JP2022069770A - 加熱装置及び熱成形装置 - Google Patents
加熱装置及び熱成形装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022069770A JP2022069770A JP2020178608A JP2020178608A JP2022069770A JP 2022069770 A JP2022069770 A JP 2022069770A JP 2020178608 A JP2020178608 A JP 2020178608A JP 2020178608 A JP2020178608 A JP 2020178608A JP 2022069770 A JP2022069770 A JP 2022069770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- sheet
- heater
- target
- rise rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 197
- 238000003856 thermoforming Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 45
- 230000035484 reaction time Effects 0.000 claims description 25
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 12
- 230000008859 change Effects 0.000 description 41
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 20
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 20
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 15
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 15
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 15
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 14
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 12
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 12
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 11
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 10
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 9
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 8
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 8
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 5
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 5
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 101001008619 Tityus serrulatus Peptide TsPep3 Proteins 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 101001008616 Tityus serrulatus Potassium channel toxin epsilon-KTx 1.1 Proteins 0.000 description 1
- 101001008617 Tityus serrulatus Potassium channel toxin epsilon-KTx 1.2 Proteins 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000000088 plastic resin Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
Description
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態にかかる加熱装置30及び熱成形装置1の概略構成図である。熱成形装置1は、加熱装置30と、成形装置40とを備えている。さらに、熱成形装置1は、シート供給装置81と、シート保持装置83と、搬送制御部51と、成形装置制御部53とを備えている。なお、搬送制御部51及び成形装置制御部53は、図示しないCPU等を含む回路部を有している。
次に上記実施形態の変形例について説明する。上記実施形態においては、目標時間Tt11経過後、上側温度センサ13及び下側温度センサ23の計測温度(シート上面温度C3及びシート下面温度C4)が目標温度(第1目標温度Ct11,第2目標温度Ct12)に維持されるように、上側ヒータ10及び下側ヒータ20の温度(すなわち、上側ヒータ温度C1と下側ヒータ温度C2)を制御しているが、目標時間Tt11が経過するまで、シート上面温度C3及びシート下面温度C4が第1基準昇温率TR11および第2基準昇温率TR12に沿って上昇するように上側ヒータ10および下側ヒータ20の温度の制御を行うと、図9に示すように、シート上面温度C3及びシート下面温度C4が、第1目標温度Ct11及び第2目標温度Ct12を超えてしまい、オーバーシュートするおそれがある(図9に示す破線部)。
(1)シート90(未成形シート91)を加熱する加熱装置30において、シート90(未成形シート91)の上面91bを加熱する上側ヒータ10と、シート90(未成形シート91)の下面91cを加熱する下側ヒータ20と、シート90(未成形シート91)の上面91bの温度を計測する上側温度センサ13と、シート90(未成形シート91)の下面91cの温度を計測する下側温度センサ23と、上側温度センサ13及び下側温度センサ23の計測温度に基づいて、上側ヒータ10及び下側ヒータ20の温度を制御するヒータ制御部52、を備え、ヒータ制御部52は、上面91bの温度が、目標時間Tt11の内に、シート90(未成形シート91)の成形に必要な上面91bの温度である第1目標温度Ct11に達するための、上面91bの温度の上昇率である第1基準昇温率TR11と、下面91cの温度が、目標時間Tt11の内に、シート90(未成形シート91)の成形に必要な下面91cの温度である第2目標温度Ct12に達するための、下面91cの温度の上昇率である第2基準昇温率TR12と、を算出し、上面91bの温度が、第1基準昇温率TR11に沿って上昇するように、上側温度センサ13の計測温度に基づいた上側ヒータ10の温度の制御と、下面91cの温度が、第2基準昇温率TR12に沿って上昇するように、下側温度センサ23の計測温度に基づいた下側ヒータ20の温度の制御と、を行うこと、を特徴とする。
10 上側ヒータ
11 ヒータ要素
13 上側温度センサ
20 下側ヒータ
23 下側温度センサ
30 加熱装置
40 成形装置
52 ヒータ制御部
90 シート
90b,91b 上面
90c,91c 下面
91 未成形シート
92 成形済シート
D1 上側ヒータとシートの上面との間の距離
D2 下側ヒータとシートの下面との間の距離
Ct11 第1目標温度
Ct12 第2目標温度
Tt11 目標時間
TR11 第1基準昇温率
TR12 第2基準昇温率
Claims (8)
- シートを加熱する加熱装置において、
前記シートの上面を加熱する上側ヒータと、
前記シートの下面を加熱する下側ヒータと、
前記シートの前記上面の温度を計測する上側温度センサと、
前記シートの前記下面の温度を計測する下側温度センサと、
前記上側温度センサ及び前記下側温度センサの計測温度に基づいて、前記上側ヒータ及び前記下側ヒータの温度を制御するヒータ制御部、を備え、
前記ヒータ制御部は、
前記上面の温度が、目標時間の内に、前記シートの成形に必要な前記上面の温度である第1目標温度に達するための、前記上面の温度の上昇率である第1基準昇温率と、
前記下面の温度が、前記目標時間の内に、前記シートの成形に必要な前記下面の温度である第2目標温度に達するための、前記下面の温度の上昇率である第2基準昇温率と、を算出し、
前記上面の温度が、前記第1基準昇温率に沿って上昇するように、前記上側温度センサの計測温度に基づいた前記上側ヒータの温度の制御と、
前記下面の温度が、前記第2基準昇温率に沿って上昇するように、前記下側温度センサの計測温度に基づいた前記下側ヒータの温度の制御と、を行うこと、
を特徴とする加熱装置。 - 請求項1に記載の加熱装置において、
前記上側ヒータと前記下側ヒータとは、前記シートの加熱を開始するときの、前記上側ヒータと前記シートの前記上面との間の距離D1と、前記下側ヒータと前記シートの前記下面との間の距離D2とが、D1<D2の関係を満たすように設けられていること、
を特徴とする加熱装置。 - 請求項1または2に記載の加熱装置において、
前記第1基準昇温率は、摂氏0℃から前記第1目標温度に達するための、前記上面の温度の上昇率であること、
前記第2基準昇温率は、摂氏0℃から前記第2目標温度に達するための、前記下面の温度の上昇率であること、
を特徴とする加熱装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の加熱装置において、
前記目標時間の間において、所定の単位時間ごとに、前記上側温度センサにより前記上面の温度を計測し、
該計測の時点において前記第1基準昇温率に基づいて達しているべき前記上面の温度と、前記上側温度センサの計測温度とのずれ量に基づき、前記上側ヒータの温度の制御を行うこと、
前記単位時間ごとに、前記下側温度センサにより前記下面の温度を計測し、
該計測の時点において前記第2基準昇温率に基づいて達しているべき前記下面の温度と、前記下側温度センサの計測温度とのずれ量に基づき、前記下側ヒータの温度の制御を行うこと、
を特徴とする加熱装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の加熱装置において、
前記ヒータ制御部は、
前記ヒータ制御部から前記上側ヒータに温度制御の指令が出された時点から、実際に前記上面の温度が変動するまでの反応時間を考慮し、前記上面の温度が前記第1基準昇温率に沿って上昇するよう前記上側ヒータを制御するための第1指令昇温率を算出し、
前記第1指令昇温率に基づいて、前記上側ヒータの温度の制御を行うこと、
前記ヒータ制御部から前記下側ヒータに温度制御の指令が出された時点から、実際に前記下面の温度が変動するまでの反応時間を考慮し、前記下面の温度が前記第2基準昇温率に沿って上昇するよう前記下側ヒータを制御するための第2指令昇温率を算出し、
前記第2指令昇温率に基づいて、前記下側ヒータの温度の制御を行うこと、
を特徴とする加熱装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の加熱装置において、
前記ヒータ制御部は、
前記上面の温度が前記第1目標温度よりも低い所定の第1閾値に達したときに、前記上側ヒータの温度を、前記上面の温度が前記第1目標温度に維持されるよう制御すること、
前記下面の温度が前記第2目標温度よりも低い所定の第2閾値に達したときに、前記下側ヒータの温度を、前記下面の温度が前記第2目標温度に維持されるよう制御すること、
を特徴とする加熱装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の加熱装置において、
前記第1目標温度と、前記第2目標温度とは、同一の温度であること、
を特徴とする熱成形装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の加熱装置と、
前記加熱装置による加熱を行った前記シートを成形する成形装置と、を備えること、
を特徴とする熱成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020178608A JP7092398B2 (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 加熱装置及び熱成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020178608A JP7092398B2 (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 加熱装置及び熱成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022069770A true JP2022069770A (ja) | 2022-05-12 |
JP7092398B2 JP7092398B2 (ja) | 2022-06-28 |
Family
ID=81534452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020178608A Active JP7092398B2 (ja) | 2020-10-26 | 2020-10-26 | 加熱装置及び熱成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7092398B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006006601A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | ショーケースの加熱制御装置 |
JP2016087977A (ja) * | 2014-11-07 | 2016-05-23 | 株式会社浅野研究所 | 熱成形装置、熱成形方法、ヒーターの温度制御方法、加熱装置 |
JP2017081127A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社浅野研究所 | 熱成形装置および熱成形方法 |
JP2019016233A (ja) * | 2017-07-07 | 2019-01-31 | 株式会社松井製作所 | 温度制御装置及び加熱制御方法 |
JP2019083697A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | ホシザキ株式会社 | 温度調節庫 |
JP2019188770A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 中部電力株式会社 | 樹脂又は樹脂複合材料加熱装置及び方法 |
-
2020
- 2020-10-26 JP JP2020178608A patent/JP7092398B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006006601A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | ショーケースの加熱制御装置 |
JP2016087977A (ja) * | 2014-11-07 | 2016-05-23 | 株式会社浅野研究所 | 熱成形装置、熱成形方法、ヒーターの温度制御方法、加熱装置 |
JP2017081127A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | 株式会社浅野研究所 | 熱成形装置および熱成形方法 |
JP2019016233A (ja) * | 2017-07-07 | 2019-01-31 | 株式会社松井製作所 | 温度制御装置及び加熱制御方法 |
JP2019083697A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | ホシザキ株式会社 | 温度調節庫 |
JP2019188770A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 中部電力株式会社 | 樹脂又は樹脂複合材料加熱装置及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7092398B2 (ja) | 2022-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108973132B (zh) | 用于增材制造的多区域温度控制的基底 | |
TW201922466A (zh) | 添加式製造環境中之程序監視及控制設備、系統及方法 | |
US11279082B2 (en) | Generative manufacturing of components with a heatable building platform and apparatus for implementing this method | |
JP6472213B2 (ja) | 熱成形装置、熱成形方法、ヒーターの温度制御方法、加熱装置 | |
JP7092398B2 (ja) | 加熱装置及び熱成形装置 | |
CN101549546B (zh) | 一种微注塑成型模具变温装置 | |
JP2000302460A (ja) | 光学素子の成形方法およびその成形装置 | |
JP7092396B2 (ja) | 加熱装置及び熱成形装置 | |
JP6688964B2 (ja) | 熱プレス成形方法および熱プレス成形装置 | |
JP4559315B2 (ja) | 光学素子の成形方法 | |
JP7563817B1 (ja) | 熱成形装置及び熱成形方法 | |
JP2010195012A (ja) | 光学素子の製造方法及び製造装置 | |
JP6588726B2 (ja) | 熱成形装置、シート加熱装置、及び、ヒーター制御装置 | |
JP2010089970A (ja) | 成形方法および成形装置ならびに制御プログラム | |
JP4112552B2 (ja) | 温度制御方法と被制御体 | |
JP4839228B2 (ja) | 成形品の製造方法及び製造装置 | |
JPH09300449A (ja) | 接触加熱成形機における熱板温度制御方法 | |
CN117922021B (zh) | 热塑板材多层复合设备热压成型温度控制系统及方法 | |
JP7429041B2 (ja) | シート加熱成形装置の制御方法 | |
JP3187902B2 (ja) | ガラス光学素子の成形方法 | |
JP2003096505A (ja) | ハイブリッドホットプレスとその制御方法 | |
JP4839229B2 (ja) | 成形品の製造方法及び製造装置 | |
JP2819009B2 (ja) | 接触加熱成形機における熱板温度制御方法 | |
JP2002257479A (ja) | 熱処理炉及びその加熱制御装置 | |
JP2009221077A (ja) | 光学素子製造装置および光学素子製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220207 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20220221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220322 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7092398 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |