JP4410695B2 - 無線lanシステムおよびそのアンテナモジュール - Google Patents
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Description
図12は従来例1に係る無線LANシステムの高周波マイクロストリップ線路(高周波伝送路)の平面図、図13は図12のB−B線断面図である。
(1)屋外で、基地局または親機(以下、APという。)を取付けるための天井、柱、鉄塔等の取付け場所がない。
(2)屋内で、天井が高く設置後の保守が困難である。
(3)大型の機器、製造設備、製品、搬送用容器等があり、見通しが悪い。
(1)見通しを良くするために、APを高所に設置するための高い柱または塔を立設しなければならないから、建設費が高くなる。また、搬送車等の移動の障害になり易い。
(2)見通しを改善することができない場合、多数のAPを設置しなければならないため、所要機器費が嵩む。
(3)多数のAPを設置する場合、利用できるチャンネル数が有限である。従って、チャンネル間干渉が起こり易くなるため、通信品質(通信速度)が低下する恐れがある。
(4)また、複数のAPの間に子局が存在する場合、周囲の環境変化によって無線の伝播状態が変化するため、子局が接続するAPが切り替わる頻度が高くなる。従って、通信が不安定になるから、通信切断等の不安定が生じる。
(1)パッチアンテナが道路に沿う地面あるいは地面下に設けられているから、無線基地局であるパッチアンテナを設置するために、高い柱または塔を立設する必要がない。
(2)高周波伝送路およびパッチアンテナと電波反射鏡からなるアンテナモジュールを地面上に多数配設、または地下に多数埋設することにより、見通しに影響されるようなことがなくなる。
(3) 通信エリアを設定することができるので、チャンネル干渉が起こり難くなるから、無線基地局であるパッチアンテナと子局との間の通信安定性が高くなる。
ところが、大型工場では天井が高く、また各種の製造装置や機械が多数あり、無線基地局を設置する場所がないし、そして高所に無線基地局を設けると、この無線基地局保守、点検作業が困難になる。また、港湾のコンテナヤードでは、コンテナを搬送するトラックがセンターからの指示を受けてコンテナの搬送が行われている。そのため、センターとトラック間で通信が必要になる。しかし、港湾のコンテナヤードでは、上記のような工場の場合と同様に、コンテナが多数あって、無線基地局を設置する場所がないし、そしてコンテナにより見通しが遮られ、無線通信が出来なくなる。
この電波反射鏡6は前記パッチアンテナ5の上方位置に配置されており、図4に示すように、電波を透過させる、例えばプラスチック、ポリテトラフルオロエチレン、アクリル、またはガラス等からなる支持ケーシング7の上部に支持されている。そして、この電波反射鏡6の形状は、図5に示すように、下側に頂部を向けた逆円錐形状に形成されている。
つまり、この電波反射鏡6は、前記パッチアンテナ5から上方に向かって放射された電波を支持ケーシング7のサイド方向へ反射させることにより、地面に沿って放射させるように構成されている。
従って、パッチアンテナと電波反射鏡の頂部との間の間隔を適正に設定することによって、極めて良好な結果を得ることができるから、本発明に係る無線LANシステムが極めて優れていることが良く分かる。
2…高周波線路,2a…グランド層,2b…誘電体層,2c…信号線
3…無線LAN親機
4…アンテナモジュール
5…パッチアンテナ,5a…誘電体層,5b…放射板
6…電波反射鏡
7…支持ケーシング
Claims (14)
- 誘電材料からなる誘電体層と導体材料からなる放射板とが順次積層された無線基地局となるパッチアンテナが所定の間隔で配置されてなる高周波伝送路を、複数の通路のそれぞれに沿う地面上に配設、または地下に埋設し、前記パッチアンテナそれぞれの上方位置に、このパッチアンテナから放射された電波を地面に沿って周囲方向に反射させる電波反射鏡を配設したことを特徴とする無線LANシステム。
- 前記高周波伝送路は、導体材料からなるグランド層に誘電材料からなる誘電体層と導体材料からなる信号線とを順次積層した構成になるマイクロストリップ線路と、同軸ケーブルと、導波管とのうちの何れかであることを特徴とする請求項1に記載の無線LANシステム。
- 前記パッチアンテナは、左旋回する左旋回円偏波と、右旋回する右旋回円偏波とを放射する2種類であり、左旋回円偏波を照射するパッチアンテナと右旋回円偏波を放射するパッチアンテナとが、前記高周波伝送路のそれぞれに交互に配設されてなることを特徴とする請求項1または2のうちの何れか一つの項に記載の無線LANシステム。
- 前記電波反射鏡は、円錐形状に形成され、この円錐形の頂点側が前記パッチアンテナ側に向けられてなることを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一つの項に記載の無線LANシステム。
- 前記電波反射鏡は、頂点が鋭くなるように母線が湾曲した略円錐形状に形成され、この略円錐形の頂点側がパッチアンテナ側に向けられてなることを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一つの項に記載の無線LANシステム。
- 前記電波反射鏡は、四角円錐形状に形成され、この、四角円錐形の頂点側が前記パッチアンテナ側に向けられてなることを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一つの項に記載の無線LANシステム。
- 前記電波反射鏡は、頂点が鋭くなるように母線が湾曲した略四角円錐形状に形成され、この略四角円錐形の頂点側がパッチアンテナ側に向けられてなることを特徴とする請求項1乃至3のうちの何れか一つの項に記載の無線LANシステム。
- 屋外における無線LANシステムの無線基地局用として使用するアンテナモジュールであって、複数の通路のそれぞれに沿う地面上に配設、または地下に埋設され、誘電材料からなる誘電体層と導体材料からなる放射板とが順次積層されてなるパッチアンテナと、このパッチアンテナの上方位置に配設され、このパッチアンテナから放射された電波を地面に沿って周囲方向に反射させる電波反射鏡とから構成されてなることを特徴とするアンテナモジュール。
- 前記アンテナモジュールのパッチアンテナは、導体材料からなるグランド層に誘電材料からなる誘電体層と導体材料からなる信号線とを順次積層した構成になるマイクロストリップ線路と、同軸ケーブルと、導波管とのうちの何れかを介して伝送される高周波を取り込むように構成されてなることを特徴とする請求項8に記載のアンテナモジュール。
- 前記アンテナモジュールのパッチアンテナは、左旋回する左旋回円偏波と、右旋回する右旋回円偏波とを放射する2種類からなり、左旋回円偏波を照射するパッチアンテナを有するアンテナモジュールと右旋回円偏波を放射するパッチアンテナを有するアンテナモジュールとが、前記複数の通路のそれぞれに沿う地面上に交互に配設されてなることを特徴とする請求項8または9のうちの何れか一つの項に記載のアンテナモジュール。
- 前記電波反射鏡は、円錐形状に形成され、この円錐形の頂点側が前記パッチアンテナ側に向けられてなることを特徴とする請求項8乃至10のうちの何れか一つの項に記載のアンテナモジュール。
- 前記電波反射鏡は、頂点が鋭くなるように母線が湾曲した略円錐形状に形成され、この略円錐形の頂点側がパッチアンテナ側に向けられてなることを特徴とする請求項8乃至10のうちの何れか一つの項に記載のアンテナモジュール。
- 前記電波反射鏡は、四角円錐形状に形成され、この、四角円錐形の頂点側が前記パッチアンテナ側に向けられてなることを特徴とする請求項8乃至10のうちの何れか一つの項に記載のアンテナモジュール。
- 前記電波反射鏡は、頂点が鋭くなるように母線が湾曲した略四角円錐形状に形成され、この略四角円錐形の頂点側がパッチアンテナ側に向けられてなることを特徴とする請求項8乃至10のうちの何れか一つの項に記載のアンテナモジュール。
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