JP2009221077A - 光学素子製造装置および光学素子製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の成形型組を使用して複数の光学素子を一括して成形する場合に、成形温度のばらつきに起因する製品不良の発生を防止する。
【解決手段】複数の成形型組20の各々に対応し、断熱材18で分離されたプレートユニット21の上部プレート部6および下部プレート部16の各々に、上型温調用熱電対4、上型温調用ヒータ5、上型用温度制御機器12、および下型温調用熱電対14、下型温調用ヒータ15、下型用温度制御機器13を設けて、個々の成形型組20の温度を個別に調整可能にし、複数の成形型組20を目的の成形温度に一様に精度良く加熱した後、下部ベース部17と上部ベース部7の間で一括して加圧することにより、複数の成形型組20の各々に実装された複数のガラス素材11から良質な複数の光学素子を一括して成形する。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の成形型組20の各々に対応し、断熱材18で分離されたプレートユニット21の上部プレート部6および下部プレート部16の各々に、上型温調用熱電対4、上型温調用ヒータ5、上型用温度制御機器12、および下型温調用熱電対14、下型温調用ヒータ15、下型用温度制御機器13を設けて、個々の成形型組20の温度を個別に調整可能にし、複数の成形型組20を目的の成形温度に一様に精度良く加熱した後、下部ベース部17と上部ベース部7の間で一括して加圧することにより、複数の成形型組20の各々に実装された複数のガラス素材11から良質な複数の光学素子を一括して成形する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光学素子製造装置および光学素子製造方法に関する。
従来、光学素子の製造方法として精密加圧成形法が知られている。この精密加圧成形法とは、所定の温度に加熱した光学材料、例えばガラス素材を成形型で加圧成形することにより所望の形状の光学素子を得る方法である。
この精密加圧成形法を用い、同一の加圧工程で複数の光学素子を同時に成形する方法として、例えば特許文献1に開示された技術が知られている。
すなわち、この特許文献1では、V字形の溝が刻設され、長手方向に複数スリットが設けられた柱状の下型に仕切り部材を装着して複数の成形空間に仕切るとともに、複数のガラス材を個々の成形空間に個別に配置し、平坦な上型で一括して押圧することで、複数のプリズムを一括して成形するプリズムの成形方法が開示されている。
すなわち、この特許文献1では、V字形の溝が刻設され、長手方向に複数スリットが設けられた柱状の下型に仕切り部材を装着して複数の成形空間に仕切るとともに、複数のガラス材を個々の成形空間に個別に配置し、平坦な上型で一括して押圧することで、複数のプリズムを一括して成形するプリズムの成形方法が開示されている。
しかるに、この特許文献1の技術では、下型および上型に設けられたヒータは、複数の成形空間、すなわち、下型および上型の全体に共通に設けられているため、下型の長手方向に区画形成された複数の成形空間の各々に実装されたガラス材について個別的に微細な温度調節が出来ず、複数の成形空間や当該成形空間に実装されたガラス材の温度にバラツキが発生し、ガラス材から成形された光学素子に割れや歪みなどの不良が発生してしまう懸念がある。
特開2007−223848号公報
本発明の目的は、複数の成形型組を使用して複数の光学素子を一括して成形する場合に、成形温度のばらつきに起因する製品不良の発生を防止することが可能な光学素子製造技術を提供することにある。
本発明の第1の観点は、上型と下型との間に熱可塑性素材が実装された複数の成形型組を加熱しつつ同時に加圧して複数の光学素子を成形する光学素子製造装置であって、
複数の前記成形型組の各々の前記上型を個別に温度制御する複数の第1温度制御機構と、
複数の前記成形型組の各々の前記下型を個別に温度制御する複数の第2温度制御機構と、
複数の前記成形型組を同時に加圧する加圧機構と、
を含む光学素子製造装置を提供する。
複数の前記成形型組の各々の前記上型を個別に温度制御する複数の第1温度制御機構と、
複数の前記成形型組の各々の前記下型を個別に温度制御する複数の第2温度制御機構と、
複数の前記成形型組を同時に加圧する加圧機構と、
を含む光学素子製造装置を提供する。
本発明の第2の観点は、上型と下型との間に熱可塑性素材が実装された複数の成形型組を個別に温度制御しつつ同時に加圧して、複数の光学素子を成形する光学素子製造方法を提供する。
本発明によれば、複数の成形型組を使用して複数の光学素子を一括して成形する場合に、成形温度のばらつきに起因する製品不良の発生を防止することが可能な光学素子製造技術を提供することができる。
本実施の形態では、光学素子製造装置の一態様として、他の加熱機構の影響を受けることなく、複数の成形型組の各々を個別に所望の温度に温度調節可能な加熱機構を設けた構成を開示する。また、安定した加圧力で複数の成形型組を同時に加圧する機構を設けた構成を開示する。これらの構成によれば複数の成形型組のそれぞれにおいて個別に温度調整が可能となり、複数の成形型組の全てを同じ温度に調整することができる。また、加圧工程における加圧力を、たとえば必要な成形圧に安定させることができる。
本態様の光学素子製造装置では、上型と下型との間にガラス素材が挿入された複数の成形型組の上型および下型の各々を個別に加熱し、その後、成形型組を加圧することができる。
また、本態様の光学素子製造装置では上型を加熱保持する機構は、ヒータと熱電対を有し、所望の温度に温度調節することができる。
本態様の光学素子製造装置では下型を加熱保持する機構は、ヒータと熱電対を有し、所望の温度に温度調節することができる。
本態様の光学素子製造装置では下型を加熱保持する機構は、ヒータと熱電対を有し、所望の温度に温度調節することができる。
本態様の光学素子製造装置では、加圧機構は、加圧機器と加圧力検出器を有し、所望の加圧力で加圧することができる。
本態様の光学素子製造装置では、弾性部材を有し、加圧中は収縮し上部プレート部の加圧面に突出することなく、加圧後に上部プレート部が上型から離れる際には弾性力により上部プレート部から突出して上型を下型に向かう方向に押す貼り付き防止機構を備えることができる。
本態様の光学素子製造装置では、弾性部材を有し、加圧中は収縮し上部プレート部の加圧面に突出することなく、加圧後に上部プレート部が上型から離れる際には弾性力により上部プレート部から突出して上型を下型に向かう方向に押す貼り付き防止機構を備えることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である光学素子製造装置の構成の一例を示す略断面図であり、図2は、その動作の一例を示す略断面図である。
図1は、本発明の一実施の形態である光学素子製造装置の構成の一例を示す略断面図であり、図2は、その動作の一例を示す略断面図である。
すなわち、本実施の形態の光学素子製造装置1は、上下方向に対向して配置された上部ベース部7および下部ベース部17と、これらの間に配置された複数のプレートユニット21と、これらのプレートユニット21を熱的に分離するように配置された複数の断熱材18と、これらが収容される成形室1aと、上部ベース部7を駆動する加圧ユニット2(加圧機構)と、を備えている。
個々のプレートユニット21は、上下方向に対向し、下部ベース部17に固定された下部プレート部16と、上部ベース部7に固定された上部プレート部6を備えている。
個々のプレートユニット21の下部プレート部16と上部プレート部6の間には、上型9と下型10とからなる成形型組20が、それぞれ配置される。
個々のプレートユニット21の下部プレート部16と上部プレート部6の間には、上型9と下型10とからなる成形型組20が、それぞれ配置される。
この成形型組20の上型9と下型10の対向面には、成形面9aおよび成形面10aがそれぞれ設けられ、この成形面9aと成形面10aの間にガラス素材11(熱可塑性素材)を実装して、当該成形面9aおよび成形面10aの形状をガラス素材11に転写して光学素子11aの成形が行われる。
すなわち、上部ベース部7には複数のプレートユニット21の各々の上部プレート部6が設けられ、加圧ユニット2により加圧軸3を介して上下に移動可能な構成になっている。この上部ベース部7を下降させ、上部プレート部6が上型9を加圧することで加圧処理が実施される。
この際の加圧ユニット2の加圧力を検出する為に加圧軸3と上部ベース部7との間に加圧力検出機器2aが設けられている。加圧力検出機器2aで検出された加圧力を加圧ユニット2の図示しない制御系に帰還することで、加圧ユニット2から上部ベース部7に作用する加圧力を制御する。
個々のプレートユニット21において、上部プレート部6には上型温調用ヒータ5と、上型温調用熱電対4とが設けられ、外部の上型用温度制御機器12(第1温度制御機構)が上型温調用熱電対4による測定結果に基づいて上型温調用ヒータ5を制御することで、上型9を目的の温度(たとえば、ガラス素材11の成形温度)に温度調節することが可能になっている。
また、上型温調用熱電対4は、上部ベース部7の下降時に上部プレート部6とともに上型9の上面に接触する様に当該上部プレート部6の内部に配置され、上型9の温度を直接かつ正確に検出可能な構成になっている。
個々のプレートユニット21の各々に設けられた、これら上型温調用ヒータ5、上型温調用熱電対4、上型用温度制御機器12により、複数の上部プレート部6が複数の上型9の全てを同一の温度に温度調節することができる。
また、上部プレート部6には上型9と接触する部分に上型9が上部プレート部6に貼り付くのを防ぐ為に上型貼り付き防止ユニット8が設けられている。
この上型貼り付き防止ユニット8は、上型9に当接する可動片8aと、この可動片8aの背面に設けられ、可動片8aを上型9に押圧する方向に付勢するスプリング8bで構成され、後述のように、成形完了後における上部プレート部6の上昇時に、可動片8aが上型9を上部プレート部6から離間させる方向に押圧することで、上型9が上部プレート部6に貼り付くのを防ぐ動作を行う。
この上型貼り付き防止ユニット8は、上型9に当接する可動片8aと、この可動片8aの背面に設けられ、可動片8aを上型9に押圧する方向に付勢するスプリング8bで構成され、後述のように、成形完了後における上部プレート部6の上昇時に、可動片8aが上型9を上部プレート部6から離間させる方向に押圧することで、上型9が上部プレート部6に貼り付くのを防ぐ動作を行う。
下部ベース部17には複数のプレートユニット21の各々に属する複数の下部プレート部16が設けられている。
個々の下部プレート部16には下型温調用ヒータ15と、下型温調用熱電対14とが設けられ、外部の下型用温度制御機器13(第2温度制御機構)が下型温調用熱電対14による測定結果に基づいて下型温調用ヒータ15を制御することで、下型10を目的の温度(たとえば、ガラス素材11の成形温度)に温度調節することが可能になっている。なお、下部プレート部16に設けられた下型温調用熱電対14は、当該下部プレート部16に当接する下型10の底面に接触する様に配置され、下型10の温度を直接かつ正確に測定することが可能になっている。
個々の下部プレート部16には下型温調用ヒータ15と、下型温調用熱電対14とが設けられ、外部の下型用温度制御機器13(第2温度制御機構)が下型温調用熱電対14による測定結果に基づいて下型温調用ヒータ15を制御することで、下型10を目的の温度(たとえば、ガラス素材11の成形温度)に温度調節することが可能になっている。なお、下部プレート部16に設けられた下型温調用熱電対14は、当該下部プレート部16に当接する下型10の底面に接触する様に配置され、下型10の温度を直接かつ正確に測定することが可能になっている。
これら下型温調用ヒータ15、下型温調用熱電対14、下型用温度制御機器13により複数の下部プレート部16が複数の下型10全てを同一の温度に温度調節することができる。
上部ベース部7あるいは下部ベース部17はそれぞれ複数ある上部プレート部6あるいは下部プレート部16が互いに他の加熱機構の影響を受けないように熱伝導性が低い素材で構成されているものとする。
また、上述のように、複数のプレートユニット21の各上部ベース部7、各下部ベース部17は、それぞれ伸縮する断熱材18で区分けされ、熱的に分離されている。
本実施の形態では、上部プレート部6あるいは下部プレート部16に設けられている上型温調用ヒータ5、下型温調用ヒータ15は、それぞれ1個であるが温度調節管理が容易に実行できる範囲であれば2個以上設けてもよい。
本実施の形態では、上部プレート部6あるいは下部プレート部16に設けられている上型温調用ヒータ5、下型温調用ヒータ15は、それぞれ1個であるが温度調節管理が容易に実行できる範囲であれば2個以上設けてもよい。
上述のような構成の本実施の形態の光学素子製造装置1を用いた光学素子製造方法を説明する。図3は、本実施の形態の光学素子製造方法の一例を示すフローチャートである。
上型9と下型10の間にガラス素材11を実装した複数の成形型組20を、それぞれ下部プレート部16に設置する(ステップ101)。
上型9と下型10の間にガラス素材11を実装した複数の成形型組20を、それぞれ下部プレート部16に設置する(ステップ101)。
加圧ユニット2を下降させ上部プレート部6が全ての上型9に接触する状態にする。そうして上型9の加熱機構である上型温調用ヒータ5、上型温調用熱電対4、上型用温度制御機器12によって、全ての上型9を複数ある他の加熱機構の影響を受けることなく、個別に所望の成形温度に加熱する。
また同時に下型10の加熱機構である下型温調用ヒータ15、下型温調用熱電対14、下型用温度制御機器13によって、全ての下型10を複数ある他の加熱機構の影響を受けることなく、個別に所望の成形温度に加熱する(ステップ102)。
こうして全ての成形型組20と、その中に実装されているガラス素材11との温度を同じ状態にして(ステップ103)、一定時間保持した後(ステップ104)、加圧ユニット2により所望の加圧力で加圧し(ステップ105)、上型9および下型10の成形面9aおよび成形面10aをガラス素材11に転写することで、光学素子11aを成形する。この際、上型9は下型10に対して図示しない機構により上型9の中心軸と下型10の中心軸がずれることなく加圧できるものとする。
この加圧工程の終了後、個々のプレートユニット21の上型温調用ヒータ5および下型温調用ヒータ15を停止させ、個々の成形型組20の上型9および下型10を所望の温度まで冷却した後、加圧ユニット2を上昇させる(ステップ106)。
この加圧ユニット2を上昇させる際に、上部プレート部6に設けられた上型貼り付き防止ユニット8の可動片8aの付勢力により上型9には下型10方向への力で押し出されて、上型9が上部プレート部6に貼り付くのが防止される。上型貼り付き防止ユニット8の可動片8aは加圧時には上型9に押され収縮された状態で上部プレート部6の加圧面から突出することなく上部プレート部6の内部に収まっている。
こうして、ガラス素材11から成形された光学素子11aを、全てのプレートユニット21の成形型組20から取り出し、一度に品質の安定した複数の光学素子11aを製造することができる(ステップ107)。
このように、本実施の形態の光学素子製造装置および光学素子製造方法によれば、同一の加圧工程で、複数のガラス素材11の均一な加熱により、品質の安定した複数の光学素子11aを一括して効率よく製造することができる。
すなわち、本実施の形態によれば、複数の成形型組20の各々を個別に温度調整することができ、複数の成形型組20の各々の温度のバラツキをなくすことができる。また一度に複数の成形型組20を所望の加圧力で正確に加圧することができる。このようにして、一度に、複数のガラス素材11から品質の安定した複数の光学素子11aを製造する光学素子製造装置1を提供することができる。
すなわち、複数の成形型組20を使用して複数のガラス素材11から複数の光学素子11aを一括して成形する場合に、成形温度のばらつきに起因する製品不良の発生を防止することが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
たとえば、上述の説明では、複数のプレートユニット21の成形型組20を同一の温度に加熱してガラス素材11の成形を行う場合を例示したが、成形温度の異なる複数のガラス素材11を個々の成形型組20に実装して、ガラス素材11の種別に応じて個々の成形型組20(プレートユニット21)の加熱温度を変化させ、材質の異なる複数種のガラス素材11から複数種の光学素子11aを一括して製造してもよい。
たとえば、上述の説明では、複数のプレートユニット21の成形型組20を同一の温度に加熱してガラス素材11の成形を行う場合を例示したが、成形温度の異なる複数のガラス素材11を個々の成形型組20に実装して、ガラス素材11の種別に応じて個々の成形型組20(プレートユニット21)の加熱温度を変化させ、材質の異なる複数種のガラス素材11から複数種の光学素子11aを一括して製造してもよい。
1 光学素子製造装置
1a 成形室
2 加圧ユニット
2a 加圧力検出機器
3 加圧軸
4 上型温調用熱電対
5 上型温調用ヒータ
6 上部プレート部
7 上部ベース部
8 上型貼り付き防止ユニット
8a 可動片
8b スプリング
9 上型
9a 成形面
10 下型
10a 成形面
11 ガラス素材
11a 光学素子
12 上型用温度制御機器
13 下型用温度制御機器
14 下型温調用熱電対
15 下型温調用ヒータ
16 下部プレート部
17 下部ベース部
18 断熱材
20 成形型組
21 プレートユニット
1a 成形室
2 加圧ユニット
2a 加圧力検出機器
3 加圧軸
4 上型温調用熱電対
5 上型温調用ヒータ
6 上部プレート部
7 上部ベース部
8 上型貼り付き防止ユニット
8a 可動片
8b スプリング
9 上型
9a 成形面
10 下型
10a 成形面
11 ガラス素材
11a 光学素子
12 上型用温度制御機器
13 下型用温度制御機器
14 下型温調用熱電対
15 下型温調用ヒータ
16 下部プレート部
17 下部ベース部
18 断熱材
20 成形型組
21 プレートユニット
Claims (6)
- 上型と下型との間に熱可塑性素材が実装された複数の成形型組を加熱しつつ同時に加圧して複数の光学素子を成形する光学素子製造装置であって、
複数の前記成形型組の各々の前記上型を個別に温度制御する複数の第1温度制御機構と、
複数の前記成形型組の各々の前記下型を個別に温度制御する複数の第2温度制御機構と、
複数の前記成形型組を同時に加圧する加圧機構と、
を含むことを特徴とする光学素子製造装置。 - 請求項1記載の光学素子製造装置において、
さらに、複数の前記成形型組の各々の前記上型に当接する複数の上部プレート部を含み、
複数の前記第1温度制御機構は、複数の前記上部プレート部の各々に備えられ、個々の当該上部プレートは、他の前記上部プレートの前記第1温度制御機構の影響を受けることなく、個別に対応する前記上型を所望の温度に温度調整することを特徴とする光学素子製造装置。 - 請求項1記載の光学素子製造装置において、
さらに、複数の前記成形型組の各々の前記下型に当接する複数の下部プレート部を含み、
複数の前記第2温度制御機構は、複数の前記下部プレート部の各々に備えられ、個々の当該下部プレートは、他の前記下部プレートの前記第2温度制御機構の影響を受けることなく、個別に対応する前記下型を所望の温度に温度調整することを特徴とする光学素子製造装置。 - 請求項1記載の光学素子製造装置において、
前記加圧機構から複数の前記成形型組に作用する加圧力を検出する加圧力検出器を備え、前記加圧力を所望の値に調整可能にしたことを特徴とする光学素子製造装置。 - 請求項2記載の光学素子製造装置において、
前記上部プレート部には、前記上型と前記上部プレート部を離間させる方向に付勢力を発生する貼り付き防止機構が設けられていることを特徴とする光学素子製造装置。 - 上型と下型との間に熱可塑性素材が実装された複数の成形型組を個別に温度制御しつつ同時に加圧して、複数の光学素子を成形することを特徴とする光学素子製造方法。
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CN104718165A (zh) * | 2013-02-21 | 2015-06-17 | Hoya株式会社 | 玻璃成型体的制造装置及玻璃成型体的制造方法 |
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2008
- 2008-03-18 JP JP2008069514A patent/JP2009221077A/ja not_active Withdrawn
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