JP2022055684A - 蓄電素子 - Google Patents

蓄電素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2022055684A
JP2022055684A JP2020163248A JP2020163248A JP2022055684A JP 2022055684 A JP2022055684 A JP 2022055684A JP 2020163248 A JP2020163248 A JP 2020163248A JP 2020163248 A JP2020163248 A JP 2020163248A JP 2022055684 A JP2022055684 A JP 2022055684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive member
electrode terminal
storage element
power storage
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020163248A
Other languages
English (en)
Inventor
宏紀 河西
Hiroki Kawanishi
好浩 山本
Yoshihiro Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GS Yuasa Corp
Original Assignee
GS Yuasa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GS Yuasa Corp filed Critical GS Yuasa Corp
Priority to JP2020163248A priority Critical patent/JP2022055684A/ja
Publication of JP2022055684A publication Critical patent/JP2022055684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】容器と電極端子とを備える蓄電素子であって、信頼性が向上された蓄電素子を提供すること。【解決手段】容器100と、容器100の蓋体120の外側に位置する外端部138、及び、蓋体120の内側に位置する内端部139を有する電極端子130Aと、を備える。電極端子130Aは、外端部138を含み、第一材料で形成された第一導電部材131と、内端部139を含む第二導電部材132とを有する。第二導電部材132は、互いに接合された第一材料部133及び第二材料部134を有する。第一材料部133は、第一材料で形成され、かつ、第一導電部材131と接合されている。第二材料部134は、第一材料部133とは異なる第二材料で形成され、かつ、内端部139を含む。電極端子130Aにおける、少なくとも第一材料部133と第二材料部134との接合界面の周囲は絶縁部材141で覆われている。【選択図】図4

Description

本発明は、容器と電極端子とを備える蓄電素子に関する。
特許文献1には、容器として金属製のハウジング部材を備えるバッテリ(蓄電素子)が開示されている。このハウジング部材は開口部を備え、この開口部を封止するガラス材料を貫通した状態で導体(電極端子)が配置されている。電極端子は軸方向に並ぶ、第1の材料(例えばアルミニウム)からなる第1の部分、及び、第2の材料(例えば銅)からなる第2の部分、並びに、第1の材料から第2の材料への移行部を有する。
特開2020-74296号公報
従来、例えば、蓄電素子の容器の外部で電極端子に接合されるバスバーと、容器の内部で電極端子に接合される集電体とが、互いに異なる種類の材料で形成されている場合がある。この場合、上記従来の蓄電素子のように、電極端子を互いに異なる種類の材料で形成された複数の部材で構成することが、電極端子の容器の内外における他の部材との接合性(接合のしやすさまたは接合品質等)の向上の観点から有利である。しかしながら、このように構成された電極端子を作製する場合、上記従来の電極端子のように、互いに異なる種類の材料で形成され、かつ、外径が等しい2つの部材を軸方向で接合する必要がある。この場合、レーザー溶接等の通常の溶接では異種材料同士の接合が困難であるため、摩擦拡散接合等の大きな加圧力が伴う接合手法が用いられる。その結果、電極端子の外周面における2つの部材の境界部分に接合痕が生じる。この場合、電極端子の外周面に存在する接合痕が、容器における電極端子まわりの封止部分の気密性に影響を与え、これにより、蓄電素子の信頼性が低下する可能性がある。
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、容器と電極端子とを備える蓄電素子であって、信頼性が向上された蓄電素子を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る蓄電素子は、容器と、前記容器の壁部の外側に位置する外端部、及び、前記壁部の内側に位置する内端部を有する電極端子と、を備え、前記電極端子は、前記外端部を含み、第一材料で形成された第一導電部材と、前記内端部を含み、互いに接合された第一材料部及び第二材料部を有する第二導電部材と、を有し、前記第一材料部は、前記第一材料で形成され、かつ、前記第一導電部材と接合されており、前記第二材料部は、前記第一材料部とは異なる第二材料で形成され、かつ、前記内端部を含み、前記電極端子における、少なくとも前記第一材料部と前記第二材料部との接合界面の周囲は絶縁部材で覆われている。
この構成によれば、例えば、電極端子の外端部を、その接合相手であるバスバーに合わせて第一材料で形成し、かつ、内端部を、その接合相手である集電体に合わせて第二材料で形成することができる。これにより、外端部とバスバーとを容易に溶接でき、かつ、内端部と集電体とを容易に溶接できる。また、第一導電部材及び第二導電部材で構成された電極端子において、第二導電部材の第一材料部は、直接的な接合相手である第一導電部材と同種の材料(第一材料)で形成されている。従って、第二導電部材と第一導電部材とは、電極端子の軸方向で溶接する等の、外周面に接合痕が生じ難い接合手法で容易に接合できる。従って、電極端子の外周面の接合痕に起因する気密性の低下等の問題の発生が抑制される。さらに、第二導電部材における第一材料部と第二材料部との接合界面の周囲は絶縁部材で覆われるため、異種材料同士の接合界面に電解液が触れることによる腐食が抑制される。このように、本態様の蓄電素子によれば、信頼性を向上させることができる。
前記第一材料部は、前記接合界面の側方に、前記第二材料部に覆われていない露出部を有し、前記第一導電部材及び前記第一材料部は、前記露出部を貫通して形成された溶接部によって接合されている、としてもよい。
この構成によれば、第二導電部材と第一導電部材とを接合する溶接部は、第一材料部の露出部を貫通した状態で形成される。つまり、第二材料部が配置されていない位置で第一材料部と第一導電部材とが溶接されるため、第一材料部と第二材料部とが重ねられた部分を、第一導電部材と溶接する場合よりも小さいエネルギーで溶接することができる。従って、例えば、蓄電素子の信頼性を向上させる電極端子をより効率よく作製することができる。または、溶接時の熱によって、電極端子の外周面に接合痕(溶接痕)が現れる等の問題が生じ難い。
前記第一導電部材及び前記第一材料部は、前記第二材料部と前記第一材料部とが重ねられた部分を貫通して形成された溶接部によって接合されている、としてもよい。
この構成によれば、第一材料部と第二材料部とを貫通する溶接部が形成されるため、例えば、第一材料部と第二材料部との重なり方向から見た場合に、第一材料部の広い範囲を第二材料部と接合させることができる。つまり、第一材料部と第二材料部との接合面積を比較的に大きくすることができ、これにより、第二導電部材により形成される導通路における電気抵抗を小さくすることができる。このことも、蓄電素子の信頼性の向上に寄与する。
前記絶縁部材はガラスまたは結晶化ガラスで形成されている、としてもよい。
この構成によれば、化学的な安定性が高いガラスまたは結晶化ガラス(ガラスセラミックとも呼ばれる)により、第一材料部と第二材料部との接合界面が保護されるため、電解液による腐食を抑制する効果が向上する。また、絶縁部材は、ガラス等で形成されることで耐熱性が向上し、これにより、電極端子の内端部に集電体等が接合される際の熱によって絶縁部材が損傷する可能性が低減される。
前記第二導電部材は、前記第一材料部と前記第二材料部とが圧延接合されたクラッド材である、としてもよい。
この構成によれば、第二導電部材はクラッド材であるため、例えば、第二導電部材を大量生産することが可能であり、つまり、均一な品質の第二導電部材の入手が容易となる。これにより、例えば、信頼性が向上された蓄電素子の製造コストが抑制される。
本発明によれば、容器と電極端子とを備える蓄電素子であって、信頼性が向上された蓄電素子を提供することができる。
実施の形態に係る蓄電素子の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓄電素子の第1の分解斜視図である。 実施の形態に係る蓄電素子の第2の分解斜視図である。 実施の形態に係る電極端子及びその周辺の構成を示す断面図である。 実施の形態に係る電極端子及び封止部材の構成を示す拡大断面図である。 実施の形態の変形例に係る電極端子及び封止部材の構成を示す拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態(その変形例も含む)に係る蓄電素子について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、製造工程、製造工程の順序などは一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、各図において、寸法等は厳密に図示したものではない。さらに、各図において、同一または同様な構成要素については同じ符号を付している。
以下の説明及び図面中において、蓄電素子が有する一対(負極側及び正極側、以下同様)の電極端子の並び方向、一対の集電体の並び方向、電極体の巻回軸方向、または、容器の短側面の対向方向をX軸方向と定義する。容器の長側面の対向方向、容器の短側面の短手方向、または、容器の厚さ方向をY軸方向と定義する。蓄電素子の容器本体と蓋体との並び方向、容器の短側面の長手方向、または、集電体の脚部の延設方向をZ軸方向と定義する。これらX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、互いに交差(本実施の形態では直交)する方向である。
また、以下の説明において、例えば、X軸プラス方向とは、X軸の矢印方向を示し、X軸マイナス方向とは、X軸プラス方向とは反対方向を示す。Y軸方向及びZ軸方向についても同様である。さらに、平行及び直交などの、相対的な方向または姿勢を示す表現は、厳密には、その方向または姿勢ではない場合も含む。例えば、2つの方向が平行である、とは、当該2つの方向が完全に平行であることを意味するだけでなく、実質的に平行であること、すなわち、例えば数%程度の差異を含むことも意味する。
(実施の形態)
[1.蓄電素子の全般的な説明]
まず、図1及び図2を用いて、本実施の形態に係る蓄電素子10の全般的な説明を行う。図1は、実施の形態に係る蓄電素子10の外観を示す斜視図である。図2は、実施の形態に係る蓄電素子10の第1の分解斜視図である。具体的には、図2では、蓄電素子10から容器本体110を分離した状態が示されている。
蓄電素子10は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池(単電池)であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池である。蓄電素子10は、例えば、自動車、自動二輪車、ウォータークラフト、船舶、スノーモービル、農業機械、建設機械、または、電気鉄道用の鉄道車両等の移動体の駆動用またはエンジン始動用等のバッテリ等として用いられる。上記の自動車としては、電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)及びガソリン自動車が例示される。上記の電気鉄道用の鉄道車両としては、電車、モノレール、リニアモーターカー、並びに、ディーゼル機関及び電気モーターの両方を備えるハイブリッド電車が例示される。また、蓄電素子10は、家庭用または事業用等に使用される定置用のバッテリ等としても用いることができる。
なお、蓄電素子10は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。また、蓄電素子10は、二次電池ではなく、使用者が充電をしなくても蓄えられている電気を使用できる一次電池であってもよい。さらに、蓄電素子10は、固体電解質を用いた電池であってもよい。また、本実施の形態では、直方体形状(角形)の蓄電素子10を図示しているが、蓄電素子10の形状は、直方体形状には限定されず、円柱形状、長円柱形状または直方体以外の多角柱形状等であってもよい。
図1に示すように、蓄電素子10は、容器100と、負極側及び正極側の電極端子130と、容器100における電極端子130の取り付け部分を封止する封止部材140とを備えている。容器100の内部には、電極体200と、負極側及び正極側の集電体300とが収容されている。本実施の形態では、負極側及び正極側の電極端子130を区別する場合、負極側の電極端子130を電極端子130Aと表記し、正極側の電極端子130を電極端子130Bと表記する。さらに、負極側及び正極側の集電体300を区別する場合、負極側の集電体300を集電体300Aと表記し、正極側の集電体300を集電体300Bと表記する。なお、容器100の内部には、電解液(非水電解質)が封入されているが、図示は省略する。当該電解液としては、蓄電素子10の性能を損なうものでなければその種類に特に制限はなく、様々なものを選択することができる。さらに容器100の内部に、図示しないスペーサ及び絶縁フィルム等が配置されていてもよい。
容器100は、開口が形成された容器本体110と、容器本体110の開口を閉塞する蓋体120とを有する直方体形状(角形)の容器である。容器本体110は、容器100の本体部を構成する矩形筒状で底を備える部材であり、X軸方向の両側に短側面部111を有し、Y軸方向の両側に長側面部112を有し、Z軸マイナス方向側に底壁部113を有している。短側面部111は、容器100の短側面を形成する壁部であり、長側面部112は、容器100の長側面を形成する壁部である。
蓋体120は、容器100の蓋部を構成する矩形状の板状部材であり、容器本体110のZ軸プラス方向側に配置されている。つまり、蓋体120は、底壁部113に対向し、かつ、短側面部111及び長側面部112に隣接する壁部である。本実施の形態では、蓋体120には、負極側及び正極側の電極端子130が固定されている。なお、蓋体120には、さらに、容器100の内部の圧力が上昇した場合に当該圧力を開放するガス排出弁、及び、容器100の内部に電解液を注入するための注液口等が設けられてもよい。
このような構成により、容器100は、一対の集電体300が接続された状態の電極体200を容器本体110の内部に収容後、容器本体110と蓋体120とが溶接等によって接合されることにより、内部が密封される構造となっている。なお、容器本体110及び蓋体120は、例えばステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金など溶接可能な金属によって形成されている。
電極体200は、正極板と負極板とセパレータとを備え、電気を蓄えることができる蓄電要素(発電要素)である。正極板は、アルミニウムまたはアルミニウム合金などからなる長尺帯状の集電箔である正極基材層上に正極活物質を含む合材層が形成された極板である。負極板は、銅または銅合金などからなる長尺帯状の集電箔である負極基材層上に負極活物質を含む合材層が形成された極板である。なお、上記集電箔として、ニッケル、鉄、ステンレス鋼、チタン、焼成炭素、導電性高分子、導電性ガラス、Al-Cd合金など、適宜公知の材料を用いることができる。また、合材層に用いられる正極活物質及び負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵放出可能な活物質であれば、適宜公知の材料を使用できる。また、セパレータは、例えば樹脂からなる微多孔性のシートや、不織布を用いることができる。
本実施の形態では、電極体200は、正極板と負極板との間にセパレータが配置され巻回されて形成された巻回型の電極体である。具体的には、電極体200は、正極板と負極板とが、セパレータを介して、巻回軸(本実施の形態ではX軸方向に平行な仮想軸)の方向に互いにずらして巻回されている。そして、正極板及び負極板は、それぞれのずらされた方向の端部に、活物質を含む合材が塗工されず(合材層が形成されず)基材層が露出した部分(合材層非形成部)を有している。
つまり、電極体200は、合材層が形成された本体部である電極体本体部210と、電極体本体部210からX軸プラス方向及びX軸マイナス方向のそれぞれに突出する電極体端部220とを有している。これら2つの電極体端部220のうちの一方の電極体端部220に、正極板の合材層非形成部が積層されて束ねられた正極集束部が設けられている。また、他方の電極体端部220に、負極板の合材層非形成部が積層されて束ねられた負極集束部が設けられている。なお、本実施の形態では、断面形状が長円形状である電極体200を図示しているが、電極体200の断面形状は円形状または楕円形状等でもよい。
電極端子130は、集電体300を介して、電極体200の正極板または負極板に電気的に接続される端子である。つまり、電極端子130は、電極体200に蓄えられている電気を蓄電素子10の外部空間に導出し、また、電極体200に電気を蓄えるために蓄電素子10の内部空間に電気を導入するための金属製の部材である。電極端子130は、上述のように、電極体200の上方に配置された壁部(本実施の形態では蓋体120)に固定されている。
具体的には、本実施の形態では、電極端子130は、蓋体120を貫通した状態で、封止部材140を介して蓋体120に固定されている。電極端子130の容器100の内部側(Z軸マイナス方向側)の端部は、集電体300に接合されている。電極端子130の容器100の外部側(Z軸プラス方向側)の端部には、バスバー等の導電部材(図示せず)が接合される。本実施の形態では、電極端子130は、電極端子130の軸方向に並ぶ複数の部材で構成されている。電極端子130及びその周辺の構成については、図3及び図4を用いて後述する。
集電体300は、電極体200のX軸方向両側に配置され、電極体端部220に接続される部材(正極集電体及び負極集電体)である。具体的には、集電体300Bの一対の脚部320は、正極側の電極体端部220に接合され、集電体300Aの一対の脚部320は、負極側の電極体端部220に接合される。集電体300と電極体端部220との接合の手法としては、超音波溶接またはかしめ接合等が採用される。なお、集電体300の材質は限定されないが、例えば、正極側の集電体300Bは、電極体200の正極基材層と同様、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの金属で形成されている。負極側の集電体300Aは、電極体200の負極基材層と同様、銅または銅合金などの金属で形成されている。
[2.電極端子及びその周辺の構成]
次に、実施の形態に係る蓄電素子10における電極端子130A及びその周辺の構成について、図2に加え、図3~図5を参照しながら説明する。なお、本実施の形態では、蓄電素子10が備える一対の電極端子130のうちの少なくとも一方(電極端子130A)の周辺の構成に特徴を有している。そのため、以下では、一方の電極端子130(電極端子130A)及びその周辺の構成について図示及び説明を行う。
図3は、実施の形態に係る蓄電素子10の第2の分解斜視図である。図3では、蓄電素子10における電極端子130A及びその周辺の構成要素が分離して示されている。図4は、実施の形態に係る電極端子130A及びその周辺の構成を示す断面図である。図4では、蓄電素子10の部分断面であって、図3のIV-IV線を通るXZ平面における部分断面が図示されており、電極体200及び容器本体110の図示は省略されている。図5は、実施の形態に係る電極端子130A及び封止部材140の構成を示す拡大断面図である。
本実施の形態に係る電極端子130Aは、図3及び図4に示すように、封止部材140を貫通した状態で封止部材140に固定されている。この封止部材140が、蓋体120の開口部121に挿入された状態で蓋体120に固定されることで、電極端子130は蓋体120の開口部121を貫通した状態で容器100に固定される。封止部材140は、電極端子130の外周面を覆い、かつ、電気的な絶縁性を有する絶縁部材141と、絶縁部材141の外周に沿って配置され、かつ、導電性を有する封止本体部142とを有する。つまり、導電性を有する封止部材140は、電極端子130とは電気的に絶縁された状態で、電極端子130を保持している。
絶縁部材141は、例えば、本実施の形態では、ガラスまたは結晶化ガラス(ガラスセラミックとも呼ばれる)で形成された部材であり、電気的な絶縁性及び高い耐熱性を有する部材である。封止本体部142は、例えばアルミニウムまたはアルミニウム合金等の、容器100と同種の材料で形成された部材であり、蓋体120の開口部121の周縁部に溶接されることで蓋体120に固定されている。このような構成で電極端子130を保持する封止部材140において、絶縁部材141は、例えばガラスの粉体を焼結することで形成される。これにより、電極端子130を一体に備える封止部材140が得られる。つまり、電極端子130の外周面と封止部材140との間は、電極端子130に一体化された絶縁部材141によって強固に封止され、かつ、封止部材140と、容器100の開口部121の周縁部との間は、金属同士の溶接によって強固に封止される。
このように配置された電極端子130Aは、容器100の内部側(Z軸マイナス方向側)の端部である内端部139と、容器100の外部側(Z軸プラス方向側)の端部である外端部138とを有している(図4参照)。電極端子130Aの内端部139は、内部絶縁板150の貫通孔151を貫通し、集電体300Aの端子接続部310に設けられた貫通孔311に挿入された状態で、端子接続部310に接合される。この接合の手法としては、例えばレーザー溶接等の溶接が用いられる。なお、端子接続部310に貫通孔311を設けることは必須ではなく、例えば、端子接続部310の上面に内端部139の端面を突き合せた状態で、端子接続部310と電極端子130Aとが溶接によって接合されてもよい。
内部絶縁板150は、容器100の蓋体120と集電体300との間に配置され、蓋体120と集電体300との間を絶縁する部材である。内部絶縁板150は、平面視(Z軸方向から見た場合)において、集電体300の端子接続部310を覆う大きさの略矩形状に形成されている。内部絶縁板150は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリ・エーテル・サルフォン(PES)等の、電気的な絶縁性を有する樹脂材料によって形成されている。
電極端子130Aの外端部138には、例えばバスバーが接合される。具体的には、外端部138の端面とバスバーとが、例えばレーザー溶接によって接合される。外端部138の接合相手であるバスバーは、軽量化及び導電性の良さ等の観点から、一般的にアルミニウムまたはアルミニウム合金で形成されている。これに対し、内端部139の接合相手である集電体300Aは、電極体200の負極基材層と同様に、銅または銅合金で形成される。
つまり、電極端子130Aは、互いに異なる種類の2つの金属部材と電気的及び機械的に良好な状態で接合されることが望まれる。そこで、本実施の形態では、電極端子130Aは、外端部138を有する第一導電部材131と、内端部139を有する第二導電部材132とを有している。第一導電部材131は、第一材料で形成されており、第二導電部材132のうちの内端部139を含む部分は、第一材料とは異なる第二材料で形成されている。さらに、第二導電部材132のうちの、第一導電部材131と接合される部分は、第一導電部材131と同種の材料(第一材料)で形成されている。このように構成された第一導電部材131と第二導電部材132とは、溶接により接合されており、これにより、図5に示すように、溶接部136が形成されている。なお、図5では、溶接部136の断面が模式的に示されており、溶接部136の形状、数、及び位置は、図5に示す形状、数、及び位置には限定されない。
このように、本実施の形態に係る蓄電素子10は、容器100と、容器100の蓋体120の外側に位置する外端部138、及び、蓋体120の内側に位置する内端部139を有する電極端子130Aと、を備える。電極端子130Aは、外端部138を含み、第一材料で形成された第一導電部材131と、内端部139を含む第二導電部材132とを有する。第二導電部材132は、互いに接合された第一材料部133及び第二材料部134を有する。第一材料部133は、第一材料で形成され、かつ、第一導電部材131と接合されている。第二材料部134は、第一材料部133とは異なる第二材料で形成され、かつ、内端部139を含む。電極端子130Aにおける、少なくとも第一材料部133と第二材料部134との接合界面の周囲は絶縁部材141で覆われている。
このように、本実施の形態では、電極端子130Aの外端部138を、その接合相手であるバスバーに合わせて第一材料(例えばアルミニウム合金)で形成することができる。さらに、内端部139を、その接合相手である集電体300Aに合わせて第二材料(例えば銅合金)で形成することができる。これにより、外端部138とバスバーとを容易に溶接でき、かつ、内端部139と集電体300Aとを容易に溶接できる。また、第一導電部材131及び第二導電部材132で構成された電極端子130Aにおいて、第二導電部材132の第一材料部133は、直接的な接合相手である第一導電部材131と同種の材料(第一材料)で形成されている。従って、第二導電部材132と第一導電部材131とは、電極端子130Aの軸方向(Z軸方向)で溶接する等の、外周面に接合痕が生じ難い接合手法で容易に接合できる。従って、電極端子130Aの外周面の接合痕に起因する気密性の低下等の問題の発生が抑制される。さらに、第二導電部材132における第一材料部133と第二材料部134との接合界面の周囲は絶縁部材141で覆われるため、異種材料同士の接合界面に電解液が触れることによる腐食が抑制される。このように、本態様の蓄電素子によれば、信頼性を向上させることができる。
より具体的には、本実施の形態では、図5に示すように、第一材料部133は、第二材料部134との接合界面の側方(電極端子130Aの径方向の側方)に、第二材料部134に覆われていない露出部135を有している。第一導電部材131及び第一材料部133は、露出部135を貫通して形成された溶接部136によって接合されている。
このように、本実施の形態では、第二導電部材132と第一導電部材131とを接合する溶接部136は、第一材料部133の露出部135を貫通した状態で形成される。つまり、第二材料部134が配置されていない位置で第一材料部133と第一導電部材131とが溶接されるため、第一材料部133と第二材料部134とが重ねられた部分を、第一導電部材131と溶接する場合よりも小さいエネルギーで溶接することができる。従って、例えば、蓄電素子10の信頼性を向上させる電極端子130Aを、より効率よく作製することができる。または、溶接時の熱によって、電極端子130Aの外周面に接合痕(溶接痕)が現れる等の問題が生じ難い。
また、本実施の形態では、絶縁部材141はガラスまたは結晶化ガラスで形成されている。従って、化学的な安定性が高いガラスまたは結晶化ガラスにより、第一材料部133と第二材料部134との接合界面が保護されるため、電解液による腐食を抑制する効果が向上する。また、絶縁部材141は、ガラス等で形成されることで耐熱性が向上し、これにより、電極端子130Aの内端部139に集電体300Aが接合される際の熱によって、絶縁部材141が損傷する可能性が低減される。
また、本実施の形態において、電極端子130Aが有する第二導電部材132は、第一材料部133と第二材料部134とが圧延接合されたクラッド材である。つまり、互いに異種金属で形成されている第一材料部133と第二材料部134とは、例えば重ね合わせた状態で圧延され、これにより拡散接合されている。すなわち、第一材料部133及び第二材料部134の境界面において元素拡散による合金化が生じているため、第一材料部133と第二材料部134とは、極めて強固に接合されている。
このように、第二導電部材132としてクラッド材が用いられるため、例えば、第二導電部材132を大量生産することが可能であり、つまり、均一な品質の第二導電部材132の入手が容易となる。これにより、例えば、信頼性が向上された蓄電素子10の製造コストが抑制される。
以上、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10について説明したが、蓄電素子10は、図2~図5に示す電極端子130とは異なる構成の電極端子を有してもよい。そこで、電極端子130についての変形例を、上記実施の形態との差分を中心に、図6を用いて説明する。
[3.変形例]
図6は、実施の形態の変形例に係る電極端子130Aa及び封止部材140の構成を示す拡大断面図である。本変形例に係る電極端子130Aaは、外端部138aを含み、第一材料で形成された第一導電部材131aと、内端部139aを含む第二導電部材132aとを有する。第二導電部材132aは、互いに接合された第一材料部133a及び第二材料部134aを有する。第一材料部133aは、第一材料(例えばアルミニウム合金)で形成され、かつ、第一導電部材131aと接合されている。第二材料部134aは、第一材料部133とは異なる第二材料(例えば銅合金)で形成され、かつ、内端部139aを含む。電極端子130Aaにおける、少なくとも第一材料部133aと第二材料部134aとの接合界面の周囲は絶縁部材141で覆われている。このように、本変形例に係る電極端子130Aaの基本的な構成は、実施の形態に係る電極端子130Aと共通している。
本変形例では、電極端子130Aaにおける第一導電部材131aと第二導電部材132aとの接合の態様が、実施の形態に係る電極端子130とは異なる。具体的には、本変形例において、第一導電部材131a及び第一材料部133aは、第二材料部134aと第一材料部133aとが重ねられた部分を貫通して形成された溶接部136によって接合されている。
この構成によれば、第一材料部133aと第二材料部134aとを貫通する溶接部136が形成されるため、例えば、第一材料部133aと第二材料部134aとの重なり方向から見た場合に、第一材料部133aの広い範囲を第二材料部134aと接合させることができる。つまり、第一材料部133aと第二材料部134aとの接合面積を比較的に大きくすることができ、これにより、第二導電部材132aにより形成される導通路における電気抵抗を小さくすることができる。このことも、蓄電素子10の信頼性の向上に寄与する。
[4.他の変形例]
以上、本発明の実施の形態及びその変形例に係る蓄電素子について説明したが、本発明は、この実施の形態及びその変形例に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態及びその変形例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば絶縁部材141は、ガラスまたは結晶化ガラスで形成されている必要はなく、例えば、PP、PE、PPS、若しくはPET等の樹脂、または、ガラス等の無機材料と樹脂との組み合わせによって形成されていてもよい。
また、第一材料及び第二材料は、例えば、ニッケル、ステンレスまたは真鍮等の金属または合金などの、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、及び銅合金以外の金属または合金であってもよい。第一材料は、例えば、電極端子130の外端部138に接合されるバスバー等の導電部材の材質に合わせて適宜決定されればよい。また、第二材料は、例えば、電極端子130の内端部139に接合される集電体300の材質に合わせて適宜決定されればよい。
また、集電体300の形状及びサイズは、図3等に示される形状及びサイズである必要はない。例えば集電体300が脚部320を有することは必須ではなく、集電体300は、電極体との接続部分(電極体接続部)として、電極体接続部の接続相手である電極体端部の形状、位置及び大きさ等に応じた態様の電極体接続部を有すればよい。例えば、蓄電素子10が備える電極体が、Z軸方向の端部にタブ部(極板のタブの積層体)を有する場合を想定する。この場合、蓄電素子10が備える集電体は、電極端子130の内端部139と接合される端子接続部と、タブ部と接合される平板状の電極体接続部であって、厚み方向を、端子接続部と同じくZ軸方向に向けた姿勢で配置された電極体接続部とを有してもよい。
また、蓄電素子10は複数の電極体200を備えてもよい。例えば、蓄電素子10が、Y軸方向に並べられた2つの電極体200を備える場合、集電体300は、2つの電極体端部220と接続するため4つの脚部320を有してもよい。
また、蓄電素子10が備える電極体の種類は巻回型に限定されない。例えば、平板状極板を積層した積層型の電極体、または、長尺帯状の極板を山折りと谷折りとの繰り返しによって蛇腹状に積層した構造を有する電極体が、蓄電素子10に備えられてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例に含まれる構成要素を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子等に適用できる。
10 蓄電素子
100 容器
110 容器本体
111 短側面部
112 長側面部
113 底壁部
120 蓋体
121 開口部
130、130A、130Aa、130B 電極端子
131、131a 第一導電部材
132、132a 第二導電部材
133、133a 第一材料部
134、134a 第二材料部
135 露出部
136 溶接部
138、138a 外端部
139、139a 内端部
140 封止部材
141 絶縁部材
142 封止本体部
150 内部絶縁板
151 貫通孔
200 電極体
210 電極体本体部
220 電極体端部
300、300A、300B 集電体
310 端子接続部
311 貫通孔
320 脚部

Claims (5)

  1. 容器と、
    前記容器の壁部の外側に位置する外端部、及び、前記壁部の内側に位置する内端部を有する電極端子と、を備え、
    前記電極端子は、
    前記外端部を含み、第一材料で形成された第一導電部材と、
    前記内端部を含み、互いに接合された第一材料部及び第二材料部を有する第二導電部材と、を有し、
    前記第一材料部は、前記第一材料で形成され、かつ、前記第一導電部材と接合されており、
    前記第二材料部は、前記第一材料部とは異なる第二材料で形成され、かつ、前記内端部を含み、
    前記電極端子における、少なくとも前記第一材料部と前記第二材料部との接合界面の周囲は絶縁部材で覆われている、
    蓄電素子。
  2. 前記第一材料部は、前記接合界面の側方に、前記第二材料部に覆われていない露出部を有し、
    前記第一導電部材及び前記第一材料部は、前記露出部を貫通して形成された溶接部によって接合されている、
    請求項1記載の蓄電素子。
  3. 前記第一導電部材及び前記第一材料部は、前記第二材料部と前記第一材料部とが重ねられた部分を貫通して形成された溶接部によって接合されている、
    請求項1記載の蓄電素子。
  4. 前記絶縁部材はガラスまたは結晶化ガラスで形成されている、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電素子。
  5. 前記第二導電部材は、前記第一材料部と前記第二材料部とが圧延接合されたクラッド材である、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の蓄電素子。
JP2020163248A 2020-09-29 2020-09-29 蓄電素子 Pending JP2022055684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020163248A JP2022055684A (ja) 2020-09-29 2020-09-29 蓄電素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020163248A JP2022055684A (ja) 2020-09-29 2020-09-29 蓄電素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022055684A true JP2022055684A (ja) 2022-04-08

Family

ID=80999007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020163248A Pending JP2022055684A (ja) 2020-09-29 2020-09-29 蓄電素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022055684A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7481484B2 (ja) 2020-12-31 2024-05-10 寧徳時代新能源科技股▲分▼有限公司 エンドカバー組立体、電池セル、電池、電池セルの製造機器及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7481484B2 (ja) 2020-12-31 2024-05-10 寧徳時代新能源科技股▲分▼有限公司 エンドカバー組立体、電池セル、電池、電池セルの製造機器及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2022071298A1 (ja) 蓄電素子
JP2020107473A (ja) 蓄電素子
JP2020140863A (ja) 蓄電素子
JP2022055684A (ja) 蓄電素子
JP2020136244A (ja) 蓄電素子
JP2022164957A (ja) 蓄電素子
JP2020166969A (ja) 蓄電素子及びその製造方法
JP2021192347A (ja) 蓄電素子の製造方法、及び、蓄電素子
JP2022055578A (ja) 蓄電素子
JP2020202162A (ja) 蓄電素子
JP2022071733A (ja) 蓄電素子
JP7331573B2 (ja) 蓄電素子
JP2023144777A (ja) 蓄電素子
WO2022163520A1 (ja) 蓄電素子
JP7346856B2 (ja) 蓄電素子及びその製造方法
JP7413784B2 (ja) 蓄電素子
JP2021153016A (ja) 蓄電素子
WO2023063328A1 (ja) 蓄電素子
JP7354556B2 (ja) 蓄電素子
US20210359378A1 (en) Energy storage device
JP2023144732A (ja) 蓄電素子
JP2023122214A (ja) 蓄電素子
JP2022116701A (ja) 蓄電素子
JP2023038811A (ja) 蓄電素子
JP2023035555A (ja) 蓄電素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230830