JP2022046977A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空送り処理の実行中にジャムが発生するのを抑制する。【解決手段】画像読取装置は、シートを搬送する搬送部と、シートを読み取る読取部と、制御部と、を備え、搬送モードには、斜行矯正を行うレジストモードと斜行矯正を行わないレジストレスモードとがあり、ジャムが発生した場合、制御部は、ジョブを中断し、全シートが再セットされた状態から、シートを読み取らずに排出する空送り処理を搬送部に行わせ、空送り処理を行わせるとき、制御部は、搬送モードがレジストモードであったか否かを判断するとともに、ジョブで発生したジャム回数を認識し、搬送モードがレジストモードであり、かつ、ジャム回数が閾値回数に達していなかったとき、制御部は、空送り処理をレジストレスモードで行わせる。【選択図】図5

Description

本発明は、画像読取装置および画像形成装置に関する。
従来、シートを搬送し、搬送中のシートを読み取る画像読取装置が知られている。このような画像読取装置は、たとえば、特許文献1に開示されている。
特許文献1の画像読取装置は、複数枚のシートを読み取るジョブの実行中にジャムが発生すると、ジョブを中断し、読取済みのシートを含む全シートを再セットするようユーザーに報知する。そして、特許文献1の画像読取装置は、全シートが再セットされた状態から、中断したジョブを再開する。このとき、特許文献1の画像読取装置は、読取済みのシートの枚数分、シートの読み取りを行わずにシートを搬送する空送り処理(シートの読み飛ばし)を行う。また、特許文献1の画像読取装置は、空送り処理でのシート搬送速度を通常処理(シートを搬送して読み取る処理)でのシート搬送速度よりも速くする。
特開2006-33325号公報
ジャム発生後に再開されるジョブで空送り処理が行われる構成では、読取済みのシートと未読取のシートとを分類する作業を行わなくてもよい。すなわち、読取済みか未読取かにかかわらず、全シートを再セットすればよい。したがって、ユーザーにとっては利便性がよい。
ここで、特許文献1では、空送り処理時のシート搬送速度が通常処理時よりも速い。このため、空送り処理にかかる時間を短縮できる。しかし、空送り処理時のシート搬送速度を速くすると、空送り処理の実行中にジャムが発生し易くなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ジャム発生後に再開されるジョブで空送り処理を行う構成において、空送り処理の実行中にジャムが発生するのを抑制することが可能な画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の局面による画像読取装置は、セット部からレジスト位置および読取位置を経由し排出部に至る搬送路を有し、ジョブの実行中、セット部にセットされているシートを搬送路に給紙して搬送し、排出部に排出する搬送部と、ジョブの実行中、搬送路に沿って搬送されているシートを読取位置で読み取る読取部と、ジョブを制御する制御部と、を備える。搬送部によるシートの搬送モードには、レジスト位置でシートの斜行矯正を行うレジストモードと斜行矯正を行わないレジストレスモードとがある。ジョブの実行中にジャムが発生した場合、制御部は、ジョブを中断し、読取部による読み取りが完了しているシート枚数をリカバリー枚数に設定し、ジョブの開始時にセット部にセットされていた全シートがセット部に再セットされた状態から、セット部から搬送路への給紙枚数がリカバリー枚数に達するまで、搬送路に給紙したシートを読み取らずに排出部に排出する空送り処理を搬送部に行わせ、リカバリー枚数分のシートの搬送路への給紙後、次に搬送路に給紙されるシートから読取部に読み取りを行わせる。搬送部に空送り処理を行わせるとき、制御部は、ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであったか否かを判断するとともに、ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであった場合にはジョブで発生したジャム回数を認識する。ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであり、かつ、ジャム回数が予め定められた閾値回数に達していなかったとき、制御部は、空送り処理をレジストレスモードで行わせる。
本発明の第2の局面による画像形成装置は、上記画像読取装置を備える。
本発明の構成では、空送り処理の実行中にジャムが発生するのを抑制できる。
本発明の一実施形態による複合機の概略図である。 本発明の一実施形態による複合機に設置されたスキャナーの概略図である。 本発明の一実施形態による複合機のブロック図である。 本発明の一実施形態による複合機の操作パネルが表示する報知画面を示す図である。 本発明の一実施形態による複合機のスキャン制御部が行う処理の流れを示す図である。
以下に、本発明の一実施形態について、複合機を例にとって説明する。
<複合機の構成>
図1に示すように、本実施形態の複合機100には、原稿搬送ユニット210を含むスキャナー20が設置される。複合機100は「画像形成装置」に相当する。原稿搬送ユニット210を含むスキャナー20は「画像読取装置」に相当する。原稿搬送ユニット210は「搬送部」に相当する。
スキャナー20は、図2に示す構成を有する。スキャナー20は、原稿Dを読み取る。原稿Dは「シート」に相当する。なお、スキャナー20の読取モードには、搬送読取モードおよび載置読取モードがある。
スキャナー20は、搬送読取用のコンタクトガラス20aおよび載置読取用のコンタクトガラス20bを備える。搬送読取モードのとき、スキャナー20は、コンタクトガラス20aに向けて搬送されコンタクトガラス20aの上面上を通過する原稿Dを読み取る。載置読取モードのとき、スキャナー20は、コンタクトガラス20bの上面上に載置された原稿Dを読み取る。
スキャナー20は、読取部220を備える。読取部220は、原稿Dを読み取る。読取部220は、光源201およびイメージセンサー202を含む。光源201は、読取対象の原稿Dに光を照射する。イメージセンサー202は、原稿Dで反射された反射光を受光し光電変換する。搬送読取モードのとき、図2に示す位置に光源201が保持され、当該位置で光源201がコンタクトガラス20aに向けて発光する。このとき、コンタクトガラス20a上の原稿Dで光が反射され、原稿Dで反射された光がイメージセンサー202に入射する。これにより、搬送路211に沿って搬送されている原稿Dの読み取りが行われる。搬送読取モードでは、図2に示す破線矢印に沿って光が進行する。
光源201およびイメージセンサー202は、読取筐体の内部に設置される。コンタクトガラス20aおよび20bは、読取筐体の上面部分に嵌め込まれる。原稿搬送ユニット210は、読取筐体に対して回動可能に取り付けられる。原稿搬送ユニット210は、読取筐体の上面(コンタクトガラス20aおよび20bの各上面)を開放する方向および閉塞する方向に回動可能である。図2には、原稿搬送ユニット210によって読取筐体の上面が閉塞された状態を示す。搬送読取モードでは、図2に示す状態で原稿Dの読み取りが行われる。
原稿搬送ユニット210は、搬送路211を有する。原稿搬送ユニット210には、セットトレイ212が設けられる。セットトレイ212は「セット部」に相当する。また、原稿搬送ユニット210には、排出トレイ213が設けられる。排出トレイ213は「排出部」に相当する。搬送路211は、セットトレイ212から、レジスト位置P1および読取位置P2をこの順番で経由し、排出トレイ213に至る。
搬送読取モードでは、読取対象の原稿Dがセットトレイ212にセットされる。原稿搬送ユニット210は、セットトレイ212から搬送路211に原稿Dを給紙し、搬送路211に沿って原稿Dを搬送する。レジスト位置P1および読取位置P2をこの順番で原稿Dが通過する。原稿Dが読取位置P2を通過するとき、読取部220は、読取位置P2で原稿Dを読み取る。原稿Dの読み取り後、原稿Dは排出トレイ213に排出される。
セットトレイ212には、一対のガイド214が設けられる。一対のガイド214は、原稿Dの給紙方向(搬送方向)と直交する幅方向の一方側および他方側からセットトレイ212にセットされた原稿Dを挟み込み、セットトレイ212にセットされた原稿Dの幅方向の移動を規制する。一対のガイド214は、セットトレイ212にセットされた原稿Dの幅方向の位置決めを行うための部材である。
一対のガイド214は、幅方向にスライド可能である。一対のガイド214は、互いに連動して幅方向にスライドする。一方のガイド214をスライドさせると他方のガイド214もスライドする。ただし、一対のガイド214は、互いに逆方向にスライドする。すなわち、一対のガイド214は、互いに離れる方向または互いに近づく方向にスライドする。
セットトレイ212に原稿Dをセットするとき、ユーザーは、一対のガイド214の幅方向の間隔(一方のガイド214と他方のガイド214との幅方向の間隔)を原稿Dの幅方向のサイズに合わせる。このため、セットトレイ212に原稿Dがセットされた状態では、原稿Dの4辺のうち給紙方向と平行な一対の辺がそれぞれガイド214に当接する。すなわち、原稿Dが幅方向に位置決めされる。そして、一対のガイド214によって原稿Dが位置決めされると、搬送路211の幅方向の中心と原稿Dの幅方向の中心とが略一致する。
原稿搬送ユニット210は、給紙部21を備える。給紙部21は、回転体を含む。給紙部21は、回転体を回転させることにより、セットトレイ212にセットされた原稿Dを搬送路211に給紙する。
給紙部21は、給紙ローラー21aおよび給紙ベルト21bを含む。給紙ローラー21aは、セットトレイ212から原稿Dを引き出す。給紙ベルト21bは、セットトレイ212から引き出された原稿Dを搬送路211に給紙する。給紙ベルト21bは、駆動ローラー21cと従動ローラー21dとによって張架される。給紙ベルト21bは、駆動ローラー21cが回転することによって周回する。
給紙ベルト21bの搬送路211を挟んで反対側の位置には、分離ローラー22が設けられる。分離ローラー22は、給紙方向とは逆方向に原稿Dが進行するよう回転する。これにより、セットトレイ212から原稿Dが複数枚重なって引き出されても、複数枚重なった原稿Dが1枚ずつに分離される。すなわち、給紙ベルト21bに接する原稿D(最上層の原稿D)だけが搬送路211に給紙される。
また、搬送路211の複数個所には、それぞれ、搬送ローラー対23が設けられる。複数の搬送ローラー対23は、それぞれ、回転することにより、ニップ(一対のローラー間)に進入した原稿Dを搬送する。
複数の搬送ローラー対23のうち1つは、レジストローラー対24である。レジストローラー対24は、搬送路211のうち給紙部21の設置位置よりも搬送方向下流側の位置に設置される。レジストローラー対24の設置位置は、レジスト位置P1である。レジスト位置P1は、読取位置P2よりも搬送方向上流側の位置であって、複数の搬送ローラー対23の各設置位置のうち搬送方向の最上流側の位置である。レジストローラー対24の動作については、後に説明する。
図1に戻り、複合機100は、操作パネル30を備える。操作パネル30は「受付部」に相当する。操作パネル30は、スキャナー20の筐体に設置される。
操作パネル30には、スタートボタン31を含む複数のハードウェアボタンが設けられる。スタートボタン31は、スキャナー20による原稿Dの読み取りを伴うジョブ(たとえば、コピージョブ)の実行指示をユーザーから受け付けるためのボタンである。
また、操作パネル30には、タッチスクリーン32が設けられる。タッチスクリーン32は、ソフトウェアボタンおよびメッセージなどを表示し、ユーザーからタッチ操作を受け付ける。たとえば、スキャナー20を用いるジョブに関する設定の受け付けがタッチスクリーン32を介して行われる。
複合機100は、印刷部40を備える。印刷部40は、用紙搬送路(図1では、破線矢印で示す)に沿って用紙Pを搬送する。印刷部40は、画像を形成する。印刷部40は、搬送中の用紙Pに画像を印刷する。コピージョブでは、スキャナー20による原稿Dの読み取りが行われる。印刷部40は、原稿Dの読み取りで得られた画像データに基づく画像の用紙Pへの印刷を行う。
印刷部40は、用紙給紙ローラー41を備える。用紙給紙ローラー41は、用紙カセットCAから用紙搬送路に用紙Pを給紙する。
印刷部40は、転写ローラー対42を備える。転写ローラー対42は、感光体ドラムおよび転写ローラーを含む。感光体ドラムは、その周面上にトナー像を担持する。転写ローラーは、感光体ドラムに圧接し、感光体ドラムとの間で転写ニップを形成する。転写ローラー対42は、回転することにより、転写ニップに進入した用紙Pを搬送しつつ、用紙Pにトナー像を転写する。
図示しないが、印刷部40は、帯電装置、露光装置および現像装置をさらに備える。帯電装置は、感光体ドラムの周面を帯電させる。露光装置は、感光体ドラムの周面上に静電潜像を形成する。現像装置は、感光体ドラムの周面上の静電潜像をトナー像に現像する。
印刷部40は、定着ローラー対43を備える。定着ローラー対43は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを含む。加熱ローラーは、ヒーター(図示せず)を内蔵する。加圧ローラーは、加熱ローラーに圧接し、加熱ローラーとの間で定着ニップを形成する。定着ローラー対43は、回転することにより、定着ニップに進入した用紙Pを搬送しつつ、用紙Pに転写されたトナー像を用紙Pに定着させる。
また、図3に示すように、複合機100は、主制御部1を備える。主制御部1は、CPUおよびメモリーを含む。主制御部1は、複合機100の全体制御を行う。また、主制御部1は、印刷部40による印刷を制御する。
複合機100は、スキャン制御部2を備える。スキャン制御部2は「制御部」に相当する。スキャン制御部2は、CPUを含む。スキャン制御部2は、スキャナー20による原稿Dの読み取りを制御する。スキャン制御部2は、スキャン記憶部200に接続される。スキャン記憶部200は、メモリーを含む。スキャン制御部2は、スキャン記憶部200からのデータの読み出しを行う。また、スキャン制御部2は、スキャン記憶部200へのデータの書き込みを行う。
スキャン制御部2は、原稿搬送ユニット210による原稿Dの給紙および搬送を制御する。具体的には、スキャン制御部2は、原稿Dの給紙および搬送を担う各種回転体を回転させるモーター25を制御する。また、スキャン制御部2は、モーター25と回転体とを連結するクラッチ26のオンオフを制御する。スキャン制御部2は、クラッチ26のオンオフを制御することにより、モーター25と回転体との間の連結および連結解除を切り替える。モーター25との連結が解除された回転体はフリー状態となる。
たとえば、給紙部21および分離ローラー22は、同一のモーター25(給紙モーター25)から駆動力を受けて回転する。レジストローラー対24は、給紙モーター25とは別の専用のモーター25(レジストモーター25)から駆動力を受けて回転する。他の搬送ローラー対23は、給紙モーター25およびレジストモーター25とは別のモーター25(搬送モーター25)から駆動力を受けて回転する。搬送モーター25の設置数は特に限定されない。搬送モーター25の設置数は、搬送ローラー対23の設置数および設置位置に応じて変更される。
スキャン制御部2は、ガイドセンサー27に接続される。ガイドセンサー27は、一対のガイド214の幅方向の位置に応じて出力値を変化させる。すなわち、ガイドセンサー27は、セットトレイ212にセットされた原稿Dの幅方向のサイズに応じた値を出力する。スキャン制御部2は、ガイドセンサー27の出力値に基づき、セットトレイ212にセットされた原稿Dの幅方向のサイズを検知する。
スキャン制御部2は、セットセンサー28に接続される。セットセンサー28は、セットトレイ212上における原稿Dの有無に応じて出力値を変化させる。原稿Dの読み取りを伴うジョブの実行に際し、ユーザーは、セットトレイ212に原稿Dをセットする。スキャン制御部2は、セットセンサー28の出力値に基づき、セットトレイ212上における原稿Dの有無を検知する。検知結果に基づき、スキャン制御部2は、セットトレイ212に原稿Dがセットされたか否かを判断する。また、検知結果に基づき、スキャン制御部2は、セットトレイ212から原稿Dが無くなったか否かを判断する。
スキャン制御部2は、搬送センサー29に接続される。搬送センサー29は、搬送路211の予め定められた位置を検知位置とする。搬送センサー29は、搬送路211に複数設置される。すなわち、搬送路211には、搬送センサー29の検知位置が複数ある。スキャン制御部2は、複数の搬送センサー29の各出力値に基づき、各検知位置における原稿Dの前端到達および原稿Dの後端通過を検知する。検知結果に基づき、スキャン制御部2は、搬送路211で原稿Dがジャムしたか否かを判断する。詳細は後述する。
複数の搬送センサー29は、それぞれ、対応する検知位置における原稿Dの有無に応じて出力値を変化する。或る検知位置に原稿Dの前端が到達したとき、当該検知位置に対応する搬送センサー29の出力値が変化する。その後、当該検知位置を原稿Dの後端が通過したとき、当該検知位置に対応する搬送センサー29の出力値が変化する。
スキャン制御部2は、主制御部1との間で通信を行う。スキャン制御部2は、主制御部1から受信した制御信号に基づき、スキャナー20(原稿搬送ユニット210)を制御する。スキャナー20の制御が主制御部1によって行われてもよい。すなわち、主制御部1を「制御部」として機能させてもよい。
複合機100は、パネル制御部3を備える。パネル制御部3は、操作パネル30の表示動作を制御する。また、パネル制御部3は、操作パネル30に対して行われた操作を検知する。
パネル制御部3は、主制御部1との間で通信を行う。パネル制御部3は、操作パネル30に対して行われた操作を示す操作信号を主制御部1に送信する。主制御部1は、操作信号に基づき、操作パネル30に対して行われた操作を検知する。そして、主制御部1は、パネル制御部3に制御信号を送信する。パネル制御部3は、主制御部1からの制御信号に基づき、操作パネル30を制御する。
なお、スキャン制御部2に操作信号が送信されてもよい。そして、スキャン制御部2からパネル制御部3に制御信号が送信されてもよい。また、パネル制御部3を省略し、スキャン制御部2(または、主制御部1)が操作パネル30の制御を行ってもよい。
<原稿の搬送モード>
原稿搬送ユニット210による原稿Dの搬送モードには、レジストモードとレジストレスモードとがある。レジストモードは、レジスト位置P1で原稿Dの斜行矯正を行うモードである。レジストレスモードは、レジスト位置P1での原稿Dの斜行矯正を行わないモードである。
1.レジストモード
レジストモードのとき、スキャン制御部2は、レジストローラー対24の回転を停止させ、その状態で、原稿Dの前端をレジスト位置P1に到達させる。なお、レジスト位置P1に原稿Dの前端が到達した時点では、給紙部21は回転している。これにより、原稿Dの前端がレジスト位置P1に到達してレジストローラー対24に突き当たって以降、さらに、原稿Dがレジスト位置P1に向かって押し込まれる。これにより、原稿Dの前端部分が撓む。原稿Dが斜行していた場合には、このときに、原稿Dの斜行が矯正される。
レジストモードでは、レジスト位置P1で原稿Dの進行(搬送)が一旦停止され、それによって、原稿Dの斜行が矯正される。レジストモードでは、原稿Dの斜行を矯正できるが、原稿Dの進行を一旦停止させる分、生産性が低下する。
なお、原稿Dが斜行していると、ジャムが発生し易くなる。一方で、原稿Dが斜行していなければ、ジャムの発生が抑制される。レジストモードでは、原稿Dの斜行矯正が行われるので、ジャムが発生し難くなる。
2.レジストレスモード
レジストレスモードのとき、スキャン制御部2は、レジストローラー対24を回転させた状態で、原稿Dの前端をレジスト位置P1に到達させる。すなわち、レジストローラー対24は、レジスト位置P1への原稿Dの到達前から回転を開始する。レジストローラー対24の回転中にレジスト位置P1に原稿Dの前端が到達すると、当該原稿Dの進行は停止されない。仮に、原稿Dが斜行していても、そのまま原稿Dが搬送される。
レジストレスモードでは、レジスト位置P1で原稿Dの進行は停止されない。したがって、レジストモードでは、生産性は低下しない。レジストレスモードの生産性はレジストモードよりも高い。しかし、原稿Dが斜行していても、原稿Dの斜行を矯正できない。
3.搬送モードの設定
操作パネル30は、搬送読取ジョブの実行指示をユーザーから受け付ける。搬送読取ジョブは、搬送読取モードでの原稿Dの読み取りを伴うジョブである。
また、操作パネル30は、搬送読取ジョブで読み取る原稿Dの種類(厚紙および普通紙など)をユーザーから受け付ける。言い換えると、操作パネル30は、セットトレイ212にセットされた原稿Dの種類をユーザーから受け付ける。原稿Dの種類の受け付けは、搬送読取ジョブの開始前に行われる。
セットトレイ212に原稿Dがセットされたとき、その都度、スキャン制御部2は、セットトレイ212に原稿Dがセットされた旨を主制御部1に通知する。主制御部1は、スキャン制御部2からの通知に基づき、セットトレイ212に原稿Dがセットされたか否かを判断する。セットトレイ212に原稿Dがセットされた状態でスタートボタン31に対する操作を検知したとき、主制御部1は、搬送読取ジョブの実行指示を操作パネル30が受け付けたと判断し、その旨をスキャン制御部2に通知する。このとき、スキャン制御部2は、搬送読取ジョブを開始する。すなわち、セットトレイ212に原稿Dがセットされた状態でスタートボタン31に対する操作が行われたとき、スキャン制御部2は、搬送読取ジョブを開始する。
ここで、搬送読取ジョブの開始前、スキャン制御部2は、セットトレイ212にセットされた原稿Dの種類を認識する。そして、スキャン制御部2は、セットトレイ212にセットされた原稿Dの種類に基づき、今回開始する搬送読取ジョブでの原稿搬送ユニット210の搬送モードを設定する。
なお、操作パネル30が原稿Dの種類を受け付けると、主制御部1からスキャン制御部2に対し、セットトレイ212にセットされた原稿Dの種類が通知される。このため、搬送読取ジョブの開始前の時点では、スキャン制御部2は、セットトレイ212にセットされた原稿Dの種類を認識している。
搬送モードを設定するとき、スキャン制御部2は、今回の搬送読取ジョブで搬送する原稿Dの種類を対象種類とし、対象種類の原稿Dをレジストレスモードで搬送するとジャムが発生し易くなるか否かを予測する(予測処理を行う)。
たとえば、スキャン制御部2は、機械学習用のICを含む。スキャン制御部2は、機械学習を行って、予測処理用の学習済みモデルを生成する。そして、スキャン制御部2は、学習済みモデルを用いて、予測処理を行う。予測処理用の学習済みモデルがメーカーから定期的に提供されてもよい。
また、たとえば、スキャン記憶部200には、レジストモードの搬送読取ジョブで発生したジャムの発生回数および発生日などを示すジャム情報が記憶される。ジャム情報は、原稿Dの種類ごとに記憶される。搬送モードを設定するとき、スキャン制御部2は、対象種類に対応付けられたジャム情報を抽出し、直近の所定期間内におけるジャムの発生回数を認識する。当該認識したジャムの発生回数が所定回数よりも少ないとき、スキャン制御部2は、ジャムが発生し難いと予測する。当該認識したジャムの発生回数が所定回数以上であるとき、スキャン制御部2は、ジャムが発生し易くなると予測する。
予測処理の結果、ジャムが発生し難いと予測した場合、スキャン制御部2は、搬送モードをレジストレスモードに設定する。ジャムが発生し易くなると予測した場合、スキャン制御部2は、搬送モードをレジストモードに設定する。
なお、予測処理の方法は特に限定されない。他の方法を用いて、対象種類の原稿Dをレジストレスモードで搬送するとジャムが発生し易くなるか否かを予測してもよい。また、他の情報を用いて、対象種類の原稿Dをレジストレスモードで搬送するとジャムが発生し易くなるか否かを予測してもよい。
<原稿のジャム検知>
スキャン制御部2は、或る搬送センサー29(ここでは、第1センサーとする)の検知位置において原稿Dの前端到達を検知してから計時を開始する。そして、第1センサーの検知位置において原稿Dの前端到達を検知してから前端検知用のジャム時間が経過するまでに、第1センサーの検知位置よりも搬送方向下流側の位置を検知位置とする搬送センサー29(ここでは、第2センサーとする)の検知位置において原稿Dの前端到達を検知できなかったとき、スキャン制御部2は、ジャムが発生したと判断する。前端検知用のジャム時間は、第1センサーの検知位置から第2センサーの検知位置までの理論上の原稿搬送時間にマージン時間を加えた時間である。
また、スキャン制御部2は、或る搬送センサー29の検知位置において原稿Dの前端到達を検知してから後端検知用のジャム時間が経過するまでに、当該検知位置において原稿D(当該検知位置に前端が到達した原稿D)の後端通過を検知できなかったとき、ジャムが発生したと判断する。後端検知用のジャム時間は、搬送センサー29の検知位置に原稿Dの前端が到達してから同じ検知位置を原稿Dの後端が通過するまでの理論上の原稿搬送時間にマージン時間を加えた時間である。
<原稿の空送り>
搬送読取ジョブを開始して以降、スキャン制御部2は、読取部220による読み取りが完了した原稿D(以下、読取済み原稿Dを称する場合がある)の枚数をカウントする。スキャン制御部2は、排出トレイ213に排出された原稿Dを読取済み原稿Dと認識する。言い換えると、スキャン制御部2は、読取位置P2を後端が通過した原稿Dを読取済み原稿Dと認識する。
搬送読取ジョブの実行中にジャムが発生したとき、スキャン制御部2は、搬送読取ジョブを中断する。このとき、スキャン制御部2は、読取部220による読み取りが既に完了している原稿Dの枚数をリカバリー枚数に設定する。すなわち、スキャン制御部2は、搬送読取ジョブの中断時点での読取済み原稿Dの枚数をリカバリー枚数に設定する。
また、搬送読取ジョブの実行中にジャムが発生したとき(搬送読取ジョブを中断したとき)、スキャン制御部2は、ジャムが発生した旨の報知を操作パネル30に行わせる。このとき、操作パネル30は、図4に示すような報知画面300を表示する。
報知画面300には、原稿Dを取り除く第1作業をユーザーに促すメッセージM1が表示される。また、報知画面300には、搬送読取ジョブの開始時にセットトレイ212にセットされていた全原稿Dを同じ順番で再セットする第2作業をユーザーに促すメッセージM2が表示される。第2作業をユーザーが行うことにより、排出トレイ213に排出されている原稿D(読取済み原稿D)、搬送路211に残っている原稿D(ジャム原稿D)およびセットトレイ212に残っている原稿D、の全てが搬送読取ジョブの開始時点と同じ順番でセットトレイ212に再セットされる。
また、報知画面300には、第1作業および第2作業がそれぞれ終了した後、スタートボタン31に対する押下操作を行うようユーザーに促すメッセージM3が表示される。これにより、セットトレイ212に全原稿Dを再セットした後、ユーザーはスタートボタン31を押す。
なお、スキャン制御部2は、原稿Dの読み取りで得られた画像データをスキャン記憶部200に記憶させる。そして、スキャン制御部2は、ジャムが発生して搬送読取ジョブを中断しても、読取済み原稿Dの画像データを消去しない。このため、ジャムの発生によって中断した搬送読取ジョブを再開する場合には、読取済み原稿Dの読み取りを再度行う必要はない。
報知画面300の表示中、スタートボタン31に対する操作が行われると、スキャン制御部2は、ジャムの発生によって中断した搬送読取ジョブを再開する。すなわち、操作パネル30は、報知画面300の表示中に行われるスタートボタン31に対する操作を中断した搬送読取ジョブの再開指示として受け付ける。中断した搬送読取ジョブの再開指示を受けたこと(報知画面300の表示中にスタートボタン31が操作されたこと)は、主制御部1からスキャン制御部2に通知される。
中断した搬送読取ジョブの再開指示を受けた時点では、原稿Dの読み取りが完了しているか否かにかかわらず、読取対象の全原稿Dがジョブ開始時(中断した搬送読取ジョブの実行指示を最初に受けたとき)と同じ順番でセットトレイ212に再セットされた状態となっている。たとえば、読取対象が10枚であれば、そのうち4枚の読み取りが既に完了していても、10枚の原稿Dが全てセットトレイ212にセットされる。
中断した搬送読取ジョブの再開指示を受けると、スキャン制御部2は、中断した搬送読取ジョブを再開する。まず、スキャン制御部2は、原稿搬送ユニット210に空送り処理を行わせる。空送り処理は、セットトレイ212から搬送路211への給紙枚数がリカバリー枚数に達するまで、搬送路211に給紙した原稿Dを読み取らずに搬送(空送り)する処理である。すなわち、空送り処理の実行中、読取部220による原稿Dの読み取りは行われず、排出トレイ213に原稿Dが排出される。
なお、リカバリー枚数は、読取済み原稿Dの枚数である。すなわち、空送り処理では、読取済み原稿Dが空送りされる。このため、読取済み原稿Dに対する再度の読み取りは行われない。
空送り処理後、引き続き、スキャン制御部2は、セットトレイ212から搬送路211への原稿Dの給紙を原稿搬送ユニット210に行わせる。そして、スキャン制御部2は、空送り処理後に搬送路211に給紙された原稿Dから、読取部220に読み取りを行わせる。すなわち、中断した搬送読取ジョブが再開されて以降、搬送路211への給紙枚数がリカバリー枚数に達するまでは、原稿Dの読み取りが行われない。リカバリー枚数分の原稿Dの搬送路211への給紙後、次に搬送路211に給紙される原稿Dから、読取部220による読み取りが行われる。以下の説明では、空送り処理後の処理(原稿Dを搬送して読み取る処理)を通常処理と称し、空送り処理と区別する場合がある。
なお、空送り処理後に搬送路211に給紙された原稿Dにジャムが発生すると、再度、報知画面300が表示される。したがって、場合によっては、空送り処理を伴う搬送読取ジョブが繰り返される。
たとえば、3枚分の原稿Dの空送り処理を伴う搬送読取ジョブでは、1枚目から3枚目の各原稿Dが空送りされ、4枚目に給紙された原稿Dから読み取りが行われる。当該ジョブにおいて、10枚目に給紙された原稿Dにジャムが発生した(10枚目に給紙された原稿Dの読み取りが行われなかった)とする。この場合、ジョブ中断時点では、9枚分の原稿Dの読み取りが既に完了していることになるので、次の空送り処理を伴う搬送読取ジョブでは、リカバリー枚数が9枚に設定される。
<空送りの搬送モード>
空送り処理を伴う搬送読取ジョブを開始するとき、すなわち、ジャムの発生によって中断した搬送読取ジョブを再開するとき、スキャン制御部2は、空送り処理の搬送モードを設定する。空送り処理の搬送モードは、レジストモードおよびレジストレスモードのいずれかに設定される。スキャン制御部2は、当該設定した搬送モードで原稿搬送ユニット210に空送り処理を行わせる。
スキャン制御部2は、搬送読取ジョブの中断前の状況に基づき、空送り処理の搬送モードを設定する。スキャン制御部2は、搬送読取ジョブの中断前の状況として、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードを認識する。また、スキャン制御部2は、搬送読取ジョブの中断前の状況として、後述するジャム回数を認識する。
具体的には、搬送読取ジョブを開始して以降、スキャン制御部2は、ジャムすることなく読み取られ排出トレイ213に排出された原稿Dの枚数を正常搬送枚数としてカウントする。スキャン制御部2は、原稿Dの読み取りが完了するごとに、すなわち、排出トレイ213に原稿Dが排出されるごとに、正常搬送枚数を1カウントアップする。
なお、空送り処理を伴う搬送読取ジョブでは、空送りされた原稿Dがジャムすることなく排出トレイ213に排出されても、正常搬送枚数はカウントアップされない。空送り処理を伴う搬送読取ジョブでは、空送り処理後、次以降に給紙された原稿Dの読み取りが完了するごとに、正常搬送枚数が1カウントアップされる。
また、搬送読取ジョブを開始して以降、スキャン制御部2は、搬送読取ジョブで発生したジャム回数をカウントする。搬送読取ジョブの実行中、ジャムが発生したとき(搬送読取ジョブを中断したとき)、スキャン制御部2は、ジャム回数を1カウントアップする。なお、空送り処理を伴う搬送読取ジョブにおいて、空送り処理の実行中にジャムが発生しても、ジャム回数はカウントアップされない。
搬送読取ジョブの開始時点では、正常搬送枚数およびジャム回数の各カウント値は0である。リセット条件が満たされたとき、スキャン制御部2は、正常搬送枚数およびジャム回数の各カウント値をリセットする(0にする)。搬送読取ジョブが完了したとき、すなわち、読取対象の全ての原稿Dの読み取りが完了したとき(読取対象の全ての原稿Dが排出トレイ213に排出されたとき)、スキャン制御部2は、リセット条件が満たされたと判断する。
また、正常搬送枚数が予め定められた閾値枚数に達したとき、スキャン制御部2は、リセット条件が満たされたと判断する。たとえば、閾値枚数は2枚である。閾値枚数が2枚である場合、原稿Dが2枚連続して正常に搬送され読み取られると、リセット条件が満たされる(ジャム回数がリセットされる)。したがって、搬送読取ジョブが正常に行われていれば、ジャム回数は増加しない。同一の搬送読取ジョブでジャムが頻発している場合にのみ、ジャム回数が増加する(後述する閾値回数に達する)。
空送り処理の搬送モードを設定するとき、スキャン制御部2は、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードおよびジャム回数を認識する。そして、スキャン制御部2は、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードおよびジャム回数に基づき、空送り処理の搬送モードを設定する。
以下、図5に示すフローチャートを参照し、具体的に説明する。図5に示すフローは、読み取りが未だ完了していない原稿D(以下、未読取原稿Dと称する場合がある)がセットトレイ212から搬送路211に給紙されるごとにスタートする。すなわち、搬送路211に給紙される原稿Dが空送り処理の対象となってる原稿D(読取済み原稿D)であれば、図5に示すフローに沿った処理は行われない。搬送路211に給紙される原稿Dが通常処理の対象となっている原稿D(未読取原稿D)であれば、図5に示すフローに沿った処理が行われる。
ステップS1において、スキャン制御部2は、現在の正常搬送枚数が予め定められた閾値枚数に達しているか否かを判断する。正常搬送枚数が閾値枚数に達しているとスキャン制御部2が判断した場合には、ステップS2に移行する。正常搬送枚数が閾値枚数に達していないとスキャン制御部2が判断した場合には、ステップS3に移行する。
ステップS2に移行すると、スキャン制御部2は、正常搬送枚数およびジャム回数をリセットする。その後、ステップS3に移行する。
たとえば、或る搬送読取ジョブにおいて、未読取原稿Dの読み取りがジャムすることなく正常に完了したことによって正常搬送回数が1回となり、次の未読取原稿Dにジャムが発生したことによってジョブが中断し、ジャム回数が1回になったとする。なお、閾値枚数は2枚とする。
そして、一例として、以降の最初の空送り処理を伴う搬送読取ジョブにおいて、空送り処理後の1枚目の未読取原稿Dの読み取りがジャムすることなく正常に完了すると、ジャム回数が1回のまま、正常搬送枚数が2枚となる。したがって、この例では、空送り処理後の2枚目の未読取原稿Dの給紙時点において、正常搬送枚数およびジョブ回数が共にリセットされる。
また、別の例として、以降の最初の空送り処理を伴う搬送読取ジョブにおいて、空送り処理後の1枚目の未読取原稿Dにジャムが発生すると、正常搬送枚数が1枚のまま、ジャム回数が2回となる。したがって、次回行われる空送り処理を伴う搬送読取ジョブにおいて、空送り処理後の1枚目の未読取原稿Dの給紙時点では、正常搬送枚数が閾値枚数に達していないので、正常搬送枚数(1枚)はリセットされず、ジャム回数(2回)もリセットされない。
すなわち、ジャムが頻発(連続発生)すると、ジャム回数が増加する。一方で、ジャムが頻発しなければ、ジャム回数は増加しない。なぜなら、ジャムが単発的に発生した場合には、ジャム回数が直ぐにリセットされるためである。
ステップS3に移行すると、スキャン制御部2は、今回給紙された未読取原稿Dの読み取りがジャムすることなく正常に完了したか否かを判断する。正常に完了したとスキャン制御部2が判断した場合には、ステップS4に移行する。正常に完了していない(ジャムが発生した)とスキャン制御部2が判断した場合には、ステップS5に移行する。
ステップS4に移行した場合、スキャン制御部2は、正常搬送枚数を1カウントアップする。そして、本フローは終了する。セットトレイ212に未読取原稿Dが残っている場合には、図5に示すフローがスタートする。
ステップS5に移行した場合(ジャムが発生した場合)、スキャン制御部2は、搬送読取ジョブを中断する。そして、ステップS6において、スキャン制御部2は、ジャム回数を1カウントアップする。
ステップS7において、スキャン制御部2は、今回の搬送読取ジョブの中断前の搬送モード(通常処理の搬送モード)を認識する。言い換えると、スキャン制御部2は、今回の搬送読取ジョブを開始したときの搬送モードを認識する。さらに言い換えると、スキャン制御部2は、今回の搬送読取ジョブで読取対象となっている原稿Dの種類に基づき設定した搬送モードを認識する。
そして、スキャン制御部2は、今回の搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであるか否かを判断する。言い換えると、スキャン制御部2は、今回の搬送読取ジョブをレジストモードで開始したか否かを判断する。今回の搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードである(今回の搬送読取ジョブをレジストモードで開始した)とスキャン制御部2が判断した場合には、ステップS8に移行する。
ステップS8において、スキャン制御部2は、ジャム回数が予め定められた閾値回数に達しているか否かを判断する。ジャム回数が閾値回数に達していないとスキャン制御部2が判断した場合には、ステップS9に移行する。ジャム回数が閾値回数に達しているとスキャン制御部2が判断した場合には、ステップS10に移行する。
ステップS9に移行した場合、中断した搬送読取ジョブを再開するとき(空送り処理を伴う搬送読取ジョブを開始するとき)、スキャン制御部2は、空送り処理の搬送モードをレジストレスモードに設定する。すなわち、次に開始する空送り処理を伴う搬送読取ジョブでは、スキャン制御部2は、原稿搬送ユニット210による読取済み原稿Dの搬送(空送り処理)をレジストレスモードで行わせる。
ステップS7において、今回の搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストレスモードである(今回の搬送読取ジョブをレジストレスモードで開始した)とスキャン制御部2が判断した場合には、ステップS8が省略され、ステップS9に移行する。すなわち、今回の搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストレスモードであった場合には、次に再開される搬送読取ジョブでの空送り処理がレジストレスモードで行われる。
ステップS10に移行した場合、中断した搬送読取ジョブを再開するとき(空送り処理を伴う搬送読取ジョブを開始するとき)、スキャン制御部2は、空送り処理の搬送モードをレジストモードに設定する。すなわち、次に開始する空送り処理を伴う搬送読取ジョブでは、スキャン制御部2は、原稿搬送ユニット210による読取済み原稿Dの搬送(空送り処理)をレジストモードで行わせる。
なお、スキャン制御部2は、空送り処理後の通常処理(未読取原稿Dの搬送)については、ステップS7の処理で認識した搬送モードで行わせる。すなわち、読取済み原稿Dの搬送(空送り処理)がレジストレスモードで行われ、未読取原稿Dの搬送がレジストモードで行われる場合がある。また、読取済み原稿Dおよび未読取原稿Dの各搬送が共にレジストモードで行われる場合がある。また、読取済み原稿Dおよび未読取原稿Dの各搬送が共にレジストレスモードで行われる場合がある。
本実施形態では、上記のように、ジャムの発生によって搬送読取ジョブを中断した後、中断した搬送読取ジョブを再開するとき(空送り処理を伴う搬送読取ジョブを開始するとき)、スキャン制御部2は、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであったか否かを判断するとともに、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであった場合には搬送読取ジョブで発生したジャム回数を認識する。
ここで、搬送読取ジョブの中断前の搬送モード(通常処理の搬送モード)がレジストモードであったということは、読取対象となっている原稿Dをレジストレスモードで搬送するとジャムが発生し易くなると予測されたということである。このため、再開する搬送読取ジョブにおいて、空送り処理時のジャムの発生を確実に抑制するには、空送り処理をレジストモードで行うのが好ましい。しかし、空送り処理をレジストモードで行う場合にはレジストレスモードで行う場合よりも、処理時間が長くなる。すなわち、搬送読取ジョブが完了するまでに時間がかかる。
このため、ジャムの発生によって中断した搬送読取ジョブが再開されるとき、空送り処理の搬送モードの設定がスキャン制御部2によって行われる。言い換えると、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであっても、再開される搬送読取ジョブでの空送り処理がレジストモードで行われるとは限らない。
具体的には、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであった場合において、ジャム回数が少なかったとする。この場合には、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストレスモードであっても、ジャム回数が少なかった可能性がある。
その一方、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであった場合において、ジャム回数が多かったとする。ここで、レジストレスモードはレジストモードよりもジャムが発生し易い。したがって、この場合には、空送り処理をレジストレスモードで行うと、ジャムが発生し易くなる可能性が高い。
そこで、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであり、かつ、ジャム回数が予め定められた閾値回数に達していなかったとき、スキャン制御部2は、空送り処理をレジストレスモードで行わせる。一方で、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであり、かつ、ジャム回数が閾値回数に達していたとき、スキャン制御部2は、空送り処理をレジストモードで行わせる。
このように、本実施形態では、レジストモードおよびレジストレスモードのいずれかの搬送モードで空送り処理が行われる。これら搬送モードは、通常処理よりも搬送速度を速くするモードではない。言い換えると、空送り処理時の搬送速度は通常処理時の搬送速度と同じである。これにより、空送り処理の実行中にジャムが発生するのを抑制できる。
なお、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストモードであり、かつ、ジャム回数が予め定められた閾値回数に達していなかった場合には、空送り処理がレジストレスモードで行われる。レジストモードでは、原稿Dの進行が一旦停止されるのに対し、レジストレスモードでは、原稿Dの進行が停止されない。このため、空送り処理の搬送モードがレジストレスモードである場合には、空送り処理が速やかに終わる。すなわち、空送り処理時のジャムの発生を抑制しつつ、空送り処理にかかる時間を短縮できる。
また、本実施形態では、上記のように、正常搬送枚数が予め定められた閾値枚数に達したとき、スキャン制御部2は、正常搬送枚数をリセットするとともに、ジャム回数をリセットする。この構成では、ジャムが頻発していなければ(ジャムが発生し易い状態でなければ)、ジャム回数がリセットされる。これにより、ジャムが頻発していないにもかかわらず空送り処理がレジストモードで行われる、という不都合を抑制できる。
また、本実施形態では、上記のように、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストレスモードであったとき、スキャン制御部2は、空送り処理をレジストレスモードで行わせる。ここで、搬送読取ジョブの中断前の搬送モード(通常処理の搬送モード)がレジストレスモードであったということは、読取対象となっている原稿Dをレジストレスモードで搬送してもジャムが発生し易くならないと予測されたということである。このため、搬送読取ジョブの中断前の搬送モードがレジストレスモードであった場合には、空送り処理をレジストレスモードで行うのが好ましい。
また、本実施形態では、上記のように、スキャン制御部2は、セットトレイ212にセットされている原稿Dの種類に基づき、搬送読取ジョブ(通常処理)をレジストモードで行うかレジストレスモードで行うかを判断する。言い換えると、スキャン制御部2は、予測処理の結果に基づき、搬送読取ジョブ(通常処理)をレジストモードで行うかレジストレスモードで行うかを判断する。
この構成では、セットトレイ212にセットされている原稿Dをレジストレスモードで搬送するとジャムが発生し易くなるという予測結果が出た場合には、搬送読取ジョブ(通常処理)がレジストモードで行われる。これにより、通常処理の実行中にジャムが発生するのを抑制できる。
一方で、セットトレイ212にセットされている原稿Dをレジストレスモードで搬送してもジャムが発生し易くならないという予測結果が出た場合には、搬送読取ジョブ(通常処理)がレジストレスモードで行われる。これにより、通常処理時のジャムの発生を抑制しつつ、通常処理にかかる時間を短縮できる。すなわち、生産性が向上する。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
2 スキャン制御部(制御部)
20 スキャナー(画像読取装置)
30 操作パネル(受付部)
100 複合機(画像形成装置)
210 原稿搬送ユニット(搬送部)
220 読取部
211 搬送路
212 セットトレイ(セット部)
213 排出トレイ(排出部)
D 原稿(シート)
P1 レジスト位置
P2 読取位置

Claims (6)

  1. セット部からレジスト位置および読取位置を経由し排出部に至る搬送路を有し、ジョブの実行中、前記セット部にセットされているシートを前記搬送路に給紙して搬送し、前記排出部に排出する搬送部と、
    前記ジョブの実行中、前記搬送路に沿って搬送されているシートを前記読取位置で読み取る読取部と、
    前記ジョブを制御する制御部と、を備え、
    前記搬送部によるシートの搬送モードには、前記レジスト位置でシートの斜行矯正を行うレジストモードと前記斜行矯正を行わないレジストレスモードとがあり、
    前記ジョブの実行中にジャムが発生した場合、前記制御部は、
    前記ジョブを中断し、
    前記読取部による読み取りが完了しているシート枚数をリカバリー枚数に設定し、
    前記ジョブの開始時に前記セット部にセットされていた全シートが前記セット部に再セットされた状態から、前記セット部から前記搬送路への給紙枚数が前記リカバリー枚数に達するまで、前記搬送路に給紙したシートを読み取らずに前記排出部に排出する空送り処理を前記搬送部に行わせ、
    前記リカバリー枚数分のシートの前記搬送路への給紙後、次に前記搬送路に給紙されるシートから前記読取部に読み取りを行わせ、
    前記搬送部に前記空送り処理を行わせるとき、前記制御部は、前記ジョブの中断前の前記搬送モードが前記レジストモードであったか否かを判断するとともに、前記ジョブの中断前の前記搬送モードが前記レジストモードであった場合には前記ジョブで発生したジャム回数を認識し、
    前記ジョブの中断前の前記搬送モードが前記レジストモードであり、かつ、前記ジャム回数が予め定められた閾値回数に達していなかったとき、前記制御部は、前記空送り処理を前記レジストレスモードで行わせることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記ジョブの中断前の前記搬送モードが前記レジストモードであり、かつ、前記ジャム回数が前記閾値回数に達していたとき、前記制御部は、前記空送り処理を前記レジストモードで行わせることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記ジョブの実行中、前記制御部は、ジャムすることなく読み取りが完了し排出されたシート枚数である正常搬送枚数をカウントし、
    前記正常搬送枚数が予め定められた閾値枚数に達したとき、前記制御部は、前記正常搬送枚数をリセットするとともに、前記ジャム回数をリセットすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記ジョブの中断前の前記搬送モードが前記レジストレスモードであったとき、前記制御部は、前記空送り処理を前記レジストレスモードで行わせることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記セット部にセットされているシートの種類を受け付ける受付部を備え、
    前記ジョブを開始するとき、前記制御部は、前記セット部にセットされているシートの種類に基づき、前記ジョブを前記レジストモードで行うか前記レジストレスモードで行うかを判断することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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