JP2022043258A - アームレスト - Google Patents

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Abstract

【課題】表皮材の内部の所定位置にインサートフレームを位置決めし得るようにする。【解決手段】一側面側の段差部26に第1のフレーム孔部29を有すると共に他側面において当該第1のフレーム孔部29よりも先端側に偏った位置に第2のフレーム孔部38を有するインサートフレーム12を、各フレーム孔部29,38の夫々に対応する第1および第2の表皮孔部50,52を有する表皮材14の内部に配置して、下型56の支持突部58を第1のフレーム孔部29および第1の表皮孔部50に挿通すると共に、上型60から突出する漏斗70の管状部74を第2のフレーム孔部38および第2の表皮孔部52に挿通して、インサートフレーム12の先端側が浮いた成形姿勢に保持して、表皮材14の内部に発泡材料を注入して発泡体を形成する。【選択図】図7

Description

この発明は、インサートフレームを配置した袋状の表皮材の内部に発泡原料を注入して発泡体を形成することによりアームレストを製造する製造方法に関するものである。
乗用車等の車両に備え付けのシートまたは該シートの側方には、このシートを利用する乗員が楽な姿勢を保てるようにする快適装備として、腕を掛けるアームレストが装備されている。例えば、図9に示すように、シートSに装備されるアームレストAR1は、該シートSのシートバックSB側部に回転可能に取り付けられ、使用時にはシートバックSBから前方へ略水平姿勢に延出して使用すると共に、不使用時にはシートバックSBの側面に起立させた格納姿勢へ退避するよう構成されている。このようなアームレストは、袋状に形成した表皮材の一端部側に設けた開口から内部に芯材となるインサートフレームを挿入したもとで発泡原料を表皮材の内部に注入し、インサートフレームが発泡体に埋設された表皮一体発泡成形したものが知られている(例えば特許文献1,2)。
特開平9ー24170号公報 特許第4485036号公報
ところで、前述のようにインサートフレームを表皮材の内部に配置して表皮一体発泡成形する際には、表皮材の内部の所定位置にインサートフレームを確実に保持した状態で発泡原料を発泡硬化する必要がある。しかしながら、インサートフレームは袋状に形成した表皮材の内部に配置されているため、当該表皮材の内部でインサートフレームを安定的に保持することは容易ではなく、例えば発泡原料の注入時や発泡原料を発泡して発泡体にする際の発泡圧等により、表皮材の内部でインサートフレームが位置ずれすることがある。
すなわち本発明は、従来の技術に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、表皮材の内部の所定位置にインサートフレームを位置決めし得るアームレストの製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本願の第1の発明は、
袋状に形成した表皮材の内部にインサートフレームを配置した状態で成形型内に設置し、当該表皮材の内部に注入した発泡原料を発泡させて発泡体を形成することによりアームレストを製造する製造方法であって、
前記インサートフレームは、中空状をなすと共に、一方端側において一側方へ突出する段差部の段差高壁部に第1のフレーム孔部が開口すると共に当該第1のフレーム孔部の形成位置よりも他方端側に偏った段差低壁部に他側方へ向けて貫通する筒状の第2のフレーム孔部が開口しており、
前記袋状に形成した表皮材は、前記第1のフレーム孔部の対応位置で第1の表皮孔部が開口すると共に前記第2のフレーム孔部における前記他側方側の対応位置で第2の表皮孔部が開口しており、
前記インサートフレームを前記表皮材の内部に配置して、型開き状態とした成形型の下型に設けた支持突部を前記第1のフレーム孔部および前記第1の表皮孔部に挿通するよう配置し、
前記インサートフレームの一方端側の前記段差高壁部に対応する部位を上型により上方から押圧して前記支持突部および前記段差高壁部により、当該インサートフレームを他方端側が浮いた成形姿勢に保持すると共に、前記第2のフレーム孔部および前記第2の表皮孔部に上型の型面から突出する突出部を挿通して、
前記成形型を型閉め状態にしたもとで前記袋状の表皮材の内部に発泡材料を注入して発泡体を形成するようにしたことを要旨とする。
このように、インサートフレームの一方端側に位置する第1のフレーム孔部および第1の表皮孔部に下型の支持突部を挿通して、上型でインサートフレームの第1のフレーム孔部が形成された段差高壁部に対応する部位を押圧すると共に、当該インサートフレームの他方端側に偏って位置する第2のフレーム孔部および第2の表皮孔部に上型の型面から突出する突出部を挿通することで、インサートフレームの他方端側が表皮材の内面から浮いた成形姿勢に保持することができると共に、表皮材に対して第1のフレーム孔部を中心とした回転に対する位置決めを安定して保持することができる。
第2の発明は、
前記筒状の第2のフレーム孔部における前記他側方側の開口に、前記上型の型面から突出する前記突出部となる原料注入用注入具を挿通して、当該原料注入用注入具から前記筒状の第2のフレーム孔部を介して発泡原料を前記袋状の表皮材の内底部へ注入するようにしたことを要旨とする。
このように、原料注入用注入具をインサートフレームの姿勢保持手段として兼用することで、当該インサートフレームの姿勢保持構成を簡略化することができる。また、中空状に形成したインサートフレームを貫通するよう設けた第2のフレーム孔部に原料注入用注入具を挿通することにより、第2のフレーム孔部を介して原料注入用注入具から発泡原料を袋状の表皮材の内底部へ注入することができ、発泡過程でインサートフレームと表皮材の間の空間に隙間なく発泡原料を行き渡らせることができる。
第3の発明は、
成形型の一部を構成する上型は、型閉め状態において前記インサートフレームの前記段差高壁部に対応する部位を含んで前記第2のフレーム孔部に対応する部位が分割されていると共に前記第2のフレーム孔部に対応する位置に前記第2のフレーム孔部に貫通する型側貫通孔が設けられ、型閉めの際に、前記第2のフレーム孔部に対応する分割型を先に閉じた後に、前記原料注入用注入具を型側貫通孔に挿入し、その後に前記分割型とは別の上型を閉じるようにしたことを要旨とする。
このように、第2のフレーム孔部に対応する分割型を先に閉じて突出部となる原料注入用注入具を型挿通孔に挿通することで、突出部を第2のフレーム孔部へ位置決めして挿入することが容易にできる。
本発明によれば、表皮材の内部の所定位置にインサートフレームを正確に位置決めし得ると共にインサートフレームの内部に発泡原料が進入するのを防止できる。
アームレストをシートバックに対する取付側から見た側面図である。 (a)はインサートフレームと表皮材を(b)のA-A線位置で破断した断面図であり、(b)は、第1フレーム体をシートバックに対する取付側から見た側面図である。 A-A線位置で破断したインサートフレームの分解図である。 成形型を型閉め状態で示す斜視図である。 (a)は型開きした成形型の下型にインサートフレームを内部に入れた表皮材を配置する状態を示す説明図であり、(b)は下型に配置されたインサートフレームに支持突部が挿通されている状態を示す説明図である。 (a)は下型に対して第1の上型を型閉めすると共に漏斗の管状部を型側貫通孔に挿通する状態を示す説明図であり、(b)は型側貫通孔に挿通した漏斗の管状部がインサートフレームに挿通されている状態を示す説明図である。 図6の要部拡大図である。 成形型を型閉めした状態でインサートフレームと表皮材との間に注入された発泡原料が発泡した状態を示す説明図である。 アームレストを備えた車両用のシートを示す概略図である。
次に、本発明に係るアームレストの製造方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお以下の説明では、車両のシートバックの左側部に設けられたアームレストを例にして説明する。
アームレストARは、図1に示すように、袋状に形成した表皮材14の内側に芯材としてのインサートフレーム12を配置し、当該表皮材14とインサートフレーム12との間を充足するように発泡体16を形成することにより構成されたものである。また、このアームレストARは、長手方向の一方端部に角度調節機構部48が設けられており、当該角度調節機構部48をシートバックSBに設けたアームレスト取付部(図示せず)に固定することで、車両前方へ略水平姿勢で延出する使用状態(図9に実線で表示)や、シートバックSBの側面に沿って起立する格納状態(図9に二点鎖線で表示)に姿勢変化させ得るようになっている。また、使用状態において、車両前後方向をアームレストARの「長手方向」、上下方向を「短手方向」、車両左右方向を「横幅方向」と指称する。
(インサートフレーム12について)
インサートフレーム12は、図2、図3に示すように、インサートフレーム12の一側面を形成する第1フレーム体18と、インサートフレーム12の他側面を形成する第2フレーム体42とを横幅方向から組み付けた形態で構成され、アームレストARに加わる荷重を受け止める必要な剛性を確保する構造体である。この実施形態では、インサートフレーム12において、シートバックSBから離間する側面(一側面)を第1フレーム体18が形成し、シートバックSB側の側面(他側面)を第2フレーム体42が形成している。なお、インサートフレーム12は、アームレストAR(袋状の表皮材14)の長手方向の全長より僅かに短尺に形成されると共に、シートバックSBに固定される支持端(一方端)から先端(他方端)に向かうにつれて短手方向の幅が漸減する先細り形状に形成されている。
(第1フレーム体18について)
第1フレーム体18は、図2、図3に示すように、インサートフレーム12の一側面を形成する第1側壁部20と、当該第1側壁部20の外周縁に沿って延在すると共に第2フレーム体42側に延出するよう設けられた第1外周壁部22とを備えて、第2フレーム体42側に開口する箱状に形成されている。なお、この第1フレーム体18は、ポリプロピレン等の合成樹脂を射出成形等により形成した一体成形部材であってもよく、また複数の部材から形成したものでもよい。そして、第1フレーム体18には、第1外周壁部22が延在する周方向に離間する複数箇所に、第2フレーム体42を位置決めする受け部24が設けられている。この受け部24は、第1外周壁部22の内側に離間する位置で対向する板状に形成されており、第1外周壁部22が延在する周方向に開口すると共に第2フレーム体42側に開口する溝部24aを当該第1外周壁部22との間に形成するよう構成されており、当該受け部24の溝部24aに第2フレーム体42(後述する第2外周壁部46)を差し込むことで、第1フレーム体18と第2フレーム体42とが組み付けられるようになっている。
また、第1フレーム体18の支持端側(一方端側)には、図2、図3に示すように、第1側壁部20の壁面より側方(一側方)に突出する段差部26が設けられている。すなわち、第1フレーム体18において段差部26が形成された支持端部側の空間が、前記第2フレーム体42に設けられる角度調節機構部48を収容する収容部26aとなっている。そして、段差部26の突出端面を形成する壁部(段差高壁部28)に、第2フレーム体42側(段差部26の内側)に向けて筒状に突出する内側筒部30が形成されており、収容部26aに位置する角度調節機構部48に設けられた取付孔49(後述)が内側筒部30に臨むようになっている。このように、段差部26は、当該段差部26の外周壁および内側筒部30の二重管状に形成されている。
前記段差部26の段差高壁部28には、内側筒部30の内側で開口するよう第1のフレーム孔部29が設けられており、内側筒部30と第1のフレーム孔部29とにより、後述する下型56の支持突部58が嵌合する嵌合凹部32を形成するようになっている。すなわち、角度調節機構部48に設けられた取付孔は、内側筒部30および第1のフレーム孔部29を介してインサートフレーム12の外部に露出するようになっている。ここで、この第1のフレーム孔部29の開口径は、内側筒部30の開口径(内径)よりも小さく設定されている。第1のフレーム孔部29の開口縁が内側筒部30の内周面から径方向内側に離間して位置して、図示しないキャップ体の係止爪を係止する係止部を形成するようになっている。
また、図2、図3に示すように、第1フレーム体18には、第1側壁部20の前記段差部26(第1のフレーム孔部29)の形成位置よりも先端側(他方端側)に偏った位置(収容部26aよりも他方端側に偏った位置)に、当該第1フレーム体18を補強する補強部34,36,40a,40bが形成されている。この実施形態では、第1側壁部20から第2フレーム体42側に向けて筒状に突出する筒状補強部34,36と、第1側壁部20から第2フレーム体42側に向けて板状に突出する板状補強部40a,40bとが第1フレーム体18に設けられている。この筒状補強部34,36は、第1フレーム体18の長手方向に離間する複数箇所(図2(b)では3箇所)に設けられて、第2フレーム体42側の端部が開口している。また、筒状補強部34,36は、段差部26における突出端面を形成する壁部(段差高壁部28)より第2フレーム体42側に位置する第1側壁部20に形成されている。このように、第1フレーム体18において第1のフレーム孔部29が形成された段差高壁部28に対して、第2フレーム体42との組み付け方向(横幅方向)に高低差がある段差低壁部となる第1側壁部20に筒状補強部34,36が形成されている。なお、段差の「高」「低」とは、インサートフレーム12の主部を形成する第1側壁部20を基準として指称している。そして、第1フレーム体18の第1側壁部20は、段差部26に最も近接位置する筒状補強部34の形成位置に合わせて開口するよう形成されており、当該筒状補強部34が第1フレーム体18(インサートフレーム12)の両端で開口する貫通孔35を形成するよう構成されている。なお、残りの筒状補強部36は、第2フレーム体42側にのみ開口する有底筒状に構成されている。以下の説明では、貫通孔35を有する筒状補強部を貫通筒状補強部34と指称し、有底状の筒状補強部を有底筒状補強部36と指称して区別する場合がある。
ここで、前記貫通筒状補強部34は、図3に示すように、第1フレーム体18における第1外周壁部22の端部よりも第2フレーム体42側(他側方)へ突出するよう構成されて、第2フレーム体42に形成された嵌合孔44aに当該貫通筒状補強部34が嵌合するようになっている。なお、有底筒状補強部は、第1外周壁部22の端部よりも突出しない(第1フレーム体18の内側に位置する)よう構成されている。
前記板状補強部40a,40bは、図2(b)に示すように、第1フレーム体18の短手方向に延在する第1板状補強部40aと、第1フレーム体18の長手方向に延在する第2板状補強部40bとが設けられている。この第1板状補強部40aは、各筒状補強部から第1外周壁部22へ向けて上下方向に延在するよう設けられると共に、前記貫通筒状補強部34と段差部26との間において上下に対向する第1外周壁部22間を繋ぐよう設けられている。また、第2板状補強部40bは、各筒状補強部34,36を繋ぐと共に、第1外周壁部22間を繋ぐ第1板状補強部40aと貫通筒状補強部34とを繋ぐよう設けられている。すなわち、交差するよう設けられた板状補強部40a,40bの交差位置に前記筒状補強部34,36が設けられている。このように、第1フレーム体18において、シートバックSBに固定される支持端側に位置する段差部26よりも先端側に偏った位置に、格子状に板状補強部40a,40bを設けると共にその交差位置に筒状補強部を設けることで、当該第1フレーム体18の剛性を高めて変形を防止するようになっている。
(第2フレーム体42について)
前記第2フレーム体42は、図2(a)、図3に示すように、インサートフレーム12の他側面を形成する第2側壁部44と、当該第2側壁部44の外周縁に沿って延在すると共に第1フレーム体18側に延出するよう設けられた第2外周壁部46とを備えて、第1フレーム体18側に開口する箱状に形成されている。なお、第2フレーム体42は、金属板をプレス成形等して形成された金属部材であって、第1フレーム体18に嵌合するよう形成されている。この第2フレーム体42は、前記第1フレーム体18の第1外周壁部22により形成される開口よりも一回り小さく形成されており、当該第2フレーム体42における第2外周壁部46の延出端部を、当該第1フレーム体18に設けた受け部24の溝部24aに差し込むことにより、第1フレーム体18に嵌合するよう第2フレーム体42が組み付けられる。そして、第2フレーム体42の外側(シートバックSB側)に位置するよう取付板45が設けられており、当該取付板45を介してアームレストARがアームレスト取付部に取り付けられるようになっている。なお、この取付板45は、シートバックSB側に突出する複数の係合爪45aが形成されており、当該係合爪45aをアームレスト取付部の係合孔(図示せず)に挿入することで、アームレストARをシートバックSBに位置決めされるようになっている。
また、第2フレーム体42の支持端側(一方端側)には、図2(a)、図3に示すように、シートバックSBに対するアームレストARの角度を調整する角度調節機構部48が設けられている。この角度調節機構部48は、例えば特開2004-147791号公報等に記載されるように従来公知の各種の構成であり、その機構の詳細な説明は省略する。すなわち、第1フレーム体18と第2フレーム体42との間に形成される前記収容部26aに角度調節機構部48が収容されるようになっている。ここで、前記取付板45および角度調節機構部48には、当該第2フレーム体42を貫通するよう取付孔49が形成されている。この取付孔49は、前記第1フレーム体18に設けた第1のフレーム孔部29に臨むよう構成され、当該第1のフレーム孔部29から挿通したネジ等の固定具をアームレスト取付部のネジ孔(図示せず)に螺挿することにより、アームレストARをシートバックSBに固定し得るようになっている。
また、前記第2側壁部44には、前記第1フレーム体18の貫通筒状補強部34の形成位置に合わせて嵌合孔44aが形成されており、第1フレーム体18と第2フレーム体42とを組み合わせた際に、当該貫通筒状補強部34が嵌合孔44aに嵌合するようになっている。このように、インサートフレーム12には、第2フレーム体42の嵌合孔44aに第1フレーム体18の貫通筒状補強部34が嵌合することにより、当該インサートフレーム12の一側面から他側面へ貫通する貫通孔35を有する筒状部(貫通筒状補強部34)が設けられる。ここで、以下の説明では、貫通筒状補強部34の貫通孔35においてインサートフレーム12の第2フレーム体42側の開口を特に第2のフレーム孔部38と指称する場合がある。
(表皮材14について)
表皮材14は、ポリウレタンやポリ塩化ビニル等の合成樹脂材により形成した合成皮革やファブリック、皮革等を材質とする表皮基材を縫製することで、前記インサートフレーム12を収容可能な中空の袋状に形成されている(図2(a)参照)。この表皮材14には、当該表皮材14の内部の所定位置にインサートフレーム12を配置した際に、当該インサートフレーム12の第1のフレーム孔部29に対応する位置に第1の表皮孔部50が形成されると共に、インサートフレーム12の第2フレーム体42側の第2のフレーム孔部38に対応する位置に第2の表皮孔部52が形成されている。また、インサートフレーム12に設けた取付板45の形成位置に合わせて、取付板45を表皮材14の外部に挿通する開口部(以下挿通用開口部54という)が表皮材14に形成されている。ここで、実施形態の表皮材14は一定の伸縮性を有する素材により形成されており、当該表皮材14に形成した取付板45の挿通用開口部54を拡開してインサートフレーム12を挿入することより、表皮材14の外部に取付板45が位置すると共に第1のフレーム孔部29に第1の表皮孔部50が対応し、第2のフレーム孔部38に第2の表皮孔部52が対応した状態で、表皮材14の内部にインサートフレーム12が配置されるようになっている。なお、第1の表皮孔部50や第2の表皮孔部52、挿通用開口部54を形成した表皮基材を、インサートフレーム12を包むように縫製することにより、表皮材14の内部にインサートフレーム12を配置するようにしてもよい。
(成形型について)
前述したアームレストARは、型閉め状態および型開き状態に変位可能な成形型により形成されるキャビティ内に、インサートフレーム12を内部に配設した表皮材14を設置した状態で、インサートフレーム12と表皮材14との間の空間Rにウレタン樹脂等の発泡原料を注入して発泡させることにより形成される。このアームレストARの成形型は、図4に示すように、図示省略したフレームに設置されてアームレストARの一側面側を成形する下型56と、当該下型56に対して回動可能に支持されてアームレストARの他側面側を成形する複数に分割された上型60,64とを備えており、上型60,64に個別に接続されたシリンダ等の駆動手段(図示せず)を駆動することで、下型56に対して上型60,64が開いた型開き状態と、下型56に対して上型60,64が閉じた型閉じ状態とに変位し得るよう構成されている。そして、下型56に対して上型60,64を閉じた型閉め状態において、アームレストARの外形形状と同じ空間形状のキャビティが内部に画成されるようになっている。
ここで、下型56には、第1のフレーム孔部29および第1の表皮孔部50の形成位置に合わせて上方へ突出する支持突部58が形成されている(図5~図8等参照)。この支持突部58は、第1のフレーム孔部29および第1の表皮孔部50の開口径と略合致する径を有する断面円形の突状に形成されており、成形型を型開き状態としたもとで、下型56の支持突部58を第1のフレーム孔部29および第1の表皮孔部50に挿通することにより、支持突部58がインサートフレーム12(第1フレーム体18)の嵌合凹部32に嵌合して、インサートフレーム12および表皮材14が位置決めされるようになっている。
また、上型60,64は、図4~図8等に示すように、アームレストARの他側面における長手方向の中間領域で段差高壁部28に対応する部位の少なくとも一部と第2のフレーム孔部38を形成する部位とを含んだ領域を覆う第1の上型(分割型)60と、当該アームレストARの他側面における支持端側および先端側を成形する第2の上型64とから構成されている。より具体的に、第1の上型60は、前記下型56の支持突部58で位置決めしたインサートフレーム12および表皮材14において第2のフレーム孔部38および第2の表皮孔部52の形成位置を成形する成形型として構成されている。この第1の上型60には、第2のフレーム孔部38および第2の表皮孔部52の形成位置に合わせて型側貫通孔62が形成されており、当該第1の上型60を下型56に対して型閉めした際に、第2のフレーム孔部38および第2の表皮孔部52に対して型側貫通孔62が上方に整列するようになっている。この第1の上型60の型側貫通孔62は、第2のフレーム孔部38および第2の表皮孔部52の開口径と略合致する径で形成されており、当該型側貫通孔62に挿通した原料注入用注入具70を第2のフレーム孔部38および第2の表皮孔部52に挿通し得るようになっている。ここで、原料注入用注入具としては、原料供給部から供給される発泡原料を受け入れ可能な逆円錐形の受け口部72と、当該受け口部72の先端に連設する管状部74とを有する漏斗70が好適に採用でき、当該漏斗70の管状部74の外径が第1の上型60の型側貫通孔62に挿入可能な差し込み可能な寸法に設定されると共に、第2のフレーム孔部38の内径に整合した寸法に設定される。なお、原料注入用注入具70としては、これに限られるものではない。
また、第1の上型60には、インサートフレーム12に設けた取付板45と対応する位置(段差高壁部28に対応する部位)に凹状の退避部63が設けられており、下型56に対して第1の上型60を型閉めした際に、当該退避部63に取付板45が収容されて第1の上型60と干渉するのを防止している。この退避部63は、第1の上型60における前記インサートフレーム12の支持端側の側面で開口部63aが開口するよう形成されている。これにより、インサートフレーム12を内部に配設した表皮材14を下型56に設置した状態で、第1のフレーム孔部29への支持突部58の挿通位置よりも支持端側に偏った位置でインサートフレーム12を作業者が上方から押圧したまま、下型56に対して第1の上型60を型閉めし易くしている。また、第1の上型60は、型閉めした際に、インサートフレーム12(第2フレーム体42)のにおいて段差高壁部28に対応する部位の一部に当接(表皮材14を介した状態も含む)するようになっている。
前記第2の上型64は、下型56に対して型閉めした状態で前記第1の上型60の配置位置に合わせて下型56側に開口する凹状部66が形成されている。この第2の上型64の凹状部66は、第1の上型60の外形状に整合する形状に形成されており、下型56に対して第1の上型60を型閉めした状態で当該第2の上型64を型閉めすることで、凹状部66に嵌合した状態で第1の上型60が下型56と第2の上型64とにより挟持されるよう構成されている。また、第2の上型64には、第1の上型60の型側貫通孔62の形成位置に合わせて窓口が形成されている。
次に、前述のように構成された成形型56,60,64を使用したアームレストARの製造方法について説明する。下型56に対して第1の上型60および第2の上型64を離間させた型開き状態としたもとで、内側にインサートフレーム12を配置した表皮材14を下型56により形成されるキャビティ内に配置する(図5参照)。この際に、下型56に設けた支持突部58を、インサートフレーム12および表皮材14の第1のフレーム孔部29および第1の表皮孔部50に挿通して、当該支持突部58をインサートフレーム12(第1フレーム体18)の嵌合凹部32に嵌合させる。これにより、表皮材14の内側に配置されたインサートフレーム12の支持端側が下型56のキャビティ内の所定位置に位置決めされる。そして、支持突部58を第1のフレーム孔部29および第1の表皮孔部50に挿通することで、インサートフレーム12に対して表皮材14の支持端側が所定位置に位置決めされる。すなわち、インサートフレーム12は、第1フレーム体18が下側に位置する姿勢で下型56に位置決めされる。
ここで、第1のフレーム孔部29は、インサートフレーム12において第1側壁部20から突出する段差部26の段差高壁部28に設けられていることから、支持突部58を挿通してインサートフレーム12を位置決めした状態では、当該支持突部58を中心としてインサートフレーム12が自重により傾倒して先端側が下型56側に近接するよう表皮材14の内部で傾斜する。この状態で、第1のフレーム孔部29への支持突部58の挿通位置よりも支持端側に偏った位置でインサートフレーム12を作業者が上方から押圧することにより、梃子の原理によりインサートフレーム12の先端側を表皮材14の内面から離間するよう表皮材14の内部で浮かせることで、第2のフレーム孔部38と第2の表皮孔部52とが上下に略整列する姿勢にすることができる。そして、インサートフレーム12の支持端側を上方から押圧して表皮材14の内面から当該インサートフレーム12の先端側を離間させた状態で、下型56に対して第1の上型60を型閉め状態に変位させる(図6(a)参照)。これにより、第1の上型60は、インサートフレーム12の段差高壁部28を有する部位(段差部26の形成部位)を下型56とで挟んで押圧し、インサートフレーム12を他方端側が浮いた成形姿勢に保持する。そして、第1の上型60に設けられた型側貫通孔62に当該第1の上型60の型面から突出するよう漏斗70を挿通し、当該漏斗70の管状部74を第2のフレーム孔部38および第2の表皮孔部52に挿通する(図6(b)参照)。これにより、インサートフレーム12の第1のフレーム孔部29を中心とした成形型内での回転を防止することができる。その後、第2の上型64を下型56に対して型閉めすることで、インサートフレーム12および表皮材14をキャビティ内に設置する。このように、第2のフレーム孔部38に対応する分割型としての第1の上型60を先に閉じてインサートフレーム12を成形姿勢に保持したもとで、突出部となる漏斗70の管状部74を第1の上型60の型側貫通孔62に挿通することで、漏斗70の管状部74を第2のフレーム孔部38.へ位置決めして挿入することが容易にできる。
ここで、図7に示すように、インサートフレーム12が支持突部58を中心として自重により傾倒しようとした際には、第2のフレーム孔部38に漏斗70の管状部74を挿通することにより、第2のフレーム孔部38を漏斗70の管状部74に係合させて当該傾倒を規制して、インサートフレーム12の先端側が表皮材14の内部で浮いた状態に保持させることもできる。また、支持突部58(第1のフレーム孔部29)を中心とする回転方向の位置が第2のフレーム孔部38に漏斗70の管状部74を挿通することにより位置決めされる。
そして、下型56に対して第1の上型60および第2の上型64を型閉めした状態で、発泡原料を表皮材14の内部に注入する。すなわち、図示省略した原料供給部のノズルから漏斗70の受け口部72に発泡原料を供給して、当該漏斗70の管状部74を介して供給した発泡原料を表皮材14の内部に注入する。そして、表皮材14内に注入した発泡原料の発泡が進行することで、該発泡原料の発泡圧により該表皮材14がキャビティを画成する各成形型の型面に押し付けられ、所定の時間が経過することでクッション体が成形される(図8参照)。その後、下型56に対して第1の上型60および第2の上型64を型開き状態に変位して、キャビティ内からアームレストARを取り出す。
このように、インサートフレーム12の支持端側に位置する第1のフレーム孔部29および第1の表皮孔部50に下型56の支持突部58を挿通し、上型(第1の上型60)でインサートフレーム12の第1のフレーム孔部29が形成された段差高壁部28に対応する部位(第2フレーム体42)を押圧すると共に、当該インサートフレーム12の先端側に偏って位置する第2のフレーム孔部38および第2の表皮孔部52に第1の上型60の型面から突出する突出部としての漏斗70の管状部74を挿通することで、インサートフレーム12の先端側が表皮材14の内面から浮いた成形姿勢に安定して保持することができる。そして、漏斗70の管状部74をインサートフレーム12の姿勢保持手段として兼用することで、当該インサートフレーム12の姿勢保持構成を簡略化することができる。
また、原料注入用注入具としての漏斗70の管状部74を第2のフレーム孔部38に挿通することで、供給された発泡原料は、当該第2のフレーム孔部38を形成する貫通筒状補強部34を通ってインサートフレーム12の下側(成形姿勢における表皮材14の内底部)に注入される。このように、表皮材14内の内底部側に発泡原料を供給することで、注入した発泡原料の発泡過程で、インサートフレーム12と表皮材14の間の空間Rに隙間なく発泡原料を行き渡らせることができ、アームレストARにおいて発泡体16の欠損部位が生じるのを効果的に防止することができる。また、貫通筒状補強部34を介してインサートフレーム12の下側に発泡原料を注入することで、注入した発泡原料によりインサートフレーム12の先端側が支えられ、当該インサートフレーム12を成形姿勢により安定して保持することができる。
更に、型閉めした状態において漏斗70の管状部74が型面から突出する第1の上型60を、第2の上型64と下型56との間に挟持することにより、当該第1の上型60の浮き上がり(開き)を防ぎ、インサートフレーム12の段差高壁部28を有する部位への押圧が低下することを防止できる。また、第1の上型60を第2の上型64の凹状部66に嵌合するようにしたことにより、第1の上型60と第2の上型64の一体性を高め、第1の上型60が位置ずれするのをより確実に防止できる。
(変更例)
本発明に係るアームレストARの製造方法は、前述した実施形態に例示したものに限らず種々の変更が可能である。以下に、変更例の一例を示す。
(1) 第1の上型60がインサートフレーム12の段差高壁部28を有する部位を下型56とで挟むことによりインサートフレーム12を成形姿勢に保持するよう構成したが、
第1の上型60の型面から突出する突出部としての原料注入用注入具70(漏斗70の管状部74)をインサートフレーム12の第2のフレーム孔部38に挿通することで、第2のフレーム孔部38を漏斗70の管状部74に係合させてインサートフレーム12を成形姿勢に保持するよう構成してもよい。
(2) 複数に分割された上型60,64の構成としては、前述したものに限られず、例えば、アームレストARの他側面において第2のフレーム孔部38を形成する部位および段差高壁部28に対応する部位を覆う第1の上型を、当該第2のフレーム孔部38を形成する部位からアームレストARの他側面における支持端側まで覆うよう構成し、当該アームレストARの他側面における先端側を第2の上型64で覆うようにしてもよい。
(3) 成形型の上型は2分割である必要はなく、3分割以上の複数に分割するようにしてもよい。成形型の下型に関しても同様に、複数分割するよう構成してもよい。
12 インサートフレーム,14 表皮材,16 発泡体
26 段差部,29 第1のフレーム孔部,34 貫通筒状補強部(筒状部)
38 第2のフレーム孔部,50 第1の表皮孔部,52 第2の表皮孔部
56 下型(成形型),58 支持突部,60 第1の上型(成形型、上型)
64 第2の上型(成形型、別の上型),74 管状部(突出部),70 原料注入用注入具

Claims (3)

  1. 袋状に形成した表皮材の内部にインサートフレームを配置した状態で成形型内に設置し、当該表皮材の内部に注入した発泡原料を発泡させて発泡体を形成することによりアームレストを製造する製造方法であって、
    前記インサートフレームは、中空状をなすと共に、一方端側において一側方へ突出する段差部の段差高壁部に第1のフレーム孔部が開口すると共に当該第1のフレーム孔部の形成位置よりも他方端側に偏った段差低壁部に他側方へ向けて貫通する筒状の第2のフレーム孔部が開口しており、
    前記袋状に形成した表皮材は、前記第1のフレーム孔部の対応位置で第1の表皮孔部が開口すると共に前記第2のフレーム孔部における前記他側方側の対応位置で第2の表皮孔部が開口しており、
    前記インサートフレームを前記表皮材の内部に配置して、型開き状態とした成形型の下型に設けた支持突部を前記第1のフレーム孔部および前記第1の表皮孔部に挿通するよう配置し、
    前記インサートフレームの一方端側の前記段差高壁部に対応する部位を上型により上方から押圧して前記支持突部および前記段差高壁部により、当該インサートフレームを他方端側が浮いた成形姿勢に保持すると共に、前記第2のフレーム孔部および前記第2の表皮孔部に上型の型面から突出する突出部を挿通して、
    前記成形型を型閉め状態にしたもとで前記袋状の表皮材の内部に発泡材料を注入して発泡体を形成するようにした
    ことを特徴とするアームレストの製造方法。
  2. 前記筒状の第2のフレーム孔部における前記他側方側の開口に、前記上型の型面から突出する前記突出部となる原料注入用注入具を挿通して、当該原料注入用注入具から前記筒状の第2のフレーム孔部を介して発泡原料を前記袋状の表皮材の内底部へ注入するようにした請求項1記載のアームレストの製造方法。
  3. 成形型の一部を構成する上型は、型閉め状態において前記インサートフレームの前記段差高壁部に対応する部位を含んで前記第2のフレーム孔部に対応する部位が分割されていると共に前記第2のフレーム孔部に対応する位置に前記第2のフレーム孔部に貫通する型側貫通孔が設けられ、型閉めの際に、前記第2のフレーム孔部に対応する分割型を先に閉じた後に、前記原料注入用注入具を型側貫通孔に挿入し、その後に前記分割型とは別の上型を閉じるようにした請求項1または2記載のアームレストの製造方法。
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