JP2023112968A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のユーザによって共有される操作子から、対象データの送信先の宛先情報が漏洩することを防ぐことが可能な情報処理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置である画像処理装置は、プロセッサを備える。プロセッサは、予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信する処理が関連付けられた操作子であって、複数のユーザによって共有される操作子に関連付けられた名称を変更する指示を受け付けた場合に、当該操作子に関連付けられた宛先情報の表示設定を、宛先情報を表示しない非表示とする。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、ジョブの履歴を表示する場合に、ユーザが見たいジョブの履歴が非表示となってしまうことを防ぐことが可能な画像処理装置が開示されている。
特許文献2には、秘匿対象項目を伏字等で隠蔽してジョブ情報を表示した場合に、ジョブを実行させている当のユーザも秘匿項目を見ることができないという問題点に対処して、従来よりユーザの使い勝手を向上させることが可能なジョブ情報表示装置が開示されている。
特開2018-125687号公報 特開2006-344126号公報
複合機等の情報処理装置では、過去に実行された処理を操作子に関連付けて登録し、操作子を操作することによって、過去に実行された処理と同様の処理を容易に行えるようにする技術が提案されている。予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信する処理が関連付けられた操作子を複数のユーザによって共有した場合、対象データの送信先の宛先情報が漏洩するおそれがある。
本発明の目的は、複数のユーザによって共有される操作子から、対象データの送信先の宛先情報が漏洩することを防ぐことが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することである。
本発明の第1態様の情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信する処理が関連付けられた操作子であって、複数のユーザによって共有される操作子に関連付けられた名称を変更する指示を受け付けた場合に、当該操作子に関連付けられた宛先情報の表示設定を、宛先情報を表示しない非表示とする。
本発明の第2態様の情報処理装置は、第1態様の情報処理装置において、操作子の初期設定の名称は、宛先情報を含み、前記プロセッサは、操作子の名称から宛先情報の少なくとも一部を変更又は削除する指示を受け付けた場合に、当該操作子に関連付けられた宛先情報の表示設定を非表示とする。
本発明の第3態様の情報処理装置は、第2態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、操作子の名称から宛先情報の少なくとも一部を変更又は削除する指示を受け付けた場合に、当該操作子が共有されていない場合には、当該操作子に関連付けられた宛先情報の表示設定を、宛先情報を表示する通常表示とする。
本発明の第4態様の情報処理装置は、第1態様から第3態様までのいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子の宛先情報について、宛先情報を隠蔽した隠蔽表示を行う。
本発明の第5態様の情報処理装置は、第1態様から第3態様までのいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子の宛先情報に関する表示を全く行わないようにする。
本発明の第6態様の情報処理装置は、第1態様から第5態様までのいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子の内容を表示する指示を特定のユーザから受け付けた場合に、当該操作子に関連付けられた宛先情報を表示する。
本発明の第7態様の情報処理装置は、第6態様の情報処理装置において、前記特定のユーザは、管理者ユーザである。
本発明の第8態様の情報処理装置は、第6態様の情報処理装置において、前記特定のユーザは、内容を表示する操作子を作成したユーザである。
本発明の第9態様の情報処理装置は、第1態様から第8態様までのいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子の内容を表示する指示を受け付けた場合に、予め設定された認証処理を実行し、認証処理が成功した場合に、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に関連付けられた宛先情報を表示する。
本発明の第10態様の情報処理装置は、第1態様から第9態様までのいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に関連付けられた宛先情報の変更及び削除の少なくとも1つを禁止する。
本発明の第11態様の情報処理装置は、第1態様から第10態様までのいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に対して新たな宛先情報の追加を禁止する。
本発明の第12態様の情報処理装置は、第1態様から第10態様までのいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に対して新たに追加された宛先情報を表示する。
本発明の第13態様のプログラムは、予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信する処理が関連付けられた操作子であって、複数のユーザによって共有される操作子に関連付けられた名称を変更する指示を受け付けるステップと、当該操作子に関連付けられた宛先情報の表示設定を、宛先情報を表示しない非表示とするステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明の第1態様の情報処理装置によれば、共有設定された操作子から、処理対象データの送信先の宛先情報が漏洩することを防ぐことができる。
本発明の第2態様の情報処理装置によれば、宛先情報を含む操作子に対して、ユーザが手動で宛先情報の表示設定を非表示とする手間を無くすことができる。
本発明の第3態様の情報処理装置によれば、宛先情報を隠す必要がない操作子に対しては、非表示設定を省略することができる。
本発明の第4態様の情報処理装置によれば、宛先情報があることを示しつつ、宛先情報の具体的な内容を隠すことができる。
本発明の第5態様の情報処理装置によれば、宛先情報の有無や件数まで含めて、宛先情報を隠すことができる。
本発明の第6態様の情報処理装置によれば、宛先情報を隠す必要がない特定のユーザに対しては、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子であっても、宛先情報を確認させることができる。
本発明の第7態様の情報処理装置によれば、管理者ユーザに対しては、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子であっても、宛先情報を確認させることができる。
本発明の第8態様の情報処理装置によれば、操作子を作成したユーザに対しては、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子であっても、宛先情報を確認させることができる。
本発明の第9態様の情報処理装置によれば、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子の宛先情報の表示が必要なユーザに対して、認証処理により宛先情報を表示することができる。
本発明の第10態様の情報処理装置によれば、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に関連付けられた宛先情報が改変されるのを防ぐことができる。
本発明の第11態様の情報処理装置によれば、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に基づいて予期せぬ送信先に処理対象データが送信されるのを防ぐことができる。
本発明の第12態様の情報処理装置によれば、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に対して新たに宛先情報を追加する際に宛先情報を表示しない場合と比較して、新たに宛先情報を追加する際の利便性を向上させることができる。
本発明の第13態様のプログラムによれば、共有設定された操作子から、処理対象データの送信先の宛先情報が漏洩することを防ぐことができる。
本発明の一実施形態の画像形成システムのシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 設定情報記憶部に記憶されている個人設定情報管理テーブルの一例を示す図である。 設定情報記憶部に記憶されている共有設定情報管理テーブルの一例を示す図である。 ユーザがクイック機能を利用するために表示されるジョブの設定情報の一覧表示画面の一例を示す図である。 ジョブがメール送信の場合のジョブの詳細設定画面の一例を示す図である。 アイコンに関連付けられたジョブに対する各種の指示入力を行うためのメニュー表示ボックスの表示例を示す図である。 変更後の個人設定情報管理テーブルの一例を示す図である。 変更後の共有設定情報管理テーブルの一例を示す図である。 ジョブの設定情報の一覧表示画面において宛先情報の表示設定が非表示に設定されたジョブのアイコンを表示する場合の一例を示す図である。 宛先情報の表示設定が非表示に設定されたジョブの詳細設定画面の一例を示す図である。 宛先情報の表示設定が非表示に設定されたジョブの詳細設定画面の別の例を示す図である。 アイコンに関連付けられたジョブの名称から宛先情報の少なくとも一部を変更又は削除する指示を受け付けた際の動作を説明するためのフローチャートである。 アイコンに関連付けられたジョブの宛先情報を表示する指示を受け付けた際の動作を説明するためのフローチャートである。 アイコンに関連付けられたジョブの宛先情報を表示する指示を受け付けた際の別の動作を説明するためのフローチャートである。 アイコンに関連付けられたジョブの宛先情報を表示する指示を受け付けた際のさらに別の動作を説明するためのフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の画像形成システムのシステム構成を示す図である。
本発明の一実施形態の画像形成システムは、図1に示されるように、ネットワーク30により相互に接続された画像形成装置10及び端末装置20により構成される。端末装置20は、印刷データを生成し、生成した印刷データをネットワーク30経由で画像形成装置10に対して送信する。画像形成装置10は、端末装置20から送信された印刷データを受け付けて、印刷データに応じた画像を用紙上に出力する。なお、画像形成装置10は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置である。画像形成装置10は、本発明の技術における情報処理装置の一例である。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける画像形成装置10のハードウェア構成を図2に示す。
画像形成装置10は、図2に示されるように、CPU11、メモリ12、ハードディスクドライブ等の記憶装置13、ネットワーク30を介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IFと略す。)14、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UIと略す。)装置15、スキャナ16、プリントエンジン17を有する。これらの構成要素は、制御バス18を介して互いに接続されている。
UI装置15は、ユーザからの指示入力を受け付ける。スキャナ16は、画像形成装置10に装填された原稿を、画像データとして読み取る。プリントエンジン17は、帯電、露光、現像、転写、定着などの工程を経て印刷用紙等の記録媒体上に画像を印刷する。
CPU11は、メモリ12または記憶装置13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御するプロセッサである。なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12または記憶装置13内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明したが、これに限定されるものではない。この制御プログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録した形態で提供してもよい。例えば、このプログラムをCD(Compact Disc)-ROM(Read Only Memory)及びDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の光ディスクに記録した形態、若しくは、USB(Universal Serial Bus)メモリ及びメモリカード等の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。また、この制御プログラムを、通信インタフェース14に接続された通信回線を介して外部装置から取得するようにしてもよい。
図3は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置10は、図3に示されるように、認証部31と、操作入力部32と、表示部33と、データ送受信部34と、制御部35と、画像読取部36と、画像出力部37と、設定情報記憶部38と、を備えている。
認証部31は、画像形成装置10を利用しようとするユーザに対する認証処理を実行する。表示部33は、制御部35により制御され、ユーザに各種情報を表示する。操作入力部32は、ユーザにより行われた各種操作情報を入力する。
データ送受信部34は、端末装置20等の外部の装置との間でデータの送受信を行う。
制御部35は、画像形成装置10の全体動作を制御していて、データ送受信部34を介して端末装置20から受信した印刷ジョブに基づいて印刷データを生成して、生成した印刷データを画像出力部37から出力する制御、画像読取部36によって原稿画像を読み取る制御等を行う。
画像読取部36は、制御部35による制御に基づいて、セットされた原稿から原稿画像を読み取る。画像出力部37は、制御部35による制御に基づいて、印刷用紙等の記録媒体上に画像を出力する。
設定情報記憶部38は、制御部35によって実行された、印刷ジョブ、スキャンジョブ、コピージョブ、ファックス送信ジョブ等の各種ジョブの実行履歴を示すジョブ履歴情報とともに、ジョブの処理を実行する際の設定値が設定項目毎に記憶された設定情報を記憶する。ここで、ジョブ履歴情報とは、過去に実行されたジョブの処理内容の履歴情報である。
設定情報記憶部38には、特定のユーザのみが利用可能な個人用の設定情報を管理するための個人設定情報管理テーブルと、複数のユーザが利用可能な共有の設定情報を管理するための共有設定情報管理テーブルと、が記憶されている。
本実施形態の画像形成装置10においては、上述したジョブ履歴情報及び個人用の設定情報の中から任意のジョブを選択することにより、過去に実行したジョブにおける設定内容を利用して新たなジョブを実行する機能がクイック機能として提供されている。
設定情報記憶部38に記憶されている個人設定情報管理テーブルの一例を図4に示す。図4に示されるように、個人設定情報管理テーブルでは、過去に実行されたジョブのジョブ履歴情報と、このジョブ履歴情報のうちユーザの操作によりピン留めされた個人用の設定情報とが管理されている。
ジョブ履歴情報では、ジョブ毎に、ジョブの名称、種類、設定内容、利用日時、及び宛先情報の表示設定等の項目の情報が管理されている。個人用の設定情報では、ジョブ毎に、ジョブの名称、種類、設定内容、及び宛先情報の表示設定等の項目の情報が管理されている。
ここで、「名称」とは、クイック機能を利用するための表示画面において、ジョブを表示する際の名称である。本実施形態では、この「名称」は、初期設定としては、例えばジョブの設定内容の少なくとも一部が名称として設定されるが、ユーザが任意に変更することが可能である。
また、「種類」とは、例えばコピー、ファックス、及びスキャン等、ジョブにおける処理の種類である。また、「設定内容」とは、ジョブを実行する際に必要となる設定内容に関する情報である。また、「利用日時」の情報とは、ジョブが利用された際の日時である。
また、「宛先情報の表示設定」の情報とは、ジョブの種類が、例えばファックス及びスキャン等のように、予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信する処理である場合に、表示画面において宛先情報を表示するか否かの設定に関する情報である。制御部35は、宛先情報の表示設定が「通常表示」の場合、表示画面において宛先情報を表示し、宛先情報の表示設定が「非表示」の場合、表示画面において宛先情報を表示しないようにする。宛先情報の表示に関しては、後段で詳細に説明する。
本実施形態では、この「宛先情報の表示設定」は、初期設定としては、「通常表示」に設定されるが、「非表示」に設定することも可能である。なお、ジョブの種類が、例えばコピー等のように、予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信する処理でない場合は、「宛先情報の表示設定」は空欄とされる。
ユーザは、過去に実行したジョブにおける設定内容と同じ内容のジョブを実行したい場合、クイック機能を利用するための表示画面において、ジョブ履歴情報を選択することにより、そのジョブ履歴情報における設定内容と同じ設定内容でジョブを実行することができる。
なお、ジョブ履歴情報も、特定のユーザのみが利用可能な個人用の設定情報に含まれている。つまり、ジョブ履歴情報は、ピン留めされていない状態の個人用の設定情報である。ただし、以下の説明においては、特定のユーザのみが利用可能なピン留めされた状態の設定情報を個人用の設定情報と呼び、特定のユーザのみが利用可能なピン留めされていない状態の設定情報をジョブ履歴情報と呼ぶものとする。
ユーザにより画像形成装置10が利用されてジョブが実行されると、ジョブが実行される毎に新たなジョブ履歴情報が生成される。しかし、データ格納領域には制限があり、全てのジョブ履歴情報を記憶したのではデータ格納領域が不足する可能性がある。そのため、例えば最新の200ジョブのみジョブ履歴情報を残すというような上限が設定され、上限を超えたジョブ履歴情報については実行日時が古いものから削除されるようになっている。
そこで、削除したくないジョブ履歴については削除対象とならないようにピン留め設定を行うことが可能となっている。ピン留め設定されたジョブ履歴については、個人用の設定情報として管理され、後から実行されたジョブが上限数を超えたとしても削除されずに残される。
例えば、図4の個人設定情報管理テーブルを参照すると、「user1@sample.com、他1件」、「旅行会社へファックス」という名称の設定情報がピン留めされて、通常のジョブ履歴情報とは別に管理されているのが分かる。つまり、このピン留めされた個人用の設定情報については後から実行されるジョブの数とは関係なく残され、操作画面上において表示され続けることになる。そのため、よく利用するジョブ履歴情報に対してピン留め操作を行うことにより個人用の設定情報として登録しておけば、その個人用の設定情報を何度も利用して同じ設定内容でジョブを実行することが可能となる。
ここで、図4に示した個人用の設定情報及びジョブ履歴情報は、例えばユーザAというようなある特定のユーザのみが利用可能な設定情報であった。しかし、このような設定情報を複数のユーザにより利用したい場合がある。そのため、個人用の設定情報を共有の設定情報に変更することができるようになっている。なお、共有の設定情報は、ログインした全てのユーザにより利用可能となっている。
このような共有の設定情報を管理するための共有設定情報管理テーブルの一例を図5に示す。図5に示されるように、共有設定情報管理テーブルでは、ジョブ毎に、ジョブの名称、種類、設定内容、宛先情報の表示設定、及びこのジョブの作成ユーザ名等の項目の情報が管理されている。
例えば、図5の共有設定情報管理テーブルを参照すると、名称が「user1@sample.com、他1件」のジョブは、ジョブの種類が「メール送信」となっている。また、このジョブの設定内容が「アドレス1:user1@sample.com」及び「アドレス2:user2@sample.com」、宛先情報の表示設定が「通常表示」、作成ユーザ名が「ユーザA」となっている。
本実施形態の画像形成装置10においては、クイック機能を利用する際に、上述したジョブ履歴情報及び個人用の設定情報に加えて、共有の設定情報の中からもジョブを実行する際に使用する設定情報を選択することが可能である。
ユーザがクイック機能を利用するために表示される、ジョブの設定情報の一覧表示画面の一例を図6に示す。図6に示されるように、ジョブの設定情報の一覧表示画面では、共有の設定情報61と、個人用の設定情報62と、ジョブ履歴情報63とが一覧表示されているのが分かる。この一覧表示においては、ジョブ毎にアイコン70として表示されており、ユーザがアイコン70をタッチ操作することにより、タッチしたアイコン70のジョブを利用することができる。すなわち、アイコン70は、ジョブが関連付けられた操作子である。
なお、図6に示したジョブの設定情報の一覧表示画面は、図4に示した個人設定情報管理テーブル、及び図5に示した共有設定情報管理テーブルが設定情報記憶部38に記憶されている状態において、ユーザAがログインした場合に表示される表示画面の例となっている。ただし、表示スペースの関係上、ジョブ履歴の一覧表示画面に表示されるジョブ履歴の一部については省略して表示している。
図6に示すジョブの設定情報の一覧表示画面では、共有の設定情報61の各アイコン70には、ジョブの名称71、種類72、及びメニュー表示ボタン51が表示されている。共有の設定情報61の各アイコン70において、ジョブの種類72の項目には、ジョブが共有されていることを示す情報が合わせて表示されている。
また、個人用の設定情報62の各アイコン70には、ジョブの名称71、種類72、及びメニュー表示ボタン51が表示されている。
また、ジョブ履歴情報63の各アイコン70には、ジョブの名称71、種類72、利用日時73、及びメニュー表示ボタン51が表示されている。ジョブ履歴情報63の各アイコン70において、ジョブの種類72の項目には、ジョブが正常終了したか異常終了したかを示す情報が合わせて表示されている。
なお、共有の設定情報61及び個人用の設定情報62の各アイコン70には、ピン留め状態であることを示すピン留めマーク50が表示されている。
ジョブの設定情報の一覧表示画面において、アイコン70がユーザによりタッチされた場合、制御部35は、ジョブの設定情報の一覧表示画面から、タッチされたアイコン70に関連付けられたジョブの詳細設定画面に遷移させる。ジョブの詳細設定画面では、ジョブの名称、設定内容、及びジョブを実行するためのスタートボタン等が表示される。ジョブの詳細設定画面では、ジョブの設定内容を変更することが可能であり、その表示態様はジョブの種類により変化する。
ジョブの種類がメール送信の場合のジョブの詳細設定画面の一例を図7に示す。図7に示されるように、メール送信の場合の詳細設定画面では、ジョブの名称表示部81と、メール送信の場合の設定内容である宛先情報表示部82と、宛先情報件数表示部83と、宛先追加入力部84と、スタートボタン85とが表示されているのが分かる。
名称表示部81には、現在選択されているジョブの名称が表示される。宛先情報表示部82は、このジョブに含まれている宛先情報毎に個別に表示される。各宛先情報表示部82には、宛先情報としてアドレス82aと、この宛先情報を削除するための削除ボタン82bとが表示される。宛先情報件数表示部83には、このジョブに含まれている宛先情報の件数が表示される。
ジョブがメール送信の場合のジョブの詳細設定画面では、宛先情報表示部82のアドレス82aをタッチすることにより、アドレス82aの内容を変更することができる。また、宛先情報表示部82の削除ボタン82bをタッチすることにより、宛先情報を削除することができる。宛先情報が削除された場合、削除された宛先情報を表示していた宛先情報表示部82が削除されるとともに、宛先情報件数表示部83の表示件数が更新される。また、宛先追加入力部84をタッチすることにより、宛先情報を追加することができる。宛先情報が追加された場合、追加された宛先情報を表示する宛先情報表示部82が新たに表示されるとともに、宛先情報件数表示部83の表示件数が更新される。
ジョブの詳細設定画面において、ユーザによりスタートボタン85がタッチされた場合、制御部35は、現在表示されているジョブを、表示されている設定内容に従って実行する。
また、アイコン70に関連付けられたジョブに対する各種の指示入力を行うためのメニュー表示ボックス55の表示例を図8に示す。ジョブの設定情報の一覧表示画面において、アイコン70の中のメニュー表示ボタン51がユーザによりタッチされた場合、制御部35は、図8に示されるように、タッチされたアイコン70に関連付けられたジョブに対する処理のメニュー表示ボックス55を表示する。メニュー表示ボックス55には、一例として、「今すぐ実行」、「保存名の変更」、「先頭に移動」、「削除」が表示される。
メニュー表示ボックス55において、ユーザにより「今すぐ実行」が選択された場合、制御部35は、ジョブの詳細設定画面に遷移せずに、アイコン70に関連付けられたジョブを、現在の設定内容に従って実行する。
また、メニュー表示ボックス55において、ユーザにより「保存名の変更」が選択された場合、制御部35は、アイコン70に関連付けられたジョブの名称を変更するための画面に遷移し、ユーザに新たな名称を入力させる。
また、メニュー表示ボックス55において、ユーザにより「先頭に移動」が選択された場合、制御部35は、クイック機能を利用するための表示画面において、このアイコン70をジョブの一覧の先頭に表示する。
また、メニュー表示ボックス55において、ユーザにより「削除」が選択された場合、制御部35は、このアイコン70に関連付けられたジョブを個人設定情報管理テーブル及び共有設定情報管理テーブルから削除する。
図6に示すジョブの設定情報の一覧表示画面では、ジョブ履歴情報63は新たなジョブが実行されることにより順次古いものから削除されていく。しかし、ピン留めマーク50が付されている共有の設定情報61及び個人用の設定情報62は、新たなジョブが実行された場合でも影響を受けることなく、表示位置も変更することなく同じ場所での表示が継続される。
そして、ユーザは、過去に実行したジョブと同内容のジョブを実行しようとする場合、このようにして表示された共有の設定情報61、個人用の設定情報62、ジョブ履歴情報63の一覧の中から、実行しようとするジョブの設定内容と同じ又は近似する設定内容のジョブのアイコン70をタッチするだけで、詳細な設定を行うことなく希望する設定内容でジョブを実行することができる。
例えば、ユーザは、「user1@sample.com、他1件」という名称の共有の設定情報のアイコン70をタッチするだけで、宛先情報等を入力することなく、いつもと同じ宛先に同じようにメール送信を実行することが可能となる。
ここで、例えばユーザAが、個人用の設定情報62のアイコン70を、共有の設定情報61に変更すると、変更したアイコン70はこのアイコン70を作成したユーザAだけでなく、複数のユーザにより利用されることになる。すなわち、ユーザA以外の他のユーザがログインした場合に表示される表示画面においても、共有のアイコン70の中に、このアイコン70に関連付けられたジョブの名称71及び種類72等の情報が表示されることになる。また、他のユーザがアイコン70をタッチすることにより、ジョブの詳細設定画面において、このアイコン70に関連付けられたジョブの設定内容を表示させることができる。ここで、アイコン70を作成したユーザとは、アイコン70に関連付けられたジョブを実行し、アイコン70の作成に関与したユーザである。
そして、アイコン70に関連付けられた共有のジョブが、予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信するジョブである場合、このジョブのアイコン70から、対象データの送信先の宛先情報が他のユーザに漏洩するおそれがある。
例えば、図4及び図5に示す、ユーザAが作成した「user1@sample.com、他1件」という名称のジョブは、共有の設定情報61に変更されている。そのため、他のユーザの表示画面においても、図6に示すユーザAの表示画面と同様に、「user1@sample.com、他1件」という名称のジョブのアイコン70が表示されることになる。
このジョブのアイコン70の中に表示される「user1@sample.com、他1件」という名称71の中には、宛先情報の一部が含まれている。また、このジョブのアイコン70を他のユーザがタッチすることにより、ジョブの詳細設定画面において、このジョブの設定内容を全て表示させることができる。そのため、宛先情報として「user1@sample.com」及び「user2@sample.com」の2件が設定されていることが、他のユーザに知られてしまう。
すなわち、このアイコン70を作成したユーザA以外の他のユーザも、このアイコン70に関連付けられたジョブに含まれる宛先情報を知ることができるようになってしまうため、このアイコン70から、対象データの送信先の宛先情報が漏洩するおそれがある。
そのため、制御部35は、予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信するジョブが関連付けられたアイコン70であって、複数のユーザによって共有されるアイコン70に関連付けられた名称を変更する指示を受け付けた場合に、このアイコン70に関連付けられた宛先情報の表示設定を、宛先情報を表示しない非表示とする。
すなわち、予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信するジョブが関連付けられたアイコン70において、ジョブの名称が初期設定から変更された場合、ユーザが宛先情報を隠蔽したいものと見做して、制御部35は、このアイコン70に関連付けられた宛先情報の表示設定を、宛先情報を表示しない非表示とする。
制御部35は、宛先情報の表示設定が非表示に設定されたジョブに関する表示を行う場合に、ジョブの設定情報の一覧表示画面のアイコン70の中に表示されるジョブの名称71において、宛先情報を表示しないようにする。また、制御部35は、アイコン70から遷移する詳細設定画面において、宛先情報を表示しないようにする。
なお、「予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信するジョブ」とは、例えば、メール送信、ファックス、及び、スキャン等、何らかのデータを画像形成装置10から外部に送信するジョブを意味する。また、「宛先情報」とは、例えば、メールアドレス、電話番号、及び、保存先ファイルパス等、対象データの送信先を特定する情報を意味する。
ここでは、一例として、図6に示すジョブの設定情報の一覧表示画面において、ジョブの一覧の最上段の「user1@sample.com、他1件」という名称が表示されたアイコン70に関連付けられたジョブの名称が変更された場合について説明する。
一例として、制御部35は、最上段のアイコン70に関連付けられたジョブの名称を「user1@sample.com、他1件」から「レポート提出」に変更する指示をユーザから受け付けると、次の処理を行う。
制御部35は、図9の変更後の個人設定情報管理テーブル及び図10の変更後の共有設定情報管理テーブルに示すように、対応するジョブEXの名称を「user1@sample.com、他1件」から「レポート提出」に変更する。併せて、制御部35は、対応するジョブEXの宛先情報の表示設定を「通常表示」から「非表示」に変更する。
ジョブの設定情報の一覧表示画面において宛先情報の表示設定が非表示に設定されたジョブのアイコンを表示する場合の一例を図11に示す。また、宛先情報の表示設定が非表示に設定されたジョブの詳細設定画面の一例を図12及び図13に示す。
図11に示すように、制御部35は、ジョブの設定情報の一覧表示画面において、宛先情報の表示設定が非表示に設定されたジョブEXのアイコン70EXを表示する場合、アイコン70EXの中に表示されるジョブの名称71に、宛先情報を表示しないようにする。
本例では、ジョブの名称が「レポート提出」に変更され、名称の中に宛先情報が含まれないため、このままの内容で表示される。ただし、変更後の名称が、宛先情報を含むものであった場合には、名称の中の宛先情報の部分だけ表示しないようにされる。
ここで、宛先情報の部分を表示しないようにする態様については、宛先情報の内容が分からない形で隠蔽表示してもよい。隠蔽表示は、例えば、宛先情報を示す文字のそれぞれを「*」等の記号に置き換えたり、宛先情報を示す文字を矩形で塗りつぶした形で表示する等、宛先情報を隠蔽した形で表示するものであれば、どのような形で行ってもよい。なお、宛先情報を示す文字のそれぞれを「*」等の記号に置き換えた場合、表示する記号の数は、置き換えた文字数に関わらず一定の数としてもよい。また、宛先情報を示す文字を表示しないようにしてもよい。
また、制御部35は、ジョブの詳細設定画面において、宛先情報の表示設定が非表示に設定されたジョブEXの内容を表示する場合、宛先情報を表示しないようにする。
ここで、宛先情報を表示しないようにする態様については、宛先情報の内容が分からない形で隠蔽表示してもよい。隠蔽表示は、例えば、図12に示すように、宛先情報表示部82の中のアドレス82aを示す文字のそれぞれを「*」等の記号に置き換えてもよい。これ以外にも、隠蔽表示は、アドレス82aを矩形で塗りつぶした形で表示する等、アドレス82aを隠蔽した形で表示するものであれば、どのような形で行ってもよい。なお、アドレス82aを示す文字のそれぞれを「*」等の記号に置き換えた場合、表示する記号の数は、置き換えた文字数に関わらず一定の数としてもよい。このような態様とした場合、ユーザに宛先情報の件数は示しつつ、宛先情報の内容は隠すことができる。
また、図13に示すように、ジョブの詳細設定画面において、宛先情報に関する表示を全く行わないようにしてもよい。具体的には、図7に示す宛先情報の表示設定が通常表示に設定されたジョブの詳細設定画面では表示されていた宛先情報表示部82及び宛先情報件数表示部83を表示しないようにする。このような態様とした場合、ユーザに宛先情報の件数も含めて、宛先情報の内容を完全に隠すことができる。
なお、制御部35は、アイコン70に関連付けられたジョブの初期設定の名称が宛先情報を含み、ジョブの名称から宛先情報の少なくとも一部を変更又は削除する指示を受け付けた場合に、このアイコン70に関連付けられた宛先情報の表示設定を非表示とするようにしてもよい。
この場合において、制御部35は、このアイコン70に関連付けられたジョブが共有されていない場合には、このアイコン70に関連付けられた宛先情報の表示設定を、宛先情報を表示する通常表示としてもよい。ここで「通常表示」とは、宛先情報を非表示にすることなく、通常通り表示することを意味する。
また、制御部35は、宛先情報の表示設定が非表示のジョブが関連付けられたアイコン70の内容を表示する指示、例えば、ジョブの詳細設定画面を表示する指示を特定のユーザから受け付けた場合に、このアイコン70に関連付けられた宛先情報を表示するようにしてもよい。
ここで、特定のユーザとは、例えば、管理者ユーザ、及び、内容を表示するアイコン70を作成したユーザである。なお、管理者ユーザとは、機械管理者とも呼ばれ、特別なパスワードの入力等の認証を要求することにより一般ユーザよりも広い権限を付与したユーザであって、その装置の管理を任されているユーザである。
また、制御部35は、宛先情報の表示設定が非表示のジョブが関連付けられたアイコン70の内容を表示する指示を受け付けた場合に、予め設定された認証処理を実行し、認証処理が成功した場合に、このアイコン70に関連付けられた宛先情報を表示するようにしてもよい。
ここで、予め設定された認証処理とは、例えば、予め設定されたパスワードを用いて認証する処理、及び、画像形成装置10において電子的に読み取り可能なID(IDentification)カードを用いて認証する処理等、どのような処理としてもよい。
また、制御部35は、宛先情報の表示設定が非表示のジョブが関連付けられたアイコン70に関連付けられた宛先情報の変更及び削除の少なくとも1つを禁止するようにしてもよい。また、制御部35は、宛先情報の表示設定が非表示のジョブが関連付けられたアイコン70に対して新たな宛先情報の追加を禁止するようにしてもよい。なお、これらの処理は、例えば、管理者ユーザ、及び、内容を表示するアイコン70を作成したユーザ等、特定のユーザに対して行わないようにしてもよい。
また、制御部35は、宛先情報の表示設定が非表示のジョブが関連付けられたアイコン70に対して新たに追加された宛先情報を表示するようにしてもよい。
次に、本実施形態の画像形成装置10における動作を図14~図17のフローチャートを参照して説明する。
まず、ジョブの名称から宛先情報の少なくとも一部を変更又は削除する指示を受け付けた際の動作について図14のフローチャートを参照して説明する。
本実施形態では、アイコン70に関連付けられたジョブの初期設定の名称が宛先情報を含んでいる。また、このジョブの初期設定の宛先情報の表示設定が通常表示に設定されている。
制御部35は、ステップS101において、アイコン70に関連付けられたジョブの名称から宛先情報の少なくとも一部を変更又は削除する指示を受け付けると、ステップS102において、このジョブが共有されているか否かの判定を行う。
ステップS102において、このジョブが共有されていると判定した場合、制御部35は、ステップS103において、このジョブの宛先情報の表示設定を非表示とし、処理を終了する。
ステップS102において、このジョブが共有されていないと判定した場合、制御部35は、ステップS104において、このジョブの宛先情報の表示設定を通常表示のままとし、処理を終了する。
次に、アイコン70に関連付けられたジョブの宛先情報を表示する指示を受け付けた際の動作について図15のフローチャートを参照して説明する。なお、「ジョブの宛先情報を表示する指示」とは、ジョブの宛先情報を含む画面を表示する指示を意味し、本実施形態では、ジョブの設定情報の一覧表示画面及びジョブの詳細設定画面を表示することを意味する。
制御部35は、ステップS201において、アイコン70に関連付けられたジョブの宛先情報を表示する指示を受け付けると、ステップS202において、このジョブの宛先情報の表示設定が非表示であるか否かの判定を行う。
ステップS202において、宛先情報の表示設定が非表示であると判定した場合、制御部35は、ステップS203において、このジョブの宛先情報を表示しない形で、指示された画面を表示し、処理を終了する。
ステップS202において、宛先情報の表示設定が非表示ではない、すなわち通常表示であると判定した場合、制御部35は、ステップS204において、このジョブの宛先情報を表示する形で、指示された画面を表示し、処理を終了する。
なお、アイコン70に関連付けられたジョブの宛先情報を表示する指示を受け付けた際の動作は、別の動作とすることができる。この別の動作について図16のフローチャートを参照して説明する。
制御部35は、ステップS301において、アイコン70に関連付けられたジョブの宛先情報を表示する指示を受け付けると、ステップS302において、このジョブの宛先情報の表示設定が非表示であるか否かの判定を行う。
ステップS302において、宛先情報の表示設定が非表示であると判定した場合、制御部35は、ステップS303において、ジョブの宛先情報を表示する指示が特定のユーザからの指示であるか否かの判定を行う。なお、本実施形態において、特定のユーザとは、管理者ユーザ、及び、内容を表示するアイコン70を作成したユーザである。
ステップS303において、ジョブの宛先情報を表示する指示が特定のユーザからの指示でないと判定した場合、制御部35は、ステップS304において、ジョブの宛先情報を表示しない形で、指示された画面を表示し、処理を終了する。
ステップS303において、ジョブの宛先情報を表示する指示が特定のユーザからの指示であると判定した場合、制御部35は、ステップS305において、ジョブの宛先情報を表示する形で、指示された画面を表示し、処理を終了する。
また、ステップS302において、宛先情報の表示設定が非表示ではない、すなわち通常表示であると判定した場合、制御部35は、ステップS305において、ジョブの宛先情報を表示する形で、指示された画面を表示し、処理を終了する。
また、アイコン70に関連付けられたジョブの宛先情報を表示する指示を受け付けた際の動作としては、さらに別の動作とすることができる。この別の動作について図17のフローチャートを参照して説明する。
制御部35は、ステップS401において、アイコン70に関連付けられたジョブの宛先情報を表示する指示を受け付けると、ステップS402において、このジョブの宛先情報の表示設定が非表示であるか否かの判定を行う。
ステップS402において、宛先情報の表示設定が非表示であると判定した場合、制御部35は、ステップS403において、認証処理を行い、認証処理が成功したか否かの判定を行う。なお、本実施形態において、認証処理とは、例えば、予め設定されたパスワードを用いて認証する処理、及び、画像形成装置10において電子的に読み取り可能なIDカードを用いて認証する処理等である。
ステップS403において、認証処理が成功していないと判定した場合、制御部35は、ステップS404において、ジョブの宛先情報を表示しない形で、指示された画面を表示し、処理を終了する。
ステップS403において、認証処理が成功したと判定した場合、制御部35は、ステップS405において、ジョブの宛先情報を表示する形で、指示された画面を表示し、処理を終了する。
また、ステップS402において、宛先情報の表示設定が非表示ではない、すなわち通常表示であると判定した場合、制御部35は、ステップS405において、ジョブの宛先情報を表示する形で、指示された画面を表示し、処理を終了する。
上記実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
[変形例]
上記実施形態では、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に対して本発明を適用した場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、予め設定された処理を実行する処理実行情報を記憶しておき、記憶している処理実行情報を用いて処理を実行するようなパーソナルコンピュータ、携帯端末装置等の情報処理装置であれば本発明を同様に適用することができるものである。
10 画像形成装置
11 CPU
12 メモリ
13 記憶装置
14 通信インタフェース
15 ユーザインタフェース装置
16 スキャナ
17 プリントエンジン
18 制御バス
20 端末装置
30 ネットワーク
31 認証部
32 操作入力部
33 表示部
34 データ送受信部
35 制御部
36 画像読取部
37 画像出力部
38 設定情報記憶部
50 ピン留めマーク
51 メニュー表示ボタン
55 メニュー表示ボックス
61 共有の設定情報
62 個人用の設定情報
63 ジョブ履歴情報
70,70EX アイコン
71 名称
72 種類
73 利用日時
81 名称表示部
82 宛先情報表示部
82a アドレス
82b 削除ボタン
83 宛先情報件数表示部
84 宛先追加入力部
85 スタートボタン

Claims (13)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信する処理が関連付けられた操作子であって、複数のユーザによって共有される操作子に関連付けられた名称を変更する指示を受け付けた場合に、当該操作子に関連付けられた宛先情報の表示設定を、宛先情報を表示しない非表示とする
    情報処理装置。
  2. 操作子の初期設定の名称は、宛先情報を含み、
    前記プロセッサは、
    操作子の名称から宛先情報の少なくとも一部を変更又は削除する指示を受け付けた場合に、当該操作子に関連付けられた宛先情報の表示設定を非表示とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    操作子の名称から宛先情報の少なくとも一部を変更又は削除する指示を受け付けた場合に、当該操作子が共有されていない場合には、当該操作子に関連付けられた宛先情報の表示設定を、宛先情報を表示する通常表示とする
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子の宛先情報について、宛先情報を隠蔽した隠蔽表示を行う
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子の宛先情報に関する表示を全く行わないようにする
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子の内容を表示する指示を特定のユーザから受け付けた場合に、当該操作子に関連付けられた宛先情報を表示する
    請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記特定のユーザは、管理者ユーザである
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記特定のユーザは、内容を表示する操作子を作成したユーザである
    請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子の内容を表示する指示を受け付けた場合に、予め設定された認証処理を実行し、認証処理が成功した場合に、宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に関連付けられた宛先情報を表示する
    請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記プロセッサは、
    宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に関連付けられた宛先情報の変更及び削除の少なくとも1つを禁止する
    請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記プロセッサは、
    宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に対して新たな宛先情報の追加を禁止する
    請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記プロセッサは、
    宛先情報の表示設定が非表示に設定された操作子に対して新たに追加された宛先情報を表示する
    請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 予め設定された宛先情報の送信先に対象データを送信する処理が関連付けられた操作子であって、複数のユーザによって共有される操作子に関連付けられた名称を変更する指示を受け付けるステップと、
    当該操作子に関連付けられた宛先情報の表示設定を、宛先情報を表示しない非表示とするステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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