JP2022023291A - エレベーター情報表示装置、エレベーター情報表示方法及びエレベーター - Google Patents

エレベーター情報表示装置、エレベーター情報表示方法及びエレベーター Download PDF

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Abstract

【課題】エレベーター乗客の乗場からかごへの乗車に合わせてかご内でのコンテンツ表示を最適に切り替えるようにする。【解決手段】かごが乗場10に到着した際に、乗場乗客が乗車するかご20に引き続き乗車しているかご内乗客がいない場合には、かご内で提供していたかご内コンテンツの表示を中止し、乗場乗客が乗場10で提供を受けていた乗場コンテンツを表示する。また、乗場乗客が乗車するかご20に引き続き乗車しているかご内乗客がいる場合には、かご内乗客が提供を受けていたかご内コンテンツの表示完了後に、乗場乗客が乗場10で提供を受けていた乗場コンテンツを表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーター情報表示装置、エレベーター情報表示方法及びエレベーターに関する。
従来からエレベーターのかご内の表示器に様々な情報を表示する技術がある。例えば、利用者の属性情報と次着床時間を取得し、取得した属性情報に応じて、取得した次着床時間より短い表示時間長のコンテンツ情報をかご内の表示器に表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1)
近年では、エレベーターのかご内だけでなく乗場にも表示器を設置しているビルがある。このようなビルにおいては、エレベーターの乗場でかごの到着を待っている利用者に対してもコンテンツを提供することが可能である。
また、上記のように乗場及びかご内の表示器を設置しているビルについて、利用者が乗場にいるときには乗場表示器にコンテンツを表示し、利用者が乗場からかごに乗車した後は、乗場の表示器に表示されたコンテンツと同じものをかご表示器に続けて表示する技術が提案されている(例えば、特許文献2)
特に、特許文献2には、かご表示器にコンテンツを表示中に、複数の乗場乗客が乗車して、乗場のコンテンツをかご表示器に続けて表示する際に、一つの表示器に複数(例えば2つ)のコンテンツを分割して並列表示する技術が記載されている。
特許第5959120号明細書 特開2019-210082号
近年、音声付き表示器の普及により、ほとんどのコンテンツは映像とともに音声も表示している。特許文献2に示されるように、一つの表示器に2つのコンテンツを分割して並列表示すると、音声も混在して表示することとなるか、あるいは片方のコンテンツだけが音声表示されることになる。このどちらの方式も、エレベーターのかご内の乗客にとって最適な表示方法とは言えない。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、エレベーターの乗客が乗場からかごに乗車した場合、コンテンツ表示を乗客の乗車に合わせて最適に行うようにしたエレベーター情報表示装置、エレベーター情報表示方法及びエレベーターを提供することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、本発明のエレベーター情報表示装置は、かご表示器及び乗場表示器の表示を制御するコンテンツ表示制御装置を備え、コンテンツ表示制御装置は、かごが乗場に到着した際に、乗場乗客が乗車するかごに引き続き乗車しているかご内乗客がいない場合には、かご内で提供していたかご内コンテンツの表示を中止し、乗場乗客が乗場で提供を受けていた乗場コンテンツを前記かご表示器に表示する。
また、かごが乗場に到着した際に、乗場乗客が乗車するかごに引き続き乗車しているかご内乗客がいる場合には、かご内乗客が提供を受けていたかご内コンテンツの表示完了後に、乗場乗客が乗場で提供を受けていた乗場コンテンツをかご表示器に表示する。
本発明によれば、エレベーターの乗客がかごに乗車した場合でも、エレベーターの乗場表示器で表示していたコンテンツ表示をかご表示器に引き継ぐことができるので、乗場乗客はかごに乗車後もコンテンツを最後まで閲覧することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施の形態例に係るエレベーター情報表示装置の全体構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態例に係るエレベーター情報表示装置におけるコンテンツ表示制御装置に格納されるコンテンツ管理テーブルの例である。 本発明の実施の形態例に係るエレベーター情報表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態例に係るエレベーター情報表示装置において、エレベーターの乗場表示器からかご表示器に表示を引き継ぐ手順を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施の形態例に係るエレベーター情報表示装置において、かご内乗客がいる場合の、エレベーターの乗場表示器からかご表示器に表示を引き継ぐ手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態例に係るエレベーター情報表示装置において、かご内乗客がいる場合のかご内コンテンツの表示例である。 本発明の実施の形態例に係るエレベーター情報表示装置において、乗場乗客が乗車したかご内にかご内乗客がいる場合の乗場コンテンツの表示例である。 本発明の実施の形態例に係るエレベーター情報表示装置において、エレベーターのかご表示器から乗場表示器に表示を引き継ぐ手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態例に係るエレベーター情報表示装置において、かご内乗客がかごから降車した乗場に乗場乗客がいないか、あるいは乗場乗客がいても乗場呼びの方向とエレベーターの走行方向が同じ場合のかご内コンテンツの表示例である。 本発明の実施の形態例に係るエレベーター情報表示装置において、かご内乗客がかごから降車した乗場に乗場乗客がいて、かつ乗場呼びの方向とエレベーターの走行方向が異なる場合の乗場コンテンツの表示例である。
<本発明の実施形態例のエレベーター情報表示装置の全体構成>
以下、図1を参照して、本発明の実施形態例(以下、「本例」と称する)であるエレベーター情報表示装置の全体構成について説明する。
図1に示すように、本例のエレベーター情報表示装置は、乗場10、かご20、エレベーター制御盤30、コンテンツ表示制御装置40が屋内配線で接続されて構成されている。
また、コンテンツ表示制御装置40は、ネットワーク50を経由してコンテンツ配信装置60と接続されている。
乗場10には、乗場ドア11、乗場乗客識別部12、乗場表示器13及び乗場呼び登録部14が設けられている。
また、かご20には、かごドア21、かご乗客識別部22、かご表示器23及びかご呼び登録部24が設けられている。
エレベーター制御盤30には、エレベーター制御装置31が設けられている。コンテンツ表示制御装置40は、コンテンツ管理テーブル41を備えている。
乗場10の乗場呼び登録部14とかご20のかご呼び登録部24は、エレベーター制御盤30のエレベーター制御装置31に接続されている。
そして、エレベーター制御装置31は、乗場10とかご20の呼び登録状況に応じて、かご20を走行させ、乗場ドア11及びかごドア21を開閉制御する。
また、乗場10の乗場乗客識別部12と乗場表示器13及びかご20のかご乗客識別部22とかご表示器23は、コンテンツ表示制御装置40に接続されている。
コンテンツ表示制御装置40は、乗場乗客識別部12により乗場乗客を識別し、その結果に従って乗場表示器13のコンテンツ表示を制御する。また、コンテンツ表示制御装置40は、かご乗客識別部22によりかご内乗客を識別し、その結果に従ってかご表示器23のコンテンツ表示を制御する。
また、コンテンツ表示制御装置40には、コンテンツ管理テーブル41が格納されている。図2に示すように、コンテンツ管理テーブル41には、乗場表示器13及びかご表示器23に表示するコンテンツ種類、表示総時間、乗客属性、マークが格納されている。
図2に示すコンテンツ種類には、乗場コンテンツA、B、かご内コンテンツ1、2が含まれる。乗場コンテンツAは乗場乗客が男性、乗場コンテンツBは乗場乗客が女性の場合のコンテンツである。一方、かご内コンテンツ1はかご内乗客が女性、かご内コンテンツ2はかご内乗客が男性の場合のコンテンツとなっている。
なお、男性用コンテンツと女性用コンテンツに分けたのは、例えばデパートなど、男性用商品の売り場案内や、女性用商品の売り場案内などの違いで乗場乗客またはかご内乗客に提供するコンテンツを分けることが考えられるからである。
表示総時間は、乗場コンテンツAとかご内コンテンツ1が15秒、乗場コンテンツBとかご内コンテンツ2が20秒に設定されている。
これらの乗場コンテンツA、B及びかご内コンテンツ1、2は、ネットワーク50を介してコンテンツ配信装置60からコンテンツ表示制御装置40に供給されるコンテンツである。
<コンテンツ表示制御装置及びエレベーター制御装置のハードウェア構成>
図3は、本例のエレベーター情報表示装置を構成するコンテンツ表示制御装置40及びエレベーター制御装置31のハードウェア構成を示す図である。ここでは、コンテンツ表示制御装置40を例に説明するが、エレベーター制御装置31のハードウェア構成についても同様に説明することができる。
図3に示すように、コンテンツ表示制御装置40は、バス100に接続されたCPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、不揮発性ストレージ104から構成される。
CPU101は、コンテンツ表示制御装置40の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROM102から読み出して演算処理を実行する。RAM103には、コンテンツ表示制御装置40内で行われる演算処理の途中で発生した変数等が一時的に書き込まれる。CPU101は、ROM102に記録されているプログラムコードを実行することにより、図1で説明したコンテンツ表示制御装置40の機能を実現する。
不揮発性ストレージ104は、SSD(Solid State Drive)等の不揮発性のメモリで構成される。この不揮発性ストレージ104には、CPU101が動作するために必要なプログラムやデータ等が格納される。また、不揮発性ストレージ104には、図2に示したコンテンツ管理テーブル41が格納されている。
また、コンテンツ表示制御装置40は、入力部106と出力部107を備える。入力部106及び出力部107は、図1で示した乗場10、かご20及びエレベーター制御盤30との入出力機能を実行するハードウェアである。
すなわち、入力部106には、図1に示す乗場10の乗場乗客識別部12及びかご20のかご乗客識別部22からの乗客識別情報と、エレベーター制御装置31からの制御情報が入力される。出力部107は、乗場10の乗場表示器13及びかご20のかご表示器23にコンテンツ表示制御装置40からのコンテンツ情報を出力する。
また、コンテンツ表示制御装置40は、通信インタフェース(通信部IF)105を備える。通信インタフェース105としては、例えば、NIC(Network Interface Card)等が用いられる。この通信インタフェース105は、コンテンツ表示制御装置40がネットワーク50経由でコンテンツ配信装置60との通信を行うために必要になる。
なお、図3に示すハードウェア構成をエレベーター制御盤30のエレベーター制御装置31に適用した場合、入力部106には、乗場呼び登録部14及びかご呼び登録部24からの登録情報が入力される。また、出力部107は、エレベーター制御装置31からの各種制御情報をコンテンツ表示制御装置40に出力する。
<乗場乗客がかご20に乗車した場合のかご表示器23への表示処理>
次に、図4~図7を参照して、乗場10の乗場乗客がかご20に乗車する場合の乗場表示器13からかご表示器23への表示の引継ぎ方法について説明する。
図4は、本例のエレベーター情報表示装置において、乗場10の乗場乗客がかご20に乗車した場合に、乗場表示器13からかご表示器23に乗場コンテンツの表示を引き継ぐ手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、乗場乗客が乗場10に到着すると、乗場乗客識別部12は、乗場乗客の属性を識別する(S1)。本例では、乗場乗客識別部12は乗客の性別を識別するものとし、ここでは、乗場乗客の属性は「男」であるとして以下説明する。
次に、男性である乗場乗客に対して、コンテンツ表示制御装置40はコンテンツ管理テーブル41の中の、コンテンツ種類の中から男性用のコンテンツである乗場コンテンツAを選定し、乗場表示器13に乗場コンテンツAの表示を開始する(S2)。続いて、乗場10の乗場乗客は、乗場呼び登録部14にて乗場呼びを登録する(S3)。
その後、エレベーター制御装置31は、乗場呼び登録部14からの乗場呼びに応答し、かご20を乗場呼び登録の階床に走行させ、到着させる(S4)。
次に、エレベーター制御装置31は、かご20が乗場呼び登録の階床に到着することをコンテンツ表示制御装置40に送信する。すると、コンテンツ表示制御装置40は、表示中の乗場コンテンツAと、乗場コンテンツAの表示総時間15秒と、乗場コンテンツAを乗場表示器13に表示した表示済みの時間(例えば5秒)を記録する(S5)。
次に、エレベーター制御装置31は、かご呼び登録部24に登録されているかご呼び数をコンテンツ表示制御装置40に送信するとともに、かご呼び数が「0」か否かを判断する(S6)。
ステップS6で、エレベーター制御装置31が、かご呼び数が「0」と判断した場合(S6のYES)、すなわち、かご20内にかご内乗客がいないと判断した場合には、エレベーター制御装置31は、かご20が乗場呼び登録の階床に到着したときに、乗場ドア11とかごドア21を開く(S7)。
そして、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を開くことをコンテンツ表示制御装置40に送信し、コンテンツ表示制御装置40は、かご表示器23に表示中のかご内コンテンツ1の表示を一時停止する(S8)。
すると、乗場乗客は、かご20に乗車し、かご呼び登録部24でかご呼び登録(行先階の登録)を行う。
続いて、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じて(S10)、かご呼び登録部24に登録されたかご呼びに応答してエレベーターの走行を開始する。
そして、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じたことをコンテンツ表示制御装置40に送信する。
すると、コンテンツ表示制御装置40は、一時停止中のかご内コンテンツ1の表示を打ち切り、ステップS5で記録している乗場コンテンツAをかご表示器23に継続表示する(S11)。このとき、かご表示器23には、乗場表示器13に既に表示された乗場コンテンツAの時間(例えば5秒)を表示総時間15秒から差し引いた残り時間10秒の乗場コンテンツAが表示される。
ステップS6で、エレベーター制御装置31が、かご呼び数が「0」ではないと判断した場合(S6のNO)、すなわち、かご20内に、かご内乗客がいると判断した場合には、エレベーター制御装置31は、かご呼び数が「1」で、かつかご呼び階が現在かご20が到着している階と一致しているか否かを判断する(S12)。
ステップS12で、エレベーター制御装置31は、かご呼び数が「1」で、かつかご呼び階が現在階である、つまりかご内乗客のかご呼びが、かご20が到着する階と一致すると判断した場合(S12のYES)には、かご20内の全ての乗客は現在到着する階に降車すると判断する。そして、エレベーター制御装置31は、かご20が乗場呼び登録の階床に到着したことを受けて、乗場ドア11とかごドア21を開く(S13)。
次に、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を開くことをコンテンツ表示制御装置40に送信し、コンテンツ表示制御装置40は、かご表示器23に表示中のかご内コンテンツ1の表示を一時停止させる(S14)。そして、かご20内のかご内乗客が降車する(S15)と、かご20に乗車した乗場乗客は、かご呼び登録部24にてかご呼び(行先階)を登録する(S16)。
続いて、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じて(S17)、かご呼び登録部24に登録されたかご呼び(行先階)に応答してエレベーターの走行を開始する。また、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じたことをコンテンツ表示制御装置40に送信する。
すると、コンテンツ表示制御装置40は、ステップS14で一時停止中になっていたかご内コンテンツ1の表示を打ち切り、ステップS5で記録している乗場コンテンツAを、乗場表示器13に表示した時間5秒を表示総時間15秒から差し引いて、残り時間10秒を引き続き表示する(S18)。
ステップS12で、かご呼び数が「1」でない場合、またはかご呼び階が、かごが到着している現在階と一致しない場合(S12のNO)には、エレベーター制御装置31は、かご20が乗場呼び登録の階床に到着したことを受けて、乗場ドア11とかごドア21を開く(S19)。
このステップS19以降の処理は、全てのかご内乗客が、かご20が現在到着している階床で降車せずに、乗場乗客とかご内乗客が同時にかご20内に乗車するケースの処理である。このステップS19以降の処理は、図5にて詳述する。
図5で説明する前に、簡単に説明すると、まず、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を開くことをコンテンツ表示制御装置40に送信し、コンテンツ表示制御装置40は、かご表示器23に表示中のかご内コンテンツ1の表示を一時停止する(S20)。そして、かご20に乗車した乗場乗客は、かご呼び登録部24にてかご呼び(行先階)を登録する(S21)。
次に、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じて(S22)、かご呼び登録部24に登録されたかご呼び(行先階)に応答して、エレベーターの走行を開始する。
また、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じたことをコンテンツ表示制御装置40に送信し、コンテンツ表示制御装置40は、ステップS20で一時停止中のかご内コンテンツ1をかご表示器23に継続表示する(S23)。そして、かご内コンテンツ1の表示が完了すると、コンテンツ表示制御装置40は、ステップS5で記録している乗場コンテンツAを最初からかご表示器23に表示する(S24)。
このようなケースでは、かご内乗客が本来閲覧中のかご内コンテンツ1が継続表示されることになるが、かご内コンテンツ1の表示完了前、またはかご内コンテンツ1に続けて表示する乗場コンテンツAの表示完了前に乗場乗客が降車すると、乗場乗客は、乗場コンテンツAの閲覧ができなくなるという問題が発生する。
この問題を解決するための処理は、図5に示すフローチャートに基づいて詳しく説明される。
<乗場乗客が乗車したかご20にかご内乗客がいる場合のかご表示器23への表示処理>
図5は、本例のエレベーター情報表示装置において、乗場乗客が乗車したかご20に、以前からのかご内乗客がいる場合に乗場コンテンツAの表示を、乗場表示器13からかご表示器23に引き継ぐ処理を示すフローチャートである。
図5は、図4のステップS19以降の処理、すなわち、既に説明したように、かご20内の全てのかご内乗客が、現在かご20が到着している階床に降車せず、乗場乗客とかご内乗客が同時にかご20に乗車するケースの処理である。
まず、エレベーター制御装置31は、かご20が乗場呼び登録の階床に到着したことを受けて、乗場ドア11とかごドア21を開く(S31)。このステップS31の処理は、図4のステップS19の処理と同じである。
エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を開くことをコンテンツ表示制御装置40に送信し、コンテンツ表示制御装置40は、かご表示器23に表示中のかご内コンテンツ1の表示を一時停止する(S32)。すると、かご20に乗車した乗場乗客は、かご呼び登録部24でかご呼び(行先階)を登録する(S33)。
このとき、エレベーター制御装置31は、乗場乗客が登録したかご呼び(行先階)までのかご20が走行に要する時間と、かご内乗客のかご呼び(行先階)までのかご20が走行に要する時間を算出し、コンテンツ表示制御装置40に送信する。
コンテンツ表示制御装置40は、かご20に乗車した乗場乗客のかご呼び(行先階)までの走行に要する時間(乗場乗客の行先階までの到着時間)と、一時停止中のかご内コンテンツ1の残りの表示時間とを比較する(S34)。
ステップS34で、コンテンツ表示制御装置40が、乗場乗客の行先階までの到着時間、つまり乗場乗客のかご呼び(行先階)までの走行を要する時間が、かご内コンテンツ1の残りの表示時間より長くない(短い)と判断した場合(S34のNO)、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じる(S35)。
そして、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じたことをコンテンツ表示制御装置40に送信し、コンテンツ表示制御装置40は、かご内コンテンツ1の端に乗場コンテンツAを表すマークAを表示して、一時停止中のかご内コンテンツ1をかご表示器23に継続表示する(S36)。
この場合、かご20に乗車した乗場乗客はかご呼びの行先階に到着するのが、かご内コンテンツ1の残り表示時間より短くなるので、コンテンツ表示制御装置40は、かご内乗客が見ていたかご内コンテンツ1を継続表示することになる。
ここで、ステップS36でかご内コンテンツ1を継続表示する際には、乗場コンテンツAを表すマークAを表示画面に重畳して表示する。これは、乗場乗客が乗場10の乗場表示器13で見ていた乗場コンテンツAをかご20から降車した後で、手持ちのスマートデバイス等の端末装置で見ることができるようにするためである。
すなわち、図6に示すように、かご表示器23には、かご内コンテンツ1の表示画面70の右上端に、乗場コンテンツAであることを示すマークA(71)が重畳されて表示される。このマークA(71)は、インターネットから再生可能な乗場コンテンツAのマークであり、乗場乗客のスマートデバイスのカメラによって読み取ることができる。
なお、マークA(71)は、コンテンツ配信装置60より予めコンテンツ表示制御装置40に送信され、乗場コンテンツAに対応してコンテンツ管理テーブル41に格納されるマークである(図2参照)。
再び図5のフローチャートに戻って説明を続ける。
ステップS34で、乗車した乗場乗客のかご呼び(行先階)まで走行を要する時間が一時停止中のかご内コンテンツ1の残りの表示時間より長いと判断した場合(S34のYES)の処理について説明する。
ステップ34のYESの場合、コンテンツ表示制御装置40は、かご20に乗車した乗場乗客のかご呼び(行先階)までの走行に要する時間(乗場乗客の行先階までの到着時間)と、一時停止中のかご内コンテンツ1の残りの表示時間及び乗場コンテンツAの表示総時間を足した時間とを比較する(S37)。
そして、ステップS37で,コンテンツ表示制御装置40は、乗場乗客の行先階までの到着時間が、かご内コンテンツ1の残りの表示時間と乗場コンテンツAの表示総時間を足した時間より長いかどうかを判断する。
ステップS37で、コンテンツ表示制御装置40が、乗場乗客の行先階までの到着時間が、かご内コンテンツ1の残りの表示時間と乗場コンテンツAの表示総時間を足した時間より短いと判断した場合(S37のNO)、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じる(S38)。
そして、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じたことをコンテンツ表示制御装置40に送信し、コンテンツ表示制御装置40は、かご表示器23にかご内コンテンツ1を継続表示する(S39)。
かご内コンテンツ1の継続表示が完了すると、コンテンツ表示制御装置40は、かご表示器23に乗場コンテンツAを表示することになるが、その場合、図7に示すように、乗場コンテンツAの表示画面75の右上端に乗場コンテンツAを表すマークA(76)を重畳してかご表示器23に表示する(S40)。
このステップS40で、乗場コンテンツAの表示画面75の右上端に乗場コンテンツAを表すマークA(76)を重畳して表示するのは、乗場乗客が見ようとする乗場コンテンツAの表示総時間15秒が経過するより前に、かご20に乗車した乗場乗客がかご20から降車することになるからである。すなわち、乗場コンテンツAの表示完了前に、かご20から降車した乗場乗客は、自分のスマートデバイスのカメラを用いて、乗場コンテンツAを表すマークA(76)を読み取ることで、かご20から降車した後でも、スマートデバイスを使って、乗場コンテンツAを継続してみることができる。
次に、ステップS37で、エレベーター制御装置31が、乗場乗客のかご呼び(行先階)までの到着時間は、一時停止中のコンテンツ1の残り時間に乗場コンテンツAの表示総時間を足した時間より長いと判断した場合(S37のYES)には、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じる(S41)。
ステップS41以降の処理は、乗場乗客がかご20に乗車してからかご呼び(行先階)まで走行を要する時間が、一時停止中のかご内コンテンツ1の残り時間に乗場コンテンツAの表示総時間を足した時間より長い場合の処理である。
つまり、ステップS37のYESは、乗場乗客がかご20に乗車してから行先階で降車するまでの間に、かご内コンテンツ1の残りを全て表示して、さらに乗場コンテンツAの全て(表示総時間15秒)を表示することができることを意味している。
したがって、コンテンツ表示制御装置40は、かご内コンテンツ1を継続してかご表示器23に表示し(S42)、続いて、乗場コンテンツAをかご表示器23に最初から表示する(S43)。
以上説明したように、本例のエレベーター情報表示装置によれば、乗場乗客が乗場10で閲覧している乗場コンテンツAをかご20に引き継ぐ表示が可能なる。また、かご20にかご内乗客がいる場合でも、かご内乗客は、閲覧しているかご内コンテンツ1を乗場乗客の乗車後にも継続して閲覧することができる。そして、乗場乗客は、かご内コンテンツ1の表示完了後に、かご表示器23で引き続き乗場コンテンツAの閲覧が可能となる。
また、乗場乗客が乗場表示器13で閲覧していた乗場コンテンツAをかご表示器23で最後まで閲覧できなくとも、乗場乗客は、自身のスマートデバイスのカメラによりマークAを読み取ることで、引き続き、インターネットから乗場コンテンツAの閲覧が可能になる。
なお、マークA(71、76)は、一般的にはインターネートのWebアドレスの文字例を埋め込んだ二次元コードである。
<かご内乗客が乗場10に降車した場合の乗場表示器13への表示処理>
次に、図8~図10を参照して、かご内乗客が乗場10に降車した場合のかご表示器23から乗場表示器13へ表示を引き継ぐ処理について説明する。
図8は、本例のエレベーター情報表示装置において、かご内乗客がかご20から乗場10に降車した場合に、かご表示器23から乗場表示器13に表示を引き継ぐ処理を示すフローチャートである。
まず、かご20のかご乗客識別部22は、かご内乗客の属性を識別する(S51)。本例のエレベーター情報表示装置では、かご乗客識別部22は、かご内乗客の性別を識別する。ここでは、かご内乗客の属性は、「女」であるとして以下説明する。
次に、コンテンツ表示制御装置40は、かご内乗客に対して、コンテンツ管理テーブル41の中で、女性用のコンテンツ種類であるかご内コンテンツ1を選定し、かご表示器23でかご内コンテンツ1の表示を開始する(S52)。
次に、かご内乗客は、かご呼び登録部24にてかご呼びを登録する(S53)。すると、エレベーター制御装置31は、ステップS53のかご内乗客のかご呼びに応答し、かご20をかご呼び登録の階床に走行させて到着させる(S54)。
次に、エレベーター制御装置31は、かご20が乗場呼び登録の階床に到着することをコンテンツ表示制御装置40に送信し、コンテンツ表示制御装置40は、表示中のかご内コンテンツ1と、かご内コンテンツ1の表示総時間15秒と、かご内コンテンツ1がかご表示器23で既に表示済みの時間(例えば5秒)を記録する(S55)。
そして、エレベーター制御装置31は、乗場呼び登録部14に登録されている、かご20が到着する階床の乗場呼び数、かご20が到着する階床の乗場呼びの方向(上方向または下方向)、及びかご20の走行方向(上方向または下方向)をコンテンツ表示制御装置40に送信する。すると、コンテンツ表示制御装置40は、かご20が到着する階床の乗場呼び数が「0」か否かを判断する(S56)。
ステップS56で、乗場呼び数が「0」と判断した場合(S56のYES)、エレベーター制御装置31は、かご20がかご呼び登録の階床に到着したならば、乗場ドア11とかごドア21を開く(S57)。すなわち、乗場呼び数「0」とは、乗場10に乗場乗客がいないということである。乗場10に乗場乗客がいない場合でも、乗場10に降車するかご内乗客がいるので、エレベーター制御装置31は、かご20が到着している階床の乗場ドア11とかごドア21を開く。
すると、かご20が到着した階床の乗場10に、かご20内に乗車しているかご内乗客が降車する(S58)。
ステップS58でかご内乗客が降車すると、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じる(S59)。そして、エレベーター制御装置31は乗場ドア11とかごドア21を閉じたことをコンテンツ表示制御装置40に送信する。
すると、コンテンツ表示制御装置40は、乗場表示器13に表示中の乗場コンテンツAの表示を打ち切り、ステップS55で記録したかご内コンテンツ1と、かご内コンテンツ1の右上端にかご内コンテンツ1であることを示すマーク1を重畳して、乗場表示器13に継続表示する(S60)。
このとき、かご表示器23で表示されたかご内コンテンツ1は、かご表示器23で表示された時間(例えば5秒)後から乗場表示器13に表示される。
図9は、ステップS60で表示されるかご内コンテンツ1の表示画面80と、表示画面80の右上端に表示したかご内コンテンツ1を表す重畳されたマーク1(81)を示している。ここで、既に図5で説明した乗場コンテンツAと同様に、かご内コンテンツ1についても、かご内乗客が乗場10に降車した後に、自分のスマートデバイスのカメラを用いて、かご内コンテンツ1を表すマーク1(81)を読み取ることで、乗場10から離れても、自分のスマートデバイスを使って、かご内コンテンツ1を継続してみることができる。
一方、ステップS56で、乗場呼び数が「0」ではない場合(S56のNO)、エレベーター制御装置31は、かご20が到着している階床の乗場に乗場乗客が乗場待ちしていると判断する。この場合、次に、エレベーター制御装置31は、かご20の走行方向と、乗場呼びの方向を比較し、エレベーターの走行方向が乗場呼びの方向と異なるか否かを判断する(S61)。
ステップS61で、エレベーター制御装置31が異なる方向の乗場呼びではないと判断した場合(S61のNO)には、エレベーターかご20の到着を待っている乗場乗客が乗場10にいると想定される。
エレベーター制御装置31は、かご20がかご呼び登録があった乗場10の階床に到着したことを受けて、乗場ドア11とかごドア21を開く(S62)。すると、かご20のかご内乗客が降車し(S63)、続いて、乗場10でかご20を待っていた乗場乗客がかご20に乗車する(S64)。
ステップS64で乗場乗客がかご20に乗車すると、エレベーター制御装置31は乗場ドア11とかごドア21を閉じる(S65)。
次に、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じたことをコンテンツ表示制御装置40に送信し、コンテンツ表示制御装置40は、乗場表示器13の乗場コンテンツAの表示を打ち切り、ステップS55で記録しているかご内コンテンツ1を乗場表示器13に表示する。ここでも、コンテンツ表示制御装置40は、かご内コンテンツ1にかご内コンテンツ1であることを示すマーク1を重畳して乗場表示器13に継続表示する(S66)。すなわち、図9の表示画面80と、表示画面80の右上端にマーク1(81)が重畳された表示画面が、ステップS66でも乗場表示器13に表示される。
ステップS61で、エレベーターの走行方向とは異なる方向の乗場呼びがあるとエレベーター制御装置31が判断した場合(S61のYES)には、乗場10に乗場乗客がいても、乗場乗客は、エレベーターの走行方向が異なるかご20に乗車しない可能性が大きい。
したがって、以下では、乗場乗客がかご20に乗車しない場合について説明する。この場合、エレベーター制御装置31は、かご20が乗場呼び登録の階床に到着したことを受けて、乗場ドア11とかごドア21を開く(S67)。すると、かご20からかご内乗客が降車する(S68)。このとき、乗場乗客はかご20に乗車しない。
ステップS68で、かご20からかご内乗客が降車すると、エレベーター制御装置31は、乗場ドア11とかごドア21を閉じる(S69)。そして、エレベーター制御装置31は乗場ドア11とかごドア21を閉じたことをコンテンツ表示制御装置40に送信する。これを受けて、コンテンツ表示制御装置40は、再生中の乗場コンテンツAに、かご内乗客のスマートデバイスのカメラにより読み取ることが可能な、そしてインターネットから再生可能なかご内コンテンツ1のマーク1を重畳させて継続表示する。
図10は、ステップS70で表示される表示画面85の例を示している。図10に示すように、乗場コンテンツAの表示画面85の右上端にマーク1(86)が重複表示されている。このマーク1(86)は、かご内コンテンツ1であることを示すマークである。このマーク1をかご内乗客のスマートデバイスのカメラにより読み取ると、インターネットを通して、自身のスマートデバイスによりかご内コンテンツ1を再生することが可能になる。
なお、マーク1(86)は、コンテンツ配信装置60から予めコンテンツ表示制御装置40に送信され、図2に示したコンテンツ管理テーブルに格納されるマークである。
なお、マーク1(86)は、図6及び図7に示した乗場コンテンツAを示すマークAと同様に、一般的にはインターネートのWebアドレス文字例を埋め込んだ二次元コードである。
以上説明したように、本発明の第二の実施形態例によれば、かご内乗客がかご20で閲覧しているかご内コンテンツ1を乗場10の乗場表示器13で引き続き表示することが可能になる。また、乗場10に乗場乗客がいる場合でも、乗場乗客が乗場10で閲覧している乗場コンテンツAは、乗場乗客がかご20に乗車した場合に、かご20内で継続表示となり、乗場乗客は乗場コンテンツAを引き続きかご表示器23で閲覧することができる。
また、かご内乗客がエレベーターのかご20から乗場10に降車し、すぐその場に離れられるように、スマートデバイスのカメラよりかご内コンテンツ1のマーク1を読み取ることで、かご内乗客は、引き続きインターネットからかご内コンテンツ1の閲覧をすることが可能になる。
なお、本発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形態様が含まれる。前述した実施の形態は、本発明を分かりやすく説明するために説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではなく、適宜、その他の構成にも応用できる。
10…乗場、11…乗場ドア、12…乗場乗客識別部、13…乗場表示器、14…乗場呼び登録部、20…かご、21…かごドア、22…かご乗客識別部、23…かご表示器、24…かご呼び登録部、30…エレベーター制御盤、31…エレベーター制御装置、40…コンテンツ表示制御装置、41…コンテンツ管理テーブル、50…ネットワーク、60…コンテンツ配信装置、70…かご内コンテンツ1の表示イメージ(マークA付)、71、76…乗場コンテンツAのマーク、75…乗場コンテンツAの表示イメージ(マークA付)、80…かご内コンテンツ1の表示イメージ(マーク1付)、81、86…かご内コンテンツ1のマーク、85…乗場コンテンツAの表示イメージ(マーク1付)

Claims (14)

  1. かご表示器及び乗場表示器の表示を制御するコンテンツ表示制御装置を備えるエレベーター情報表示装置であって、
    前記コンテンツ表示制御装置は、
    かごが乗場に到着した際に、乗場乗客が乗車する前記かごに引き続き乗車しているかご内乗客がいない場合には、かご内で提供していたかご内コンテンツの表示を中止し、乗場乗客が前記乗場で提供を受けていた乗場コンテンツを前記かご表示器に表示し、
    前記かごが乗場に到着した際に、乗場乗客が乗車する前記かごに引き続き乗車しているかご内乗客がいる場合には、かご内乗客が提供を受けていた前記かご内コンテンツの表示完了後に、乗場乗客が前記乗場で提供を受けていた前記乗場コンテンツを前記かご表示器に表示することを特徴とするエレベーター情報表示装置。
  2. さらに、前記コンテンツ表示制御装置は、前記かごが前記乗場に到着した際に、かご内乗客が降車する前記乗場に乗場乗客がいない場合には、前記乗場で提供されていた乗場コンテンツの表示を中止し、かご内乗客が前記かご内で提供を受けていたかご内コンテンツを前記乗場表示器に表示し、
    かご内乗客が降車する前記乗場に、引き続き乗場乗客がいる場合には、乗場乗客が提供を受けていた前記乗場コンテンツの表示完了後に、かご内乗客が前記かご内で提供を受けていた前記かご内コンテンツを前記乗場表示器に表示する
    請求項1に記載のエレベーター情報表示装置。
  3. 前記コンテンツ表示制御装置は、コンテンツ管理テーブルを有しており、
    前記コンテンツ表示制御装置は、前記乗場に設けられた乗場乗客識別部によって識別された乗場乗客の識別結果に従って、前記コンテンツ管理テーブルから乗場乗客に適した乗場コンテンツを選定して前記乗場表示器に表示し、
    前記かご内に設けられたかご内乗客識別部によって識別されたかご内乗客の識別結果に従って、前記コンテンツ管理テーブルからかご内乗客に適したかご内コンテンツを選定し、前記かご表示器に表示する
    請求項1または2に記載のエレベーター情報表示装置。
  4. 前記コンテンツ表示制御装置は、
    前記乗場に設けられる乗場呼び登録部と、前記かご内に設けられるかご呼び登録部に接続され、前記乗場呼び登録部からの乗場呼び、及び前記かご呼び登録部からのかご呼びに基づいてエレベーターのかごを走行させるエレベーター制御装置から、前記乗場から前記かごへ乗車する乗場乗客の乗場呼び登録数、及び前記かごから前記乗場へ降車するかご内乗客のかご呼び登録数を受信する
    請求項3に記載のエレベーター情報表示装置。
  5. 前記エレベーター制御装置は、前記乗場呼び登録部からの乗場呼び登録数と、前記かご呼び登録部からのかご呼び登録数から、かご内乗客の有無を判断し、判断の結果を前記コンテンツ表示制御装置に送信し、
    前記コンテンツ表示制御装置は、かご内乗客がゼロか、またはかご内乗客が全て降車して、その後で乗場乗客がかごに乗車した場合には、前記かごが前記乗場に到着する前に、前記かご表示器に表示していた前記かご内コンテンツの表示を打ち切って、前記乗場表示器で表示されていた前記乗場コンテンツを、前記乗場表示器に表示した時間の続きから前記かご表示器に継続して表示する、
    請求項4に記載のエレベーター情報表示装置。
  6. 前記エレベーター制御装置は、前記乗場呼び登録部からの乗場呼び登録数と、前記かご呼び登録部からのかご呼び登録数から、かご内乗客の有無を判断し、判断の結果を前記コンテンツ表示制御装置に送信し、
    前記コンテンツ表示制御装置は、かご内乗客が全て降車しないで、前記かご内に前から乗車していたかご内乗客と、新たに乗車した乗場乗客が一緒にいる場合には、
    前記かごが前記乗場に到着前に、前記かご表示器に表示されていた前記かご内コンテンツを継続表示し、前記かご表示器に表示中の前記かご内コンテンツの表示完了後、乗場乗客が乗車する前に前記乗場表示器に表示されていた前記乗場コンテンツを、前記かご表示器に最初から表示する、
    請求項4に記載のエレベーター情報表示装置。
  7. 前記コンテンツ表示制御装置は、
    前記かごに乗車した乗場乗客が前記かご呼び登録部により登録したかご呼びに対して、前記かごが前記かご呼びの階床まで走行する時間と、前記かご表示器に表示中の前記かご内コンテンツの残時間とを比較し、
    前記かご表示器に表示中の前記かご内コンテンツの表示完了前に、前記かごに乗車した乗場乗客が降車する場合には、
    前記かご内コンテンツを継続表示するが、前記かご内コンテンツの表示画面の端に、乗場乗客がかごに乗車する前に前記乗場表示器に表示されていた前記乗場コンテンツを表すマークを重畳して継続表示する
    請求項4に記載のエレベーター情報表示装置。
  8. 前記マークは、乗場乗客のスマートデバイスのカメラで読み取ることができ、インターネットにより前記乗場コンテンツを閲覧可能とするマークである、
    請求項7に記載のエレベーター情報表示装置。
  9. 前記コンテンツ表示制御装置は、
    乗車した乗場乗客による前記かご呼び登録部からのかご呼びに対して、前記かごが、かご呼びの階床まで走行する時間と、前記かご表示器に表示中の前記かご内コンテンツと、前記乗場コンテンツの総時間に足した時間と比較し、
    前記かご表示器に表示中の前記かご内コンテンツの表示が完了し、その後表示する前記乗場コンテンツの総時間の表示が完了する前に、乗車した乗場乗客が降車する場合には、
    前記かご内コンテンツを継続表示して、前記かご内コンテンツの表示完了後に、前記乗場コンテンツの表示画面の端に前記乗場コンテンツのマークを重畳して前記かご表示器に表示する、
    請求項4に記載のエレベーター情報表示装置。
  10. 前記コンテンツ表示制御装置は、
    乗車した乗場乗客による前記かご呼び登録部からのかご呼びに対して、前記かごが、かご呼びの階床まで走行する時間と、前記かご表示器に表示中の前記かご内コンテンツと、前記乗場コンテンツの総時間に足した時間と比較し、
    前記かご表示器に表示中の前記かご内コンテンツの表示が完了し、その後表示する前記乗場コンテンツの総時間の表示が完了してから乗車した乗場乗客が降車する場合には、
    前記かご表示器に、前記かご内コンテンツを継続表示して、前記かご内コンテンツの表示完了後に、前記乗場コンテンツを最初から前記かご表示器に表示する、
    請求項4に記載のエレベーター情報表示装置。
  11. 前記エレベーター制御装置は、前記乗場呼び登録部からの乗場呼び登録数と、前記かご呼び登録部からのかご呼び登録数から、かご内乗客の有無を判断し、判断の結果を前記コンテンツ表示制御装置に送信し、
    前記コンテンツ表示制御装置は、前記乗場呼び登録数がゼロか、または前記乗場での前記乗場呼びの方向がかごの走行方向と同じ場合には、
    前記乗場表示器に表示していた前記乗場コンテンツの表示を打ち切って、前記かご表示器で表示されていた前記かご内コンテンツを、前記かご内コンテンツを表すマークを重畳して前記かご表示器に表示した時間の続きから前記乗場表示器に継続して表示する、
    請求項4に記載のエレベーター情報表示装置。
  12. 前記エレベーター制御装置は、前記乗場呼び登録部からの乗場呼び登録数と、前記かご呼び登録部からのかご呼び登録数から、かご内乗客の有無を判断し、判断の結果を前記コンテンツ表示制御装置に送信し、
    前記コンテンツ表示制御装置は、前記乗場での前記乗場呼びの方向がかごの走行方向と異なる場合には、前記乗場表示器に乗場乗客用に表示した乗場コンテンツを継続するとともに、乗場コンテンツの表示画面の端にかご内コンテンツを表すマークを重畳して乗場表示器に表示する
    請求項4に記載のエレベーター情報表示装置。
  13. かごが乗場に到着した際に、乗場乗客が乗車する前記かごに引き続き乗車しているかご内乗客がいない場合には、かご内で提供していたかご内コンテンツの表示を中止し、乗場乗客が前記乗場で提供を受けていた乗場コンテンツを表示する手順と、
    前記かごが前記乗場に到着した際に、乗場乗客が乗車する前記かごに、引き続き乗車しているかご内乗客がいる場合には、かご内乗客が提供を受けていた前記かご内コンテンツの表示完了後に、乗場乗客が前記乗場で提供を受けていた前記乗場コンテンツを表示する手順と、を含む
    エレベーター情報表示方法。
  14. 乗場に配置される乗場表示器、乗場呼び登録部、かご内に配置されるかご表示器、かご乗客識別部及びかご呼び登録部と、エレベーター制御装置と、コンテンツ表示制御装置とを備えるエレベーターであって、
    コンテンツ表示制御装置は、
    前記かごが前記乗場に到着した際に、乗場乗客が乗車する前記かごに引き続き乗車しているかご内乗客がいない場合には、かご内で提供していた前記かご内コンテンツの表示を中止し、乗場乗客が前記乗場で提供を受けていた乗場コンテンツを前記かご表示器に表示し、
    前記かごが前記乗場に到着した際に、乗場乗客が乗車する前記かごに引き続き乗車しているかご内乗客がいる場合には、かご内乗客が提供を受けていた前記かご内コンテンツの表示完了後に、乗場乗客が前記乗場で提供を受けていた前記乗場コンテンツを表示する
    ことを特徴とするエレベーター。
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