JP3244171U - 手提げ袋 - Google Patents

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健太郎 小野
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Abstract

【課題】ファイルとして再利用可能にしながら、製造コストの低減を図ることが可能な手提げ袋を提供する。【解決手段】手提げ袋100は、一枚の紙製のシート材によって形成されたものであり、開放端を有する袋部1と、袋部1の開放端側に形成された持ち手部2とを備える。袋部1および持ち手部2は、破断予定線L1を介して接続されている。手提げ袋100は、破断予定線L1が破断されることにより、袋部1から持ち手部2を取り外し可能に構成されている。【選択図】図4

Description

本考案は、手提げ袋に関する。
従来、紙製の手提げ袋が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1の手提げ袋は、二枚の紙材を重合した平袋体と、平袋体の開口部側に接着された厚紙からなる把手とを備えている。このように、紙製にすることにより、プラスチック製の場合に比べて、環境負荷の低減を図ることが可能である。
この手提げ袋では、平袋体にL字状の切取線が形成されている。そして、切取線に沿って切り離すことにより、二辺が開放されたファイルが形成されるようになっている。これにより、手提げ袋をファイルとして再利用することが可能である。
登録実用新案第3227158号公報
しかしながら、上記した従来の手提げ袋では、厚紙からなる把手が平袋体に接着されており、二種類の材料が必要になるので、製造コストが増大することが考えられる。
本考案は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本考案の目的は、ファイルとして再利用可能にしながら、製造コストの低減を図ることが可能な手提げ袋を提供することである。
本考案による手提げ袋は、一枚の紙製のシート材によって形成されたものであり、開放端を有する袋部と、袋部の開放端側に形成された持ち手部とを備える。袋部および持ち手部は、第1破断予定線を介して接続されている。手提げ袋は、第1破断予定線が破断されることにより、袋部から持ち手部を取り外し可能に構成されている。
このように構成することによって、持ち手部が取り外された袋部を、一辺が開放されたファイルとして再利用することができる。また、一枚の紙製のシート材によって形成されることにより、製造コストの低減を図ることができる。
上記手提げ袋において、袋部は、前面部および背面部を有しており、両側端部および下端部が閉じられ、上端部が開放され、前面部および背面部には、側端部の一方の付近で上下方向に延びる第2破断予定線が形成され、第1破断予定線および第2破断予定線が破断されることにより、二辺が開放されたファイルが形成されるように構成されていてもよい。
この場合において、前面部には、領域を取り囲むように第3破断予定線が形成され、第3破断予定線が破断されることにより、前面部に窓部が形成されるように構成されていてもよい。
上記手提げ袋において、持ち手部は、折返片を有し、折返片が折り返されることによって持ち手孔が形成されるように構成されていてもよい。
本考案の手提げ袋によれば、ファイルとして再利用可能にしながら、製造コストの低減を図ることができる。
第1実施形態の手提げ袋を示した正面図である。 図1の手提げ袋を示した背面図である。 図1の手提げ袋の開放端が拡げられた状態を示した斜視図である。 図1の手提げ袋の折返片が折り返された状態を示した斜視図である。 図3の手提げ袋から持ち手部が取り外されてファイルが形成された状態を示した斜視図である。 図5のファイルから除去可能部が取り外されて二辺が開放された状態を示した斜視図である。 図1の手提げ袋において窓部が形成された状態を示した正面図である。 第1実施形態の手提げ袋の製造前のシート材を示した平面図である。 第2実施形態の手提げ袋を示した正面図である。 第2実施形態の手提げ袋の製造前のシート材を示した平面図である。
以下、本考案の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態による手提げ袋100の概要について説明する。
手提げ袋100は、縦長に形成され、書類などを収容可能に構成されている。たとえば、手提げ袋100に資料が収容され、その資料が収容された手提げ袋100ごと頒布されることにより、手提げ袋100を販売促進活動に利用可能である。手提げ袋100には、印刷が施されていてもよい。手提げ袋100は、一枚の紙製のシート材100aによって形成(製造)されている。
-手提げ袋の製造方法-
次に、図8を参照して、第1実施形態の手提げ袋100の製造方法について説明する。
まず、打ち抜き加工により、図8に示すようなシート材100aが形成される。このシート材100aにおける前側持ち手21および後側持ち手22の周囲は、ウェーブ刃を用いて打ち抜かれる。また、ウェーブ刃を用いてスリット(切れ目)Sが形成される。このため、前側持ち手21および後側持ち手22の周縁とスリットSとが波状に形成されており、ユーザの手が触れた際にその手が切れにくくされている。また、マイクロミシン加工により、破断予定線L1、L2、L3、L31およびL32が形成され、折り目加工により、折曲予定線FおよびF1~F3が形成される。
シート材100aは、縦長長方形状の前面部11を有する。前面部11には、破断予定線L3、L31およびL32により、除去可能部112a~112cが形成されている。前面部11の一方端部(X2方向側の端部)には、折曲予定線F2を介して縦長長方形状の背面部12が接続されている。前面部11の一方端部の付近には、破断予定線L2が上下方向(Z1およびZ2方向)に延びるように形成されている。破断予定線L2により、前面部11の除去可能部111が区画されている。
前面部11の上端部(Z1方向側の端部)には、破断予定線L1を介して前側持ち手21が接続されている。前側持ち手21には、スリットSおよび折曲予定線Fにより、折返片211が形成されている。前面部11の下端部(Z2方向側の端部)には、折曲予定線F3を介して糊代部17が接続されている。前面部11の他方端部(X1方向側の端部)には、折曲予定線F1を介して糊代部18が接続されている。
背面部12のX1方向側の端部の付近には、破断予定線L2が上下方向に延びるように形成されている。破断予定線L2により、背面部12の除去可能部121が区画されている。除去可能部121は、折曲予定線F2を介して除去可能部111と接続されている。背面部12の上端部には、破断予定線L1を介して後側持ち手22が接続されている。後側持ち手22には、スリットSおよび折曲予定線Fにより、折返片221が形成されている。
そして、シート材100aが折曲予定線F1に沿って折り曲げられることにより、糊代部18が前面部11の裏面側(図8における奥側)に移動され、糊代部18が前面部11に当接される。
次に、シート材100aが折曲予定線F2に沿って折り曲げられることにより、背面部12が前面部11の裏面側(図8における奥側)に移動され、背面部12が前面部11に当接される。このとき、背面部12のX1方向側の端部(折曲予定線F2側とは反対側の端部)が糊代部18に貼り付けられる。
その後、シート材100aが折曲予定線F3に沿って折り曲げられることにより、糊代部17が前面部11の裏面側(図8における奥側)に移動され、糊代部17が背面部12に当接される。このとき、背面部12の下端部に糊代部17が貼り付けられる。
このようにして、手提げ袋100が形成される。
-手提げ袋の構造-
次に、図1~図7を参照して、第1実施形態の手提げ袋100の構造について説明する。
図1~図3に示すように、手提げ袋100は、開放端を有する袋部1と、袋部1の開放端側に形成された持ち手部2とを備えている。袋部1および持ち手部2は、幅方向(X1およびX2方向)に延びる破断予定線L1を介して接続されている。なお、破断予定線L1は、本考案の「第1破断予定線」の一例である。
袋部1は、縦長長方形状の前面部11(図1参照)および背面部12(図2参照)を有し、前面部11および背面部12が積層されている。袋部1は、下端部13、右側端部14および左側端部15が閉じられ、上端部16が開放されている。すなわち、上端部16が開放端である。このため、袋部1では、上端部16を介して書類などを出し入れすることが可能である。
具体的には、前面部11の下端(Z2方向側の端部)で糊代部17が折り返され、その糊代部17が背面部12に貼り付けられることにより、下端部13が閉じられている。すなわち、折曲予定線F3(図8参照)が折り曲げられることにより、下端部13が閉じられている。
前面部11の右端(X1方向側の端部)で糊代部18が折り返され、その糊代部18に背面部12が貼り付けられることにより、右側端部14が閉じられている。すなわち、折曲予定線F1(図8参照)が折り曲げられることにより、右側端部14が閉じられている。
前面部11の左端(X2方向側の端部)で背面部12が折り返されることにより、左側端部15が閉じられている。すなわち、折曲予定線F2(図8参照)が折り曲げられることにより、左側端部15が閉じられている。
図1に示すように、前面部11の左側端部15の付近に破断予定線L2が配置され、その破断予定線L2によって除去可能部111が区画されている。図2に示すように、背面部12の左側端部15の付近に破断予定線L2が配置され、その破断予定線L2によって除去可能部121が区画されている。前面部11の破断予定線L2と、背面部12の破断予定線L2とは対応する位置に配置されており、除去可能部111および121が左側端部15を介して接続されている。
破断予定線L2は、上下方向に延びるように形成され、左側端部15と平行に配置されている。破断予定線L2は、下端部13から上端部16まで達するように形成されている。なお、破断予定線L2は、本考案の「第2破断予定線」の一例であり、左側端部15は、本考案の「側端部の一方」の一例である。
図1に示すように、前面部11には、破断予定線L3、L31およびL32により、除去可能部112a~112cが形成されている。除去可能部112a~112cは、横長長方形状であり、上下方向に隣接するように配置されている。破断予定線L3は、所定領域を囲う矩形枠状であり、破断予定線L31およびL32は、所定領域を三段に区切るように構成されている。なお、破断予定線L3、L31およびL32は、本考案の「第3破断予定線」の一例である。
除去可能部112aは、破断予定線L3の上側部分と破断予定線L31とによって取り囲まれている。除去可能部112bは、破断予定線L3の上下方向における中央部分と破断予定線L31と破断予定線L32とによって取り囲まれている。除去可能部112cは、破断予定線L3の下側部分と破断予定線L32とによって取り囲まれている。
持ち手部2は、前面部11から延びる前側持ち手21(図1参照)と、背面部12から延びる後側持ち手22(図2参照)とを有する。前側持ち手21および後側持ち手22は、ほぼ横長長方形状に形成され、積層されている。前側持ち手21の下端に位置する破断予定線L1と、後側持ち手22の下端に位置する破断予定線L1とは、対応する位置に配置されている。
前側持ち手21には折返片211(図1参照)が形成され、後側持ち手22には折返片221(図2参照)が形成されている。折返片211および221は、対応する位置に配置され、積層されている。折返片211および221は、スリットSおよび折曲予定線Fによって区画され、トラック状(角丸長方形状)に形成されている。
折曲予定線Fは、幅方向に延びるように形成され、前側持ち手21および後側持ち手22の高さ方向における中間位置の若干下側に配置されている。スリットSは、折曲予定線Fの下方で幅方向に延びる直線部と、直線部の一方端部と折曲予定線Fの一方端部とを繋ぐ半円弧状部と、直線部の他方端部と折曲予定線Fの他方端部とを繋ぐ半円弧状部とを有する。スリットSの直線部は破断予定線L1と同じ高さ位置に配置されており、直線部の両端部から幅方向外側に破断予定線L1が延びるように形成されている。
このような手提げ袋100では、図3に示すように、前面部11および背面部12を撓ませることにより、上端部(開放端)16が拡げられた場合に、前側持ち手21および後側持ち手22が離間され、書類などを出し入れすることが可能である。
そして、図4に示すように、折曲予定線Fで折り曲げられ、折返片211および221が上方に折り返されることにより、持ち手孔Hが形成される。持ち手孔Hは、幅方向に延びる長孔であり、持ち手部2の厚み方向に貫通するように形成されている。持ち手孔Hは、ユーザの指が挿入可能に構成されている。持ち手孔Hにより、ユーザが手提げ袋100を持ち運びやすくすることが可能である。このとき、袋部1の上端部16が開きにくくなるとともに、折返片211および221によって持ち手部2が補強される。なお、前側持ち手21および後側持ち手22の周縁とスリットSとが波状に形成されていることから、その波状に形成された箇所にユーザの手が触れてもユーザの手が切れにくい。
また、手提げ袋100は、破断予定線L1が破断されることにより、袋部1から持ち手部2を取り外し可能に構成されている。図5に示すように、持ち手部2が取り外されると、ファイル1aが形成される。ファイル1aは、書類などを収容可能であり、一辺が開放されている。すなわち、ファイル1aは、下端部13、右側端部14および左側端部15が閉じられ、上端部16が開放されている。このため、ファイル1aでは、上端部16を介して書類などを出し入れすることが可能である。
そして、ファイル1aは、破断予定線L2が破断されることにより、除去可能部111および121を取り外し可能に構成されている。図6に示すように、除去可能部111および121が取り外されると、ファイル1bが形成される。ファイル1bは、書類などを収容可能であり、二辺が開放されている。すなわち、ファイル1bは、下端部13および右側端部14が閉じられ、左側端部15bおよび上端部16が開放されている。このため、ファイル1bでは、左側端部15bおよび上端部16を介して書類などを出し入れすることが可能である。
また、手提げ袋100では、除去可能部112a~112cを取り外すことにより、前面部11に窓部W(図7参照)を形成することが可能である。窓部Wは、内部の書類などを露出させてユーザが視認可能にするために設けられている。なお、図7では、除去可能部112a~112cの全てが取り外された状態を示したが、除去可能部112a~112cは選択的に取り外し可能である。このため、取り外される除去可能部112a~112cを適宜選択することで、窓部Wの寸法や位置を調整することが可能である。また、図7では、手提げ袋100に窓部Wが形成される例を示したが、ファイル1aおよび1bでも同様に窓部Wを形成可能である。
-効果-
第1実施形態では、上記のように、袋部1および持ち手部2の間に破断予定線L1が形成されることによって、持ち手部2が取り外された袋部1を、一辺が開放されたファイル1aとして再利用することができる。また、一枚の紙製のシート材100aによって手提げ袋100が形成されることにより、製造コストの低減を図ることができる。したがって、ファイル1aとして再利用可能にしながら、製造コストの低減を図ることができる。
また、第1実施形態では、左側端部15側に除去可能部111および121が形成されることによって、二辺が開放されたファイル1bを得ることができる。
また、第1実施形態では、除去可能部112a~112cが形成されることによって、ユーザが内部の書類などを確認するための窓部Wを形成することができるとともに、その窓部Wの寸法や位置を選択することができる。
また、第1実施形態では、折返片211および221が折り返されることによって、持ち手孔Hを形成することができるとともに、持ち手部2を補強することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態による手提げ袋100Aの概要について説明する。
手提げ袋100Aは、横長に形成され、書類などを収容可能に構成されている。手提げ袋100Aは、一枚の紙製のシート材100Bによって形成(製造)されている。
-手提げ袋の製造方法-
次に、図10を参照して、第2実施形態の手提げ袋100Aの製造方法について説明する。
まず、打ち抜き加工により、図10に示すようなシート材100Bが形成される。このシート材100Bにおける前側持ち手21および後側持ち手22の周囲は、ウェーブ刃を用いて打ち抜かれる。また、ウェーブ刃を用いてスリット(切れ目)Sが形成される。このため、前側持ち手21および後側持ち手22の周縁とスリットSとが波状に形成されており、ユーザの手が触れた際にその手が切れにくくされている。また、マイクロミシン加工により、破断予定線L1およびL2が形成され、折り目加工により、折曲予定線FおよびF1B~F3Bが形成される。
シート材100Bは、横長長方形状の前面部11Aを有する。前面部11Aの一方端部(X2方向側の端部)には、折曲予定線F2Bを介して横長長方形状の背面部12Aが接続されている。前面部11Aの上端部(Z1方向側の端部)には、破断予定線L1を介して前側持ち手21が接続されている。前側持ち手21には、スリットSおよび折曲予定線Fにより、折返片211が形成されている。
前面部11Aの下端部(Z2方向側の端部)には、折曲予定線F3Bを介して糊代部17が接続されている。前面部11Aの他方端部(X1方向側の端部)には、折曲予定線F1Bを介して糊代部18が接続されている。前面部11Aの他方端部の付近には、破断予定線L2が上下方向(Z1およびZ2方向)に延びるように形成されている。破断予定線L2により、前面部11Aの除去可能部111Aが区画されている。除去可能部111Aは、折曲予定線F1Bを介して糊代部18と接続されている。
背面部12AのX2方向側の端部の付近には、破断予定線L2が上下方向に延びるように形成されている。破断予定線L2により、背面部12Aの除去可能部121Aが区画されている。背面部12Aの上端部には、破断予定線L1を介して後側持ち手22が接続されている。後側持ち手22には、スリットSおよび折曲予定線Fにより、折返片221が形成されている。
そして、シート材100Bが折曲予定線F1Bに沿って折り曲げられることにより、糊代部18が前面部11Aの裏面側(図10における奥側)に移動され、糊代部18が前面部11Aの除去可能部111Aに当接される。
次に、シート材100Bが折曲予定線F2Bに沿って折り曲げられることにより、背面部12Aが前面部11Aの裏面側(図10における奥側)に移動され、背面部12Aが前面部11Aに当接される。このとき、背面部12AのX1方向側の端部(除去可能部121A)が糊代部18に貼り付けられる。
その後、シート材100Bが折曲予定線F3Bに沿って折り曲げられることにより、糊代部17が前面部11Aの裏面側(図10における奥側)に移動され、糊代部17が背面部12Aに当接される。このとき、背面部12Aの下端部に糊代部17が貼り付けられる。
このようにして、手提げ袋100Aが形成される。
-手提げ袋の構造-
次に、図9を参照して、第2実施形態の手提げ袋100Aの構造について説明する。
図9に示すように、手提げ袋100Aは、開放端を有する袋部1Aと、袋部1Aの開放端側に形成された持ち手部2とを備えている。袋部1Aおよび持ち手部2は、幅方向(X1およびX2方向)に延びる破断予定線L1を介して接続されている。
袋部1Aは、横長長方形状の前面部11Aおよび背面部12A(図10参照)を有し、前面部11Aおよび背面部12Aが積層されている。袋部1Aは、下端部13、右側端部14および左側端部15が閉じられ、上端部16が開放されている。すなわち、上端部16が開放端である。このため、袋部1Aでは、上端部16を介して書類などを出し入れすることが可能である。
前面部11Aの右側端部14の付近に破断予定線L2が配置され、その破断予定線L2によって除去可能部111Aが区画されている。背面部12Aの右側端部14の付近に破断予定線L2が配置され、その破断予定線L2によって除去可能部121A(図10参照)が区画されている。除去可能部121Aは、糊代部18に貼り付けられている。このため、除去可能部111Aおよび121Aが取り外される場合に、糊代部18も取り外されるようになっている。なお、右側端部14は、本考案の「側端部の一方」の一例である。
なお、手提げ袋100Aのその他の構成および効果は、上記した手提げ袋100とほぼ同様である。
(他の実施形態)
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本考案の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本考案の技術的範囲には、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、第1および第2実施形態では、折返片211および221が折り返されることによって持ち手孔Hが形成される例を示したが、これに限らず、持ち手孔が予め形成され、折返片が設けられていなくてもよい。
また、第1実施形態では、窓部W形成用の除去可能部112a~112cが前面部11に設けられる例を示したが、これに限らず、窓部形成用の除去可能部が設けられていなくてもよいし、窓部形成用の除去可能部が背面部に設けられていてもよい。
また、第2実施形態では、窓部形成用の除去可能部が設けられていない例を示したが、これに限らず、窓部形成用の除去可能部が前面部および背面部の少なくとも一方に設けられていてもよい。
また、第1および第2実施形態では、糊代部18が内貼りされる例を示したが、これに限らず、糊代部18が外貼りされるようにしてもよい。
本考案は、一枚の紙製のシート材によって形成された手提げ袋に利用可能である。
1、1A 袋部
1a、1b ファイル
2 持ち手部
11、11A 前面部
12、12A 背面部
13 下端部
14 右側端部(側端部)
15 左側端部(側端部)
16 上端部
100、100A 手提げ袋
100a、100B シート材
211、221 折返片
H 持ち手孔
L1 破断予定線(第1破断予定線)
L2 破断予定線(第2破断予定線)
L3、L31、L32 破断予定線(第3破断予定線)
W 窓部

Claims (4)

  1. 一枚の紙製のシート材によって形成された手提げ袋であって、
    開放端を有する袋部と、
    前記袋部の開放端側に形成された持ち手部とを備え、
    前記袋部および前記持ち手部は、第1破断予定線を介して接続され、
    前記第1破断予定線が破断されることにより、前記袋部から前記持ち手部を取り外し可能に構成されていることを特徴とする手提げ袋。
  2. 請求項1に記載の手提げ袋において、
    前記袋部は、前面部および背面部を有しており、両側端部および下端部が閉じられ、上端部が開放され、
    前記前面部および前記背面部には、側端部の一方の付近で上下方向に延びる第2破断予定線が形成され、
    前記第1破断予定線および前記第2破断予定線が破断されることにより、二辺が開放されたファイルが形成されるように構成されていることを特徴とする手提げ袋。
  3. 請求項2に記載の手提げ袋において、
    前記前面部には、領域を取り囲むように第3破断予定線が形成され、
    前記第3破断予定線が破断されることにより、前記前面部に窓部が形成されるように構成されていることを特徴とする手提げ袋。
  4. 請求項1~3のいずれか1つに記載の手提げ袋において、
    前記持ち手部は、折返片を有し、前記折返片が折り返されることによって持ち手孔が形成されるように構成されていることを特徴とする手提げ袋。
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