JP2022044091A - フィルム状部材の分離方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィルム状部材の分離方法は、接着剤層100の一方部材の面に第1の層101、接着剤層100の一方部材の面と反対側の面に第2の層102を有するフィルム状部材10を層に沿って刃2で切削して分離するフィルム状部材の分離方法であって、フィルム状部材10はテーブル1上にあって、フィルム状部材10を送りローラ3によって刃2に供給して、フィルム状部材10を分離するものであり、刃2でフィルム状部材10を二分割に分離後、分離された一方部材10Xは、重力又は巻き取りローラーにより下方へ、分離された他方部材10Yは、送りローラ3に沿って上方へ、それぞれ導かれるようにして、刃2に対して分離されたフィルム状部材10が離間するものである。
【選択図】図5
Description
その後、前記刃の先端が前記フィルム状部材の前記第2の層、又は、前記接着剤層と前記第2の層の間、又は、前記接着剤層と前記第2の層の境に位置するように、前記フィルム状部材を前記刃に供給して、前記フィルム状部材から前記第2の層、又は、前記フィルム状部材から前記接着剤層を含む前記第2の層を切削して、前記フィルム状部材を分離することができる。
フィルム状部材10はテーブル1上にあって、フィルム状部材10を送りローラ3によって刃2に供給して、フィルム状部材10を分離するもので、図5(a)に示すように、刃2でフィルム状部材10を二分割に分離後、分離された一方部材10Xは、図示しない巻き取りローラー(図示しない巻き取りローラーを用いない場合は、重力)により下方へ、分離された他方部材10Yは、送りローラ3に沿って上方へ、それぞれ導かれるようにして(例えば、第2ローラG2、第3ローラG3、第4ローラG4を通って図示しない巻き取りローラーによって巻き取られるようになっている。)、刃2に対して分離されたフィルム状部材10が離間するようになっている。
そのため、フィルム状部材10の接着剤層100の接着剤が、刃2について分離された一方部材10X及び/又は分離された他方部材10Yに付着することを防いで、フィルム状部材10を切削によって分離することができる。
なお、フィルム状部材の分離方法の対象であるフィルム状部材10は、接着剤層100の一方の面に第1の層101、接着剤層100の一方の面と反対側の面に第2の層102を有するものである。接着剤層100の厚みBは、例えば、数100μm、第1の層(材質は、例えば、樹脂製フィルム)101の厚みCは、例えば、数100μm、第2の層(材質は、例えば、樹脂製フィルム)102の厚みAは、例えば、数100μmである。
これは、送りローラ3による荷重が極力刃2の先端21にかからないようにして、フィルム状部材100を良好に分離させるためである。
その後、図5(b)に示すように、刃2の先端21がフィルム状部材10の第2の層102(又は、接着剤層100と第2の層102の間、又は、接着剤層100と第2の層102の境)に位置するように、フィルム状部材10を送りローラ3により押圧しながら刃2に供給して、フィルム状部材10から第2の層102又は、フィルム状部材10から接着剤層100を含む第2の層102を切削して、フィルム状部材10を分離することができる(分離部材は、10X、10Y、10Zである。)
分離部材10X、10Yは、再利用することができる。
即ち、少なくとも、複数の層を有するフィルム状部材を層に沿って刃で切削して分離するフィルム状部材の分離方法であって、前記フィルム状部材はテーブル上にあって、前記フィルム状部材を送りローラによって前記刃に供給して、前記フィルム状部材を分離するものであり、前記刃で前記フィルム状部材を二分割に分離後、分離された一方部材は、重力又は巻き取りローラーにより下方へ、分離された他方部材は、前記送りローラに沿って上方へ、それぞれ導かれるようにして、前記刃に対して分離された前記フィルム状部材が離間するものである。
このフィルム状部材の分離方法によれば、フィルム状部材を分離する際、刃でフィルム状部材を二分割に分離後、分離された一方部材は、重力又は巻き取りローラーにより下方へ、分離された他方部材は、送りローラに沿って上方へ、それぞれ導かれるようにして、刃に対して分離されたフィルム状部材が離間するため、分離された一方部材及び/又は分離された他方部材の薄層フィルムが、刃に付着することを防いで、フィルム状部材を切削によって分離することができる。
2 刃
3 送りローラ
10 フィルム状部材
10X 分離された一方部材
10Y 分離された他方部材
100 接着剤層
101 第1の層
102 第2の層
Claims (4)
- 接着剤層の一方の面に第1の層、前記接着剤層の一方の面と反対側の面に第2の層を有するフィルム状部材を層に沿って刃で切削して分離するフィルム状部材の分離方法であって、
前記フィルム状部材はテーブル上にあって、前記フィルム状部材を送りローラによって前記刃に供給して、前記フィルム状部材を分離するものであり、
前記刃で前記フィルム状部材を二分割に分離後、分離された一方部材は、重力又は巻き取りローラーにより下方へ、分離された他方部材は、前記送りローラに沿って上方へ、それぞれ導かれるようにして、前記刃に対して分離された前記フィルム状部材が離間する
ことを特徴とするフィルム状部材の分離方法。 - 刃にフィルム状部材を供給する方向を前方とした場合、前記刃の先端が送りローラのセンターより前方に位置している
ことを特徴とする請求項1記載のフィルム状部材の分離方法。 - 接着剤層の一方部材の面に第1の層、前記接着剤層の一方部材の面と反対側の面に第2の層を有するフィルム状部材の前記接着剤層から前記第1の層と前記第2の層を切削して分離するフィルム状部材の分離方法であって、
刃の先端が前記フィルム状部材の前記第1の層、又は、前記接着剤層と前記第1の層の間、又は、前記接着剤層と前記第1の層の境に位置するように、前記フィルム状部材を前記刃に供給して、前記フィルム状部材から前記第1の層、又は、前記フィルム状部材から前記接着剤層を含む前記第1の層を切削し、
その後、前記刃の先端が前記フィルム状部材の前記第2の層、又は、前記接着剤層と前記第2の層の間、又は、前記接着剤層と前記第2の層の境に位置するように、前記フィルム状部材を前記刃に供給して、前記フィルム状部材から前記第2の層、又は、前記フィルム状部材から前記接着剤層を含む前記第2の層を切削して、前記フィルム状部材を分離する
ことを特徴とするフィルム状部材の分離方法。 - 少なくとも、複数の層を有するフィルム状部材を層に沿って刃で切削して分離するフィルム状部材の分離方法であって、
前記フィルム状部材はテーブル上にあって、前記フィルム状部材を送りローラによって前記刃に供給して、前記フィルム状部材を分離するものであり、
前記刃で前記フィルム状部材を二分割に分離後、分離された一方部材は、重力又は巻き取りローラーにより下方へ、分離された他方部材は、前記送りローラに沿って上方へ、それぞれ導かれるようにして、前記刃に対して分離された前記フィルム状部材が離間する
ことを特徴とするフィルム状部材の分離方法。
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