JP2022044363A - 情報処理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】処理の実行時に参照される設定情報を自動的に変更する。【解決手段】CPU11を備える画像形成装置10が提供される。CPU11は、所定の処理の設定に関する設定情報及び設置場所の情報を取得し、前記設定情報が使用される設置場所の情報を参照し、前記設定情報の設定を、前記設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更する。画像形成装置10は、処理の実行時に参照される設定情報を自動的に変更することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及びコンピュータプログラムに関する。
特許文献1には、機器で設定を有効にするタイミングを、設定内容によってあらかじめ関連付けられたタイミングで行うことによって、ユーザが機器を使用中の場合や、機器が処理中の場合に設定情報が有効になることを防止することができ、且つ設定情報の内容によって設定を有効にするタイミングを変更することによって、各々の設定内容に応じた最適なタイミングで有効にすることが可能にできるような複合機の発明が開示されている。
特許文献2には、サーバを利用することなく各ユーザの設定情報を一元管理でき、複数の装置を運用する環境下でも各装置に対して容易にパラメータ設定が行えるパラメータ設定システムの発明が開示されている。
特開2006-164025号公報 特開2007-88890号公報
会社内等のプライベートの領域に設置されている画像形成装置で、ユーザが使用している設定情報を、パブリックの領域に設置されている画像形成装置で利用する場合がある。その際に、社外に漏洩してはならない設定等の機密性がある設定が変更されないと、そのような機密性がある設定が画像形成装置から漏洩するおそれがある。
本発明は、処理の実行時に参照される設定情報を自動的に変更する情報処理装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、所定の処理の設定に関する設定情報及び設置場所の情報を取得し、前記設定情報が使用される設置場所の情報を参照し、前記設定情報の設定を、前記設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更する。
本発明の第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記変更ルールが複数あれば、該複数の前記変更ルールに基づいた設定を提示する。
本発明の第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、設定の変更履歴に基づいて複数の前記変更ルールから一の前記変更ルールを選択する。
本発明の第4態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、一以上の場所から前記設定情報を取得し、取得した前記設定情報を提示する。
本発明の第5態様に係る情報処理装置は、第4態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、取得した前記設定情報を他の装置に転送する。
本発明の第6態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、変更後の前記設定情報を、ユーザからの保存指示に応じて保存させる。
本発明の第7態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記設置場所の情報として設置場所の属性に応じて設定された第1属性情報を参照する。
本発明の第8態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記第1属性情報と、前記設定情報の各設定の属性に応じて設定された第2属性情報とを比較して、前記設定情報の設定を、前記設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更する。
本発明の第9態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記設置場所の情報として設置場所のレベルを参照する。
本発明の第10態様に係る情報処理装置は、第9態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記設置場所のレベルと、前記設定情報の各設定のレベルとを比較して、前記設定情報の設定を、前記設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更する。
本発明の第11態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、変更後の前記設定情報に基づいて前記所定の処理を実行する。
本発明の第12態様に係る情報処理装置は、第11態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記所定の処理として、光学的に読み取られたデータを電子メールで送信する処理を実行する。
本発明の第13態様に係るコンピュータプログラムは、所定の処理の設定に関する設定情報及び設置場所の情報を取得し、前記設定情報が使用される設置場所の情報を参照し、前記設定情報の設定を、前記設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更する処理をコンピュータに実行させる。
本発明の第1態様に係る情報処理装置によれば、設定情報の内容を、設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更することで、処理の実行時に参照される設定情報を自動的に変更することができる。
本発明の第2態様に係る情報処理装置によれば、変更ルールが複数あった場合に、それぞれの変更ルールによりどのように設定が変更されるかを提示できる。
本発明の第3態様に係る情報処理装置によれば、変更ルールが複数あった場合に、過去の変更履歴を参照して一の変更ルールを選択できる。
本発明の第4態様に係る情報処理装置によれば、複数の場所から取得した設定情報を情報処理装置にまとめて提示できる。
本発明の第5態様に係る情報処理装置によれば、複数の場所から取得した設定情報を別の装置で提示させることが出来る。
本発明の第6態様に係る情報処理装置によれば、ユーザの指示によって、変更された設定情報を保存できる。
本発明の第7態様に係る情報処理装置によれば、設置場所の属性を参照することで、処理の実行時に参照される設定情報を自動的に変更することができる。
本発明の第8態様に係る情報処理装置によれば、設置場所の属性に加えて設定情報の各設定の属性を参照することで、処理の実行時に参照される設定情報を自動的に変更することができる。
本発明の第9態様に係る情報処理装置によれば、設置場所のレベルを参照することで、処理の実行時に参照される設定情報を自動的に変更することができる。
本発明の第10態様に係る情報処理装置によれば、設置場所のレベルに加えて設定情報の各設定のレベルを参照することで、処理の実行時に参照される設定情報を自動的に変更することができる。
本発明の第11態様に係る情報処理装置によれば、自動的に変更した設定情報に基づいた処理を実行出来る。
本発明の第12態様に係る情報処理装置によれば、自動的に変更した設定情報に基づいて、光学的に読み取られたデータを電子メールで送信する処理を実行することで、電子メールのアドレスの漏洩を防ぐことが出来る。
本発明の第13態様に係るコンピュータプログラムによれば、設定情報の内容を、設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更することで、処理の実行時に参照される設定情報を自動的に変更することができる。
第1実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像形成装置の機能構成の例を示すブロック図である。 画像形成装置による設定情報変更処理の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置のCPUが取得する設定情報の一例を示す図である。 画像形成装置のCPUによって内容が変更された設定情報の例を示す図である。 第2実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 画像形成装置の表示部に出力される、設定情報のリストの例を示す図である。 画像形成装置の表示部に出力される、設定情報の詳細の例を示す図である。 第3実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 ユーザ端末が表示する設定情報のリストの例を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。図1に示すように、第1実施形態に係る情報処理システムは、画像形成装置10と、ユーザ端末20と、を含んで構成される。
画像形成装置10は、本発明の情報処理装置の一例である。画像形成装置10は、印刷ジョブに基づいて用紙等の記録媒体に画像を形成したり、記録媒体に形成されている情報を光学的に読み取ったりする装置であり、例えばプリント機能及びスキャン機能を含む複数の機能を実行出来る複合機でありうる。また、画像形成装置10は、ユーザの操作に基づいて、光学的に読み取った電子データを電子メールに添付して送信する電子メール機能を有する。
画像形成装置10は、様々な場所に設置されうる。画像形成装置10は、オフィス内等の限られたユーザのみが利用できるプライベートの領域に限らず、コンビニエンスストア、シェアオフィス等の不特定のユーザが利用できるパブリックの領域にも設置されうる。本実施形態では、画像形成装置10はコンビニエンスストアのような不特定のユーザが利用できるパブリックの領域に設置されるものとして説明する。
ユーザ端末20は、画像形成装置10を使用するユーザが所持する端末であり、例えばスマートフォン、タブレット端末、ノートブック型パーソナルコンピュータ等でありうる。ユーザ端末20は、画像形成装置10の動作に関する設定情報を1つ又は複数保持し、ユーザが画像形成装置10を使用する際に、ユーザによって選択された設定情報を画像形成装置10に転送する。
ユーザ端末20が保持する設定情報は、コピー機能、プリント機能、スキャン機能、電子メール機能のいずれかの機能の設定に関する情報である。例えば、電子メール機能の設定情報は、送信元メールアドレス、送信先メールアドレス、スキャン機能の設定を含みうる。スキャン機能の設定情報は、例えば、電子データのフォーマット、読み取り倍率、両面読み取りの有無の設定を含みうる。設定情報がユーザ端末20に保持されていることで、ユーザは、画像形成装置10に対して設定を入力することなく、予め設定された内容で画像形成装置10に任意の機能を実行させることができる。そして、ユーザはユーザ端末20を持ち歩くことで、どの画像形成装置10に対しても同様の設定情報に基づく処理を実行させることが出来る。
ユーザ端末20が保持する設定情報には、電子データのフォーマット、読み取り倍率、両面読み取りの有無の設定のように、機密情報ではない情報が含まれうる。機密情報ではない情報は、画像形成装置10にそのまま設定されても問題はない。しかし、ユーザ端末20が保持する設定情報の中には、個人情報又は社外秘の情報等の機密情報が含まれる場合がある。機密情報が含まれる場合とは、例えば、送信先メールアドレスが取引先のメールアドレスであったり、送信元メールアドレスが会社の個人メールアドレスであったりする場合等である。そのような機密情報を含んだ設定情報が画像形成装置10に設定された場合、画像形成装置10に設定が残ったままになっていると、次に画像形成装置10を使用するユーザに見られる等により、個人情報又は社外秘の情報等の機密情報が漏洩する恐れがある。
本実施形態に係る画像形成装置10は、画像形成装置10の設置場所に応じて定められた変更ルールに基づき、設定を自動的に変更する。例えば、本実施形態に係る画像形成装置10は、個人情報又は社外秘の情報等の機密情報のような、設置場所によってはそのまま設定されることが望ましくない設定情報が設定される場合がある。画像形成装置10は、設置場所に応じて定められた変更ルールに基づき、そのまま設定されることが望ましくない設定情報が設定されようとした場合は、設定を自動的に変更する。画像形成装置10は、画像形成装置10の設置場所に応じて定められた変更ルールに基づき、設定を自動的に変更することで、変更しない場合と比較して、個人情報又は社外秘の情報等の機密情報の漏洩の危険性を低減させることができる。
図2は、画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、表示部16及び通信インタフェース(I/F)17を有する。各構成は、バス19を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12またはストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12またはストレージ14に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM12またはストレージ14には、ユーザ端末20から取得した設定情報を変更する設定情報変更プログラムが格納されている。
ROM12は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラムまたはデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)またはフラッシュメモリ等の記憶装置により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力部15は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。
表示部16は、たとえば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能しても良い。
通信インタフェース17は、ユーザ端末20等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、たとえば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
上記の設定情報変更プログラムを実行する際に、画像形成装置10は、上記のハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。画像形成装置10が実現する機能構成について説明する。
図3は、画像形成装置10の機能構成の例を示すブロック図である。
図3に示すように、画像形成装置10は、機能構成として、取得部101、判断部102、設定変更部103、処理実行部104、出力部105、記憶部106及び通信部107を有する。各機能構成は、CPU11がROM12またはストレージ14に記憶された設定情報変更プログラムを読み出し、実行することにより実現される。
取得部101は、他の装置、例えばユーザ端末20から通信部107で受信した設定情報を取得する。取得部101が取得した設定情報は処理実行部104での処理の実行の際に用いられる設定情報である。
判断部102は、取得部101が取得した設定情報が、自装置の設置場所にそのまま設定されることが望ましい設定情報であるかどうか判断する。判断部102は、取得部101が取得した設定情報が、自装置の設置場所にそのまま設定されることが望ましいかどうかを判断する際に、設定情報の各設定の内容と、画像形成装置10の設置場所に関する情報を参照する。画像形成装置10の設置場所に関する情報は記憶部106に記憶される。画像形成装置10の設置場所に関する情報は、例えば「オフィス」、「コンビニエンスストア」、「シェアオフィス」等の具体的な設置場所の情報であってもよく、設置場所に応じて設定されるセキュリティレベルであってもよい。セキュリティレベルは、例えば1~3の3段階で設定されてもよく、セキュリティレベルの数値が高い程、画像形成装置10はプライベートな領域に設置されるものであってもよい。
例えば、設定情報に、電子メールの送信元メールアドレス及び送信先メールアドレスが含まれているとする。そして、記憶部106に記憶されている画像形成装置10の設置場所が「コンビニエンスストア」であるとする。判断部102は、電子メールのアドレスを変更しないまま、コンビニエンスストアに設置されている画像形成装置10にそのまま設定するのは望ましくないと判断する。判断部102が、現在の設置場所ではそのまま設定するのは望ましくないと判断した設定の内容は、後述の設定変更部103において、現在の設置場所に応じて定められた変更ルールに基づいて変更される。
判断部102は、取得部101が取得した設定情報が、自装置の設置場所にそのまま設定されることが望ましい設定情報であるかどうか判断する際に、設定情報が作成された場所の情報を用いてもよい。例えば、設定情報が会社のPCで作成された場合、設定情報には機密性のある情報が含まれる可能性が高い。従って、判断部102は、画像形成装置10の設置場所が「コンビニエンスストア」であり、取得部101が取得した設定情報が会社のPCで作成されていた場合は、電子メールのアドレスは、自装置の設置場所にそのまま設定されることが望ましくないと判断してもよい。
なお、画像形成装置10の設置場所に関する情報は、画像形成装置10の設置時に設置作業者によって設定されうる。なお、画像形成装置10の設置場所が変更される際には、変更後の設置場所において設置作業者によって設定されうる。
設定変更部103は、設定情報の内容の変更を行う。設定情報の内容の変更は、ユーザによって行われてもよく、判断部102の判断結果に基づいて行われてもよい。判断部102の判断結果に基づいて設定情報の内容の変更が行われる場合、設定変更部103は、現在の設置場所ではそのまま設定されることが望ましくないと判断部102において判断された設定の内容を、現在の設置場所に応じて予め定められた変更ルールに基づいて変更する。設置場所に応じて予め定められた変更ルールは、例えば記憶部106に記憶されている。
上述したように、設定情報に、機密情報として登録されている電子メールの送信元メールアドレス及び送信先メールアドレスが含まれており、画像形成装置10の設置場所が「コンビニエンスストア」である場合を考える。この場合、メールアドレスがそのまま設定されてしまうと、その後に画像形成装置10を使用するユーザにメールアドレスを見られてしまったり、画像形成装置10がハッキングされることで、機密情報として登録されているメールアドレスが第三者に流出してしまったりするおそれがある。
そこで、設定変更部103は、現在の設置場所ではそのまま設定することが望ましくないと判断された設定を、設置場所に応じて予め定められた変更ルールに基づいて変更する。設定変更部103が、そのまま設定することが望ましくない設定を変更ルールに基づいて変更することで、画像形成装置10は、機密性がある設定の漏洩を防ぐことができる。
設定変更部103が参照する変更ルールは、設置場所に応じて定められて、画像形成装置10の設置のタイミングで設置作業者によって画像形成装置10に保存されうる。変更ルールの一例を示す。設置場所がコンビニエンスストアであれば、機密情報を機密情報ではない情報に変更する、というルールが変更ルールに定められていてもよい。例えば、機密情報として登録されている電子メールの送信元メールアドレス及び送信先メールアドレスが含まれており、画像形成装置10の設置場所が「コンビニエンスストア」である場合を考える。設定変更部103は、コンビニエンスストアに対して定められた変更ルールを参照し、送信元メールアドレス及び送信先メールアドレスを、機密情報ではないメールアドレスに変更する。
設定変更部103は、設定を変更する際に、変更後の設定に関する情報をユーザ端末20から取得する。例えば、送信先メールアドレスを変更する場合、予め取得部101が取得する設定情報に、変更後の設定の候補となるメールアドレスを含めていてもよく、変更時にユーザに変更後のメールアドレスを入力させてもよい。
変更ルールに基づいて変更される内容が複数存在する場合は、設定変更部103は、使用する設定を提示して、ユーザに選択させてもよい。例えば、取得部101が取得した設定情報における送信先のメールアドレスが取引先のアドレスであり、取引先のアドレスを別のアドレスに変更する必要があると判断部102で判断された場合を考える。取引先のアドレスをユーザの個人アドレス又は会社アドレスのいずれかに変更できる場合、設定変更部103は、個人アドレス及び会社アドレスを提示し、どちらのアドレスに変更するかをユーザに選択させてもよい。ユーザに選択させるためのユーザインタフェースは、後述の出力部105が表示部16に出力させてもよい。また、変更ルールに基づいて変更される内容が複数存在する場合は、設定変更部103は、過去の変更履歴に基づいて設定を変更してもよい。設定変更部103は、変更ルールが複数あった場合に、過去の変更履歴を参照して一の変更ルールを選択できる。
処理実行部104は、ユーザによって実行が指定された処理を実行する。本実施形態では、処理実行部104が実行する処理は、コピー機能、プリント機能、スキャン機能、スキャン機能により光学的に読み取った電子データを電子メールに添付して送信する電子メール機能を含む。処理実行部104は、上述の各機能を実行するにあたり、取得部101が取得した設定情報に基づいて各機能を実行する。取得部101が取得した設定情報が設定変更部103によって変更されていれば、処理実行部104は設定変更部103によって変更された設定情報に基づいて各機能を実行する。
出力部105は、表示部16に対する種々の情報を出力する。出力部105が表示部16に対して出力する情報は、例えば取得部101が他の装置から取得した設定情報の内容である。
記憶部106は、画像形成装置10の動作に関する種々の情報を記憶する。記憶部106は、例えば、上述した画像形成装置10の設置場所に関する情報、設定変更部103が使用する現在の設置場所に応じて予め定められた変更ルール等を記憶する。
通信部107は、他の装置、例えばユーザ端末20との間の情報の通信を行う。画像形成装置10は、通信部107による通信によって、ユーザ端末20から設定情報を受信することができる。
画像形成装置10は、図3に示した機能構成を有することで、設置場所に応じて予め定められた変更ルールに基づいて、設定を自動的に変更することができる。例えば、画像形成装置10は、機密情報のような、コンビニエンスストア等の不特定のユーザに使用される設置場所では設定されることが望ましくない設定情報を、設置場所に応じて予め定められた変更ルールに基づいて自動的に変更することができる。
次に、画像形成装置10の作用について説明する。
図4は、画像形成装置10による設定情報変更処理の流れを示すフローチャートである。CPU11がROM12又はストレージ14から設定情報変更プログラムを読み出して、RAM13に展開して実行することにより、設定情報変更処理が行なわれる。
CPU11は、まず他の装置、例えばユーザ端末20から、設定情報を取得する(ステップS101)。図5は、ステップS101でCPU11が取得する設定情報の一例を示す図である。図5に示した設定情報120は、送信先メールアドレス121、送信元メールアドレス122、読み取りフォーマット設定123、倍率設定124、及び両面読み込み設定125で構成される。読み取りフォーマット設定123には、スキャン機能の実行によって生成される電子データのフォーマットが設定される。倍率設定124には、スキャン機能の実行時の読み取り倍率が設定される。両面読み込み設定125には、スキャン機能の実行時の両面読み取りの有無が設定される。
設定情報120の各設定には、属性の情報が設定される。属性の情報には、例えば、その設定が社外秘の情報であるかどうかが設定される。図5の例では、送信先メールアドレス121及び送信元メールアドレス122が社外秘の情報であることが設定されている。
ステップS101に続いて、CPU11は、ステップS101で取得した設定情報の中に、変更を要する設定があるかどうかを判断する(ステップS102)。CPU11は、ステップS102の判断に際し、取得した設定情報の各設定の内容と、画像形成装置10の設置場所に関する情報と、を参照する。
図5に示した設定情報120を例にして説明する。画像形成装置10がコンビニエンスストアに設置されている場合、CPU11は、コンビニエンスストアに設置された画像形成装置10には設定することが望ましくなく、変更を要する設定が設定情報120の中にあるかどうかを判断する。図5に示した例では、送信先メールアドレス121、及び送信元メールアドレス122が社外秘に設定されている。従って、CPU11は、送信先メールアドレス121、及び送信元メールアドレス122は変更を要すると判断する。
なお、設定情報の各設定の属性にはセキュリティレベルが設定されてもよい。属性の情報にセキュリティレベルが設定されている場合は、CPU11は、画像形成装置10に設定されているセキュリティレベルとの比較によって、ステップS101で取得した設定情報の中に、変更を要する設定があるかどうかを判断する。例えば、送信先メールアドレス121のセキュリティレベルが3であれば、CPU11は、画像形成装置10に設定されているセキュリティレベルが3未満の場合に、送信先メールアドレス121は内容の変更を要すると判断する。
ステップS102の判断の結果、ステップS101で取得した設定情報の中に、変更を要する設定があると判断すると(ステップS102;Yes)、CPU11は、変更を要する設定を、設置場所に応じて定められた変更ルールに基づいて変更する(ステップS104)。CPU11は、変更を要する設定を、設置場所に応じて定められた変更ルールに基づいて変更する際に、ステップS101で取得した設定情報に付随している、変更後の設定の候補となる内容に変更してもよく、変更時にユーザに変更後の内容を入力させてもよい。
図5に示した設定情報120を例にして説明する。送信先メールアドレス121、及び送信元メールアドレス122が変更を要すると判断した場合、CPU11は、送信先メールアドレス121、及び送信元メールアドレス122の内容を変更する。図6は、CPU11によって内容が変更された設定情報120の例を示す図である。図6に示した例では、送信先メールアドレス121、及び送信元メールアドレス122の内容が、図5に示したものから変更されている。CPU11は、送信先メールアドレス121を、取引先のメールアドレスからユーザ自身の会社アドレスに、送信元メールアドレス122を、ユーザ自身の会社アドレスからユーザ自身の個人アドレスに、それぞれ変更する。なお、図6では属性の情報を省略している。
ステップS104に続いて、CPU11は、ステップS103で内容を変更した設定情報を用いて、指定された処理を実行する(ステップS105)。ステップS102の判断の結果、ステップS101で取得した設定情報の中に、変更を要する設定がないと判断すると(ステップS102;No)、同様に、CPU11は、ステップS101で取得した設定情報を用いて、指定された処理を実行する(ステップS105)。
画像形成装置10は、図4に示した一連の処理を実行することで、設定を、設置場所に応じて予め定められた変更ルールに基づいて変更することができる。画像形成装置10は、機密情報のような、現在の設置場所では設定されることが望ましくない設定情報を、設置場所に応じて予め定められた変更ルールに基づいて自動的に変更することができる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。図7に示すように、第2実施形態に係る情報処理システムは、画像形成装置10と、ユーザ端末20、30と、社内サーバ40と、クラウドサーバ50と、設定サーバ60と、を含んで構成される。社内サーバ40は、ユーザが勤務する会社等のプライベートの領域に設置されるサーバである。クラウドサーバ50は、ユーザが勤務する会社とは別の場所となるクラウド環境に設置されるサーバである。図7に示した画像形成装置10は、会社内等の限られたユーザのみが使用できるプライベートの領域に設置される。設定サーバ60は、画像形成装置10の設定情報を格納しているサーバである。設定サーバ60は、クラウドサーバ50の一部として構成されてもよい。図7に示した画像形成装置10は、ユーザ端末20、30と、社内サーバ40と、クラウドサーバ50と、から設定情報を取得して、取得した設定情報をユーザに提示するよう構成される。
画像形成装置10は、ユーザからの情報の入力により、画像形成装置10を使用するユーザを特定する。ユーザからの情報の入力は、例えばユーザIDのユーザによる直接入力でもよく、ユーザが使用しているユーザ端末20又はICカードによる近接非接触通信によるユーザIDの入力であってもよい。
画像形成装置10を使用するユーザを特定すると、画像形成装置10は、ユーザ端末20、30と、社内サーバ40と、クラウドサーバ50と、から設定情報を取得部101で取得する。そして画像形成装置10は、取得した設定情報のリストを出力部105で表示部16に出力する。
図7に示した画像形成装置10も、第1実施形態と同様に変更ルールを保持しうる。第2実施形態では、画像形成装置10は、プライベートの領域に設置されるので、第2実施形態における機密情報の漏洩のリスクは、第1実施形態の場合に比べれば低い。しかし、本実施形態の場合であっても、適切に設定された変更ルールを画像形成装置10に保持させることで、機密情報の漏洩のリスクを、変更ルールを保持させない場合に比べて低減させることができる。
図8は、画像形成装置10の表示部16に出力される、設定情報のリストの例を示す図である。リスト131は、ユーザ端末20、30と、社内サーバ40と、クラウドサーバ50と、から取得した設定情報についてのリストであり、設定情報の取得元と、設定情報を識別するためのタイトルと、を含む。選択ボタン132は、リスト131の中からユーザが選択した設定情報を画像形成装置10に反映させるためのボタンである。
図9は、画像形成装置10の表示部16に出力される、設定情報の詳細の例を示す図である。図9には、図8のリスト131で「取引先Aへ送付」が選択された場合に表示部16に出力される設定情報の詳細内容141が示されている。ユーザが、詳細内容141を見て設定情報の内容を確認し、スタートボタン142を選択すると画像形成装置10は、詳細内容141で設定された設定情報に基づいて、スキャン機能によって生成された電子データが添付された電子メールを取引先Aへ送信する処理を実行する。
第2実施形態によれば、画像形成装置10が会社のような限られた人間のみが利用できる場所に設置される場合に、様々場所から設定情報を取得し、取得した設定情報をユーザに選択させることができる。
(第3実施形態)
図10は、第3実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。図10に示すように、第3実施形態に係る情報処理システムは、画像形成装置10と、ユーザ端末20、30と、社内サーバ40と、クラウドサーバ50と、設定サーバ60と、を含んで構成される。設定サーバ60は、画像形成装置10の設定情報を格納しているサーバである。設定サーバ60は、クラウドサーバ50の一部として構成されてもよい。図10に示した画像形成装置10は、シェアオフィス等の、利用を申し込み、利用が許可されたユーザが利用する場所に設置される。シェアオフィス等に設置される画像形成装置10は、設定情報を常に保持するのではなく、ユーザが使用するタイミングにおいてのみ設定情報を保持する。また、第3実施形態では、社内サーバ40は外部からアクセス可能なサーバである。
図10に示した画像形成装置10は、社内サーバ40と、クラウドサーバ50と、設定サーバ60と、から設定情報を取得する。そして、画像形成装置10は各サーバから取得した設定情報をユーザ端末20、30に転送することが可能なよう構成されている。また、本実施形態に係る画像形成装置10は、ユーザ端末20、30から設定情報を取得することが可能なよう構成されている。
ユーザ端末20、30との間の通信が確立されている場合、ユーザ端末20は、ユーザ端末30が保持している設定情報を取得してユーザに利用させることが出来る。同様に、ユーザ端末20、30との間の通信が確立されている場合、ユーザ端末30は、ユーザ端末20が保持している設定情報を取得してユーザに利用させることが出来る。換言すれば、ユーザ端末20、30との間の通信が確立されていない場合、ユーザ端末30は、ユーザ端末20に設定情報を送信することが出来ず、またユーザ端末20は、ユーザ端末30に設定情報を送信することが出来ない。
ユーザ端末20、30は、画像形成装置10が取得し、画像形成装置10から転送された設定情報を提示し、ユーザに選択させる。そして、ユーザ端末20、30は、ユーザに選択された設定情報を画像形成装置10に送信する。画像形成装置10は、ユーザ端末20、30で選択された設定情報に基づいて処理を実行する。
図10に示した画像形成装置10も、第1実施形態と同様に変更ルールを保持しうる。第3実施形態では、画像形成装置10は、不特定のユーザが利用する領域に設置される。従って、第3実施形態における機密情報の漏洩のリスクは、第1実施形態の場合に比べれば低いが、第2実施形態に比べれば高い。本実施形態の場合であっても、適切に設定された変更ルールを画像形成装置10に保持させることで、機密情報の漏洩のリスクを、変更ルールを保持させない場合に比べて低減させることができる。
図11は、ユーザ端末20が表示する設定情報のリストの例を示す図である。図11には、画像形成装置10が取得し、画像形成装置10から転送された設定情報のリスト211が示されている。リスト211では、どこから取得した設定情報であるのかが分かるよう、取得した場所ごとに設定情報が纏められている。図11では、画像形成装置10が、スマートフォンであるユーザ端末20、モバイルPCであるユーザ端末30、及びクラウドサーバ50から取得した設定情報の一覧がリスト211に示されている。ユーザは、リスト211の中から1つの設定情報を選択して、画像形成装置10に処理を実行させることが出来る。
ユーザ端末20、30で選択された設定情報が画像形成装置10に送信された場合、第1実施形態で示したように、画像形成装置10が自動的に設定情報の内容を変更する場合がある。また、ユーザ端末20、30で選択された設定情報が画像形成装置10に送信された場合、ユーザが画像形成装置10を操作して、設定情報の内容を変更する場合がある。設定変更部103で内容が変更された設定情報は、ユーザの操作に応じ、画像形成装置10からアクセス可能な場所に保存されうる。例えば、内容が変更された設定情報は、設定サーバ60に保存されうる。また例えば、内容が変更された設定情報は、元の設定情報が保存されていた場所に保存されうる。元の設定情報が保存されていた場所がユーザ端末20、30であった場合、画像形成装置10とユーザ端末20、30との間の通信が確立している状態に限り、又は画像形成装置10とユーザ端末20、30との間の通信が再び確立された後に、変更後の設定情報がユーザ端末20、30に保存できてもよい。
画像形成装置10で内容が変更されたが、ユーザが変更後の設定情報の保存を選択したかった場合、設定変更部103は、内容が変更された設定情報を保存せず、所定のタイミングで設定情報を破棄する。例えば、ユーザのシェアオフィスの利用期間が経過したことを検知すると、画像形成装置10は、取得した設定情報を破棄してもよい。
第3実施形態によれば、画像形成装置10がシェアオフィスのような、利用を申し込み、利用が許可されたユーザが利用する場所に設置される場合に、様々な場所から設定情報を取得し、取得した設定情報をユーザに選択させることができる。
なお、上記実施形態では、画像形成装置10が設定情報変更処理を実行していたが、本発明は係る例に限定されるものではない。例えば、ユーザ端末20が設定情報変更処理を実行してもよい。ユーザ端末20が設定情報変更処理を実行する場合は、ユーザ端末20が画像形成装置10から画像形成装置10の設置場所に関する情報を取得し、ユーザ端末20が保持している設定情報と照らし合わせる。そして、ユーザ端末20は、設定情報の各設定が画像形成装置10に設定することが望ましいかどうかを判断する。画像形成装置10にそのまま設定することが望ましくなければ、ユーザ端末20は、画像形成装置10の設置場所に応じて定められた変更ルールに基づいて、設定の内容を自動的に変更する。そしてユーザ端末20は、変更ルールに基づいて内容を変更した設定を画像形成装置10に転送する。
なお、上記各実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した設定情報変更処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、設定情報変更処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記各実施形態では、設定情報変更処理のプログラムがROMまたはストレージに予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的(non-transitory)記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
10 画像形成装置
20、30 ユーザ端末
40 社内サーバ
50 クラウドサーバ
60 設定サーバ

Claims (13)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    所定の処理の設定に関する設定情報及び設置場所の情報を取得し、
    前記設定情報が使用される設置場所の情報を参照し、
    前記設定情報の設定を、前記設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更する、
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記変更ルールが複数あれば、該複数の前記変更ルールに基づいた設定を提示する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、設定の変更履歴に基づいて複数の前記変更ルールから一の前記変更ルールを選択する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、一以上の場所から前記設定情報を取得し、取得した前記設定情報を提示する、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、取得した前記設定情報を他の装置に転送する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、変更後の前記設定情報を、ユーザからの保存指示に応じて保存させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、前記設置場所の情報として設置場所の属性に応じて設定された第1属性情報を参照する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、前記第1属性情報と、前記設定情報の各設定の属性に応じて設定された第2属性情報とを比較して、前記設定情報の設定を、前記設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更する、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、前記設置場所の情報として設置場所のレベルを参照する、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記プロセッサは、前記設置場所のレベルと、前記設定情報の各設定のレベルとを比較して、前記設定情報の設定を、前記設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更する、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記プロセッサは、変更後の前記設定情報に基づいて前記所定の処理を実行する、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記プロセッサは、前記所定の処理として、光学的に読み取られたデータを電子メールで送信する処理を実行する、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 所定の処理の設定に関する設定情報及び設置場所の情報を取得し、
    前記設定情報が使用される設置場所の情報を参照し、
    前記設定情報の設定を、前記設置場所ごとに設定された変更ルールに基づいた設定に変更する、
    処理をコンピュータに実行させる、コンピュータプログラム。
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