JP2019214456A - 用紙搬送装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙の搬送を担うローラーの摩耗の度合いや用紙の種類にかかわらず、ローラーが用紙に対してスリップすることに起因するジャムの発生を抑制する。【解決手段】用紙搬送装置は、用紙に接した状態で回転することにより、用紙を搬送するローラーと、ローラーを回転させるモーターと、モーターの駆動を制御する制御部と、を備え、制御部は、ローラーによる用紙の搬送開始から所定期間が経過するまでの間においてローラーと用紙との間の摩擦係数が最大になったときのモーターの角速度を認識するとともに、当該認識した角速度を対象角速度に設定し、モーターの角速度が対象角速度となるようモーターの駆動を制御する。【選択図】図7
Description
本発明は、用紙を搬送する用紙搬送装置および画像形成装置に関する。
従来、用紙を搬送し、搬送中の用紙に画像を印刷する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置は、たとえば、特許文献1に開示されている。特許文献1の画像形成装置は、印刷に用いる用紙(シート)を収容する。収容用紙はローラー対(給送分離ローラー対)によって給送される。
ここで、ローラー対の少なくとも一方のローラーの摩耗の度合いが大きくなると(寿命が近づくと)、ローラーが用紙に対してスリップし易くなる。ローラーが用紙に対してスリップすると、ジャム(無給紙ジャムなど)が発生し易くなる。
そこで、特許文献1の画像形成装置には、ローラー対の寿命を予測する機能が搭載される。特許文献1の画像形成装置は、ローラー対の回転状態によってローラー対の寿命を予測し、ローラー対が寿命に達すると、その旨を報知する。
特許文献1では、用紙の搬送を担うローラーが寿命に達すると、その旨が報知される。このため、ジャムが発生し易くなる前に、ローラーを交換することができる。ローラーを交換して以降は、ローラーが用紙に対してスリップすることに起因するジャムが発生するのを抑制することができる。
ここで、ローラーが寿命に達していなくても、ローラーの摩耗の度合いが比較的大きくなっている場合には、ローラーが用紙に対してスリップすることに起因するジャムが発生し易い。ローラーが寿命に達していないにもかかわらず(報知前に)、ローラーが用紙に対してスリップすることに起因するジャムが頻発すると、ユーザーが戸惑ってしまう。
また、用紙の種類によっては、ローラーが寿命に達していなくても(ローラーの摩耗の度合いが小さくても)、ローラーが用紙に対してスリップすることに起因するジャムが発生し得る。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、用紙の搬送を担うローラーの摩耗の度合いや用紙の種類にかかわらず、ローラーが用紙に対してスリップすることに起因するジャムの発生を抑制することが可能な用紙搬送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の局面による用紙搬送装置は、用紙に接した状態で回転することにより、用紙を搬送するローラーと、ローラーを回転させるモーターと、モーターの駆動を制御する制御部と、を備える。制御部は、ローラーによる用紙の搬送開始から所定期間が経過するまでの間においてローラーと用紙との間の摩擦係数が最大になったときのモーターの角速度を認識するとともに、当該認識した角速度を対象角速度に設定し、モーターの角速度が対象角速度となるようモーターの駆動を制御する。
本発明の第2の局面による画像形成装置は、上記用紙搬送装置を備える。
本発明の構成では、用紙の搬送を担うローラーの摩耗の度合いや用紙の種類にかかわらず、ローラーが用紙に対してスリップすることに起因するジャムの発生を抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態について、複合機を例にとって説明する。
<複合機の構成>
図1に示すように、本実施形態の複合機100(「画像形成装置」に相当)は、画像読取部1を備える。画像読取部1は、原稿Dを読み取って原稿Dの画像データを生成する。読取対象の原稿Dはプラテンガラス10上に載置される。
図1に示すように、本実施形態の複合機100(「画像形成装置」に相当)は、画像読取部1を備える。画像読取部1は、原稿Dを読み取って原稿Dの画像データを生成する。読取対象の原稿Dはプラテンガラス10上に載置される。
画像読取部1は、原稿Dを光学的に読み取る光学系部材を備える。光学系部材は、光源11およびイメージセンサー12を含む。光源11は、プラテンガラス10上の原稿Dに光を照射する。イメージセンサー12は、原稿Dで反射された反射光を受光して光電変換する。
また、複合機100は、印刷部2を備える。印刷部2は印刷を行う。コピージョブなど印刷を伴う印刷ジョブの実行時、印刷部2は、用紙搬送路20(図1では、破線矢印で示す)に用紙Pを給紙するとともに、用紙搬送路20に沿って用紙Pを搬送する。また、印刷部2は、印刷すべき画像を形成する。そして、印刷部2は、搬送中の用紙Pに画像を印刷する。コピージョブでは、原稿Dの画像データに基づく画像が用紙Pに印刷される。
印刷部2は、給紙部21、画像形成部22および定着部23を備える。また、図示しないが、印刷部2は、用紙搬送路20に沿って用紙Pを搬送するための搬送ローラー対を複数備える。
給紙部21は、印刷ジョブの実行時、用紙搬送路20に用紙Pを給紙する。給紙部21が用紙搬送路20に給紙する用紙Pは用紙カセットCAに収容される。給紙部21は、給紙ローラー対210を備える。
給紙ローラー対210は、給紙ローラー211(駆動ローラー)および従動ローラー212を含む。給紙ローラー211は、給紙モーター213(図2参照)に連結される。給紙ローラー211は「ローラー」に相当し、給紙モーター213は「モーター」に相当する。
給紙ローラー211は、給紙モーター213から駆動力を受けて回転する。従動ローラー212は、給紙ローラー211に圧接し、給紙ローラー211との間で給紙ニップを形成する。従動ローラー212は、給紙ローラー211が回転することにより、給紙ローラー211の回転に従動して回転する。
図示しないが、給紙部21はピックアップローラーを含む。ピックアップローラーは、用紙カセットCAに収容された用紙Pの上方に設置される。印刷ジョブの実行時(給紙ローラー対210が用紙搬送路20に用紙Pを給紙するとき)、ピックアップローラーによって用紙カセットCAから用紙Pが引き出され、給紙ローラー対210の給紙ニップに用紙Pが進入する。
給紙ローラー対210の給紙ニップに用紙Pが進入すると、給紙ローラー211の周面に用紙Pが接した状態となる(駆動ローラー212の周面にも用紙Pが接する)。給紙ローラー211は、その周面に用紙Pが接した状態で、給紙モーター213からの駆動力によって回転する。これにより、用紙搬送路20に用紙Pが給紙され、用紙搬送路20に沿って用紙Pが搬送される。このとき、用紙Pに追従して従動ローラー212が回転する。用紙搬送路20に給紙された用紙Pは画像形成部22(転写ニップ)に向かう。
画像形成部22は、感光体ドラム221および転写ローラー222を備える。また、画像形成部22は、図示しないが、感光体ドラム221の周面を帯電させる帯電装置、感光体ドラム221の周面上に静電潜像を形成する露光装置、および、感光体ドラム221の周面上の静電潜像をトナー像に現像する現像装置などを備える。感光体ドラム221および転写ローラー222は、互いに圧接し、転写ニップを形成する。
画像形成部22は、印刷ジョブの実行時、トナー像(画像)を形成する。すなわち、画像形成部23は、感光体ドラム221の周面上に静電潜像を形成し、当該形成した静電潜像をトナー像に現像する。そして、画像形成部22は、用紙Pが転写ニップを通過するとき、感光体ドラム221の周面上のトナー像を用紙Pに転写(印刷)する。転写済の用紙Pは定着部23(定着ニップ)に向かう。
定着部23は、加熱ローラー231および加圧ローラー232を備える。加熱ローラー231は、ヒーターを内蔵する。加圧ローラー232は、加熱ローラー231に圧接し、加熱ローラー231との間で定着ニップを形成する。定着部23は、定着ニップを通過する用紙Pを加熱および加圧することにより、用紙Pにトナー像を定着させる。
また、図2に示すように、複合機100は、制御部3および記憶部4を備える。制御部3は、CPUを含む。制御部3は、制御用のプログラムおよびデータに基づき動作し、複合機100の各部を制御するための処理を行う。
記憶部4は、ROM、RAMおよびHDDを含む。記憶部4は、制御用のプログラムおよびデータを記憶する。記憶部4は、制御部3に接続される。制御部3は、記憶部4からの情報の読み出しおよび記憶部4への情報の書き込みを行う。
制御部3には、画像読取部1および印刷部2が接続される。制御部3は、画像読取部1の読取動作を制御する処理を行う。また、制御部3は、印刷部2の印刷動作を制御する処理を行う。印刷部2の印刷動作を制御する処理には、給紙部21の給紙動作を制御する処理(給紙制御処理)がある。制御部3による給紙制御処理では、給紙モーター213の駆動を制御する処理が行われる。
制御部3に給紙制御処理を行わせるため、用紙搬送路20には搬送センサー201が設置される。搬送センサー201は光センサーである。搬送センサー201は、給紙ローラー対210よりも用紙搬送方向下流側の位置を検知位置とする。搬送センサー201は、搬送センサー201の検知位置(以下、単に検知位置と称する)における用紙Pの有無に応じて出力を変化させる。
搬送センサー201は、制御部3に接続される。制御部3は、搬送センサー201の出力に基づき、検知位置における用紙Pの有無を検知する。また、制御部3は、搬送センサー201の出力に基づき、検知位置における用紙Pの先端到達と後端通過とを検知する。そして、検知結果に基づき、制御部3は、給紙制御処理を行う。
制御部3は、検知位置において用紙Pの先端到達を検知してから所定時間が経過したとき、給紙ローラー211による1枚分の用紙Pの給紙(搬送)が完了したと判断する。このとき、制御部3は、給紙部21による給紙動作を停止させるため、給紙モーター213の駆動を停止し、給紙ローラー211の回転を停止させる。たとえば、制御部3は、給紙ローラー対210の給紙ニップを用紙Pの後端が通過してから給紙モーター213の駆動を停止する。
なお、給紙クラッチを介して給紙ローラー211と給紙モーター213とを連結し、給紙クラッチをオフすることによって給紙ローラー211の回転(給紙部21による給紙動作)を停止させてもよい。この場合、給紙ローラー対210により用紙Pがニップされている状態で給紙ローラー211の回転を停止させてもよい。給紙ローラー対210により用紙Pがニップされていても、給紙クラッチがオフされている(給紙ローラー211がフロー状態である)ので、給紙ローラー対210よりも用紙搬送方向下流側に設置された搬送ローラー対(図示せず)によって用紙Pが搬送される。
制御部3は、給紙ローラー211による1枚分の用紙Pの給紙(搬送)が完了した後、次に給紙すべき用紙Pが存在すれば、再度、給紙ローラー211の回転を開始する。すなわち、印刷ジョブの印刷枚数が複数枚である場合には、給紙ローラー211の回転と回転停止とが繰り返される。
また、制御部3に給紙制御処理を行わせるため、給紙モーター213(給紙モーター213から駆動力を受けて回転する給紙ローラー211)の状態を検出するためのセンサーが制御部3に接続される。当該センサーとしては、回転センサー202およびトルクセンサー203がある。
回転センサー202は、ロータリーエンコーダーである。回転センサー202は、回転角、角速度および角加速度など給紙モーター213の回転状態を検出し、給紙モーター213の回転状態を示す回転情報を制御部3に出力する。制御部3は、回転情報に基づき、給紙モーター213の回転状態を認識する。
トルクセンサー203は、給紙モーター213の回転軸のトルクを検出するセンサーであってもよいし、給紙モーター213の駆動電流に基づきトルクを検出するセンサーであってもよい。トルクセンサー203は、給紙モーター213のトルクを検出し、給紙モーター213のトルクを示すトルク情報を制御部3に出力する。制御部3は、トルク情報に基づき、給紙モーター213のトルクを認識する。
また、複合機100は、操作パネル5を備える。操作パネル5は、タッチスクリーンおよびハードウェアボタンを含む。操作パネル5は、制御部3に接続される。制御部3は、操作パネル5の表示動作を制御する。また、制御部3は、操作パネル5に対して行われた操作を検知する。操作パネル5は、「報知部」に相当する。
タッチスクリーンは、ソフトウェアボタンやメッセージを配した画面を表示する。たとえば、用紙搬送路20での用紙Pの搬送状態を報知するためのメッセージ(たとえば、ジャムが発生した旨のメッセージ)をタッチスクリーンに表示させることができる。また、タッチスクリーンは、表示画面に対する操作をユーザーから受け付ける。ハードウェアボタンは、操作パネル5に複数設けられる。操作パネル5に設けられるハードウェアボタンとしては、印刷ジョブの実行指示を受け付けるためのスタートボタンなどがある。
なお、複合機100は、用紙搬送装置200を備えると言える。印刷部2(給紙ローラー211および給紙モーター213を含む)、制御部3、記憶部4および操作パネル5によって用紙搬送装置200が構成される。
<摩擦係数およびスリップ率>
給紙ローラー211は経時的に摩耗していく。給紙ローラー211の摩耗の度合いが大きいほど、給紙ローラー211が用紙Pに対してスリップし易くなる。その結果、無給紙ジャムなどのエラーが発生する。
給紙ローラー211は経時的に摩耗していく。給紙ローラー211の摩耗の度合いが大きいほど、給紙ローラー211が用紙Pに対してスリップし易くなる。その結果、無給紙ジャムなどのエラーが発生する。
仮に、給紙ローラー211の摩耗の度合いが大きくても、給紙モーター213(給紙ローラー211)の角速度を調整することにより、ジャムの発生を抑制することができる。具体的には、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数が大きくなるよう給紙モーター213の角速度を調整すればよい。
ここで、図3に示すモデルを用いて、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数μおよびスリップ率λについて説明する。ここでは、マジックフォーミュラタイヤモデルを適用する。
マジックフォーミュラタイヤモデルは、摩擦係数をスリップ率の関数式で表現する場合に用いられる。マジックフォーミュラタイヤモデルのスリップ率−摩擦係数曲線(図4参照)によると、或るスリップ率のときに摩擦係数が最大値をとり、その後、スリップ率が上がるに従って摩擦係数が下がっていく傾向があると予測される。マジックフォーミュラタイヤモデルの式を数1に示す。数1に示す式から、摩擦係数μがスリップ率λに依存する非線形関数であることが分かる。
なお、数2〜数4において、
Jm:給紙ローラー211のローラーイナーシャ
Tm:駆動トルク
Fd:駆動力
v:用紙Pの搬送速度
ω:給紙ローラー211(給紙モーター213)の角速度
dω/dt:給紙ローラー211(給紙モーター213)の角加速度
r:給紙ローラー211のローラー半径
N:給紙ローラー211と用紙Pとの間の圧力(ニップ圧)
である。
Jm:給紙ローラー211のローラーイナーシャ
Tm:駆動トルク
Fd:駆動力
v:用紙Pの搬送速度
ω:給紙ローラー211(給紙モーター213)の角速度
dω/dt:給紙ローラー211(給紙モーター213)の角加速度
r:給紙ローラー211のローラー半径
N:給紙ローラー211と用紙Pとの間の圧力(ニップ圧)
である。
数5に示す式によると、駆動トルク、ローラーイナーシャ、ローラー半径およびニップ圧が一定である場合、摩擦係数は角加速度の関数として表現されることが分かる。角加速度が小さいほど、摩擦係数が大きくなる。
すなわち、給紙モーター213を一定のトルクで駆動し用紙Pを搬送した場合、摩擦係数μは、図5に示すように推移する。図5では、トルクT(縦軸)と時間(横軸)との関係を最上段に示す。角速度ω(縦軸)と時間(横軸)との関係を上から2段目に示す。角加速度dω/dt(縦軸)と時間(横軸)との関係を上から3段目に示す。摩擦係数μ(縦軸)と時間(横軸)との関係を最下段に示す。
また、数5に示す式によると、ローラーイナーシャ、角加速度、ローラー半径およびニップ圧が一定である場合、摩擦係数は駆動トルクの関数として表現されることが分かる。駆動トルクが大きいほど、摩擦係数が大きくなる。
すなわち、給紙モーター213を一定の加速度で駆動し用紙Pを搬送した場合、摩擦係数μは、図6に示すように推移する。図6では、トルクT(縦軸)と時間(横軸)との関係を最上段に示す。角速度ω(縦軸)と時間(横軸)との関係を上から2段目に示す。角加速度dω/dt(縦軸)と時間(横軸)との関係を上から3段目に示す。摩擦係数μ(縦軸)と時間(横軸)との関係を最下段に示す。
<摩擦係数に基づく給紙制御処理>
制御部3は、摩擦係数に基づく給紙制御処理として、第1処理または第2処理を行う。たとえば、操作パネル5は、第1処理および第2処理のうちユーザー指定の処理を受け付ける。制御部3は、第1処理および第2処理のうちユーザー指定の処理を行う。
制御部3は、摩擦係数に基づく給紙制御処理として、第1処理または第2処理を行う。たとえば、操作パネル5は、第1処理および第2処理のうちユーザー指定の処理を受け付ける。制御部3は、第1処理および第2処理のうちユーザー指定の処理を行う。
1.第1処理
ユーザー指定の処理が第1処理である場合、制御部3は、搬送モーター213の角加速度に基づき、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数が最大となるよう給紙モーター213の角速度を制御する。
ユーザー指定の処理が第1処理である場合、制御部3は、搬送モーター213の角加速度に基づき、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数が最大となるよう給紙モーター213の角速度を制御する。
以下に、図7に示すフローチャートを参照し、制御部3により行われる第1処理の流れについて説明する。図7に示すフローチャートは、印刷ジョブの実行指示を操作パネル5がユーザーから受け付けたとき(用紙カセットCAから用紙搬送路20に用紙Pを給紙するとき)にスタートする。第1処理の説明では、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数を単に摩擦係数と称する。
ステップS1において、制御部3は、給紙ローラー211に用紙Pの給送(給紙および搬送)を行わせるため、給紙モーター213の駆動を開始する。すなわち、制御部3は、給紙ローラー211の回転を開始する。このとき、制御部3は、給紙モーター213を一定のトルク(予め定められたトルク)で加速させる。
制御部3は、印刷ジョブの実行指示を操作パネル5が受け付けると、給紙制御処理の一処理として、用紙カセットCA内の用紙Pにピックアップローラー(図示せず)を当接させ、ピックアップローラーの回転も開始する。これにより、給紙ローラー対210の給紙ニップに用紙Pが進入する(給紙ローラー211に用紙Pが接する)。
ステップS2において、制御部3は、回転センサー202から出力される回転情報に基づき、給紙モーター213の回転状態(給紙モーター213の回転角、角速度および角加速度)を認識する。言い換えると、制御部3は、制御部3への回転情報の出力を回転センサー202に行わせる。回転センサー202は、印刷ジョブの実行中、制御部3に回転情報を出力し続ける。これにより、給紙モーター213の回転状態の変化を制御部3に認識させることができる。
ステップS3において、制御部3は、給紙ローラー211による用紙Pの給紙開始(給紙ローラー211の回転開始)から所定期間が経過したか否かを判断する。その結果、所定期間が経過したと制御部3が判断した場合には、ステップS4に移行し、所定期間が未だ経過していないと制御部3が判断した場合には、ステップS3の処理が繰り返される。
なお、所定期間は、給紙ローラー211による用紙Pの給紙開始から給紙モーター213の角速度が所定値になるまでの期間である。すなわち、制御部3は、給紙モーター213の角速度が所定値になると所定期間が経過したと判断する。図5に示す例では、期間P1が所定期間となる。
ステップS4に移行すると、制御部3は、所定期間の給紙モーター213の角加速度の変化を確認する。そして、制御部3は、所定期間において給紙モーター213の角加速度が最小になった時点(以下の説明では、角加速度最小時点と称する)を認識する。図5に示す例では、時点T1が角加速度最小時点となる。
ステップS5において、制御部3は、所定期間での摩擦係数の最大値を認識する。ここで、給紙モーター213を一定のトルクで駆動し用紙Pを搬送した場合には、給紙モーター213の角加速度が小さいほど、摩擦係数が大きくなる。そこで、制御部3は、角加速度最小時点における摩擦係数の値を最大値として認識する。
ステップS6において、制御部3は、所定期間の摩擦係数の最大値(角加速度最小時点における摩擦係数の値)が所定閾値よりも小さいか否かを判断する。その結果、所定期間の摩擦係数の最大値が所定閾値以上であると制御部3が判断した場合には、ステップS7に移行する。なお、所定閾値の設定はユーザーが任意に行えてもよい。所定閾値の設定は操作パネル5がユーザーから受け付ける。
ステップS7に移行すると、制御部3は、所定期間で摩擦係数が最大になったとき(角加速度最小時点)の給紙モーター213の角速度を対象角速度に設定する。そして、ステップS8において、制御部3は、給紙モーター213の角速度を対象角速度に変更し、給紙モーター213を対象角速度で駆動する。制御部3は、給紙ローラー211による1枚分の用紙Pの給紙(搬送)が完了するまで、給紙モーター213の角速度を直近に設定した対象角速度に維持する。
ステップS9において、制御部3は、給紙ローラー211による1枚分の用紙Pの給紙が完了したか否かを判断する。その結果、1枚分の給紙が完了したと制御部3が判断した場合には、ステップS10に移行し、1枚分の給紙が完了していないと制御部3が判断した場合には、ステップS9の処理が繰り返される。
ステップS10に移行すると、制御部3は、給紙ローラー211の回転を停止させる。なお、給紙ローラー211の回転が停止しても、給紙された用紙Pは給紙ローラー211よりも用紙搬送方向下流側に設置された他のローラーによって搬送される。
ステップS11において、制御部3は、印刷ジョブで印刷すべき枚数分の用紙Pの給紙が完了したか否かを判断する。その結果、印刷ジョブで印刷すべき枚数分の用紙Pの給紙が完了したと制御部3が判断した場合には、本フローは終了する。
一方で、印刷ジョブで印刷すべき枚数分の用紙Pの給紙が完了していないと制御部3が判断した場合には、ステップS1に移行する。その後、ステップS7まで移行すると、制御部3によって新たな対象角速度が設定され、当該設定された対象角速度で給紙モーター213が駆動される。すなわち、制御部3は、用紙Pが給紙されるごとに対象角速度を設定する。
ステップS6において、所定期間の摩擦係数の最大値が所定閾値よりも小さいと制御部3が判断した場合には、ステップS12に移行する。ステップS12に移行すると、制御部3は、給紙ローラー211の交換を促す報知を操作パネル5に行わせる。操作パネル5は、たとえば、給紙ローラー211の交換を促す報知メッセージを表示する。その後、ステップS7に移行する。
2.第2処理
ユーザー指定の処理が第2処理である場合、制御部3は、搬送モーター213のトルクに基づき、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数が最大となるよう給紙モーター213の角速度を制御する。
ユーザー指定の処理が第2処理である場合、制御部3は、搬送モーター213のトルクに基づき、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数が最大となるよう給紙モーター213の角速度を制御する。
以下に、図8に示すフローチャートを参照し、制御部3により行われる第2処理の流れについて説明する。図8に示すフローチャートは、印刷ジョブの実行指示を操作パネル5がユーザーから受け付けたとき(用紙カセットCAから用紙搬送路20に用紙Pを給紙するとき)にスタートする。第2処理の説明では、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数を単に摩擦係数と称する。
ステップS21において、制御部3は、給紙ローラー211に用紙Pの給送を行わせるため、給紙モーター213の駆動を開始する。すなわち、制御部3は、給紙ローラー211の回転を開始する。このとき、制御部3は、給紙モーター213を一定の加速度(予め定められた角加速度)で加速させる。
制御部3は、印刷ジョブの実行指示を操作パネル5が受け付けると、給紙制御処理の一処理として、用紙カセットCA内の用紙Pにピックアップローラー(図示せず)を当接させ、ピックアップローラーの回転も開始する。この点は、制御部3が第1処理を行う場合と同様である。
ステップS22において、制御部3は、第1処理を行う場合と同様、回転センサー202から出力される回転情報に基づき、給紙モーター213の回転状態(給紙モーター213の回転角、角速度および角加速度)を認識する。第2処理を行う場合はさらに、制御部3は、制御部3へのトルク情報の出力をトルクセンサー203に行わせ、トルク情報に基づき、給紙モーター213のトルクを認識する。
ステップS23において、制御部3は、給紙ローラー211による用紙Pの給紙開始(給紙ローラー211の回転開始)から所定期間が経過したか否かを判断する。その結果、所定期間が経過したと制御部3が判断した場合には、ステップS24に移行し、所定期間が未だ経過していないと制御部3が判断した場合には、ステップS23の処理が繰り返される。
なお、所定期間は、給紙ローラー211による用紙Pの搬送開始から給紙モーター213の角速度が所定値になるまでの期間である。すなわち、制御部3は、給紙モーター213の角速度が所定値になると所定期間が経過したと判断する。図6に示す例では、期間P2が所定期間となる。
ステップS24に移行すると、制御部3は、所定期間の給紙モーター213のトルクの変化を確認する。そして、制御部3は、所定期間において給紙モーター213のトルクが最大になった時点(以下の説明では、トルク最大時点と称する)を認識する。図6に示す例では、時点T2がトルク最大時点となる。
ステップS25において、制御部3は、所定期間での摩擦係数の最大値を認識する。ここで、給紙モーター213を一定の加速度で駆動し用紙Pを搬送した場合には、給紙モーター213のトルクが大きいほど、摩擦係数が大きくなる。そこで、制御部3は、トルク最大時点における摩擦係数の値を最大値として認識する。
ステップS26において、制御部3は、所定期間の摩擦係数の最大値(トルク最大時点における摩擦係数の値)が所定閾値よりも小さいか否かを判断する。その結果、所定期間の摩擦係数の最大値が所定閾値以上であると制御部3が判断した場合には、ステップS27に移行する。なお、所定閾値の設定はユーザーが任意に行えてもよい。所定閾値の設定は操作パネル5がユーザーから受け付ける。また、第2処理で用いる所定閾値が第1処理で用いる所定閾値と同じであってもよい。
ステップS27に移行すると、制御部3は、所定期間で摩擦係数が最大になったとき(トルク最大時点)の給紙モーター213の角速度を対象角速度に設定する。そして、ステップS28において、制御部3は、給紙モーター213の角速度を対象角速度に変更し、給紙モーター213を対象角速度で駆動する。制御部3は、給紙ローラー211による1枚分の用紙Pの給紙(搬送)が完了するまで、給紙モーター213の角速度を直近に設定した対象角速度に維持する。
その後、ステップS29に移行する。なお、ステップS29〜S32の各処理は、図7に示したステップS9〜S12の各処理と同じである。したがって、ステップS29〜S32の各処理の説明については、図7に示したステップS9〜S12の各処理の説明を援用するものとして省略する。
本実施形態の複合機100(画像形成装置)および用紙搬送装置200は、上記のように、用紙Pに接した状態で回転することにより、用紙Pを搬送(給紙)する給紙ローラー211(ローラー)と、給紙ローラー211を回転させる給紙モーター213(モーター)と、給紙モーター213の駆動を制御する制御部3と、を備える。制御部3は、給紙ローラー211による用紙Pの搬送開始(給紙開始)から所定期間が経過するまでの間において給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数が最大になったときの給紙モーター213の角速度を認識するとともに、当該認識した角速度を対象角速度に設定し、給紙モーター213の角速度が対象角速度となるよう給紙モーター213の駆動を制御する。
この構成では、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数が最大となる角速度(対象角速度)で給紙モーター213が駆動されるので、給紙ローラー211が用紙Pに対してスリップし難くなる。その結果、給紙ローラー211が用紙Pに対してスリップすることに起因するジャム(無給紙ジャムなど)が発生するのを抑制することができる。また、給紙ローラー211が用紙Pに対してスリップし難くなるので、給紙ローラー211が摩耗するのを抑制することができる(給紙ローラー211の寿命を延ばすことができる)。
ここで、本実施形態では、給紙ローラー211が用紙Pを搬送(給紙)するごとに制御部3による対象角速度の設定が行われる。これにより、給紙ローラー211の摩耗の度合いが経時的に大きくなっていっても、給紙ローラー211が用紙Pに対してスリップすることに起因するジャムが発生するのを抑制することができる。
なお、給紙ローラー211が用紙Pを搬送(給紙)するごとに制御部3による対象角速度の設定が行われるということは、実際の用紙Pと給紙ローラー211との間の摩擦係数に基づき対象角速度が設定されるということである。したがって、用紙Pの種類が変わっても、給紙ローラー211が用紙Pに対してスリップすることに起因するジャムが発生するのを抑制することができる。
また、ユーザー指定の処理が第1処理である場合、制御部3は、所定期間が経過するまで給紙モーター213を一定のトルクで加速させるとともに、所定期間の給紙モーター213の角加速度の変化を認識し、給紙モーター213の角加速度が最小になったとき(角加速度最小時点)の摩擦係数が最大であると判断する。すなわち、制御部3は、角加速度最小時点の給紙モーター213の角速度を対象角速度に設定し、当該設定した対象角速度で給紙モーター213を駆動する。この構成によると、容易に、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数が最大となる角速度で給紙モーター213を駆動させることができる。
また、ユーザー指定の処理が第2処理である場合、制御部3は、所定期間が経過するまで給紙モーター213を一定の加速度で加速させるとともに、所定期間の給紙モーター213のトルクの変化を認識し、給紙モーター213のトルクが最大になったときの摩擦係数が最大であると判断する。すなわち、制御部3は、トルク最大時点の給紙モーター213の角速度を対象角速度に設定し、当該設定した対象角速度で給紙モーター213を駆動する。この構成によっても、容易に、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数が最大となる角速度で給紙モーター213を駆動させることができる。
また、制御部3は、所定期間の摩擦係数の最大値が所定閾値よりも小さいとき、給紙ローラー211の交換を促す報知を操作パネル5(報知部)に行わせる。これにより、ユーザーからすると、給紙ローラー211が寿命に達している(ジャムが発生し易くなっている)ことを知ることができるので、利便性が良い。
また、制御部3は、給紙ローラー211による1枚分の用紙Pの搬送(給紙)が完了するまで、給紙モーター211の角速度を直近に設定した対象角速度に維持する。これにより、確実に、スリップに起因するジャムの発生を抑制することができる。
また、制御部3は、給紙ローラー211による次の用紙Pの搬送開始(給紙開始)から所定期間が経過するまでの摩擦係数の最大値に基づき新たな対象角速度を設定する。これにより、給紙ローラー211の摩耗の度合いが経時的に大きくなっていったり、用紙Pの種類が変わったりしても、確実に、スリップに起因するジャムの発生を抑制することができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、給紙ローラー211と用紙Pとの間の摩擦係数に基づき給紙モーター213の駆動(角速度)を制御する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、他のローラー(たとえば、ピックアプローラー)と用紙Pとの間の摩擦係数に基づき当該ローラーを回転させるモーターの駆動を制御してもよい。
3 制御部
5 操作パネル(報知部)
100 複合機(画像形成装置)
200 用紙搬送装置
211 給紙ローラー(ローラー)
213 給紙モーター(モーター)
P 用紙
5 操作パネル(報知部)
100 複合機(画像形成装置)
200 用紙搬送装置
211 給紙ローラー(ローラー)
213 給紙モーター(モーター)
P 用紙
Claims (8)
- 用紙に接した状態で回転することにより、前記用紙を搬送するローラーと、
前記ローラーを回転させるモーターと、
前記モーターの駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ローラーによる前記用紙の搬送開始から所定期間が経過するまでの間において前記ローラーと前記用紙との間の摩擦係数が最大になったときの前記モーターの角速度を認識するとともに、当該認識した角速度を対象角速度に設定し、前記モーターの角速度が前記対象角速度となるよう前記モーターの駆動を制御することを特徴とする用紙搬送装置。 - 前記制御部は、前記所定期間が経過するまで前記モーターを一定のトルクで加速させるとともに、前記所定期間の前記モーターの角加速度の変化を認識し、前記モーターの角加速度が最小になったときの前記摩擦係数が最大であると判断することを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
- 前記制御部は、前記所定期間が経過するまで前記モーターを一定の加速度で加速させるとともに、前記所定期間の前記モーターのトルクの変化を認識し、前記モーターのトルクが最大になったときの前記摩擦係数が最大であると判断することを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
- 報知部を備え、
前記制御部は、前記所定期間の前記摩擦係数の最大値が所定閾値よりも小さいとき、前記ローラーの交換を促す報知を前記報知部に行わせることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。 - 前記ローラーは、1枚分の前記用紙の搬送が完了すると回転を停止し、
前記制御部は、前記ローラーによる1枚分の前記用紙の搬送が完了するまで、前記モーターの角速度を直近に設定した前記対象角速度に維持することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。 - 前記ローラーは、次の用紙の搬送を開始するときに回転を再開し、
前記制御部は、前記ローラーによる次の前記用紙の搬送開始から前記所定期間が経過するまでの前記摩擦係数の最大値に基づき新たな前記対象角速度を設定することを特徴とする請求項5に記載の用紙搬送装置。 - 前記所定期間は、前記ローラーによる前記用紙の搬送開始から前記モーターの角速度が所定値になるまでの期間であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の用紙搬送装置。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の用紙搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018112507A JP2019214456A (ja) | 2018-06-13 | 2018-06-13 | 用紙搬送装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019214456A true JP2019214456A (ja) | 2019-12-19 |
Family
ID=68918878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018112507A Pending JP2019214456A (ja) | 2018-06-13 | 2018-06-13 | 用紙搬送装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019214456A (ja) |
-
2018
- 2018-06-13 JP JP2018112507A patent/JP2019214456A/ja active Pending
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