JP2022057205A - 光源装置および画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の拡散板を用いることなく、光源装置からの出射光の色むらを低減する。【解決手段】光源装置110は、第1の色光を発する第1の発光素子3と、第1の色光とは異なる第2の色光を発する第2の発光素子2と、第1の色光と第2の色光を拡散させる拡散板10と、拡散板により拡散された第1の色光を平行光に近づける第1のコリメートレンズ7と、拡散板により拡散された第2の色光を平行光に近づける第2のコリメートレンズ9とを有する。第1のコリメートレンズの焦点距離をf1、第2のコリメートレンズの焦点距離をf2とするとき、1.5≦f1/f2なる条件を満足する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像投射装置(プロジェクタ)に好適な光源装置に関する。
プロジェクタには、赤、緑および青の3色のレーザ光源を光変調素子に入射させる照明光の光源として用いるものがある。ただし、レーザ光源からのレーザ光をそのまま照明光として用いると、スクリーン上での映像のちらつき、いわゆるスペックルが発生するおそれがある。このため、レーザ光を拡散板に入射させ、該拡散板をモータにより回転させることで得られる拡散光を照明光として利用することで、スペックルを低減することができる。
一方、3色のレーザ光源の光出力には互いに差があるため、照明光の適切なホワイトバランスを実現するために必要な3色のレーザ光源の個数が異なる。特に青のレーザ光源の光出力は赤と緑のレーザ光源に比べて高いので、赤と緑のレーザ光源の個数に比べて青のレーザ光源の個数が少なくなる。この結果、青のレーザ光の拡散板への入射角度分布が赤と緑のレーザ光とは異なり、これにより投射画像に色むらが発生する。
特許文献1には、拡散板における青のレーザ光の拡散特性を赤と緑のレーザ光の拡散特性とは異ならせることにより、色むらの発生を抑制するプロジェクタが開示されている。具体的には、拡散特性(拡散度)が異なる複数の回転拡散板を用いている。
特開2019-028085号公報
しかしながら、特許文献1のプロジェクタのように複数の拡散板、特に回転する拡散板を用いると、部品数の増加や大型化を招く。
本発明は、複数の拡散板を用いることなく、出射光の色むらを低減することが可能な光源装置を提供する。
本発明の一側面としての光源装置は、第1の色光を発する第1の発光素子と、第1の色光とは異なる第2の色光を発する第2の発光素子と、第1の色光と第2の色光を拡散させる拡散板と、拡散板により拡散された第1の色光を平行光に近づける第1のコリメートレンズと、拡散板により拡散された第2の色光を平行光に近づける第2のコリメートレンズとを有する。第1のコリメートレンズの焦点距離をf1、第2のコリメートレンズの焦点距離をf2とするとき、
1.5≦f1/f2
なる条件を満足することを特徴とする。なお、上記光源装置を備えた画像投射装置も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、複数の拡散板を用いることなく、光源装置からの出射光の色むらを低減することができる。
実施例1の光源装置を有するプロジェクタの構成を示す図。 実施例1における光源ユニットの斜視図。 実施例2の光源装置の構成を示す図。 実施例3の光源装置の構成を示す図。 実施例4の光源装置の構成を示す図。 実施例4のレーザ光源ユニットの構成を示す図。 実施例5の光源装置の回転拡散板を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1である光源装置110を備えたプロジェクタ(画像投射装置)の構成を示している。光源装置110は、赤色(R)レーザ光源1、緑色(G)レーザ光源2、青色(B)レーザ光源3、偏光ビームスプリッタ(PBS)4、第1のλ/4板5、第1のミラー6および第1のコリメートレンズ7を有する。さらに光源装置110は、第2のλ/4板8、第2のコリメートレンズ9および回転拡散板10を有する。
プロジェクタは、上述した光源装置110、第1のフライアイレンズ11、第2のフライアイレンズ12、集光レンズ13、第1のダイクロイックミラー14および第2のダイクロイックミラー15を有する。さらにプロジェクタは、第2のミラー16、リレーレンズ17、第3のミラー18、第4のミラー19、フィールドレンズ21(R、G、B)、光変調素子22(R、G、B)、クロスダイクロイックプリズム23および投射レンズ24を有する。
光源装置110において、Bレーザ光源3から発せられたS偏光であるB光(第1の色光)は、分離素子としてのPBS4で反射されて第1のλ/4板5で円偏光に変換される。円偏光に変換されたB光は、第1のミラー6で反射され、第1のコリメートレンズ7により回転拡散板10上に集光される。回転拡散板10は円形の拡散板をモータで回転させることで、入射したレーザ光を拡散させ、拡散パターンを時間的に変化させる。これにより、後にスクリーン上に投射される投射光のスペックルを抑制する。回転拡散板10で拡散されて反射されたB光は、第1のコリメートレンズ7で平行光に近づけられる(以下、平行化されるという)。そしてB光は、第1のλ/4板5でP偏光に変換され、合成素子としてのPBS4を透過して光源装置110から出射する。
Rレーザ光源1とGレーザ光源2から発せられたP偏光であるR光(第3の色光)とG光(第2の色光)は、PBS4を透過して第2のλ/4板8で円偏光に変換される。円偏光に変換されたR光とG光は、第2のコリメートレンズ9により回転拡散板10上に集光される。回転拡散板10で拡散されて反射されたR光とG光は、第2のコリメートレンズ9で平行化され、第2のλ/4板8でS偏光に変換される。S偏光に変換されたR光とG光は、PBS4で反射されて光源装置110から出射する。
第1のダイクロイックミラー14は、R光を反射してG光とB光を透過する特性を有する。第2のダイクロイックミラー15は、G光を反射してB光を透過する特性を有する。光源装置110から出射したB光は、第1のフライアイレンズ11、第2のフライアイレンズ12、集光レンズ13、リレーレンズ17およびフィールドレンズ21Bを介して光変調素子22Bに入射する。また光源装置110から出射したG光は、第1のフライアイレンズ11、第2のフライアイレンズ12、集光レンズ13およびフィールドレンズ21Gを介して光変調素子22Gに入射する。光源装置110から出射したR光は、第1のフライアイレンズ11、第2のフライアイレンズ12、集光レンズ13およびフィールドレンズ21Rを介して光変調素子22Rに入射する。光変調素子22R、22G、22Bは、液晶パネルやデジタルマイクロミラーデバイス等であり、入射した光をプロジェクタに入力された画像信号に応じて変調する。
光変調素子22R、22G、22Bで変調されたR光、G光およびB光は、クロスダイクロイックプリズム23で合成され、投射レンズ24を介して不図示のスクリーン(被投射面)に投射される。
図2は、1つのBレーザ光源(第1の発光素子)3aと、3つのGレーザ光源(第2の発光素子)2a、2b、2cと、3つのRレーザ光源(第3の発光素子)1a、1b、1cを有するレーザ光源ユニット100を示している。各レーザ光源は、CANパッケージタイプの半導体レーザにより構成されている。Rレーザ光源1の中心波長は640nm、Gレーザ光源2の中心波長は525nm、Bレーザ光源3の中心波長は455nmである。このレーザ光源ユニット100では、中心に配置された1つのBレーザ光源3aを取り囲むようにRレーザ光源1a、1b、1cとGレーザ光源2a、2b、2cが交互に配置され、これらが光源冷却用のヒートシンクHSで一体化されている。図2では、Bレーザ光源の光出力強度がRレーザ光源やGレーザ光源の光出力強度より高いことから、Bレーザ光源を少なくとも1つ設け、Rレーザ光源およびGレーザ光源をそれぞれBレーザ光源の個数より多い複数個設けている。言い換えれば、Bレーザ光源の数は、Rレーザ光源およびGレーザ光源のそれぞれの数よりも少ない。本実施例では、これらBレーザ光源3a、Gレーザ光源2a~2cおよびRレーザ光源1a~1cのすべてを発光させる。
1つのBレーザ光源3aから発せられるB光の光束径(光束幅)は、3つのRレーザ光源1a、1b、1cから発せられるR光や3つのGレーザ光源2a、2b、2cから発せられるG光の光束径よりも小さい。本実施例では、第1のコリメートレンズ7の焦点距離f1と第2のコリメートレンズ9の焦点距離f2を異ならせることにより、回転拡散板10により拡散されたB光の光束径と同じく回転拡散板10により拡散されたR光およびG光の光束径とを等しく又は概ね等しくしている。具体的には、焦点距離f1、f2を、
1.5≦f1/f2≦9.0 (1)
なる条件を満足するように設定している。f1/f2が式(1)の下限を下回るとB光の光束径がR光とG光の光束径に対して小さくなり過ぎ、f1/f2が式(1)の上限を上回るとB光の光束径がR光とG光の光束径に対して大きくなり過ぎる。
より望ましくは、
1.8≦f1/f2≦7.0 (1a)
なる条件を満足するとよい。
さらに望ましくは、
2.0≦f1/f2≦5.0 (1b)
式(1)の条件を満足した上で小型の光源装置を実現するためには、図1におけるBレーザ光源3から回転拡散板10までの距離(光路長)がRおよびGレーザ光源1、2から回転拡散板10までの距離よりも長くなるように設定することが望ましい。具体的には、B光の光路におけるPBS4と回転拡散板10との間の第1のコリメートレンズ7の光軸(二点鎖線で示す)上の空気換算距離をD1とする。また、R光およびG光の光路におけるPBS4と回転拡散板10との間の第2のコリメートレンズ9の光軸上の空気換算距離をD2とする。このとき、
1.4≦D1/D2≦5.0 (2)
なる条件を満足することが望ましい。
より望ましくは、
1.7≦D1/D2≦4.5 (2a)
なる条件を満足するとよい。
さらに望ましくは、
2.0≦D1/D2≦4.0 (2b)
なる条件を満足するとよい。
本実施例では、Rレーザ光源1からP偏光のR光が、Gレーザ光源2からP偏光のG光が、Bレーザ光源3からS偏光のB光がそれぞれ発せられる場合を説明している。しかし、PBS4をダイクロイックPBSとして、光源装置110から出射するR光、G光およびB光のすべてがP偏光よびS偏光のうち一方となるように構成してもよい。光源装置110から出射するR光、G光およびB光のすべてがP偏光である場合は、ダイクロイックPBSにB光のS偏光とR光およびG光のP偏光を透過し、B光のP偏光とR光およびG光のS偏光を反射する特性を持たせればよい。また、光源装置110から出射するR光、G光およびB光のすべてがS偏光である場合は、ダイクロイックPBSにB光のP偏光とR光およびG光のS偏光を透過し、B光のS偏光とR光およびG光のP偏光を反射する特性を持たせればよい。
図3は、本発明の実施例2である光源装置310の構成を示している。本実施例の光源装置310は、図1に示したプロジェクタに光源装置110に代えて用いられる。
本実施例の光源装置310は、Rレーザ光源31、Gレーザ光源32、Bレーザ光源33、PBS34、第1のλ/4板35、第1のミラー36、第1のコリメートレンズ37、第2のλ/4板38、第2のコリメートレンズ39および回転拡散板40を有する。
Bレーザ光源33から発せられたP偏光であるB光は、分離素子としてのPBS34を透過し、第1のλ/4板35で円偏光に変換される。円偏光に変換されたB光は、第1のミラー36で反射され、第1のコリメートレンズ37により回転拡散板40上に集光される。回転拡散板40で拡散されて反射されたB光は、第1のコリメートレンズ37で平行化され、第1のλ/4板35でS偏光に変換される。S偏光に変換されたB光は、合成素子としてのPBS34で反射されて光源装置310から出射する。
Rレーザ光源31とGレーザ光源32から発せられたS偏光であるR光とG光は、PBS34で反射され、第2のλ/4板38で円偏光に変換される。円偏光に変換されたR光とG光は、第2のコリメートレンズ39により回転拡散板40上に集光される。回転拡散板40で拡散されて反射されたR光とG光は、第2のコリメートレンズ39で平行化され、第2のλ/4板38でP偏光に変換される。P偏光に変換されたR光とG光は、PBS34を透過して光源装置310から出射する。
本実施例でも、第1のコリメートレンズ37の焦点距離f1と第2のコリメートレンズ39の焦点距離f2は、式(1)((1a)、(1b))の条件を満足することが望ましい。さらに、B光の光路におけるPBS34と回転拡散板40との間の第1のコリメートレンズ37の光軸上の空気換算距離をD1とする。また、R光およびG光の光路におけるPBS34と回転拡散板40との間の第2のコリメートレンズ39の光軸上の空気換算距離をD2とする。このとき、式(2)((2a)、(2b))の条件を満足することが望ましい。
図4は、本発明の実施例3である光源装置410の構成を示している。本実施例の光源装置410は、図1に示したプロジェクタに光源装置110に代えて用いられる。
本実施例の光源装置410は、Rレーザ光源41、Gレーザ光源42、Bレーザ光源43、第1のダイクロイックミラー44、第1のミラー45、第1の集光レンズ46および回転拡散板47を有する。さらに光源装置410は、第2のミラー48、第1のコリメートレンズ49、第2の集光レンズ50、第2のコリメートレンズ51および第2のダイクロイックミラー52を有する。実施例1、2では回転拡散板10、40として反射タイプを用いたが、本実施例では透過タイプの回転拡散板47を用いている。
Bレーザ光源43から発せられたB光は、第1のダイクロイックミラー44を透過し、第1のミラー45で反射され、第1の集光レンズ46により回転拡散板47上に集光される。回転拡散板47で拡散されてこれを透過したB光は、第2のミラー48で反射され、第1のコリメートレンズ49で平行化され、合成素子としての第2のダイクロイックミラー52で反射されて光源装置410から出射する。
Rレーザ光源41とGレーザ光源42から発せられたR光とG光は、第1のダイクロイックミラー44で反射され、第2の集光レンズ50により回転拡散板47上に集光される。回転拡散板47で拡散されてこれを透過したR光とG光は、第2のコリメートレンズ51で平行化され、第2のダイクロイックミラー52を透過し、光源装置410から出射される。
本実施例でも、第1のコリメートレンズ49の焦点距離f1と第2のコリメートレンズ51の焦点距離f2は式(1)((1a)、(1b))の条件を満足することが望ましい。
さらに本実施例では、B光の光路における回転拡散板47と第2のダイクロイックミラー52との間の第1のコリメートレンズ49の光軸上の空気換算距離をD1とする。また、R光およびG光の光路における回転拡散板47と第2のダイクロイックミラー52との間の第2のコリメートレンズ51の光軸上の空気換算距離をD2とする。このため、式(2)((2a)、(2b))の条件を満足することが望ましい。
図5は、本発明の実施例4である光源装置730の構成を示している。本実施例の光源装置730は、2つの(第1および第2の)レーザ光源ユニット700,710、第1のダイクロイックミラー71、第1のミラー72、第1の集光レンズ73および回転拡散板74を有する。さらに光源装置730は、第2のミラー75、第1のコリメートレンズ76、第2の集光レンズ77、第2のコリメートレンズ78、第2のダイクロイックミラー79および第3のコリメートレンズ80を有する。
図6(a)は第1のレーザ光源ユニット710の構成を示し、図6(b)は第2のレーザ光源ユニット720の構成を示している。第1のレーザ光源ユニット710は、それぞれ複数(図では5つ)のRレーザ光源が縦方向(z方向)の1列に配置された4つのRレーザ光源サブユニット701a~701dを有する。第2のレーザ光源ユニット720は、それぞれ複数(図では5つ)のGレーザ光源が縦方向の1列に配置された3つのGレーザ光源サブユニット702a~702cと、複数(図では5つ)のBレーザ光源が縦方向の1列に配置された1つのBレーザ光源サブユニット703aとを有する。Bレーザ光源サブユニット703aは、横方向(x方向)におけるGレーザ光源サブユニット702a、702bの間に配置されている。
第1のレーザ光源ユニット710の4つのRレーザ光源サブユニット701a~701dから発せられたR光は、第1のダイクロイックミラー71を透過し、第2の集光レンズ77により回転拡散板74上に集光される。回転拡散板74で拡散されてこれを透過したR光は、第2のコリメートレンズ78で平行化され、第2のダイクロイックミラー79を透過して光源装置730から出射する。
第2のレーザ光源ユニット720のGレーザ光源ユニット702a~702cから発せられたG光は、第1のダイクロイックミラー71で反射され、第2の集光レンズ77により回転拡散板74上に集光される。回転拡散板74で拡散されてこれを透過したG光は、第2のコリメートレンズ78で平行化され、第2のダイクロイックミラー79を透過して光源装置730から出射する。
第2のレーザ光源ユニット720のBレーザ光源サブユニット703aから発せられたB光は、第1のダイクロイックミラー71を透過し、第1のミラー72で反射され、第1の集光レンズ73により回転拡散板74上に集光される。回転拡散板74で拡散されてこれを透過したB光は、第3のコリメートレンズ80、第2のミラー75および第1のコリメートレンズ76を介して第2のダイクロイックミラー79に進む。このとき、B光は第3のコリメートレンズ80と第1のコリメートレンズ76によって平行化される。
第1のコリメートレンズ76は、シリンダーレンズであり、xy断面においてパワーを有する。第3のコリメートレンズ80は、シリンダーレンズであり、xz断面においてパワーを有する。このため、Bレーザ光源サブユニット703aから発せられたB光の列方向(図6(b)のz方向)については第3のコリメートレンズ80により平行化され、列方向に直交する方向(図6(b)のx方向)については第1のコリメートレンズ76により平行化される。
こうして平行化されて第2のダイクロイックミラー79で反射されたB光は、光源装置730から出射する。
本実施例において、第1のコリメートレンズ76のパワーを有するxy断面での焦点距離f1、第2のコリメートレンズ78の焦点距離f2および第3のコリメートレンズ80のパワーを有するxz断面での焦点距離f3は、
1.5≦f1/f2≦9.0 (1)
0.7≦f2/f3≦1.4 (3)
なる条件を満足することが望ましい。さらに、f1/f2は式(1a)、(1b)の条件を満足することが望ましい。また、f2/f3は、
0.8≦f2/f3≦1.2 (3a)
0.9≦f2/f3≦1.1 (3b)
を満足することが望ましい。
さらに、B光の光路における回転拡散板74と第2のダイクロイックミラー79との間の第1および第3のコリメートレンズ76、80の光軸上の空気換算距離をD1とする。また、R光およびG光の光路における回転拡散板74と第2のダイクロイックミラー79との間の第2のコリメートレンズ78の光軸上の空気換算距離をD2とする。このとき、式(2)((2a)、(2b))の条件を満足することが望ましい。
図7(a)は、本発明の実施例5である光源装置に用いられる回転拡散板90を示している。実施例1~4で用いた回転拡散板10、40、47、74は、図7(b)に示すように、入射した光を拡散させる、回転方向に連続した円環状の拡散領域10aを1つ有しており、R光、G光およびB光はいずれも同じ拡散領域10aで同じ拡散度で拡散される。
これに対して、本実施例の回転拡散板90は、B光を拡散させる第1の拡散領域90aと、R光およびG光を拡散させる第2の拡散領域90bとを同心円環状に設けている。第1の拡散領域90aと第2の拡散領域90bは互いに異なる拡散パターンを有する。図2に示した光源を採用した場合、R光とG光は周辺から拡散板に入射するため、通常のガウス分布で拡散させる拡散板だと中心強度が不足する。拡散板からの拡散光は、入射光の主光線に対してガウス分布で広がる。つまり、R光およびG光が10°の入射角度で拡散板に入射すると10°方向の拡散光の強度が強くなる。それに対してB光は0°の入射角度で拡散板に入射するため0°方向の拡散光の強度が強くなる。このため、拡散の角度分布を最適化した構造型の拡散板(例、CGH)を採用することが望ましい。
一方、図6(a)、(b)に示した光源を採用した場合、B光の横方向の光束が狭い。このため、光束幅を合わせるために縦方向より横方向の拡散度が大きい楕円拡散板を採用するが望ましい。
以上説明した各実施例によれば、複数の回転拡散板を用いることなく光源装置からの出射光の色むらを低減することができ、プロジェクタにより色むらが少ない画像を投射することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
1 赤色レーザ光源
2 緑色レーザ光源
3 青色レーザ光源
4 PBS
5 第1のλ/4板
6 第1のミラー
7 第1のコリメートレンズ
8 第2のλ/4板8
9 第2のコリメートレンズ
10、40、47、74、90 回転拡散板

Claims (11)

  1. 第1の色光を発する第1の発光素子と、
    前記第1の色光とは異なる第2の色光を発する第2の発光素子と、
    前記第1の色光と前記第2の色光を拡散させる拡散板と、
    前記拡散板により拡散された前記第1の色光を平行光に近づける第1のコリメートレンズと、
    前記拡散板により拡散された前記第2の色光を平行光に近づける第2のコリメートレンズとを有し、
    前記第1のコリメートレンズの焦点距離をf1、前記第2のコリメートレンズの焦点距離をf2とするとき、
    1.5≦f1/f2
    なる条件を満足することを特徴とする光源装置。
  2. 発光する前記第1の発光素子の数が、発光する前記第2の発光素子の数よりも少ないことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第1の発光素子を中心としてこれを取り囲むように複数の前記第2の発光素子が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 複数の前記第2の発光素子の間に前記第1の発光素子が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  5. 前記拡散板は、拡散度が同じ拡散領域において前記第1の色光と前記第2の色光を拡散させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 前記拡散板は、前記第1の色光と前記第2の色光のそれぞれを拡散させる拡散領域として、互いに拡散パターンが異なる第1の拡散領域と第2の拡散領域とを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記拡散板は、回転する拡散板であり、回転方向に連続した前記拡散領域を有することを特徴とする請求項5または6に記載の光源装置。
  8. 前記第1および第2の色光とは異なる第3の色光を発する第3の発光素子を有し、
    発光する前記第1の発光素子の数が、発光する前記第3の発光素子の数よりも少ないことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の光源装置。
  9. 前記第1のコリメートレンズから出射した前記第1の色光と前記第2のコリメートレンズから出射した前記第2の色光とを合成する合成素子を有し、
    前記拡散板から前記合成素子までの間に、前記第1の色光を反射するミラーが配置されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の光源装置。
  10. 前記第1の色光の光路における前記拡散板と前記合成素子との間の空気換算距離をD1、前記第2の色光の光路における前記拡散板と前記合成素子との間の空気換算距離をD2とするとき、
    1.4≦D1/D2≦5.0
    なる条件を満足することを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の光源装置と、
    該光源装置から出射した光を変調する光変調素子とを有し、
    前記光変調素子により変調された光を被投射面に投射することを特徴とする画像投射装置。
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