JP2002039266A - 免震装置 - Google Patents
免震装置Info
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Abstract
品質管理を容易にし、滑り支承ユニットの安定性及び機
能の向上を図ることができる免震装置を提供する。 【解決手段】 上部構造体100と下部構造体200と
の間に介装された両面滑り支承ユニット1において、弾
性支承体5の上下面に加わる面圧を異ならせ、上部滑り
板4Aに摺接する上部摺動部材6Aと下部滑り板4Bに
摺接する下部摺動部材6Bとの摩擦係数に差を持たせ
る。
Description
築及び機械構造物の分野において、地震や台風などの動
的荷重を受けて振動する構造体の鉛直荷重を支える免震
装置に係り、特に、上部構造体と下部構造体との間に介
装される滑り支承ユニットによる免震装置に関する。
が介装される上下構造体間に変位を生じた場合や、残留
変位が残った場合などにおいて、例えば、上部構造体と
しての柱に偏芯が生じることを避けるために、中小地震
では、まず、柱を支承する下部構造体としての基礎コン
クリート側の弾性支承体の摺接面を最初に滑らすことに
より、上下の復元力を変える必要がある。
性を向上させるためには、上下構造体を支承する弾性支
承体の摺接面の面積が大きい方がよいが、反面、面圧を
低下させると、通常の弾性支承体の摺接面を形成する摺
動部材では、摩擦係数が増大する傾向がある。ところ
が、弾性支承体の摺接面の面積を増やしても、摩擦係数
を上げたくない場合もある。
り支承の構造的改良が発明のポイントをなしているが、
この種の両面滑り支承を要素とする従来装置について
は、特開平5−33830号公報に開示されるような両
面滑り支承ユニットの基本形状に関する先行技術があ
る。また、特開平11−210826号公報に開示され
ているように、両面滑り支承ユニットを構成する弾性支
承体の中間部にゴム層を介装するとともに、弾性支承体
の上下の摺接面の材質を変えることにより、上下の滑り
特性を変えてなる技術も周知である。
5−33830号の免震装置にあっては、両面滑り支承
ユニットの上下の滑り特性を変えることは、特に考慮し
ておらず、仮に、滑り支承ユニットの上下の滑り特性を
変えるためには、弾性支承体の摺接面の材質を変えるこ
とが必要になるが、これでは製作及び品質管理上の煩わ
しさを生じる。
滑り支承ユニットの中間部にゴム層を介装してなる場
合、一般的にゴム層の許容支圧耐力は、弾性支承体の摺
接面の許容支圧耐力の1/2〜1/4程度であるため、
弾性支承体の外形はゴムの耐力によって定まり、弾性支
承体の必要面積は相対的に小さくなる。しかも、そのま
まのバランスにて弾性支承体の形状を定めると、ユニッ
ト全体の安定性が低下する。
積は、拡大することになるが、結果として、弾性支承体
の面圧が低下し、摩擦係数が増大する可能性が高くなる
ばかりでなく、何らかの原因で、ゴム層に過大な変形が
生じると、ゴム層が損傷を受け、滑り支承の機能を果た
さない可能性があり、いずれにしても、両面滑り支承の
上下面の滑り特性を変えることは容易ではない。
ので、両面滑り支承の上下の滑り特性を変えるための構
造的改良を行い、これにより当該両面滑り支承の製作及
び品質管理を容易にでき、さらに、滑り支承ユニットの
安定性及び機能の向上を図ることができる免震装置を提
供することを目的とする。
めに、本発明は次のように構成する。
との間に両面滑り支承ユニットを介装してなる免震装置
において、両面滑り支承ユニットは、上部構造体側に固
定される上部受け部材と、上部受け部材に対向する前記
下部構造体側に固定される下部受け部材と、これら上下
両受け部材の互いの対向面に添設される滑り板と、滑り
板を介して上下両受け部材間に介装される弾性支承体
と、弾性支承体の上下両面に添設され、滑り板に摺接す
る摺動部材とを有するとともに、弾性支承体の上下面に
加わる面圧を異ならせて、滑り板と摺動部材との間の摩
擦係数に差を持たせてなることを特徴とする。
に加わる面圧を異ならせる場合、弾性支承体の上下面に
添設される摺動部材の面積比を異ならせるか、一方の摺
動部材の摺動面に凹凸表面加工を施すことが好ましい。
また、上下両受け部材の互いの対向面の外周に円形リン
グからなるストッパ部材を弾性支承体を包括するように
設ける。さらに、弾性支承体の上下中間部位にゴム層を
介装し、弾性支承体の摩擦係数の小さな方に相当する上
下両受け部材の一方のストッパ部材は、ゴム層を包括す
る高さにすることが好ましい。
記滑り板が添設される互いの対向面を円形の凹み面に加
工し、これら各凹み面の周側壁面をストッパ部材として
兼用しても良い。この場合、上部受け部材は、凹み面に
近似した平面円形もしくは平面矩形の隅部を切り落した
形態を有する一方、下部受け部材は、それらの各隅部に
ボルト孔が開口しかつその一部が外周側に開放する座繰
り部が設けられた平面矩形の形態を有する。
との間に滑り支承ユニットを介装してなる免震装置にお
いて、滑り支承ユニットは、上部構造体側に固定される
上部受け部材と、上部受け部材に対向する下部構造体側
に固定される下部受け部材と、これら上下両受け部材間
の少なくとも一方に滑り板と摺動部材とを互いに摺接さ
せて介装される弾性支承体と、弾性支承体の上下中間部
位に介装されるゴム層と、弾性支承体内に設けられ、ゴ
ム層の一定範囲以上の変位を抑制するストッパ部材とを
有することを特徴とする。
トにおいて、上下の滑り支承の面積を変えることによ
り、摩擦係数の面圧依存性を利用して、上下の摩擦係数
を変え、最初に滑る面を特定して設定することが可能に
なる。これにより、摺動材の平均面圧を過大にせずに、
局部面圧のみ高めることが可能になる。この場合、弾性
支承体の上下に添設される摺動部材の一方の外形を大き
くすることにより、転倒・傾きに対する両面滑り支承ユ
ニットの安定性が確保される。
層を介装した場合、弾性支承体の摩擦係数の小さな方に
相当する上下両受け部材の一方に設けたストッパ部材の
高さを、ゴム層を包括する高さにするか、もしくは、弾
性支承体内にストッパ部材を設けて、ゴム層の一定範囲
以上の変位を抑制すれば、ゴム層の過大な変形による破
断を防止することが可能になる。
に基づいて詳細に説明する。
物への介装状態を示す。この免震装置は、上部構造体1
00と下部構造体200との間に介装される。上部構造
体100は、鋼管柱部材101と、この鋼管柱部材10
1にダイアフラム102を介して接合されるH形鋼梁部
材103とからなっている。一方、下部構造体200
は、基礎コンクリート201からなっている。
両面滑り支承ユニットの一実施形態を示す。
体100を形成するH形鋼梁部材103の下面側フラン
ジにベースプレート104を介して接合ボルト105に
て固定される上部受け部材2と、この上部受け部材2に
対向させて下部構造体200を形成する基礎コンクリー
ト201に埋設されたアンカーボルト202を介して締
結ナット203にて固定される下部受け部材3と、これ
ら上下両受け部材2,3の互いの対向面に添設される滑
り板4A,4Bと、これら滑り板4A,4Bを介して上
下両受け部材2,3間に介装される円柱状の弾性支承体
5と、弾性支承体5の上下両面に一部埋設状態で添設さ
れて滑り板4A,4Bに対する摺接面を形成する円板状
の摺動部材6A,6Bとからなる構成を基本的形態とす
る。
面の外周端縁部には、円形リングからなるストッパ部材
7,8が溶接wにて設けられている。これら各ストッパ
部材7,8は、弾性支承体5の周囲を包括するように配
置され、弾性支承体5の摺動範囲を規制している。
性支承体5の上下両面に添設される摺動部材は、弾性支
承体5に対する面圧が大きくなれば、滑り板との間の摩
擦係数は、相対的に低下し安定する。例えば、滑り板の
材料にステンレス板を用い、摺動部材の材料に充填材入
り4フッ化エチレンを組合わせた場合、図12に示す摺
動部材の面圧依存性による摩擦係数の試験結果によれ
ば、面圧が30N/mm 2では、摩擦係数(μ)は0.
068〜0.078を示すが、面圧が25N/mm2で
は、摩擦係数(μ)は0.078〜0.088になって
いる。
ステンレス板を用い、摺動部材の材料としてポリフェノ
ールを用いてなる組合わせの場合であっても、面圧が3
0N/mm2では、摩擦係数(μ)は0.037〜0.
04を示すが、面圧が25N/mm2では、摩擦係数
(μ)は0.042〜0.045となり、いずれも滑り
板と摺動部材との間の摩擦係数は10〜15%も上昇し
ている。
結果を示し、摩擦係数が低く目の値を示す。このよう
に、滑り板と摺動部材との間の摩擦係数は、材料などの
バラツキを考慮しても、面圧依存性によって明確な差が
現れる。
性を利用することにより、両面滑り支承ユニット1の弾
性支承体5の上下面に加わる面圧を異ならせ、滑り板4
A,4Bと摺動部材6A,6Bとの間の摩擦係数に差を
持たせてなる構成を有する。
が、例えば、直径120mmの円形とする一方、下部摺
動材6Bの外径寸法bが、例えば、上部摺動材6Aより
も小さい直径90mmの円形とすることにより、上部摺
動材6Aに対する下部摺動材6Bの面積比が1/1.7
8となるように低減してなるものである。この場合、滑
り板4A,4Bとしては、フッ素加工したステンレス板
を使用し、摺動部材6A,6Bとしては、ポリアセター
ルを使用している。
よれば、弾性支承体5の下部摺動材6Bの面圧を25N
/mm2設定すると、滑り板4Bとの間の摩擦係数
(μ)は約0.045程度になる。このときの上部摺動
材6Aの面圧は、下部摺動材6Bの面圧の1/1.78
(14N/mm2)となり、滑り板4Aとの間の摩擦係
数(μ)は約0.06程度上昇する。これにより、弾性
支承体5の上下の摺接面の滑り特性を異ならせることが
可能になる。
ット1が水平荷重を受けた場合、まず、摩擦係数の小さ
な弾性支承体5の下部側が下部構造体200に固定され
た下部受け部材3に対して滑り板4B上を相対的に滑り
始め、下部受け部材3の下部ストッパ部材8に弾性支承
体5が当接した後、弾性支承体5の上部側が上部構造体
100に固定された上部受け部材2に対して滑り板4A
上を滑り始めることになる。
震のように、水平変位量が比較的小さい上部受け部材2
に対する弾性支承体5の上部側のストッパ部材7による
許容変形値内においては、摩擦係数が小さな弾性支承体
5の下部側を相対的に滑らせることが可能になる。
部材2を介して上部構造体100と一体に動くため、弾
性支承体5の下部側が下部受け部材3のストッパ部材8
に当接するまで地震エネルギが伝達されず、両面滑り支
承ユニット1に支承された鋼管柱部材101には、偏芯
荷重が発生しない。
ッパ部材7による許容変形値を超えるような水平変位量
が大きなときに、弾性支承体5の上部側が上部受け部材
2の滑り板4Aを滑り出す。これにより、弾性支承体5
の上部側がストッパ部材7に達したとき、上部構造体1
00に地震エネルギが伝達されることになり、上部構造
体100の応答加速度を低減させている。
ト1では、弾性支承体5の上部摺動材6Aの面積を大き
くすることによって、水平変位時の転倒・傾きに対する
安定性が向上し、滑らかな挙動を得ることができる。ま
た、弾性支承体5の下部摺動材6Bの周囲には、上部摺
動材6Aとの寸法差によるスペースを利用して、滑り面
掃除用のゴムリング9をコンパクトに設置することも可
能になる。
例を示す。この第1変形例では、図3(a)に示すよう
に、両面滑り支承ユニット1における弾性支承体5の上
下面に添設される摺動部材6A,6Bを同一外系寸法と
し、下部摺動部材6Bに凹凸表面加工を施すことによ
り、弾性支承体5の上下の摺接面の滑り特性を異ならせ
てなる構成を有する。
れる凹凸としては、図3(b)に示すように、下部摺動
部材6Bの表面に複数条の溝61を平行に設ける。これ
により、滑り板4A,4Bに対する上部摺動部材6Aと
下部摺動部材6Bとの接触面積比、つまり、上部摺動部
材6Aの接触面積よりも、下部摺動部材6Bの接触面積
が、少なくとも1/1.2以下になるように低減させて
いる。
工の他の形態としては、例えば、格子状の凹みや、規則
的な凹みまたは突起、あるいは、表面中央部に凹みまた
は開孔を設けて、滑り板4Bとの接触面を環状にしても
良い。
承体5の上下の上部摺動部材6Aと下部摺動部材6Bと
が同一外形状にしているため、下部摺動部材6Bの局部
的な面圧は、上部摺動部材6Aの面圧の約2倍に増大
し、摩擦係数が低くなり、より滑りやすい状態となる。
は変わらないため、平均面圧は局部面圧の約1/2とな
り、コンクリート造の下部構造体200へ支圧応力度が
過大になるのを押えることが可能になる。これにより、
下部摺動部材6Bの摺接面の平均面圧を過大にすること
なく、滑り板4Bに対する接触部の面積を縮小すること
が可能になるとともに、両面滑り支承ユニット全体の安
定性を高める。
の上下の摺接面の滑り特性を異ならせるために、上下の
摺動部材6A,6Bの面積を変えて、下部摺動部材6B
の面積を小さくしたとき、大きな面積を持つ上部摺動部
材6A側に表面加工などを施して、互いの接触面積が等
しくなるようにすれば、弾性支承体5の上下の摩擦係数
が同等になるように調整することも可能である。
第2変形例を示す。この第2変形例では、図2に示す両
面滑り支承ユニット1の実施形態において、図4に示す
ように、弾性支承体5の上下中間部位に鋼板11がゴム
層12,12間にサンドイッチされた積層ゴム層10を
介装してなる構成を有する。そして、下部受け部材3側
のストッパ部材8は、弾性支承体5の中間部位に介装さ
れた積層ゴム層10を包括する高さTに設定されてい
る。
水平荷重が弾性支承体5の摺接面の摩擦力に達するまで
は、積層ゴム層10が剪断変形をする。このため、上述
した弾性支承体5のみの場合に比べて、上部構造体10
0の挙動が滑らかになる。しかも、上部構造体100の
応答加速度を低減させることが可能になり、居住性の向
上が図れる。
層ゴム層10の部分は、ストッパ部材8に当たり、それ
以上の変形が防止されるために、積層ゴム層10の過大
な変形を抑制することが可能になり、積層ゴム層10の
破断等の損傷を回避する。さらに、積層ゴム層10は、
上下両受け部材2,3が傾いた場合に、それを吸収する
効果を持つため、ユニットを正常に稼動させることが可
能になる。この場合、積層ゴム層10は、単一のゴム層
でも良い。
び厚みを調整することにより、積層ゴム層10の剪断変
形が過大になる前に、弾性支承体5の下部側が下部受け
部材3に対して相対的に滑り始めるように、両面滑り支
承ユニット1を設定することも可能である。
される積層ゴム層10の長期支圧許容応力度は、通常の
場合、8〜10N/mm2前後と大きな差がある。した
がって、弾性支承体5の必要面積は、積層ゴム層10の
面積の1/3程度で充分であるが、前記第2変形例のよ
うに、摺動部材に凹凸表面加工を施すことにより、摩擦
係数の上昇を防ぎ、効果的な滑り支承を得ることができ
る。
第3変形例を示す。この第3変形例では、前記第2変形
例のように、両面滑り支承ユニット1の弾性支承体5の
上下中間部位に積層ゴム層10を介装してなる形態にお
いて、図6に示すように、弾性支承体5の中央部に、内
部空間51を設け、この内部空間51にストッパ部材5
2を立設状態で固定してなる構成を有する。
おける滑り支承の挙動時に水平変位が生じた場合、積層
ゴム層10の変位は、ストッパ部材52にて制限され、
一定範囲以上の変位が抑制されるため、積層ゴム層10
の変位が過大にならず、その破断等の損傷が回避され
る。
り支承ユニットを例に説明したが、片面滑り支承ユニッ
トにも適用可能である。
第4変形例を示す。この第4変形例では、図8に示すよ
うに、両面滑り支承ユニット1の上下両受け部材2,3
の滑り板4A,4Bが添設される互いの対向面を円形の
凹み面21,31に加工してなるとともに、これらの各
凹み面21,32の周側壁面22,32をストッパ部材
として兼用してなる構成を有する。
うに、凹み面21に近似した平面円形もしくは平面矩形
の隅部を切り落した形態を有する。一方、下部受け部材
3は、図10に示すように、平面矩形の形態を有し、図
11に示すように、それらの各隅部にボルト孔33を開
口させ、その一部を外周側に開放させた座繰り部34が
凹設されている。
では、ストッパ部材7,8を円形リングにて別体に形成
し、上下両受け部材2,3上に溶接wしてなる構成を有
するものであるが、これにより、製造コストが高騰し、
しかも、溶接歪による品質確保が困難であるという不具
合を招く。そこで、前記第4変形例では、上下両受け部
材2,3に円形の凹み面21,31に加工して、これら
の各凹み面21,31の周側壁面22,32をストッパ
部材として兼用している。
単な切削加工のみで製作することが可能になる。また、
上下両受け部材2,3には、突起のない平面的な形態を
有するため、鋳造もしくは鍛造による製造の可能性を高
め、製造コストの削減化が図れるとともに、従前のよう
な溶接歪の除去による製品精度の確保が容易に行える。
くは平面矩形の隅部を切り落した形態を有し、下部受け
部材3は、各隅部に座繰り部34が凹設された平面矩形
の形態を有するため、図11に示すように、例えば、下
部構造体200にアンカープレート204を介して埋設
されたアンカー部材となる袋ナット205に下部受け部
材3をボルト206にて締結し接合する際、ボルト接合
部が合理化され、ボルト206の挿入・締結作業が容易
に行えるとともに、滑り支承ユニット全体の高さの低減
化及びコンパクト化が図れる。
滑り支承ユニットの上下接触面の簡潔な構造的改良によ
り、次のような効果を有する。 (1)滑り面を容易に選択できる。 (2)平均面圧を低めに押えることができる。 (3)地震時の構造物の応答加速度を抑制し、滑り支承
の挙動を滑らかにすることができる。 (4)ゴム層により、ある程度の上下構造体の傾きを吸
収でき、装置を正常に稼動させることができる。 (5)ストッパ部材によりゴム層の破断を回避すること
ができる。 (6)内蔵ストッパにて、ゴム層の破断を防止できる。 (7)溶接なくすことにより、製造コストの削減、溶接
歪の除去、製品精度の確保が実現する。 (8)ボルト接合部を合理化することにより、製品高さ
の低減、コンパクト化がなされる。 (9)全体の形状に、鋭い突起をなくすことにより、鋳
造、鍛造の可能性を高める。
である。
である。
3(a)は滑り支承ユニットの要部拡大断面図、図3
(b)は図3(a)のA−A線矢視方向から見た下部摺
動部材の説明図である。
拡大断面図である。
明図である。
拡大断面図である。
明図である。
のA−A線矢視方向から見た下部受け部材の説明図であ
る。
部材の説明図である。
結果をグラフで示す説明図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 上部構造体と下部構造体との間に両面滑
り支承ユニットを介装してなる免震装置において、前記
両面滑り支承ユニットは、前記上部構造体側に固定され
る上部受け部材と、該上部受け部材に対向する前記下部
構造体側に固定される下部受け部材と、これら上下両受
け部材の互いの対向面に添設される滑り板と、該滑り板
を介して前記上下両受け部材間に介装される弾性支承体
と、該弾性支承体の上下両面に添設され、前記滑り板に
摺接する摺動部材とを有するとともに、前記弾性支承体
の上下面に加わる面圧を異ならせて、前記滑り板と摺動
部材との間の摩擦係数に差を持たせてなることを特徴と
する免震装置。 - 【請求項2】 前記弾性支承体の上下面に添設される各
摺動部材の面積の比を異ならせてなることを特徴とする
請求項1に記載の免震装置。 - 【請求項3】 前記弾性支承体の上下面に添設される各
摺動部材の接触面積比を異ならせてなることを特徴とす
る請求項1に記載の免震装置。 - 【請求項4】 前記弾性支承体の上下面に添設される摺
動部材の一方の摺動面に凹凸表面加工を施してなること
を特徴とする請求項1に記載の免震装置。 - 【請求項5】 前記上下両受け部材の互いの対向面の外
周に円形リングからなるストッパ部材を設け、これら各
ストッパ部材にて前記弾性支承体を包括してなることを
特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の免震装
置。 - 【請求項6】 前記弾性支承体の上下中間部位にゴム層
を介装してなることを特徴とする請求項1〜5の何れか
1項に記載の免震装置。 - 【請求項7】 前記弾性支承体の摩擦係数の小さな方に
相当する前記上下両受け部材の一方のストッパ部材は、
前記ゴム層を包括する高さを有することを特徴とする請
求項6に記載の免震装置。 - 【請求項8】 前記上下両受け部材の前記滑り板が添設
される互いの対向面を円形の凹み面に加工し、これら各
凹み面の周側壁面をストッパ部材として兼用してなるこ
とを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の免震
装置。 - 【請求項9】 前記上部受け部材は、前記凹み面に近似
した平面円形もしくは平面矩形の隅部を切り落した形態
を有する一方、前記下部受け部材は、それらの各隅部に
ボルト孔が開口しかつその一部が外周側に開放する座繰
り部が設けられた平面矩形の形態を有することを特徴と
する請求項1〜8の何れか1項に記載の免震装置。 - 【請求項10】 上部構造体と下部構造体との間に滑り
支承ユニットを介装してなる免震装置において、前記滑
り支承ユニットは、前記上部構造体側に固定される上部
受け部材と、該上部受け部材に対向する前記下部構造体
側に固定される下部受け部材と、これら上下両受け部材
間の少なくとも一方に滑り板と摺動部材とを互いに摺接
させて介装される弾性支承体と、該弾性支承体の上下中
間部位に介装されるゴム層と、前記弾性支承体内に設け
られ、前記ゴム層の一定範囲以上の変位を抑制するスト
ッパ部材とを有することを特徴とする免震装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000223495A JP2002039266A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 免震装置 |
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