JP2022077663A - 仮設足場用方杖 - Google Patents
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Abstract
Description
この方杖は、斜め方向にのびかつ上端部が布材に固定状に連結されている方杖本体と、方杖本体の下端部に支柱に設けられかつ支柱に着脱自在に取り付けられる下部取付金具とを備えているものである。
但し、上記の方杖は、布材と分離不能に一体化されているので、嵩張る上、全体重量も大きくなり、保管や運搬の点で問題があった。
この方杖(足場構築体の強化装置)は、布材の長さ中間位置と支柱における布材よりも下方の高さ位置との間を結ぶように斜め方向にのびるブレース部材と、ブレース部材の上端部を布材に固定する上部固定手段と、ブレース部材の下端部を支柱に固定する下部固定手段とを備えている。上部固定手段は、布材の下側に位置する支持体と、布材の下面を保持する下顎手段および同上面を保持する上顎手段とを備えており、下顎手段および上顎手段の一方により、前記支持体に固定された固定顎部が構成されると共に、同他方により布材に対して進退自在な可動顎部が構成されている。そして、緊結手段のロック片を、可動顎部と支持体の間に挿入することにより、可動顎部を布材に対して圧接するようになされている。
上記の方杖によれば、布材とは別体に構成されているため、保管や運搬を支障なく行うことができる。
そのため、上記特許文献2記載の方杖では、上部固定手段の上顎手段を、布材と足場板との間の狭い隙間に角度を調整しながら下方から通し、可動顎部を布材と係り合わせられるように移動させた上で、緊結手段のロック片を可動顎部および支持体間に挿入する作業が必要となるので、取付手順が煩雑で、位置決め等も容易でないことから、取付作業性の点で改善の余地があった。
なお、この発明を特定するに当たり、「仮設足場」には、例えばビル等の建物の建設工事現場や改修工事現場において、建物の外壁に沿って設置されるくさび緊結式足場や単管足場などが含まれる他、トンネル・橋梁等の土木工事現場や建築現場において、上方荷重または側方荷重を支えるために用いられる支保工が含まれるものとする。
斜め方向にのびる棒状の方杖本体と、方杖本体の上端部に設けられかつ布材に着脱自在に取り付けられる上部取付金具と、方杖本体の下端部に設けられかつ支柱に着脱自在に取り付けられる下部取付金具とを備えており、
上部取付金具は、前後に布材の外径よりも大きい間隔をおいて配置されかつ布材に互いに左右反対方向から掛け止められる略C形の前後2つのフック部を有しており、
両フック部は、布材に下方から接近させられて布材を左右両側から挟み込むように配置された状態から水平方向に回転させられることにより、布材に掛け止められるようになっている、仮設足場用方杖。
ロック金具は、その一端部がフック部の内周縁下端よりも下方に位置するとともにその他端部がフック部の内側空間に上向きに突出するアンロック位置と、上側縁が布材の下部に当接させられて布材がフック部から外れるのを阻止しうるロック位置との間で揺動可能となされており、
両フック部が布材を左右両側から挟み込むように配置された状態では、ロック金具がその自重によってアンロック位置に保持され、両フック部が前記状態から水平方向に回転させられると、ロック金具の前記一端部が布材の下部に滑り接触して案内されることにより、ロック金具がロック位置まで揺動させられるようになっている、上記2)の仮設足場用方杖。
したがって、上記3)の方杖によれば、ロック手段による両フック部のロック操作およびアンロック操作を簡単に行うことができる。
したがって、上記4)の方杖によれば、ロック手段による両フック部のロック操作およびアンロック操作を簡単に行うことができる。
したがって、上記5)の方杖によれば、ロック手段のロック操作およびアンロック操作を簡単に行うことができる。
なお、以下の説明において、図1の上下左右を「上下左右」と言い、図2の左を「前」と言い、同右を「後」と言うものとする。
図1~図7は、この発明の第1の実施形態を示したものである。この実施形態では、この発明による仮設足場用方杖(6A)を、くさび緊結式足場(仮設足場)(1)の構成部材として適用している。但し、この発明による方杖は、下記のくさび緊結式足場(1)に限らず、例えばソケット金具の種類や配置が異なる他のくさび緊結式足場や単管足場、あるいは、支保工等にも適用可能である。
各支柱(2)の外表面における前後左右それぞれの側部に、平面より見てコ字形の複数のソケット金具(21)が、上下方向に所定間隔おきに溶接固定されている。
そして、前後に並んだ2つの支柱(2)の所定高さ位置において互いに向かい合う前後側部のソケット金具(21)に、布材(3)の前後両端部に垂下状に設けられたインサート金具(31)が上方から挿入されて係り止められ、それによって両支柱(2)に布材(3)が水平に架設されている。
また、左右に隣り合う2つの布材(3)に、足場板(4)の左右妻側端部に設けられたフック(41)が掛け止められ、それによって両布材(3)に足場板(4)が渡し止められており、この足場板(4)がくさび緊結式足場(1)の作業床を構成している。
左右に隣り合う2つの支柱(2)間における足場板(4)の上方領域には、先行手摺(5)が架設されている(図1参照)。先行手摺(5)は、水平な手摺材(51)と、手摺材(51)の左右各端部に設けられかつ左右2本の支柱(2)の左右方向内側部に設けられたソケット金具(21)に挿入されて係り止められる垂下状のインサート部を有する左右2つの上部固定金具(52)と、基端部が各上部固定金具(52)に前後方向にのびる軸を中心として回動自在に連結されている2本の斜材(53)と、各斜材(53)の先端部に設けられかつ両斜材(53)が両支柱(2)間に互いに交差して架設されるように各支柱(2)の所要高さ位置に着脱自在に取り付けられる2つの下部固定金具(54)とを備えている。2本の斜材(53)は、くさび緊結式足場(1)の強度を高めるための筋交として機能するものである。
方杖(6A)は、斜め方向にのびる棒状の方杖本体(7)と、方杖本体(7)の上端部に設けられかつ布材(3)に着脱自在に取り付けられる上部取付金具(8A)と、方杖本体(7)の下端部に設けられかつ支柱(2)に着脱自在に取り付けられる下部取付金具(9)とを備えている。
なお、下部固定金具は、上記態様には限定されず、その他、例えばクランプ等であっても構わない。
上部取付金具(8A)には、布材(3)に掛け止められた両フック部(81)をアンロック可能にロックするロック手段(80A)が設けられている。
ロック手段(80A)は、上面に両フック部(81)が立ち上がり状に設けられているベース板部(82)と、両フック部(81)が掛け止められた布材(3)の下部に当接離間しうるようにベース板部(82)に上下移動自在に取り付けられた布材受け部材(83)と、布材受け部材(83)とベース板部(82)との間に挿入されて布材受け部材(83)を布材(3)に当接したロック位置に保持するくさび部材(84)とを有している。
水平壁部(821)の中心には、ピン挿通孔(821a)が形成されている。
2つの垂下壁部(822)どうしの間には、方杖本体(7)の上端部が挿入されており、同上端部が、例えば溶接等の固定手段により両垂下壁部(822)に固定状に取り付けられている。
水平壁部(821)の前後各側縁には、前後各フック部(81)の下端が連なって設けられている。
底壁部(841)の幅中央部には、長さ方向に沿ってのびるスリット孔(841a)が形成されており、同スリット孔(841a)に連結ピン(85)が緩く挿通されている。これにより、くさび部材(84)は、ベース板部(82)の水平壁部(821)と布材受け部材(83)との間を左右方向に移動自在となされている。
前後各側壁部(842)は、左右方向外側端部(図6では右端部)が高くなりかつ左右方向内側端部(図6では左端部)が低くなるように、上端縁の長さの一部が斜めに切り欠かれてテーパ状の案内縁部(842a)を構成している。
くさび部材(84)を左右方向に移動させた際、くさび部材(84)の前後側壁部(842)の案内縁部(842a)が、布材受け部材(83)の下面に滑り接触させられることにより、布材受け部材(83)が上下に移動させられるようになっている。
一方、上記ロック手段(80A)による両フック部(81)のアンロック操作は、上記ロック操作と逆の操作を行えばよい。
まず、図7(a-1)(b-1)に示すように、方杖(6A)における上部取付金具(8A)の2つのフック部(81)を、布材(3)に下方から接近させて、布材(3)を左右両側から挟み込むように配置する。
この状態から、両フック部(81)を水平方向に約90°回転させて、両フック部(81)を互いに左右反対方向から布材(3)に掛け止める(図7(a-2)(b-2)参照)。この際、上部取付金具(8A)のくさび部材(84)は緊結解除位置に移動させてあり、布材受け部材(83)は布材(3)の下部から離間したアンロック位置にある。
次に、方杖(6A)をその下部取付金具(9)が支柱(2)に接近するようにスライドさせて、下部取付金具(9)を支柱(2)の所要高さ位置のソケット金具(21)に取り付ける。
最後に、上部取付金具(8A)のくさび部材(84)を緊結位置に向けて押し込む(挿入する)と、布材受け部材(83)がロック位置まで上昇させられて、布材(3)の下部に当接させられる(図7(a-3)(b-3)参照)。
こうして、方杖(6A)が、支柱(2)および布材(3)の交差部の下側に斜めに架設される。
また、架設された方杖(6A)を支柱(2)および布材(3)から取り外す際は、上記と逆の操作を行えばよい。
また、上記方杖(6A)によれば、上部取付金具(8A)に設けられたロック手段(80A)により、布材(3)に掛け止められた両フック部(81)をアンロック可能にロックすることができるので、布材(3)への上部取付金具(8A)の取付状態をより確実に保持することができる。
さらに、上記方杖(6A)によれば、くさび部材(84)を所要方向(挿入方向と抜き取り方向)にスライドさせるだけで、ロック手段(80A)による両フック部(81)のロック操作およびアンロック操作を簡単に行うことができる。
図8および図9は、この発明の第2の実施形態に係る仮設足場用方杖を示したものである。この実施形態の方杖(6B)は、以下の点を除いて、図1~図7に示す第1の実施形態の方杖(6A)と実質的に同一である。
すなわち、この実施形態の方杖(6B)では、上部取付金具(8B)のロック手段(80B)が、くさび部材(84)に代えて、布材受け部材(83X)を上向きに付勢して布材(3)に当接したロック位置に保持する付勢部材(86)を有している。
布材受け部材(83X)は、水平壁部(831)および水平壁部(831)の左右側縁から上方にのびる左右2つの立上り壁部(832)を有する横断面略U形のものである。水平壁部(831)には、連結ピン(85)の上部が緩く挿通される挿通孔が形成されている。連結ピン(85)の上端部には、抜け止め用ナットがねじ嵌められている。そして、両立上り壁部(832)の上端縁により、布材(3)の下部が受けられるようになっている。
付勢部材(86)は、圧縮コイルばねよりなる。圧縮コイルばね(86)は、連結ピン(85)の周囲に緩く嵌められた状態で、ベース板部(82)の水平壁部(821)上面と布材受け部材(83)の水平壁部(831)下面との間に介在されている。なお、付勢部材は、図示のような圧縮コイルばね(86)には限定されず、その他の弾性材料、例えば、板ばね、エラストマー、空気ばね等によって構成することも可能である。
まず、図9(a)に示すように、方杖(6B)の上部取付金具(8B)の2つのフック部(81)を、布材(3)に下方から接近させて、布材(3)を左右両側から挟み込むように配置する。
次いで、布材受け部材(83X)が布材(3)の下部に当接するようにして、上部取付金具(8B)を押し上げると、圧縮コイルばね(付勢部材)(86)が縮んだ状態となる(図9(b)参照)。
そして、この状態から両フック部(81)を水平方向に約90°回転させると、図9(c)に示すように、両フック部(81)が布材(3)に互いに左右反対方向から掛け止められるとともに、布材受け部材(83X)が、圧縮コイルばね(86)のばね弾性力(付勢力)によって押し上げられ、布材(3)に当接したロック位置に保持される。
その後、方杖(6B)をその下部取付金具(9)が支柱(2)に接近するようにスライドさせて、下部取付金具(9)を支柱(2)の所要高さ位置のソケット金具(21)に取り付ける。
こうして、方杖(6B)が、支柱(2)および布材(3)の交差部の下側に斜めに架設される。
また、架設された方杖(6B)を支柱(2)および布材(3)から取り外す際は、上記と逆の操作を行えばよい。
従って、上記第2の実施形態の仮設足場用方杖(6B)によれば、ロック手段(80B)による両フック部(81)のロック操作およびアンロック操作を簡単に行うことができる。
図10および図11は、この発明の第3の実施形態に係る仮設足場用方杖を示したものである。この実施形態の方杖(6C)は、以下の点を除いて、図1~図7に示す第1の実施形態の方杖(6A)と実質的に同一である。
すなわち、この実施形態の方杖(6C)では、上部取付金具(8C)のロック手段(80C)が、布材受け部材(83)およびくさび部材(84)を有しておらず、これらに代えて、少なくとも一方のフック部(81)、好ましくは、図示のように両フック部(81)の下部に、同下部の一側面(図では左右方向外側面)に沿うように取り付けられた略下方凸円弧板状のロック金具(87)を有している。
ロック金具(87)は、その一端部がフック部(81)の内周縁下端よりも下方に位置するとともにその他端部がフック部(81)の内側空間に上向きに突出するアンロック位置と、上側縁が布材(3)の下部に当接させられて布材(3)がフック部(81)から外れるのを阻止しうるロック位置との間で揺動可能となされている。より詳細には、ロック金具(87)の一端部に円弧形スリット孔(871)が形成され、同長さ中央部に直線形スリット孔(872)が形成されているとともに、これらのスリット孔(871)(872)に、フック部(81)の左右方向外側面下部に水平突出状に設けられた前後2つの頭部付きピン(88)が緩く挿通されており、それによって、ロック金具(87)が前記アンロック位置とロック位置との間で揺動可能となされている。
ロック金具(87)は、外力が加えられていない状態では、その自重によってアンロック位置に保持されるようになっている。
まず、図11(a-1)(b-1)に示すように、方杖(6C)の上部取付金具(8C)の2つのフック部(81)を、布材(3)に下方から接近させて、布材(3)を左右両側から挟み込むように配置する。この状態では、ロック金具(87)は、その自重によってアンロック位置に保持されている。
そして、両フック部(81)を水平方向に約90°回転させると、図11(a-2)(b-2)に示すように、両フック部(81)が布材(3)に互いに左右反対方向から掛け止められるとともに、ロック金具(87)の一端部が布材(3)の下部に滑り接触して案内されることにより、ロック金具(87)がロック位置まで揺動させられる。
その後、方杖(6C)をその下部取付金具(9)が支柱(2)に接近するようにスライドさせて、下部取付金具(9)を支柱(2)の所要高さ位置のソケット金具(21)に取り付ける。
こうして、方杖(6C)が、支柱(2)および布材(3)の交差部の下側に斜めに架設される。
また、架設された方杖(6C)を支柱(2)および布材(3)から取り外す際は、上記と逆の操作を行えばよい。
従って、上記第3の実施形態の仮設足場用方杖(6C)によれば、ロック手段(80C)による両フック部(81)のロック操作およびアンロック操作を簡単に行うことができる。
図12および図13は、この発明の第4の実施形態に係る仮設足場用方杖を示したものである。この実施形態の方杖(6D)は、以下の点を除いて、図1~図7に示す第1の実施形態の方杖(6A)と実質的に同一である。
すなわち、この実施形態の方杖(6D)では、上部取付金具(8D)が、布材受け部材(83)およびくさび部材(84)を有しておらず、両フック部(81X)およびベース板部(82)のみで構成されている。
そして、両フック部(81X)が、布材(3)を左右両側から挟み込むように配置された状態から水平方向に回転させられて同方向に叩き込まれることにより、布材(3)と強制嵌合しうるような内周縁形状を有するものとなされている。より詳細には、両フック部(81X)の内周縁の下端位置に、布材(3)の外周面下部と係合させられる上向きの係合凸部(811)が形成されている。
まず、図13(a)に示すように、方杖(6D)の上部取付金具(8D)の2つのフック部(81X)を、布材(3)に下方から接近させて、布材(3)を左右両側から挟み込むように配置する。
この状態から、両フック部(81X)を水平方向に約90°回転させ、それらの嵌合凸部(811)が布材(3)の外周面下部に当接したところで、例えばハンマーを用いて両フック部(81)を叩き込むと、両フック部(81X)が互いに左右反対方向から布材(3)に掛け止められるとともに、両フック部(81X)が布材(3)に強制嵌合させられて、係合凸部(811)が布材(3)の外周面下部と係合させられる。これにより、両フック部(81X)は、布材(3)から不用意に外れないようになされる。
その後、方杖(6D)をその下部取付金具(9)が支柱(2)に接近するようにスライドさせて、下部取付金具(9)を支柱(2)の所要高さ位置のソケット金具(21)に取り付ける。
こうして、方杖(6D)が、支柱(2)および布材(3)の交差部の下側に斜めに架設される。
また、架設された方杖(6D)を支柱(2)および布材(3)から取り外す際は、上記と逆の操作を行えばよい。
従って、上記第4の実施形態の仮設足場用方杖(6D)によれば、別途ロック手段を設けることなく、単純な構成によって、布材(3)への上部取付金具(8D)の取付状態をより確実に保持することができる。
(2):支柱
(3):布材
(6A)(6B)(6C)(6D):方杖
(7):方杖本体
(8A)(8B)(8C)(8D):上部取付金具
(80A)(80B)(80C):ロック手段
(81)(81X):フック部
(82):ベース板部
(83)(83X):布材受け部材
(84):くさび部材
(86):圧縮コイルばね(付勢部材)
(87):ロック金具
(9):下部取付金具
Claims (6)
- 前後に間隔をおいて立てられた2本の支柱に布材が水平に架設されている仮設足場において、支柱および布材に斜めに架設される方杖であって、
斜め方向にのびる棒状の方杖本体と、方杖本体の上端部に設けられかつ布材に着脱自在に取り付けられる上部取付金具と、方杖本体の下端部に設けられかつ支柱に着脱自在に取り付けられる下部取付金具とを備えており、
上部取付金具は、前後に布材の外径よりも大きい間隔をおいて配置されかつ布材に互いに左右反対方向から掛け止められる略C形の前後2つのフック部を有しており、
両フック部は、布材に下方から接近させられて布材を左右両側から挟み込むように配置された状態から水平方向に回転させられることにより、布材に掛け止められるようになっている、仮設足場用方杖。 - 上部取付金具に、布材に掛け止められた両フック部をアンロック可能にロックするロック手段が設けられている、請求項1記載の仮設足場用方杖。
- 上部取付金具のロック手段が、上面に両フック部が立ち上がり状に設けられているベース板部と、両フック部が掛け止められた布材の下部に当接離間しうるようにベース板部に上下移動自在に取り付けられた布材受け部材と、布材受け部材とベース板部との間に挿入されて布材受け部材を布材に当接したロック位置に保持するくさび部材とを有している、請求項2記載の仮設足場用方杖。
- 上部取付金具のロック手段が、上面に両フック部が立ち上がり状に設けられているベース板部と、両フック部が掛け止められた布材の下部に当接離間しうるようにベース板部に上下移動自在に取り付けられた布材受け部材と、布材受け部材を上向きに付勢して布材に当接したロック位置に保持する付勢部材とを有している、請求項2記載の仮設足場用方杖。
- 上部取付金具のロック手段が、少なくとも一方のフック部の下部の一側面に取り付けられている略下方凸円弧板状のロック金具よりなり、
ロック金具は、その一端部がフック部の内周縁下端よりも下方に位置するとともにその他端部がフック部の内側空間に上向きに突出するアンロック位置と、上側縁が布材の下部に当接させられて布材がフック部から外れるのを阻止しうるロック位置との間で揺動可能となされており、
両フック部が布材を左右両側から挟み込むように配置された状態では、ロック金具がその自重によってアンロック位置に保持され、両フック部が前記状態から水平方向に回転させられると、ロック金具の前記一端部が布材の下部に滑り接触して案内されることにより、ロック金具がロック位置まで揺動させられるようになっている、請求項2記載の仮設足場用方杖。 - 両フック部が、布材を左右両側から挟み込むように配置された状態から水平方向に回転させられて同方向に叩き込まれることにより、布材と嵌合しうるような内周縁形状を有している、請求項1記載の仮設足場用方杖。
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