JP2022041722A - 無線通信システム - Google Patents

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太志 鍵本
Futoshi Kagimoto
崇弘 望月
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Abstract

【課題】無線通信性能の向上を図ることが可能な無線通信システムを提供する。【解決手段】無線通信システム1は、ケーブル(通信線20、電力線30)が収容されるケーブルトラフ10内に収納されると共にアンテナ部42と本体部41とからなる無線基地局装置と、ケーブルトラフ10の外部、かつ、アンテナ部よりも上方に設置され、アンテナ部から送信された電波E1を所定方向に反射するか又は外部から到来する電波E2をアンテナ部へ向けて反射する1つ以上の反射部50とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、無線通信システムに関する。
近年、情報通信社会のさらなる発展を見据えて、交通安全システムや自動運転システムなどと協調する通信手段が検討されている。また、景観向上の観点から、無電柱化の推進が検討されている。そこで、光ファイバケーブルのような通信線や電力ケーブルのような電力線などが道路の地下に埋設された状態で配線されることがある。
例えば、特許文献1には、電気的に導体である第1の面を含めた複数の面で構成される内部空間における第1の面の穴に収まる形状であり、穴から外部空間へ突出しないよう設置され、アンテナと誘電体が内部空間と外部空間との間に直列に配置されているアンテナ装置が記載されている。
特開2019-149669号公報
しかしながら、特許文献1では、無線通信装置を構成するアンテナ装置、送受信機部およびセンサ部は、マンホール蓋を含むマンホール本体内に装着される。マンホール本体は金属部材で形成され、金属部材は電波を透過しないことから、マンホール本体は電波妨害を引き起こすことがある。
また、道路などに設置されるケーブルトラフ内に収納された無線通信装置では、ケーブルトラフの周囲にある土壌が電波を遮る。そのため、ケーブルトラフ内の無線通信装置では、電波を安定して送受信できる範囲が限られる。
上記のような無線通信装置では、安定した通信の可能な範囲が狭いという問題がある。このような実情から、さらなる無線通信性能の向上が求められている。
本開示の目的は、無線通信性能の向上を図ることが可能な無線通信システムを提供することである。
[1] ケーブルが収容されるケーブルトラフ内に収納されると共にアンテナ部を有する無線基地局装置と、前記ケーブルトラフの外部かつ前記アンテナ部よりも上方に設置され、前記アンテナ部から送信された電波を所定方向に反射する、または、外部から到来する電波を前記アンテナ部へ向けて反射する1つ以上の反射部とを備えることを特徴とする無線通信システム。
[2] 前記反射部は、前記アンテナ部から送信された電波を建築物内部へ反射する、または、建築物内部から到来した電波を前記アンテナ部へ向けて反射する、上記[1]に記載の無線通信システム。
[3] 前記反射部は、建築物、街路樹、道路標識、街灯または交通信号機のいずれか1つ以上に取り付けられる、上記[1]または[2]に記載の無線通信システム。
[4] 前記ケーブルトラフ内で前記アンテナ部から離間して収納され、前記アンテナ部から送信される電波の指向性、または、前記アンテナ部で受信される電波の指向性を変更する無給電素子をさらに備える、上記[1]~[3]のいずれか1つに記載の無線通信システム。
[5] 前記ケーブルトラフは、地中に埋設される埋設部を有し、前記アンテナ部は、前記埋設部に収納される、上記[1]~[4]のいずれか1つに記載の無線通信システム。
[6] 前記ケーブルトラフは、地面に設置されるまたは地面に設けられる支持台上に設置される非埋設部を有し、前記アンテナ部は、前記非埋設部に収納される、上記[1]~[4]のいずれか1つに記載の無線通信システム。
本開示によれば、無線通信性能の向上を図ることが可能な無線通信システムを提供することができる。
図1は、実施形態の無線通信システムの一例を示す概略図である。 図2は、図1の無線通信システムの概略断面図である。 図3は、実施形態の無線通信システムの他の例を示す概略断面図である。 図4は、実施形態の無線通信システムの他の例を示す概略断面図である。 図5は、実施形態の無線通信システムの他の例を示す概略断面図である。 図6は、実施形態の無線通信システムの他の例を示す概略断面図である。 図7は、実施形態の無線通信システムの他の例を示す概略図である。 図8は、実施形態の無線通信システムの他の例を示す概略断面図である。 図9は、実施形態の無線通信システムの他の例を示す概略断面図である。 図10は、実施形態の無線通信システムの他の例を示す概略断面図である。 図11は、実施形態の無線通信システムの他の例を示す概略断面図である。
以下、実施形態に基づき詳細に説明する。
図1は、実施形態の無線通信システムの一例を示す概略図である。図2は、図1の無線通信システムの概略断面図である。図2に示す断面図は、ケーブルトラフ10の延在方向に垂直な断面図である。
図1~2に示すように、実施形態の無線通信システム1は、ケーブルが収容されるケーブルトラフ10内に収納されると共にアンテナ部42を有する無線基地局装置40と、ケーブルトラフ10の外部かつアンテナ部42よりも上方に設置され、アンテナ部42から送信された電波E1を所定方向に反射する、または、外部から到来する電波E2をアンテナ部42へ向けて反射する1つ以上の反射部50とを備える。
ケーブルトラフ10の内部には、通信線20や電力線30などのケーブルが収納される。通信線20および電力線30は、ケーブルトラフ10の延在方向に沿って延在している。例えば、通信線20および電力線30は、ケーブルトラフ10の底部に設置される。図1~2に示すように、ケーブルトラフ10は、地中80に埋設される。例えば、ケーブルトラフ10は、地中80に埋設される埋設部12を有し、アンテナ部42は、埋設部12に収納される。
また、ケーブルトラフ10の内部には、無線基地局装置40が収納される。無線基地局装置40は、本体部41およびアンテナ部42を有する。
ケーブルトラフ10内に収容される本体部41は、通信線20および電力線30に接続される。例えば、本体部41は、光学的な接続手段21を介して、通信線20と接続される。通信線20と無線基地局装置40の本体部41との間での信号の送受信は、接続手段21によって可能である。また、例えば、本体部41は、電気的な接続手段31を介して、電力線30と接続される。接続手段31を介して、電力線30から本体部41に、電力が供給される。例えば、本体部41は、ケーブルトラフ10の底部に設置される。
ケーブルトラフ10内に収容されるアンテナ部42は、本体部41に接続される。例えば、アンテナ部42は、電気的な接続手段43を介して、本体部41に接続される。アンテナ部42は、ケーブルトラフ10の外部へ電波E1を送信し、および、ケーブルトラフ10の外部から到来する電波E2を受信する。なお、アンテナ部42は、電波E1のみを送信する構成でもよいし、電波E2のみを受信する構成でもよい。例えば、図2に示すように、本体部41は、ケーブルトラフ10内に設けられる支持部11によって支持される。
ここで、電波E1が送信される手順を説明する。通信線20から本体部41に伝送された信号S1は、変調処理などが行われて、電波E1に変換される。アンテナ部42は、電波E1をケーブルトラフ10の外部に向けて送信する。つぎに、電波E2を受信する手順について説明する。アンテナ部42は、外部から到来した電波E2を受信する。電波E2は、復調処理などが行われて、信号S2に変換される。信号S2は、本体部41を介して、通信線20に供給される。
アンテナ部42は、例えば、一方の面において電波E1の送信および電波E2の受信を行う平面アンテナである。一方の面とは、鉛直上方を向く面である。アンテナ部42は、複数のアンテナ素子を搭載した平面型のアレーアンテナで構成されてもよい。
無線通信システム1を構成する1つ以上の反射部50は、ケーブルトラフ10の外部、かつ、アンテナ部42よりも上方に設置される。アンテナ部42の設置位置よりも高い場所に設置される反射部50は、アンテナ部42から送信された電波E1を所定方向に反射し、および、外部から到来する電波E2をアンテナ部42へ向けて反射する。なお、反射部50は、電波E1のみを反射する構成でもよいし、電波E2のみを反射する構成でもよい。例えば、反射部50は、図1~2に示すように、建築物60に取り付けられる。
電波E1の反射では、アンテナ部42からケーブルトラフ10の外部上方に送信された電波E1は、反射部50で下方へ反射されて、不図示の地上の目的物(以下、単に目的物ともいう)に送信される。電波E2の反射では、反射部50の下方に位置する目的物から発信された電波E2は、反射部50で反射されて、反射部50の下方に設置されるアンテナ部42に送信される。
不図示の目的物とは、アンテナ部42と直接に電波の送受信が困難である場所において、地面81上を移動している車両や人、地面81上に停止している車両や人、建築物60の内部、建築物60内の人などに搭載または携帯される、携帯型の通信端末装置などである。
目的物は、ケーブルトラフ10の内部およびケーブルトラフ10上を除く場所に位置する。すなわち、反射部50は、アンテナ部42から送信された電波E1のケーブルトラフ10以外への反射、およびケーブルトラフ10以外から到来した電波E2の反射を行う。
ここで、電波E1および電波E2を含む電波は、ケーブルトラフ10の周囲にある土壌で遮られる。そのため、地中80に埋設されるケーブルトラフ10内のアンテナ部42が電波E1、E2を安定して送受信する方向は、ケーブルトラフ10の外部上方である。たとえケーブルトラフ10に隣接する場所であっても、アンテナ部42と直線で結ぶ区間に土壌などの電波の進行を阻害する阻害物質が存在する場所では、阻害物質の量や阻害物質による電波の阻害率が増加するにつれて、アンテナ部42との無線通信の感度は低下する。
このように、アンテナ部42が安定して送受信可能な電波E1、E2の送受信方向は、ケーブルトラフ10の外部上方である。アンテナ部42と反射部50との間で電波E1、E2を安定して送受信する観点から、反射部50の設置位置は、アンテナ部42による電波E1、E2の送受信が可能な方向である、ケーブルトラフ10の外部上方である。
そして、アンテナ部42と直接に電波E1、E2の送受信が困難である場所に目的物が位置する場合であっても、反射部50は、アンテナ部42から送信された電波E1を下方の目的物に反射すると共に、下方の目的物から発信された電波E2をアンテナ部42へ向けて反射する。このように、反射部50を介してアンテナ部42と目的物との電波E1、E2の送受信を行うため、無線通信システム1は、広範囲で安定した無線通信が可能となり、無線通信性能の向上を図ることができる。
無線通信システム1の安定した無線通信範囲を広げる観点から、アンテナ部42と目的物とを直線で結ぶ線上以外の位置に反射部50を設置することが好ましい。
反射部50は、電波E1および電波E2を所望の方向に効率よく反射できる。反射部50を構成する材料は、電波E1および電波E2の種類に応じて、適宜選択される。反射部50の形状は、アンテナ部42、反射部50、目的物などの位置関係に応じて、適宜選択される。
次に、上記のように構成された無線通信システム1の通信経路について説明する。
図1~2に示すように、無線通信システム1では、通信線20や電力線30などのケーブルおよび無線基地局装置40がケーブルトラフ10内に収容されている。電力は電力線30から無線基地局装置40に供給される。
稼動中の無線基地局装置40では、通信線20から本体部41に伝送された信号S1は、電波E1に変換され、電波E1は、アンテナ部42よりも高い位置に設置される反射部50に向かって、アンテナ部42から送信される。反射部50は、下方に設置されるアンテナ部42から送信された電波E1を目的物の方向に反射する。こうして、無線基地局装置40は、通信線20から目的物に向かって無線通信を行う。
また、目的物よりも高い位置に設置される反射部50に向かって、電波E2が目的物から発信される。反射部50は、外部から到来した電波E2をアンテナ部42へ向けて反射する。アンテナ部42で受信した電波E2は、本体部41で信号S2に変換され、信号S2は、通信線20に供給される。こうして、無線基地局装置40は、目的物から通信線20に向かって無線通信を行う。
また、図3に示すように、反射部50は、アンテナ部42から送信された電波E1を建築物60内部へ反射し、および、建築物60内部から到来した電波E2をアンテナ部42へ向けて反射する。なお、反射部50は、電波E1のみを建築物60の内部へ反射する構成でもよいし、電波E2のみをアンテナ部42へ向けて反射する構成でもよい。反射部50は、図3に示すように建築物60の内部に取り付けられてもよいし、建築物60の外壁に取り付けられてもよい。
このような構成であると、アンテナ部42から送信された電波E1は、反射部50によって下方へ反射して、建築物60内の目的物に送信される。また、建築物60内の目的物から発信された電波E2は、反射部50によって下方へ反射して、アンテナ部42に送信される。そのため、無線通信システム1は、建築物60の内部を含む広範囲な領域に亘って、無線通信性能を向上することができる。
また、図2~7に示すように、反射部50は、建築物60、街路樹61、道路標識62、街灯63または交通信号機64のいずれか1つ以上に取り付けられてもよい。上記図2~3に示すように、反射部50が建築物60に取り付けられると、建築物60の外部に位置する目的物に加えて、建築物60の内部に位置する目的物に対しても、反射部50による電波E1、E2の送受信が容易になる。このとき、図8に示すように、反射部50を備える照明装置60aを取り付けると、照明装置60aは、光を照射しながら、電波E1、E2を反射することができる。
図4に示すように、街路樹61に反射部50を取り付ける場合、反射部50の取り付け部を街路樹61の枝や葉で覆うことが可能である。そのため、街路樹61の景観を維持しながら、無線通信性能を向上することができる。
図5に示すように、道路標識62に反射部50を取り付ける場合、無線通信システム1は道路標識62の種類に応じた電波の情報を目的物と通信することが好ましい。例えば、道路標識62が通学路を示す標識である場合、目的物である子供が有する通信端末装置と通信することによって、子供の通学状況を無線通信システム1によって把握できる。
図6に示すように、街灯63に反射部50を取り付ける場合、目的物である歩行者が有する通信端末装置と通信することによって、仮に歩行者が犯罪に遭遇しても、歩行者と安定した通信を確保できる。
図7に示すように、交通信号機64に反射部50を取り付ける場合、交通信号機64は目的物である車両や歩行者から視認されやすい場所に設けられているため、車両に搭載されている通信装置や歩行者が有する通信端末装置と効率よく無線通信を行うことができる。交通信号機64は、信号機の光を照射しながら、電波E1、E2を反射することができる。
図2~7では、反射部50が建築物60、街路樹61、道路標識62、街灯63、交通信号機64にそれぞれ取り付けられる例について説明したが、複数の反射部50が、建築物60、街路樹61、道路標識62、街灯63、交通信号機64の2つ以上に取り付けられてもよい。例えば、無線通信システム1では、1つの反射部50が建築物60に取り付けられると共に、1つの反射部50が街路樹61に取り付けられてもよい。
また、図9に示すように、無線通信システム1は、無給電素子44をさらに備えることが好ましい。無給電素子44は、ケーブルトラフ10内でアンテナ部42から離間して収納され、アンテナ部42から送信される電波E1の指向性、および、アンテナ部42で受信される電波E2の指向性を変更する。なお、無給電素子44は、電波E1のみの指向性を変更する構成でもよいし、電波E2のみの指向性を変更する構成でもよい。例えば、無線基地局装置40は、本体部41およびアンテナ部42に加えて、無給電素子44を有する。
無給電素子44は、矩形状の金属板である。また、無給電素子44は、アンテナ部42と同じ高さの位置またはアンテナ部42よりも上方の位置に設置される。例えば、図9に示すように、無給電素子44は、アンテナ部42よりも上方で、ケーブルトラフ10の上部内面に設置される。
アンテナ部42と無給電素子44との水平方向の相対位置に応じて、アンテナ部42から送信される電波E1の指向性およびアンテナ部42で受信される電波E2の指向性を変更できる。無線通信システム1が無給電素子44を備えると、反射部50を設置する場所の自由度が高まり、アンテナ部42と反射部50との間で電波E1、E2が効率的に送受信される。
また、上記では、ケーブルトラフ10が地中80に埋設される埋設部12を有し、アンテナ部42が埋設部12に収納される例について説明したが、図10~11に示すように、ケーブルトラフ10は、地面81に設置されるまたは地面81に設けられる支持台82上に設置される非埋設部13を有し、アンテナ部42は、非埋設部13に収納されてもよい。
図10では、ケーブルトラフ10の非埋設部13は、地面81に設置される。図11では、ケーブルトラフ10の非埋設部13は、地面81に設けられる支持台82上に設置される。図10~11に示される地面81付近の非埋設部13にアンテナ部42が収納される無線通信システム1でも、ケーブルトラフ10の周囲にある阻害物質の影響を受けずに、無線通信性能の向上ができる。
以上説明した実施形態によれば、ケーブルトラフの外部上方に設置される反射部で、アンテナ部から送信された電波や外部から到来する電波を反射することによって、無線通信性能を向上することができる。さらに、実施形態の無線通信システムは、広範囲に亘って安定した無線通信が求められている5G通信システムに好適である。
以上、実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の概念および特許請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含み、本開示の範囲内で種々に改変することができる。
1 無線通信システム
10 ケーブルトラフ
11 支持部
12 埋設部
13 非埋設部
20 通信線
21 接続手段
30 電力線
31 接続手段
40 無線基地局装置
41 本体部
42 アンテナ部
43 接続手段
44 無給電素子
50 反射部
60 建築物
60a 照明装置
61 街路樹
62 道路標識
63 街灯
64 交通信号機
80 地中
81 地面
82 支持台
E1 電波
E2 電波

Claims (6)

  1. ケーブルが収容されるケーブルトラフ内に収納されると共にアンテナ部を有する無線基地局装置と、
    前記ケーブルトラフの外部かつ前記アンテナ部よりも上方に設置され、前記アンテナ部から送信された電波を所定方向に反射する、または、外部から到来する電波を前記アンテナ部へ向けて反射する1つ以上の反射部と
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記反射部は、前記アンテナ部から送信された電波を建築物内部へ反射する、または、建築物内部から到来した電波を前記アンテナ部へ向けて反射する、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記反射部は、建築物、街路樹、道路標識、街灯または交通信号機のいずれか1つ以上に取り付けられる、請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 前記ケーブルトラフ内で前記アンテナ部から離間して収納され、前記アンテナ部から送信される電波の指向性、または、前記アンテナ部で受信される電波の指向性を変更する無給電素子をさらに備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  5. 前記ケーブルトラフは、地中に埋設される埋設部を有し、前記アンテナ部は、前記埋設部に収納される、請求項1~4のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  6. 前記ケーブルトラフは、地面に設置されるまたは地面に設けられる支持台上に設置される非埋設部を有し、前記アンテナ部は、前記非埋設部に収納される、請求項1~4のいずれか1項に記載の無線通信システム。
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