JP2019159809A - 車両受渡システムと方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のオーナーとユーザーが直接対面することなく、車両の受渡ができる車両受渡システムと方法を提供する。【解決手段】車両受渡システム100は、駐車予約装置10と機械式駐車装置20と、を備える。駐車予約装置10は、車両1の所有者Xと通信し、車両1の受渡情報Aを受信して駐車用のパスワードPWを発行する。機械式駐車装置20は、駐車予約装置10より受渡情報AとパスワードPWを受信し、パスワードPWにより車両1の入出庫操作を可能にする。機械式駐車装置20は、さらに、撮像記憶装置24と画像処理装置26とを備える。撮像記憶装置24は、車両1の入庫後又は出庫前であって、人が車両1に近づけない時(安全保管時)に、車両1の外面を撮影してその画像を記憶する。画像処理装置26は、車両1の入庫後又は出庫前の複数の画像から車両1の外面の相違箇所を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のオーナーとユーザーが直接対面することなく、車両の受渡ができる車両受渡システムと方法に関する。
従来から、車両(例えば乗用車)の貸し借り(レンタル)は、例えばレンタカー等(カーシェアリング、カーリースを含む)のシステムとして広く知られている。
かかる従来のシステムでは、車両を保管する保管場所(駐車場など)が予め決められており、その車両を借りるユーザーは、レンタカー等の業者の店舗に出向き、業者と直接対面して車両を受領しなければならず、ユーザーの負担になっていた。
そこで、車両貸出時のユーザーの負担を軽減する手段が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の「車両配車システム」は、車両貸渡契約に基づき貸出車両が集合住宅の駐車場に配車されるシステムである。集合住宅には、配車される貸出車両のキーを収受するための物品収受装置(キーボックスを含む)が配置される。キーボックスへの車両キーの収容または取り出し操作はコンソールで行なう。その際、制御部は、配車作業者または貸出車両のユーザーとの間で車両貸渡契約の手続きの一部を実行させ、この手続きの成立を条件としてキーボックスへの車両キーの収容または取り出しを許容する制御を行なう。
特開2015−18464号公報
特許文献1のシステムは、物品収受装置(キーボックスを含む)が配置された集合住宅の住人しか利用できない。そのため、特定の住人以外は、このシステムを利用できない。
一方、近年、個人間取引による車両(乗用車)の貸し借りが増加している。この場合、車両のオーナーとユーザーは、予め車両受渡の日時と場所を約束し、その日時にその場所に出向き、車両の確認や、車両(車両キーを含む)の受け渡し等を行っていた。
しかし、このような個人間取引には、以下の問題点があった。
(1)車両のオーナー又はユーザーの一方が、約束の時間に遅れたり、約束の日に来ないことがある。この場合、オーナーとユーザーは、再度連絡を取り合い、改めて車両受渡の時間と場所を約束する必要が生じる。
(2)返却された車両の外面に傷(キズ)がある場合、その責任の所在についてオーナーとユーザーとの間でトラブルとなることがある。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の第1の目的は、車両のオーナーとユーザーが直接対面することなく、車両の受渡ができる車両受渡システムと方法を提供することにある。また、第2の目的は、返却された車両の外面に傷(キズ)がある場合、その責任の所在を容易に明確化できる車両受渡システムと方法を提供することにある。
本発明によれば、車両の所有者と通信し、前記車両の受渡情報を受信して駐車用のパスワードを発行する駐車予約装置と、
前記駐車予約装置より前記受渡情報と前記パスワードを受信し、前記パスワードにより前記車両の入出庫操作を可能にする機械式駐車装置と、を備える、車両受渡システムが提供される。
また本発明によれば、車両の所有者と通信し、前記車両の受渡情報を受信して駐車用のパスワードを発行する駐車予約ステップと、
前記受渡情報と前記パスワードを受信し、前記パスワードにより前記車両の入出庫操作を可能にする入出庫操作ステップと、を有する、車両受渡方法が提供される。
上記本発明の装置と方法によれば、車両の所有者は、駐車予約装置と通信して、車両の受渡情報(車種、受渡期間、等)を送信し、発行された駐車用のパスワードを受信することができる。
また、車両貸出時において、車両の所有者は、受渡情報に基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置においてパスワードを用いて車両の入庫操作ができる。さらに、車両の利用者も、受渡情報に基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置においてパスワードを用いて車両の出庫操作ができる。
また、車両返却時において、車両の利用者は、受渡情報に基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置においてパスワードを用いて車両の入庫操作ができる。さらに、車両の所有者も、受渡情報に基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置においてパスワードを用いて車両の出庫操作ができる。
従って、車両の所有者と利用者は、直接対面することなく、非対面で、機械式駐車装置を車両受渡場所として利用して、車両の受渡ができる。
本発明の実施形態を示す車両受渡システムの全体構成図である。 機械式駐車装置の一例を示す正面図である。 図2の入出庫部の平面図である。 車両貸出までの車両受渡方法のフロー図である。 車両返却時の車両受渡方法のフロー図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態を示す車両受渡システム100の全体構成図である。
この図において、車両受渡システム100は、駐車予約装置10と機械式駐車装置20と、を備える。
駐車予約装置10は、車両1の所有者X(以下、「オーナー」)と通信し、車両1の受渡情報Aを受信して駐車用のパスワードPWを発行する。
図1において、Z1はネットワーク(例えば、インターネット)であり、オーナーX、車両1の利用者Y(以下、「ユーザー」)、及び機械式駐車装置20との間で、通信が可能になっている。
ネットワークZ1に接続するオーナーX及びユーザーYは、一人に限定されず、複数であってもよい。例えば、オーナーXは、P2Pシステムを運営するカーシェア会社であってもよい。
なお、ユーザーYと機械式駐車装置20との間の通信は必須でなく、これを省略してもよい。
駐車予約装置10は、車両1のオーナーXと通信し、車両1の受渡情報Aを受信しパスワードPWを送信する送受信装置12を備える。
駐車予約装置10は、ネットワークZ1と直接接続することが好ましいが、その間にカーシェアシステム(図示せず)を介在してもよい。
以下、カーシェアシステムを介在する場合、カーシェアシステムの機能は駐車予約装置10に含まれるものとする。
図1において、駐車予約装置10と機械式駐車装置20との間に、双方向に情報を通信するネットワークZ2を備える。駐車予約装置10は、少なくとも1台の機械式駐車装置20と通信可能に構成されている。機械式駐車装置20は、複数であってもよい。
ネットワークZ2は、上述したネットワークZ1でも、その他の回線(例えば、イントラネット)であってもよい。
駐車予約装置10は、例えばコンピュータ(PC)であり、車両1の駐車予約に必要なプログラムがインストールされており、ネットワークZ1に接続するオーナーXと自動交信して、車両1の受渡情報Aに適合する機械式駐車装置20に駐車を予約する。
車両1の受渡情報Aは、例えば、オーナーXとユーザーYとの間の契約条件であり、車両1の車種、受渡期間、車両1の現状、ユーザの運転免許証、などである。なお、受渡情報Aは、機械式駐車装置20の入出庫操作に必須の項目を含んでいればよい。
オーナーXとユーザーYとの間の契約は、ネットワークZ1を介して行うことが好ましいが、その他の手段、例えば、メールや電話によってもよい。
駐車用のパスワードPWは、機械式駐車装置20の入出庫操作を認証できる限りで、文字列でも、バーコード、などでもよい。
パスワードPWは、ネットワークZ1、又はその他の手段により、オーナーXとユーザーYとの間、或いはオーナーX、ユーザーY、及び機械式駐車装置20の間で相互に通信できることが好ましい。
機械式駐車装置20は、駐車予約装置10より受渡情報AとパスワードPWを受信し、パスワードPWにより車両1の入出庫操作を可能にする。
図2は、機械式駐車装置20の一例を示す正面図である。
この例おいて、機械式駐車装置20は、エレベータ式駐車装置である。
またこの図において、1は車両(例えば乗用車)、2は車両1を載せる搬器、3は移動路、4は格納棚、5は移動路3を移動するケージ、6は本体フレーム、7は本体フレーム6の上部に設置されたトラクション方式(摩擦駆動式)の巻上機である。
この例において、移動路3は昇降路であり、ケージ5は、車両1が載る搬器2を載せて昇降路3を昇降する。また格納棚4は、昇降路3に沿って配置され、搬器2をそれぞれ格納する。
なお、上述した機械式駐車装置20は、エレベータ式駐車装置に限定されず、その他の機械式駐車装置であってもよい。
また、搬器2は、この例ではパレット(例えば、折曲げパレット)であるが、本発明はこれに限定されず、フラットパレット、串型ケージ、或いはコンベア装置であってもよい。
図3は、図2の入出庫部の平面図である。
この図において、機械式駐車装置20は、パスワードPWを入力する入力装置22を備える。
入力装置22は、例えば、キーボード、バーコードリーダー、等であり、パスワードPWの入力により車両1の入出庫操作を可能にする。
パスワードPWの入力による車両1の入出庫操作は、操作員(オペレータ)が不要なセルフ操作でも、操作員による操作でもよい。
図3において、機械式駐車装置20は、さらに、撮像記憶装置24と画像処理装置26とを備える。
この図において、機械式駐車装置20は、入出庫室8の出入口に開閉扉9を備えており、車両1の入庫後又は出庫前に、人が車両1に近づけない状態となる。以下、入庫後又は出庫前の「人が車両1に近づけない時」を「安全保管時」と呼ぶ。
ここで、「人」とは、オーナーX、ユーザーY、操作員、及びその他の人間を含む。
車両1の鍵(車両キー)は、安全保管時に、車両1の車内に保管してもよい。
また、車両キーの保管用のキーボックス(図示せず)を機械式駐車装置20の近傍に設け、パスワードPWによりキーボックスの開閉扉を開錠できるようにしてもよい。
撮像記憶装置24は、車両1の入庫後又は出庫前であって、人が車両1に近づけない時(安全保管時)に、車両1の外面を自動で撮影してその画像を記憶する。
撮像記憶装置24は、例えば、複数のデジタルカメラであり、車両1の外面(前後、左右、上面)の少なくとも一部を撮影可能に配置されている。
画像処理装置26は、車両1の入庫後又は出庫前の複数の画像から車両1の外面の相違箇所を自動で検出する。
図4は、車両貸出までの車両受渡方法のフロー図である。
この図において、駐車予約装置10と機械式駐車装置20による動作を中央にまとめて示し、オーナーX及びユーザーYの操作をその右側と左側に示す。
図4において、車両貸出までの車両受渡方法は、S1からS17の各ステップ(工程)からなる。
個人間契約ステップS1では、ネットワークZ1、又はその他の手段(メールや電話)を用いて、オーナーXとユーザーYが契約し、車両1の受渡情報A(車種、受渡期間、等)を共有する。
ネットワークZ1に接続するオーナーX及びユーザーYは、契約前は複数であってもよいが、契約後は1対1である必要がある。
ステップS2〜S5は、オーナーXと駐車予約装置10との間で、ネットワークZ1を介して実施される。
駐車予約ステップS2では、オーナーXが受渡情報Aに基づき、駐車予約装置10に対し、駐車予約する。駐車予約装置10は、駐車予約が適正な場合に予約を受け付け(ステップS3)、駐車枠を確保し、パスワードPWを発行する(ステップS4)。
オーナーXは、パスワードPWを受信し(ステップS5)、駐車予約が完了する。
駐車予約の完了後、駐車予約装置10は、予約された機械式駐車装置20に、受渡情報AとパスワードPWを通知する。
オーナーXとユーザーYとの間の契約が、ネットワークZ1を介していない場合には、その他の手段(例えば、メールや電話)により、オーナーXがユーザーYにパスワードPWを通知することが好ましい。
オーナーXとユーザーYとの間の契約が、ネットワークZ1を介している場合には、駐車予約装置10によりユーザーYにパスワードPWを通知することが好ましい。この通知は、後述する保管通知ステップS10で行うことが好ましい。
駐車予約の完了後、オーナーXは、契約に反しない限りで、受渡情報Aに基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置20まで車両1を運転(搬送)し、オーナーXと機械式駐車装置20とで、入出庫操作ステップS6〜S8を実施する。
入出庫操作ステップS6〜S8は、受渡情報AとパスワードPWを受信し、パスワードPWにより車両1の入庫操作を可能にする。
オーナーXは、パスワードPWにより車両1の入庫操作を実施し(ステップS6)、機械式駐車装置20は、パスワードPWを認証し、操作を許可する(ステップS7)。次いで、オーナーXは、車両1を機械式駐車装置20の入出庫室8に入庫する(ステップS8)。
機械式駐車装置20は、撮影ステップS9において、車両1の入庫後、人が車両1に近づけない時(安全保管時)に、車両1の外面を自動で撮影してその画像を記憶する。記憶した画像は、この時点で、駐車予約装置10及びネットワークZ1を介して、オーナーX又はユーザーYへ通知してもよい。
画像の撮影後、駐車予約装置10は、保管通知をオーナーX又はユーザーY(この例ではユーザーYのみ)に通知する(ステップS10)。この通知の際、ユーザーYにパスワードPWを通知することが好ましい。
ユーザーYは、保管通知を受信する(ステップS11)。この受信により、オーナーXによる車両1の保管手続が完了する。
保管手続の完了後、ユーザーYは、契約に反しない限りで、受渡情報Aに基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置20まで徒歩等で出かけ、ユーザーYと機械式駐車装置20とで、入出庫操作ステップS12〜S15を実施する。
入出庫操作ステップS12〜S15は、受渡情報AとパスワードPWを受信し、パスワードPWにより車両1の出庫操作を可能にする。
ユーザーYは、パスワードPWにより車両1の入庫操作を実施し(ステップS12)、機械式駐車装置20は、パスワードPWを認証し、操作を許可する(ステップS13)。次いで、機械式駐車装置20は、撮影ステップS14において、車両1の出庫前、人が車両1に近づけない時(安全保管時)に、車両1の外面を自動で撮影してその画像を記憶する。
次いで、ユーザーYは、車両1を機械式駐車装置20の入出庫室8から出庫する(ステップS15)。出庫後、ユーザーYは、車両1を運転して機械式駐車装置20から離れ、車両1を自由に利用する。
車両1の出庫後、駐車予約装置10は、貸出通知をオーナーX及びユーザーY(この例ではオーナーXのみ)に通知する(ステップS16)。オーナーXは、貸出通知を受信する(ステップS17)。この受信により、車両1の貸出手続が完了する。
ステップS14で記憶した画像は、この時点で、駐車予約装置10及びネットワークZ1を介して、オーナーX又はユーザーYへ通知してもよい。
図5は、車両返却時の車両受渡方法のフロー図である。
車両1の出庫(ステップS15)の完了後、ユーザーYは、契約に反しない限りで、受渡情報Aに基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置20まで車両1を運転し、ユーザーYと機械式駐車装置20とで、入出庫操作ステップT1〜T3を実施する。
入出庫操作ステップT1〜T3は、パスワードPWを受信し、パスワードPWにより車両1の入庫操作を可能にする。
ユーザーYは、パスワードPWにより車両1の入庫操作を実施し(ステップT1)、機械式駐車装置20は、パスワードPWを認証し、操作を許可する(ステップT2)。次いで、ユーザーYは、車両1を機械式駐車装置20の入出庫室8に入庫する(ステップT3)。
機械式駐車装置20は、撮影ステップT4において、車両1の入庫後、人が車両1に近づけない時(安全保管時)に、車両1の外面を自動で撮影してその画像を記憶する。
画像の撮影後、駐車予約装置10は、保管通知をオーナーX又はユーザーY(この例ではオーナーXのみ)に通知する(ステップT5)。この通知の際、記憶した画像は、駐車予約装置10及びネットワークZ1を介して、オーナーX又はユーザーYへ通知してもよい。
オーナーXは、保管通知を受信する(ステップT6)。この受信により、ユーザーYによる車両1の保管手続が完了する。
保管手続の完了後、オーナーXは、受渡情報Aに基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置20まで徒歩等で出かけ、オーナーXと機械式駐車装置20とで、入出庫操作ステップT7〜T10を実施する。
入出庫操作ステップT7〜T10は、パスワードPWを受信し、パスワードPWにより車両1の出庫操作を可能にする。
オーナーXは、パスワードPWにより車両1の入庫操作を実施し(ステップT7)、機械式駐車装置20は、パスワードPWを認証し、操作を許可する(ステップT8)。次いで、機械式駐車装置20は、撮影ステップT9において、車両1の出庫前、人が車両1に近づけない時(安全保管時)に、車両1の外面を自動で撮影してその画像を記憶する。
次いで、オーナーXは、車両1を機械式駐車装置20の入出庫室8から出庫する(ステップT10)。出庫後、オーナーXは、車両1を運転して機械式駐車装置20から離れ、例えば帰宅する。
車両1の出庫後、駐車予約装置10は、返却通知をオーナーX及びユーザーY(この例ではユーザーYのみ)に通知する(ステップT11)。ユーザーYは、返却通知を受信する(ステップT12)。この受信により、車両1の返却手続が完了する。
ステップT9で記憶した画像は、この時点で、駐車予約装置10及びネットワークZ1を介して、オーナーX又はユーザーYへ通知してもよい。
車両1の返却手続が完了した後、画像処理装置26は、車両1の入庫後(ステップS9、T4)又は出庫前(ステップS14、T9)に撮影した複数の画像から車両1の外面の相違箇所を自動で検出する。入庫後と出庫前の両方で撮影することのより、安全保管時に生じた傷等も検出することができる。
なお、撮影は、車両1の入庫後(ステップS9、T4)のみ、又は、車両1の出庫前(ステップS14、T9)のみであってもよい。
検出された相違箇所(例えば傷)は、駐車予約装置10及びネットワークZ1を介して、オーナーX又はユーザーYへ通知することが好ましい。
上述した本発明の実施形態によれば、車両1のオーナーXは、駐車予約装置10と通信して、車両1の受渡情報A(車種、受渡期間、等)を送信し、発行された駐車用のパスワードPWを受信することができる。
また、車両貸出時において、車両1のオーナーXは、受渡情報Aに基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置20においてパスワードPWを用いて車両1の入庫操作ができる。さらに、車両1のユーザーYも、受渡情報Aに基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置20においてパスワードPWを用いて車両1の出庫操作ができる。
また、車両返却時において、車両1のユーザーYは、受渡情報Aに基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置20においてパスワードPWを用いて車両1の入庫操作ができる。さらに、車両1のオーナーXも、受渡情報Aに基づき自己の都合の良い時に、機械式駐車装置20においてパスワードPWを用いて車両1の出庫操作ができる。
従って、車両1のオーナーXとユーザーYは、直接対面することなく、非対面で、機械式駐車装置20を車両受渡場所として利用して、車両1の受渡ができる。
また上述した本発明の実施形態によれば、車両1の返却手続が完了した後、画像処理装置26は、車両1の入庫後(ステップS9、T4)又は出庫前(ステップS14、T9)に撮影した複数の画像から車両1の外面の相違箇所を自動で検出する。
これらの画像は、人が車両1に近づけない時(安全保管時)に撮影されているので、返却された車両1の外面に傷(キズ)がある場合、その責任の所在を容易に明確化できる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
A 受渡情報、PW パスワード、X 所有者(オーナー)、
Y 利用者(ユーザー)、Z1,Z2 ネットワーク、
1 車両(乗用車)、2 搬器(パレット)、3 移動路(昇降路)、
4 格納棚、5 ケージ、6 本体フレーム、7 巻上機、
8 入出庫室、9 開閉扉、10 駐車予約装置、12 送受信装置、
20 機械式駐車装置、22 入力装置、24 撮像記憶装置、
26 画像処理装置、100 車両受渡システム

Claims (7)

  1. 車両の所有者と通信し、前記車両の受渡情報を受信して駐車用のパスワードを発行する駐車予約装置と、
    前記駐車予約装置より前記受渡情報と前記パスワードを受信し、前記パスワードにより前記車両の入出庫操作を可能にする機械式駐車装置と、を備える、車両受渡システム。
  2. 前記機械式駐車装置は、前記車両の入庫後又は出庫前であって、人が前記車両に近づけない時に、前記車両の外面を撮影してその画像を記憶する撮像記憶装置と、
    複数の前記画像から前記外面の相違箇所を検出する画像処理装置と、を備える、請求項1に記載の車両受渡システム。
  3. 前記駐車予約装置は、前記車両の所有者と通信し、前記車両の前記受渡情報を受信し前記パスワードを送信する送受信装置を備える、請求項1に記載の車両受渡システム。
  4. 前記機械式駐車装置は、前記パスワードを入力する入力装置を備える、請求項1に記載の車両受渡システム。
  5. 前記駐車予約装置と前記機械式駐車装置との間で、双方向に情報を通信するネットワークを備える、請求項1に記載の車両受渡システム。
  6. 車両の所有者と通信し、前記車両の受渡情報を受信して駐車用のパスワードを発行する駐車予約ステップと、
    前記受渡情報と前記パスワードを受信し、前記パスワードにより前記車両の入出庫操作を可能にする入出庫操作ステップと、を有する、車両受渡方法。
  7. 前記車両の入庫後又は出庫前であって、人が前記車両に近づけない時に、前記車両の外面を撮影してその画像を記憶する撮影ステップを有する、請求項6に記載の車両受渡方法。
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