JP2022049816A - スパイラル型物品搬出ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】物品の収納幅を大きく確保でき、各種大きさの物品を収納可能なスパイラル型物品搬出ユニットを提供する。【解決手段】下面に開口部22を有する箱状のコラム2と、モータ11を有するモータユニット3と、コラム2内に配置され、上端部がモータ11の回転軸14に着脱可能に連結される一方、下端部がコラム2の開口部22に向かって渦巻き状に延びるスパイラル20と、を備え、スパイラル20に支持された商品を、モータ11によりスパイラル20を回転駆動することで開口部22から順次搬出するスパイラル型物品搬出ユニット1であって、スパイラル20とガイド部21とから構成するスパイラルユニット4は、スパイラル20の中心軸線上を上下方向に延びる第1のガイド部を有する第1のスパイラルユニットと、スパイラル20の中心軸線よりも左方の位置を上下方向に延びる第2のガイド部を有する第2のスパイラルユニットに交換可能である。【選択図】図2
Description
本発明は、スパイラルを使用した物品搬出ユニットに関する。
自動販売機等に使用されるスパイラル型物品搬出ユニットは、コラム内に配置されたスパイラルの間に物品が挿入されることで当該物品を収納しておき、スパイラルの一端部をモータによって回転駆動することで、スパイラルの他端部から物品を順次搬出する装置である。
近年、1台の自動販売機において複数種類の物品を収納して販売可能にすることは一般的であり、更には大きさの異なる物品を収納し販売可能にしたスパイラル型物品搬出ユニットを有する自動販売機も開発されている。
例えば、特許文献1に開示されたスパイラル型物品搬出ユニット(商品送出装置)は、スパイラルを駆動するモータをコラムの幅方向に移動可能に構成しており、コラムに対してスパイラルを移動することで、異なる幅の物品(商品)を収納可能にしている。
また、特許文献1に記載された自動販売機のスパイラル型物品搬出ユニットは、略水平方向に延びるスパイラルと物品を載置する商品載置板を備えている。商品載置板は、一端部がモータの回転軸を回転可能に支持し、スパイラルの中心軸線方向に延び、他端部がコラムに固定されており、スパイラルの回転により商品を搬出する際の商品の移動を案内するガイド部の機能を有している。
しかしながら、上記特許文献1のように、スパイラルをコラムの幅方向に移動可能にしたとしても、スパイラルの直径が比較的大きい場合には、スパイラルの幅方向の移動可能距離が抑制される。また、ガイド部によって収納可能な商品の大きさが制限されてしまうといった問題点がある。特に、コラム及びスパイラルが上下方向に延びるように配置されるのに適し、各種大きさの物品を収納、搬出可能なスパイラル型物品搬出ユニットが要求されている。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであって、物品の収納幅を大きく確保でき、各種大きさの物品を収納可能なスパイラル型物品搬出ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のスパイラル型物品搬出ユニットは、少なくとも一面に開口部を有するコラムと、前記コラムに支持されたモータ部と、前記コラム内に配置され、一端部が前記モータ部の回転軸に着脱可能に連結される一方、他端部が前記コラムの前記開口部に向かって渦巻き状に延び、物品を支持するスパイラルと、を備え、前記スパイラルに支持された物品を、前記モータ部により前記スパイラルを回転駆動することで前記コラムの前記開口部から順次搬出するスパイラル型物品搬出ユニットであって、前記スパイラルの前記一端部から前記他端部に向かって延び、前記スパイラルの他端部側で前記コラムに着脱可能に支持されるガイド部を有し、前記スパイラルは、前記コラムの幅方向に移動可能に支持され、前記ガイド部は、少なくとも前記スパイラルの中心軸線上を延びる第1のガイド部と、前記スパイラルの中心軸線とは前記コラムの幅方向に異なる位置を延びる第2のガイド部と、に交換可能であることを特徴とする。
好ましくは、前記コラムに、前記第1のガイド部の前記他端部側を支持する第1の支持部と、前記第2のガイド部の前記他端部側を支持する第2の支持部と、を備えるとよい。
好ましくは、前記スパイラルと前記第1のガイド部とにより、第1のスパイラルユニットが構成され、前記スパイラルと前記第2のガイド部とにより、第2のスパイラルユニットが構成され、前記第1のスパイラルユニット及び第2のスパイラルユニットのいずれか一方が選択的に前記コラム内に配置されるとよい。
好ましくは、前記第1のガイド部は、前記スパイラルの中心軸線上を延び、前記スパイラルは、前記コラムの幅方向の中心位置に移動可能であるとよい。
好ましくは、前記スパイラルの中心軸線は、上下方向に延び、前記一端部が上方となる一方前記他端部が下方となるように配置され、前記コラムは、少なくとも後壁と左右の側壁とを有し、前記第1のガイド部は、前記他端部側で前記コラムの前記後壁に支持され、
前記第2のガイド部は、前記他端部側で前記コラムの前記左右の側壁のいずれか一方に支持されるとよい。
前記第2のガイド部は、前記他端部側で前記コラムの前記左右の側壁のいずれか一方に支持されるとよい。
好ましくは、前記モータ部は、前記スパイラルの一端部側の前記コラムの壁面に、少なくとも前記コラムの幅方向にスライド可能に支持されとよい。
好ましくは、前記モータ部は、前記スパイラルの一端部側の前記コラムの壁面に、更に前記コラムの幅方向の複数の位置のうち選択的な位置で、前記幅方向に対して垂直な方向に移動されて前記コラムに固定されるとよい。
好ましくは、前記第1の支持部と前記第2の支持部は、前記第1のガイド部または前記第2のガイド部に対応して使用することを指示する識別表示がされているとよい。
本発明のスパイラル型物品搬出ユニットによれば、スパイラルをコラムの幅方向中心位置に配置し、第1のガイド部を使用することで、第1のガイド部の左右に同一の幅の物品をコラム内に収納することが可能になる。
また、スパイラルをコラムの幅方向中心位置から幅方向に移動させて配置することで、ガイド部の左右の一方に大きな幅の物品が収納可能になる。更に、スパイラルの中心軸線からコラムの幅方向に異なる位置を延びる第2のガイド部を使用することで、第2のガイド部を更にコラムの幅方向に移動させて、更なる大きな幅の物品をコラムに収納することができる。
このように、コラムにおいてスパイラルを幅方向に移動させるとともに、ガイド部を第1のガイド部から第2のガイド部に交換することで、幅の大きな物品を収納することができる。したがって、各種大きさの幅の物品を幅広く対応して収納可能なスパイラル型物品搬出ユニットを提供することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態のスパイラル型物品搬出ユニット1の外形図である。図2は、本実施形態のスパイラル型物品搬出ユニット1の縦断面図である。
本発明の一実施形態であるスパイラル型物品搬出ユニット1は、例えば自動販売機に採用されており、販売する商品(物品)を収納しておき、購入者等の購入操作に応じて作動して、商品を1個ずつ搬出する機能を有する。
自動販売機は、箱型の本体部の内部に着脱可能に、スパイラル型物品搬出ユニット1を1個あるいは複数個備えている。
図1、2に示すように、本実施形態のスパイラル型物品搬出ユニット1は、コラム2とモータユニット3(モータ部)とスパイラルユニット4とを備えている。
コラム2は、下面(一面)が開口した上下方向に長い箱型形状に形成されている。コラム2は、前面と下面とが開口した箱型形状の本体部5と、本体部5の前面の開口部を覆う蓋部6を備えている。蓋部6は、本体部5に支持され、本体部5の前面の開口部を開閉可能であるとともに、閉状態でロック部材7によって本体部5に固定される。
モータユニット3は、箱型のケース10内にモータ11を収納して構成されており、コラム2の上壁12(壁面)に載置されている。
モータ11は、ケース10の下壁であるベースプレート13に固定されている。モータ11の回転軸14は、先端(下端)がベースプレート13及びコラム2の上壁12よりも下方に延出しており、コラム2の左右側壁15、16と平行に上下方向に延びるように配置されている。
スパイラルユニット4は、スパイラル20とガイド部21とにより構成されている。
スパイラル20は、丸棒状の部材を渦巻き状に巻いて形成されている。スパイラル20の一端部(上端部)は、モータ11の回転軸14に着脱可能に固定され、中心軸線がモータ11の回転軸14と同軸上を下方に延び、他端部(下端部)がコラム2の下端の開口部22付近まで延びている。
ガイド部21は、上端部がスパイラル20の上端部の中心部に支持され、スパイラル20内を上下方向に延び、下端部(他端部)がスパイラル20の下端よりも下方位置でスパイラル20の径方向外方に延びてコラム2に着脱可能に固定されている。
スパイラルユニット4は、スパイラル20とガイド部21とが一体的に構成され、コラム2及びモータ11の回転軸14に対して着脱可能に連結されている。
なお、図2に示すガイド部21は後述ずる第2のガイド部51の形状を示し、スパイラルユニット4は後述する第2のスパイラルユニット50の形状を示している。
上記のような構成のスパイラル型物品搬出ユニット1では、コラム2の蓋部6を開口して前面の開口部から商品をスパイラル20の各ピッチ間に挿入して、コラム2内に商品が収納される。したがってコラム2には商品が上下方向に並んで収納されている。
そして、モータ11を駆動させてスパイラル20を回転駆動させることで、コラム2内でスパイラル20に支持されている商品が下方に移動し、コラム2の下方の開口部22から1個ずつ搬出される。
図3、4は、モータユニット3の取り付け部の構造を示す斜視図である。図3、4は、コラム2の上壁12を斜め下方から視た図である。図3は、モータユニット3がコラム2の幅方向中心位置に位置し、後述する第1のスパイラルユニット40の装着時に適した状態を示す。図4は、モータユニット3が中心位置から左方にスライドしたスライド位置であって、後述する第2のスパイラルユニット50の装着時に適した状態を示す。図5は、モータユニット3の取り付け部の構造を示す縦断面図である。
図3~5に示すように、ベースプレート13は、矩形の板状部材により構成され、前部及び後部を屈曲して、前部にはコラム2の上壁12に固定されるスライド支持部25を備えるとともに、後部には上壁12に対する位置決めをする位置決め部26が備えられている。
スライド支持部25は、ベースプレート13の前部を略L字状に屈曲して形成され、上壁12の下方側で上壁12の下面に沿って延びるように配置される部位を有している。位置決め部26は、ベースプレート13の後部を下方に垂直に屈曲して形成された部位であって、上壁12よりも下方に突出する。なお、スライド支持部25はモータの回転軸14より前方に位置し、位置決め部26はモータの回転軸14より後方に位置している。
コラムの上壁12には、スライド支持部25が挿入される第1の長穴27と、モータの回転軸14が挿入される第2の長穴28と、位置決め部26が挿入される第3の長穴29が備えられている。第1の長穴27、第2の長穴28、第3の長穴29は、コラム2の幅方向が長手となるように形成され、ベースプレート13がコラム2の幅方向(詳しくは左右幅方向)に移動可能に構成されている。
スライド支持部25には、固定用ねじ23を挿入する穴を備えている。一方、コラム2の上壁12には、幅方向に間隔をおいて複数の(二箇所に)固定用ねじ23を締結するための雌ねじ穴30、31を備えている。スライド支持部25の下方から穴に固定用ねじ23を挿入して、コラム2の上壁12のいずれかの雌ねじ穴30、31に固定用ねじ23を締め付けることにより、ベースプレート13と上壁12とが固定される。これにより、モータユニット3とコラム2とが固定される。
また、コラム2の上壁12には、第3の長穴29の後方側の縁部に、前方に突出する2個の凸部32、33が設けられている。凸部32、33は、ベースプレート13の位置決め部26に設けられた位置決め用穴34に挿入されることで、コラム2に対してベースプレート13の幅方向の移動を規制するように構成されている。2個の凸部32、33は、コラム2の幅方向に間隔を置いて配置されている。
図3に示すように、上壁12の右側のねじ穴30にスライド支持部25の穴を通した固定用ねじ23が締結された際に、右側の凸部32が位置決め部26の位置決め用穴34に挿入される。このとき、モータ11の回転軸14は、コラム2の幅方向中心位置に位置する。なお、この状態におけるベースプレート13の移動位置、即ちコラム2の幅方向におけるモータユニット3の幅方向の移動位置を中央位置とする。
図4に示すように、上壁12の左方の雌ねじ穴31にスライド支持部25の穴を通した固定用ねじ23が締結された際に、左側の凸部33が位置決め部26の位置決め用穴34に挿入される。このとき、モータ11の回転軸14は、コラム2の幅方向中心位置よりも左方に位置する。なお、この状態におけるベースプレート13の移動位置、即ちコラム2の幅方向におけるモータユニット3の幅方向の移動位置をスライド位置とする。
第1の長穴27、第2の長穴28、第3の長穴29は、図3あるいは図4に示すようなコラム2とモータユニット3との固定位置に対し、ベースプレート13のスライド支持部25及び位置決め部26、モータ11の回転軸14が前方に移動可能となるように、前後方向に大きく形成されている。このように固定位置からモータユニット3を前方に移動させることで、モータユニット3は幅方向に中央位置とスライド位置との間で移動可能になっている。
図5に示すように、モータユニット3のベースプレート13の下面には、例えば4箇所に頭部が略半球状であるナベ頭形状のネジ35が締結され、ネジ35の頭部が下方を向くように固定されている。ネジ35の頭部がコラム2の上壁12に接し、ベースプレート13とコラム2の上壁12とは上下方向に離間している。
図6~8は、第1のスパイラルユニット40の装着時における商品Pの収納例を示す説明図であり、図6はコラム2の上面図、図7はコラム2の正面図、図8はコラム2の側面図である。
図9、10は、第2のスパイラルユニット50の装着時における商品Pの収納例を示し、図9はコラム2の上面図、図10はコラム2の正面図である。
本実施形態のスパイラル型物品搬出ユニット1では、スパイラルユニット4として、ガイド部21の形状が互いに異なる第1のスパイラルユニット40と第2のスパイラルユニット50があらかじめ用意されている。コラム2には、第1のスパイラルユニット40または第2のスパイラルユニット50が選択的に装着される。
図6~8に示すように、第1のスパイラルユニット40のガイド部 である第1のガイド部41は、棒状部材である中心軸42と、板状部材である支持板43とにより構成されている。中心軸42は、上端部がスパイラル20の上端部に固定され、スパイラル20の中心軸線上を下方に延びてスパイラル20の下端よりも下方に延びている。
支持板43は、中心軸42の下端部を回転可能に支持する板状部材であって、中心軸42の下端部から後方に延び、コラム2の後壁17に設けられた第1の支持部44に着脱可能に固定されている。なお、第1の支持部44は、例えば後壁17に設けられた穴であって、支持板43の端部を引っかけるようにして固定可能な構造にすればよい。また、第1の支持部44に、第1のスパイラルユニット40の装着時に使用することを、色や文字等で指示する識別表示させておくとよい。
第1のスパイラルユニット40では、モータ11の回転軸14の回転により、スパイラル20と中心軸42とが回転する。
第1のスパイラルユニット40の装着時には、モータユニット3のベースプレート13の位置を上記図3に示すような中央位置とし、スパイラル20の中心軸線がコラム2の幅方向中心位置にするとよい。
このように、第1のスパイラルユニット40のスパイラル20の中心軸線をコラム2の幅方向中心位置にすることで、1個のコラム2において中心軸42の左右に夫々、計二列の略同一の幅の商品Pを収納することができる。そして、スパイラル20を半回転ずつ回転させることで、中心軸42の左右の商品Pをコラム2の下方の開口部22から順次搬出することができる。
図9、10に示すように、第2のスパイラルユニット50のガイド部である第2のガイド部51は、板状部材の両端部を折り曲げて形成されている。第2のガイド部51の上端部がモータ11の回転軸14に対して回転可能に支持され、下端部がコラム2の左側壁15に設けられた第2の支持部52に着脱可能に固定される。なお、第2の支持部52に、第2のスパイラルユニット50の装着時に使用することを、色や文字等で識別表示させておくとよい。
第2のスパイラルユニット50の第2のガイド部51は、上部において回転軸14の支持位置からスパイラル20の径方向外方に延び、スパイラル20の内部をスパイラル20の中心軸線SCLよりも径方向外方の位置を、言い換えるとスパイラル20の中心軸線SCLよりもコラム2の左側壁15に近い位置を、スパイラル20の中心軸線SCLと平行に下方に延びる。第2のガイド部51の下端部は、スパイラル20の下方において、コラム2の左側壁15の第2の支持部52に向かって延びている。
第2のスパイラルユニット50では、モータ11の回転軸14の回転により、スパイラル20が回転するが、第2のガイド部51は回転あるいは移動しない。
第2のスパイラルユニット50の装着時には、モータユニット3のベースプレート13の位置を上記図4に示すようなスライド位置とし、スパイラル20の中心軸線SCLがコラム2の幅方向中心位置CCLよりも左方に位置させる。
このように、スパイラル20の中心軸線SCLをコラム2の幅方向中心位置CCLから左方に位置させることで、コラム2において第2のガイド部51の右側に、幅の広い商品Pを収納することができる。また、第2のスパイラルユニット50を使用することで、第2のガイド部51がスパイラル20の中心軸線SCLよりも左方に位置するので、ガイド部21とコラム2の右側壁16との間に更に幅の広い商品Pを収納することができる。
このように第2のスパイラルユニット50の装着時には、ガイド部21の右側のみに幅の広い商品Pを一列に収納し、スパイラル20を1回転ずつ回転させることで、ガイド部21の右側から商品を順次コラム2の下方の開口部22から搬出することができる。
なお、本実施形態のスパイラル型物品搬出ユニット1が自動販売機に着脱可能な構造になっているので、コラム2において第1のスパイラルユニット40と第2のスパイラルユニット50とを交換する際には、自動販売機からコラム2を含むスパイラル型物品搬出ユニット1を一旦取り外してから行えば容易に交換可能である。
以上のように、本実施形態のスパイラル型物品搬出ユニット1は、スパイラル20の中心軸線上を上下方向に延びる第1のガイド部41を有する第1のスパイラルユニット40と、スパイラル20の中心軸線よりもコラム2の左方を延びる第2のガイド部51を有する第2のスパイラルユニット50と、を有しており、これらのスパイラルユニット40、50のいずれかをコラム2に交換可能に備えることができる。また、モータユニット3をコラム2の幅方向に移動可能であって、モータ11の回転軸14の中心軸線、すなわちスパイラル20の中心軸線をコラム2の幅方向に移動可能に設置することができる。
そして、スパイラル20をコラム2の幅方向中心位置に配置し、第1のガイド部41を有する第1のスパイラルユニット40を使用することで、第1のガイド部41がコラム2の幅方向中心位置に位置し、第1のガイド部41の左右に略同一の幅の商品Pをコラム2内に収納することが可能になる。
一方、スパイラル20の中心軸線SCLよりもコラム2の幅方向に異なる位置(左方)を延びる第2のガイド部51を有する第2のスパイラルユニット50を使用することで、第2のガイド部51の左右の一方(右側)に大きな幅の商品Pが収納可能になる。更に、スパイラル20をコラム2の幅方向中心位置から幅方向(左方)に移動させて配置することで、第2のガイド部51を更にコラム2の幅方向(左方)に移動させて、第2のガイド部51の右側に更なる大きな幅の物品をコラムに収納することができる。
ガイド部21(第1のガイド部41、第2のガイド部51)は、上端部がモータ11の回転軸14を支持することで、モータ11の回転作動時における回転軸14の揺れ、即ちスパイラル20の揺れを抑制することができる。また、ガイド部21は、コラム2からの商品搬出の際におけるスパイラル20の回転時に、商品Pの左右方向(コラム2の幅方向)の移動を抑制してスムーズな搬出を促すことができる。
コラム2には、第1のガイド部41の下端部である支持板43を支持する第1の支持部44を有するとともに、第2のガイド部51の下端部を支持する第2の支持部52を有するので、第1のスパイラルユニット40及び第2のスパイラルユニット50を容易にコラム2に交換可能に装着することができる。
第1の支持部44がコラム2の後壁17に設けられ、中心軸42の下端部を支持する支持板43を第1の支持部44に向かってコラム2の後方に延びるように配置されることで、中心軸42の左右に収納される商品Pが支持板43に邪魔にならずに下方に搬出させることができる。
一方、第2の支持部52がコラム2の左側壁15に設けられるので、第2のガイド部51の下端部においてスパイラル20の径方向に延びる部分の長さを抑制して、第2のガイド部51の揺れ、即ちスパイラル20の回転時におけるスパイラル20の揺れを効果的に抑制することができる。
また、モータユニット3におけるベースプレート13はコラム2の上壁12に載置され、上壁12に対しスライド可能に支持される。ベースプレート13の下面には略半球状の頭部が下方に向くように配置されたネジ35が設けられ、ネジ35の頭部がコラム2の上壁12に接し、ベースプレート13とコラム2の上壁12とが離間するように構成されているので、ベースプレート13をコラム2に対してスライドさせる際の摩擦力を抑制するとともに、氷や霜等によってベースプレート13とコラム2の上壁12とが固着することを抑制することができる。
コラム2の上壁12には凸部32、33が設けられており、ベースプレート13をコラム2の幅方向とは垂直な前方に移動させてベースプレート13の位置決め用穴34に凸部32、33のいずれかを挿入することで、コラム2に対するベースプレート13の幅方向位置を設定することができる。この凸部32、33がモータユニット3のスライド位置(中央位置、スライド位置)に対応して配置されているので、モータユニット3のスライド位置を中央位置、スライド位置のいずれかに容易に設定することができる。
また、第1の支持部44には第1のスパイラルユニット40の装着時に使用されることが識別表示され、第2の支持部52には第2のスパイラルユニット50の装着時に使用されることが識別表示されているので、第1のスパイラルユニット40及び第2のスパイラルユニット50を容易にコラム2に装着することができる。
本発明は以上の実施形態に限定するものではない。例えば、コラム2に対するモータユニット3のスライド位置については、適宜複数個所に設定することができる。また、スパイラルユニット4については、スパイラル20の直径や、ガイド部21の位置や形状を第1のガイド部41や第2のガイド部51から適宜変更してもよいし、第1のスパイラルユニット40や第2のスパイラルユニット50以外にもスパイラルユニット4を更に複数種類用意しておいて交換可能にしてもよい。
上記実施形態では、スパイラル20がコラム2の左右幅方向に移動可能に構成されているが、スパイラル20をコラム2の前後幅方向に移動可能に構成してもよい。スパイラル20をコラム2の後方に移動可能に構成する場合には、第2のガイド部51の下端部を支持する第2の支持部52を、コラム2の後壁17の下部に備えればよい。
また、上記実施形態では、コラム2が上下方向に長く、スパイラル型物品搬出ユニット1のスパイラル20が上下方向に延びるように設置されているが、コラム2が上下方向以外の方向に延びるように設置されているものについて、即ち商品を下方以外の方向に搬出するユニットにも本発明を適用することができる。
本発明のスパイラル型物品搬出ユニットは、自動販売機以外でも各種システムにおいて物品の収納搬出をするユニットに広く適用することができる。
1 スパイラル型物品搬出ユニット
2 コラム
3 モータユニット(モータ部)
12 上壁(壁面)
15 左側壁(側壁)
17 後壁
20 スパイラル
21 ガイド部
40 第1のスパイラルユニット
41 第1のガイド部
44 第1の支持部
50 第2のスパイラルユニット
51 第2のガイド部
52 第2の支持部
2 コラム
3 モータユニット(モータ部)
12 上壁(壁面)
15 左側壁(側壁)
17 後壁
20 スパイラル
21 ガイド部
40 第1のスパイラルユニット
41 第1のガイド部
44 第1の支持部
50 第2のスパイラルユニット
51 第2のガイド部
52 第2の支持部
Claims (8)
- 少なくとも一面に開口部を有するコラムと、
前記コラムに支持されたモータ部と、
前記コラム内に配置され、一端部が前記モータ部の回転軸に着脱可能に連結される一方、他端部が前記コラムの前記開口部に向かって渦巻き状に延び、物品を支持するスパイラルと、を備え、
前記スパイラルに支持された物品を、前記モータ部により前記スパイラルを回転駆動することで前記コラムの前記開口部から順次搬出するスパイラル型物品搬出ユニットであって、
前記スパイラルの前記一端部から前記他端部に向かって延び、前記スパイラルの他端部側で前記コラムに着脱可能に支持されるガイド部を有し、
前記スパイラルは、前記コラムの幅方向に移動可能に支持され、
前記ガイド部は、少なくとも前記スパイラルの中心軸線上を延びる第1のガイド部と、前記スパイラルの中心軸線とは前記コラムの幅方向に異なる位置を延びる第2のガイド部と、に交換可能であることを特徴とするスパイラル型物品搬出ユニット。 - 前記コラムに、
前記第1のガイド部の前記他端部側を支持する第1の支持部と、
前記第2のガイド部の前記他端部側を支持する第2の支持部と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスパイラル型物品搬出ユニット。 - 前記スパイラルと前記第1のガイド部とにより、第1のスパイラルユニットが構成され、
前記スパイラルと前記第2のガイド部とにより、第2のスパイラルユニットが構成され、
前記第1のスパイラルユニット及び第2のスパイラルユニットのいずれか一方が選択的に前記コラム内に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のスパイラル型物品搬出ユニット。 - 前記第1のガイド部は、前記スパイラルの中心軸線上を延び、
前記スパイラルは、前記コラムの幅方向の中心位置に移動可能であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のスパイラル型物品搬出ユニット。 - 前記スパイラルの中心軸線は、上下方向に延び、前記一端部が上方となる一方、前記他端部が下方となるように配置され
前記コラムは、少なくとも後壁と左右の側壁とを有し、
前記第1のガイド部は、前記他端部側で前記コラムの前記後壁に支持され、
前記第2のガイド部は、前記他端部側で前記コラムの前記左右の側壁のいずれか一方に支持されることを特徴とする請求項4に記載のスパイラル型物品搬出ユニット。 - 前記モータ部は、前記スパイラルの一端部側の前記コラムの壁面に、少なくとも前記コラムの幅方向にスライド可能に支持されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスパイラル型物品搬出ユニット。
- 前記モータ部は、前記スパイラルの一端部側の前記コラムの壁面に、更に前記コラムの幅方向の複数の位置のうち選択的な位置で、前記幅方向に対して垂直な方向に移動されて前記コラムに固定されることを特徴とする請求項6に記載のスパイラル型物品搬出ユニット。
- 前記第1の支持部と前記第2の支持部は、前記第1のガイド部または前記第2のガイド部に対応して使用することを指示する識別表示がされていることを特徴とする請求項2に記載のスパイラル型物品搬出ユニット。
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