JP2022026608A - 側面開封型折り箱 - Google Patents

側面開封型折り箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2022026608A
JP2022026608A JP2020130164A JP2020130164A JP2022026608A JP 2022026608 A JP2022026608 A JP 2022026608A JP 2020130164 A JP2020130164 A JP 2020130164A JP 2020130164 A JP2020130164 A JP 2020130164A JP 2022026608 A JP2022026608 A JP 2022026608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
side flap
cut line
lower side
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020130164A
Other languages
English (en)
Inventor
淳 飯島
Atsushi Iijima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2020130164A priority Critical patent/JP2022026608A/ja
Publication of JP2022026608A publication Critical patent/JP2022026608A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】下フラップの長さを必要以上に長くすることなく,したがって折り箱の展開寸法を大きくすることなく,しかしながら指で押し破りやすいスペースを確保する。【解決手段】折り箱1の側面部は,底面部の側縁に連設され,上向きに折り曲げられる下側側面フラップ21と,上面部の側縁に連設され,下向きに折り曲げられて下側側面フラップ21の外面に重ねられて接着される上側側面フラップ23とを備えている。下側側面フラップ21に,底面部に向かって突出する半円弧状切取線41およびその両端から下側側面フラップ21の両側縁に向けてそれぞれのびる直線状切取線42が形成されている。上側側面フラップ23の先端縁の一部が切り欠かれており,上側側面フラップ23およびその先端縁の切り欠き25が,半円弧状切取線41の全体(両端(半円弧状切取線41と直線状切取線42の境界)を含む)を外に露出させかつ一対の直線状切取線42を覆う寸法を有している。【選択図】図3

Description

この発明は,側面開封型折り箱に関する。
側面を開封させる折り箱(紙箱)が知られている。特許文献1の紙箱は,その側面を下部外フラップおよび上部外フラップによって閉じるもので,下部外フラップの上に上部外フラップが重ね合わされる。下部外フラップの先端部分には切り離し用ミシン目を介して突出部が形成されており,突出部が上部外フラップの内面に接着される。下部外フラップにはまた半円弧状の切り離し用ミシン線も形成されている。半円弧状ミシン線に沿って下部外フラップを指で部分的に押し破り,上部外フラップの縁部に指をかけて外側に引っ張ると,切り離し用ミシン線に沿って突出部が切り離され,折り箱の側面が開封される。
特開2002-29580号公報
側面を開封させる折り箱においては,接着のために上フラップおよび下フラップをある程度の長さだけ重ね合わせる(二重にする)必要がある。指で押し破るための半円弧状ミシン線を下フラップに形成する場合,その分,下フラップの長さが余分に必要となり,折り箱の寸法(特に高さ)が大きくなってしまう。
この発明は,下フラップの長さを必要以上に長くすることなく,したがって折り箱の展開寸法を大きくすることなく,しかしながら指で押し破りやすいスペースを確保できるようにすることを目的とする。
この発明はまた,上側側面フラップの縁部(エッジ)に直接に指を掛けずとも側面開封ができるようにすることを目的とする。
この発明による側面開封型折り箱は,間隔をあけて対向する上面部および底面部,ならびに間隔をあけて対向する正面部および背面部から構成される角筒体と,上記角筒体の両側面を閉鎖する左右の側面部とから構成され,左右の側面部のうちの少なくともいずれか一方が,底面部の側縁に連設され,上向きに折り曲げられる下側側面フラップと,上面部の側縁に連設され,下向きに折り曲げられて下側側面フラップの外面に重ねられて接着される上側側面フラップとを備え,下側側面フラップに,底面部に向かって突出する半円弧状切取線および半円弧状切取線の両端または両端近傍から下側側面フラップの両側縁に向けてそれぞれのびる一対の線状切取線が形成されており,上側側面フラップの先端縁の一部が上面部に向けて切り欠かれており,上側側面フラップおよびその先端縁の切り欠きが,半円弧状切取線の全体(その両端(半円弧状切取線と線状切取線の境界)を含む)を外に露出させ,かつ一対の線状切取線を覆う寸法を有していることを特徴とする。切取線(半弧状切取線および線状切取線)は,切れ目や細かい穴を間欠的によって形成され,切取線に沿って下側側面フラップの先端部分を破断する(切り離す)ことができる。
側面開封型折り箱の側面の少なくとも一方が,底面部の側縁に連設された下側側面フラップと上面部の側縁に連設された上側側面フラップによって閉じられる。下側側面フラップの外面に上側側面フラップが重ねられ,重ねされる範囲が互いに接着される。側面開封型折り箱の他方の側面にも同様の構成を持たせることができる。もっとも,側面開封型折り箱の他方の側面については開封されることを前提せずに,たとえば上述した切取線を形成しないようにしてもよい。
一実施態様では,下側側面フラップの先端部分の外面に一または複数のハーフカット線が形成されている。下側側面フラップの先端部分の外面は上側側面フラップの内面との接着に用いられ,そこに一または複数のハーフカット線を形成しておくことで,下側側面フラップと上側側面フラップの接着強度を高めることができる。
下側側面フラップの半円弧状切取線は,折り箱の側面を開封するときに下側側面フラップの一部を指で押し破るために用いられる。半円弧状切取線によって概略囲まれる半円範囲を指で押すと,半円弧状切取線に沿って下側側面フラップの一部が半円状に押し破られ,押し破られた半円状部分が折り箱内に押し込められる。
半円弧状切取線の両端または両端近傍から下側側面フラップの両側縁のそれぞれに向けて形成される線状切取線は直線状にのびるものであってもよいし,曲線状(弧状)にのびるものであってもよい。下側側面フラップの側縁に向かうにしたがって下側側面フラップの先端縁に近づく傾斜またはカーブを有していてもよい。直線状または曲線状にのびる線状切取線の先端は下側側面フラップの側縁,先端縁,または側縁と先端縁の境界(隅部)のいずれに達してもよい。線状切取線よりも先端側が下側側面フラップの接着範囲とされる。
この発明によると,上側側面フラップの先端縁の一部が上面部に向けて切り欠かれており,上側側面フラップおよびその先端縁の切り欠きが,半円弧状切取線の全体(その両端(半円弧状切取線と線状切取線の境界)を含む)を外に露出させ,かつ一対の線状切取線を覆う寸法を有しているので,半円弧状切取線内を指で押し込みやすく,かつ線状切取線が意図せずに破断することを防止できる。さらに,半円弧状切取線内の全体を外に露出させるために下側側面フラップの長さを必要以上に長くする必要もないので,折り箱の展開寸法を小さく保つこともできる。
上側側面フラップの先端縁の切り欠きは,下側側面フラップに形成される切取線(特に半円弧状切取線)の位置に応じてその形成箇所が決められる。典型的には,下側側面フラップの半円弧状切取線は折り箱側面の幅方向(横方向)の中央に形成されるので,これに対応して上側側面フラップの先端縁の切り欠きも,幅方向(横方向)の中央に形成される。
切り欠きは,半円弧状切取線の全体をその両端(半円弧状切取線と線状切取線の境界)を含めて外に露出させる寸法があればよく,その形状は基本的には任意である。切り欠きの形状は台形であっても,矩形であっても,半トラック形であっても,半楕円形であってもよい。
好ましくは,下側側面フラップに,半円弧状切取線の両端同士を結ぶ折り罫が形成されている。半円弧状切取線に沿って下側側面フラップを部分的に指で押し破るときに,押し破られた半円状部分をスムーズに折り箱内に押し込むことができる。また,折り罫に沿って半円状部分を折ることができるので,半円状部分を折り箱内に指で押し込んだときに指が上側側面フラップの縁部(切り欠かれている範囲の縁部)にかからないまたはかかりにくくなる。上側側面フラップの縁部に指を直接にかけることなく側面を開封することができ,たとえば上側側面フラップの縁部で指が傷ついてしまうことが防止される。
側面開封型折り箱の展開図である。 側面開封型折り箱の斜視図である。 側面開封型折り箱の側面図である。 開封時の側面開封型折り箱の一部拡大斜視図である。 切り欠きの変形例を示すもので,図3に相当する側面開封型折り箱の側面図である。 切り欠きの他の変形例を示すもので,図3に相当する側面開封型折り箱の側面図である。 切り欠きのさらに他の変形例を示すもので,図3に相当する側面開封型折り箱の側面図である。 線状切取線の変形例を示すもので,図3に相当する側面開封型折り箱の側面図である。 線状切取線の他の変形例を示すもので,図3に相当する側面開封型折り箱の側面図である。 線状切取線のさらに他の変形例を示すもので,図3に相当する側面開封型折り箱の側面図である。 線状切取線のさらに他の変形例を示すもので,図3に相当する側面開封型折り箱の側面図である。 線状切取線のさらに他の変形例を示すもので,図3に相当する側面開封型折り箱の側面図である。
図1は,側面開封型折り箱を形成する型紙(ブランク)の展開図であり,側面開封型折り箱の外面(表面)となる面を見たものである。ボール紙,カートン紙,プラスチック・シート,またはこれらの複合材が,図1に示す形状に打ち抜かれる。図1に示す一点鎖線は折り箱を組み立てるときに山折りされる折り線を示している。折り曲げを容易にするために,一点鎖線に沿って折り罫加工(折り線加工)が施される。図2は側面開封型折り箱の斜視図を,図3はその側面図をそれぞれ示している。
同じ高さを持つ縦長長方形の糊代部11,底面部12,背面部13,上面部14および正面部15が,折り線を介して横向きに連設されている。底面部12および上面部14の大きさは等しく,背面部13および正面部15の大きさも同じである。底面部12,上面部14の幅に比べて背面部13,正面部15の幅は狭い。
底面部12の2つの短辺(図1における上縁および下縁)のそれぞれに折り線を介して下側側面フラップ21が連設されている。上面部14の2つの短辺のそれぞれに折り線を介して上側側面フラップ23が連設されている。背面部13の2つの短辺のそれぞれに折り込み片22が,正面部15の2つの短辺のそれぞれにも折り込み片24が,それぞれ連設されている。
底面部12の2つの短辺のそれぞれに連設されている下側側面フラップ21には,底面部12に向けて突出する半円弧状の切取線41と,半円弧状切取線41の両端から下側側面フラップ21の側縁に向けてそれぞれのびる一対の直線状の切取線42とが形成されている。半円弧状切取線41および直線状切取線42は,切れ目や細かい穴を間欠的によって形成され,切取線41,42に沿って下側側面フラップ21の先端部分を部分的に破断することができる。一対の直線状切取線42は,組み立てられたときに上面部14に近づく向きの傾斜を有している(図3も参照)。また,半円弧状切取線41の両端間に,両端を結ぶ直線状の押し罫44も形成されている。さらに,下側側面フラップ21の外面の先端部分には,下側側面フラップ21の長手方向に沿ってのびる3本のハーフカットミシン目45が形成されている。半円弧状切取線41と押し罫44とによって囲まれる半円弧状部分を,以下「押込み片46」と呼ぶ。また,半円弧状切取線41と一対の直線状切取線42とによって区画される下側側面フラップ21の先端部分の範囲を,以下「切り離し部40」と呼ぶ。
上面部14の2つの短辺のそれぞれに連設されている上側側面フラップ23の先端縁のほぼ中央部分は,上面部14に向かって台形状に切り欠かれている(切り欠き25)。
糊代部11,底面部12,背面部13,上面部14および正面部15を,隣り合う部とほぼ直角になるようにそれぞれ山折りし,正面部15が外側に,糊代部11が内側になるようにして正面部15と糊代部11を重ね合わせて接着することで,両側が開口した角筒体が形成される。
一方側の折り込み片22,24をほぼ直角に山折りし,続いて一方側の下側側面フラップ21,上側側面フラップ23をほぼ直角に山折りする。下側側面フラップ21は底面部12の側縁に連設されているので,角筒体において上向きに折り曲げられる。上側側面フラップ23は上面部14の側縁に連設されているので,角筒体において下向きに折り曲げられる。
下側側面フラップ21および上側側面フラップ23は,折り曲げられたときに互いに重なり合う寸法を持つ。下側側面フラップ21の先端部分の外面を上側側面フラップ23の内面に接着剤を用いて接着することで角筒体の一方側が閉じられる。開口する他方側から角筒体内に内容物が入れられる。
内容物を入れ終わった後,他方側も同様にして閉鎖される。すなわち,2つの折り込み片22,24をほぼ直角に山折りし,続いて下側側面フラップ21,上側側面フラップ23をほぼ直角に山折りして重なり合う範囲を接着する。内容物が収納された直方体状の折り箱1が完成する(図2)。
下側側面フラップ21と上側側面フラップ23とを接着する接着剤は,下側側面フラップ21の先端部分の外面(表面)または下側側面フラップ21の先端部分が重ねられる範囲の上側側面フラップ23の内面に塗布される(図3に接着範囲Nを示す)。上述したように,下側側面フラップ21の外面の先端部分にはハーフカットミシン目45が形成されているので(図1参照),下側側面フラップ21と上側側面フラップ23とを比較的強力に接着することができる。下側側面フラップ21と上側側面フラップ23をしっかりと接着するために,接着剤の塗布幅は10mm以上あるのが望ましい。接着範囲Nは直線状切取線42よりも先端側に設けられる。
図3を参照して,下側側面フラップ21と上側側面フラップ23とを重ね合わせて接着したときに,下側側面フラップ21に形成された半円弧状切取線41および半円弧状切取線41の両端間の押し罫44は,上側側面フラップ23の先端縁に形成された切り欠き25を通じてその全体が外に露出する。すなわち,半円弧状切取線41および押し罫44は上側側面フラップ23によって覆われずに,半円弧状切取線41および押し罫44によって囲まれる(区画される)半円状の押込み片46の全体が外に露出する。次に説明するように,押込み片46は指で押されて折り箱1内に押し込まれるが,指で押し込むときに上側側面フラップ23が邪魔になることがない。
切り欠き25を形成するのに代えて,半円弧状切取線41を大きくする(より底面部12に近い位置にまで先端を至らせる形状とする)ことも考えられる。しかしながら,半円弧状切取線41の先端部分と底面部12とが近すぎると,型紙(図1)を打ち抜く抜き型の構造上の余裕が無くなり,また押込み片46を押し込んだときに折り箱1にゆがみが生じやすくなる。下側側面フラップ21の下縁(底面部12と下側側面フラップ21の境界)から半円弧状切取線41までの間は5mm程度離しておくのが好ましい。
下側側面フラップ21の下縁(底面部12と下側側面フラップ21の境界)から半円弧状切取線41までの間に5mm程度の間隔を離すことを前提として半円弧状切取線41を大きくしようとすると,下側側面フラップ21の長さを長くせざるを得ず,折り箱1に作成に必要とされる型紙(図1)の面積が増えてしまう(展開寸法が大きくなる)。
上述したように,上側側面フラップ23の先端縁に切り欠き25を形成することによって,型紙の面積を増やすことなく,したがって折り箱1の展開寸法を大きくすることなく,半円弧状切取線41(押込み片46)の全体を外に露出させることができ,押込み片46を指で押し込みやすい。通常の成人の親指の大きさを考慮すると,半円弧状切取線41(押込み片46)の半径は10mm程度確保するのが好ましい。
折り箱1を開封するときには,はじめに半円弧状切取線41内の押込み片46が折り箱1内に押し込まれる。押込み片46は半円弧状切取線41に沿って下側側面フラップ21から押し破られ,押し罫44に沿って内向きに折り曲げられる。押し罫44も切り欠き25によって外に露出しているので,押込み片46を指で押し破って内向きに折り曲げたときに指が上側側面フラップ23の縁部(エッジ)(切り欠き25の範囲の縁部)にかからないまたはかかりにくい。上側側面フラップ23の縁部でたとえば指が切れてしまうといったことが防止される。
上側側面フラップ23の先端縁の切り欠き25の両側部分は切り欠かれていないので,これによって半円弧状切取線41の両側の直線状切取線42は上側側面フラップ23によって覆われる。外部からの衝撃等によって直線状切取線42が意図せずに破断してしまうことが防止される。
図4を参照して,押込み片46を押し込んだ指を,押込み片46を介して上側側面フラップ23の縁部(切り欠き25の範囲の縁部)に掛け,外向きに引っ張る。直線状切取線42が破断し,切り離し部40が下側側面フラップ21から切り離され,これによって上側側面フラップ23と下側側面フラップ21とが完全に分離する。切り離し部40は上側側面フラップ23の内面に接着されたままである。折り込み片22,24を広げることで折り箱1の側方が開口し,開口から内容物2を外に取り出すことができる。
折り箱1の両側面を同様に開封することで折り箱1を平坦につぶすことができ,ごみの減容化を図ることができる。
図5~図7は図3に相当する折り箱1の側面図を示すもので,切り欠きの変形例を示している。上述した実施例において切り欠き25は台形状であるが,図5に示すように矩形(長方形)の切り欠き25Aを形成してもよい。図6,図7に示すように,両端部を弧状にした半トラック形の切り欠き25Bや半楕円形の切り欠き25Cを形成してもよい。いずれにしても,切り欠き25~25Cによって,半円弧状切取線41はその両端(半円弧状切取線41と直線状切取線42の境界)まで含めてその全体が外に露出し,かつ半円弧状切取線41の両側の一対の直線状切取線42は上側側面フラップ23によって覆われる。
図8~図12は,半円弧状切取線41の両側に形成される一対の切取線の変形例を示している。
上述した実施例において半円弧状切取線41の両側に形成される一対の切取線42は直線状であり,かつ上面部14(下側側面フラップ21の先端縁)に近づく向きの傾斜を有し,下側側面フラップ21の側縁に向けてのびている。図8に示すように,半円弧状切取線41の両端のそれぞれからほぼ水平にのびる直線状切取線42Aを形成してもよい。水平にのびる直線状切取線42Aも上側側面フラップ23によって覆われ,これによって外部から衝撃等が加わったときに意図せずして直線状切取線42Aが破断してしまうことが防止される。
図9に示すように,直線状切取線42Bを下側側面フラップ21の両隅部(側縁と先端縁の境界)に向けて伸ばしてもよい。接着範囲Nは切り離し部40内に設けられる。
直線状切取線に代えて曲線状(弧状)の切取線を形成することもできる。図10では,半円弧状切取線41の両端部(またはその近傍,以下同様)から下側側面フラップ21の先端縁に達する下向き弧状の一対の曲線状切取線42Cが下側側面フラップ21に形成されている。図11では,半円弧状切取線41の両端部から下側側面フラップ21の両側縁にそれぞれ達する,上向き弧状の一対の曲線状切取線42Dが下側側面フラップ21に形成されている。図12では,半円弧状切取線41の両端部から下側側面フラップ21の両側縁にそれぞれ達する,下向き弧状の曲線状切取線42Eが形成されている。
1 折り箱
2 内容物
12 底面部
13 背面部
14 上面部
15 正面部
21 下側側面フラップ
23 上側側面フラップ
25,25A,25B,25C 切り欠き
40 切り離し部
41 半円弧状切取線
42,42A,42B 直線状切取線
42C,42D,42E 曲線状切取線
44 押し罫
45 ハーフカットミシン目
46 押込み片
N 接着範囲

Claims (4)

  1. 間隔をあけて対向する上面部および底面部,ならびに間隔をあけて対向する正面部および背面部から構成される角筒体と,上記角筒体の両側面を閉鎖する左右の側面部とから構成され,
    左右の側面部のうちの少なくともいずれか一方が,
    底面部の側縁に連設され,上向きに折り曲げられる下側側面フラップと,上面部の側縁に連設され,下向きに折り曲げられて下側側面フラップの外面に重ねられて接着される上側側面フラップとを備え,
    下側側面フラップに,底面部に向かって突出する半円弧状切取線および半円弧状切取線の両端または両端近傍から下側側面フラップの両側縁に向けてそれぞれのびる一対の線状切取線が形成されており,
    上側側面フラップの先端縁の一部が上面部に向けて切り欠かれており,
    上側側面フラップおよびその先端縁の切り欠きが,半円弧状切取線の全体を外に露出させ,かつ一対の線状切取線を覆う寸法を有している,
    側面開封型折り箱。
  2. 半円弧状切取線の両端同士を結ぶ折り罫が下側側面フラップに形成されている,
    請求項1に記載の側面開封型折り箱。
  3. 一対の線状切取線が,下側側面フラップの側縁に向かうにしたがって下側側面フラップの先端縁に近づく傾斜またはカーブを有している,
    請求項1または2に記載の側面開封型折り箱。
  4. 下側側面フラップの先端部分の外面に一または複数のハーフカット線が形成されている,
    請求項1から3のいずれか一項に記載の側面開封型折り箱。
JP2020130164A 2020-07-31 2020-07-31 側面開封型折り箱 Pending JP2022026608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020130164A JP2022026608A (ja) 2020-07-31 2020-07-31 側面開封型折り箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020130164A JP2022026608A (ja) 2020-07-31 2020-07-31 側面開封型折り箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022026608A true JP2022026608A (ja) 2022-02-10

Family

ID=80263501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020130164A Pending JP2022026608A (ja) 2020-07-31 2020-07-31 側面開封型折り箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022026608A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5960547B2 (ja) 紙製容器および紙製品の破断用罫線構造
US9004273B2 (en) Hinge-lid pack for rod-shaped smoking articles and a blank therefor
JPH07257546A (ja) 厚紙箱用素材と厚紙箱
JP4775560B2 (ja) 紙カートン
JP2022026608A (ja) 側面開封型折り箱
JP2018193114A (ja) 包装箱
JPH0654776A (ja) 紙ハンカチの包装体
JP3003926U (ja) 紙カートン
JP2010052759A (ja) 紙カートン
JP7447441B2 (ja) 包装箱
JP6608226B2 (ja) 包装箱および包装箱のブランク
JP7320413B2 (ja) 包装箱
JP2001130547A (ja) Ppc用紙用段ボールケース
JP7224900B2 (ja) 包装箱
JP2003040255A (ja) Ppc用紙用段ボールケース
JP5041270B2 (ja) 紙カートン
JP7439466B2 (ja) 包装箱
JP3244171U (ja) 手提げ袋
JP4303990B2 (ja) 開封補助機能付包装用箱
JP7203634B2 (ja) 包装箱
JP5721565B2 (ja) 包装箱
JP4799099B2 (ja) ロック部カバー付包装用箱
JP7163023B2 (ja) 包装箱
JP7081988B2 (ja) 包装箱
JP4999545B2 (ja) 収納ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240611