JP2006174008A - 彩度調整装置、彩度調整方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

彩度調整装置、彩度調整方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 選択された色相の全体的な彩度調整だけでなく、より細かな彩度調整が可能な彩度調整装置、同方法を提供する。
【解決手段】 コンピュータから入力されたRGB画像データをYC画像データに変換し、その彩度特性を表示し、それに対して所望の特性を得られる彩度位置が指定された時、その位置に基づいて彩度特性を変更し、変更された特性に基づいてYC画像データのCデータを変更し、それに基づいてYC画像データをRGB画像データに変換する手順を記録媒体にプログラムとして書き込み、これを使用してコンピュータにプリンタドライバをインストールすれば、自由かつ直感的に最適な彩度調整を行え、満足度の高い出力結果を得られる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プリンタの出力画像の彩度調整に関し、詳細にはカラープリンタのプリンタドライバ内で行われる出力画像に対するカラー調整機能のうち、彩度調整に係わる機能に関する。
従来のカラープリンタで行われる画像調整の彩度調整機能に関しては、例えば、画像ごとに異なる鮮やかさに応じて自動的に彩度の変換を行うことができるもの(例えば、特許文献1参照)、高速かつ高精度に、画像の色かぶり、コントライス、彩度などを補正するための明度および色差変換量を設定するもの(例えば、特許文献2参照)、彩度調整を色相ごとに行うことができるようにしたもの(例えば、特許文献3参照)がある。
上記特許文献1、2で提案されている彩度調整機能について共通していることは、画像データを明度成分と彩度成分に分離し、その彩度成分に対してデータに応じたパラメータを乗じることにより、画像の彩度調整を行うという点である。また特許文献3では、画像全体ではなく色相ごとに彩度調整を行うという、特許文献1、2の方法より有意義であると考えられる方法が提案されている。
特開2003−50997号公報 特開2003−250056号公報 特開2003−274210号公報
これらの調整方法は、画像の彩度を調整する機能を実現できることで有意義であることに違いないが、ユーザが要望する機能を完全に実現しているとは言いがたい。
例えば、ユーザが赤色だけ鮮やかにしたい場合などのように色ごとに彩度調整を行いたい場合、全体しか調整できないこれらの機能では、所望の結果を得ることできないことは容易に推測できる。
また、特許文献3の方法は、既述のように特許文献1、2の方法より有意義であるが、その実現方法は、赤、黄、緑、シアン、青、マゼンタの原色6色に対する係数をあらかじめ設定しておき、その係数を使用して上記6色の色相ごとの彩度調整を行うというものであり、係数が固定されてしまっていることから、ユーザの所望する細かな微調整には応えられない面がある。また、たとえ係数をユーザが任意に変更できるとしても、その設定方法はユーザが手軽に設定できるとは言い難く、専門的な知識を必要とするものである。さらには、個別に彩度を調整できる色相が上記6色のみであり、任意の色相の彩度を調整したい場合には対応できないという面もある。
なお、このような従来技術の実情にかんがみて、原色のみならずユーザが指定した任意色ごとの彩度調整を視覚的、直感的、かつ自動的に容易に行うことができる技術も提案されてはいるが、調整は選択された色相の全体的な彩度調整だけであり、例えば「高彩度部分はそのままに、低彩度部分の彩度だけを上げる」といったより細かな調整機能を有していない。
本発明は、このような従来技術にかんがみてなしたもので、選択された色相の全体的な彩度調整だけでなく、例えば「高彩度部分はそのままに、低彩度部分の彩度だけを上げる」といったより細かな彩度調整を可能とすることを目的とする。
また本発明は、彩度調整をグラフ化して明示することにより、ユーザがその特性を明確に把握できるようにすることをも目的とする。
本発明に係る彩度調整装置のうち請求項1に係るものは、コンピュータから転送された画像データに従って画像を印刷するプリンタの出力画像の彩度を調整する彩度調整装置であって、彩度特性を色相環上にグラフとして表示する手段と、該表示手段により表示された前記彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置を色空間内の任意色にて指定する指定手段と、該指定手段により指定された前記彩度位置に基づいて前記彩度特性を変更する彩度特性変更手段とを備えることを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1に記載の彩度調整装置において、前記彩度特性の変更は、前記彩度特性変更手段が彩度を指示するパラメータを変更し、前記プリンタが前記パラメータを参照して彩度を変更することにより行うことを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項1または2に記載の彩度調整装置において、前記表示手段が、前記指定手段による彩度調整の取消しを設定するリセット表示手段をさらに有することを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項1から3のいずれかに記載の彩度調整装置において、前記彩度特性変更手段は、コンピュータにインストールされているプリンタドライバに設定されていることを特徴とする。
同請求項5に係る彩度調整方法は、コンピュータから転送された画像データに従って画像を印刷するプリンタの出力画像の彩度を調整する彩度調整方法であって、彩度特性を色相環上にグラフとして表示する手順と、該表示された前記彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置を色空間内の任意色にて指定する手順と、該指定された前記彩度位置に基づいて前記彩度特性を変更する手順とからなることを特徴とする。
同請求項6に係るものは、請求項5に記載の彩度調整方法において、前記彩度特性の変更は、前記彩度を指示するパラメータを変更し、前記プリンタが前記パラメータを参照して彩度を変更することにより行うことを特徴とする。
同請求項7に係るものは、請求項5または6に記載の彩度調整方法において、前記彩度調整の取消しを設定する手順を含むことを可能としたことを特徴とする。
同請求項8に係るものは、請求項5から7のいずれかに記載の彩度調整方法において、前記彩度特性変更を、コンピュータにインストールされているプリンタドライバに設定することを特徴とする。
同請求項9に係るものは、コンピュータから転送された画像データに従って画像を印刷するプリンタの出力画像の彩度を調整する彩度調整方法であって、前記彩度の特性を表す彩度特性をグラフとしてコンピュータの表示画面上に表示する手順と、前記表示画面上に表示された前記彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置を指定する手順と、プリンタドライバが前記指定された前記彩度位置に基づいて前記彩度特性を変更し、該彩度特性を参照して前記彩度調整を行う手順とからなることを特徴とする。
同請求項10に係るものは、コンピュータにインストールされ、プリンタドライバによってプリントの彩度を調整するためのプログラムであって、RGB画像データ入力があった時に、該入力されたRGB画像データをYC画像データに変換する手順と、該変換されたYC画像データのC画像データの彩度特性をグラフとして表示する手順と、該表示された前記彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置が指定された時、指定された前記彩度位置に基づいて前記YC画像データの前記Cデータを変更する手順と、該変更された前記Cデータに基づいて前記YC画像データをRGB画像データに変換する手順とからなることを特徴とする。
同請求項11に係るプログラムは、請求項5から10のいずれかに記載の彩度調整方法における前記手順をコンピュータに実行させるためのものである。
同請求項12に係る記録媒体は、請求項11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
本発明によれば、従来画像全体もしくは色相ごとに行えても同色相内では全体的な調整しかできなかった彩度調整が任意の色に対して行え、より細かな彩度調整が可能となる。
また本発明によれば、ユーザがその彩度調整の特性をグラフによって明確に把握できるようになる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
まず、カラープリンタにおける一般的なカラープリントの流れについて図1を参照して説明する。図中、アプリケーション1、プリンタドライバ2、プリンタコントローラ3、プリンタエンジン4をブロックで示すが、もちろん、これらはソフトウェア及び/またはハードウェアにより実現するものである。
ある画像に対して、コンピュータ側で実行されているアプリケーション1から印刷が実行されると、画像のRGBデータがアプリケーション1からプリンタドライバ2に渡される。プリンタドライバ2ではこのRGBデータに対して、明度・彩度調整といったドライバUI上でユーザにより指定される調整機能を施し、さらに必要に応じてカラーマッチング処理を行う。
調整及びカラーマッチング処理されたRGBデータは、プリンタドライバ2から有線もしくは無線で接続されたカラープリンタに転送される。カラープリンタに内蔵されるプリンタコントローラ3は、転送されてきたRGBデータを受け取り、BG/UCR(Black Generation/Under Color Removal)やGCR(Gray Component Replacement)といった既知の技術により、印刷の色空間であるCMYKデータに変換する。CMYKデータは、カラーバランスを調整するγ(ガンマ)変換処理が行われた後、多値で階調を表現できないプリンタエンジン4にて階調を表現するために、既知の技術であるディザ法や誤差拡散法を使用した階調変換が行われる。その後、階調変換されたCMYKデータがプリンタエンジン4に送られ、電子写真方式やインクジェット方式により印刷が実行される。
上記のような一般的なカラープリントの流れに従って、本発明に係る実施例の方式における彩度調整も、アプリケーション1からプリンタドライバ2に渡されるRGBデータに対して実施することとし、その処理に関してはプリンタドライバ2のインストールされたコンピュータ上で行うこととする。彩度調整の実施については、プリンタドライバ2上でユーザが彩度調整を行いたい色を設定し、指定されたそれらの色について個別に彩度調整を行うこととする。
図2は本発明の実施例に係る方式による彩度調整のフローチャートを示す。
まずプリンタドライバ2にアプリケーション1から渡された入力RGBデータを、図3に示す変換マトリクステーブルを用いてYCデータに変換する(ステップ1:なおYは明度成分、C、Cは彩度成分)。RGBデータからYCデータに変換することで、色空間を図5に示すような明度、彩度、色相という3種類のパラメータとして捉えることが可能となる。また、YCデータのC−Cの関係をプロットすることで得られる図6に示す色相環では、色は無彩色である色相環の中心を原点として円状に分布しており、中心から離れるほど高彩度の色を表している。各色は、360度の色相環のある角度に必ず分布することになる。色相環の中心と各色の最高彩度点を結ぶ線の角度を色相と呼ばれる。なお図6には、一般的に原色と呼ばれる6色R(赤)、G(緑)、B(青)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(黄)の色相のイメージを合わせて示す。
続いて、変換されたYCデータのC、C値から以下に示す変換式を使用して色相Hを算出し、色相ごとに画像データを分類しておく。
H=tan-1(C/C
また、同じくC、C値から以下に示す変換式を使用して彩度Cを算出し、同じく画像データを分類しておく(ステップ2)。
C=√(C +C
ここで、ユーザの指定(ステップ3)する任意色の彩度を個別に調整するにあたっては、色空間内における色の連続性が問題となる。この問題を解消するために、本方式ではYC空間での補間演算を行うことによって、色の連続性を保つこととする。以下にその方法について説明する。なお、連続性に関しては、同色相内の彩度方向に関する連続性と、別色相方向に関する連続性が考えられるが、まず彩度方向の補間演算について説明する。
例えば、彩度調整を行う任意色の彩度をC任意色とし、その色と同色相にある色の最大彩度をC100%、任意色の彩度調整倍率をx任意色とすると、無彩色と任意色の間にある色(彩度Cin)の彩度調整倍率xinと任意色と最大彩度色の間にある色(彩度Cout)の彩度調整倍率xoutを、以下のように求めることとする(ステップ4)。
in=1+{(x任意色−1)*(Cin/C任意色)}
out=1+{(x任意色−1)*(C100%−Cout)/C任意色
そして、無彩色から任意色の間にある色の調整後の彩度Cin’と、任意色と最大彩度色の間にある色の調整後の彩度Cout’は、上記倍率を使用して以下のように求めることとする(ステップ5)。
in’=xin’*Cin
out’=xout’*Cout
次に、別色相方向に関する補間演算について説明する。
この連続性を保つために、本発明の方式における彩度調整は、隣接する原色と調整を指定した任意色の色相および倍率を使用する。調整を指定した任意色の色相をH、調整を指定した任意色に隣接する原色の色相をそれぞれH隣接原色1、H隣接原色2、原色と任意色の中間にある色の色相をH”、最大彩度をC”100%、彩度調整を行う任意色の彩度Cと同%上にある色相H”上にある色の彩度をC”任意色、中間にある色の彩度をC”とすると、中間にある色の調整倍率x”調整後、中間にある色の調整後の彩度C”調整後は以下の式により求めることができる。
(1)隣接原色1と調整を指定された任意色の色相Hの間にある色に対する補間式
x”任意色=1+(H隣接原色1−H”)/(H隣接原色1−H)*(x任意色−1)
C”/C”100%≦C任意色/C100%の時
x”調整後=1+{(x”任意色−1)*(C”/C”任意色)}
C”/C”100%>C任意色/C100%の時
x”調整後=1+{(x”任意色−1)*(C”100%−C”)/C”任意色
C”調整後=C”*x”調整後
(2)隣接原色2と調整を指定された任意色の色相Hの間にある色に対する補間式
x”任意色=1+{(H”−H隣接原色2)/(H−H隣接原色2)}*(1−x任意色
C”/C”100%≦C任意色/C100%の時
x”調整後=1+{(x”任意色−1)*(C”/C”任意色)}
C”/C”100%>C任意色/C100%の時
x”調整後=1+{(x”任意色−1)*(C”100%−C”)/C”任意色
C”調整後=C”*x”調整後
続いて、上記の手順で算出された任意色に対する倍率x”調整後を使用して、もともとのデータC値を以下のように変更する。
C”b調整後=C*x”調整後
C”r調整後=C*x”調整後
ここで、C、Cは彩度調整前のデータ、C”b調整後、C”r調整後は彩度調整後のデータをあらわす。
最後に、算出後のC”b調整後C”r調整後値と変更していないY値から、図4に示す変換マトリクステーブルを用いてRGB値に変更する(ステップ6)。
このRGBデータが、前述のように必要に応じてカラーマッチング処理が行われた後プリンタに転送されてプリントが実行されることとなる。
そして上記の補間演算式を使用して彩度調整を行うことで、任意の色相の全体的な調整ではなく、ユーザの選択した任意色の彩度調整を、周辺の色の連続性を保ちつつ行うことができる。さらに、上記を実現するための補間演算は自動的に行うことができるものであり、ユーザにとっては簡単かつ高精度に任意色の彩度調整を行うことができる。
続いて、ユーザが調整したい色を指定して、その色の彩度調整を実際に行う方法について説明する。ユーザは個別に彩度調整を行う方法として、プリント処理を実行した際のプロパティ画面上に表示させる彩度調整ウィンドウ(図7)上に彩度特性を表示させておき、調整を行う任意色をマウスにより指定しマウスのドラッグ作業により彩度特性グラフを変更することにより行う。なお図8は基本色の彩度を表にして示す図である。
上述のように、マウス(図中のmpはマウスポインタを示す)によって彩度特性グラフcgを変更することにより、任意色の彩度調整倍率が決定され、その倍率に基づき上記補間演算式により周辺色の彩度も連続性を保たれながら求められることになる。なお、彩度調整倍率の数値は彩度特性グラフからデータの反映が行われることとし、マウスによる彩度特性グラフの変更がなされると数値が変更されることとする(ウィンドウcw・・・)。
上述の方法により、選択された任意色の倍率からコンピュータにより周辺色の彩度値が自動的に算出されて、変更後の特性が彩度特性グラフ上に自動的に表示される(実線r)こととする。また、調整後の彩度特性をグラフ上に表示したように、変換前の彩度特性に関しても表示させる(点線b)こととする。
また図7に示す彩度調整ウィンドウには、ユーザが行った彩度調整を無効とするためのリセットボタンRBを設ける。これにより、これまで操作した調整値はすべてリセットすることができる。図中SBは設定ボタンである。
すなわち、彩度特性を色相環上にグラフとして表示する手段と、表示された彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置を指定する手段と、指定された彩度位置に基づいて前記彩度特性を変更する手段とを備えて、従来画像全体もしくは色相ごとに行えても同色相内では全体的な調整しかできなかった彩度調整が任意の色に対して行える。
彩度特性の変更は、彩度を指示するパラメータを変更し、プリンタはこのパラメータを参照して彩度を変更するので、簡単な構成で調整の多様性に対応できる彩度調整を実行できる。
また表示する手段記指定手段による彩度調整の取消しを設定するリセット表示を設ければ、彩度変更前後でデフォルトとの比較が容易に行える。
また彩度特性を変更する手段を、コンピュータにインストールされるプリンタドライバに設定するので、プリンタドライバをコンピュータにインストールするだけで、前述の各作用、効果を容易に得ることができる。
彩度特性グラフを前記コンピュータの表示画面上に表示し、表示された彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置を指定し、コンピュータのプリンタドライバは指定された彩度位置に基づいて前記彩度特性を設定し、その特性を参照して彩度を調整するので、ユーザは自由かつ直感的に最適な彩度調整を行うことができ、ユーザの満足度の高い出力結果を得ることができる。
RGB画像データ入力があった時に、YC画像データに変換する第1の手順と、変換されたYC画像データの彩度特性を表示する第2の手順と、 表示された彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置が指定された時、指定された彩度位置に基づいて彩度特性を変更する第3の手順と、変更された彩度特性に基づいてYC画像データのCデータを変更する第4の手順と、変更されたCデータに基づいてYC画像データをRGB画像データに変換する第5の手順とが情報記録媒体にプログラムとして書き込まれているので、この情報記録媒体を使用してコンピュータにプリンタドライバをインストールすれば、ユーザは誰でも自由かつ直感的に最適な彩度調整を行うことができ、ユーザの満足度の高い出力結果を得ることができる。
一般的なカラープリントの流れを示す図 彩度調整のフロー図 RGB→YCの変換式を示す図 YC→RGBの変換式を示す図 YC色空間を示す図 色相環を示す図 彩度調整ウィンドウを示す図 基本色の彩度を示す図
符号の説明
1 アプリケーション
2 プリンタドライバ
3 プリンタコントローラ
4 プリンタエンジン
mp マウスポインタ
cg 彩度特性グラフ
cw 彩度調整倍率を示すウィンドウ
RB リセットボタン

Claims (12)

  1. コンピュータから転送された画像データに従って画像を印刷するプリンタの出力画像の彩度を調整する彩度調整装置であって、
    彩度特性を色相環上にグラフとして表示する手段と、
    該表示手段により表示された前記彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置を色空間内の任意色にて指定する指定手段と、
    該指定手段により指定された前記彩度位置に基づいて前記彩度特性を変更する彩度特性変更手段と、
    を備えることを特徴とする彩度調整装置。
  2. 請求項1に記載の彩度調整装置において、前記彩度特性の変更は、
    前記彩度特性変更手段が彩度を指示するパラメータを変更し、
    前記プリンタが前記パラメータを参照して彩度を変更する、
    ことにより行うことを特徴とする彩度調整装置。
  3. 請求項1または2に記載の彩度調整装置において、前記表示手段が、
    前記指定手段による彩度調整の取消しを設定するリセット表示手段、
    をさらに有することを特徴とする彩度調整装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の彩度調整装置において、前記彩度特性変更手段は、
    コンピュータにインストールされているプリンタドライバに設定されていることを特徴とする彩度調整装置。
  5. コンピュータから転送された画像データに従って画像を印刷するプリンタの出力画像の彩度を調整する彩度調整方法であって、
    彩度特性を色相環上にグラフとして表示する手順と、
    該表示された前記彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置を色空間内の任意色にて指定する手順と、
    該指定された前記彩度位置に基づいて前記彩度特性を変更する手順と、
    からなることを特徴とする彩度調整方法。
  6. 請求項5に記載の彩度調整方法において、前記彩度特性の変更は、
    前記彩度を指示するパラメータを変更し、
    前記プリンタが前記パラメータを参照して彩度を変更する、
    ことにより行うことを特徴とする彩度調整方法。
  7. 請求項5または6に記載の彩度調整方法において、
    前記彩度調整の取消しを設定する手順を含むことを可能としたことを特徴とする彩度調整方法。
  8. 請求項5から7のいずれかに記載の彩度調整方法において、前記彩度特性変更を、コンピュータにインストールされているプリンタドライバに設定することを特徴とする彩度調整方法。
  9. コンピュータから転送された画像データに従って画像を印刷するプリンタの出力画像の彩度を調整する彩度調整方法であって、
    前記彩度の特性を表す彩度特性をグラフとしてコンピュータの表示画面上に表示する手順と、
    前記表示画面上に表示された前記彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置を指定する手順と、
    プリンタドライバが前記指定された前記彩度位置に基づいて前記彩度特性を変更し、該彩度特性を参照して前記彩度調整を行う手順と、
    からなることを特徴とする彩度調整方法。
  10. コンピュータにインストールされ、プリンタドライバによってプリントの彩度を調整するためのプログラムであって、
    RGB画像データ入力があった時に、該入力されたRGB画像データをYC画像データに変換する手順と、
    該変換されたYC画像データのC画像データの彩度特性をグラフとして表示する手順と、
    該表示された前記彩度特性に対して所望の特性を得られる彩度位置が指定された時、指定された前記彩度位置に基づいて前記YC画像データの前記Cデータを変更する手順と、
    該変更された前記Cデータに基づいて前記YC画像データをRGB画像データに変換する手順と、
    からなることを特徴とする彩度調整方法。
  11. 請求項5から10のいずれかに記載の彩度調整方法における前記手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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