JP2022024765A - 自律移動型ロボット及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗りかごの乗車状況に応じて自律的に乗車を判断して各階を移動することのできる自律移動型ロボットを提供する。【解決手段】一実施形態に係る自律移動型ロボットは、エレベータの乗りかごに乗車して各階を移動可能な自律移動型ロボットであって、通信手段と、乗車判断手段と、移動制御手段とを具備する。通信手段は、任意の階の乗場で、かご呼びメッセージをエレベータ制御システム20に送信したとき、エレベータ制御システム20から乗りかごの乗車状況を示すリスト情報を受信する。乗車判断手段は、乗りかごが到着したときに、リスト情報に基づいてロボット11が乗りかごに乗車可能か否かを判断する。移動制御手段は、乗車可能な場合にロボット11を乗りかご内に乗車させて行先階まで移動させる。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、自律移動型ロボット及びプログラムに関する。
近年、ホテルや病院、オフィス等において、荷物や書類の運搬に自律移動型ロボットが利用されるようになってきた。自律移動型ロボットに目的地をインプットすると、障害物を避けながら目的地まで移動し、その後、ホームポジションに自動的に戻ってくる。この自律移動型ロボットをエレベータと連動させることで、エレベータの乗りかごを利用して各階を移動することも可能である。
特許第6536746号公報 特許第6308341号公報
自律移動型ロボットをエレベータと連動させた場合、エレベータ制御システム側の判断でロボットを所定の乗りかごに乗車させ、目的とする階まで運ぶことが一般的である。しかしながら、エレベータの乗りかごには、ロボットだけでなく、一般の利用者である人も乗車するため、ロボットと人とが同乗する場合の対応を検討する必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、乗りかごの乗車状況に応じて自律的に乗車を判断して各階を移動することのできる自律移動型ロボット及びプログラムを提供することである。
一実施形態に係る自律移動型ロボットは、エレベータの乗りかごに乗車して各階を移動可能な自律移動型ロボットであって、通信手段と、乗車判断手段と、移動制御手段とを具備する。前記通信手段は、任意の階の乗場で、かご呼びメッセージをエレベータ制御システムに送信したとき、前記エレベータ制御システムから前記乗りかごの乗車状況を示すリスト情報を受信する。前記乗車判断手段は、前記乗りかごが到着したときに、前記リスト情報に基づいて前記ロボットが前記乗りかごに乗車可能か否かを判断する。前記移動制御手段は、乗車可能な場合に前記ロボットを前記乗りかご内に乗車させて行先階まで移動させる。
図1は第1の実施形態に係るロボットとエレベータの連動システムの構成を示す図である。 図2は同実施形態におけるエレベータ制御システムの構成を示す図である。 図3は同実施形態におけるロボットに搭載されたコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は同実施形態におけるロボットとエレベータ制御システムとの間の通信手順を示すシーケンス図である。 図5は同実施形態におけるロボットの処理動作を示すフローチャートである。 図6は同実施形態における行先予定リスト(乗車前)の一例を示す図である。 図7は同実施形態における乗車後の行先予定リスト(乗車後)の一例を示す図である。 図8は第2の実施形態に係るロボットとエレベータの連動システムの構成を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るロボットとエレベータの連動システムの構成を示す図である。本実施形態における連動システムは、ロボット管理システム10とエレベータ制御システム20とを備える。
ロボット管理システム10は、ロボット11の運行を管理する。なお、図1の例では、1台のロボット11しか図示されていないが、実際には複数台のロボット11が存在し、これらのロボット11の運行がロボット管理システム10によって管理されている。ロボット11は、例えば荷物や書類等の運搬用や清掃用、監視用などに利用される自律移動型ロボットである。
ロボット11には、通信部12、記憶部13、制御部14が備えられている。
通信部12は、ロボット11とロボット管理システム10との間の無線通信を行う。ロボット11は、ロボット管理システム10からの指示を通信部12で受信することにより自律移動を行う。また、通信部12は、ロボット11がエレベータ制御システム20と通信する場合に用いられ、後述するリスト情報を取得するためのリスト取得手段としても機能する。なお、ロボット11とエレベータ制御システム20との通信は、ホール通信部21a,21b…や、かご通信部22a,22b…を介して行うことでも良いし、ロボット管理システム10を介して行うことでも良い。
記憶部13には、ロボット11に固有の識別情報であるロボットIDが記憶されている。また、記憶部13には、ロボット11の移動を制御するためのプログラム(以下、移動制御プログラムと称す)13aが記憶されている。制御部14は、移動制御プログラム13aに記述された手順に従って、ロボット11の自律移動を制御する。
制御部14には、エレベータを利用してロボット11の移動制御に関わる機能として、乗車判断部14a、移動制御部14b、環境情報取得部14cが備えられている。
乗車判断部14aは、乗りかごが乗場に到着したときに、エレベータ制御システム20から乗りかごの乗車状況を示すリスト情報を取得し、そのリスト情報に基づいて当該乗りかごに乗車可能か否かを判断する。後述するように、リスト情報には、乗りかごに乗車予定または乗車中の利用者が乗車予定している階と降車予定としている階が登録されている(図6および図7参照)。なお、ここでいう「利用者」とは、人の他に、ロボットを含むものとする。
移動制御部14bは、ロボット11を乗りかごの到着位置まで移動させ、当該乗りかごに乗車可能な場合には、その乗りかご内の乗車位置まで移動させるなどの移動制御を行う。環境情報取得部14cは、ロボット11の周囲の環境情報を取得する。この環境情報には、例えばカメラで乗りかご内の状態を撮影した画像が含まれる。
図2に示すように、エレベータ制御システム20は、群管理制御装置30と、エレベータ制御装置31a,31b,31c…とで構成される。群管理制御装置30は、メインコントローラとして存在し、複数台の乗りかご32a,32b,32c…の運転を統括的に制御する。エレベータ制御装置31a,31b,31c…は、群管理制御装置30の制御の下で、各号機の乗りかご32a,32b,32c…の運転制御を行う。具体的には、エレベータ制御装置31aは、A号機の乗りかご32aを昇降動作させるための図示せぬモータ(巻上機)の制御やドアの開閉制御などを行う。エレベータ制御装置31b、エレベータ制御装置31cについても同様である。群管理制御装置30、エレベータ制御装置31a,31b,31c…は、それぞれにCPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータによって実現される。
乗りかご32a,32b,32c…には、かご操作盤33a,33b,33c…と、かご通信部22a,22b,22c…が設けられている。かご操作盤33a,33b,33c…は、利用者が乗りかご内で操作するための各種ボタン(行先階ボタン、扉開ボタン、扉閉ボタンなど)を有する。乗りかご32a,32b,32c…には、それぞれに固有の識別情報であるかごIDが割り当てられている。
かご通信部22a,22b,22c…は、乗りかご内でロボット11がエレベータ制御システム20と無線通信する場合に用いられる。また、各階の乗場34a,34b,34c…には、ホール操作盤35a,35b,35c…と、ホール通信部21a,21b,21c…が設けられている。ホール操作盤35a,35b,35c…は、利用者が乗場で操作するためのボタンとして、上下呼びボタンを有する。ホール通信部21a,21b,21c…は、乗場でロボット11がエレベータ制御システム20と無線通信する場合に用いられる。
ロボット11には、図1に示した通信部12の他に、周囲の環境情報を取得するためのセンサ15が備えられている。センサ15としては、例えばカメラ、レーザ距離センサ(Laser Range Finder)や超音波距離センサ、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)などが用いられる。ロボット11は、このセンサ15により障害物を避けながら自分が乗る乗りかごの前まで移動し、当該乗りかごに乗車して各階を移動することができる。
図3はロボット11に搭載されたコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
ロボット11にはコンピュータが搭載されている。このコンピュータは、CPU101、不揮発性メモリ102、主メモリ103、通信デバイス104、I/F105等を備える。CPU101は、ロボット11を制御するためのハードウェアプロセッサである。CPU101は、ストレージデバイスである不揮発性メモリ102から主メモリ103にロードされる様々なプログラムを実行する。不揮発性メモリ102と主メモリ103は、図1に示した記憶部13に相当する。
CPU101によって実行されるプログラムには、後述する図5のフローチャートの処理動作を実行するためのプログラム(移動制御プログラム13a)が含まれる。なお、CPU101は、図1に示した制御部14に相当する。制御部14の乗車判断部14a、移動制御部14b、環境情報取得部14cの一部または全ては、CPU101(コンピュータ)に移動制御プログラム13aを実行させることで実現される。
この移動制御プログラム13aは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納して頒布されても良いし、またはネットワークを通じてダウンロードされても良い。なお、乗車判断部14a、移動制御部14b、環境情報取得部14cの一部または全ては、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアによって実現されても良いし、当該ソフトウェア及びハードウェアの組み合わせ構成として実現されても良い。
通信デバイス104は、図1に示した通信部12に相当し、無線による外部の装置との通信を実行するように構成されたデバイスである。入力デバイス105は、各種操作スイッチ等からなり、データの入力や指示などを行う場合に用いられる。表示デバイス106は、例えば液晶ディスプレイ等からなり、データや画面などを表示するためのデバイスである。
次に、本システムの動作について説明する。
図4はロボット11とエレベータ制御システム20との間の通信手順を示すシーケンス図である。図1で説明したように、ロボット11とエレベータ制御システム20との間の通信は、ホール通信部21a,21b…や、かご通信部22a,22b…を介して行うことでも良いし、ロボット管理システム10を介して行うことでも良い。また、エレベータ制御システム20側の処理は、主として、図2に示した群管理制御装置30によって実行される。
まず、任意の階の乗場において、ロボット11からエレベータ制御システム20に対して、かご呼びメッセージ(1)が送信される。「かご呼びメッセージ」は、エレベータの乗りかごを要求するときに発行されるメッセージである。かご呼びメッセージには、ロボット11の識別情報である「ロボットID」と、ロボット11の「行先階」あるいは「行先方向(上方向/下方向)」の情報が含まれる。なお、エレベータシステムによっては、「かご呼び」のことを「乗場呼び」と呼ぶこともある。
エレベータ制御システム20は、かご呼びメッセージ(1)を受信すると、そのかご呼びメッセージ(1)に含まれるロボットIDから要求先のロボット11を特定し、そのロボット11に対して応答信号を返す。また、エレベータ制御システム20は、ロボット11の行先階あるいは行先方向(上方向/下方向)に基づいて、現在運行中の乗りかご32a,32b,32c…の中から最適な乗りかごを選択する。エレベータ制御システム20は、この選択した乗りかごを割当かごとしてロボット11の待機階(ロボット11がかご呼びを行った階)に向かわせる。ロボット11の待機階に関する情報は、ロボット11からエレベータ制御システム20に与えても良いし、ロボット管理システム10からエレベータ制御システム20に与えても良い。
ここで、乗りかごがロボット11の待機階に向かう際に、エレベータ制御システム20から到着予定通知メッセージ(2)がロボット11に送られる。到着予定通知メッセージ(2)は、乗りかごの到着予定を知らせるメッセージであり、当該乗りかごの識別情報である「かごID」と、ロボット11の識別情報である「ロボットID」を有する。この到着予定通知メッセージ(2)にエレベータ制御システム20が管理している「行先予定リスト」を付してロボット11に送る。「行先予定リスト」は、乗りかごの乗車状況を示すリスト情報であって、利用者(人とロボット)が乗車予定としている階と降車予定としている階がリスト化されている。この行先予定リストを到着予定通知メッセージ(2)と共にロボット11に送ることで、ロボット11は、到着予定通知メッセージ(2)を受信したときに、自分が乗車する乗りかごの乗車状況を事前に把握できる。
ロボット11は、到着予定通知メッセージ(2)を受信すると、かごIDで指定された乗りかごの到着位置まで自律移動する。乗りかごがロボット11の待機階に到着して扉が開いたときに、全扉開通知メッセージ(3)が送られて来る。ロボット11は、この全扉開通知メッセージ(3)を受信すると、前記行先予定リストを用いて乗りかごへの乗車判断を行う。この乗車判断については、後に図5のフローチャートを参照して詳しく説明する。
ロボット11が乗りかごへの乗車を可能と判断した場合、扉開要求メッセージ(4)をエレベータ制御システム20に送り、その間に乗りかごへの乗車を試みる。扉開要求メッセージ(4)は、扉開状態を維持させておくためのメッセージであり、扉開ボタンが押下されている状態と同じである。エレベータ制御システム20は、この扉開要求メッセージ(4)を受信したこと示す応答確認をロボット11に返して、乗りかごの扉開状態を一定時間の間維持する。
ロボット11が乗りかごに乗車した場合、あるいは、ロボット11が乗りかごへの乗車を中断した場合に、乗車結果通知メッセージ(5)がエレベータ制御システム20に送られる。乗車結果通知メッセージ(5)には、「かごID」,「ロボットID」,「乗車結果(OKあるいはNG)」が含まれる。また、ロボット11が乗りかごに乗車した場合に、乗車結果通知メッセージ(5)と共に「行先階」の情報が送られる。なお、かご呼びメッセージ(1)の送信時に「行先階」の情報をエレベータ制御システム20に既に送信済みであれば、乗車結果通知メッセージ(5)の送信時に再度送る必要はない。
次に、ロボット11の処理動作について詳しく説明する。
図5はロボット11の処理動作を示すフローチャートである。このフローチャートで示される処理は、ロボット11に備えられたハードウェアプロセッサ(コンピュータ)である制御部14が記憶部13に記憶された移動制御プログラム13aを読み込むことにより実行される。
ロボット11が任意の階の乗場に来ると、ロボット11に備えられた制御部14が通信部12を通じてかご呼びメッセージ(1)をエレベータ制御システム20に送信する(ステップS11)。上述したように、かご呼びメッセージ(1)には、「ロボットID」,「行先階」あるいは「行先方向(上方向/下方向)」が含まれる。なお、行先階に関する情報、例えば記憶部13に予め記憶されているものとする。制御部14は、ロボット11が任意の階の乗場に来たときに、記憶部13から行先階の情報を読み出して、かご呼びメッセージ(1)に含めてエレベータ制御システム20に送信する。その際、ロボット11の待機階に関する情報がロボット11あるいはロボット管理システム10からエレベータ制御システム20に与えられる。
エレベータ制御システム20は、かご呼びメッセージ(1)を受信すると、現在運行中の乗りかご32a,32b,32c…の中から最適な乗りかごをロボット11に対する割当かごとして選択し、ロボット11の待機階に向かわせる。ここで、前記選択された乗りかごを待機階へ向かわせる際に、エレベータ制御システム20から到着予定通知メッセージ(2)が行先予定リストと共に送られて来る。
制御部14は、通信部12を通じて到着予定通知メッセージ(2)を受信する(ステップS12)。制御部14は、この到着予定通知メッセージ(2)に含まれるかごIDからロボット11に割り当てられた乗りかごを判断し、ロボット11をその乗りかごの到着位置まで移動させる(ステップS13)。例えば、図2に示したA号機の乗りかご32aがロボット11に対する割当かごとして選択された場合には、ロボット11を乗りかご32aの到着位置(乗場ドアの前)まで移動させる。
以下、A号機の乗りかご32aが割当かごとして選択されたものとして説明する。
乗りかご32aが全扉開したとき、全扉開通知メッセージ(3)が送られて来る。制御部14は、通信部12を通じて全扉開通知メッセージ(3)を受信すると(ステップS14)、エレベータ制御システム20から取得した行先予定リストを用いて、乗りかご32aに乗車する否かを判断する(ステップS15)。
図6および図7に行先予定リストの一例を示す。
図6はロボット11が乗りかご32aに乗車する前の行先予定リスト、図7はロボット11が乗りかご32aに乗車した後の行先予定リストを示している。図中の「R-001」がいま着目しているロボット11のIDである。「R-012」,「R-045」は他のロボットのIDである。
例えば、4階でロボット11がかご呼びメッセージを送信すると。図6に示すように、行先予定リストの4階の乗車予定の欄に「R-001」が登録される。このとき、「R-012」のロボットは既に乗りかご32aに乗車中であり、5階で降車する予定である。「R-045」のロボットは、7階から乗りかご32aに乗車予定である。さらに、6階から人(仮に利用者aとする)が乗りかご32aに乗車予定である。
ここで、ロボット11の待機階である4階に乗りかご32aが到着し、ロボット11が乗りかご32aに乗車したとすると、行先予定リストが図7のように更新される。つまり、ロボット11の行先階である8階の降車予定に「R-001」が登録される。このとき、「R-045」のロボットと利用者aは、まだ乗りかご32aに乗車していないので、行先予定リストの降車予定には反映されない。
なお、ロボットの場合には、かご呼び送信時に行先階を送ることができるので、行先予定リストに乗車予定と同時に降車予定を登録できる。人の場合には、乗りかごに乗車するまで行先階が未定であるので、行先予定リストに乗車予定と同時に降車予定を登録することはできない。ただし、近年、乗場にて直接行先階を指定可能な乗場行先階登録装置(HDC:Hall Destination Controller)を備えたエレベータシステムが実用化されている。このようなエレベータシステムを「行先階制御システム(DCS:Destination Control System)」と呼ぶ。DCSであれば、乗場で事前に行先階を指定できるので、行先予定リストに乗車予定と同時に降車予定を登録することも可能である。
制御部14は、行先予定リストに登録されている乗車予定と降車予定の情報に基づいて、乗りかご32aに乗車可能であるか否か、さらに、乗りかご32a内の乗車位置を含めて判断する。例えば、行先予定リストから多数の利用者が乗りかご32aに乗車中であり、乗車スペースが足りないと判明した場合には、制御部14は、乗車不可と判断する。
また、制御部14は、ロボット11が降車予定の階と、他の利用者(人とロボット)の降車予定の階とを比較する。その結果、例えばロボット11が最初に降りる場合(他の利用者が後に降車する場合)には、制御部14は、乗りかご32aの出入口近くを乗車位置として判断する。一方、ロボット11が降車する階よりも前の階で降車する利用者がいる場合には、制御部14は、乗りかご32aの奥側(背面側)を乗車位置として判断する。図6および図7の例では、「R-001」のロボット11が他の利用者よりも先に降車するので、乗りかご32aの出入口近くが乗車位置として判断される。
また、制御部14は、図2に示したセンサ15を通じてロボット11の周辺の環境情報を取得する。制御部14は、この環境情報に基づいて前記乗車位置にロボット11が乗車できるか否かを判断する。
具体的には、例えばセンサ15がカメラであった場合、制御部14は、カメラによって乗りかご32a内の状態を撮影した画像を取得する。制御部14は、この撮影画像を解析処理して、前記乗車位置(乗りかご32aの出入口近く、あるいは、乗りかご32aの奥側)に他の利用者がいるか否かを判断する。前記乗車位置に他の利用者がいる場合には、制御部14は、乗車不可と判断する。ただし、前記乗車位置に他の利用者がいても、乗車スペースがあれば、その利用者が別の場所に動いてくれる可能性があるため、乗車可能と判断することでも良い。
なお、カメラの撮影画像を用いて、前記乗車位置以外にロボット11が乗車可能な別の場所を探して、そこを新たな乗車位置として判断しても良い。さらに、カメラ以外のセンサ(例えば超音波センサなど)を用いて乗車可能な場所を探すことでも良い。
前記ステップS15において、乗車可能と判断された場合、制御部14は、通信部12を通じて扉開要求メッセージ(4)をエレベータ制御システム20に送信する(ステップS16)。この扉開要求メッセージ(4)の送信により、乗りかご32aの扉開が一定時間維持される。この間に、制御部14は、ロボット11を乗りかご32aに乗車させ、前記乗車位置まで移動させる(ステップS17)。
ロボット11が乗りかご32aに乗車すると、制御部14は、乗車完了したことを示す乗車結果通知メッセージ(5)をエレベータ制御システム20に送信する(ステップS18)。この乗車結果通知メッセージ(5)には、ロボット11の「ロボットID」と、ロボット11が乗車した乗りかご32aの「かごID」が含まれる。前記ステップS11のかご呼び送信時に行先階を送っていない場合には、乗車結果通知メッセージ(5)に「行先階」の情報を含めてエレベータ制御システム20に送信する。これにより、エレベータ制御システム20側では、ロボット11が乗車した乗りかご32aとロボット11の行先階をかごIDとロボットIDによって管理でき、乗りかご32aをロボット11の行先階に向けて運行させることができる。
一方、前記ステップS15において、乗車不可と判断された場合、制御部14は、乗りかご32a内への移動を中断し(ステップS19)、乗車キャンセルしたことを示す乗車結果通知メッセージ(5)をエレベータ制御システム20に送信する(ステップS20)。エレベータ制御システム20側では、乗車キャンセルの乗車結果通知メッセージ(5)を受けると、乗りかご32aの運行予定からロボット11の行先階をキャンセルする。したがって、ロボット11が乗車しなかった場合に、乗りかご32aの無駄な運行を防ぐことができる。
乗りかご32aへの乗車をキャンセルした場合、前記ステップS11の処理に戻り、再度、かご呼びメッセージ(1)をエレベータ制御システム20に送って、次の乗りかごを待つことになる。
このように第1の実施形態によれば、ロボットがかご呼びを行ったときに、エレベータ制御システムから乗りかごの乗車状況を示すリスト情報(行先予定リスト)を取得する。このリスト情報を用いることで、乗りかごの到着時にロボット自身が乗車判断、さらに、乗車位置の判断を自律的に行うことができる。これにより、エレベータ制御システムの管理下でない人との同乗に対しても柔軟に対応することができる。
また、ロボットと乗りかごにそれぞれに固有の識別情報(ロボットIDとかごID)を付しておくことで、例えば複数台の乗りかごが存在した場合に、これらの識別情報からロボットが乗車対象とする乗りかごを自律的に判断することができる。したがって、当該ロボットに割り当てられた乗りかごに正しく乗車して、行先階までスムーズに移動することが可能となる。
なお、前記第1の実施形態では、かご呼びメッセージ(1)の応答結果として送られて来る到着予定通知メッセージ(2)に行先予定リストを含めが、全扉開通知メッセージ(3)に行先予定リストを含めることでも良い。要は、ロボットが乗車直前に受信できるメッセージであれば、そのメッセージに行先予定リストを含めて送ることで、ロボットが乗車判断に利用できる。
また、上記かご呼びメッセージ、到着予定通知メッセージ、または乗車結果通知メッセージ等がかごIDまたはロボットIDを含む実施形態を説明してきたが、本実施形態は、乗りかごが1台場合にはかごIDがなくても実現でき、ロボットが1台の場合にはロボットIDはなくても実現できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
図8は第2の実施形態に係るロボットとエレベータの連動システムの構成を示す図である。なお、前記第1の実施形態における図1の構成と同じ部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略するものとする。
第2の実施形態では、前記第1の実施形態の構成に加え、ロボットデータベース16とかごデータベース35を備える。ロボットデータベース16には、複数台のロボットに関する属性情報Arがこれらのロボットに付されたロボットIDと関連付けて記憶されている。ロボットの属性情報Arには、例えばロボットのサイズ、重量、種別などが含まれる。かごデータベース35には、複数の乗りかごに関する属性情報Acがこれらの乗りかごに付されたかごIDと関連付けて記憶されている。乗りかごの属性情報Acには、乗りかごのサイズ、最大積載重量、種別などが含まれる。
ロボットデータベース16とかごデータベース35は、ロボット管理システム10に接続され、ロボットが乗りかごに乗車して移動する際に参照される。なお、エレベータ制御システム20側で、ロボットの属性情報Arと乗りかごの属性情報Acを考慮して、乗りかごの割当制御を行う場合には、ロボットデータベース16とかごデータベース35がエレベータ制御システム20に接続されていても良い。
以下に、ロボット11が図2に示した乗りかご32aに乗車して移動する場合を想定して説明する。
基本的なシーケンスは、図4と同様である。すなわち、ロボット11(制御部14)は、自分のかごIDと行先階(あるいは行先方向)を含むかご呼びメッセージ(1)をエレベータ制御システム20に送信し、その応答結果として送られて来る到着予定通知メッセージ(2)を受信する。このとき、ロボット11は、エレベータ制御システム20から乗りかご32aの行先予定リストを取得する。乗りかご32aが到着して全扉開したときに、ロボット11は、この行先予定リストを用いて乗車判断を行う。
このとき、ロボット11は、乗りかご32aの属性情報Acを考慮して乗車判断を行う。詳しくは、ロボット11は、ロボット管理システム10を介してかごデータベース35にアクセスし、到着予定通知メッセージ(2)に含まれていたかごIDから乗りかご32aの属性情報Acを取得する。
ロボット11は、この属性情報Acを考慮して乗りかご32aに乗車するか否かを判断する。例えば、乗りかご32aに他の利用者が乗車していて、乗りかご32aのサイズ的に前記他の利用者に迷惑がかかる状況と判断される場合には乗車不可とする。あるいは、ロボット11が乗車すると、乗りかご32aの最大積載重量を超えると判断される場合には乗車不可とする。さらに、例えば乗りかご32aがロボットの乗車を禁止した特定車であった場合には、乗車スペースの有無に関係になく、乗車不可とする。
ロボット11の属性情報Arは、ロボット11に付されたロボットIDを用いてロボットデータベース16にアクセスすることで取得できる。例えば、この属性情報Arの種別が掃除用ロボットであった場合には、人との同乗を避けてエレベータを利用するといった排他モードを設定できる。
一方、エレベータ制御システム20側で、ロボットの属性情報Arと乗りかごの属性情報Acを考慮して乗りかごの割当制御を行うことも可能である。すなわち、エレベータ制御システム20がかご呼びメッセージ(1)を受信した際に、ロボットデータベース16にアクセスして、かご呼びメッセージ(1)に含まれるロボットIDからロボット11に関する属性情報Arを取得する。これにより、ロボット11のサイズや重量、種別などを考慮して、図2に示した複数台の乗りかご32a,32b,32c…の中から最適な乗りかごを割り当てることができる。乗りかご32a,32b,32c…に関する属性情報Acはかごデータベース35に登録されており、エレベータ制御システム20側からは自由に参照できる。
このように第2の実施形態によれば、ロボットが乗りかごに乗車する際に、かごデータベースから乗りかごの属性情報を取得できる。したがって、前記リスト情報に加え、乗りかごのサイズ、最大積載重量、種別なども考慮して乗車判断を行うことができ、人との同乗に対して、より柔軟に対応することができる。また、ロボットが乗りかごに乗車する際に、ロボットデータベースからロボット自身の属性情報を取得できる。したがって、前記リスト情報に加え、ロボット自身のサイズ、重量、種別なども考慮して乗車判断を行うことができ、人との同乗に対して、より柔軟に対応することができる。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、乗りかごの乗車状況に応じて自律的に乗車を判断して各階を移動することのできる自律移動型ロボット及びプログラムを提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…ロボット管理システム、11…ロボット、12…通信部、13…記憶部、14…制御部、15…センサ、14a…乗車判断部、14b…移動制御部、14c…環境情報取得部、20…エレベータ制御システム、21a,21b…ホール通信部、22a,22b…かご通信部、30…群管理制御装置、31a,31b,31c…エレベータ制御装置、32a,32b,32c…乗りかご。

Claims (14)

  1. エレベータの乗りかごに乗車して各階を移動可能な自律移動型ロボットであって、
    任意の階の乗場で、かご呼びメッセージをエレベータ制御システムに送信したとき、前記エレベータ制御システムから前記乗りかごの乗車状況を示すリスト情報を受信する通信手段と、
    前記乗りかごが到着したときに、前記リスト情報に基づいて前記ロボットが前記乗りかごに乗車可能か否かを判断する乗車判断手段と、
    乗車可能な場合に前記ロボットを前記乗りかご内に乗車させて行先階まで移動させる移動制御手段と
    を具備した自律移動型ロボット。
  2. 前記リスト情報には、前記乗りかごに乗車予定あるいは乗車中の利用者の行先予定が登録されている請求項1記載の自律移動型ロボット。
  3. 前記リスト情報は、前記エレベータ制御システムから到着予定通知メッセージと共に送信される請求項1または2記載の自律移動型ロボット。
  4. 前記到着予定通知メッセージには、前記ロボットに固有の第1の識別情報と、前記乗りかごに固有の第2の識別情報が含まれ、
    前記乗車判断手段は、
    前記乗りかごが到着したときに、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報に基づいて、複数台の乗りかごから乗車対象を判断する請求項3記載の自律移動型ロボット。
  5. 前記乗車判断手段は、
    前記リスト情報に基づいて前記乗りかご内の乗車スペースを判断し、前記乗車スペースがある場合には乗車可能と判断する請求項1記載の自律移動型ロボット。
  6. 前記乗車判断手段は、
    前記リスト情報に基づいて前記乗りかご内の乗車位置を判断する請求項1記載の自律移動型ロボット。
  7. 前記乗車判断手段は、
    前記乗りかごに乗車中の利用者が後に降車する場合には前記乗りかごのドア付近を乗車位置として判断し、前記乗りかごに乗車中の利用者が先に降車する場合には前記乗りかごの奥側を乗車位置として判断する請求項6記載の自律移動型ロボット。
  8. 周囲の環境情報を取得する環境情報取得手段をさらに具備し、
    前記乗車判断手段は、
    前記環境情報を考慮して前記乗りかごに乗車可能か否かを判断する請求項1記載の自律移動型ロボット。
  9. 前記環境情報は、前記乗りかご内の状態をカメラで撮影した画像を含み、
    前記乗車判断手段は、
    前記カメラの画像から前記乗りかごに乗車可能か否かを判断する請求項8記載の自律移動型ロボット。
  10. 前記リスト情報は、前記乗りかごが到着して全扉開としたときに、前記エレベータ制御システムから全扉開通知通知メッセージと共に送信される請求項1または2記載の自律移動型ロボット。
  11. 前記ロボットのサイズ、重量、種別の少なくとも1つを含む属性情報と前記ロボットに固有の識別情報とを関連付けて記憶する第1のデータベースを備え、
    前記乗車判断手段は、
    前記第1のデータベースに記憶された前記ロボットの属性情報を考慮して、前記乗りかごに乗車可能か否かを判断する請求項1記載の自律移動型ロボット。
  12. 前記乗りかごのサイズ、重量、種別の少なくとも1つを含む属性情報と前記乗りかごに固有の識別情報とを関連付けて記憶する第2のデータベースを備え、
    前記乗車判断手段は、
    前記第2のデータベースに記憶された前記乗りかごの属性情報を考慮して、前記乗りかごに乗車可能か否かを判断する請求項1記載の自律移動型ロボット。
  13. エレベータの乗りかごに乗車して各階を移動可能な自律移動型ロボットを制御するコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータに
    任意の階の乗場で、かご呼びメッセージをエレベータ制御システム送信したとき、エレベータ制御システムから前記乗りかごの乗車状況を示すリスト情報を受信する通信手段、
    前記乗りかごが到着したときに、前記リスト情報に基づいて前記乗りかごに乗車可能か否かを判断する乗車判断手段、
    乗車可能な場合に前記乗りかご内に乗車して行先階まで移動する移動制御手段
    を実行させるためのプログラム。
  14. 前記リスト情報には、前記乗りかごに乗車予定あるいは乗車中の利用者の行先予定が登録されている請求項13記載のプログラム。
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