JP2004169715A - すべり支承 - Google Patents

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Mitsuru Sugisawa
充 杉沢
Yuki Hamada
由記 濱田
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Kawaguchi Metal Industries Co Ltd
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Kawaguchi Metal Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】土木・建築および機械構造物の分野において、性能の安定したすべり材を備えたすべり支承を提供する。
【解決手段】すべり材1と積層ゴム20とを重ねて構成される弾性すべり支承において、すべり材1の摺動面の中央部に窪み13を設けるか、またはすべり材1をその中央部に開口部を設けた環状とし、かつ、窪みまたは開口部からなる窪み部分の面積(Ad)とすべり材のすべり面側の全面積(A)の比を、0.5≧Ad/A≧0.2とし、また、金属製金物の凹部に、ゴム板とすべり材1とを順次重ねて構成されるすべり支承でもよく、すべり材1の摺動面に、複数の窪みまたは格子状の溝を、規則性を持った配列にて、さらに設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土木、建築および機械構造物の分野において、地震や台風などの動的荷重を受けて振動する構造物の振動抑制を行なう免震すべり支承装置、または摩擦減衰装置に使用される弾性すべり支承に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、すべり支承やすべり材としての摩擦材においては、均一な摩擦材(PTFEなど)を円形もしくは矩形にして使用している。例えば、図13および図14ならびに図15(a)に示すように、すべり支承装置30として、円形板状のすべり材1のすべり面F全面が、均一な面のすべり材1を使用している。
【0003】
もしくは、図15(b)のように、すべり面の表面に、多数のすべり材1aからなる突起(エンボス:emboss)を浮き彫り状に設置する形態のすべり支承装置30、または、図15(c)のように、すべり材1を複数に分割して、それぞれの分割したすべり材1bを金属板32に埋め込む形態のすべり支承装置30も知られている。
【0004】
【非特許文献1】
道路橋支承便覧(平成7年6月5日発行、P.127)社団法人日本道路協会
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のすべり支承装置30の場合、下記(1)〜(10)のような課題がある。
【0006】
(1)すべり材1は、一般的に、摺動面に対する単位圧力(以下面圧と称する)が高い程、摩擦係数が低く、かつ安定する。逆に、面圧が低い場合、摩擦係数は急激に上昇し、そのばらつきが大きくなる。
(2)一方、すべり材1の面圧自体は、法規等にて定められている許容圧縮応力度を越えて大きくすることは出来ないため、面圧をその範囲で、できるだけ大きくなるようにすれば、摩擦係数の低い、安定したすべり支承が得られる。
【0007】
(3)また、すべり材1に、圧縮されるゴム層またはゴム板3、または鋼材とゴムとを積層した積層ゴム20などが組み合わされる場合、これらゴム材(3,20)の圧縮応力度が過大にならないようにしなければならない。
(4)すべり材1の許容圧縮応力度は通常、20〜30N/mmである。
これに対し、密閉ゴムでは25N/mm、積層ゴムでは8〜15N/mmが通常の許容圧縮応力度とされている。
従って、ゴム材(3,20)とすべり材1(1a,1b)をバランス良く設定しないと、ゴム材の応力度が過大になる可能性がある。また、逆に応力度が過小となり、装置全体の経済性が低下する可能性も生ずる。
【0008】
(5)構造物の支承として使用される場合、通常、鉄筋コンクリート造の上に設置される場合が多く、コンクリートの許容支圧応力度は、通常、14〜18N/mmであり、すべり材1の許容圧縮応力度に比べて小さい。従って、ベースプレートの厚みが薄い場合などは、コンクリートの支圧応力度が許容値を上回る場合も生ずる。
(6)さらに、すべり材1の外形を小さくすると、構造物としての安定性が悪くなり、転倒などの可能性が大きくなる。
【0009】
(7)従来のエンボスタイプのすべり材1aの場合には、すべり材1a上の異物を巻き込み、摩擦抵抗力が変動する可能性も高い。また、製造上、画一的になるため、すべり面の有効面積の比率は一様となり、調整することは難しい。
また、エンボスタイプのすべり材1aの場合には、すべり面積が小さくなる反面、各エンボス状のすべり材1aの外周部が増大するため、すべり面の前面抵抗による摩擦抵抗力が増大する場合が多い。
(8)従来の分割型のすべり材1bの場合には、部材数が増え、経済性に問題が生じる。また、すべり面の平面度などの精度管理も難しくなりやすい。さらに、すべり材1bの分割数が多い場合には、前記エンボスタイプのすべり材1aと同様に、すべり面の前面抵抗力により、摩擦係数の増加する場合がある。
なお、すべり板1に格子状の溝を設けて、すべり面積を減少させる場合も、同様に摩擦係数の増加を生ずる場合がある。
【0010】
(9) また、摩擦係数を安定化させるときの課題として、過度に摩擦係数が低下するのを抑制するということがある。そのために表面に加工を行う場合に、方向性の無い安定した形態が必要とされる。
(10) 摺動面に水分が多い場合、撥水性の高い材料を用いる場合には、摺動面に侵入した水分が膜となり、摩擦係数を極度に低下させるスリップ現象が生じやすいため、これを抑制する形態が必要となる。
【0011】
本発明は、前記の課題を有利に解決し、土木、建築および機械構造物の分野において使用可能な、性能の安定したすべり支承を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を有利に解決するために、本発明の請求項1の弾性すべり支承においては、すべり材1と積層ゴム20とを重ねて構成される弾性すべり支承において、すべり材1の摺動面の中央部に窪み13を設け、かつ、窪み部分の面積Adとすべり材のすべり面側の全面積Aの比を、
0.5≧Ad/A≧0.2
としたことを特徴とする。
【0013】
また、請求項2の弾性すべり支承においては、すべり材1と積層ゴム20とを重ねて構成される弾性すべり支承において、すべり材1をその中央部に開口部を設けた環状とし、かつ、前記の開口部からなる窪み部分の面積Adとすべり材のすべり面側の全面積Aの比を、
0.5≧Ad/A≧0.2
としたことを特徴とする。
【0014】
また、請求項3の弾性すべり支承においては、金属製金物16の凹部に、ゴム板3とすべり材1とを順次重ねて構成されるすべり支承において、前記すべり材1の摺動面の中央部に窪み部を設け、かつ、窪み部分の面積Adとすべり材のすべり面側の全面積Aの比を、
0.5≧Ad/A≧0.2
としたことを特徴とする。
【0015】
また、請求項4の請求項1〜3のいずれか1項に記載のすべり支承においては、前記すべり材1の摺動面に、複数の窪み21を規則性を持った配列にて、さらに設けたことを特徴とする。
【0016】
また、請求項5の請求項1〜3のいずれか1項に記載のすべり支承においては、すべり材1の摺動面に、格子状の溝22からなる窪みをさらに設けたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1および図2は、本発明の請求項1に関わる実施形態を示すものであって、上部構造体11と下部構造体10との間に、弾性すべり支承17が設置される。
【0018】
この実施形態の弾性すべり支承17では、ゴム層3と中間鋼板4とを交互に積層すると共に中間鋼板4をゴム層3内に埋め込み、かつ鋼製の下部金属板5と鋼製の上部金属板6とが、前記ゴム層3に一体化されて積層ゴム20が構成され、その積層ゴム20における下部金属板5の凹部5aにすべり材1の上部が配置されると共に、すべり材1の下部が下方に突出するように配置されている。
【0019】
前記すべり材1は、すべり面の中央部に円形の窪み(凹部)13が設けられており、また、下部金属板5に設けられた凹部5aに、嵌合固定されている。
【0020】
上部金属板6とこれに重合される接合用金属板7とは、接合用金属板7に設けられた複数のボルト挿通孔に挿通されると共に、上部金属板6に設けられた雌ねじ孔に螺合されたボルト8により一体化されている。前記接合用金属板7は、ボルト孔9に挿通される図示省略のアンカーボルト等により上部構造体11に固定される。
【0021】
また、下部構造体10側には、ベースプレート14が図示省略のアンカーボルト等により固定され、そのベースプレート14にステンレス板等からなるすべり板2がビス等により固定されている。そして、すべり材1がすべり板2に載置されて、すべり板2の上面をすべり移動可能とされている。
【0022】
この実施形態のすべり材1では、すべり材1の円形窪み13の大きさ(直径寸法)を調整することにより、すべり面の有効面積および面圧が調整され、摩擦性能の安定化を図ることができる。
【0023】
すべり材1の材質としては、ポリアミド樹脂または金属板などの強度が比較的高く、繰り返し加力によっても、磨耗や変形の少ない材料で耐久性の良好な材料が適している。このような耐久性の良好な材料の場合、磨耗やクリープが少ないため、窪み13が潰れる恐れがなく、窪み13を浅くしておくことができる。
【0024】
次に、本発明において、窪み部分の面積(Ad)とすべり材1のすべり面側の全面積(A)の比を、 0.5≧Ad/A≧0.2 とした理由について、さらに順を追って具体的に説明する。
【0025】
(1)すべり材1の中央部に窪み13を設けたものであるので、圧縮力は、すべり材1の窪み部13を除いた外周部分の面積にて負担されることとなり、窪み部13の面積を変えることにより、すべり面の圧縮応力度を調整することができる。従って、すべり面の圧縮応力度を調整して、摩擦係数の低い安定した性能を持つすべり支承を得ることができる。
【0026】
(2)窪み部13は、すべり板2と接触しないため、局部座屈やクリープなどを誘起しないように、また、摩擦力を受けた場合に、すべり材1が窪み部13にて、局部座屈等を生じないような材料強度と板厚が必要となる。
【0027】
例えば、実験によれば、ポリアミド樹脂(引張り強度60〜70N/mm)の場合、窪み部の板厚(td)と窪み部の径(Dd)の比率の関係は概ね次式となる。
td≧Dd/50かつtd≧4mm
【0028】
(3)また、すべり材1からゴム部(ゴム板またはゴム層3)への応力伝達は、下部金属板5を介して行われる。この場合、すべり材1からの応力伝達は、図1に点線Pで示すように、すべり材1の周縁部から角度45°〜60°程度の幅で行なわれるものと想定される。
従って、下部金属板5が十分に厚い場合は、応力の伝達は問題が少ないが、装置のコンパクト化や経済性を求める場合には、すべり材1の形状(板厚)と窪み13の形状(径)に一定の関係が成立する。
【0029】
(4)すべり材1の有効面積を一定とした場合、すべり材1の外形を大きくする程、積層ゴム20に対する応力伝達の有効面積は大きくなり、その結果、ゴム部(ゴム板またはゴム層3)の支圧応力度は低下する。この関係は、すべり材1の有効面積が、積層ゴム20の外形を越えるまでは続く。
【0030】
(5)一般的に使用される許容応力度の場合にて検討すると、積層ゴム20としての許容圧縮応力度が15N/mm、すべり材1の許容圧縮応力度が30N/mmであり、積層ゴム20の必要な面積(reqAr)は次式となる。
reqAr=(A−Ad)×(30N/mm)/(15N/mm)となる。
ここで、A:すべり材のすべり面側の全面積(mm
Ad:窪み部分の面積(mm
かつ、積層ゴムの面積は、すべり材1の面積より大きいため、次式より効果的なAdのAに対する比率が求められる。
reqAr≧A
∴(A−Ad)×(30N/mm)/15(N/mm)≧A
0.5A≧Ad
【0031】
(6)ポリアミド樹脂をすべり材1に、すべり板2をステンレスのフッソコーティングしたものを使用する場合、試験結果によれば、速度50cm/sec、面圧30N/mmの場合に摩擦係数が、0.03であり、速度50cm/sec、面圧25N/mmの場合、摩擦係数が0.036と変化する。
すなわち、すべり材1の面積を20%((30N/mm)/(25N/mm)=1.2)割増して、摩擦係数が20%(0.036/0.03=1.2)程度変動している。一定の範囲内では、面積の増減率と摩擦係数の増減率は、ほぼ同じ値となる。
【0032】
(7)摩擦係数を調整する場合、あまり面積変化の比率が少ない場合は、製造コストの増加に見合った効果が得られにくい。製造コストに見合う効果の得られる増減率は、概ね25%程度と考えられる。
従って、以下の式となる。
A/(A−Ad)≧1.25
∴Ad≧0.25/1.25A=0.2A
ここで、A:すべり材のすべり面側の全面積
Ad:窪み部分の面積
(8) 以上より、本発明において経済的に効果の高い形状は、次式に示される。
0.5A≧Ad≧0.2A
∴ 0.5≧Ad/A≧0.2
上式によって、経済的に効果の高い、窪み部分の面積(Ad)とすべり材のすべり面側の全面積(A)の比が得られる。
【0033】
<実施形態2>
図3および図4は、本発明の請求項2に関わる実施形態を示すものであって、この実施形態でも、上部構造体11と下部構造体10との間に、弾性すべり支承17が設置されている。また、この実施形態では、すべり材1には、すべり面の中央部に、円形に貫通した開口部からなる窪み13が設けられ環状(ドーナッツ状)のすべり材1とされ、下部金属板5に設けられた環状の凹部23に、嵌合固定されている。
【0034】
この実施形態では、すべり材1における円形の開口部からなる窪み13の大きさを調整することにより、すべり面Fの有効面積および面圧が調整され、摩擦性能の安定化をはかる事ができる。
すべり材1の材質としては、PTFE板(ポリテトラフルエチレン板)など比較的強度の低い材料にも適用できる。その理由は、下部金属板5の環状の凹部23の内外部によりすべり材1を拘束できるためである。すべり面Fの周囲を下部金属板5により固定されているため、クリープ等を抑制することが出来る。
【0035】
この実施形態でも、各すべり材1の窪み部分13の面積(Ad)とすべり材1のすべり面側の全面積の比は、前記第1実施形態と同様にされて、同様な作用がある。
その他の構成および作用は、前記実施形態と同様である。なお、前記実施形態と同様な部分には、同様な符号を付して説明を省略する。
【0036】
<実施形態3>
図5、図6は、本発明の請求項3の実施形態を示すものであって、この実施形態では、上部構造体11と下部構造体10の間に、すべり支承17が設置される。
【0037】
また、この実施形態では、金属製金物16における凹部(ポット部)24からなる空間内に、ゴム板3および中間可動支承板(可動ピストン板)15がはめ込まれ、中間可動支承板15の上面側の凹部23にすべり材1が嵌合固定されている。前記ゴム板3は、金属製金物16の凹部24と中間可動支承板15とにより密閉された状態で配置されている。前記金属製金物16の下部周縁部は、接合用金属板7に溶接Wにより一体化されている。
【0038】
また、すべり材1には、中央部に円形の凹部からなる窪み部13が設けられる。これにより、すべり面の有効面積を変えて、鉛直荷重に対する面圧を調整する事ができ、摩擦係数の安定化をはかることができる。
【0039】
この実施形態でも、各すべり材1の窪み部分の面積(Ad)と、すべり材1におけるすべり面側の全面積(A)の比は、前記第1実施形態と同様にされて、同様な作用がある。
【0040】
その他の構成は、前記実施形態と同様であるので、同様な部分には、同様な符号を付して説明を省略する。
【0041】
<実施形態3>
図7、図8は、本発明の請求項3に関わる実施形態を示すものであって、この実施形態では、上部構造体11と下部構造体10の間に、両面すべり支承18が設置されている。
【0042】
この実施形態では、鋼製等のすべり金物21の下側にすべり材1Aを設け、また前記すべり金物21の上側にすべり材1を配置し、すべり金物21の上下両側にすべり材1,1Aを設ける形態とされている。
【0043】
さらに具体的には、一つのすべり材1Aは、すべり金物21に設けられた凹部23aに直接嵌合固定され、反対側のすべり材1は、すべり金物21に設けられた凹部23に、圧縮されるゴム板3を間に挟んで、上下摺動可能に嵌合されている。
【0044】
この実施形態で、密閉状態にある圧縮されるゴム板3の許容圧縮応力度は、25N/mmの場合、すべり材1Aの許容圧縮応力度を30N/mmとすれば、すべり板1の面積は、ゴム板3の許容応力度に従って決定されるため、すべり板1のすべり面の全面積は、すべり板1Aのすべり面の全面積より大きくなる。例えば、(30N/mm)/(25N/mm)=1.2倍となる。
【0045】
すべり板1の中央部に円形の窪み13を設けることにより、すべり材1のすべり面の有効面積を、すべり材1Aのすべり面積と等しくすることが可能になり、これにより、2つのすべり面の面圧を等しくすることができ、摩擦係数を等しくして、摩擦性能の安定化を図ることができる。
【0046】
この実施形態でも、すべり材1の、窪み部分の面積とすべり材1のすべり面側の全面積の比は、前記第1実施形態と同様にされて、同様な作用がある。なお、すべり板1A側も、すべり材1と同様にしてもよい。
【0047】
その他の構成は、前記実施形態と同様であるので、同様な部分には、同様な符号を付して説明を省略する。
【0048】
<実施形態5>
図9および図11は、本発明の請求項5の実施形態を示すものであって、前記各実施形態におけるすべり材1(または1A)を、図9に示す実施形態に置換えて使用することができることを示すための図である。図11に代表例として、図7に示す形態の上部側のすべり材1に適用した形態が示されている。もちろん、下部側のすべり板1Aに適用してもよい。
【0049】
図10に示す、すべり材1は、その摺動面に、規則的な配列による多数の円形の窪み21が設けられている。さらに、具体的には、前後方向および左右方向に間隔をおいて、中央部を含めて多数の円形の窪み21が千鳥状配置に設けられている。
【0050】
このように、複数の窪み21を、規則性を持った配列にて設置することにより、次の効果が得られる。
▲1▼摩擦係数は窪みの量に比例して増加する。すべり面の前面抵抗力の増加によるものであり、この効果を利用して、すべり支承の摩擦係数を調整することができる。
▲2▼規則性を持って窪み21を配列することにより、性能が安定し、方向性が少ない。
▲3▼規則性を持つことにより、連続的な製造が容易になり、経済性が高まる。
▲4▼窪み21の形状は、円形が最も方向性が少なく簡明であるが、矩形などでも可能である。
▲5▼摺動面に侵入した水分を窪み部21に集めることにより、摩擦力が侵入水の影響を受けて極度に低下することを抑制できる。
▲6▼摩擦係数は、摺動面がフラットの場合より増加する。
▲7▼窪み21の形状を簡単な円形とすることにより、有効面積の把握が容易である。従って、有効面圧等の算定が容易となり、性能を確認しやすい。
▲8▼このすべり材1は、前記のように請求項1〜3の実施形態にも適用できる。
【0051】
この実施形態でも、すべり材1またはすべり板1Aに窪み25を設けた場合、各窪み部分の面積とすべり板1Aおよびすべり材1のすべり面側の全面積の比は、前記第1実施形態と同様にされて、同様な作用がある。
【0052】
その他の構成は、前記実施形態と同様であるので、同様な部分には、同様な符号を付して説明を省略する。
【0053】
<実施形態6>
図10および図12は、本発明の請求項5に関わる実施形態であり、すべり材1は、その摺動面に規則的な配列による格子状の溝22が設けられている。格子状の溝22は、前後方向の溝22aと左右方向の溝22bとが等間隔をおいて設けられ、すべり材1の側周面に解放された連続した格子状の溝22である。また、前記各実施形態におけるすべり材1(または1A)を、図10に示す実施形態に置換えて使用することができる。図12に代表例として、図7に示す形態の上部側のすべり材1に適用した形態が示されている。もちろん、下部側のすべり板1Aに適用してもよい。
【0054】
すべり材1の表面に、格子状に配列した格子状の溝22を設けることにより、次の効果が得られる。
▲1▼摩擦係数は、格子状の溝22による窪みの量に比例して増加する。すべり面の前面抵抗力の増加によるものであり、この効果を利用して、すべり支承の摩擦係数を調整することができる。
▲2▼規則性を持って配列することにより、性能が安定する。
格子状に配列することにより、全方向にほぼ等しい効果が得られる。
▲3▼摺動面に侵入した雨水などを溝により排除することができ、性能の安定化ができる。
【0055】
このように格子状の溝22とすることにより、さらに、次の効果が得られる。
▲1▼摩擦係数は、摺動面がフラットの場合より増加する。
▲2▼配列が規則的な格子状配列のため、方向性が少ない。
▲3▼規則性を持つことにより、連続的な製造が容易になり、経済性が高まる。
▲5▼摺動面に浸入した水分を溝部に集めることにより、摩擦力が浸入水の影響を受けて極度に低下することを抑制できる。
▲6▼溝の形状を簡単にしたことにより、有効面積の把握が容易である。
従って、有効面圧等の算定が容易となり、性能を確認しやすい。
▲7▼このすべり材1は、請求項1〜3に対応する実施形態にも適用できる。
【0056】
この実施形態でも、各すべり板1Aまたはすべり材1の、各窪み部分の面積とすべり板1Aおよびすべり材1のすべり面側の全面積の比は、前記第1実施形態と同様にされて、同様な作用がある。
その他の構成は、前記実施形態と同様であるので、同様な部分には、同様な符号を付して説明を省略する。
【0057】
なお、図9〜図12に示す実施形態の場合、すべり材1の中央部側の凹部または溝は、図1〜図8に示すすべり材1(またはすべり板1A)の窪み13と同様な作用を有している。また、図9(a)または図10(a)に2点鎖線で示すように中央部に窪み部または開口部からなる窪み部13を設けるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】
請求項1〜3の発明によると、すべり材の中央部に窪みまたは開口部からなる窪みを設けたので、次のような効果がある。
(1) 圧縮力は、すべり材の窪み部を除いた外周部分の面積にて負担されることとなり、窪みの面積を変えることにより、すべり面の圧縮応力度を調整することができる。従って、すべり面の圧縮応力度を調整して、摩擦係数の低い安定した性能を持つすべり支承を得ることができる。
【0059】
(2) また、中央部に窪みを設けることにより、以下の効果を得ることができる。
大径のすべり板の場合、鉛直荷重により周辺部材が曲げ変形等を生ずる場合が多い。この場合、すべり材の支圧応力度は、中央部と周辺部にて不均等になる。その結果、摩擦係数の不安定になる場合が生ずるが、本発明のように、中央部に窪み部を設置することにより、圧縮力を外周部のみに集中でき、これにより、中央部と外周部の応力不均等をなくし、摩擦係数の安定化が行なわれる。この場合、窪みの形状を円形にすることにより最も応力分布が滑らかになる。
【0060】
特に、本発明においては、すべり材の窪み部分の面積(Ad)とすべり材のすべり面側の全面積(A)の比を、0.5≧Ad/A≧0.2としたので、比較的窪み部分を多くしても比較的経済的に摩擦係数の低い安定した性能を持つすべり支承に制御することができる。
【0061】
また、すべり支承としては、請求項1および2のように、すべり材と積層ゴムとを重ねて構成される弾性すべり支承におけるすべり材に凹部または開口部からなる凹部を設ける形態にも、また、請求項3のように、金属製金物の凹部に、ゴム板3とすべり材1とを順次重ねて構成されるすべり支承にも適用することができる。
【0062】
請求項4の発明のように、複数の窪みを、規則性を持った配列にて設置することにより、次の効果が得られる。
▲1▼摩擦係数は窪みの量に比例して増加する。すべり面の前面抵抗力の増加によるものであり、この効果を利用して、すべり支承の摩擦係数を調整することができる。
▲2▼規則性を持って配列することにより、性能が安定し、方向性が少ない。
▲3▼規則性を持つことにより、連続的な製造が容易になり、経済性が高まる。
▲4▼くぼみの形状は、円形が最も方向性が少なく簡明であるが、矩形などでも可能である。
▲5▼摺動面に侵入した水分を窪み部に集めることにより、摩擦力が侵入水の影響を受けて極度に低下することを抑制できる。
【0063】
請求項5の発明によると、次の効果が得られる。
▲1▼摩擦係数は窪みの量に比例して増加する。すべり面の前面抵抗力の増加によるものであり、この効果を利用して、すべり支承の摩擦係数を調整することができる。
▲2▼規則性を持って配列することにより、性能が安定する。格子状にすることにより、全方向にほぼ等しい効果が得られる。
▲3▼摺動面に侵入した雨水などを溝により排除することができ、性能の安定化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の縦断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】本発明の第2実施形態の縦断面図である。
【図4】図3のB−B矢視図である。
【図5】本発明の第3実施形態の縦断面図である。
【図6】図5のC−C矢視図である。
【図7】本発明の第4実施形態の縦断面図である。
【図8】図7のD―D断面図である。
【図9】(a)は本発明の第5実施形態の平面図、(b)は(a)のE−E断面図である。
【図10】(a)は本発明の第6実施形態の平面図、(b)は(a)のF−F線断面図である。
【図11】図9に示すすべり材を使用した代表実施形態を示す縦断面図である。
【図12】図10に示すすべり材を使用した代表実施形態を示す縦断面図である。
【図13】従来のすべり支承の縦断面図である。
【図14】図13のG−G矢視図である。
【図15】従来のすべり支承の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 すべり材
1A すべり材
1a すべり材
1b すべり材
2 すべり板
3 ゴム層またはゴム板
4 中間鋼板
5 下部金属板
5a 凹部
6 上部金属板
7 接合用金属板
8 ボルト
9 ボルト孔
10 下部構造体
11 上部構造体
12 被覆ゴム
13 すべり材の窪み
14 ベースプレート
15 ピストン金物
16 凹部(ポット部)を有する金属製金物
17 弾性すべり支承
18 両面すべり支承
19 剛すべり支承
20 積層ゴム
21 窪み
21 すべり金物
22 格子状の溝
23 凹部
23a 凹部
30 従来のすべり支承装置
F すべり面

Claims (5)

  1. すべり材(1)と積層ゴム(20)とを重ねて構成される弾性すべり支承において、すべり材(1)の摺動面の中央部に窪み(13)を設け、かつ、窪み部分の面積(Ad)とすべり材のすべり面側の全面積(A)の比を、
    0.5≧Ad/A≧0.2
    としたことを特徴とする弾性すべり支承。
  2. すべり材(1)と積層ゴム(20)とを重ねて構成される弾性すべり支承において、すべり材(1)をその中央部に開口部を設けた環状とし、かつ、前記の開口部からなる窪み部分の面積(Ad)とすべり材のすべり面側の全面積(A)の比を、
    0.5≧Ad/A≧0.2
    としたことを特徴とする弾性すべり支承。
  3. 金属製金物(16)の凹部に、ゴム板(3)とすべり材(1)とを順次重ねて構成されるすべり支承において、前記すべり材(1)の摺動面の中央部に窪み部を設け、かつ、窪み部分の面積(Ad)とすべり材のすべり面側の全面積(A)の比を、
    0.5≧Ad/A≧0.2
    としたことを特徴とする弾性すべり支承。
  4. 前記すべり材(1)の摺動面に、複数の窪み(21)を、規則性を持った配列にて、さらに設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性すべり支承。
  5. すべり材(1)の摺動面に、格子状の溝(22)からなる窪みをさらに設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性すべり支承。
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