JP2022062886A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】新たなLUTの算出を行わずにインクの使用量の比率を任意にかつ簡便に設定し印刷を実行する。【解決手段】印刷装置は、複数種類のインクを有するインクシステムと、印刷する画像の入力を受け付ける画像入力部と、前記画像を印刷する際に用いられるN種類(Nは2以上の整数)の印刷条件の選択を受け付ける印刷条件選択部と、選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれの適用率の入力を受け付ける適用率入力部と、選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれを単独で用いて前記画像を印刷すると想定した場合の前記複数種類のインクの想定インク量をそれぞれ算出する第1インク量算出部と、前記N種類の印刷条件ごとの想定インク量と、前記N種類の印刷条件の適用率と、を用いて、前記画像を印刷する際に使用する実インク量を算出する第2インク量算出部と、前記実インク量にしたがって前記画像の印刷を実行する印刷部と、を備える。【選択図】図1
Description
本開示は、印刷装置及び印刷方法に関する。
特許文献1には、複数の基準光源に対してそれぞれ対応する色変換LUTを予め作成しておき、特定光源の色温度と、基準光源の色温度とを用いて、色温度の補間により、特定光源に対応するプロファイルや色変換LUTを生成する画像処理装置、画像処理方法が開示されている。
印刷装置では、色の三原色のインクの他に蛍光インクや特色インクを用いる場合がある。蛍光インクは、他のインクに比べて耐光性等の特性が異なるため、蛍光インクの使用量を変更したいというニーズがある。このことは、特色インクに限られず、特色インクにおいても同様である。そのため、印刷装置、印刷方法において、新たなLUTの算出を行わずにインクの使用量の比率を任意にかつ簡便に設定して印刷を実行する機能が求められていた。従来技術では、色温度の補間によりLUTを生成するため、複数種類のインク量を考慮したLUTを作成することはできない。
本開示の一形態によれば、印刷装置が提供される。この印刷装置は、複数種類のインクを有するインクシステムと、印刷する画像の入力を受け付ける画像入力部と、前記画像を印刷する際に用いられるN種類(Nは2以上の整数)の印刷条件の選択を受け付ける印刷条件選択部と、選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれの適用率の入力を受け付ける適用率入力部と、選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれを単独で用いて前記画像を印刷すると想定した場合に用いられる前記複数種類のインクの想定インク量をそれぞれ算出する第1インク量算出部と、前記N種類の印刷条件ごとの想定インク量と、前記N種類の印刷条件の適用率と、を用いて、前記画像を印刷する際に使用する実インク量を算出する第2インク量算出部と、前記実インク量にしたがって前記画像の印刷を実行する印刷部と、を備える。
本開示の一形態によれば、複数種類のインクを用いて印刷する印刷方法が提供される。この印刷方法は、印刷する画像の入力を受け付け、前記画像を印刷する際に用いられるN種類(Nは2以上の整数)の印刷条件の選択を受け付け、選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれの適用率の入力を受け付け、選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれを単独で用いて前記画像を印刷すると想定した場合の前記複数種類のインクの想定インク量をそれぞれ算出し、前記N種類の印刷条件ごとの想定インク量と、前記N種類の印刷条件の適用率と、を用いて、前記画像を印刷する際に使用する実インク量を算出し、前記実インク量にしたがって前記画像の印刷を実行する。
・実施形態:
図1は、実施形態にかかる印刷装置100の構成を示す説明図である。印刷装置100は、入力された画像IM0の印刷を実行する。印刷装置100は、色変換部70と、印刷部80と制御部90と、を備える。色変換部70は、画像IM0それぞれの画素のRGBデータを色変換し、印刷部80に送る実インク量Inksを作成する。印刷部80は、複数種類のインクを印刷用ヘッドに供給可能なインクシステム81を備える。インクシステム81とは、画像の印刷において組み合わせて用いる複数種類のインクを印刷用ヘッド82に供給するための構成を言う。本実施形態の印刷部80に用意されたインクシステム81は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)の色の三原色のインクと、黒色のインク(K)と、特色インクとを、印刷用ヘッドに供給可能である。なお、図1では、図示の都合上、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒色のインク(K)のみを図示している。印刷部80は、インクシステム81を用い、色変換部70から送られた実インク量Inksにしたがって印刷を実行する。インクシステム81では、特色インクとして、蛍光インク(蛍光ピンク(FP)、蛍光イエローFY))や、蛍光インク以外の特色インク(赤色(R)、緑色(G)、青色(B))の中から適宜組み合わせて選択し、搭載できる。したがって、特定インクを搭載しない場合も存在する。以下の各実施形態において用いられるインクシステム81、つまり複数種類のインクの組み合わせについては、各実施形態において説明する。特色インク色制御部90は、色変換部70と、印刷部80の動作を制御する。
図1は、実施形態にかかる印刷装置100の構成を示す説明図である。印刷装置100は、入力された画像IM0の印刷を実行する。印刷装置100は、色変換部70と、印刷部80と制御部90と、を備える。色変換部70は、画像IM0それぞれの画素のRGBデータを色変換し、印刷部80に送る実インク量Inksを作成する。印刷部80は、複数種類のインクを印刷用ヘッドに供給可能なインクシステム81を備える。インクシステム81とは、画像の印刷において組み合わせて用いる複数種類のインクを印刷用ヘッド82に供給するための構成を言う。本実施形態の印刷部80に用意されたインクシステム81は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)の色の三原色のインクと、黒色のインク(K)と、特色インクとを、印刷用ヘッドに供給可能である。なお、図1では、図示の都合上、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒色のインク(K)のみを図示している。印刷部80は、インクシステム81を用い、色変換部70から送られた実インク量Inksにしたがって印刷を実行する。インクシステム81では、特色インクとして、蛍光インク(蛍光ピンク(FP)、蛍光イエローFY))や、蛍光インク以外の特色インク(赤色(R)、緑色(G)、青色(B))の中から適宜組み合わせて選択し、搭載できる。したがって、特定インクを搭載しない場合も存在する。以下の各実施形態において用いられるインクシステム81、つまり複数種類のインクの組み合わせについては、各実施形態において説明する。特色インク色制御部90は、色変換部70と、印刷部80の動作を制御する。
色変換部70は、画像入力部5と、第1色変換部10と、第2色変換部20と、第1インク量算出部30と、第2インク量算出部40と、印刷条件選択部50と、適用率入力部60と、を備える。色変換部70の各部は、例えば、制御部90により実行されるコンピュータプログラムにより実現されている。
画像入力部5は、画像IM0の入力を受け付け、画像IM0の画素ごとのRGB空間の階調データを第1色変換部10に送る。本実施形態では、画像入力部5は、画像IM0のRGB空間の階調データRGBを出力しているが、CMYK空間や他の色空間の階調データであってもよい。
第1色変換部10は、画像IM0の機器依存色空間であるRGB空間の階調データを、機器非依存色空間の色彩値に変換する。第1色変換部10は、取り扱う特定の機器に依存するRGB色空間などの機器依存色空間と機器に依存しないCIE(国際照明委員会)L*a*b*色空間などの機器非依存色空間との相関関係を記述したICC(International Color Consortium)プロファイルであるA2Bテーブル11を備えている。第1色変換部10は、A2Bテーブル11を用いて、画像IM0のRGB空間の階調データRGBを、LAB色空間の色彩値Labに変換する。以下の説明では、CIE L*a*b*色空間をLAB色空間と記す。
第2色変換部20は、機器非依存色空間であるLAB色空間の色彩値Labを印刷部80に依存するCMYK色空間などの機器依存色空間の階調データに変換する。本実施形態では、第2色変換部20は、印刷部80の構成が同じでも、印刷条件が異なれば異なる色変換をする。そのため、第2色変換部20は、n種類の印刷条件に対応したn個のB2Aテーブル21~2nを備えており、n個のCMYK空間の階調データcmyk1~cmyknを生成する。n種類の印刷条件には、例えば、以下の印刷条件が含まれる。
(a)色の三原色のインクと黒色(K)のインクを用いる印刷条件、
(b)印刷条件(a)において、さらに、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)のインクを用いる印刷条件
(c)印刷条件(a)において、色の三原色のインクでもなく、黒色のインクでもない特色インクをさらに用いる印刷条件
(c1)印刷条件(c)において、特色インクが蛍光インクである印刷条件
(c2)印刷条件(c)において、特色インクが蛍光インク以外である印刷条件((特色インクとして「非蛍光特色インク」を用いる印刷条件)
なお、上記印刷条件は、例示であり、印刷条件は、上記印刷条件に限定されない。例えば、上記印刷条件(c1)(c2)において、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)のインクを用いる条件があってもよく、条件(a)~(c)において、黒色のインクを用いない条件であってもよい。また、印刷されるメディアの色や光沢に応じた印刷条件があってもよい。印刷条件に応じて必要な特色インクが特定され、印刷装置100に搭載される。
(a)色の三原色のインクと黒色(K)のインクを用いる印刷条件、
(b)印刷条件(a)において、さらに、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)のインクを用いる印刷条件
(c)印刷条件(a)において、色の三原色のインクでもなく、黒色のインクでもない特色インクをさらに用いる印刷条件
(c1)印刷条件(c)において、特色インクが蛍光インクである印刷条件
(c2)印刷条件(c)において、特色インクが蛍光インク以外である印刷条件((特色インクとして「非蛍光特色インク」を用いる印刷条件)
なお、上記印刷条件は、例示であり、印刷条件は、上記印刷条件に限定されない。例えば、上記印刷条件(c1)(c2)において、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)のインクを用いる条件があってもよく、条件(a)~(c)において、黒色のインクを用いない条件であってもよい。また、印刷されるメディアの色や光沢に応じた印刷条件があってもよい。印刷条件に応じて必要な特色インクが特定され、印刷装置100に搭載される。
第1インク量算出部30は、n個のB2Aテーブル21~2nにそれぞれ対応した、予め算出されたn個のLUT31~3nを有しており、n個のCMYK空間の階調データcmyk1~cmyknから、それぞれ対応するn個の想定インク量Ink1f~Inknfを算出する。ここで、想定インク量とは、1つの印刷条件を単独で用いて画像を印刷すると想定した場合の画像IM0の印刷に用いられるインク量を意味する。なお、LUT31~3nは、第1インク量算出部30に格納されている。
印刷条件選択部50は、n種類の印刷条件の中から、画像IM0を印刷する際に用いられるN種類(Nは2以上の整数)の印刷条件の選択を受け付ける。適用率入力部60は、選択されたN種類の印刷条件のそれぞれの適用率の入力を受け付ける。各印刷条件における適用率は、インクの耐光性、コスト、インクの残量等を考慮して、ユーザーが、入力する。例えば、印刷条件選択部50により、第1印刷条件、第2印刷条件、第3印刷条件の3つの印刷条件が選択された場合、適用率入力部60は、第1印刷条件、第2印刷条件、第3印刷条件うち、2つの印刷条件の適用率を受け付ける。3つの印刷条件の適用率の合計は、100%となるため、2つの印刷条件の適用率から残りの1つ印刷条件の適用率は、算出可能である。
第2インク量算出部40は、n個の想定インク量Ink1f~Inknfと、n個の適用率と、を用いて、画像IM0を印刷する際に使用する実インク量Inksを算出する。なお、印刷要件として選択されなかった印刷条件の適用率は、ゼロであるため、実インク量Inksに影響を与えない。
図2は、印刷装置100の操作画面92を示す説明図である。操作画面92は、画像入力欄6と、印刷条件入力欄51、52と、印刷条件追加ボタン55と、印刷条件削除ボタン56と、適用率入力欄61、62と、適用率入力スライダー71、72と、合計適用率表示欄65と、印刷実行ボタン83とを備える。画像入力欄6は、印刷装置100で印刷する画像を入力するための欄である。画像入力欄6がクリックされると、画像選択ダイアログが表示される。ユーザーは、この画像選択ダイアログを用いて、画像を選択する。
印刷条件入力欄51、52は、それぞれ、印刷条件を選択するための欄である。印刷条件入力欄51がクリックされると、選択可能な印刷条件がプルダウンメニューにより表示される。ユーザーは、プルダウンメニューにより表示された印刷条件から1つの印刷条件を選択する。印刷条件入力欄52がクリックされると、同様に、選択可能な印刷条件がプルダウンメニューにより表示される。なお、印刷条件入力欄51によりすでに選択された印刷条件は、印刷条件入力欄52では、例えばグレー表示とされ、選択できないようになっている。ユーザーは、プルダウンメニューにより表示された印刷条件から1つの印刷条件を選択する。
印刷条件追加ボタン55と、印刷条件削除ボタン56は、印刷条件入力欄の数を増減させるためのボタンである。印刷条件追加ボタン55がクリックされると、印刷条件入力欄52の下に新たに印刷条件入力欄が追加され、適用率入力欄62と、適用率入力スライダー72の下に適用率入力欄と、適用率入力スライダーが1つ追加される。印刷条件削除ボタン56がクリックされると、最も下の印刷条件入力欄と、適用率入力欄と、適用率入力スライダーが削除される。例えば、図2に示す状態で印刷条件削除ボタン56がクリックされると、印刷条件入力欄52と、適用率入力欄62と、適用率入力スライダー72が削除される。
適用率入力欄61、62は、それぞれ、ユーザーに印刷条件入力欄51、52に表示された印刷条件の適用率r1、r2を入力させるための欄である。適用率r1、r2は、それぞれ、0%以上100%以下の値であり、合計は100%である。したがって、適用率入力欄が2つしか無い場合、一方の適用率入力欄61に適用率r1が入力された場合、他方の適用率入力欄62には、100-r1の値が適用率として自動的に入力され、表示される。逆に、適用率入力欄62に適用率r2が入力された場合には、他方の適用率入力欄61には、100-r2の値が適用率として自動的に入力され、表示される。なお、適用率入力欄がn個(nは3以上の整数)の場合、n-1個の適用率入力欄に適用率が入力された場合、残りの適用率入力欄に、同様の演算により算出された適用率が自動的に入力され、表示される。
適用率入力スライダー71、72は、それぞれ、ユーザーに印刷条件入力欄51、52に表示された印刷条件の適用率r1、r2をスライダーの移動により入力させる。適用率入力欄61と適用率入力スライダー71が連動しており、ユーザーが一方を変化させると、他方も自動的に変化する。適用率入力欄62と適用率入力スライダー72についても同様である。なお、操作画面92は、適用率入力スライダー71、72の代わりに、各適用率を円グラフに表示してもよい。
合計適用率表示欄65は、入力された適用率の合計を表示する。通常、適用率の合計は、100%であるので、合計適用率表示欄65は、省略可能である。印刷実行ボタン83は、印刷の実行を受け付けるボタンである。
図3は、印刷装置100の制御部90が実行する印刷制御フローチャートである。ステップS100では、制御部90は、操作画面92を表示し、画像IM0の入力を受け付ける。ステップS110では、制御部90は、操作画面92の印刷条件入力欄51、52及び印刷条件追加ボタン55、印刷条件削除ボタン56におけるユーザーの選択により、N種類(Nは2以上の整数)の印刷条件の選択を受け付ける。
ステップS120では、制御部90は、操作画面92の適用率入力欄61、62あるいは、適用率入力スライダー71、72により、N種類の印刷条件のそれぞれの適用率の入力を受け付ける。上述したように、N種類の印刷条件の適用率の和は、100%となる。
ステップS130で、操作画面92の印刷実行ボタン83への印刷実行指示を受け付けると、制御部90は、処理をステップS140に移行する。印刷実行ボタン83への印刷実行指示を受け付けていない場合には、処理をステップS100に戻る。印刷実行ボタン83への印刷実行指示を受け付けていない期間では、制御部90は、画像、印刷条件、各印刷条件における適用率のいずれについても、再入力、再選択を受け付けることができる。
ステップS140では、制御部90は、第1インク量算出部30に対し、画像IM0の画素ごとに、N種類の印刷条件における想定インク量を算出させる。ステップS150では、制御部90は、第2インク量算出部40に対し、画像IM0の画素ごとに、N種類の印刷条件における想定インク量と、N種類の印刷条件の適用率から、実インク量を算出させる。ステップS160では、制御部90は、画像IM0の画素ごとに、算出された実インク量のデータを印刷部80に送り、印刷を実行する。
なお、ステップS110における印刷条件の選択は1つのみでも良い。この場合、ステップS120は実行されず、ステップS150における実インク量は、ステップS140における想定インク量と一致する。
以下、印刷条件の組み合わせについて、例を用いて説明する。
・第1例:
図4は、印刷条件(a)と印刷条件(b)の組み合わせについて説明する説明図である。上述したように、印刷条件(a)は、色の三原色のインクと黒色のインクを用いる印刷条件であり、印刷条件(b)は、色の三原色のインクと黒色のインクに加え、さらにライトシアン、ライトマゼンタのインクを用いる印刷条件である。印刷条件(a)では、第1B2Aテーブル21と第1LUT31が用いられ、印刷条件(b)では、第2B2Aテーブル22と第2LUT32が用いられる。
図4は、印刷条件(a)と印刷条件(b)の組み合わせについて説明する説明図である。上述したように、印刷条件(a)は、色の三原色のインクと黒色のインクを用いる印刷条件であり、印刷条件(b)は、色の三原色のインクと黒色のインクに加え、さらにライトシアン、ライトマゼンタのインクを用いる印刷条件である。印刷条件(a)では、第1B2Aテーブル21と第1LUT31が用いられ、印刷条件(b)では、第2B2Aテーブル22と第2LUT32が用いられる。
制御部90は、第1色変換部10に対し、A2Bテーブル11を用いさせて、画像入力部5に入力された画像IM0のRGB空間の階調データRGBを、Lab空間の色彩値Labに変換させる。次いで、制御部90は、第2色変換部20に、第1B2Aテーブル21を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk1(=(C1,M1,Y1,K1))に変換させる。また、制御部90は、第2色変換部20に、第2B2Aテーブル22を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk2(=(C2,M2,Y2,K2))に変換させる。
制御部90は、第1インク量算出部30に第1LUT31を用いさせて、CMYK空間の階調データcmyk1を想定インク量Ink1f(=(C1f,M1f,Y1f,K1f))に変換させ、第2LUT32を用いさせて、CMYK空間の階調データcmyk2を想定インク量Ink2f(=(C2f,M2f,Y2f,K2f,LC2f、LM2f))に変換させる。
制御部90は、第2インク量算出部40に、印刷条件(a)の想定インク量Ink1fとその適用率r1、印刷条件(b)の想定インク量Ink2fとその適用率r2とから、実インク量INKs(=Cs,Ms,Ys,Ks,LCs,LMs)を算出させる。実インク量INKs(=Cs,Ms,Ys,Ks,LCs,LMs)は、以下の式に示すように算出される。なお、適用率入力欄61、62では、適用率r1,r2は、%表示である。以下の式では、パーセント表示のr1を100%で割ったr1/100をr1として示す。図に示す式についても同様である。
Cs=r1C1f+r2C2f
Ms=r1M1f+r2M2f
Ys=r1Y1f+r2Y2f
Ks=r1K1f+r2K2f
LCs=r1LC1f+r2LC2f=r2LC2f
LMs=r1LM1f+r2LM2f=r2LM2f
上の6個の式のうち下の2個の式においてr1LC1f、r1LM1fが消去できるのは、印刷条件(a)において、LC1f、LM1fがゼロであるからである。
Cs=r1C1f+r2C2f
Ms=r1M1f+r2M2f
Ys=r1Y1f+r2Y2f
Ks=r1K1f+r2K2f
LCs=r1LC1f+r2LC2f=r2LC2f
LMs=r1LM1f+r2LM2f=r2LM2f
上の6個の式のうち下の2個の式においてr1LC1f、r1LM1fが消去できるのは、印刷条件(a)において、LC1f、LM1fがゼロであるからである。
・第2例:
図5は、印刷条件(a)と印刷条件(c1)の組み合わせについて説明する説明図である。印刷条件(c1)は、色の三原色のインクと黒色(K)のインクと蛍光インクを用いる。なお、図5の例では、蛍光インクとして蛍光ピンク(FP)と、蛍光イエロー(FY)を用いているが、他の蛍光インク、例えば、蛍光ブルー(FB)や蛍光グリーン(FG)を用いても良い。印刷条件(c1)では、第3B2Aテーブル23と第3LUT33が用いられる。
図5は、印刷条件(a)と印刷条件(c1)の組み合わせについて説明する説明図である。印刷条件(c1)は、色の三原色のインクと黒色(K)のインクと蛍光インクを用いる。なお、図5の例では、蛍光インクとして蛍光ピンク(FP)と、蛍光イエロー(FY)を用いているが、他の蛍光インク、例えば、蛍光ブルー(FB)や蛍光グリーン(FG)を用いても良い。印刷条件(c1)では、第3B2Aテーブル23と第3LUT33が用いられる。
Lab空間の色彩値Labへの変換までは、同じ処理なので、以後の処理について説明する。制御部90は、第2色変換部20に、第1B2Aテーブル21を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk1(=(C1,M1,Y1,K1))に変換させる。また、制御部90は、第2色変換部20に、第3B2Aテーブル23を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk3(=(C3,M3,Y3,K3))に変換させる。
制御部90は、第1インク量算出部30に、第1LUT31を用いさせて、CMYK空間の階調データcmyk1を想定インク量Ink1f(=(C1f,M1f,Y1f,K1f))に変換させる。また、制御部90は、第1インク量算出部30に、第3LUT33を用いさせて、CMYK空間の階調データcmyk3を想定インク量Ink3f(=(C3f,M3f,Y3f,K3f,FP3f、FY3f))に変換させる。
制御部90は、第2インク量算出部40に、印刷条件(a)の想定インク量Ink1fとその適用率r1、印刷条件(c1)の想定インク量Ink3fとその適用率r3とから、実インク量INKs(=Cs,Ms,Ys,Ks,FPs,FYs)を算出させる。実インク量INKs(=Cs,Ms,Ys,Ks,FPs,FYs)は、以下の式に示すように算出される。
Cs=r1C1f+r3C3f
Ms=r1M1f+r3M3f
Ys=r1Y1f+r3Y3f
Ks=r1K1f+r3K3f
FPs=r1FP1f+r3FP3f=r3FP3f
FYs=r1FY1f+r3FY3f=r3FY3f
上の6個の式のうち下の2個の式においてr1FP1f、r1FY1fが消去できるのは、印刷条件(a)において、FP1f、FY1fがゼロであるからである。
Cs=r1C1f+r3C3f
Ms=r1M1f+r3M3f
Ys=r1Y1f+r3Y3f
Ks=r1K1f+r3K3f
FPs=r1FP1f+r3FP3f=r3FP3f
FYs=r1FY1f+r3FY3f=r3FY3f
上の6個の式のうち下の2個の式においてr1FP1f、r1FY1fが消去できるのは、印刷条件(a)において、FP1f、FY1fがゼロであるからである。
・第3例:
図6は、印刷条件(a)と印刷条件(c2)の組み合わせについて説明する説明図である。印刷条件(c2)は、色の三原色のインクと黒色(K)のインクと、蛍光インク以外の特色インクを用いる。図6に示す例では、特色インクとして、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を用いている。印刷条件(c2)では、第4B2Aテーブル24と第4LUT34が用いられる。
図6は、印刷条件(a)と印刷条件(c2)の組み合わせについて説明する説明図である。印刷条件(c2)は、色の三原色のインクと黒色(K)のインクと、蛍光インク以外の特色インクを用いる。図6に示す例では、特色インクとして、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)を用いている。印刷条件(c2)では、第4B2Aテーブル24と第4LUT34が用いられる。
制御部90は、第2色変換部20に、第1B2Aテーブル21を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk1(=(C1,M1,Y1,K1))に変換させる。また、制御部90は、第2色変換部20に、第4B2Aテーブル24を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk4(=(C4,M4,Y4,K4))に変換させる。
制御部90は、第1インク量算出部30に、第1LUT31を用いさせて、CMYK空間の階調データcmyk1を想定インク量Ink1f(=(C1f,M1f,Y1f,K1f))に変換させる。また、制御部90は、第1インク量算出部30に、第4LUT34を用いさせて、CMYK空間の階調データcmyk4を想定インク量Ink4f(=(C4f,M4f,Y4f,K4f,R4f、G4f,B4f))に変換させる。
制御部90は、第2インク量算出部40に、印刷条件(a)の想定インク量Ink1fとの適用率r1、印刷条件(c2)の想定インク量Ink4fとの適用率r4とから、実インク量INKs(=Cs,Ms,Ys,Ks,Rs,Gs,Bs)を算出させる。実インク量INKs(=Cs,Ms,Ys,Ks,Rs,Gs,Bs)は、以下の式に示すように算出される。
Cs=r1C1f+r4C4f
Ms=r1M1f+r4M4f
Ys=r1Y1f+r4Y4f
Ks=r1K1f+r4K4f
Rs=r1R1f+r4R4f=r4R4f
Gs=r1G1f+r4G4f=r4G4f
Bs=r1B1f+r4B4f=r4B4f
上の7個の式のうち下の3個の式においてr1R1f、r1G1f、r1B1fが消去できるのは、印刷条件(a)において、R1f、G1f、B1fがゼロであるからである。
Cs=r1C1f+r4C4f
Ms=r1M1f+r4M4f
Ys=r1Y1f+r4Y4f
Ks=r1K1f+r4K4f
Rs=r1R1f+r4R4f=r4R4f
Gs=r1G1f+r4G4f=r4G4f
Bs=r1B1f+r4B4f=r4B4f
上の7個の式のうち下の3個の式においてr1R1f、r1G1f、r1B1fが消去できるのは、印刷条件(a)において、R1f、G1f、B1fがゼロであるからである。
・第4例:
図7は、印刷条件(a)と印刷条件(c1)と印刷条件(c2)の組み合わせについて説明する説明図である。制御部90は、第2色変換部20に、第1B2Aテーブル21を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk1(=(C1,M1,Y1,K1))に変換させる。また、制御部90は、第2色変換部20に、第3B2Aテーブル23を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk3(=(C3,M3,Y3,K3))に変換させる。さらに、制御部90は、第2色変換部20に、第4B2Aテーブル24を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk4(=(C4,M4,Y4,K4))に変換させる。
図7は、印刷条件(a)と印刷条件(c1)と印刷条件(c2)の組み合わせについて説明する説明図である。制御部90は、第2色変換部20に、第1B2Aテーブル21を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk1(=(C1,M1,Y1,K1))に変換させる。また、制御部90は、第2色変換部20に、第3B2Aテーブル23を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk3(=(C3,M3,Y3,K3))に変換させる。さらに、制御部90は、第2色変換部20に、第4B2Aテーブル24を用いさせて、Lab空間の色彩値LabをCMYK空間の階調データcmyk4(=(C4,M4,Y4,K4))に変換させる。
制御部90は、第1インク量算出部30に、第1LUT31を用いさせて、CMYK空間の階調データcmyk1を想定インク量Ink1f(=(C1f,M1f,Y1f,K1f))に変換させる。また、制御部90は、第1インク量算出部30に、第3LUT33を用いさせて、CMYK空間の階調データcmyk3を想定インク量Ink3f(=(C3f,M3f,Y3f,K3f,FP3f、FY3f))に変換させる。さらに、制御部90は、第1インク量算出部30に、第4LUT34を用いさせて、CMYK空間の階調データcmyk4を想定インク量Ink4f(=(C4f,M4f,Y4f,K4f,R4f、G4f,B4f))に変換させる。
制御部90は、第2インク量算出部40に、想定インク量Ink1fと印刷条件(a)の適用率r1と、想定インク量Ink3fと印刷条件(c1)の適用率r3と、想定インク量Ink4fと印刷条件(c2)の適用率r4とから、実インク量INKs(=Cs,Ms,Ys,Ks,Rs,Gs,Bs)を算出させる。実インク量INKs(=Cs,Ms,Ys,Ks,Rs,Gs,Bs)は、以下の式に示すように算出される。以下の式でΣは、i=1からnまでの総和を意味する。なお、iは1、3、4である。なお、i=2のときは、r2=0である。また、下記式では、iの範囲が自明なため、Σの下の「i=1」と上の「n」を省略している。
Cs=ΣriCif=r1C1f+r3C3f+r4C4f
Ms=ΣriMif=r1M1f+r3M3f+r4M4f
Ys=ΣriYif=r1Y1f+r3Y3f+r4Y4f
Ks=ΣriKif=r1K1f+r3K3f+r4K4f
FPs=ΣriFPif=r1FP1f+r3FP3f+r4FP4f=r3FP3f
FYs=ΣriFYif=r1FY1f+r3FY3f+r4FY4f=r3FY3f
Rs=ΣriRif=r1R1f+r3R3f+r4R4f=r4R4f
Gs=ΣriGif=r1G1f+r3G3f+r4G4f=r4G4f
Bs=ΣriBif=r1B1f+r3B3f+r4B4f=r4B4f
上の9個の式のうち下の5個の式においてr1FP1f、r1FY1f、r1R1f、r1G1f、r1B1fが消去できるのは、印刷条件(a)において、FP1f、FY1f、R1f、G1f、B1fがゼロであるからである。また、r3R3f、r3G3f、r3B3fが消去できるのでは、条件(c1)においてR3f、G3f、B3fがゼロであるからである。さらに、r4FP4f、r4FY4fが消去できるのは、条件(c2)において、FP4f、FY4fがゼロであるからである。
Cs=ΣriCif=r1C1f+r3C3f+r4C4f
Ms=ΣriMif=r1M1f+r3M3f+r4M4f
Ys=ΣriYif=r1Y1f+r3Y3f+r4Y4f
Ks=ΣriKif=r1K1f+r3K3f+r4K4f
FPs=ΣriFPif=r1FP1f+r3FP3f+r4FP4f=r3FP3f
FYs=ΣriFYif=r1FY1f+r3FY3f+r4FY4f=r3FY3f
Rs=ΣriRif=r1R1f+r3R3f+r4R4f=r4R4f
Gs=ΣriGif=r1G1f+r3G3f+r4G4f=r4G4f
Bs=ΣriBif=r1B1f+r3B3f+r4B4f=r4B4f
上の9個の式のうち下の5個の式においてr1FP1f、r1FY1f、r1R1f、r1G1f、r1B1fが消去できるのは、印刷条件(a)において、FP1f、FY1f、R1f、G1f、B1fがゼロであるからである。また、r3R3f、r3G3f、r3B3fが消去できるのでは、条件(c1)においてR3f、G3f、B3fがゼロであるからである。さらに、r4FP4f、r4FY4fが消去できるのは、条件(c2)において、FP4f、FY4fがゼロであるからである。
以上、本実施形態によれば、印刷装置100の制御部90は、印刷条件選択部50を用いて、画像IM0を印刷する際に用いられるN種類(Nは2以上の整数)の印刷条件の選択を受け付ける。制御部90は、適用率入力部60を用いて、選択されたN種類の印刷条件のそれぞれの適用率の入力を受け付ける。制御部90は、第1インク量算出部30を用いて、選択されたN種類の印刷条件のそれぞれを単独で用いて画像を印刷すると想定した場合の想定インク量をそれぞれ算出する。制御部90は、第2インク量算出部40を用いて、N種類の印刷条件ごとの想定インク量と、N種類の印刷条件の適用率と、から画像IM0を印刷する際に使用する実インク量を算出する。制御部90は、印刷部80に実インク量にしたがって画像IM0の印刷を実行させる。本実施形態では、プロファイルやLUTはすでに作成済みであり、制御部90は、作成済みのプロファイルやLUTを用いて想定インク量を算出し、適用率を加味して実インク量を算出するので、プロファイルやLUTを生成するための膨大な計算量が不要となる。ユーザーは、画像を印刷する際に、耐光性やコスト、各色インクの残量、メディアの状態(メディアの色、光沢)を考慮し、各印刷条件の適用率を決めてもよい。例えば、色の三原色のインクと黒色(K)のインクを用いる印刷条件(a)を用い、メディアの状態により、条件(a1)と、条件(a2)の適用率をユーザーに入力させるようにしてもよい。
N種類の印刷条件のうちの1つは、M種類(Mは1以上の整数)のインクの使用を含む印刷条件であり、N種類の印刷条件のうちの他の1つは、M種類のインクを含まないインクの使用を含む印刷条件であってもよい。この場合、M種類のインクは、第1例に示すように、例えば、ライトインク(ライトシアン、ライトマゼンタ)であってもよい。この場合、印刷条件(b)がM種類(Mは1以上の整数)のインクの使用を含む印刷条件であり、印刷条件(a)がM種類(Mは1以上の整数)のインクの使用を含まない印刷条件となる。
M種類のインクは、色の三原色のインク及び黒インク以外のインクである特色インクであってもよい。第2例に示すように、特色インクは、蛍光インクであってもよく、第3例に示すように、特色インクは、色の三原色のインクと黒色(K)のインクと、蛍光インク以外のインクである非蛍光特色インクであってもよい。また、第4例に示すように、N種類の印刷条件が、特色インクを含まず、色の三原色のインクと黒インクを含む印刷条件と、特色インクを含み特色インクが蛍光インクである印刷条件と、特色インクを含み特色インクが、非蛍光インクである印刷条件、の3つの印刷条件であってもよい。なお、N種類の印刷条件は、さらに、色の三原色のインクと黒インクとライトインクとを含む印刷条件等を含めた4種以上の印刷条件を含んでいてもよい。
上記実施形態では、1つの条件として条件(a)を選択しているが、条件(a)を選択しなくてもよい。例えば、選択する条件を、黒色インクのみを含む条件と、特色インクのみ含む条件としてもよい。
上記実施形態において、ソフトウエアによって実現された機能及び処理の一部又は全部は、ハードウエアによって実現されてもよい。また、ハードウエアによって実現された機能及び処理の一部又は全部は、ソフトウエアによって実現されてもよい。ハードウエアとしては、例えば、集積回路、ディスクリート回路、または、それらの回路を組み合わせた回路モジュールなど、各種回路を用いてもよい。
上記実施形態において、第2色変換部20は、印刷条件ごとにB2Aテーブル21~2nを備えているが、印刷部80に対応する1つのB2Aテーブルのみを備える構成であってもよい。1つのB2Aテーブルのみを備える構成であっても、第1インク量算出部30のLUTにより、印刷条件ごとの想定インク量が算出可能である。
本開示は、上述した実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実現できる。例えば、本開示は、以下の形態によっても実現可能である。以下に記載した各形態中の技術的特徴に対応する上記実施形態中の技術的特徴は、本開示の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、本開示の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、印刷装置が提供される、この印刷装置は、複数種類のインクを有するインクシステムと、印刷する画像の入力を受け付ける画像入力部と、前記画像を印刷する際に用いられるN種類(Nは2以上の整数)の印刷条件の選択を受け付ける印刷条件選択部と、選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれの適用率の入力を受け付ける適用率入力部と、選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれを単独で用いて前記画像を印刷すると想定した場合に用いられる前記複数種類のインクの想定インク量をそれぞれ算出する第1インク量算出部と、前記N種類の印刷条件ごとの想定インク量と、前記N種類の印刷条件の適用率と、を用いて、前記画像を印刷する際に使用する実インク量を算出する第2インク量算出部と、前記実インク量にしたがって前記画像の印刷を実行する印刷部と、を備える。この形態によれば、利用者は、印刷条件の適用率に応じた新たなプロファイルやLUTを再作成することなく、印刷に使用する実インク量を算出し、印刷を実行できる。
(2)上記形態の印刷装置において、前記N種類の印刷条件のうちの1つは、前記複数種類のインクのうちのM種類(Mは1以上の整数)のインクの使用を含む印刷条件であり、前記N種類の印刷条件のうちの他の1つは、前記M種類のインクを含まないインクの使用を含む印刷条件であってもよい。この形態によれば、M種類のインクの使用量を少なくできる。
(3)上記形態の印刷装置において、前記複数種類のインクは、色の三原色のインク及び黒インクを含み、前記M種類のインクは、色の三原色のインク及び黒インク以外のインクである特色インクであってもよい。この形態によれば、特色インクの使用量を変更できる。
(4)上記形態の印刷装置において、前記N種類の印刷条件のうちの1つは、蛍光インクの使用を含む印刷条件であり、前記N種類の印刷条件のうちの他の1つは、前記蛍光インクを含まないインクの使用を含む印刷条件であってもよい。この形態によれば、蛍光インクの使用量を変更できる。
(5)本開示の一形態によれば、複数種類のインクを用いて印刷する印刷方法が提供される。この印刷方法は、印刷する画像の入力を受け付け、前記画像を印刷する際に用いられるN種類(Nは2以上の整数)の印刷条件の選択を受け付け、選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれの適用率の入力を受け付け、選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれを単独で用いて前記画像を印刷すると想定した場合の前記複数種類のインクの想定インク量をそれぞれ算出し、前記N種類の印刷条件ごとの想定インク量と、前記N種類の印刷条件の適用率と、を用いて、前記画像を印刷する際に使用する実インク量を算出し、前記実インク量にしたがって前記画像の印刷を実行する。この形態によれば、利用者は、印刷条件の適用率に応じた新たなプロファイルやLUTを再作成することなく、印刷に使用する実インク量を算出し、印刷を実行できる。
本開示は、印刷装置、印刷方法以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、色変換装置、色変換方法等の形態で実現できる。
5…画像入力部、6…画像入力欄、10…第1色変換部、11…A2Bテーブル、20…第2色変換部、21…第1B2Aテーブル、22…第2B2Aテーブル、23…第3B2Aテーブル、24…第4B2Aテーブル、2n…第nB2Aテーブル、30…第1インク量算出部、31…第1LUT、32…第2LUT、33…第3LUT、34…第4LUT、3n…第nLUT、40…第2インク量算出部、50…印刷条件選択部、51…印刷条件入力欄、52…印刷条件入力欄、55…印刷条件追加ボタン、56…印刷条件削除ボタン、60…適用率入力部、61…適用率入力欄、62…適用率入力欄、65…合計適用率表示欄、70…色変換部、71…適用率入力スライダー、72…適用率入力スライダー、80…印刷部、81…インクシステム、82…印刷ヘッド、83…印刷実行ボタン、90…制御部、92…操作画面、100…印刷装置、cmyk1…階調データ、cmyk2…階調データ、cmyk3…階調データ、cmyk4…階調データ、cmykn…階調データ、IM0…画像、INKs…実インク量、Ink1f…想定インク量、Ink2f…想定インク量、Ink3f…想定インク量、Ink4f…想定インク量、Inknf…想定インク量、Inks…実インク量、Lab…色彩値、r1…適用率、r2…適用率、r3…適用率、r4…適用率、rn…適用率、RGB…階調データ
Claims (5)
- 印刷装置であって、
複数種類のインクを有するインクシステムと、
印刷する画像の入力を受け付ける画像入力部と、
前記画像を印刷する際に用いられるN種類(Nは2以上の整数)の印刷条件の選択を受け付ける印刷条件選択部と、
選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれの適用率の入力を受け付ける適用率入力部と、
選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれを単独で用いて前記画像を印刷すると想定した場合に用いられる前記複数種類のインクの想定インク量をそれぞれ算出する第1インク量算出部と、
前記N種類の印刷条件ごとの想定インク量と、前記N種類の印刷条件の適用率と、を用いて、前記画像を印刷する際に使用する実インク量を算出する第2インク量算出部と、
前記実インク量にしたがって前記画像の印刷を実行する印刷部と、
を備える、印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
前記N種類の印刷条件のうちの1つは、前記複数種類のインクのうちのM種類(Mは1以上の整数)のインクの使用を含む印刷条件であり、
前記N種類の印刷条件のうちの他の1つは、前記M種類のインクを含まないインクの使用を含む印刷条件である、
印刷装置。 - 請求項2に記載の印刷装置であって、
前記複数種類のインクは、色の三原色のインク及び黒インクを含み、
前記M種類のインクは、色の三原色のインク及び黒インク以外のインクである特色インクである、印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
前記N種類の印刷条件のうちの1つは、蛍光インクの使用を含む印刷条件であり、
前記N種類の印刷条件のうちの他の1つは、前記蛍光インクを含まないインクの使用を含む印刷条件である、
印刷装置。 - 複数種類のインクを用いて印刷する印刷方法であって、
印刷する画像の入力を受け付け、
前記画像を印刷する際に用いられるN種類(Nは2以上の整数)の印刷条件の選択を受け付け、
選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれの適用率の入力を受け付け、
選択された前記N種類の印刷条件のそれぞれを単独で用いて前記画像を印刷すると想定した場合の前記複数種類のインクの想定インク量をそれぞれ算出し、
前記N種類の印刷条件ごとの想定インク量と、前記N種類の印刷条件の適用率と、を用いて、前記画像を印刷する際に使用する実インク量を算出し、
前記実インク量にしたがって前記画像の印刷を実行する、
印刷方法。
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