し、コモンモード電流が小さくなる。但し、2π/3期間固定方式では、-Ed/2に固定される相はあるが、+Ed/2に固定される相はないので、第1の実施の形態と比較すると、変化は-Ed/2側にシフトしている部分がある。
図7に、コモンモード電圧e0の周波数成分を示す。図7の横軸は周波数を表し、縦軸は、振幅をEd/2で除した値を表している。図7の例では、キャリア出力の周波数fc未満の低周波領域に比較的大きなピークはあるが、キャリア出力の周波数fcやその高調波には、ピークが全くないか小さなピークしかない。
図8に、第2キャリアCbを用いない従来の2π/3期間固定方式を採用した場合の各信号の変化を表す。図8(a)は、図6(a)と同じであり、図8(b)は、図6(b)と同じであり、図8(c)は、図6(c)と同じである。図8(d)は、第1キャリアCaであるキャリア出力Cuと、補正基準レベルU**とを表しており、図8(e)は、第1キャリアCaであるキャリア出力Cvと、補正基準レベルV**とを表しており、図8(f)は、第1キャリアCaであるキャリア出力Cwと、補正基準レベルW**とを表している。異なるのはどのキャリア出力も第2キャリアCbに切り替わらないだけである。
図8(g)は、U相のインバータ出力eUを表し、図8(h)は、V相のインバータ出力eVを表し、図8(i)は、W相のインバータ出力eWを表す。キャリア切替指示Sがなく第2キャリアCbへの切替がないため、3相共に常に補正基準レベルと第1キャリアとを比較することになる。補正基準レベルが-1でない場合にはキャリア出力と補正基準レベルとが比較されて、3つの3相インバータ出力のうち2つは、-Ed/2と+Ed/2とが頻繁に切り替わるが、比較の対象となるキャリア出力が同相なので、本実施の形態と比して、3相インバータ出力が互いに打ち消されることがあまりなく、コモンモード電圧e0の変動は大きくなる。これは、図4(j)に表れている。
図9に、この場合のコモンモード電圧e0の周波数成分を表す。図9の横軸は周波数を表し、縦軸は、振幅をEd/2で除した値を表している。図9を図7と比較すると、キャリア出力の周波数fc未満の低周波領域とfcを超えた周波数領域は図7と類似しているが、キャリア出力の周波数fcには大きなピークが現れている。このように、本実施の形態では、コモンモード電圧が低減され、コモンモード電圧の変動も低減されていることがわかる。
このように、第2の実施の形態でも第1の実施の形態と同様の効果を得ることが出来るようになる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、PWM信号生成装置100については、専用の回路にて実施するようにしても良いし、上記機能を実現するためのプログラムをプロセッサに実行させるようにしても良い。または、専用の回路とプログラムを実行するプロセッサとの組み合わせにて実施するようにしても良い。プログラムを利用する場合、PWM信号生成装置100は、不揮発性メモリと揮発性メモリとプロセッサとを有し、不揮発性メモリに記憶されたプログラムを、揮発性メモリに読み出して、そのプログラムをプロセッサが実行する。さらに、PWM信号生成装置100に図1に示す機能を有することを示したが、さらに多くの機能を有する場合もあれば、より少ない機能しか有しない場合もある。
なお、上記の実施の形態については3相モータ用のインバータを適用例として説明したが、直流から三相交流に変換する、または、三相交流から直流に変換するパワーエレクトロニクス機器に適用可能である。すなわち、系統連携インバータ、力率改善回路(PFC(Power Factor Correction)回路、PWM整流器)などに適用可能である。コモンモード電圧の変動はコモンモード電流の脈動の原因となり、EMI(Electro Magnetic Interference)ノイズとなって機器に悪影響を及ぼすことがある。特に近年SiCにより電力変換器の高周波化が進んでいるのでノイズの問題はより顕在化する傾向にある。このような状況で、上記の実施の形態を様々なパワーエレクトロニクス機器に用いた場合には、コモンモード電圧の変動を低減でき、EMIノイズの低減に有効である。
以上述べた実施の形態をまとめると以下のようになる。
本実施の形態に係るPWM信号生成方法は、相毎にスイッチング素子の対を有する3相インバータを制御する3つのPWM信号を生成するPWM信号生成方法であって、3相の各々について、(A)当該相についての2相変調方式における基準レベル(例えば実施の形態における補正基準レベル)と、第1のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第1の処理(図10:ステップS110)、(B)当該相についての2相変調方式における基準レベルと、第1のキャリアと逆位相の第2のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第2の処理(図10:ステップS120)、及び(C)スイッチング素子の対のうち一方のスイッチング素子をオンに他方のスイッチング素子をオフに固定する第3のPWM信号を生成する第3の処理(図10:ステップS130)を、他の相と異なる処理を実行するように第1乃至第3の処理を切り替えながら実行する(図10:ステップS100)ものである。
このように、第1のキャリアと逆位相の第2のキャリアと基準レベルとの比較を3相のいずれかで切り替えながら行うことで、コモンモード電圧の変動が抑制される。
なお、上記PWM信号生成方法において、上記3相の各々について、第1乃至第3の処理の各々を、他の相と異なる処理を実行するように第1の所定サイクルで切り替えるか、又は、第2の処理を実行する相を第2の所定サイクルで切り替えると共に第1の処理を実行する相と第3の処理を実行する相とを第2の所定サイクル内の第3の所定サイクルで切り替えるようにしても良い。すなわち、π/3期間固定方式であっても良いし、2π/3期間固定方式であっても良い。
また、上で述べた第3の処理が、当該相についての2相変調方式における基準レベルと第1のキャリアのレベルとの比較の結果として、上記第3のPWM信号を生成する処理であってもよい。このようにすることで第3の処理が簡略化されるが、2相変調方式を採用する場合には結果として第3の処理が行われることになる。
本実施の形態に係るPWM信号生成装置は、相毎にスイッチング素子の対を有する3相インバータを制御する3つのPWM信号を生成するPWM信号生成装置であって、(A)第1のキャリアを生成する第1のキャリア生成部と、(B)第1のキャリアとは逆位相の第2のキャリアを生成する第2のキャリア生成部と、(C)3相の各々について、(c1)当該相についての2相変調方式における基準レベルと、第1のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第1の処理、(c2)当該相についての2相変調方式における基準レベルと、第2のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第2の処理、及び(c3)スイッチング素子の対のうち一方のスイッチング素子をオンに他方のスイッチング素子をオフに固定する第3のPWM信号を生成する第3の処理を他の相と異なる処理を実行するように処理を切り替えながら実行する回路とを有する。
なお、上で述べたPWM信号生成方法をプロセッサに実行させるためのプログラムを用意して、プロセッサがプロセッサを実行することで、PWM信号生成装置として機能させるようにしても良い。
100 PWM信号生成装置
200 3相インバータ
1 モータ
21 基準レベル生成部
41 演算部
42a,42b,42c キャリア切替部
12a,12b,12c 比較部
11a~11f ゲート信号生成器
13a,13b,13c 反転器

Claims (5)

  1. 相毎にスイッチング素子の対を有する3相インバータを制御する3つのPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成するPWM信号生成方法であって、
    3相の各々について、
    当該相についての2相変調方式における基準レベルと、第1のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第1の処理、
    当該相についての前記2相変調方式における基準レベルと、前記第1のキャリアと逆位相の第2のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第2の処理、及び
    前記スイッチング素子の対のうち一方のスイッチング素子をオンに他方のスイッチング素子をオフにする第3のPWM信号を生成する第3の処理を、
    他の相と異なる処理を実行するように前記第1乃至第3の処理を切り替えながら実行する
    PWM信号生成方法。
  2. 前記3相の各々について、前記第1乃至第3の処理の各々を、他の相と異なる処理を実行するように第1の所定サイクルで切り替えるか、又は、
    前記第2の処理を実行する相を第2の所定サイクルで切り替えると共に前記第1の処理を実行する相と前記第3の処理を実行する相とを前記第2の所定サイクル内の第3の所定サイクルで切り替える
    請求項1のPWM信号生成方法。
  3. 前記第3の処理が、
    当該相についての前記2相変調方式における基準レベルと前記第1のキャリアのレベルとの比較の結果として、前記第3のPWM信号を生成する処理である
    請求項1又は2記載のPWM信号生成方法。
  4. 相毎にスイッチング素子の対を有する3相インバータを制御する3つのPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成するPWM信号生成装置であって、
    第1のキャリアを生成する第1のキャリア生成部と、
    前記第1のキャリアとは逆位相の第2のキャリアを生成する第2のキャリア生成部と、
    3相の各々について、
    当該相についての2相変調方式における基準レベルと、前記第1のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第1の処理、
    当該相についての前記2相変調方式における基準レベルと、前記第2のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第2の処理、及び
    前記スイッチング素子の対のうち一方のスイッチング素子をオンに他方のスイッチング素子をオフに固定する第3のPWM信号を生成する第3の処理を、
    他の相と異なる処理を実行するように処理を切り替えながら実行する回路と、
    を有するPWM信号生成装置。
  5. 相毎にスイッチング素子の対を有する3相インバータと、
    前記3相インバータのための3つのPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成するPWM信号生成装置と、
    前記3相インバータの出力を用いる装置と、
    を有し、
    前記PWM信号生成装置が、
    第1のキャリアを生成する第1のキャリア生成部と、
    前記第1のキャリアとは逆位相の第2のキャリアを生成する第2のキャリア生成部と、
    3相の各々について、
    当該相についての2相変調方式における基準レベルと、前記第1のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第1の処理、
    当該相についての前記2相変調方式における基準レベルと、前記第2のキャリアのレベルとを比較してPWM信号を生成する第2の処理、及び
    前記スイッチング素子の対のうち一方のスイッチング素子をオンに他方のスイッチング素子をオフに固定する第3のPWM信号を生成する第3の処理を、
    他の相と異なる処理を実行するように処理を切り替えながら実行する回路と、
    を有する機器。

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