JP2022032797A - 排ガス処理装置 - Google Patents

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【課題】排ガス処理装置は、部品費用を削減できることが好ましい。【解決手段】排ガスを処理する排ガス処理装置は、排ガスを導入する排ガス導入口と、排ガスが導入される底部側から排ガスが排出される上部側への高さ方向に延伸する内部空間を有する反応塔と、反応塔の一方の内部側面から延伸し、液体を搬送する液体供給管と、液体供給管から供給される液体を噴射する噴射部とを備え、噴射部は、液体供給管に設けられる。排ガス処理装置は、高さ方向において、異なる高さ位置に設けられた複数の液体供給管を備え、噴射部は、複数の液体供給管にそれぞれ設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、排ガス処理装置に関する。
従来、海水等を反応塔内の吸収部で排ガスと接触させることで脱硫させる排ガス処理装置が知られている(例えば、特許文献1)。海水等は、給水管から供給され、幹管、枝管、噴射部を順に通過し、吸収部に到達する。
特許文献1 特開2016-155075号公報
排ガス処理装置は、部品費用を削減できることが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、排ガスを処理する排ガス処理装置を提供する。排ガス処理装置は、排ガス導入口を備えてよい。排ガス導入口は、排ガスを導入してよい。排ガス処理装置は、反応塔を備えてよい。反応塔は、排ガスが導入される底部側から排ガスが排出される上部側への高さ方向に延伸する内部空間を有してよい。排ガス処理装置は、液体供給管を備えてよい。液体供給管は、反応塔の一方の内部側面から延伸してよい。液体供給管は、液体を搬送してよい。排ガス処理装置は、噴射部を備えてよい。噴射部は、液体供給管から供給される液体を噴射してよい。噴射部は、液体供給管に設けられてよい。
排ガス処理装置は、高さ方向において、異なる高さ位置に設けられた複数の液体供給管を備えてよい。噴射部は、複数の液体供給管にそれぞれ設けられてよい。
少なくとも1つの液体供給管には、複数の噴射部が設けられてよい。
複数の噴射部が設けられる液体供給管は、反応塔の一方の内部側面から反応塔の他方の内部側面に延伸してよい。反応塔の一方の内部側面側に設けられた噴射部の噴射方向は、反応塔の他方の側面側に設けられた噴射部の噴射方向と逆向きである。
排ガス処理装置は、幹管を備えてよい。幹管は、反応塔の内部空間において高さ方向に延伸してよい。幹管は、液体供給管に連結してよい。排ガス処理装置は、枝管を備えてよい。枝管は、幹管の外側側面から反応塔の内部側面に向けて延伸して設けられてよい。枝管は、幹管と連結してよい。噴射部は、幹管および枝管にも設けられてよい。
複数の噴射部は、枝管に設けられてよい。枝管の上面に設けられた噴射部は、反応塔の上部側に向けて液体を噴射してよい。枝管の下面に設けられた噴射部は、反応塔の底部側に向けて液体を噴射してよい。
噴射部は、高さ方向と垂直な方向に対して噴射方向が30°以上でかつ60°以下になるように枝部に設置されてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
実施形態に係る排ガス処理装置100の構造例を示す図である。 図1の液体供給管30の一例を示す図である。 z軸方向から見た図1の液体供給管30の一例を示す図である。 他の実施形態に係る排ガス処理装置200の構造例を示す図である。 図4の液体供給管30の一例を示す図である。 他の実施形態に係る排ガス処理装置300の構造例を示す図である。 図6の範囲Aの拡大図である。 他の実施形態に係る排ガス処理装置400の構造例を示す図である。 図8の範囲Bの拡大図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、実施形態に係る排ガス処理装置100の構造例を示す図である。排ガス処理装置100は、排ガスを処理する。本例の排ガス処理装置100は、船舶のエンジン等から排出される排ガスに含まれる、硫黄成分等の有害物質を除去する。本例の排ガス処理装置100は、反応塔10、排ガス導入口20、液体供給管30および複数の噴射部42を備える。
反応塔10は、高さ方向に延伸する内部空間16を有する。本例において高さ方向とは、反応塔10において排ガスが導入される底部側から、排ガスが排出される上部側に延伸する方向を指す。図1に示すz軸方向が高さ方向に対応する。z軸方向は、例えば、排ガス処理装置100が載置された船舶等の床面と垂直な方向、または、重力方向と平行な方向である。なお、本明細書において、上面とはz軸正方向を向く面であり、下面とはz軸負方向を向く面である。反応塔10の底部側から上部側に向かう方向をz軸正方向とし、逆の方向をz軸負方向とする。
排ガス導入口20は、反応塔10の内部空間16に排ガスを導入する。本例の排ガス導入口20は、反応塔10の底面近傍において反応塔10の内部空間16に排ガスを流入させる。排ガス導入口20は、内部空間16の側面に沿って排ガスが螺旋状に旋回するように、内部空間16に排ガスを流入させる。
本例の反応塔10は、内部空間16において液体を噴霧して排ガスの有害物質を吸収する吸収部14と、内部空間16において液体が噴霧されない排出部12とを有する。排出部12は、吸収部14を通過した排ガスを外部に排出する。液体が噴霧されない排出部12を排出側に設けることで、排ガス処理装置100から液体が排出されにくくする。排出部12の内部空間16のxy平面における断面積は、吸収部14の内部空間16の面積よりも小さくてよい。排出部12の内部空間16のxy平面における断面積を小さくすることで、旋回流が復活し、気液分離性能を向上でき、船外への水飛散を防止することができる。また、排出部12との接続部品を小さくでき、材料費・溶接工数の低減につながる。なお本例においてxy平面はz軸を法線とする面である。x軸方向およびy軸方向は、互いに直交し、且つ、それぞれz軸方向と直交する。また、反応塔10は、内部側面18(内部側面18-1、内部側面18-2)を有する。
液体供給管30は、xy平面において延伸して設けられる。本例において、液体供給管30は、反応塔10の内部空間16においてx軸方向に延伸して設けられる。液体供給管30は、反応塔10の一方の内部側面18-1から延伸してよい。本例において、液体供給管30は、反応塔10の一方の内部側面18-1から反応塔10の他方の内部側面18-2まで延伸している。液体供給管30は、反応塔10の内部空間16で終端していてよく、反応塔10の内部空間16を貫通していてもよい。液体供給管30は、例えば内部に液体の流路を有しており、x軸方向に液体を搬送する。排ガス処理装置100が船舶に設けられる場合、液体供給管30に導入される液体は海水、湖水または川水やアルカリ化した処理水等であってよい。
噴射部42は、液体供給管30から供給される液体を噴射する。噴射部42は、液体を霧状にして噴出してよい。噴射部42は、液体供給管30の上面に設けられてよい。液体供給管30の上面とは、液体供給管30の上端を含む面であってよい。液体供給管30の上面とは、液体供給管30をz軸正方向側から観察した場合に見える面であってもよい。噴射部42は、液体供給管30の下面に設けられてもよい。液体供給管30の下面とは、液体供給管30の下端を含む面であってよい。液体供給管30の下面とは、液体供給管30をz軸負方向側から観察した場合に見える面であってもよい。本例において、噴射部42は、液体供給管30の上面に設けられている。
噴射部42が液体供給管30に設けられていることにより、液体供給管30から液体を噴射することができる。したがって、排ガス処理装置100が後述する幹管、枝管を有する場合と比べ、幹管、枝管を削減することができる。よって、幹管、枝管の部品費用を削減することができる。
また、複数の噴射部42が、液体供給管30に設けられていてよい。図1の例では、4つの噴射部42が液体供給管30に設けられている。液体供給管30に、複数の噴射部42が設けられることにより、効率良く排ガスに液体を噴霧することができる。
排ガス導入口20より反応塔10の底部側に噴射部42が設置されていると排ガス導入口20に水が逆流する可能性がある。したがって、噴射部42は、排ガス導入口20より反応塔10の上部側に設けられることが好ましい。本例では、噴射部42が設けられる液体供給管30は、排ガス導入口20より反応塔10の上部側に設けられる。また、液体供給管30の少なくとも一部は、排ガス導入口20より反応塔10の底部側に設けられてもよい。
図2は、図1の液体供給管30の一例を示す図である。図2において、液体供給管30と重なる反応塔10の側壁を透明にして、内部空間16に配置された液体供給管30を表示している。図2では、液体供給管30は、液体が供給される液体供給口32を有する。また、図2では、排ガスの旋回方向62、噴射部42が液体を噴射する噴射方向64、噴射部42が液体を噴射する噴射範囲66を模式的に示している。旋回方向62は、排ガスが旋回する方向である。
図3は、z軸方向から見た図1の液体供給管30の一例を示す図である。複数の噴射部42が設けられる液体供給管30は、反応塔10の一方の内部側面18-1から反応塔10の他方の内部側面18-2に延伸している。図3の例では、z軸方向から見て時計回りに排ガスが旋回している。噴射部42の噴射方向64は、噴射部42の噴射口から噴射範囲66の中心に向かう方向であってよい。
噴射部42は、排ガスの旋回方向62に沿って液体を噴射してよい。つまり、反応塔10の一方の内部側面18-1側に設けられた噴射部42-1の噴射方向64-1は、反応塔10の他方の側面18-2側に設けられた噴射部42-2の噴射方向64-2と逆向きであってよい。ここで、噴射部42-1の噴射方向64-1は、噴射部42-1の噴射口から噴射範囲66-1の中心に向かう方向であってよい。また、噴射部42-2の噴射方向64-2は、噴射部42-2の噴射口から噴射範囲66-2の中心に向かう方向であってよい。内部側面18-1側とは、内部側面18-1との距離が、内部側面18-2との距離よりも小さい領域を指す。同様に、内部側面18-2側とは、内部側面18-2との距離が、内部側面18-1との距離よりも小さい領域を指す。噴射方向64が逆向きであるとは、xy面において2つの噴射方向64の成す角度が90°より大きい状態を指す。当該角度は120°であってよく、150°であってよく、170°であってもよい。噴射方向64-1と、噴射方向64-2との成す角度は180°であってもよい。排ガスの旋回方向62に液体を噴射することにより、排ガスの旋回を促進して効率良く排ガスを処理することができる。
図4は、他の実施形態に係る排ガス処理装置200の構造例を示す図である。本実施形態の排ガス処理装置200は、高さ方向において、異なる高さ位置に設けられた複数の液体供給管30を備えている。他の構造は、排ガス処理装置100と同一であってよい。図4の例では、排ガス処理装置200は、2つの液体供給管30を有する。図4において、液体供給管30-1および液体供給管30-2は、排ガス導入口20よりも反応塔10の上部側に設けられている。
噴射部42は、複数の液体供給管30にそれぞれ設けられる。複数の液体供給管30がそれぞれ噴射部42を有するため、液体供給管30を1つしか備えない場合と比べ、効率良く排ガスに液体を噴霧することができる。
なお、少なくとも1つの液体供給管30には、複数の噴射部42が設けられてよい。それぞれの液体供給管30には、複数の噴射部42が設けられていてよい。図4の例では、4つの噴射部42がそれぞれの液体供給管30(液体供給管30-1、液体供給管30-2)に設けられている。液体供給管30に、複数の噴射部42が設けられることにより、効率良く排ガスに液体を噴霧することができる。
図4の例では、噴射部42は、それぞれの液体供給管30の上面に設けられている。噴射部42は、それぞれの液体供給管30の下面に設けられていてもよい。また、液体供給管30ごとに、噴射部42が設けられる液体供給管30における相対位置が異なっていてもよい。一例として、液体供給管30-1において噴射部42が液体供給管30-1の上面に設けられてもよく、液体供給管30-2において噴射部42が液体供給管30-2の下面に設けられてもよい。
図5は、図4の液体供給管30の一例を示す図である。2つの液体供給管30の高さ方向の距離が大きいため、z軸上に並んで設けても、排ガスの旋回を阻害しにくくなる。したがって、液体供給管30の液体を搬送する方向を統一するため、複数の液体供給管30は、z軸上に並んで設けられるのが好ましい。
図6は、他の実施形態に係る排ガス処理装置300の構造例を示す図である。本例の排ガス処理装置300は、反応塔10、排ガス導入口20、液体供給管30、幹管40、複数の噴射部42、複数の噴射部44、複数の噴射部46および複数の枝管50を備える。反応塔10は、排ガス処理装置100の反応塔10と同一の構造を有してよい。
幹管40は、反応塔10の内部空間16において高さ方向(すなわちz軸方向)に延伸して設けられる。幹管40は、液体供給管30に連結する。したがって、液体供給管30が搬送する液体は、幹管40に導入される。幹管40は、液体供給管30と同様に例えば内部に液体の流路を有しており、z軸方向に液体を搬送する。
複数の枝管50は、幹管40の外側側面60から、反応塔10の内部側面18に向けて延伸して設けられる。枝管50は、例えばxy平面内において延伸して設けられる。それぞれの枝管50は、反応塔10の内部側面18の近傍まで延伸してよい。反応塔10の半径は0.3mから10m程度であって、枝管50の先端と反応塔10の内部側面18との間隔は、10cmから100cm程度であってよい。枝管50の先端と反応塔10の内部側面18との間隔は、0cmであってもよい。つまり、枝管50の先端と反応塔10の内部側面18は、接してもよい。枝管50の先端を反応塔10の内部側面18に接合することにより、枝管50の揺れを防止し、破損防止につながる。枝管50は、幹管40に連結する。したがって、液体供給管30が搬送する液体は、幹管40を通過して、枝管50に導入される。それぞれの枝管50の内部には、幹管40から分岐して液体が流れる流路が形成される。
図6の例では、複数の噴射部44は、幹管40に設けられている。複数の噴射部44は、幹管40の外側側面60に設けられてよい。噴射部44が幹管40に設けられていることにより、幹管40から液体を噴射することができる。また、複数の噴射部46は、枝管50に設けられている。複数の噴射部46は、枝管50の上面に設けられてよい。枝管50の上面に設けられた噴射部46は、反応塔10の上部側に向けて液体を噴射してよい。噴射部46が枝管50に設けられていることにより、枝管50から液体を噴射することができる。
図6の例において、噴射部は、液体供給管30だけでなく、幹管40および枝管50にも設けられている。液体供給管30、幹管40および枝管50に噴射部を設けることにより、枝管50のみに噴射部を設ける構成に比べ、枝管50の本数を少なくすることができる。したがって、枝管50の部品費用を削減することができる。また、枝管50の本数を少なくすることにより、排ガスの旋回阻害を抑制でき、気液分離の性能低下を抑制することができる。
図7は、図6の範囲Aの拡大図である。図7において、噴射部46は、固定部52、噴射口54を有する。噴射範囲70は、噴射部46の噴射範囲である。
固定部52は、噴射部46を枝管50の上面に固定する。噴射口54は、液体を噴射する部分である。噴射範囲70は、噴射口54から噴射される液体の噴射範囲である。噴射方向74は、噴射口54から噴射範囲70の中心に向かう方向であってよい。
噴射部46は、高さ方向と垂直な方向に対して噴射方向74が30°以上でかつ60°以下になるように設置されてよい。つまり、図7において、噴射方向74と高さ方向と垂直な水平方向が成す角度θ1は、30°以上でかつ60°以下であってよい。噴射方向74と高さ方向と垂直な水平方向が成す角度θ1は、例えば、45°である。噴射部46が、高さ方向と垂直な水平方向に対して噴射方向74が30°以上でかつ60°以下になるように設置されることにより、排ガスを効率良く処理でき、枝管50の本数を削減することができる。
図8は、他の実施形態に係る排ガス処理装置400の構造例を示す図である。図8の排ガス処理装置400は、枝管50が噴射部48を有する点で、図6の排ガス処理装置300と異なる。排ガス処理装置400のそれ以外の構成は、図6の排ガス処理装置300と同一であってよい。
図8において、噴射部48は、枝管50の下面に設けられてよい。噴射部48は、反応塔10の底部側に向けて液体を噴射してよい。まとめると、枝管50の下面に設けられた噴射部48は、反応塔10の底部側に向けて液体を噴射してよい。
噴射部を枝管50の上面および下面に設けることにより、噴射部を枝管50の上面のみに設ける場合と比べ枝管50の本数を少なくすることができる。枝管50の本数を削減することにより反応塔10の高さを低くすることができ、設置スペースを小さくすることができる。また、枝管50の本数を少なくすることにより、排ガスの旋回阻害を抑制できる。
図9は、図8の範囲Bの拡大図である。図9において、噴射部48は、固定部56、噴射口58を有する。また、噴射範囲72は、噴射部48の噴射範囲である。噴射部48以外の構成は、図7と同様であってよい。
固定部56は、噴射部48を枝管50の下面に固定する。噴射口58は、液体を噴射する部分である。噴射範囲72は、噴射口58から噴射される液体の噴射範囲である。噴射方向76は、噴射口58から噴射範囲72の中心に向かう方向であってよい。
噴射部48は、高さ方向と垂直な方向に対して噴射方向76が30°以上でかつ60°以下になるように設置されてよい。つまり、図9において、噴射方向76と高さ方向と垂直な水平方向が成す角度θ2は、30°以上でかつ60°以下であってよい。噴射方向76と高さ方向と垂直な水平方向が成す角度θ2は、例えば、45°である。噴射部48が、高さ方向と垂直な水平方向に対して噴射方向76が30°以上でかつ60°以下になるように設置されることにより、排ガスを効率良く処理でき、枝管50の本数を削減することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10・・反応塔、12・・排出部、14・・吸収部、16・・内部空間、18・・内部側面、20・・排ガス導入口、30・・液体供給管、32・・液体供給口、40・・幹管、42・・噴射部、44・・噴射部、46・・噴射部、48・・噴射部、50・・枝管、52・・固定部、54・・噴射口、56・・固定部、58・・噴射口、60・・外側側面、62・・旋回方向、64・・噴射方向、66・・噴射範囲、70・・噴射範囲、72・・噴射範囲、74・・噴射方向、76・・噴射方向、100・・排ガス処理装置、200・・排ガス処理装置、300・・排ガス処理装置、400・・排ガス処理装置

Claims (7)

  1. 排ガスを処理する排ガス処理装置であって、
    前記排ガスを導入する排ガス導入口と、
    前記排ガスが導入される底部側から排ガスが排出される上部側への高さ方向に延伸する内部空間を有する反応塔と、
    前記反応塔の一方の内部側面から延伸し、液体を搬送する液体供給管と、
    前記液体供給管から供給される液体を噴射する噴射部と
    を備え、
    前記噴射部は、前記液体供給管に設けられる排ガス処理装置。
  2. 前記高さ方向において、異なる高さ位置に設けられた複数の前記液体供給管を備え、
    前記噴射部は、複数の前記液体供給管にそれぞれ設けられる
    請求項1に記載の排ガス処理装置。
  3. 少なくとも1つの前記液体供給管には、複数の前記噴射部が設けられる
    請求項1または2に記載の排ガス処理装置。
  4. 複数の前記噴射部が設けられる前記液体供給管は、前記反応塔の一方の内部側面から前記反応塔の他方の内部側面に延伸し、
    前記反応塔の一方の内部側面側に設けられた前記噴射部の噴射方向は、前記反応塔の他方の内部側面側に設けられた前記噴射部の噴射方向と逆向きである
    請求項3に記載の排ガス処理装置。
  5. 前記反応塔の前記内部空間において前記高さ方向に延伸し、前記液体供給管に連結する幹管と、
    前記幹管の外側側面から前記反応塔の内部側面に向けて延伸して設けられ、前記幹管と連結する枝管と
    を更に備え、
    前記噴射部は、前記幹管および前記枝管にも設けられる
    請求項1から3いずれか一項に記載の排ガス処理装置。
  6. 複数の前記噴射部は、前記枝管に設けられ、
    前記枝管の上面に設けられた前記噴射部は、前記反応塔の上部側に向けて液体を噴射し、
    前記枝管の下面に設けられた前記噴射部は、前記反応塔の底部側に向けて液体を噴射する
    請求項5に記載の排ガス処理装置。
  7. 前記噴射部は、前記高さ方向と垂直な方向に対して噴射方向が30°以上でかつ60°以下になるように前記枝管に設置される
    請求項6に記載の排ガス処理装置。
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