JP2022038563A - 支承装置 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、上沓に、摺動面を構成する合成樹脂製の滑り部材と、該滑り部材を嵌め込んで保持する保持凹部を有する保持部とが備えられたものである。
上記支承装置は、可動支承であり、摺動面における面内方向の任意の方向に可動する全方向可動支承、あるいは、面内方向の一方向に可動する一方向可動支承としてもよい。
上記滑り部材は、ポリアミド樹脂(PA)やポリ四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、あるいはその他のフッ素樹脂であってもよい。
また、前記かしめ部は、滑り部材の側面に向かって突出するため、該かしめ部が前記滑り部材の摺動面に悪影響を及ぼすことがなく、摺動面の摺動性を確保することができる。
この発明により、前記かしめ部が、かしめ変形凹部を変形させて形成されるので、かしめ部による充分な変形量が確保でき、かしめ部の滑り部材に対するかしめ強度を高めることができる。
この発明により、前記保持凹部の縁部に沿う複数のかしめ部により、前記滑り部材をより確実に保持することができる。
この発明により、上沓を下沓に対し上方から組付ける際にも、前記滑り部材を確実に固定保持することができる。
このような組付けの際にも、前記保持凹部に対する嵌め込み構造と併せて、かしめ部によるかしめ力により滑り部材を確実に位置決め固定することができる。
図1は支承装置1の概略断面図を示し、図2は上沓10における摺動部30の分解斜視図を示し、図3は摺動部30の底面図を示し、図4(a)は図3のA-A線矢視断面図を示し、図4(b)はかしめ部によるスライドベアリング35の固定構造を示す断面図を示している。
なお、図2において、各要素の形状について理解を容易にするため手前側の一部を切欠いて図示している。また、図2においては図示の便宜上、かしめ部40を省略して図示している。
下沓20は、下部建造物の上面に固定されたソールプレート21と、ソールプレート21の上部に装着されたスライドプレート22とで構成している。スライドプレート22の上面は、上沓10の上沓摺動面10aと摺動する下沓摺動面20aとして構成される。なお、スライドプレート22は、ステンレス板で構成している。
ベースポット11の装着凹部11aに装着される摺動部30は、図2に示すように、上から順に、弾性プレート31、シム32、シールリング33、ピストン34及びスライドベアリング35で構成している。
シム32は、弾性プレート31と同じ径の平面視円形形状で形成したフッ素樹脂製の薄板である。
ピストン34は、ステンレス製の略円柱形状であり、シールリング33の嵌合を許容する円形凹部34aを上面の外周縁に沿って形成している。
さらにまた、スライドベアリング35は上沓10に設けられているものの、複数のかしめ部40によってピストン34に固定されているため、下沓20に対して上方から上沓10を組付ける際にも、ピストン34に保持されたスライドベアリング35が不用意に脱落することを防止できる。
このような組付けの際にも、保持凹部34bに対する嵌め込み構造と併せて、かしめ部40によるかしめ力によりスライドベアリング35を確実に位置決め固定することができる。
この場合であっても、弾性プレート31、シム32、シールリング33、ピストン34及びスライドベアリング35で構成する摺動部30を備えた上沓10と同様にかしめ部40の効果を奏することができる。
図5は実施形態2の摺動部30を示す底面図を示している。
なお、実施形態2の摺動部30において、実施形態1の摺動部30と同様の構成については同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図6は実施形態3の摺動部30を示す底面図を示している。図7(a)は図6のB-B線に沿うかしめ変形凹部の構造を示す要部断面図を示し、図7(b)はかしめ変形凹部の他の実施形態を示す断面図を示している。図8(a)は図6のC-C線矢視断面図を示し、図8(b)はかしめ部によるスライドベアリング35の固定構造を示す断面図を示している。
なお、実施形態3の摺動部30において、実施形態1や実施形態2の摺動部30と同様の構成については同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図6に示すように、ピストン34のかしめ部40の外側には、側面35bに向かって突出するようにかしめ部40をかしめ変形させるかしめ変形凹部40Cが設けられている。
図6に示すように、平面視正方形状のスライドベアリング35は4つのコーナ部35c,35d,35e,35fを備えている。そして、複数のかしめ変形凹部40Cは、コーナ部35c,35dの間におけるコーナ部35c,35dの近傍と、各コーナ部35c,35eの間と、各コーナ部35d,35fの間と、各コーナ部35e,35fの間とにおいてピストン34に形成されている。
また、図6乃至図8で示す実施形態3においても、その他の構成、作用、効果については先の実施形態1と同様である。
図9は実施形態4の摺動部30を示す底面図を示し、図10(a)は図9のD-D線矢視断面図を示し、図10(b)はかしめ部によるスライドベアリング35の固定構造を示す断面図を示している。
なお、実施形態4の摺動部30において、実施形態1乃至実施形態3の摺動部30と同様の構成については同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図9に示すように、平面視正方形状のスライドベアリング35は4つのコーナ部35c,35d,35e,35fを備えており、複数のかしめ変形凹部40Eは、コーナ部35c,35dの間におけるコーナ部35c,35dの近傍と、各コーナ部35c,35eの間と、各コーナ部35d,35fの間と、各コーナ部35e,35fの間とにおいてピストン34に形成されている。
なお、図9及び図10で示した実施形態4においても、その他の構成、作用、効果については先の実施形態1と同様である。
図11(a)は実施形態5の摺動部を示す底面図を示し、図11(b)は図11(a)のb部の拡大図を示している。
なお、実施形態5の摺動部30において、実施形態1乃至実施形態4の摺動部30と同様の構成については同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図11に示すように、ピストン34のかしめ部40の外側には、側面35bに向かって突出するようにかしめ部40をかしめ変形させるかしめ変形部としてのスリット40Fが設けられている。
この実施形態5では、スリット40Fが、保持凹部34bの周縁部に沿って、円周方向において45度の等間隔を隔てて放射状に合計8つ設けられている。
なお、図11で示した実施形態5においても、その他の構成、作用、効果については先の実施形態1と同様である。
図12は実施形態6の摺動部を示す底面図を示し、図13(a)は図12のE-E線矢視断面図を示し、図13(b)はかしめ部によるスライドベアリング35の固定構造を示す断面図を示している。
なお、実施形態6の摺動部30において、実施形態1乃至実施形態5の摺動部30と同様の構成については同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
かしめ変形凸部40Gは保持凹部34bの縁部に沿って、所定間隔を隔てて複数設けられている。
図12及び図13で示した実施形態6においても、その他の構成、作用、効果については先の実施形態1と同様である。
以下同様に、
第2建造物は、下部建造物に対応し、
第1沓は、上沓10に対応し、
第2沓は、下沓20に対応し、
支承装置は、支承装置1に対応し、
摺動面は、上沓摺動面10a、下沓摺動面20aに対応し、
滑り部材は、スライドベアリング35に対応し、
保持部及びホルダ部材は、ピストン34に対応し、
保持凹部は、保持凹部34bに対応し、
かしめ部は、かしめ部40に対応し、
かしめ変形凹部は、かしめ変形凹部40A,40B,40C,40D,40Eに対応するも、この発明は、上記実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
この場合であっても、上述の支承装置1によって奏する効果と同様の効果を奏することができる。
10…上沓
10a…上沓摺動面
20…下沓
20a…下沓摺動面
34…ピストン
34b…保持凹部
35…スライドベアリング
35b…側面
40…かしめ部
40A,40B,40C,40D,40E…かしめ変形凹部
Claims (4)
- 第1建造物及び第2建造物におけるそれぞれの対向部分に配設した第1沓及び第2沓で構成され、前記第1沓及び前記第2沓との対向部分における摺動面同士が摺動する支承装置であって、
前記第1沓及び前記第2沓の一方に、前記摺動面を構成する合成樹脂製の滑り部材と、該滑り部材を嵌め込んで保持する保持凹部を有する保持部とが備えられ、
前記保持部における前記保持凹部の周縁部に、前記滑り部材の側面に向かって突出してかしめるかしめ部が設けられた
支承装置。 - 前記保持部における前記かしめ部の外側に、
前記側面に向かって突出するように前記かしめ部をかしめ変形させるかしめ変形凹部が設けられた
請求項1に記載の支承装置。 - 前記かしめ部が、
前記保持凹部の縁部に沿って、所定間隔を隔てて複数設けられた
請求項1又は2に記載の支承装置。 - 前記第1沓は上沓であり、前記第2沓は下沓であるとともに、
前記保持部は、前記上沓に設けられたホルダ部材である
請求項1乃至3のうちいずれかに記載の支承装置。
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