JP2021076738A - プロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の色ムラが少ないプロジェクターを提供する。【解決手段】本願のプロジェクターは、照明装置と、光変調装置と、投射光学装置と、を備え、照明装置は、第1波長帯の第1の光を射出する第1光源装置と、第2波長帯の第2の光を射出する第2光源装置と、を有する。光変調装置は、第1の光を変調する第1光変調素子と、第2波長帯の光のうちの少なくとも一部の波長帯の光を変調する第2光変調素子と、を有する。第1光源装置は、励起波長帯を有する励起光を射出する第1発光素子と、励起光を第1の光に波長変換する波長変換素子と、を有し、第2光源装置は、第2の光を射出する第2発光素子と、第2の光を拡散させる拡散素子と、拡散素子と第2光変調素子との間の第2の光の光路上に設けられ、第2の光を第2光変調素子に導くとともに第2光変調素子での像面湾曲を増大させる、非球面を有する光学素子と、を有する。【選択図】図3

Description

本願は、プロジェクターに関する。
プロジェクターに用いる光源装置として、光源から射出された励起光を蛍光体に照射した際に蛍光体から発せられる蛍光を利用した光源装置が提案されている。
下記の特許文献1に、半導体レーザーを含む固体光源ユニットと、ダイクロイックミラーと、蛍光板と、第1位相差板と、反射板と、第2位相差板と、を備えた光源装置が開示されている。この光源装置において、半導体レーザーから射出された青色光は、ダイクロイックミラーによりS偏光とP偏光とに分離される。S偏光は蛍光板に照射され、緑色および赤色の蛍光を発光する。P偏光は、第1位相差板によって円偏光に変換され、反射板で反射して第1位相差板に再度入射する。第2位相差板は、固体光源ユニットとダイクロイックミラーとの間に配置され、ダイクロイックミラーに入射する光のP偏光とS偏光との比率を制御する。
特開2012−137744号公報
特許文献1の光源装置においては、青色光をS偏光とP偏光とに分離するために偏光分離機能を備えたダイクロイックミラーが用いられている。ところが、この種のダイクロイックミラーでは、熱応力等の影響によってS偏光とP偏光との割合が所望の値からずれるため、照明光のホワイトバランスが変化する、という問題がある。そこで、照明光の光路と励起光の光路とを独立させ、励起光の光路に、偏光分離機能を持たず、青色光を反射し、黄色の蛍光を透過するダイクロイックミラーを備えた光源装置が検討されている。
しかしながら、上記の2つの光路を独立させた場合、照明光に係る光学部品と励起光に係る光学部品との特性の違いに起因して、光変調装置上における青色光の照度分布と、青色光以外の色光、すなわち緑色光および赤色光の照度分布と、が異なる場合がある。この場合、各色光が合成された合成光によって得られる画像に色ムラが生じる、という問題がある。
上記の課題を解決するために、本願の一つの態様のプロジェクターは、照明装置と、前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調する複数の光変調素子と、前記複数の光変調素子により変調された光を投射する投射光学装置と、を備え、前記照明装置は、第1波長帯の第1の光を射出する第1光源装置と、前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2の光を射出する第2光源装置と、を有し、前記複数の光変調素子は、前記第1の光のうちの少なくとも一部の波長帯の光を変調する第1光変調素子と、前記第2の光を変調する第2光変調素子と、を有し、前記第1光源装置は、励起波長帯を有する励起光を射出する第1発光素子と、前記励起光を前記励起波長帯とは異なる前記第1波長帯の前記第1の光に波長変換する波長変換素子と、を有し、前記第2光源装置は、前記第2の光を射出する第2発光素子と、前記第2発光素子から射出された前記第2の光を拡散させる拡散素子と、前記拡散素子と前記第2光変調素子との間の前記第2の光の光路上に設けられ、前記第2の光を前記第2光変調素子に導くとともに前記第2光変調素子での像面湾曲を増大させる、非球面を有する光学素子と、を有する。
本願の一つの態様のプロジェクターにおいて、前記第2光変調素子は、前記第2光変調素子の中央部よりも前記第2光変調素子の周縁部において前記光学素子の焦点が合う位置に配置されていてもよい。
本願の一つの態様のプロジェクターにおいて、前記光学素子は、前記拡散素子から射出された前記第2の光を反射させる非球面凹面ミラーで構成されていてもよい。
本願の一つの態様のプロジェクターにおいて、前記第2光源装置は、前記拡散素子から射出された前記第2の光を反射させる凹面ミラーをさらに有し、前記光学素子は、前記拡散素子と前記凹面ミラーとの間の前記第2の光の光路上に設けられた非球面補償板で構成されていてもよい。
本願の一つの態様のプロジェクターにおいて、前記光学素子は、前記第2光変調素子上で樽型の歪曲収差を発生させる特性を有していてもよい。
本願の一つの態様のプロジェクターにおいて、前記第1光源装置は、前記波長変換素子と前記第1光変調素子との間の前記第1の光の光路上に設けられた凸レンズを含むインテグレーター光学系をさらに有していてもよい。
本願の一つの態様のプロジェクターにおいて、前記第1発光素子および前記第2発光素子のそれぞれは、レーザー光源で構成されていてもよい。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 第1光源装置の概略構成図である。 第2光源装置の概略構成図である。 第2光変調装置の画像形成領域での照度分布を示す図である。 第1光変調装置の画像形成領域での照度分布を示す図である。 比較例の光源装置において、第2光変調装置の画像形成領域での照度分布を示す図である。 第2実施形態の第2光源装置の概略構成図である。 第2光変調装置の画像形成領域での照度分布を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本願の第1実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本実施形態のプロジェクターの概略構成図である。
なお、以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、照明装置100と、色分離導光光学系200と、赤色光用の光変調素子400R(第1光変調素子)と、緑色光用の光変調素子400G(第1光変調素子)と、青色光用の光変調素子400B(第2光変調素子)と、クロスダイクロイックプリズム500と、投射光学装置600と、を備える。
照明装置100は、第1光源装置101と、第2光源装置102とを含む。第1光源装置101は、赤色光Rと緑色光Gとを含む黄色の蛍光YLを色分離導光光学系200に向けて射出する。第2光源装置102は、青色光Bを色分離導光光学系200に向けて射出する。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210と、反射ミラー220と、反射ミラー230と、反射ミラー250と、を備える。色分離導光光学系200は、第1光源装置101から射出された黄色の蛍光YLを赤色光Rと緑色光Gとに分離し、赤色光Rを光変調素子400Rに導き、緑色光Gを光変調素子400Gに導く。また、色分離導光光学系200は、第2光源装置102から射出された青色光Bを光変調素子400Bに導光する。
フィールドレンズ300Rは、色分離導光光学系200と光変調素子400Rとの間に設けられている。フィールドレンズ300Gは、色分離導光光学系200と光変調素子400Gとの間に設けられている。フィールドレンズ300Bは、色分離導光光学系200と光変調素子400Bとの間に設けられている。
ダイクロイックミラー210は、赤色光Rを透過させ、緑色光Gを反射させる。反射ミラー220は、ダイクロイックミラー210で反射した緑色光Gを反射させる。反射ミラー230は、ダイクロイックミラー210を透過した赤色光Rを反射させる。反射ミラー250は、第2光源装置102から射出された青色光Bを反射させる。
ダイクロイックミラー210を透過した赤色光Rは、反射ミラー230で反射され、フィールドレンズ300Rを透過して赤色光用の光変調素子400Rの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー210で反射された緑色光Gは、反射ミラー220でさらに反射され、フィールドレンズ300Gを透過して緑色光用の光変調素子400Gの画像形成領域に入射する。反射ミラー250で反射された青色光Bは、フィールドレンズ300Bを経て青色光用の光変調素子400Bの画像形成領域に入射する。
光変調素子400R、光変調素子400G、および光変調素子400Bは、入射された色光を画像情報に応じて変調し、各色に対応する画像光を形成する。光変調素子400R、光変調素子400G、および光変調素子400Bのそれぞれは、液晶パネルで構成されている。図示を省略したが、光変調素子400R、光変調素子400G、および光変調素子400Bの光入射側に、入射側偏光板がそれぞれ配置されている。光変調素子400R、光変調素子400G、および光変調素子400Bの光射出側に、射出側偏光板がそれぞれ配置されている。
クロスダイクロイックプリズム500は、光変調素子400R、光変調素子400G、および光変調素子400Bから射出された各画像光を合成して合成光を生成し、カラー画像を形成する。クロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には誘電体多層膜が設けられている。
投射光学装置600は、クロスダイクロイックプリズム500から射出された合成光をスクリーンSCRに拡大投射し、カラー画像を形成する。
以下、第1光源装置101の構成について説明する。
図2は、第1光源装置101の概略構成図である。
図2に示すように、第1光源装置101は、第1発光部121と、コリメーター光学系122と、アフォーカル光学系123と、ホモジナイザー光学系124と、ダイクロイックミラー150と、ピックアップ光学系127と、波長変換素子110と、インテグレーター光学系131と、偏光変換素子132と、重畳光学系133と、を備えている。
第1発光部121は、複数の第1発光素子121aを有している。複数の第1発光素子121aは、光軸と直交する面内にアレイ状に配列されている。第1発光素子121aの個数は、特に限定されない。第1発光素子121aは、例えば440〜470nmの励起波長帯を有する励起光BLを射出する。すなわち、励起光BLは、青色波長帯の光である。第1発光素子121aは、直線偏光を射出する半導体レーザー光源で構成されている。
本実施形態において、第1発光部121の中央の第1発光素子121aから射出される主光線の光路を光軸ax2とする。また、後述する波長変換素子110から射出される光の主光線の光路を光軸ax3とする。光軸ax2と光軸ax3とは、同一平面内にあり、かつ、互いに直交している。
光軸ax2上において、第1発光部121、コリメーター光学系122、アフォーカル光学系123、ホモジナイザー光学系124、およびダイクロイックミラー150は、この順に並んで配置されている。光軸ax3上において、波長変換素子110、ピックアップ光学系127、ダイクロイックミラー150、インテグレーター光学系131、偏光変換素子132、および重畳光学系133は、この順に並んで配置されている。
コリメーター光学系122は、第1発光部121の各第1発光素子121aから射出された励起光BLを平行光に変換する。コリメーター光学系122は、例えばアレイ状に並べられた複数のコリメーターレンズ122aで構成されている。1つのコリメーターレンズ122aは、1つの第1発光素子121aに対応して配置されている。コリメーター光学系122によって平行光に変換された励起光BLは、アフォーカル光学系123に入射する。
アフォーカル光学系123は、複数の励起光BLの光束径を変換する。アフォーカル光学系123は、例えば凸レンズからなるアフォーカルレンズ123aと、凹レンズからなるアフォーカルレンズ123bと、から構成されている。アフォーカル光学系123を通過した励起光BLは、ホモジナイザー光学系124に入射する。
ホモジナイザー光学系124は、被照明領域において励起光BLの光強度分布を均一な分布、いわゆるトップハット分布に変換する。ホモジナイザー光学系124は、例えばマルチレンズアレイ124aと、マルチレンズアレイ124bと、から構成されている。ホモジナイザー光学系124から射出された励起光BLは、ダイクロイックミラー150に入射する。
ダイクロイックミラー150は、青色光成分を反射させ、黄色光成分を透過させる波長選択性を有している。すなわち、ダイクロイックミラー150は、第1発光部121から射出された励起光BLを反射させ、後述する波長変換素子110から射出された蛍光YLを透過させる特性を有する。ダイクロイックミラー150は、光軸ax2および光軸ax3に対して45°の角度をなすように配置されている。ダイクロイックミラー150に入射した励起光BLは、ダイクロイックミラー150で反射してピックアップ光学系127に向かって進む。
ピックアップ光学系127は、励起光BLを波長変換素子110の波長変換層11に向かって集光させるとともに、波長変換層11から射出される蛍光YLを平行化する。ピックアップ光学系127は、ピックアップレンズ127aと、ピックアップレンズ127bと、から構成されている。
波長変換素子110は、波長変換層11と、波長変換層11を支持する支持基板12と、波長変換層11と支持基板12との間に設けられた反射層13と、を有している。波長変換層11は、例えばYAG蛍光体粒子が焼結された焼結体で構成されている。波長変換素子110は、励起光BLを、励起波長帯とは異なる黄色波長帯の蛍光YL(第1波長帯の第1の光)に波長変換する。蛍光YLは、例えば500〜700nmの波長帯にピーク波長を有する。
支持基板12は、例えば銅、アルミニウム等の熱伝導性に優れた金属材料から構成されている。反射層13は、例えば銀、アルミニウム等の反射率が高い金属材料または誘電体多層膜から構成されている。波長変換層11で生成された蛍光YLのうち、支持基板12に向かって進む蛍光YLは、反射層13によって反射され、波長変換層11から外部に射出される。波長変換素子110から射出された蛍光YLは、ピックアップ光学系127に向かって進む。
蛍光YLは、ピックアップ光学系127によって平行光に変換された後、ダイクロイックミラー150を透過し、インテグレーター光学系131に入射する。インテグレーター光学系131は、入射した蛍光YLを複数の光束に分割する。インテグレーター光学系131は、第1レンズアレイ131aと、第2レンズアレイ131bと、から構成されている。第1レンズアレイ131aおよび第2レンズアレイ131bのそれぞれは、複数のレンズがアレイ状に配列された構成を有している。
インテグレーター光学系131から射出された蛍光YLは、偏光変換素子132に入射する。偏光変換素子132は、蛍光YLを所定の偏光方向を有する直線偏光に変換する。偏光変換素子132は、偏光分離膜と、位相差板と、ミラーと、から構成されている。
偏光変換素子132を通過した蛍光YLは、凸レンズからなる重畳レンズ133aに入射する。重畳レンズ133aは、偏光変換素子132から射出された複数の光束を照明対象物上で互いに重畳させる。これにより、照明対象物を均一に照明することができる。重畳光学系133は、第1レンズアレイ131aおよび第2レンズアレイ131bからなるインテグレーター光学系131と、重畳レンズ133aと、により構成されている。すなわち、第1光源装置101は、波長変換素子110と光変調素子400R,400Gとの間の蛍光YLの光路上に設けられた凸レンズを含むインテグレーター光学系131を有する。
以下、第2光源装置102の構成について説明する。
図3は、第2光源装置102の概略構成図である。
図3に示すように、第2光源装置102は、第2発光部125と、コリメーター光学系122と、アフォーカル光学系123と、ホモジナイザー光学系124と、第1偏光分離素子140と、第1位相差板141と、ピックアップ光学系142と、拡散素子143と、インテグレーター光学系144と、第2偏光分離素子145と、第2位相差板146と、非球面凹面ミラー147(光学素子)と、を備えている。
第2発光部125は、複数の第2発光素子125aを有している。複数の第2発光素子125aは、光軸ax4と直交する面内にアレイ状に配列されている。第2発光素子125aの個数は、特に限定されない。第2発光素子125aの個数は、第1発光部121の第1発光素子121aの個数と異なっていてもよい。また、第2発光素子125aは、第2波長帯を有する青色光BL2(第2の光)を射出する。第2波長帯は、励起波長帯と同じであってもよいし、異なっていてもよい。第2発光素子125aは、直線偏光、具体的には、第1偏光分離素子140に対するS偏光を射出する半導体レーザー光源で構成されている。なお、コリメーター光学系122、アフォーカル光学系123、およびホモジナイザー光学系124の構成は、第1光源装置101と同様であるため、説明を省略する。
第2発光部125の中央に位置する第2発光素子125aから射出される主光線の光路を光軸ax4とする。また、後述する拡散素子143から射出される青色光BL2の主光線の光路を光軸ax5とする。光軸ax4と光軸ax5とは、同一平面内にあり、かつ、互いに直交している。
光軸ax4上において、第2発光部125、コリメーター光学系122、アフォーカル光学系123、ホモジナイザー光学系124、および第1偏光分離素子140は、この順に並んで配置されている。光軸ax5上において、拡散素子143、ピックアップ光学系142、第1位相差板141、第1偏光分離素子140、インテグレーター光学系144、第2偏光分離素子145、第2位相差板146、および非球面凹面ミラー147は、この順に並んで配置されている。第1偏光分離素子140は、光軸ax4および光軸ax5に対して45°の角度をなすように配置されている。第2偏光分離素子145は、光軸ax5に対して45°の角度をなすように配置されている。
第1偏光分離素子140は、S偏光成分を反射し、P偏光成分を透過する。ホモジナイザー光学系124から射出された青色光BL2は、S偏光であるため、第1偏光分離素子140で反射し、第1位相差板141に向かって進む。
第1位相差板141は、青色光BL2のピーク波長に対する1/4波長板で構成されている。したがって、S偏光の青色光BL2は、第1位相差板141を透過することによって例えば右回りの円偏光の青色光BL2に変換され、ピックアップ光学系142に向かって進む。
ピックアップ光学系142は、青色光BL2を拡散素子143に向かって集束させるとともに、拡散素子143から射出される青色光BL2を平行化する。ピックアップ光学系142は、ピックアップレンズ142aと、ピックアップレンズ142bと、から構成されている。
拡散素子143は、例えばピックアップ光学系142に対向する第1面143aに凹凸構造が設けられた反射型の拡散素子で構成されている。また、拡散素子143は、凹凸構造の形状および寸法が最適化されることにより、入射した青色光BL2の偏光状態を乱さずに拡散反射させる特性を有する。そのため、拡散素子143に入射した右回りの円偏光の青色光BL2は、拡散素子143で反射し、左回りの円偏光の青色光BL2に変換される。
左回りの円偏光の青色光BL2は、ピックアップ光学系142によって平行光に変換された後、第1位相差板141を再度透過することでP偏光の青色光BL2に変換され、第1偏光分離素子140を透過し、インテグレーター光学系144に向かって進む。
第2光源装置102において、インテグレーター光学系144は、基材の対向する2つの面にレンズ構造が形成された両面レンズアレイで構成されている。これにより、2枚のレンズアレイを備えたインテグレーター光学系を用いた場合に比べて、物理的な光路長を短くすることができ、第2光源装置102の小型化が図れる。
第2偏光分離素子145は、S偏光成分を反射し、P偏光成分を透過する。インテグレーター光学系144から射出された青色光BL2は、P偏光であるため、第2偏光分離素子145を透過し、第2位相差板146に向かって進む。
第2位相差板146は、青色光BL2のピーク波長に対する1/4波長板で構成されている。したがって、P偏光の青色光BL2は、第2位相差板146を透過することによって例えば左回りの円偏光の青色光BL2に変換され、非球面凹面ミラー147に向かって進む。非球面凹面ミラー147の詳細については、後述する。
左回りの円偏光の青色光BL2は、非球面凹面ミラー147で反射し、右回りの円偏光の青色光BL2に変換される。右回りの円偏光の青色光BL2は、第2位相差板146を再度透過することでS偏光の青色光BL2に変換され、第2偏光分離素子145で反射し、第2光源装置102から射出される。
非球面凹面ミラー147は、拡散素子143と光変調素子400Bとの間の青色光BL2の光路上に設けられている。非球面凹面ミラー147は、非球面の反射面を有し、拡散素子143から射出された青色光BL2を反射させて光変調素子400Bに導くとともに、光変調素子400Bの画像形成領域での像面湾曲を増大させる。青色光BL2は、非球面凹面ミラー147のパワーによって集束された状態で光変調素子400Bに導かれる。このとき、青色光BL2は、光変調素子400Bの画像形成領域の中央部よりも周縁部において焦点が合うように、非球面凹面ミラー147の焦点位置および光変調素子400Bの位置が設定されている。また、非球面凹面ミラー147は、光変調素子400B上で樽型の歪曲収差を発生させる特性を有している。
本発明者は、本実施形態のプロジェクター1の第2光源装置102において、一般的な凹面ミラーを用いたところ、投射画像の色ムラが発生したことを認識した。本発明者は、色ムラの原因について考察する過程において、第1光源装置101の重畳レンズ133aを構成する凸レンズの特性と、第2光源装置102に用いる凹面ミラーの特性と、の違いに着目した。なお、上記の一般的な凹面ミラーは、球面からなる反射面を有する凹面ミラーである。
一般的な凸レンズは、光軸に近い中央部での焦点位置と光軸から遠い周縁部での焦点位置との差が大きい、すなわち、像面湾曲が大きい。そのため、像面の周縁部に焦点を合わせると、中央部の光線が周縁部に広がり、中央部で像がぼける。その結果、光変調装置の画像形成領域上での光の照度分布は、均一になりやすい。これに対して、一般的な凹面ミラーは、光軸に近い中央部での焦点位置と光軸から遠い周縁部での焦点位置との差が小さい、すなわち、像面湾曲が小さい。そのため、像面の周縁部に焦点を合わせたとき、凸レンズに比べて、中央部の光線が周縁部に広がりにくく、中央部で像がぼけにくい。その結果、光変調装置の画像形成領域上での光の照度分布は、均一になりにくい。これにより、本発明者は、光変調装置の画像形成領域上において、青色光の照度分布と青色光以外の色光の照度分布とが異なり、その結果、色ムラが発生したと考えた。
そこで、本発明者は、本願の青色光の光路で用いられる凹面ミラーの像面湾曲を、一般的な凹面ミラーの像面湾曲に対して意図的に増加させる、すなわち、中央部の焦点位置と周縁部の焦点位置との差を大きくすればよいことに想到した。これにより、中央部の光線が周縁部に広がって、第2光変調装置での光の照度分布が均一化される結果、第1光変調装置での光の照度分布に近付き、色ムラを低減することができる。なお、特許請求の範囲における「像面湾曲を増大させる」の意味は、上記の一般的な凹面ミラー、すなわち、球面からなる反射面を有する凹面ミラーの像面湾曲と比べて増大させる、ということである。像面湾曲の基準となる凹面ミラーの球面の形状は、凹面ミラーから第2光変調装置までの距離等のパラメーターによって決まる。
本実施形態の照明装置100において、第1光源装置101は、凸レンズからなる重畳レンズ133aを備えるとともに、第2光源装置102は、光変調素子400Bでの像面湾曲を増大させる非球面凹面ミラー147を備えている。これにより、光変調素子400Bの画像形成領域の中央部よりも周縁部で焦点が合った状態が維持されつつ、中央部の青色光BL2が周縁部に広がる結果、光変調素子400Bの画像形成領域上での青色光の照度分布が均一になりやすくなる。その結果、光変調素子400Bでの照度分布と、光変調素子400R,400Gでの照度分布と、が揃えられ、色ムラを低減することができる。
また、本実施形態の場合、非球面凹面ミラー147が樽型の歪曲収差を発生させるため、画像形成領域の中央部の光線が周縁部に向かって広がりやすく、光変調素子400Bの画像形成領域上での照度分布を均一化させる効果をより高めることができる。なお、非球面凹面ミラー147は、必ずしも樽型の歪曲収差を発生させる特性を有していなくてもよいが、糸巻き型の歪曲収差を発生させる特性を有していないことが望ましい。
本発明者は、本実施形態で用いた非球面凹面ミラーの効果を実証するためのシミュレーションを行った。以下、シミュレーションの結果について説明する。
シミュレーションにおいては、発光素子から所定の強度分布を有する光を射出させたときの光変調装置の画像形成領域上での照度分布を求めた。本実施形態のプロジェクター1については、比較のために、第2光源装置102による光変調素子400Bの画像形成領域上での照度分布、および第1光源装置101による光変調素子400R,400Gの画像形成領域上での照度分布の双方を求めた。
これに対して、上記実施形態の第2光源装置102の非球面凹面ミラー147を球面凹面ミラーに置き換えた光源装置を比較例の光源装置とした。比較例の光源装置についても、本実施形態と同様の条件により、光源装置による光変調装置の画像形成領域上での照度分布を求めた。
図4は、本実施形態の第2光源装置102において、光変調素子400Bの画像形成領域上での照度分布を示す図である。図5は、本実施形態の第1光源装置101において、光変調素子400R,400Gの画像形成領域上での照度分布を示す図である。図6は、比較例の光源装置において、光変調装置の画像形成領域での照度分布を示す図である。
図4〜図6において、横軸は光変調装置の画像形成領域での位置を示し、横軸の原点は像面の中心を示す。縦軸は照度[a.u.]を示す。また、符号Vのグラフは画像形成領域の垂直方向である短辺方向の照度分布を示し、符号Hのグラフは画像形成領域の水平方向である長辺方向の照度分布を示す。
図6に示すように、比較例の光源装置においては、グラフVおよびグラフHの双方ともに、画像形成領域の中央部付近の照度は、周縁部付近の照度に比べてわずかに高くなっている。これに対して、図4に示すように、本実施形態の第2光源装置102においては、グラフVおよびグラフHの双方ともに、画像形成領域の中央部と周縁部とで照度が略一定になっている。また、図5に示すように、本実施形態の第1光源装置101においては、グラフVおよびグラフHの双方ともに、画像形成領域の中央部と周縁部とで照度が略一定になっている。したがって、本実施形態においては、第2光源装置102による光変調素子400B上での照度分布は、第1光源装置101による光変調素子400R,400G上での照度分布と略一致している。
以上のシミュレーション結果から、本実施形態の第2光源装置102によれば、非球面凹面ミラー147の採用により光変調素子400B上での照度分布の均一性を比較例に比べて高められるとともに、光変調素子400B上での照度分布を光変調素子400R,400G上での照度分布に略一致させることができることが実証された。これにより、スクリーン上での画像の色ムラを低減することができる。
[第2実施形態]
以下、本願の第2実施形態について、図7および図8を用いて説明する。
第2実施形態のプロジェクターおよび第1光源装置の構成は第1実施形態と同様であり、第2光源装置の構成が第1実施形態と異なる。そのため、プロジェクターおよび第1光源装置の説明は省略する。
図7は、第2実施形態の第2光源装置の概略構成図である。
図7において、第1実施形態で用いた図3と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の第2光源装置104は、第2発光部125と、コリメーター光学系122と、アフォーカル光学系123と、ホモジナイザー光学系124と、第1偏光分離素子140と、第1位相差板141と、ピックアップ光学系142と、拡散素子143と、インテグレーター光学系144と、非球面補償板(光学素子)148と、第2偏光分離素子145と、第2位相差板146と、凹面ミラー149と、を備えている。
非球面補償板148は、拡散素子143と凹面ミラー149との間の青色光BL2の光路上に設けられている。非球面補償板148は、透光性部材で構成され、第1面148aと第2面148bとを有している。また、第1面148aおよび第2面148bのいずれか一方は、光変調素子400Bでの像面湾曲を増大させる非球面を有している。本実施形態での「光変調素子400Bでの像面湾曲を増大させる」は、非球面補償板148を備えていない場合に比べて、光変調素子400Bでの像面湾曲を増大させる、という意味である。また、非球面補償板148は、樽型の歪曲収差を発生させる特性を有していてもよいが、糸巻き型の歪曲収差を発生させる特性を有していないことが望ましい。
凹面ミラー149は、拡散素子143から射出された青色光BL2を反射させる。凹面ミラー149は、第1実施形態の非球面凹面ミラー147と異なり、球面からなる反射面を有している。
第2光源装置104のその他の構成は、第1実施形態の第2光源装置102と同様である。
本実施形態のプロジェクターにおいても、非球面補償板148を用いたことにより光変調素子400Bの画像形成領域上での青色光BL2の照度分布が均一になりやすく、光変調素子400Bでの光の照度分布と、光変調素子400R,400Gでの光の照度分布と、が揃いやすく、色ムラを低減することができる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
本発明者は、第1実施形態と同様、本実施形態で用いた非球面補償板の効果を実証するためのシミュレーションを行った。
図8は、本実施形態の第2光源装置104において、光変調素子400Bの画像形成領域上での照度分布を示す図である。
図8において、横軸は、光変調装置の画像形成領域での位置[a.u.]を示し、縦軸は、照度[a.u.]を示す。また、符号Vのグラフは画像形成領域の垂直方向である短辺方向の照度分布を示し、符号Hのグラフは画像形成領域の水平方向である長辺方向の照度分布を示す。
図8に示すように、本実施形態の第2光源装置104においては、グラフVおよびグラフHの双方ともに、画像形成領域の中央部と周縁部とで照度が略一定になっている。以上のシミュレーション結果から、本実施形態の第2光源装置104においても、第1実施形態の第2光源装置102と同様、光変調素子400B上での照度分布の均一性を高められるとともに、光変調素子400B上での照度分布を光変調素子400R,400G上での照度分布に略一致させることができ、スクリーン上での画像の色ムラを低減できることが実証された。
なお、本願の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本願の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば上記実施形態では、第1光源装置として、固定型の波長変換素子を備えた光源装置の例を挙げたが、この構成に代えて、モーター等の駆動源によって回転可能とされた波長変換素子を備える光源装置が用いられてもよい。同様に、上記実施形態では、第2光源装置として、固定型の拡散素子を備えた光源装置の例を挙げたが、この構成に代えて、モーター等の駆動源によって回転可能とされた拡散素子を備える光源装置が用いられてもよい。
その他、プロジェクターの各構成要素の形状、数、配置、材料等の具体的な記載については、上記実施形態に限らず、適宜変更が可能である。また、上記実施形態では、本願を、液晶ライトバルブを用いたプロジェクターに適用した例を示したが、これに限られない。本願を、光変調装置としてデジタルマイクロミラーデバイスを用いたプロジェクターに適用してもよい。
1…プロジェクター、100…照明装置、101…第1光源装置、102,104…第2光源装置、110…波長変換素子、121a…第1発光素子、125a…第2発光素子、131…インテグレーター光学系、143…拡散素子、147…非球面凹面ミラー(光学素子)、148…非球面補償板(光学素子)、149…凹面ミラー、400…光変調装置、400R,400G…光変調素子(第1光変調素子)、400B…光変調素子(第2光変調素子)、600…投射光学装置、BL…励起光、BL2…青色光(第2波長帯の第2の光)、YL…蛍光(第1波長帯の第1の光)。

Claims (7)

  1. 照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調する複数の光変調素子と、
    前記複数の光変調素子により変調された光を投射する投射光学装置と、
    を備え、
    前記照明装置は、第1波長帯の第1の光を射出する第1光源装置と、前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の第2の光を射出する第2光源装置と、を有し、
    前記複数の光変調素子は、前記第1の光のうちの少なくとも一部の波長帯の光を変調する第1光変調素子と、前記第2の光を変調する第2光変調素子と、を有し、
    前記第1光源装置は、励起波長帯を有する励起光を射出する第1発光素子と、前記励起光を前記励起波長帯とは異なる前記第1波長帯の前記第1の光に波長変換する波長変換素子と、を有し、
    前記第2光源装置は、前記第2の光を射出する第2発光素子と、前記第2発光素子から射出された前記第2の光を拡散させる拡散素子と、前記拡散素子と前記第2光変調素子との間の前記第2の光の光路上に設けられ、前記第2の光を前記第2光変調素子に導くとともに前記第2光変調素子での像面湾曲を増大させる、非球面を有する光学素子と、を有する、プロジェクター。
  2. 前記第2光変調素子は、前記第2光変調素子の中央部よりも前記第2光変調素子の周縁部において前記光学素子の焦点が合う位置に配置されている、請求項1に記載のプロジェクター。
  3. 前記光学素子は、前記拡散素子から射出された前記第2の光を反射させる非球面凹面ミラーで構成されている、請求項1または請求項2に記載のプロジェクター。
  4. 前記第2光源装置は、前記拡散素子から射出された前記第2の光を反射させる凹面ミラーをさらに有し、
    前記光学素子は、前記拡散素子と前記凹面ミラーとの間の前記第2の光の光路上に設けられた非球面補償板で構成されている、請求項1または請求項2に記載のプロジェクター。
  5. 前記光学素子は、前記第2光変調素子上で樽型の歪曲収差を発生させる特性を有する、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のプロジェクター。
  6. 前記第1光源装置は、前記波長変換素子と前記第1光変調素子との間の前記第1の光の光路上に設けられた凸レンズを含むインテグレーター光学系をさらに有する、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のプロジェクター。
  7. 前記第1発光素子および前記第2発光素子のそれぞれは、レーザー光源で構成されている、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のプロジェクター。
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