JP2022067176A - 延伸装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】延伸装置5は、複数のリンク20が無端チェーンを構成するように連結され、膜8を搬送し、かつ、延伸させることが可能な、一対のリンク装置10Aおよび10Bを含む。延伸装置5は、膜8の入口側に配置された、複数のリンク20を駆動するための第1のリンク駆動機構(スプロケット31および33)を含む。延伸装置5は、膜8の出口側に配置された、複数のリンク20を駆動するための第2のリンク駆動機構(スプロケット32)を含む。延伸装置5は、膜8の進行方向において、第1のリンク駆動機構および第2のリンク駆動機構の間に配置され、一対のリンク装置10Aおよび10Bのそれぞれの進行速度を調整することが可能なリンク速度調整機構(スプロケット34)を含む。
【選択図】図2
Description
複数のリンクが無端チェーンを構成するように連結され、前記膜を搬送し、かつ、延伸させることが可能な、一対のリンク装置;
前記膜の入口側に配置された、前記複数のリンクを駆動するための第1のリンク駆動機構;
前記膜の出口側に配置された、前記複数のリンクを駆動するための第2のリンク駆動機構;および
前記膜の進行方向である第1方向において、前記第1のリンク駆動機構および前記第2のリンク駆動機構の間に配置され、前記一対のリンク装置のそれぞれの進行速度を調整することが可能なリンク速度調整機構。
図1は、本実施の形態の薄膜の製造システムの構成を示す模式図である。図1に示す本実施の形態の薄膜製造システム1は、混練押し出し装置(二軸混練押し出し装置)2、Tダイ3、原反冷却装置4、延伸装置(同時二軸延伸装置)5、引き取り装置6、および巻き取り装置7を有する。図1に示す例では、まず、混練押し出し装置2の原料供給部2Aに樹脂材料(ペレット)および添加剤などを供給する。二軸混練押し出し装置2は、供給された樹脂材料などを、混合しながら輸送(搬送)する。Tダイ3は、二軸混練押し出し装置2により混練された混練物(溶融樹脂)をスリットから押し出す。Tダイ3から押し出された混練物は、原反冷却装置4において冷却され、膜(シート、樹脂膜)8になる。Tダイ3により成形される膜は、延伸装置5に連続的に供給される。延伸装置5にとっては、膜8は延伸に供される原料に相当する。本明細書では、延伸装置5を中心に説明するので、延伸装置5に供されるシート状の材料、および延伸処理が施されている前の膜8のことを原反と呼ぶ場合がある。一方、延伸処理が完了し、延伸装置5から排出された状態の膜8を薄膜と呼ぶ場合がある。
次に、図2に示すリンク速度調整機構としてのスプロケット34の詳細について説明する。図6は、図2に示すリンク速度調整機構の断面図である。まず、図2を用いて膜8を搬送する駆動力の影響について説明する。リンク20に把持された状態の膜8を搬送するリンク駆動機構として、入口部14に設けられたスプロケット31および33と、出口部15に設けられたスプロケット32と、を有する。入口部14の周辺では、膜8を搬送する駆動力として、スプロケット31および33の駆動力(押し出し進行)が支配的である。一方、出口部15の周辺では、膜8を搬送する駆動力として、スプロケット32の駆動力(引っ張り進行)が支配的である。また、入口部14と出口部15との間には、膜8を搬送する駆動力として、スプロケット31および33の駆動力の影響と、スプロケット32の駆動力の影響とが同程度になる中立点が存在する。中立点は、予熱部11Bと延伸部11Aとの境界近傍に位置する場合が多い。
次に、図2に対する変形例として、センサを用いてリンク20の進行速度を計測する実施態様について説明する。図7は、図2に対する変形例である延伸装置において、リンク速度調整機構の周辺を拡大して示す拡大平面図である。図8は、図7に示すセンサ周辺のレイアウトの一例を示す拡大斜視図である。なお、図8は、リンク装置10Aに設けられたセンサ51Aを例示的に示しているが、図7のリンク装置10Bに設けられたセンサ51Bのレイアウトも同様である。図9は、図7に対する変形例を示す拡大平面図である。図7および図9では、見易さのため、延伸部11Aのリンク20の図示を省略している。また、図7および図9では、制御回路50とスプロケット34とが電気的に接続されるように図示しているが、図6に示す例とどうように、スプロケット34は、モータ41の駆動力が伝達されることにより回転する機構になっている。したがって、図7および図9に示す制御回路50に接続されるのは、図7または図9に示すスプロケット34に接続されるモータ41(図6参照)である。
2 混練押し出し装置(二軸混練押し出し装置)
2A 原料供給部
3 Tダイ
4 原反冷却装置
4A ガイドローラ(ローラ)
5 延伸装置(同時二軸延伸装置)
6 引き取り装置
7 巻き取り装置
8 膜
8b 背面
8f 前面
8F 収縮力
8T 張力
10A,10B リンク装置
11A 延伸部
11B 予熱部
12 熱処理部
13A,13B レール
14 入口部(入口側)
15 出口部(出口側)
20 リンク
21 クリップ
21A バネ
21B 把持部
22 上段側リンクプレート
23 下段側リンクプレート
24,25 レールホルダ
26,27 シャフト
28 ピン
29 係合部
31,32,33,34,34A,34B スプロケット
41,41A,41B モータ
42,42A,42B 減速機
43,43A,43B シャフト
50 制御回路
51,51A,51B センサ
θ1 角
Claims (5)
- 以下を含む、膜の延伸装置:
複数のリンクが無端チェーンを構成するように連結され、前記膜を搬送し、かつ、延伸させることが可能な、一対のリンク装置;
前記膜の入口側に配置された、前記複数のリンクを駆動するための第1のリンク駆動機構;
前記膜の出口側に配置された、前記複数のリンクを駆動するための第2のリンク駆動機構;および
前記膜の進行方向である第1方向において、前記第1のリンク駆動機構および前記第2のリンク駆動機構の間に配置され、前記一対のリンク装置のそれぞれの進行速度を調整することが可能なリンク速度調整機構。 - 前記一対のリンク装置のそれぞれは、前記複数のリンクの移動方向をガイドするレールを有し、
前記延伸装置は、前記一対のリンク装置の中央部を覆う、前記膜に熱処理を行うための熱処理部を有し、
前記熱処理部は、
前記膜を、前記第1方向、および前記第1方向に交差する第2方向に延伸させる延伸部と、
前記延伸部よりも前記膜の入口側に配置された、予熱部と、
を有し、
前記リンク速度調整機構は、前記予熱部に配置され、かつ、前記第1のリンク駆動機構よりも前記予熱部と前記延伸部との境界に近い位置に配置される、請求項1に記載の延伸装置。 - 前記一対のリンク装置は、第1リンク装置および第2リンク装置とから成り、
前記第1リンク装置および前記第2リンク装置のそれぞれは、前記第1のリンク駆動機構、前記第2のリンク駆動機構、および前記リンク速度調整機構を有し、
前記リンク速度調整機構は、
前記複数のリンクに係合されるスプロケットと、
前記スプロケットを駆動するモータと、
を有し、
前記モータは、前記第1リンク装置における前記複数のリンクの進行速度、および前記第2リンク装置における前記複数のリンクの進行速度が揃うように、前記スプロケットを回転させる、請求項1に記載の延伸装置。 - 前記モータは、前記第1リンク装置が有する第1モータ、および前記第2リンク装置が有する第2モータを含み、
前記リンク速度調整機構は、
前記第1リンク装置におけるリンクの進行速度を計測する第1センサと、
前記第2リンク装置におけるリンクの進行速度を計測する第2センサと、
を含み、
前記第1モータおよび前記第2モータのそれぞれは、互いに独立して回転数を設定することができる、請求項3に記載の延伸装置。 - 前記第1センサおよび前記第2センサのそれぞれは、前記第1モータおよび前記第2モータのそれぞれの回転速度を制御する制御回路に接続され、
前記第1モータおよび前記第2モータのそれぞれは、前記第1センサの計測データと前記第2センサの計測データとの差に基づいて、前記差を小さくするように制御される、請求項4に記載の延伸装置。
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