JP6668291B2 - 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、各利用者に個別に割り当てられた利用者識別情報と前記利用者のエラー情報を含む利用者情報とを関連付けて格納する利用者情報記憶手段と、前記利用者情報の前記エラー情報に基づいて前記利用者にランク付けするランク付け手段と、前記利用者に対応するランクに応じた入庫制御を行う制御手段とを具備する機械式駐車装置を提供する。
操作盤22の近傍には、後述するカメラ35A〜35Dによって撮像されたリアルタイム画像を表示するためのモニタ28が設置されている。
なお、上述のエラー評価値は、過去所定期間におけるエラー情報及び利用回数を用いて演算されてもよい。
入庫所要時間及び出庫所要時間は、例えば、毎回の入出庫時において、入出庫扉が開いてから閉じるまでの時間を計時しており、その計時結果が登録されている。また、これらの平均値等であってもよい。
連絡先情報は、エラーが発生した場合にエラー発生が通知される連絡先であり、例えば、利用者が携帯する携帯電話機のメールアドレスや、管理人及び保守人の連絡先が登録されている。
次に、入庫時において、主制御部50によって実行される入庫処理について図を参照して説明する。図6及び図7は、主制御部50によって実行される入庫処理の手順を示したフローチャートである。
主制御部50は、入庫起動信号を受信すると、タッチパネル45に入庫待ちの状態を示す入庫待ち確認画面を表示するとともに(SA10)、空パレットの呼び出し処理(SA11)を行う。
また、ステップSA5において過去所定期間に発生させたエラーがある利用者に対しても図10に示す入庫待ち確認画面を表示させ、ミラーやアンテナのたたみ忘れ等が起こらないように注意喚起を強化してもよい。
まず、総合データベース52の利用者情報からエラー評価値を取得する(SB1)。次に、エラー評価値に基づいて利用者のランクを決定する(SB2)。ランクの決定は、例えば、利用者登録されている利用者を対象としてエラー評価値が低い順にランキングし、ランキングの上位所定順位内をゴールド、ランキングの下位所定順位内をブルー、それ以外の順位をシルバーとする。本実施形態において、エラー評価値はエラー発生率が高いほど高い値となるので、上記のようにエラー評価値が低い順にランキングを行っているが、エラー評価値がエラー発生率が低いほど高い値になるような値であれば、エラー評価値が高い順にランキングを行うこととしてもよい。また、ランクの数や決定方法についてはこの例に限られない。例えば、上記例では、ランクをゴールド、シルバー、ブルーの3つに区分したが、ランクの数は一例であり、2以上であれば数は限定されない。また、上述のように、利用者のエラー評価値に基づいて相対的にランクを決定してもよいし、エラー評価値に基づいて絶対的にランクを決定してもよい。この場合、各ランクに対応するエラー評価値の範囲が予め設定されたランクテーブルを用意しておき、このランクテーブルを参照してエラー評価値に対応するランクを設定することとしてもよい。
この結果、優良駐車エリアに空パレットがある場合には(B5において「YES」)、その空パレットを呼び出し(SB13)、当該処理を終了する。ステップSB13の空きパレットの呼び出しは、例えば、空きパレットの格納位置と空きパレットの移動指令を搬送機制御部56(図4参照)に出力することで行われる。
一方、ステップSB8においてランクがシルバー以外であると判定された場合、主制御部50はランクがブルーであると判定し、優良駐車エリア以外のエリアにおいて乗降室7から遠いところから空きパレットを検索する(SB11)。そして、空きパレットが見つかると(SB12において「YES」)、図11のステップSB13に移行し、空きパレットの呼び出しを行い、処理を終了する。
なお、ブルーのランクについては、更なるペナルティを課すために、例えば、ステップSB12において空きパレットが見つかった後に、更に、所定時間経過したか否かを判定し、所定時間経過した場合に、ステップSB13に移行して空きパレットの移動を開始させることとしてもよい。
続いて、主制御部50は、操作盤22のタッチパネル45に第2のユーザ認証画面を表示させる(SA15)。第2のユーザ認証画面を確認した利用者がICカードをICカードリーダ46に接触させると、ICカードに登録されている利用者IDが読み取られ、主制御部50に送信される。主制御部50は利用者IDを受信すると第2のユーザ認証及び照合処理を行う(SA16)。
次に、出庫時において、主制御部50によって実行される出庫処理について図を参照して説明する。図13及び図14は、主制御部50によって実行される出庫処理の手順を示したフローチャートである。
このようにして実パレットが乗降室7に到着すると、主制御部50はタッチパネル45に入出庫扉4が開くことを示す扉開画面を表示するとともに(SC12)、入出庫扉4を開く指示を入出庫扉制御部55に出力する。これにより、入出庫扉制御部55によって入出庫扉が開かれる(図14のSC13)。そして、入出庫扉4が完全に開くと、主制御部50は利用者に対して出庫を促す出庫案内画面をタッチパネル45に表示させる(SC14)。また、主制御部50は、乗降室7の前に設けられている三色灯や入庫管制灯を点灯させる等して、利用者に出庫を促してもよい。
続いて、主制御部50は、操作盤22のタッチパネル45に第2のユーザ認証画面を表示させる(SC15)。第2のユーザ認証画面を確認した利用者がICカードをICカードリーダ46に接触させると、ICカードに登録されている利用者IDが読み取られ、主制御部50に送信される。主制御部50は利用者IDを受信すると第2のユーザ認証及び照合処理を行う(SC16)。
第2のユーザ認証では、受信した利用者IDが予め登録されている利用者IDであるか否かを判定する。また、照合処理では、第1のユーザ認証で入力された利用者IDと、第2のユーザ認証で入力された利用者IDとが一定の関連性を有するか、例えば、両者が同一か否かを判定する。このように、第2のユーザ認証によって、操作盤22を操作した利用者が操作盤22を操作する権限を持つものであるか否かが判定され、照合処理によって、出庫起動の操作を指示した利用者と同一の利用者によって後続の入力操作が行われるかを判定する。
利用者によって安全確認ボタンが押されると(SC20において「YES」)、安全確認完了信号が主制御部50に送信される。主制御部50は安全確認完了信号を受信すると、タッチパネル45に入出庫扉4を閉めるための扉閉画面を表示させる(SC21)。利用者によって扉閉画面に表示されている扉閉ボタンが押されると(SC22において「YES」)、閉扉信号が主制御部50に送信される。
また、主制御部50は、入出庫扉4が開いてからの経過時間を計時しており、この経過時間が予め設定されている基準時間を超えるまでに入出庫扉4の閉扉指示が入力されなかった場合、具体的には、扉閉画面において扉閉ボタンが押下されなかった場合には、扉閉め忘れが発生したと判定して、扉閉め忘れのエラーをタッチパネル45に表示させるとともに、利用者情報に登録されている連絡先に対して扉の閉め忘れが発生していることを通知する。これにより、利用者が機械式駐車装置1の近くにいる場合には利用者が扉閉め忘れに気づくことにより利用者を呼び戻すことができ、速やかに当該エラーに対応させることが可能となる。なお、出庫時においても、上記基準時間を利用者情報に登録されている出庫所要時間に応じて調整してもよい。また、扉閉め忘れの検知方法については上記に限定されず公知の方法を適宜採用することが可能である。
また逆にエラー発生確率が高い利用者に対しては強制的に乗降室から遠い位置の車両格納棚17に車両を格納するようにし、入出庫に要する時間を比較的長期化させる。これにより、エラーを発生させることに対する不便さを利用者に感じさせることができ、エラー発生に対する意識を高めることができる。
2 :車両
4 :入出庫扉
7 :乗降室
22 :操作盤
40 :駐車場制御装置
45 :タッチパネル
50 :主制御部
52 :総合データベース
Claims (10)
- 各利用者に個別に割り当てられた利用者識別情報と前記利用者のエラー情報を含む利用者情報とを関連付けて格納する利用者情報記憶手段と、
前記利用者情報の前記エラー情報に基づいて前記利用者にランク付けするランク付け手段と、
前記利用者に対応するランクに応じた入庫制御を行う制御手段と
を具備する機械式駐車装置。 - 前記ランク付け手段は、前記利用者が発生させたエラーに関する評価値を用いてランク付けを行う請求項1に記載の機械式駐車装置。
- 前記評価値は、エラー発生回数をパラメータとして含む評価演算式を用いて演算される請求項2に記載の機械式駐車装置。
- 前記評価演算式は、前記利用者が発生させたエラーの種別に応じた重み付け係数を含む請求項3に記載の機械式駐車装置。
- 前記評価演算式は、利用回数または利用頻度をパラメータとして更に含む演算式である請求項3または請求項4に記載の機械式駐車装置。
- 前記制御手段は、前記利用者が属する前記ランクが優良なほど、入庫に要する時間を短くするように入庫制御を行う請求項1から請求項5のいずれかに記載の機械式駐車装置。
- 前記制御手段は、前記利用者が属する前記ランクに応じて、車両の格納先を変更する請求項1から請求項6のいずれかに記載の機械式駐車装置。
- 前記ランクを前記利用者に通知する通知手段を備える請求項1から請求項7のいずれかに記載の機械式駐車装置。
- 各利用者に個別に割り当てられた利用者識別情報と前記利用者のエラー情報を含む利用者情報とを関連付けて格納する工程と、
前記利用者情報の前記エラー情報に基づいて前記利用者にランク付けするランク付け工程と、
前記利用者に対応するランクに応じた入庫制御を行う工程と
を具備する機械式駐車装置の制御方法。 - 各利用者に個別に割り当てられた利用者識別情報と前記利用者のエラー情報を含む利用者情報とを関連付けて格納する処理と、
前記利用者情報の前記エラー情報に基づいて前記利用者にランク付けする処理と、
前記利用者に対応するランクに応じた入庫制御を行う処理と
をコンピュータに実行させるための機械式駐車装置の制御プログラム。
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JP2017106758A JP6668291B2 (ja) | 2017-05-30 | 2017-05-30 | 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム |
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JP2017106758A Active JP6668291B2 (ja) | 2017-05-30 | 2017-05-30 | 機械式駐車装置及びその制御方法並びに制御プログラム |
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